夕食時、娘が友だちのところに泊まりに行くと言った。明日の朝は、その友だちのところから直接学校に行くと。すると、わたしは息子と二人だけになるってこと?
わたしはちょっと落ち着かなくなったので、リラックスしようと夕食を食べながらワインを何杯か飲むことにした。結局、ワインを1本空けてしまったのだけど。
娘が出て行った後、息子のトミーが、「そろそろ写真を撮りたいんだけど…」と言った。ワインのおかげですっかりリラックスしてたので、「いいわ。着替えてくるから」と答えた。「撮影はガレージでやるからね」と息子は言った。
ビキニに着替えた後、鏡を見た。心臓が止まりそう。こんなに身体が露出しているなんて。でも、勇気をふりしぼってバスローブを羽織り、廊下へ出た。
トミーは、すでにバイクのそばで待っていた。いくつか照明も用意してて、設置してある。その照明の中心にバイクがあった。
「ママ、僕は準備できてるよ。早くこっちに来て、バイクの前に立ってみて」
心臓をドキドキさせながらバイクの前に行った。まだ、本当にやるかどうか決心がついていない。
「さあ、ママ…そのローブ、脱がなきゃダメだよ」 トミーは無邪気そうにわたしを見て言った。
大きく深呼吸をして、ローブを脱ぎ捨てた。トミーが目を丸くして、息を止めてる。
確かに胸には自信がある。だいたい90センチでEカップ。このせいで、外に出かけると男の人にじろじろ見られてしまう。もちろん豊胸はしてないけど、垂れてもいない。
息子の視線はわたしの胸に集中。胸には小さな2枚の布切れだけ。小さすぎて上下左右にあまった胸肉がはみ出てる。それを息子が見ている。
ビキニの下の方も同じように困った形だった。三角の布であそこと恥丘のところは隠れていたけど、それだけ。その三角布を押さえている紐は、腰骨のところまで延びて、そこで結わえてある。でも股間にぴっちりと覆ってるので、かえって、わたしの恥丘の盛り上がりが見えているし、そこの真ん中のスジも見えている。
でも、その時は、アルコールのせいで、わたしはそのことを考えていなかった。むしろ、息子がわたしの写真を撮るのを喜んで興奮していたみたい。
「それで? どんなポーズになって欲しいの?」
「そのままでいいよ… 両腕を広げて… そう」
ポーズを取り、じっとしていると、息子は写真を撮り始めた。息子はシャッターを何回も押しながら、だんだんと私に近づいてくる。トミーはバイクが中心の写真を撮ってるんじゃなくって、わたしが中心に来てる写真を撮ってるんじゃないの?
「ママ? 片足をペダルに乗せて、後ろに反り返ってもらえる?」
息子の言うとおりにした。この格好だと、もちろん、脚を広げて、股間の部分をちょっと多く見せつける格好になる。それに、後ろに反り返ったら、上のビキニがずれ上がって、乳輪が見えてしまってるみたい。
息子を見ると、ますます目を大きくして、カメラもわたしの胸に向けていた。こんなことはやめなければいけないのだけど、酔って頭がくらくらしていたので、まともな考えができなくなっていた。
「ママ、完璧だよ… 腕は広げてて… いいよ… あ、いいことを思いついた!」
すでにわたしはかなり興奮していた。でも、それは表に出ないようにしていたつもり。
「バイクは安定してて倒れないようにしてるんだけど、バイクに乗ってくれるかな? 後ろ向きに乗って、背中を倒し、ガソリンタンクとハンドルに仰向けになって欲しいんだ。後ろ向きでバイクの上に横たわって欲しい」
どんな姿か、ちょっと想像してみた。これって、ちょっとイヤラシイ格好になりそう。脚を広げて仰向けになるわけでしょう? 想像しただけなのに、あそこが濡れてきてる。
「いいけど、でも、助けてくれなきゃ、ママ、乗れないわ」 と横目でバイクを見ながら言った。