ケイトが俺の耳たぶを甘噛みしながら、ポロシャツをたくし上げるのを感じた。彼女の温かい生肌が俺の身体に触れる。ケイトはさらに耳や首筋を舐めながら、両手をシャツの中に這わせ、徐々に胸へとあがってきた。
頭を俺の頭の横に預けるようにして、首筋をぺろぺろ舐め、同時に俺の乳首を軽くつまんだ。温かい息を俺の耳に吹きかけながら、舌を尖らせ、耳穴をほじり始めた。ハアハアという吐息やぬちゃぬちゃした湿った音が間近に聞こえ、頭の中が痺れてくる。突然、乳首を強めにつねられ、俺はたまらなくなって、喘ぎ声を漏らした。
この快感、信じられないほどだ。身体の全神経に火がついたようになっていた。
官能的な快感に浸りながら、目を半分閉じていると、ケイトはゆっくりと俺のポロシャツを引き上げにかかった。彼女が何をしようとしてるのか察し、俺は両腕を上げ、万歳の形になった。ケイトはさっと素早い動きで、俺のシャツを頭から脱がせた。
再び俺の背中にケイトが身体を押し付けた。薄地のトップ越しとはいえ、背中にあの柔らかな乳房が押し付けられているのが分かる。またも、舌で耳を責めながら、胸を優しく愛撫された。
突然、ケイトは、柔らかな手のひらでの愛撫をやめ、爪を立てて肌を引っかき始めた。あの爪で乳首をカリカリと引っかかれる。この女、男の乳首への愛撫の仕方を心得ている。俺は、またも、快感のうめき声をあげた。
ケイトは右手を胸から離し、俺の顔へ上げた。その手で俺の顔を後ろに向かせた。斜め後ろを向いた俺の唇に彼女の唇が重なる。ロマンティックなキスが始まった。俺が口を開けると、ケイトの舌が口の中に滑り込んできた。
互いに舌を吸い合う。まるで恋人同士が行うような、甘く官能的なキスだ。かなり長時間キスを続けながら、ケイトはゆっくりと移動し、俺のまん前に来た。まだ服の上からだが、彼女のたぷたぷのおっぱいが俺の胸の素肌に触れる。舌は俺の舌全体を舐め回り、さらには、リップを塗るかのように、唇の輪郭をなぞった。
ケイトはキスをしながら、両手で俺の顔を挟んだ。そのまま、ゆっくりと唇を俺の唇からあごへと滑り降ろしていく。両手で俺の頭を後ろへ傾け、さらにキスを続け、あごから喉、そして胸へと降りていった。
両手をゆっくりと降ろし始め、頭から肩、そして胸へとずらした。同時に唇は俺の乳首へと向かっていった。温かい息を乳首に吹きかけられる。さらに熱い舌で乳首を中心に円を描き始めた。
固くなった乳首を、舌でつんつんと弾かれた。俺は思わず、「ああっ・・・」と声を出した。
もう一方の乳首は指で何度もつねられている。この刺激に、体中がゾクゾクとし、すべての体毛が逆立つようだった。
突然、乳首を噛まれた。歯を使って、カリカリと擦られる。
「うううぅぅぅぅ・・・」
ケイトはさらにキスを続け、ゆっくりと腹へと降りていった。いつの間にか、床にひざまずいている。下を向き、ケイトを見ると、今は俺のへその周りをぺろぺろと舐めていた。ケイトはひざまずいたまま俺を見上げ、視線を合わせながら、ズボンのベルトのバックルを外し始めた。