リチャードは、メモリーカードを交換すると、今度は潤滑液を取って、指でアヌスをいじるように言った。私は雑誌の男たちの写真を見て興奮していることになっているので、もちろん、言われた通りにしなければならなかった。実際、私は興奮していたものの、それは雑誌の写真とは関係なかった。
シャワーから出て、ベッドに移動するまでの間に、すでに勃起状態ではなくなっていた。でも、お尻に手をやり、指であそこをいじっているうちに、また興奮が戻ってきた。さっき言ったように、それは雑誌の写真とは関係ない。確かに、写真に写っている男たちは格好良い人たちだし、その人たちに抱かれても構わないとは思っていたけれど、私が興奮した理由は、リチャードやトレーシーが見ている前で、指でアヌスをいじるという状況の方だった。何秒も経たないうちに、私はまた勃起していた。
カメラに向かって勃起したクリトリスをいじって見せた。さらに、アヌスに黒いディルドを入れた。後でリチャードが話してくれたけれど、特にディルドを入れた後は、かなり素晴らしいショットが撮れたらしい。
突然、止めるように言われ、今度は仰向けになって、オナニーをするように言われた。私は、何も考えず、指示に従った。
ディルドをお尻に突き刺したまま、仰向けに転がった。そしてクリトリスを握り、しごき始めた。同時に、左手を胸に持っていって、乳首をつねった。自然に甘い喘ぎ声が出て、ずっと喘ぎっぱなしになっていた。とても興奮してしまい、部屋に他の人がいるのを忘れてしまったほど。
何分かしているうちに、オーガズムの縁に差し掛かっていた。両目をつむり、頭を後ろに倒してのけぞる。甘い声が唇から漏れている。その間、ずっとシャッターの音が聞こえていた。何枚も写真を撮ってるのだろう。
「そこで、止めて!」
爆発しそうになった瞬間、トレーシーの叫び声が聞こえた。あんまり限界に近づいていたので、危うく、彼女の声を聞きそこなうところだった。何とかこらえて、クリトリスから手を離し、ゆっくりと目を開けた。そして、目の前の光景に、本当にびっくりしてしまった。
ベッドの裾に、とても素敵なルックスの若者が立っていたのだった。年のころは22か23歳くらい。180センチほどの身長で、脱色したブロンド髪をしている。黒いTシャツを着ていて、ズボンはスケートボーダーが履くようなバギーの半ズボンを履いていた。左耳にイヤリングをつけ、首の周りには小さな貝殻で作ったネックレスをしていた。
これから何が始まるのか思いあぐねている間に、この新しい男は、ベッドに上がってきて、雑誌を取った。そして私に言った。
「そのまま流れに合わせて。僕は君のボーイフレンドということになっている」
彼は、そう言って、取り上げた雑誌を部屋の向こうに乱暴に投げつけた。
それから私のお尻から黒いディルドを引き抜き、私の目の前に突きつけた。
「僕は、君が僕がいない時にオナニーをしたことで、君に腹を立てていることになっている。だから、怖がっている顔をして」
わざわざ怖がっている表情を作る必要はなかった。そもそも、本当に怖がっていたから。いきなりアヌスからディルドを抜かれ、しかも、この男は、乱暴に部屋に物を投げつけたりしている。
男は私の髪の毛をわしづかみにし、髪の毛を引っ張って、私をベッドから降ろし始めた。実際、それに従うほかなかった。髪の毛を引っ張られ、痛みに満ちた顔をしていたと思う。その私の顔をカメラが撮っていた。
男は私を押して床にひざまずかせた。
「ちなみに僕の名前はクリス。今から、君にフェラチオをしてもらうよ。そこを写してもらう。苦しくてたまらなくなったら、僕の太ももをつねって合図してくれ」
ようやく、私にも何が起きているのか飲み込めてきた。トレーシーは、クリスを登場させ、私のボーイフレンドとして演技させる計画なのだ。クリスは私が雑誌を見ながらオナニーをしているのを見て、実物の男ができることを私に教え込もうとするシナリオなのだろう。
すべてを理解した後は、私も演技を試み、怖がった面持ちになって、クリスが半ズボンの腰のボタンを外すのを見つめた。どうやら、そのズボンはボタン一つで留められているものらしく、ボタンが外れた瞬間、スルスルと彼の足元に脱げ落ちた。クリスは半ズボンの中には何も履いていなかった。
彼のペニスは、まだやわい状態なのに、長さ15センチで太さは2センチ半くらいだった。体毛は、足先から腰まで完全に剃ってあった。まだ上のTシャツは着たままなので、見えるところは、その部分だけ。
彼のをおしゃぶりすることになるのだろうとは思ったけれど、実際、それ以外のことはできない状態だった。クリスはペニスを握ると、いきなり、それを使って私の顔を2、3回たたき、すぐに口の中に押し込んできた。そして、両手で私の頭を掴み、ぐいぐい腰を突き出して、口を犯し始めた。その間、ひっきりなしにシャッターの音が鳴っていた。
フェラをせざるを得ないとあきらめた後は、彼のペニスを積極的に吸い始めた。最終的には、カメラの前で彼は私を犯すことになるのだろうと思ったので、それならば、彼を勃起させた方が良い。
彼が勃起を始めたと感じるまで、数分かかった。さらに完全に勃起するまで、もう5分ほどかかった。勃起すると長さ23センチ、太さは5センチほどになっていた。その姿は、実のところかなり見事なものだった。
クリスは勃起するとベッドに腰を降ろし、そのまま仰向けになった。私はまだ床にひざまずいたまま、しばらく、ゆったりとおしゃぶりを続けた。やがて、位置を変えるようにと指示が出された。
リチャードは、再びメモリーカードを交換しながら、私たちに言った。
「ステフはベッドに四つんばいになって、クリスは挿入する態勢になるように」
クリスがベッドから降り、私は彼に代わってベッドに覆いかぶさり、四つんばいになった。彼が私の後ろに立つのを感じた。次の瞬間、私のお尻の間にペニスを滑り込ませてくるのを感じた。彼がベッドから降りてから、いつの間にか潤滑液を塗っていたのだろう。実際、潤滑液は必要なかったけれど、私はクリスがそうしてくれたことを心の中で感謝した。
クリスのペニスが滑り込んできたとき、どうしてもよがり声を抑えることができなかった。このクリスと言う人が誰なのか、それが彼の本名なのかすら知らなかったけれど、とても気持いい。
クリスがちょうど良いリズムで落ち着いて動くようになるとすぐに、私は括約筋を使って彼のペニスを搾り始めた。クリスにもこれが伝わったようで、「うわあ、彼女の裏門、すごくきついよ。まるでバージンをやってるみたいだ」と言っていた。
リチャードは、私を犯すクリスや、私たち二人の写真を横側から撮っていた。でも、大半は私を撮っていた。私の顔や、顔に浮かんだ表情。それに、私を犯すクリスの動きに合わせて、私のクリトリスが前後に揺れるところの写真も。特に、私が感じて目を閉じると、パシャ、パシャと何枚も写真が撮られる音がした。