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寝取られサークル 1 (2) 


この話しを聞きながら、ブルースは焦ってしまった。あまりに興奮してしまい、妻の目から勃起してきていることを隠すため、座りなおさなければいけなかったからだ。

しかし、彼の反応は、リンダに気づかれずにいたわけではなかった。リンダは脚を組んで、美しい太ももをブルースに見せた。こうすると、いつも決まって夫が興奮するのを知っていた。グラスを傾け、一口すすりながら、グラスの向こう端ごしに彼の様子を観察し、再び話しを続けた。

「ちょっと想像してみてよ。あの可愛らしい若妻のサラが、23センチはある太くて黒いアレを持った男と一緒にベッドにいて、身悶えしながら、入れてもらうのを待っている姿。そして、ビルが部屋の隅に座って、その様子を見ているの・・・」

ブルースには容易に想像できた。実際、サラとはこの1年、何度か一緒にベッドに入ったことがある。その度に、自分は何て運が良いのだろうと感じたものだった。ただ、サラと一緒になったとき、一つだけ問題があって、サラのセックスは極度にエネルギッシュで、速くて激しいピストン運動を要求することだった。そのため、サラがようやく感じ始めた頃には、ブルースが終わってしまうのが普通だった。

ともかく、ブルースは、頭に浮かんだ黒人と寝ているサラのイメージに没頭し、気がつくと呼吸が荒くなっていたのだった。

「・・・それで、サラが、今度はマリイにその時のことを話したの。そうしたら、あなたに信じられるかどうか分からないけど、マリイはすごく興奮して、乗り気になった様子なの。どうやらマリイも、前から黒人男とするのを夢想していたみたい。そして、ご主人のジムを説得して付き合わせたの。・・・彼女も同じ黒人と!」

「うわあ!」 ブルースは、この禁断の光景のイメージに圧倒されていた。「どうりで、最近、マリイとジムも来なくなったわけだ」

「まさに、その通りね。とにかく、サラとビル、それにマリイとジムの夫婦と、あと何人かは、今は別のパーティに通っているわ。サラたちが知り合いになった別の夫婦が主催している特別パーティに。みんな黒に染まってしまったのよ、ブルース!」

「完全に?」 ブルースは呆然としていた。

「完全に! でも、驚きなのは、男の人がこれを黙従していることだわ。信じられないと思わない、あなた?」

「うむ、確かに」

「ブルース? 私に飲み物のお代わり、くれる?」 リンダは甘えた声で頼んだ。

おっと、まずいとブルースは思った。今は立ち上がりたくなかったのである。立ち上がったら、自分が興奮していることがはっきりしてしまいそうな不安があった。だが、リンダは空になったグラスを突き出しているので、彼には断ることができなかった。まあ、多分、これだけ暗くなっているから、リンダは気づかないだろう。そう、ブルースは思った。

リンダは、ちゃんと気づいていた。ただ、気づかないふりを続けた。まさにサラが予想した通りだった。自分の夫も、何年も連れ添った妻が黒人男に抱かれることを思って興奮している。リンダは、ブルースがグラスを取り、お代わりを作るために素早く背中を見せたのを見ながら、彼に気づかれないように笑みを浮かべた。

ブルースがお代わりを作って戻ってくると、リンダは受け取り、一口すすり、脚を組み直した。そして、小さく溜息をついた。

「ん? どうした?」

「あ、いえ、何も・・・ちょっと飲みすぎたのね。それに、ずいぶん長くあの集まりがなかったからかもしれないけど・・・ただ、ちょっとサラの代わりに自分がなったところを想像しようとしていたの。でも、どういうわけか、想像できないのよ。私が裸になってベッドに横になっていて、足を大きく広げている。そして誰か知らないけど黒人男が大きなアレを私のあそこに押し込もうとしている。それをあなたが座って見ている・・・なんて無理だわ。あなたは想像できる?」

「あ、いや、僕も・・・」

「つまり、多分、そんなに大きいのは受け入れられないと思うの・・・たとえ、興奮していて、入れて、お願いって思っているにしてもね」

いまや、ブルースは興奮で狂いそうな状態だった。

「・・・それにたとえ受け入れられたとしても、私、不安になると思うの。自分を抑えきれなくなって、狂ったような状態になるんじゃないかって。しかも、それをあなたが見ているわけでしょう・・・」

「ああ、ぼ、僕は・・・」 ブルースにはそれしか言えなかった。

「ん、もう・・・その時、ビルやジムは、どんな気持ちだったんだろう。どんな反応をしたのかしら?」

「ああ、二人に訊いてみると良いかも・・・」 ブルースは思い切って言ってみた。

「そうね・・・一度、お酒でも飲みましょうって、マリイとジムを家に誘って、じかに話しを聞くと面白いかもしれないわ。二人の観点からの意見を教えてもらうの。だって、私たち、ビルとサラよりは、マリイとジムの方をずっと知っているでしょう? スウィングを始める前からの知り合いなんだもの。どう思う?」

「ああ、そうだな。そうしよう」 ブルースは、できるだけ何気ない返事に聞こえるように演技した。

リンダは、途端に目を輝かせた。想像したよりも、ことが簡単に進んでる。

「良かったわ。きっととても興味深いはずよ」


[2009/09/30] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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