腰をおろしてステージを見ると、ブロンド女は、すでに天井からの拘束具を外されていた。
マルチナは俺の方を見て微笑み、ブロンド女に小さな黒いベンチに覆いかぶさる格好にさせた。
よく見ると、マルチナはすでに巨大なストラップオン(
参考)を装着している。マルチナは女の後ろに位置取り、ストラップオンのピンク色のディルドをブロンド女の脚の間にじりじりと近づけた。マルチナがディルドの先端を女の陰唇に押しつけると、ブロンド女がか弱い声を上げた。
「ああ、お願いです…、そんなことは…」
「これを喰らうのよ、淫乱!」 マルチナはかすれた声でそう言い、ブロンド女のあごの下に腕をまわした。
ブロンド女を見ると、手首と足首が左右ともベンチの土台に拘束されているのが見えた。女のあの喘ぎぶりから、女がこうされることを喜んでいるのは確かだった。
「うぐぐぅぅぅ…」
女が苦しそうな声を上げた。マルチナは、女のあごを押し上げ、頭を後ろに持ち上げながら、少しずつディルドを女の中に埋め込み始めている。
「ああ、助けてください」 女が叫んだ。マルチナはすでにディルドをすべて埋め込んでいた。
マルチナが腰を前後に動かし始めるのを見ながら、俺は、ズボンの中、プレカムが出てきているのを感じた。ブロンド女に出入りを繰り返すディルドを見ると、全体に体液がまぶされ、キラキラ輝いてるのが見える。マルチナは女のあごを押さえる手の力を緩めていない。女は頭を限界近くまで後ろに引き倒されたままだ。
「悔い改めるのよ、淫売!」 音楽の激しいビート音の中、マルチナが叫んでいる。「神様に許しを乞うの!」
マルチナは俺の方に顔を向けた。瞳には淫らな表情が浮かんでいた。
突然、マルチナは女のあごから手を離した。女はがっくりとうなだれ、ベンチの端から頭を垂らせた。
「神様、私を許してください……」
女は、力のない声でそう繰り返しながら、啜り泣きを始めた。小さな黒いベンチに覆いかぶさって、なされるがまま、すっかり力をなくしている。その間、マルチナは女の腰をがっちり押さえ、ずぶずぶと抜き差しを繰り返した。
「ああ、聖なる主よ、どうか、私の肉体を支配している邪悪な罪を取り除いてください。私をお清めください。私をどうか許して……!」
女は突然、大きな声で叫び、同時に小刻みに体を震わせた。その震えは次第に大きくなっていった。
「ああ、神さまあぁぁ!」
なされるがまま犯され続け、オーガズムが襲ってきたのだろう。女は身体をぶるぶる震わせながら叫び声をあげた。
だが、マルチナはピストン運動を続けたままだった。そして、突然、女の尻を平手打ちし始めた。
この様子を見ながら、俺はずっとブロンド女の顔が気になっていた。どこかで見た気がして仕方なかったからだった。
マルチナは繰り返し平手打ちを続けていた、女の尻頬はすでに赤くなっている。
ちょうどその時、ケイトが来て、俺の横に座った。ケイトは、脚を組みながら、にっこり笑い、手を俺の太ももに添えた。彼女の脚を見ると、ドレスの側面にスリットが入っていて、脚が腰骨あたりまですっかり見えている。クラブの照明のせいか、アルコールを飲んだせいか分からないが、ケイトは信じられないほどセクシーに見えた。