 Forever and ever 「とこしえに」 「なんでキミがここに? どうやってここに?」 「そんなに驚いているように見えないけど」 「キミに起きたことについて話しは聞いている。でも、君はまだ私の質問に答えていない」 「あたしがなぜここにいるか知ってるはずよ。あたしが裸になっていることで、それがはっきりしないかしら? アダム、あなたのことが欲しいの。あなたもあたしのことが欲しいのを知ってるわ」 「知ってる? 前にも言ったはすだよ。私たちがしたことは間違いだったって。私は悔やんでいるんだ。でも、悔やんでいるのは、したくなかったことをしてしまったからではない。まだ若いキミに悪いことをしてしまったと悔やんでいるんだよ、レイン。あんなことが起きなければよかったのにと」 「あの出来事で、あたしは知りたかったことがはっきり分かることができたわ。それに、あたしは今は名前をリリスと変えてるの」 「名前はどうでもいいよ。ベロニカに見つかる前に、服を着てここから出て行って欲しい。誰にも変な勘繰りをされたくないから」 「変な勘繰り? どんな勘繰り? あたしたちが恋人同士だということを、みんなに知られたくないの?」 「私たちは恋人同士ではないよ。あれは一時の気の迷いだったんだ。しかも2年前の。あの日、私は酔っていた。そこにキミがやってきて……」 「そしてあなたはあたしを犯した。当時、あたしは18歳で、自分のことについて混乱していた若者。いや、多分、そんなに混乱していなかったと思う。あたしはあなたが通りを横切るのを見た瞬間からずっと、あなたのことが欲しいと思い続けていたの。あなたも同じく感じていたはず。今もそうでしょ?」 「そして、キミは戻ってきた。でも、何をしようと思って? 私と一緒になろうと?」 「あなたは自分はゲイじゃないと言っていたけど、あたしには、どうしてもそうとは思えなかったわ。少なくとも少しは違うんじゃないかと。でも、あなたは正直に言ったのだと、あなたのことを尊重したわ。だから、あたしの方が変わったの。あなたが欲しいと思えるかもしれないようにと、女性の姿に変わった。いえ、もっと変わってもいいと思っているの。そうして欲しいなら、あたしの小さなコレも切除してしまって構わないの。あたしは、きっとあなたにふさわしい女性になれるわ」 「わ、私にはできないよ。できないのは分かってるだろ? 私には家族がいる。生活がある。実際、私の娘はキミと同じ歳なんだよ!」 「でも、あなたはあたしのことを欲しがっている。あたしを切望している。アダム、正直に言って。あの夜のことを思い返したりしないの? もう一度、愛し合いたいと夢見たことがないの? いつの日か、一緒に愛し合いたいと? 隠さないで。恥ずかしがらないで。ただの男と女のこととして思い出してみて。あなたとあなたの女のこととして。あなたは幸せになる道を選ぶことができるのよ。それだけのことなの。他のすべては、なるべきようになるでしょう。大切なことは、自分が正直に望む道を選ぶこと」 「もし、選ばなかったら? みんなにあの出来事のことを話すのか?」 「もちろん、そんなことはしない。あたしはモンスターじゃないもの。あなたのことを愛しているもの。もし、あなたがあたしを拒絶するなら、幸せになることを拒絶するなら、あたしはあなたの元を離れて、精いっぱいに人生を歩んでいくつもり。今はあなたのことを話しているの。どの道を進むか、選んで」 「わ、私は……ああ……キミが欲しいんだ! ずっと前から、キミが欲しいと願い続けてきたんだよ!」 「分かっているわ。そして、さあ、今ここで、あたしを奪って。とこしえに、あたしを自分のものにしつづけて」 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
 Let it happen 「流れに身を任す」 「ロブ? 正直、そんなふうにじろじろ見るの止めてほしいんだけど。ちょっと居心地が悪くなってきてるわ。それに、ついでに言うけど、そんなふうにあたしを見てると、みんなに変な男と思われちゃうわよ。そんなのイヤでしょ?」 「えっ? ああ。すまなかった。ただ、理解すべきことがたくさんありすぎて」 「理解すべきことがたくさんあることについては少しだけ理解してるわ。いいのよ」 「ったく! お前にはジョークに聞こえたのか? 俺には全然、ジョークにならないよ!」 「人生はジョークだわ。その実例があたし。っていうか、面白いと思わない? というか少なくとも皮肉的だと思わない? 世界中にいる人々の中、あなたが知っているすべての男性の中、あたしだけがこの場所で、こんな姿になっているって。あたし、我慢しようとしても、どうしても少し笑っちゃうわよ」 「俺ならお前をここから出してやることができる。彼女にはできないけど……」 「そして、どうするの? あたしが元の生活に戻れると、本気で思っているの? アナはこんな姿になったあたしを受け入れると思ってるの? 大学の学生クラブのメンバーはどう? あいつらなら、あたしを助けようとするより、今のあたしとセックスしようと頑張る可能性の方が高いんじゃない? 無理よ、分かるでしょ。彼らがあたしを助けるなんて。もうひとつの、あたしとセックスする方だったら……まあね……どうなるかあなたも分かるでしょ?」 「でも、解決方法があるはずだよ。これって恒常的じゃないんだろ? っていうか、この姿に変えられたということは、少なくとも、元に戻れる可能性があるってことじゃないのか? 俺ならお前を助けられるよ。俺は医学部だし。何か方法を考えだせるはずだよ。だから俺と一緒に戻ってくれ。俺に助けさせてくれよ。嘘じゃない。今のままじゃ、俺はゆっくり休むこともできないんだ……ちょっと待って……なんでまた笑ってるんだ?」 「だって、またジョークを言ってるからよ。あなた、ここに入ったとき、あたしの叔母があなたをすんなり帰すと本気で思っていたの? すべて、叔母の計画だったのよ。その計画の中では、あなたもあたしと同じ姿になることになってるの」 「な、何だって? そんなことできるわけが……お、俺は……」 「そんなに悪いことじゃないわ、ロブ。いったん慣れれば、ね。叔母はあなたのアレも小さいけど残してくれるでしょう。あたしと同じようにね。それが済んだら、また、あたしたち一緒に遊べるようになるわ。もちろん、叔母のお友達は、あたしたちが遊ぶのを見るでしょうね。あの人たち、いつも見て楽しんでるの。見ながら笑うのよ。でも、笑われるのを気にしなくても済むようになった後は、すごく楽しいことばかりになるわよ。誓って言うわ、そんなに悪くないって……」 「ちょっとめまいがしてきた。な、何をしたんだ?」 「ただのトランキライザーよ。ただ流れに身を任せればいいの。楽しいことだから。すぐに分かるはず」 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
 The Mother's light 「マザーの光」 「えっ、マーク! マークなの?」 「今のあたしはフラワーよ。あなたもマザーの光を浴びに来たの?」 「え、何? 違うわよ! あたしはあんたを家に連れ帰るために来たの! あんた、あの物語を書くためにここに来たんでしょ? なのに何ヶ月も音沙汰なしで。早く荷物をまとめて……」 「荷物なんかないわ。全部、マザーのものになってるから」 「何の話をしてるの? それに、訊きたいとも思わないけど、何で裸になってるの? それに、その……そのカラダになってるのは何でなの? 一緒にあの橋を渡って家に戻るのよ!」 「家ならここがあたしの家。それに、ここでは秘密は一切ないの。マザーは不誠実なことは一切認めないのよ。何か知りたいことがあるなら、気兼ねなく訊けばいいの」 「訊く? いいわ。じゃあ、どうしておっぱいがあるのよ? どうして服を着ないの? それに一体全体どうして、あんた女のような体になっているのよ?」 「あたしたちみんな、マザーのお姿にあやかった体になっているの。あたしも含めて、ちょっと下のところで特別に違う人もいるけど、でも、みんな、できるだけすべての点でマザーの姿を真似しようと努力しているの。あたしたち、みんな裸で生まれてきたわけでしょ? だから生活するときも裸でいるのよ」 「何てこと……あんた気が狂ってるわ。違う? ここの人たち、あんたをキチガイにしようとしてるのよ」 「あたしはマザーの光を見たの。あなたも、すぐにね。みんな見たもの」 「な、何ですって? 何の話しをしてるの? な、何で……なんで……あたしに何を……何をしたの?」 「別に何も。マザーはあなたが眠って欲しいと思ったの。だから、あなたは眠ることになる。あなたは、目が覚めたら、マザーの光への旅を始める。最初は痛いかもしれないけど、その痛みをこらえる価値があるわ。約束するから」 「で、でも……あたしは……」 「お眠りなさい、マザーの新しい娘よ。ぐっすりおやすみ。きっといいことがあるから」 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
 A good boyfriend 「良い彼氏」 「まあ! すごく大きい! こんなことが本当に起きるなんて信じられないわ。これで、あたしたち、ずっとずっと親密な関係に変わることになるのね!」 と彼女が言った。 ボクはすぐには返事しなかった。そのかわり、彼女の隣で四つん這いになり、お尻を高々と掲げながら、どうしても疑念が吹き切れなかった。彼女は、「親密な関係」という言葉で何を意味したんだろう? ようやくボクたちがセックスできることになったと意味したのだろうか? 少なくとも、ボクと彼女のふたりだけでできると意味したのだろうか? それだったら嬉しいのに。 でも、タラは……タラは、ボクが出会ったどの女のことも違っていた。聡明で、明るくユーモアがあり、信じられないほど魅力的な彼女は、ボクが女性に求めるすべてを備えた女性だった。そしてボクたちは終始一貫して親友だった。一方のボクは、苦痛を感じるほど彼女のことが好きだった。でも、ボクが彼女に気持ちを伝えるたびに、彼女はふたりの友情を逆手にとって断った。もし万が一、ふたりの関係が悪化したらを考えると、ふたりの友情を台無しにしたくないから、と言って。ボクは彼女と別れたくなかったので、一縷の望みにすがる思いで、ボクは彼女に合わせてきた。 そんなある日、彼女が突然変わったのだった。まるで、スイッチがパチンと切り替わったみたいに。何が起きたのか分からないまま、いつの間にか、ボクと彼女は現実に恋人同士になっていた。キスをしたり、抱き寄せあったり、デートに出かけたり。ボクが夢に見ていたことすべてが現実化した。ボクは、彼女と人生を共にすることを想像し始めた。 いま思えば、彼女がボクの服装を変え始めたとき、警告ベルが鳴り響くべきだったと思う。あるいは、ボクに髪の毛を伸ばすべきだと言い張ったときや、化粧をするよう説得し始めたときにも。でも、ボクは何も考えず、そのすべてに従った。彼女は、可愛い男の子が好きだとよく言っていた。彼女が以前付き合っていたボーイフレンドたちで「可愛い男の子」に当てはまる人は誰もいなかったけれども、ボクは彼女の嗜好に口出ししようとはしなかった。彼女自身、その嗜好をよく分かっていないみたいだし、ボクが理解できるはずがない。だから、ボクは彼女の言うことに合わせることにした。 ボクが変わり始め、他の人たちに女の子と間違われるようになってきても、ボクは彼女に従い続けた。ボクの周りの友だちが変な行動を取り始めても、ボクは無視したし、親たちに何が起きてるのか正直に打ち明けてほしいと懇願されても、どこ吹く風といった感じでいた。ボクはガールフレンドを喜ばそうとしていただけだよ、それを理解してよ、と。そうするのが良い彼氏じゃないのかな、って。 でも、否認の重荷が山ほど両肩にのしかかってくると、ボクも彼女の新しい要求には神経質にならざるを得なかった。その要求とは、他の人とベッドを共にするという要求。そのアイデア自体、良い男女関係の概念とは正反対に思えた。でも、彼女が説明するには、大胆に冒険できるのは信頼関係があってこそとのことで、ボクは説得され、結局、同意したのだった。でも、彼女に、相手は男性ふたりだと明かされた時には、さすがのボクも危うく大きな声を上げそうになった。ボクはゲイじゃないし、バイセクシャルでもないし、そもそも、そういうことに興味もない。男性は好きじゃないと。でも、彼女は、実際に試してみなければ、確実に分からないじゃないかと反論した。そして、その時も以前と同じく、ボクは最終的に折れたのだった。 そして、今。後ろを向いて、男がふたりこっちに近づいてくるのを見たところだ。ふたりのことは見覚えがあった。ふたりとも、ボクの入会を拒否した男子学生クラブのメンバーだった。そのふたりを見て、どうしても恐怖心が湧いてくる。ふたりとも、巨大なペニスをしているし、体の筋肉も並ではない。すでにこんなに女の子っぽい格好になっていたボクだけど、この時ほど、自分は男だという自覚が薄らいだことはない。でも、これも、タラが望んだこと。自分の彼女が望むことを拒否するなんて、良きボーイフレンドとしてはあるまじきことだ。良い彼氏たる者、彼女を喜ばすためならどんなことでもすべきなのだ。 ボクは、彼女にどれだけ素晴らしいパートナーになれるかを証明しようと、覚悟を決めて身構えた。 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
 Addicted to him 「依存状態にさせられて」 「あなたが憎らしい」 あたしは両脚を広げ、頬に涙が伝うのを感じながら、小声で言った。彼はぬーっと姿を現し、あたしに覆いかぶさってきた。大きすぎるペニスが、電柱のように股間にそびえている。彼はその根元を握り、あたしのことを見てニヤニヤ笑った。何らの暖かみも愛情もない笑い顔。邪悪さだけ。彼は、その邪悪な本性を隠そうとすらしない。 もちろん、あたしには、そんな表情を見なくても、彼が何者で、どんな本性の人間であるか、知っている。それは、この数か月にわたる経験で、痛いほど心に叩き込まれてきている。 「お前は、いつでも好きな時に俺から離れて行っていいのだよ」 彼のザラザラした声があたしの耳をこすった。「お前はちゃんと分かってるはずだ」 そう、あたしは離れることができなかった。それをあたしは知ってるし、彼も知っている。いくら、そうじゃないと言葉で否定しても、それは無意味だった。彼がにじり寄ってくるのを受け、あたしは挿入に備えて身構えた。彼の顔は歯を剥き出した笑みに変わり、あたしは、次に起こることから気を逸らそうと、唇を噛んだ。今すぐ体を起こし、立ち上がりたい。そして、できるだけ遠くに走り逃げたい。心ではそうしたいと思っているのに、あたしは、そうしない。自分から両脚を抱え、広げたままにして、彼が入ってくるのを待っていただけ。 彼のペニスがあたしのアヌスを軽くこする。その瞬間、あたしは快感の震えた声を漏らした。ああ、この瞬間が憎らしい。そして、この瞬間がない人生が想像できないほど、この瞬間を喜んでいる。そして、この後に必ず起こることへの期待が膨らむ。彼があたしの中に入ったあの感覚を早く感じたい。それを感じずにはいられない。どうしても、あれを感じたい。早く。それがあたしにとってのすべて。 かつては、そんなではなかった。彼があたしの人生に割り入ってくる前、あたしがどんな人生を送っていたか、今はほとんど覚えていない。でも、あたしが男だったことは知っているし、彼をぞんざいに扱っていたことも知っている。彼の行為は、一種の復讐なのだ。何もかもが復讐。あたしを女性化したことも、彼への依存状態にすることも、あたしのことをセックス専用の人形のように人前を連れまわすことも、そのすべてが、あたしがかつて行った何らかの行為、それも、もはや記憶の彼方に消えた何らかの行為に対する代償なのだった。 そして、今も、あたしのアヌスの入口を擦って復讐をしている。そんな焦らしをしてほしいと、自分で求めたわけではない。その気持ちは、はっきりとしている。彼はわざとそうしている。そうやって、あたしを苦しめたいのだろう。そして、ようやく彼のペニスの先端があたしの中に入ってくるのに合わせて、それが良い方法なのだと、あたしは思い知らされる。 悔しい気持ち。辱められている気持ち。なされるがままにしかできない気持ち。モノとして扱われている気持ち。自分には自由意思がない。あたしは自分から行動することができない。あたしは、彼が望む存在にしかなれない。彼が何を望もうとも、それになるほかない。それもこれも、あたしは、そうされることが好きだから。小刻みに突かれ、徐々に深度が増してくる。その度に、体内に多幸感が湧き上がり、血管を通して体の隅々に運ばれていく。この感覚が憎らしい。彼に中を広げられ、深々と貫かれる。心を麻痺さえる快感。それが憎らしい。あたしが上げるエクスタシーの叫び声が、この洞窟のような部屋の四方の壁に反射して響き渡る、その音が憎らしい。 恥辱と苦痛と快感が混じりあい混濁していくのを喜びながら、あたしはすすり泣きを始める。あたしは、これがどんなに屈辱的であっても、永遠に続けられることを知っている。あたしはここから逃れることはできないことを知っている。そして何より、あたしは自分がそれを欲していないことを知っている。 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
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