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淫乱ママ 第11章 (3) 


席に座るとすぐに、飲み物の注文を取りにウェイターが来た。背が高くて若い男の子。テキパキと愛想よく仕事をしている。ひょっとして、クリスティの若さや青い瞳、それにブロンドの髪の毛が彼をそうさせているのじゃないかしら、と思った。彼はあたしたちのテーブルに来ると、視線をクリスティにばっかり向けていた。

「ママ? ちょっとワインでも飲まない?」

「クリスティ。ママは運転があるの。飲めないわよ」

「グラス1杯だけ。それなら飲んでも変わらないわ」

クリスティと会話している間、例のウェイターはずっとクリスティの胸を見続けているのに気づいた。トップが薄地なので、胸の輪郭がはっきり見えている。それにはちょっとだけ、やきもちの気持ちを感じてた。だって、彼は一度もあたしの方を見ないんだもの!

「いいわ、じゃあ、1杯だけ。赤ワイン、グラスでふたつ、お願い」 とあたしはウェイターに伝えた。

「身分証明を見せていただけますか?」 彼はまたもクリスティしか見ていない。

「ああ、ワインはママが飲むの」 とクリスティは即答した。

「ああ、分かりました。そういうことでしたら、すぐにワインをお持ちします」

彼はもう一度、クリスティを見て、去って行った。

「うわあ、ママ、彼が私のことじろじろ見てたの、見た? タンクトップからおっぱいが出るのを見たがってるような感じだったわ」 とクリスティは笑った。

「ええ、ママも気づいてたわ。彼、ママの方には一瞥もしてくれなかったの」 とがっかりした感じで言った。

「ママ! あの人もただの男よ。私がこういう服装してるから、見惚れているだけよ」 とまた笑った。

あたしは、娘の胸や横の露出した肌を見ながら、にっこり微笑んだ。

「賭けてもいいけど、ママがもうちょっと肌を露出したら、彼、ママに夢中になるんじゃないかしら?」 とクリスティはウインクした。

「それはどうかなあ。クリスティ? あなたは綺麗だし、あの人はあなただけに興味があるんじゃない?」

「いいわ、じゃあ賭けてみる? 私なら、あの人にママだけを見つめさせることができるわよ」

あたしは、そんなこと無理と思いながら微笑んだ。「そんなこといいから。あなたはあなたで視線を浴びることを楽しんでなさい。ママはその必要ないから」

「でもママは、一瞥もしてくれないって言ってたじゃない? ちょっとだけでも見てくれたらいいのにって言ってたじゃない?」 と指で1センチくらいの隙間を作って見せながら言った。

「まあ、ほんのちょっとなら、確かにね」 とあたしは笑った。

「オーケー、じゃあ話しは決まりね。善は急げよ。まずは胸の谷間を見せなきゃダメ。トップのボタンを外さなくちゃね」

娘はそう言って、手を伸ばしてきて、あたしの地味な服のいちばん上のボタンに指を掛けた。すでにかなり興奮しながら、自分の胸元に目を落とし、胸の上のところが露出してるのを見た。

「ええっ、ママ、ブラをしてきたの?」 クリスティはがっかりした声を出した。

「当り前よ、ママは結婚しているんですもの。うふふ。人の妻たるもの、むやみによそ様にからだを見せびらかしてはいけないの」

「ダメダメ、それ、外さなくちゃダメ。これがうまくいくには、まずはそれが必要だもの」 クリスティは期待しながらあたしを見つめた。

はあ……と溜息をついた。もう、あたしったら、何をしてるのかしら? でも、どうしてだか分からないけど、心の奥で、今は娘と一緒なんだから大丈夫と思ってるところがあった。母親と娘がちょっとふざけてるだけ。と、そんな感じ。

「うーむ、クリスティが言う通りかもね。ブラくらいは外してもいいかも」

そう言って立ち上がり、テーブルの反対側に回り、テーブルに若干覆いかぶさるようにして娘の方へ前のめりになった。脚を組んで、腰を横へセクシーに突き出すような格好にもなった。どう? 大人の女の魅力よ? これだと、クリスティにはあたしの胸がこぼれ出そうに見えてるはず。

「じゃあ、ママはちょっとトイレに行って準備してくるわね? その間、クリスティは、あの哀れなウェイターさんの興味をつなぎ止めていて」

そう言って、くるりと後ろ向きになり、誰も見ていないのを確かめたうえで、ドレスの裾を掴んで後ろを捲り上げた。お尻にひんやりした空気を感じるまで。お尻が外に出てるのを感じ取れる。すぐにクリスティがハッと息を飲む声が聞こえた。それを聞いて満足したし、興奮してゾクゾクした。そして、ドレスを捲り上げたまま歩きだした。可能な限り長く捲り上げた状態を保ったままで。でも、他のお客さんたちがいるところまで来た後は裾は元に戻した。

ほとんど駆けるような足取りでトイレの個室に入った。ドアの鍵を掛け、ドレスを捲り上げて、パンティを脱いだ。ひっくり返して股間のところを見たら、薄い生地の真ん中のところに湿った染みができていた。それを見ながら、ゆっくりと、トイレに来たのはパンティを確かめるためじゃなかったんだと気づいた。ブラを外すために来たんだったわ! ほんと、あたしって、エッチなことばかり考えてる淫乱女ね!

ああ、またこの言葉! それが頭の中に浮かぶと同時に唇から小さく喘ぎ声が漏れ出てしまう! あたしは何をしようとしているの? 濡れたパンティは履きなおしたくなかったので、このまま、脱いだままでいることにした。クリスティは、自分の母親がどれだけ淫乱な母親なのか知ったら驚くはず。知る必要はないけど。

トイレにはハンドバックを持ってこなかったし、ドレスにもポケットがなかったので、脱いだパンティを丸めて、トイレット・ペーパーの後ろのところに置いて、それからブラを外した。

後でここに入った女の人があたしのパンティを見つけた時、どんな顔をするか見てみたい気持ちだった。その人、あたしのパンティをどうしようとするかしら? 何も考えずに捨てちゃう? それとも、もしかして……もしかして、匂いを嗅いだりするかも…。持ち帰るかも……あるいは、履いてしまうかも……。ああ、見ず知らずの女の人のあそこをあたしが履いてたパンティが包む! そんなことを想像したら、あそこがまたじゅんっと濡れてきたし、心臓もドキドキしてきたわ。

ダメダメ! 落ち着いて、ケイト! ドレスの裾をきちんと直し、トイレから出た。

「ずいぶん時間がかかったわね!」 テーブルに戻るとクリスティが言った。

娘の隣に座りながら、彼女にブラをポンと投げ渡した。

「あの可哀想なウェイターさんに見てもらえるよう、身だしなみを整えなくちゃいけなかったのよ」 と返事した。

テーブルにはワインが置いてあった。そのグラスを取り、ごくごくと一気に飲んだ。グラスが空になるまで。


[2015/01/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

裏切り 第10章 (12) 


***

ゲイ・レザー・ページェントの事件については、チームからは何ら公式的な言及はなされなかった。それに、地元のメディアでも、あの事件についての説明は名さえrなかった。ジェフ・スペンサーは、鎮痛剤に依存した状態から回復するためにリハビリを行うことになり、たぶん、今期のトレーニング・キャンプには参加しないだろうという発表があった。

しかし、もちろん、あの事件のことはゲイたちのコミュニティには知れ渡っていたし、それは、とりもなおさず、シカゴ中に知れ渡っていたことを意味する。地元のラジオのスポーツ・ショーやトーク・ショーへは電話が殺到し、その電話交換機は、何週間も、クリスマス・ツリーのように点滅し続けた。その後、公式アナウンスがあった。残念ながらチームはジェフ・スペンサーとの契約を取り消すことにすると。「モラル」の点で違反があったとして。

そういった広報関係でのトラブルの後、スーザンはチームのフロントを去り、シカゴからも去った。「双方同意の元」とのことである。思うに広報関係の仕事をする人は野球のマネジャと似たところがあるようにも思う。スーザンはシカゴを去った後、1週間もせぬうちに、マイアミの組織と契約したのだった。

多分、スーザンがシカゴを去る荷造りをする前から、すでにその契約が成立していたのじゃないかと私は睨んでいる。マイアミは将来有望な新進のクオーターバックを獲得していた。カリフォルニア州立大を出て3年ばかりのジェイク・プレスコットである。チームは彼を伝説的なダン・マリノの再来になる選手と信じていた。ジェイク・プレスコットにはすべてが備わっていた。ボビー・ダグラス並みの体格と、競走馬並みのスタミナ、鷲のような目、それにライフル銃のような攻撃力。スポーツ記者たちはこぞって彼を次世代の巨人ともてはやしていた。スーザンと知り合いであった彼は、すでにその地位を保証されていたと言える。

2ヶ月ほど後、シカゴ・トリビューン紙の3面に小さな記事が載った。デ・モイン警察が、元アメフト・スター選手でシカゴのスポーツ界の伝説的な選手であったジェフリー・グレン・スペンサーが銃で撃たれて死んでいたことを調査しているという記事である。死体は、デ・モイン中心部のホテルの一室で発見された。スペンサーは、発足したてのコンチネンタル・フットボール協会に属するデ・モイン・デーモンズのチームでカムバックをしようとしていた。警察の報道官は検死の結果はまだ出ていないと言ってるが、予備的検死に当たった調査官によると、致死に至ったのは自ら行った行為によるものである可能性があると言うことである……。


[2015/01/14] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(2)

フットボール・スター(3) 


*

2週間ほど経った。ブランドンは日増しにからだが弱くなっていた。彼は、からだが小さくなっているのは知っていたが、どれだけ小さくなってるのかを知った時には心底驚いた。

シンディの家に遊びに行った時、キッチンでふたりで並んで立っていた時に気づいたのである。今はシンディとの身長差は5センチもなくなっていることに。少なくとも30センチは背が低くなっていたのだった。

それに気づき、ブランドンは急いで言い訳を言って家に戻った。そして浴室の体重計に乗ってみた。

72キロ。23キロも体重が減っている! 彼は素早く裸になり、鏡で自分の姿を見てみた。

どの部分で体重が落ちたのか、ひと目でありありと分かった。筋肉がなくなっているのだ。しかも、ヒップが膨らんでいるように見えた。その一方でウエストはどっちかと言うと細くなったように見える。後ろを向いて、お尻を見てみた。……「丸みを帯びている」という言葉しか頭に浮かばなかった。

あの博士の予言がすべてその通りになっている。ブランドンはうつむき、股間に目をやった。そこも4分の1ほど小さくなっていた。がっかりしたが、予想通りで、驚きはなかった。

ブランドンは崩れ落ちるように床にへたりこんだ。両膝を胸に抱え、座り、今までなかったほど大泣きに泣いた。彼の女の子のような啜り泣きの声が、浴室の壁にこだました。

*

さらに1ヵ月がすぎた。ベル博士が言ったことが現実のものになることは誰の目にも明瞭になっていた。いまやブランドンは身長は163センチ足らず。体重も50キロに落ちていた。ウエストはきゅっと細く、ヒップは見事に膨らんでいた。お腹は女性的な丸みを帯び、そしてお尻はそれ以上に丸く膨らみ、見る者の目を楽しませている。乳首も大きくなっていて、エッチな気分になると、ツンと勃起し、1センチ弱くらいの大きさになる。

だが、奇妙な言い方に聞こえるかもしれないが、変化の中で「最悪」だったのは、彼の顔つきだった。以前のブランドンは精悍で一見荒くれ者っぽいハンサムな顔つきをしていた。角ばった力強い顎が特徴的だった。だが今の彼は、もはや、そういう形容はほとんどできない。彼の顔つきを表現するのに最も適切な形容詞は、「可愛い」や「キュート」であって、決して「ハンサム」ではない。「荒くれ者的」から最もかけ離れた顔になっているのは確かである。

体毛すらすっかり消えていた。そして、ペニスはというと、元の姿の見る影すらなくなっていた。完全に勃起しても8センチに届かないのである。

このようなからだではアメフトができないのは明らかだった。彼は大学の奨学金を諦めざるをえなかった。

自分の身に起こったそんなもろもろのことを思いながら、ブランドンは体育の授業に備えてロッカールームで着替えをしていた。下着を脱ぎ、今となっては大きすぎるし、完全に意味を失っているスポーツ用サポーターにつるつるの脚を通した。彼は何か視線を感じ、後ろを振り向いた。そこには一群の黒人生徒がいて、彼のことをじろじろ見ていた。彼らはブランドンの元のチームメイトたちだった。

彼らはそれぞれ着替えの途中の状態でいたが、ブランドンには、連中の大きなペニスの輪郭がはっきり見てとれた。ブランドンはすぐに元に向き直ったが、不思議だったのは、向き直った後、お尻の穴がキュッキュッと収縮し始めたことだった。その後、そこが湿っぽくなるのも感じた。ブランドンは素早く着替えを済ませ、ロッカールームを出たが、連中のひとりがこう言ったのは間違いないと思ってる。

「エロいなあ、あいつ。ヤッテよって言ってるようなもんだよな、絶対!」



[2015/01/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ウブな若妻1 (3) 


柔肌の若妻を抱きすくめながら、そのぷっくり膨らんだ唇にキスをする。舌を挿し入れ、甘い口腔をなぞる。同時に指先でピンク色の乳首をカリカリと愛撫した。その乳首は刺激を受け、みるみる固さを増し、大きくなってくる。

一方、ローラの方は決して官能に流されまいと目を固く閉じて耐えていた。だが、望まぬ快感が胸から全身に広がり、艶っぽい喘ぎ声を抑えることができない。蛇のような舌を挿しこまれ、口を吸われつつ、下腹部に当たる黒いペニスが熱く、重量感を増してくるのを感じていた。

ブッバは貪るようなキスをしながら、ローラの柔らかい手を握り、自分のペニスに引き寄せ、握らせた。そうやって、彼女に、夫のそれと大きさを比較させる。

ローラが頭を朦朧とさせながら両手でブッバの男根を握っている間に、彼は彼女の黒レースのパンティに指を掛け、足元へと引き降ろした。そして、さらにその何秒か後には、全裸にされた若妻はベッドの上、仰向けに寝かされていた。脚を左右に開かれ、女芯を露わにされる。そして、黒い巨体の上司が、その脚の間に割り込み、今にも覆いかぶさろうとしている。

そこまでの動きは流れるようにスムーズであったが、突然、動きを止められる。ローラがブッバのヒクつくペニスを固く握ったまま、侵入を阻止したからだ。

「お、お願いです ………… グライムズさん ………… さっき…… さっき約束してくれたはずです!」 ローラは喘ぎながら訴えた。

ブッバは仕方なさそうにいったん前進をやめ、ベッド脇のテーブルに手を伸ばしてコンドームを取った。そしてローラに男根を見せつけるように、両膝をついて彼女の腹の上にまたがり、ペニスの先端を顔に向けながら、先走りを垂れ流す亀頭に赤いゴムの帽子をかぶせ、くるくると巻きを解きながら、竿に装着した。

ローラは顔を紅潮させながらも、それを見届け、ほっと安堵の溜息をついた。

だがブッバはそんなローラを見ながら、思わず大笑いしてしまいそうなのを必死でこらえていた。コンドームには穴が開けてあり、自分の精子がこのウブすぎる女を孕ませることになるだろうと知っていたからである。

再びローラの脚の間に位置取り、ブッバは上半身を倒し、覆いかぶさるようにして顔を近づけ、またもキスをした。蛇のような舌で彼女の唇を舐め回り、唇の中を伺う。同時にペニスの先端を彼女の濡れた陰唇に擦りつけ、ゴムに覆われた亀頭で女陰をなぶった。上の唇と下の唇を同時にねぶる。

しばらくそうして遊んだ後、ブッバは唇を離し、どすの利いた低い声で訊いた。

「旦那と愛し合ったのは何日前かな、ウィランド君?」

ローラはハアハアと苦しい息づかいになっていた。

「いっ ………一週間ほど前です ……… グライムズさん! 私の …………… 私の主人は職を失ってからずっと落ち込んでいて……」

「ほう…。旦那以外では、何人、男と経験があるんだ?」

「男とって…… 私… 私、男性は主人しか知りません!」

「ほら、手を出して、俺のを触ってみろ」 そう言ってブッバはローラの小さな手を自分のペニスに引き寄せた。

「ああッ………お、お願いです、グライムズさん! …………優しくしてください! グライムズさん! あなたのって ……… あなたのって、主人のよりずっと大きいの! 私 ……… すごく恐いんです!」

ブッバは、この可愛い若妻がこんな状態になっていても自分のことを「さん」付けで呼ぶのが変で、思わず、くくくッと笑った。変な感じではあったが、同時に非常に刺激的だとも感じた。その若妻の奇妙な必死の訴えを聞きながら、彼は太い亀頭をさらに沈め、ローラの陰部を裂き広げていく。

「ほう、そうか。で、ウェイランド夫人? ハネムーンから戻ってからは、お前は旦那に何回これをやってもらったんだ?」

ブッバはわざと「夫人」のところを強調して言った。その言葉を言うと同時にペニスをヒクつかせ、ローラを煽る。

ローラは恥ずかしさに顔を真っ赤にし、横にそむけた。いまさらながら、どうして自分は自ら進んで他の男性に抱かれるなんてことができたのだろうと、自分を恥じた。しかも、結婚してまだ間もないと言うのに、その相手の男に、夫との性生活について語らなければいけないなんて!

「い、一回だけ ……… たった一回です! 主人は、仕事を失って、とても気が散ってるの! 主人は………… 主人はとても不安になっていて、ストレスもいっぱいで、とても愛しあうなんて気分になっていないんです!」

ローラは溜まっていたものを吐き出すように、唸り声で言った。

それを聞いて、ブッバは、またも大笑いしそうになった。この女の旦那もバカな野郎だぜ! 新婚旅行から半月も経ってるのに、この可愛い若妻にまだ1回しかヤッテいねえとは! 新婚半月で早くもセックスレスか? まあ、この女には、これからも俺の「出張」に付き添うように取り計らってやろうな。

道理で、この女、俺がからだに触れた途端に、あんなに素直に燃えだしたわけだ。相手が旦那以外の男でも、エロいことしてもらいたくて必死だったってことか。たとえ、その相手が、中年の黒人で、自分の上司であっても、構わなかったということだな。



[2015/01/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第11章 (2) 


家事を早めに終わらせ、自分と娘の分のコーヒーをいれて、次に何をしようかと考えた。ジョンは明日の夜に出張から戻ってくる。夫との関係を修復しなくちゃいけないのは知っていた。あたしたちの関係が完全に壊れてしまわないように、元のように親密になる必要がある。

フランクにあんなことをさせてしまったことに、罪悪感を感じていた。あの変態のことを頭の中から追い出して、夫のことに意識を集中させた。そう言えば、セックスの時、夫は、あたしが主導権を握ったほうを楽しんでいたみたい。明日の夜はジョンに何か特別なサービスをしてあげよう。

「クリスティ? ママはちょっとお買い物に行かなくちゃいけないし、トミーも明日まで戻ってこないはず。あなた、今日は何か計画があるの?」

あたしは娘とキッチンテーブルについてコーヒーを啜っていた。クリスティは顔を上げてあたしを見た。頭をさっと振って、髪を横に払う。すうっと長い官能的な首筋が髪の下から姿を見せる。とてもセクシーで思わずキスしたくなるような首筋。

「今日はママと一緒に過ごしたいなあと思っていたんだけど…」

それは確かに嬉しい返事だった。息子抜きでクリスティと一緒にひと時を過ごすのは楽しそう。クリスティがあのピチピチのからだを使ってあたしをからかったりしなければの話だけど。

「ママもできればそうしていたいけど、この仕事だけはママにさせて。時間はあまりかからないから。約束する」

「そう? 私も一緒に行っていい?」

ああダメ。今回はダメ。行こうと思ってる場所に娘を連れては行けないわ。

「クリスティ?……ママひとりで行った方がいいと思うわ」 と慎重に言葉を選んだ。

「どこに行こうと思ってるの?」 クリスティは急に好奇心が湧いてきたようだった。

「ちょっとお買い物……ママとパパのためのちょっとしたモノ。ママひとりで行くべきだと思っただけよ」

「ダメェェェ! 私も行くぅぅぅ! お願い!」

今日のクリスティは、濃い目の髪をアップにしてとても可愛い。お化粧も最小限なので、本当の年齢より幼く見えてて、そのからだとのアンバランスがとても魅力的。

「ああもう。ちょっと恥ずかしい目に会うかもしれないわよ? もし連れて行くとしたら、トミーにも他の誰にも絶対に言わないこと。約束して」

「約束する」 とクリスティは即答した。

「オーケー! じゃあ服を着替えて。準備ができたら、出かけましょう」

「ちょっと待って。どこに行くの?」

「ついてくれば分かるわ」

ちょっと楽しいことになるかもしれないと思った。クリスティはどこに連れていかれるのか知らず、すごく興奮していた。クリスティなら、その場所を見た途端、ちゃんと理解してくれるだろうという感触を持っていた。

あたしはお気に入りのドレスを着て、娘が二階から降りてくるのを辛抱強く待った。降りてきたクリスティは、長い脚を見せびらかしてるようなピチピチのショートパンツとタンクトップの姿だった。タンクトップの下には何もつけていないみたい。乳首の輪郭が浮き出て見えたから。それにからだをねじるようにして横に傾けると、タンクトップの裾から乳房のふもとがこぼれ出てくるのも見えた。ショートパンツも短くて、腰のところまで太腿が露わになっている。すごくセクシーなので、あたしはできるだけ凝視しないよう努めた。

「オーケー! 準備完了よ!」 とクリスティはにっこり微笑んだ。

あたしはごくりと固唾を飲みながら車に向かった。何だか、ちょっとフォーマルすぎる格好になっているような気がした。もうちょっとラフな格好でも良かったかも。そう思い、車に乗り込みながら、クリスティが見てない時を捉えて、ドレスのいちばん上のボタンをひとつ外した。

車を走らせると、クリスティが言った。

「ママ? どこかでランチを食べていかない?」

「そうね。ママもお腹ぺこぺこ。パパと一緒に時々行ってるんだけど、良い店があるわ。そこに行かない?」

「最高」

たった5分ほどで、その小さなイタリアンのレストランについた。中に入り、ウェイトレスにブース席を頼んだ。ウェイトレスは店の奥のブースにあたしたちを案内し、あたしとクリスティは横に並ぶ形で、席に座った。


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