俺は素早くリモコンを電話に接続し、ヘッドセットをつけた。両手を自由にするためだ。それから仰向けになり、下着を脱いだ。電話から聞こえてくる喘ぎ声に、ちんぽがびんびんになっている。
「ああ、ご主人様ぁ・・・私、すごく濡れてるの。お願いです。いってもいいでしょう?いかせて・・・許可をください・・・」
まだ、卵型バイブをいれたままにしているようだ。俺はゆっくりとリモコンのダイヤルを回した。
「あぁ。いぃぃぃ・・・」
先生がベッドで悶え始めるのが見て取れるようだ。隣には旦那が寝ているというのに。
さらにもう少し強度をあげた。
「あぁ、ご主人様あぁぁぁぁ・・・」
俺は空いてる手でちんぽを握り、ゆっくりと擦り始めた。触るとすぐにもいきそうだった。
それにしても、俺はグラフ先生が自分から電話をかけてくるとは思ってもいなかった。だが、電話をしてきたのだ。
いきなり、強度を中間レベルまで上げた。
「あっ、あっ、あっ、・・・」
先生の息遣いが短くなってくる。俺はダイアルのレベルを、ゼロから100%の範囲で、強めたり弱めたりを繰り返した。
「自分で乳首をつねるんだ」
「あぁ、いかせて、お願い・・・ご主人様ぁぁ・・・もう、許して・・・」
「まだ、ダメだ・・・俺がいいと言うまで、いってはならない」
「お願い、ご主人様・・・もう一度、いきたいの・・・私、いい奴隷だったでしょう? いく前に、ご主人様にお許しをもらおうと電話したのよ・・・」
こんな甘い声で言ってくる先生は初めてだった。だが、俺は、いきなりバイブのレベルをゼロにした。
「ああ、いやっ・・・」
「まだ、いくなと言ったはずだ!」
「ああん・・・お願い、ご主人様・・・」
ほとんど泣き声に近くなっている。だが、息遣いは荒いままだ。自分で触っているのが分かった。
「今すぐ、股の間から手を離せ。これは命令だ」
「ああん、お願い、ご主人様・・・気が狂っちゃう・・・いかせて、お願いだから・・・」
「俺がそこに置いていったボールが数珠つなぎになったのがあるだろう? そいつを持ってきて、その最初の玉をお前の柔くてすぼまった尻の穴に入れるんだ・・・」
「・・・俺の言ったことが分かったか?」 俺はかすれた声になっていた。
「・・・うっ!」 電話の向こう、グラフ先生が喘ぐのが聞こえた。ベッドの上でのたうっているようだ。
何秒か無音状態が続いたが、その後、腹の奥から搾り出すような唸り声が聞こえた。
「うぅぅぅぅ・・・・・」
どうやら、最初の玉をアヌスに入れたのだろう。
「よし・・・今度は二番目の玉だ」 優しく囁きかけた。
またも、無音状態が続き、そして、その後、低い唸り声がした。
「ああ、ここじゃダメ・・・お願い、下のリビングに行ってもいいでしょう? 下に行かせて・・・このままじゃ、夫を起こしてしまう・・・」
「ダメだ!」 俺は強い調子で言った。「次に、三つ目だ。お前のスケベな尻に入れろ」
電話の向こう、必死になって声を上げまいとしているのが分かる。
「よし、今度は4つ目・・・」 指示を与えながら、俺は右手で分身をしごき続けた。
「あっ! あっ! うぅぅぅぅ・・・・ご主人様ぁぁぁ!」 ガサゴソと音がし、グラフ先生がベッドで激しく悶えているのが分かる。
「よし・・・次に5つ目を入れろ」
俺は睾丸に手を当て、弱く搾り始めた。
「うっ! ああ! お願い、もうダメ。ご主人様、お願いです・・・もう、いきそうなの」
「ダメだ、堪えろ! 今いったら、後で厳しくお仕置きするからな! 6番目も入れるんだ!」
「ああぁぁぁぁぁん・・・!」
またも叫び声が聞こえた。6番目の銀玉が先生のアヌスに入ったのだろう。
「もう、ダメ・・・いや、いや、いや、いや・・・・もう、ああっ、もう!!!」
激しい息遣い。それに泣き声。それが途切れなくなってきている。オーガズムの崖っぷちに来ているのだろう。
「よし、最後の一個だ! お前の淫らなアヌスに突っ込め!」
俺のほうも、プレカムが溢れてきて、手がぬるぬるし、ジンジン感じてくる。
「ああぁぁぁぁ・・・い、いきそうぅぅぅぅぅ!!!」 本当に大きく声に出して叫びそうになっている。
「ご、ご主人様! もう、ダメ。いかせて! お願い! 後でお仕置きしてもいいから、もう、いかせて!」
「まだ、ダメだ!」
俺はリモコンに手をかけながら言った。ダイアルをゆっくりと回す。途端に、電話の向こうから、低い唸り声が聞こえた。ガサゴソと音がし、声がくぐもった。多分、枕を顔の上に乗せて、顔を塞いだのだろう。ハアハアと、まるでマラソンをしているような息遣いが聞こえる。
「もうダメなの、いきそうなの。お願い、許して!!」
「うつ伏せになれ」 そう言って、もう少しレベルを上げた。
「ううううぅぅぅっぅ・・・!!!」 先生が体勢を変えた音が聞こえた。
旦那のいびきがかすかに聞こえる。その他は、電話口に先生の口が当たっているのか、先生の吐く息がじかに吹きかけられ、ザアザアとした音が大半になった。
「腹の下に枕を入れるんだ」
リモコンを巧妙に操りながら、優しく命令した。先生が命令に従う音がする。
「ハア、ハア・・・もう、いきそう・・・いきそうなの・・・」
「まだだ! いくなよ! ・・・脚を広げろ!」
「うぅぅぅっ!」
「その姿勢で、手を胸に当てて、乳首をつねるんだ」
俺はリモコンのダイヤルを一気にゼロにした。まだ、いかせるわけにはいかない。
「・・・・うっ! はあぁぁぁ・・・感じるぅぅぅ!」
命令に従って、乳首をつねっているようだ。
俺はまたリモコンを操作し、最低レベルと中間レベルの間を、ゆっくりと行ったり来たりさせた。そうしながら、徐々に強度を上げていく。
「ああっ、うっ、ご主人様・・・また、いきそうに・・・」
「まだだぞ!」 今や、リモコンの強度は、中間から高速の間を行き来させている。
「あっ、あっ、あっ・・・いやっ! ああっ!」
今度は、リモコンのダイヤルをゼロから最大の間を狂ったように行き来させた。
「ああ、いく、いく、いく・・・・もう、ダメっ!・・・・」
「よし、俺の言う通りにしてアヌスに入れた玉を抜くんだ。最初のが抜けたら、いってもいいぞ!」
「ああ、いっくぅぅぅ・・・・!」
「もう一個、抜け!」 俺も先生に合わせて、右手を激しく動かし始めた。
「うう・・・いいぃぃぃ・・・」 狂ったように息を電話に吐きかけている。
「もう一個、いいぞ!」
「ああうううっ・・・むむむ・・・」
声が気になったのか、マットレスに顔を押し付けたようだ。叫び声がくぐもった。
「もう一個! 抜け!」
「ぐううううう!」 もう、自分でも抑えきれない様子で叫んでいた。
「ああ、すごい! 止まらないの! こんなのって! ああぁぁぁ、いいぃぃぃ!!」
俺の方も限界に近づいていた。
「よし! 残りの3つ、一気に引っこ抜け!」
甲高い悲鳴が聞こえた。
「あっ、あっ、あっ・・・ああぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は背中を反らせた。右手を狂ったように動かした。身体の全神経がビリビリと反応するのを感じた。緊張が高まり、両足の指が内側に曲がる。先生の悲鳴を聞き、俺の睾丸は一気に反応し、沸騰した。次の瞬間、精液が肉茎の中を駆け上り、噴出し、宙を飛んだ。
強い興奮に呆然としていたのだろう。気がついたら、顔や、胸、それに腹にとろりと白濁が流れていた。
電話の向こうは静かになっていた。物音一つ聞こえない。先生は失神したらしい。よく耳をそばだてて聞くと、旦那のいびき声が聞こえた。他は何も聞こえなかった。俺は電話を切った。