2ntブログ



フットボール・スター(3) 


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2週間ほど経った。ブランドンは日増しにからだが弱くなっていた。彼は、からだが小さくなっているのは知っていたが、どれだけ小さくなってるのかを知った時には心底驚いた。

シンディの家に遊びに行った時、キッチンでふたりで並んで立っていた時に気づいたのである。今はシンディとの身長差は5センチもなくなっていることに。少なくとも30センチは背が低くなっていたのだった。

それに気づき、ブランドンは急いで言い訳を言って家に戻った。そして浴室の体重計に乗ってみた。

72キロ。23キロも体重が減っている! 彼は素早く裸になり、鏡で自分の姿を見てみた。

どの部分で体重が落ちたのか、ひと目でありありと分かった。筋肉がなくなっているのだ。しかも、ヒップが膨らんでいるように見えた。その一方でウエストはどっちかと言うと細くなったように見える。後ろを向いて、お尻を見てみた。……「丸みを帯びている」という言葉しか頭に浮かばなかった。

あの博士の予言がすべてその通りになっている。ブランドンはうつむき、股間に目をやった。そこも4分の1ほど小さくなっていた。がっかりしたが、予想通りで、驚きはなかった。

ブランドンは崩れ落ちるように床にへたりこんだ。両膝を胸に抱え、座り、今までなかったほど大泣きに泣いた。彼の女の子のような啜り泣きの声が、浴室の壁にこだました。

*

さらに1ヵ月がすぎた。ベル博士が言ったことが現実のものになることは誰の目にも明瞭になっていた。いまやブランドンは身長は163センチ足らず。体重も50キロに落ちていた。ウエストはきゅっと細く、ヒップは見事に膨らんでいた。お腹は女性的な丸みを帯び、そしてお尻はそれ以上に丸く膨らみ、見る者の目を楽しませている。乳首も大きくなっていて、エッチな気分になると、ツンと勃起し、1センチ弱くらいの大きさになる。

だが、奇妙な言い方に聞こえるかもしれないが、変化の中で「最悪」だったのは、彼の顔つきだった。以前のブランドンは精悍で一見荒くれ者っぽいハンサムな顔つきをしていた。角ばった力強い顎が特徴的だった。だが今の彼は、もはや、そういう形容はほとんどできない。彼の顔つきを表現するのに最も適切な形容詞は、「可愛い」や「キュート」であって、決して「ハンサム」ではない。「荒くれ者的」から最もかけ離れた顔になっているのは確かである。

体毛すらすっかり消えていた。そして、ペニスはというと、元の姿の見る影すらなくなっていた。完全に勃起しても8センチに届かないのである。

このようなからだではアメフトができないのは明らかだった。彼は大学の奨学金を諦めざるをえなかった。

自分の身に起こったそんなもろもろのことを思いながら、ブランドンは体育の授業に備えてロッカールームで着替えをしていた。下着を脱ぎ、今となっては大きすぎるし、完全に意味を失っているスポーツ用サポーターにつるつるの脚を通した。彼は何か視線を感じ、後ろを振り向いた。そこには一群の黒人生徒がいて、彼のことをじろじろ見ていた。彼らはブランドンの元のチームメイトたちだった。

彼らはそれぞれ着替えの途中の状態でいたが、ブランドンには、連中の大きなペニスの輪郭がはっきり見てとれた。ブランドンはすぐに元に向き直ったが、不思議だったのは、向き直った後、お尻の穴がキュッキュッと収縮し始めたことだった。その後、そこが湿っぽくなるのも感じた。ブランドンは素早く着替えを済ませ、ロッカールームを出たが、連中のひとりがこう言ったのは間違いないと思ってる。

「エロいなあ、あいつ。ヤッテよって言ってるようなもんだよな、絶対!」



[2015/01/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ウブな若妻1 (3) 


柔肌の若妻を抱きすくめながら、そのぷっくり膨らんだ唇にキスをする。舌を挿し入れ、甘い口腔をなぞる。同時に指先でピンク色の乳首をカリカリと愛撫した。その乳首は刺激を受け、みるみる固さを増し、大きくなってくる。

一方、ローラの方は決して官能に流されまいと目を固く閉じて耐えていた。だが、望まぬ快感が胸から全身に広がり、艶っぽい喘ぎ声を抑えることができない。蛇のような舌を挿しこまれ、口を吸われつつ、下腹部に当たる黒いペニスが熱く、重量感を増してくるのを感じていた。

ブッバは貪るようなキスをしながら、ローラの柔らかい手を握り、自分のペニスに引き寄せ、握らせた。そうやって、彼女に、夫のそれと大きさを比較させる。

ローラが頭を朦朧とさせながら両手でブッバの男根を握っている間に、彼は彼女の黒レースのパンティに指を掛け、足元へと引き降ろした。そして、さらにその何秒か後には、全裸にされた若妻はベッドの上、仰向けに寝かされていた。脚を左右に開かれ、女芯を露わにされる。そして、黒い巨体の上司が、その脚の間に割り込み、今にも覆いかぶさろうとしている。

そこまでの動きは流れるようにスムーズであったが、突然、動きを止められる。ローラがブッバのヒクつくペニスを固く握ったまま、侵入を阻止したからだ。

「お、お願いです ………… グライムズさん ………… さっき…… さっき約束してくれたはずです!」 ローラは喘ぎながら訴えた。

ブッバは仕方なさそうにいったん前進をやめ、ベッド脇のテーブルに手を伸ばしてコンドームを取った。そしてローラに男根を見せつけるように、両膝をついて彼女の腹の上にまたがり、ペニスの先端を顔に向けながら、先走りを垂れ流す亀頭に赤いゴムの帽子をかぶせ、くるくると巻きを解きながら、竿に装着した。

ローラは顔を紅潮させながらも、それを見届け、ほっと安堵の溜息をついた。

だがブッバはそんなローラを見ながら、思わず大笑いしてしまいそうなのを必死でこらえていた。コンドームには穴が開けてあり、自分の精子がこのウブすぎる女を孕ませることになるだろうと知っていたからである。

再びローラの脚の間に位置取り、ブッバは上半身を倒し、覆いかぶさるようにして顔を近づけ、またもキスをした。蛇のような舌で彼女の唇を舐め回り、唇の中を伺う。同時にペニスの先端を彼女の濡れた陰唇に擦りつけ、ゴムに覆われた亀頭で女陰をなぶった。上の唇と下の唇を同時にねぶる。

しばらくそうして遊んだ後、ブッバは唇を離し、どすの利いた低い声で訊いた。

「旦那と愛し合ったのは何日前かな、ウィランド君?」

ローラはハアハアと苦しい息づかいになっていた。

「いっ ………一週間ほど前です ……… グライムズさん! 私の …………… 私の主人は職を失ってからずっと落ち込んでいて……」

「ほう…。旦那以外では、何人、男と経験があるんだ?」

「男とって…… 私… 私、男性は主人しか知りません!」

「ほら、手を出して、俺のを触ってみろ」 そう言ってブッバはローラの小さな手を自分のペニスに引き寄せた。

「ああッ………お、お願いです、グライムズさん! …………優しくしてください! グライムズさん! あなたのって ……… あなたのって、主人のよりずっと大きいの! 私 ……… すごく恐いんです!」

ブッバは、この可愛い若妻がこんな状態になっていても自分のことを「さん」付けで呼ぶのが変で、思わず、くくくッと笑った。変な感じではあったが、同時に非常に刺激的だとも感じた。その若妻の奇妙な必死の訴えを聞きながら、彼は太い亀頭をさらに沈め、ローラの陰部を裂き広げていく。

「ほう、そうか。で、ウェイランド夫人? ハネムーンから戻ってからは、お前は旦那に何回これをやってもらったんだ?」

ブッバはわざと「夫人」のところを強調して言った。その言葉を言うと同時にペニスをヒクつかせ、ローラを煽る。

ローラは恥ずかしさに顔を真っ赤にし、横にそむけた。いまさらながら、どうして自分は自ら進んで他の男性に抱かれるなんてことができたのだろうと、自分を恥じた。しかも、結婚してまだ間もないと言うのに、その相手の男に、夫との性生活について語らなければいけないなんて!

「い、一回だけ ……… たった一回です! 主人は、仕事を失って、とても気が散ってるの! 主人は………… 主人はとても不安になっていて、ストレスもいっぱいで、とても愛しあうなんて気分になっていないんです!」

ローラは溜まっていたものを吐き出すように、唸り声で言った。

それを聞いて、ブッバは、またも大笑いしそうになった。この女の旦那もバカな野郎だぜ! 新婚旅行から半月も経ってるのに、この可愛い若妻にまだ1回しかヤッテいねえとは! 新婚半月で早くもセックスレスか? まあ、この女には、これからも俺の「出張」に付き添うように取り計らってやろうな。

道理で、この女、俺がからだに触れた途端に、あんなに素直に燃えだしたわけだ。相手が旦那以外の男でも、エロいことしてもらいたくて必死だったってことか。たとえ、その相手が、中年の黒人で、自分の上司であっても、構わなかったということだな。



[2015/01/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)