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Drop 急落 (4) 

シャルロットは、ママにとても興味を持ったらしい。その日のディナーも僕とママに加わって一緒に食べたし、その次の日は、ママをもう少し新しいセンスのスタイルにさせようと、服の買い物に連れ出した。僕は、2人がまるで女子高生の2人連れのように、何着も試着を繰り返す間、ただじっと座って見ていた。確かに、その2人の様子は美しい光景ではあったけれど、僕はだんだん飽きてきて、結局、ひとり、ホテルのプールへ戻った。その僕は後にショックを受けることになる。シャルロットとママがプールに出てきたのであるが、ママは買ったばかりのビキニを着て出てきたのである。ものすごくセクシーだった。ママは僕の反応に気づき、実際、少しだけど、僕を誘うような振る舞いをしてからかったのだった。

その日の夜も、3人でディナーを食べた。そして、その時もママの服装に僕はノックアウトさせられたのである。食事の後、僕とシャルロットは2人だけで散歩をし、お酒を飲みに出た。信じられないかもしれないが、彼女はまたも、僕とスーザンのセックスのことを話題にしたのだった。

「一度、彼女としてみるべきよ」

「そんな・・・女の人って、一夜だけのセックスは好きじゃなくて、たいていはセックスから、持続的な関係が生まれることを期待するんじゃないのかな?」

「そんなの、女についてありきたりな見方だわ。それに、スーザンが、そんなありきたりな女でないのは、絶対確かだから!」

僕には反論の根拠が尽きそうになっていた。こんなことを言うなんて、シャルロットは、僕のことに、本当に興味を持ってくれているんだろうかと心配になった。だが、その心配は、その日の夜のうちに、打ち消されたのである。その夜、僕とシャルロットは初めて愛し合ったのだった。自分で言うのもおかしいが、天国に舞い上がるような素晴らしいセックスだった。

[2007/05/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(1)