「淫乱ママ」 第12章 Slut Mommie Ch. 12 by fantasy69
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これまでのあらすじ
息子と娘の二児の母ケイト。カメラ好きの息子トミーのモデルをしているうちに興奮し、息子と肉体関係を結んでしまう。バーや公園でも息子と性行為。靴屋では若い女店員とレズ行為も。淫乱になるのが好きなM属性の熟女なのだ。ある日、息子の撮影会でフランクという強引な男に犯され、後悔する。フランクから呼び出され、安バーでレイブンというストリッパーとプレーを強要されつつも興奮するケイト。だがあわや、輪姦というところで、アダムという用心棒に救われる。フランクの一件が片付き落ちついたケイトは、息子の彼女であるジーナと深い仲になる。さらに娘クリスティともアダルトショップに行き、冒険をするのだった。
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ようやく、主人が長期の出張から帰ってくる日がやってきた。ずいぶん長い出張だったので、あたしたちは主人のために素敵な「お帰りなさいパーティ」を開いてあげようと計画した。クリスティに手伝ってもらってお家を掃除し、家族の温かさを主人に伝えようと、部屋を風船で飾った。豪勢なディナーをすることにしたので、トミーに言って、ジーナにも参加してもらうことにした。
あたしがキッチンで忙しく料理を作っている時、ジーナが来たみたい。急に背後にジーナが来ていて、ビックリしてしまった。たぶんトミーが玄関に出迎えたに違いない。
「こんにちは、ケイト?」 とジーナが囁いた。「すごくセクシーな服。お似合いよ」
そんなふうに、いきなり真後ろから囁きかけられて、ビックリして振り向いた。急に後ろに向き直ったために、あたしの胸が彼女の生肌の腕に触れた。
ジーナはノースリーブのレース地のブラウスを着てて、豊かな乳房のおかげで胸元のところが盛り上がっている。下はタイトなジーンズ。彼女のゴージャスな腰やお尻が、いっそう強調されていた。濃い目の色の髪の毛は、ゆったりとしたカールがあって流れるように肩へと伸びている。それにお化粧もばっちりで、肉感的な唇を赤く染め、瞳も強調されていた。
「あっ、ハイ! ジーナ!」
驚きながら挨拶した。あたしのブラウスの中の乳首が彼女の腕の肌に触れて、擦れてるのを感じた。すぐに固くなり始めている。
急に振り返ったことで、偶然、あたしの胸と彼女の腕の肌が触れ合ってしまったのだけど、その時、ジーナは、あたしの胸に一瞬、視線を降ろして、そのすぐ後に、意味ありげに舌舐めずりした。多分、ジーナの方も、この偶然の接触を喜んでいるようだと思った。このジーナとは、すでにもう2回も性的な接触をしていたこともあって、ちょっと身体が触れあうだけで、あたしは簡単に興奮してしまう。
「褒めてくれてありがとう。ジーナも、その服、素敵よ」 と彼女の褒め言葉にあたしもお返ししてあげた。
「ケイトほどじゃないわ。ねえ、ちょっと私によく見せて」 とジーナはあたしの手をつかみ、あたしを立ったまま、一回転させた。
「あっ、ちょっと困るわ」 と弱々しい抵抗の言葉を漏らしたけど、時すでに遅し。
くるっと回るのに合わせて、ミニスカートが舞うようにめくれ上がった。下に履いていた赤い小さなビキニ・パンティが見えてしまったし、それがあたしの下腹部の柔肉に食い込んでいるのも見えてしまった。それを見てジーナはさらに興奮した様子。
「ああすごい! ケイト! すごくセクシーだわ!」 とジーナは捲り上がったスカートの中のパンティを見て、叫んだ。
このパンティ、特別に主人のために履いていたのに。サイズ的には2レベルは小さいサイズで、あたしのあそこの左右が焦らすように露出していて、やっと割れ目の部分だけが隠れる程度になっている。腰ゴムのところもすごく低いところまでしかなくって、腰ゴムというより、あそこのお豆がやっと隠れる程度まで下にある。こんな淫らな下着、主人以外の人に見せるつもりなんかなかったのに!
「ジーナ!」 とあたしは咎めるように言った。でも、彼女のような若い娘の前で、こんなふうにあそこを露出するとワクワクしてしまうというのも、認めざるを得ない。
ジーナは、興奮したのか、大きな茶色の瞳を大きく広げて、あたしの手をにぎにぎした。あたしのあそこをもっと見てみたいと飢えている感じ。そして、また一回転させられるのかもと待ち構えていたとき、後ろの方からトミーの声が聞こえた。
「うーむ! ママ、素敵な服装だね」 ゆったりとキッチンに入ってくる息子。
息子は、あたしのことを長々と見つめた後、ジーナのところに近寄って、顔を傾けてキスをした。
ふたりは舌を絡ませ合ってキスをしてる。ジーナはキスをしながらも、ずっとあたしの方を見つめたまま。わざと見せびらかすように、舌を息子の口に突き出し、息子はその舌を美味しそうに吸った。
それを見ながら、あたしは、ああんと溜息を漏らしていた。溜息が小さな声で、ふたりに聞こえていないといいと思いながら、息子がジーナの舌を吸うのを見つめていた。
「ほらほら、ふたりともそれをしたいなら部屋に行って、そこでしてくれる?」
わざとふざけまじりに言うと、ふたりはキスを解き、あたしに笑顔を見せた。
「トミー? あなたのママの言うことを聞いて、私をあなたの部屋に連れてって」 とジーナは息子の股間を自分に引き寄せた。
「今すぐ?」
「そうよ。ママの言う通りにして」 とジーナはかすれ声で息子に言った。
息子はあたしに許可を求めるような顔であたしを見て、弱々しい笑みを浮かべた。分かるわよ。トミーはジーナとやりたいんでしょ? タイトなジーンズ姿のジーナはすごくセクシーだし、そんな彼女を拒むことなんでできないのは分かってるわ。
あたしも笑みを返し、軽く頷いて、あたしは気にしないことを伝えた。ジーナは息子の胸に顔を寄せて、ちょっとだけためらいがちにあたしの方を見た。誘うような顔をしてこっちを見た。
その時のジーナの誘うような顔。その表情を見ただけで、ジーナが何を求めているか理解できた。ジーナはあたしにもふたりに加わってほしいと思っている! ホント、この娘さんったら!
「あたしはちょっとしなければならないことがあるから、おふたりだけで楽しんだら?」 と言った。でも内心、ふたりと一緒に二階の寝室に行きたい気持ちもあった。見てるだけでもいいから。
息子の素敵なおちんちん、それにジーナの可愛いアソコ。どっちもほしいのに残念! 自分の息子と息子の彼女のことをこんなふうに思っている自分に驚いてしまう。でも、どうしてもそんな考えが浮かんでしまうの。あたしのこの淫乱な部分、一生懸命、中に閉じ込めようとしてるのに、何度も頭をもたげて出てくる。
ジーナは息子を押すようにして先に階段を上がらせたけど、急に向きを変えてあたしの方に近づいてきた。そして顔を寄せて、あたしの耳に囁いた。
「私たちに加わってもいいのよ。私、あなたとふたりで彼のおちんちんを分かち合うの、気にしないから」
何てあからさまなの! あたしは落ちつこうと息を飲んで身体を強張らせた。危うくイエスと言ってしまいそうになるのを必死にこらえた。
でも、よくよく考えると、どうしてイエスと言っちゃいけないのとも思った。ついさっきまで、リビングで彼女のあそこを舐めてたのは、誰あろう、あたしじゃない?
でも、ダメ! あたしは、この子にちゃんとわきまえるようにさせなくちゃいけないの。あたしはそんなことは決してしませんと、しっかり伝えなくちゃいけないの。あのバスタブでの出来事は……あの時はちょっと意思が弱くなっていただけで、二度とあんな出来事は起きないと伝えなくちゃいけないの。
心の中の興奮が声に出ないと確信したあたしは、こう答えた。
「ジーナ、そんなことさせないで……お願い」 弱い声だった。
ジーナはニヤリと笑って、身体を離し、ウインクした。
「ケイトのためにドアを少し開けておくわね」
彼女は小さな声でそう言って、向きを変え、立ち去った。セクシーな腰を振りながら。ジーナの素敵なお尻にあたしの目はくぎ付け。
ジーナは、本当に、あたしが息子とエッチすると思っているのかしら? あたしと息子がそういう関係になっていることを知っているの? まさか、そんなことありえない! 息子が言うはずがないし!
多分、あのホットバスであたしがしたことを基にして、そう考えてるだけにすぎないわ。なんだかんだ言ったって、母親が、息子が彼女とセックスしてつながってる部分に顔を寄せて、ふたりを舐めまわすなんて、とんでもない母親なのは事実なんだもの。
一度、深呼吸をした。ジーナにちゃんと言って、変な憶測をしないように正さなくちゃ!息子とあんなことをしていること、誰にもばれちゃいけないの! ジーナの前に立つと、どうしても弱い立場になってしまう自分に腹を立てつつ、あたしは彼女と一度はなしをしようと誓い、夫の帰りに備えて準備を続けた。
時計を見た。息子とジーナが2階に上がって10分たっている。クリスティはまだショッピングから帰っていない。準備の仕事もすべて終わった。椅子に座って一休みする。
することがなくなると、無意識的に、いま息子が何をしてるんだろうと、そっちの方に気が移っていく。今この瞬間、ジーナは息子のおちんちんをおしゃぶりしているところかしら? それとも、息子が固くなった肉棒を彼女の濡れた穴に突き入れているところ?
いろんな光景が頭に浮かんでくる。……下品な光景なんだけど、それであたしの頭の中がいっぱいになってしまう。
気づくと、片手でスカートの裾を握っていた。ちょっとニギニギした後、ゆっくりと捲り上げていく。息子のおちんちんを見たいの。それを握って、お口の中に入れたいの。
下を見たら、あたしの小さな赤いパンティが露出していた。煮えたぎってるあそこの輪郭がすっかり透けて見えている。……さらにスカートをめくり上げ、丸いお尻も露わにした。そして指を1本のばして、半透明のシルクの生地の上から、ぷっくり膨らんだあそこの唇をツーっとなぞった。
「あ、ああんッ!」
思わず声が漏れる。今まさにこの瞬間、息子はジーナに楽しいことをしている。それを思うと、欲求不満が高まってくる。
立ち上がって、スカートを完全に腰の上までめくり上げた。そうして脚を広げて、指をパンティの中へと滑り込ませた。
ああ、すごく濡れてるっ! すっかりヌルヌルになっている割れ目のところ。そこを指でなぞって、あそこの入り口を探り当てた。
「うんん…………」
キッチンの中、スカートを腰までめくり上げ、脚を広げて立って、何かを中に入れられてる感覚を楽しみながら、しばらくの間、指で自分を慰めた。ジーナの言葉が何度も頭の中に響いた。
「ドアを少し開けておくからね」
その言葉が含意することを思い、あたしは煽られていた。息子への性的な欲求と好奇心が合わさって、ゆっくりとあたしの心が占領されていった。
スカートをめくりあげたままキッチンを出た。歩くのに合わせてお尻の頬肉がタプタプと揺れるのを感じた。こんなふうに露出しているのが、どういうわけか、とても気持ちいい。
歩きながら濡れた指をお口に持っていって、自分が出したお汁を舐めた。これから目撃することになる光景への性的な期待が高まっていく。
パンティの股間の部分を横にずらしたままだったので、あそこが露出しているのも知っていた。でも、構わない。誰にも見られることはないから。誰にも、あたしがこれから何をしようとしているのか知られることはないのだから。
階段の下のところまで行って立ち止った。ちょっとお尻を突き出して、両手でお尻の頬を左右に広げた。
あたしったら、すごく淫らなことをやってる。こんな気持ちは久しぶり。でも、露出したい気持なの……誰か、あたしを見てほしい……誰か、こんなあたしを淫乱って呼んで!
人前で大事なところを露出する……そんなことを想像してる自分に驚いてしまった。いろんなことが次々と連想して頭に浮かんでくる。自分でも自信がないようなことが次から次へとたくさん。
でも、あたしは、すでに、ジーナとエレーンの前で息子のおちんちんにおしゃぶりしてしまってるのよね。あの時、信じられないほど淫らな感じになって、もっと続けたいと思った。すごく強力な欲望。それだけに、自分を見失わないようにと、その欲望を無理してでも心の奥にしまいこまなければいけなかった。
回想から我に返って、視線を落とし、自分の脚を見た。自分でも自慢のほどよく日に焼けた形の良い脚。すべすべした肌。それに、ちゃんとお手入れしたアンダーヘアと、その先に見えるあそこの唇。濡れて光沢があって、ちょっとお口を開いている。
静かに階段を上がり始めた。身体が震え、呼吸が荒くなっていた。
上がりきって、角を曲がると、息子の部屋のドアが少し開いていて、暗い廊下に中から明かりが漏れていた。立ち止って聞き耳を立てたけど、まだ何も聞こえない。
もう2歩ほど近づくと、突然、ジーナの声が聞こえてきた。
「ああ、いいっ!……もっと、もっとやって!……そ、そう……そんな感じに……やってえ!」
胸をドキドキさせながら、ドアに近づき、中を覗いた。
その夜、ゲイルは仕事に行かなければならなかった。なので、ゲイルが仕事を終えるまで、ブレンダが私を連れ出してくれることになった。ブレンダは、私を弁護士たちがたむろしている場所に連れて行って、何人かに私を紹介すると言っていた。
ゲイルは、私たちが出かける前に、すでに仕事に出かけていた。私は身支度をして、出かける用意を済ませていた。ゲイルがブレンダについて言っていたことを考えた。彼女は誰が命じても、どんなことを命じられても、それをすると。それには、どこか興味がそそられる気がした。ブレンダみたいな人が道を歩いているとして、彼女のそばを通り過ぎる人が誰も、本当は彼女に対して力を持っているのに、それに気づかない。でも、たまたま、誰かが彼女に何かするように命じたとしたら……そして彼女がそれをするのを見たとしたら。それって、とても「アブナイ」ことだわ。
「ブレンダに何かするように命じてもいいのよ。そうすれば彼女はそれをするから」 少なくとも、これがゲイルが私に言ったこと。
私は身支度を終え、リビングルームでブレンダが来るのを待っていた。ようやく出てきた彼女はジーンズとブラウスの姿だった。きれいに見えた。もっと言えば、かなり美しい。
肩にかかる長さのブロンドの髪の毛。ゲイルとあたしのどちらよりも、肉感的な体形。身長も、あたしたちより高い。
あたしは、ブレンダを出迎えながら、どうしても心を制御できなくなっていた。……あたしが見ているこの人は、本当に、誰がどんなことを言っても、それを喜んでする女なの? あたしが命じたことを何でもする? 彼女にどんなことを命じたらいいだろう?……
「ブラウスのボタンをひとつ外して」
あたしはわざとあいまいな言い方をした。命令のようにも聞こえるし、親切心からの助言のようにも聞こえるように。
ブレンダは胸元に手を挙げ、ボタンを外し、そして、突っ立ったままになった。「こんな感じに?」とも、「これでどうかしら?」とも、何にも言わずに。ちょっと変な感じだった。
「もうひとつ」
どうしてそんなことを言ったのか分からない。ブレンダを試していたのだと思う。ブレンダは、あたしのそんな「助言」を笑い飛ばしてもいいし、「あなた、ちょっと変よ」と言うこともできる。でも、彼女はそうしなかった。黙ったまま、あたしの言葉に従い、そして、また、突っ立ったままになった。
「もうふたつ、外しなさい」
これは、バカげたことなのははっきりしていた。そんな格好で他人目につくところに行く人は誰もいない。でも、ブレンダはそれに従った。ブラがすっかり見えていた。
あたしはそれ以上は言わず、玄関に向かった。すぐに出発しようとするように。ブレンダを見ると、ちょっとためらって、少し、ドギマギしているように見えたけど、それでもあたしの後についてきた。外したボタンを一つも直そうとしなかった。
こんなことは、もう、お終いにすべきだと思った。でも、何となくあたしはためらいがちだった。ブレンダはどこまであたしの命令に従うつもりなのだろう?
「あら、それじゃあ、やりすぎね。……一番上のボタンだけを残して、ボタンを元に戻しなさい」
ブレンダはボタンを戻し、あたしたちは出発した。行きながら、ふたりでおしゃべりをした。ちょっと、可笑しかったけど、ブレンダは、何もなかったように話していた。あたしの見る限り、ブレンダは、まさにゲイルが言った通りだった。
弁護士たちが集まっているというバーに着き、ブレンダはあたしを仕事仲間たちに紹介してくれた。その人たちとおしゃべりしながら、あたしはゲイルとブレンダの奇妙な関係についてはすっかり忘れた。みんな、あたしの質問に心から喜んで答えてくれたし、あたしもあの人たちの話しを聞くのが楽しかった。それにみんな、あたしがウブな法学生であることをちょっとからかったりもした。とても楽しい晩だった。
でも、帰りの車の中、どうしてもゲイルが言ったことや、ブレンダの振舞いのことを思い出さずにはいられなかった。
運転をしているブレンダを見つめた。すごい美人。綺麗で、しかも仕事もバリバリできてる女性。そして、あたしが命じたら、ブラウスのボタンを外してしまう女性。……そればかりか、どんなことでもしてしまう女性……
家に着き、リビングに入った。ゲイルはいない様子だった。ブレンダは、ちょっと落ちつかない雰囲気であたしを見ていた。彼女、何か期待している? こんな美人なのに? あたしに何ができるかしら?
「家でなら、もっと気楽になれるのは確かだわよね。じゃあ、またブラウスのボタンを外してくれるかしら」
ブレンダをこんなふうにからかうなんて、あたしは自分を何様だと思ってるのかしら? でも、ブレンダは単なる気楽な会話での言葉と思ったかのように、あたしの命令に従った。
「ほら、気にせずに、ブラウスを脱いじゃいなさいよ」
またも、彼女は、まったく躊躇う素振りも見せなかった。すぐにブラウスを脱ぎ、上はブラだけ、下はジーンズだけの格好になった。どこか読み取れないような表情を顔に浮かべていた。
あたしはソファに腰を降ろし、両足を伸ばしてテーブルに乗せた。
「音楽をかけて、ワインでも飲まない?」
ブレンダは素早くステレオのスイッチを入れ、それからキッチンに行った。ブレンダがキッチンでワイン・ボトルを開け、グラスの用意をしている間、あたしはくつろいで音楽を聞いていた。
すぐにブレンダはキッチンから戻ってきた。手にはボトルとグラスがひとつだけ。そのグラスをあたしに手渡した。彼女はあたしを見ながら、ちょっと戸惑ってる様子でいた。本当に信じられない! ブレンダは、あたしが命じるまで、自分からはワインを飲もうとしていないのだった。
あたしは、まるで自分が王様になったような気持ちだった。自分の権力の強さにゾクゾクしていた。自分がこういうことに興奮する人間だったなんて、自分でも信じられなかった。
しばらく沈黙が続いた後、ようやく、あたしは口を開いた。
「自分のグラスも持ってきなさい」
彼女は素早くキッチンへ行き、30秒後に戻ってきた。キッチンテーブルの横、床にあぐらをかいて座り、あたしを見つめた。
「飲みなさい」 少しうんざりしていた。何もかも命令しなければならない。
彼女はグラスにワインを注ぎ、ひとくち啜り、それから最後まで飲み干した。あたしはブラとジーンズの姿で座る彼女を見ていた。そして、ようやく、あたしは自分の胸元に手をあて、ブラウスのボタンを外し始めた。
「あらたまった儀式はやめにしましょう。ブラとジーンズを脱ぎなさい」
実を言えば、あたしはブラウスのボタンをいじっていただけだった。彼女が立ち上がってブラやジーンズを脱いでる間、あたしは一番上のボタンだけを外しただけになるようにしていた。彼女がビキニのパンティだけの姿になって立ち、あたしを見つめた時も、あたしは、まだ、ボタンをいじっていた。
「あら、それも脱ぐのよ!」 あたかも、パンティも脱ぐのを当然知ってるべきと言わんばかりの口調で言った。
あたしは、もうひとつボタンを外したが、まだ、ブラが見えるほどにはなっていない。ブレンダは、周りに衣類を脱ぎ散らかしたまま、あたしの前に素裸を晒して立っていた。
あたしはこれから何をしようとしているのだろう? どうしてこんなことをしてるのだろう? それは、このようなことをする機会を与えられたから。それにしても、これってワイルドすぎる。成功した弁護士が、あたしの命令に従って、全裸であたしの前に立っているなんて!
ブレンダはあたしのことをどう思っているのだろう? 彼女は妹のゲイルとはすでに知り合いだし、もちろん、自分自身のことも知っているので、多分、あたしが、どんなに変なことをしているかなんて思っていないだろう。あたしは将来、弁護士として成功したいと思っている。まさに彼女のようになりたいと思っている。そして、今、彼女はあたしが命じることに完全に従おうとしている。
あたしは、ブレンダに何をさせるつもり? 彼女なら……命令したらあたしのアソコを舐めるだろう。ゲイルはバイセクシュアルなのは明らかだけど、あたしもそうだったの? それとも、あたしは単に権力があることが好きなだけ? あたしはサディストなの? これは明らかに同意の上でのこと。……ブレンダは明らかにこの状態を求めている。あたしは、この後、どうしたらよいか分からなかった。ブレンダは突っ立ったまま、あたしを見つめ、指示を待っていた。
あたしの頭の中の無意識の部分が、どう進めたらよいかについて何かアイデアを思いついたに違いない。
「自分自身を触りなさい」
見ていると、ブレンダは片手をためらいがちに持ち上げ、乳房にあてがった。そして、もう一方の手をじわじわと脚の間へと進ませた。彼女は、あたしが正確に何を求めているかを推し量ろうと不安げな顔をしていた。あたしは、ただ彼女を見つめているだけで、彼女が勝手に気を揉むのをそのままにしていた。
胸にあてがった手の指が乳首に触れた。脚の間にあてがったもう一方の手の指が、ゆっくりと上下に動きだし、割れ目を愛撫し始めた。その後、乳首に触れてた指が円を描くように動き始めた。ゆっくりと動いてる。彼女は、依然として、これで良いのか不安に思ってるような顔をしていた。
その時、突然、ドアが開いて、ゲイルが入ってきた。彼女は直ちに状況を飲み込んで、くすくす笑った。
「あら、鬼のいぬ間になんとか,ね!」
そして、ゲイルはすぐにあたしの手を握って、引っ張るように部屋の外へと連れだした。ブレンダは、それを止めなかったけれど、さっきよりも不安そうな顔をしていた。あたしは、ゲイルの寝室へと連れて行かれた。
「ゲームをしたいなら、それなりのコスチュームにならなきゃダメ」とゲイルは言い、何秒もしないうちに革の衣装を持ってきた。「さあ、これに着替えて。……速く着替えた方がいいわ。彼女、心づもりができていたみたいだから!」
そう言って、ゲイルは自分からあたしのブラウスのボタンを外し始めた! あたしのブラウスなのに。ボタンを全部外し終えると、彼女は部屋から出て行った。あたしは衣装を見た。すでに誰かが着たような感じだったのを覚えている。あたしは着替えを始めた。そして、鏡に向かって自分の姿を見た。基本的にビキニのスタイルだった。ボトムはとても小さかったけれど、トップの方はお腹の真ん中あたりまでの丈があった。それから両手の手首に革製のぴっちりしたブレスレットを巻き付けた。足首にも同じようなアンクレットを巻き付けた。それから、ちょっとお化粧もした。こんなルックスになっている自分が信じられなかった。一通り身なりを整えた後、あたしはリビングへと戻った。
ショックで立ちすくんだ。ゲイルがカウチに座っていて、ブレンダが彼女の前にひざまずいて、ゲイルの股間に顔を埋めていた。ブレンダは両手、両脚とも拘束されていた。両手は背中に回されて手錠をはめられていた。ゲイルは服を着たままで、ブレンダの顔はめくれ上がったゲイルのスカートに隠れていた。ゲイルはブレンダの髪の毛を握り、両足を彼女の背中で交差させ、左右の太ももで包む格好になっていた。ゲイルは頭を後ろに倒してのけぞり、息を荒げていた。
突然、ゲイルは交差させていた脚を解き、ブレンダを床に押し倒した。そして、素早く、ブレンダのそばにひざまずき、彼女の体を返して、うつ伏せにさせた。そして指を2本、ブレンダの後ろの穴のそばにあてがい、そこをグリグリいじり、中に押し込み始めた! その途端、ブレンダは大きな艶声をあげ、息遣いも荒くなって、激しく肩で息をした。ゲイルはさらに奥へと指を挿し込んだ。そして、顔を上げてあたしを見て、にやりと笑った。
「これにふさわしい衣装になってるわね。こっちに来て」
心臓が喉から飛び出そうになっていた。逃げ出したい気持ちだった。でも、あたしはじわじわ近寄った。ゲイルはブレンダの腰を持ち上げて、自分の膝の上に乗せ、さらにぐりぐりあそこの穴をいたぶっていた。ひとしきり、それをした後、指を抜いて、ブレンダのお尻を叩き始めた。
「さあ、革ベルトを取って!」
あたしは1メートルくらい離れたところで、彫像のように突っ立っていた。
「早く!」
まだスパンキングを続けている。ブレンダの方は、ハアハアと喘ぎ、叩かれるたびにヨガリ声を上げた。
何秒かそれを続けた後、突然、ゲイルはブレンダを横に放り捨てるようにして、立ち上がった。そして再びあたしの手首を握って、またも彼女の寝室へと引っ張って行った。
「あなたは向いてないようね」
そう言い、直ちにあたしの服を脱がし始めた! でも、脱がしたのはビキニのボトムだけで、トップは取らなかった。その後、あたしの両腕を前に引っ張り、両手首を合わせた。左右の手首を離せないようにされるのだと気づいた。……ブレスレットにはホックがついていて、ふたつをつなぐことができていたのだ。
ゲイルはあたしをベッドにうつ伏せに押し倒し、足首にも同じことをした。あたしは、ショックで、なされるがままだった。ゲイルは、素早く着ている服をすべて脱ぎ、あたしがさっきまで着ていた革ビキニのボトムを履いた。そして、あたしの体を反転させ、仰向けにし、掛け布を取って、あたしの体の上に掛け、そして言ったのだった。
「自分でアソコをいじりなさいよ」
両手は前で拘束されていたし、下半身は裸のままだったから、それをすることは間違いなく可能だった。あたしはゲイルを見つめたままでいた。彼女が自分の妹にはとても見えなかった。
ゲイルが革ベルトを手に部屋を出て行った後、リビングの方から、喘ぎ声と荒い息遣いが聞こえた。寝室は暗かった。革が肉肌を打つ音が聞こえた。手指をあそこへと伸ばし、ちょっとだけ擦った。耳をすました。頂点には達しなかったし、無理してそうしようともしなかった。だた、耳をすましつつ、ゆっくりと擦り続けた。
途中で、恍惚状態になっていたに違いない。突然、ゲイルが寝室に荒々しく入ってきた。彼女ひとりだった。ゲイルは素早く掛け布を剥ぎ取り、あたしの体を見た。あたしは彼女を見ていた。あまりにもいきなりだったので、息が止まっていて何も言えなかった。手はまだ脚の間に添えたままだったけれど、ゲイルの言いつけに従って、擦って見せることはしなかった。あたしは体を動かし、横寝になった。
「ちゃんとしていたようね」
あたしは返事をしなかった。ゲイルは依然として、あの革のボトムだけの、体の肌も胸も露わな格好だった。彼女は楽しそうな顔をしていた。
ゲイルはドレッサーの引き出しを開け、中からディルドを取り出した。それから何かの瓶を開け、その中のものをディルドに塗り付けた。そしてベッドに上がってきて、あたしの両脚をまたぎ、そのディルドをあたしのお尻に擦りつけたのだった!
「あそこから力を抜きなさい!」
ゲイルがディルドをあたしの後ろの穴に押し付けるのを感じた。
「さあ、早く!」 ゲイルは優しい声になった。「力を抜きなさい。さもないと、後で困ることになるわよ」
どんどん強く押してくる。あたしは……あたしはどうしてよいか分からなかった。言われた通りに、できるだけ力を抜いた。それが入ってくるのを感じた。滑るように、どんどん奥へと入ってくる。その時の自分の感情が信じられなかった。自分の妹が、小さな布切ればかりの革ビキニ姿で肌も露わにして、あたしの上にまたがっているのだ。
突然、それが振動し始めた。バイブレーターだったのだ。あそこだけでなく、体の内部全部が振動していた。こんな感覚があるのかと信じられない気持ちだった。あたしの両手はまだ脚の間のところにあった。
ゲイルは笑顔を見せ、ベッドから降り、再びあたしの体に掛け布をかけた。そして彼女は部屋から出て行った。またも、部屋の照明を消して。リビングの方から、またさっきと同じ喘ぎ声や叩く音が聞こえてきた。あたしは、その夜、何度も繰り返し絶頂に達した。
おわり