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シルクの囁き、ラベンダーの香り 第2章 (4) 

「ええ、まあ。・・・なんというか、今はあまり自由にできる時間がないので。でも高校時代に、少し付き合った女の子はいました。彼女は今年卒業したから、多分、今の僕は、彼女募集中となってると思います。お嬢さんはどうですか?」

クリスは、カウンターの上に立ててあった若い女性の写真に顔を向けた。「彼女は、だめですか?」 そう言ってクリスは笑った。

「娘は、夏休みでヨーロッパにいるの。娘が戻ってきたら、あなたの大学が始まる前に紹介してあげるわ」

「ありがとうございます。可愛い人ですね・・・お母さんと同じく・・・」 この時も、クリスは顔を赤くさせた。

「ありがとう、クリス」 ジャネットは真顔で答えた。「正直、今は、そんな可愛いって状態じゃないわ。眼は真っ赤だし、お化粧もしてないから、めちゃくちゃに見えていると思う」

クリスは、今でもとても美しいですと言おうとしたが、考え直して、口を閉ざしたままにした。

「ちょっと着替える時間をちょうだいね。仕事については、あなたを家に送っていく車の中で話しましょう」

数分後、ジャネットはクローゼットの中を見回し、着るものを探していた。すでに彼女には小さくなりすぎたショートパンツと、ピンクのセーターを取り出す。それらを着た後、鏡の中を覗き込んだ。パンティーラインが見えているのに気がつく。ジャネットは、少しいたずら心が生まれたのか、いったんショートパンツを脱いで、その下のパンティを脱いだ。もう一度ショートパンツを履きなおして、鏡の前で後ろ向きになり、お尻のところを見た。・・・この方が良いわね・・・。それに、もう1つ、下着を履いていないため、きついショートパンツの股間部分が女陰に食い込み、陰唇がはっきりと浮き彫りになって見えていることに気がついた。ジャネットは肩をすぼめて、今度は、上半身の方に眼を移した。上の方も、セーターの下、ブラのラインが透けて見えていた。さすがにブラなしでは行けないわ。家を出る前に、クリスに襲われてしまうかもしれない。ジャネットは妥協し、ほとんど透明に近い薄地のストレッチ・ブラ(参考)を身につけた。これなら胸を押さえ込めるし、セーターのラインもすんなり決まる。胸のところが柔らかく盛り上がって自然に見えた。

[2007/05/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)