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Wイェックス:妊娠 (19) 


妊娠が確実になったすぐあと、カレンはWイェックスを摂取するのを止めた。というのも、僕は吐き気や疲労感、それに乳房が極度に敏感になり、全然セックスをしたい気持ちがなくなっていたからである。これは妻にとっては拷問だった。Wイェックスを摂取することにより性欲が増加するため、彼女は一日中、非常にムラムラした気持ちになるのに対し、僕の方はその気がまったくなくなったからである。彼女がWイェックスの摂取を止めるのは当然のことだった。彼女はすぐに以前の女性の体に戻った。

しかし、3ヶ月ほど過ぎた頃になると、吐き気も疲労感も消え、乳房も普通に敏感な程度まで落ち着いてきた。そして、それに伴って、僕の性欲も、それまでの欠如に対して復讐するかのように激しく戻ってきたのだった。

そして僕は女性の体になって初めて自慰をした。片方の手の指でクリトリスを擦り、もう片方の手の指をあそこに出し入れする方法で。ああ、確かに、イクことができた。でも、何かが足りない気分だった。

カレンが仕事に行っている間、両手をせわしなく動かして欲求を晴らしてはいたものの、ますます不満が蓄積してしまう。それを何日か続けた後、僕は家の中をあっちこっちひっくり返しては、カレンがどこかにディルドっぽいものを隠していないかと探し回った。だが、何も見つからなかった。どうしても指だけでは物足りない。何かに貫かれなくては満足できない。

かすかに膨らんできたお腹が隠れるようにゆったりとしたトップを着て、ハンドバックを持ち、僕は近くの成人向けショップへと出かけた。

そういう場所には前に行ったことがあるが、そこで売っている様々なディルドには一度も注意を向けたことがなかった。でも、今は体内のホルモンが猛り狂っているせいか、その売り場は、貴重なお宝が壁いっぱいに陳列されるようにしか見えなかった。

ひと通り見て歩き、カレンが脚の間に備えていたものに近いものを見つけた。と同時に、別の物も目に入った。円筒状の容器に梱包されたWイェックスだった。タイプと持続期間で分類され、陳列されていた。

それもひと通り眺め、やがてひとつに注意が向いた。ブルー・Wイェックス7・ライトという商品。7日間はペニスが持続するタイプである。僕はそれを掴み、レジへと向かった。ディルドの方も手に持ったままだった。

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浮浪者 (19) 


いまやブリイの喘ぎ声は止まらなくなっていた。陰唇からクリトリスの小さな突起へと舐め上げていくと、渇望している刺激を求め、それを見出したのか、股間をぐいっと僕の口へとせり上げてきた。僕は舌でその突起の包皮をいじり、つるつるの小さなボタンを剥き出した。そこに舌が触れると、途端に悲鳴を上げ、ぶるんと身体を跳ねさせた。もちろん僕はそこを離れるわけはなく、楽しみながら優しく愛撫を続けた。一方、彼女はいっそう激しく体を震わせ始めていた。

いったんそこから唇を離し、指先で優しく叩く愛撫に変えた。すると彼女はビクッ、ビクッと身体をけいれんさせる。

「ああ、いいわ。マック、それ、いい!」 ブリイの喘ぎは発作的な様相を帯びていた。「あなたのせいで、狂ってしまいそう!」

再び口を寄せ、上下の唇でクリトリスを挟み、舌先で激しく擦った。これを受けて、彼女はベッドから飛び上がりそうな勢いで激しく腰を突き上げ、僕の顔を叩かんばかりに波打たせ、叫び声をあげた。オーガズムに達したのだろう。さらに、指を1本、彼女の狭い割れ目に挿入すると、再び、次の絶頂を迎え、のたうちまわる。僕はその熱く濡れた肉穴に指を埋め込んだままにし、彼女をできるだけ長く絶頂状態にいさせた。さらに指をもう1本加え、同時にピンク色の陰唇に沿って狂ったように上下に舌を走らせた。すっかり膨らんだクリトリスがつんと立っているのが見えた。しばらくそれを続けていると、やがて彼女が落ち着いてくるのを感じた。体から力が抜け、ぐったりとしてくるのが分かる。でも、僕はまだ終わらない。再び攻撃を始める。ブリイは金切り声を出し、僕を押しのけようとした。僕は片手で彼女の両腕の細い手首を押さえつけ、少し体重をかけてのしかかり、彼女を身動きできないようにして、クリトリスへの攻撃を続けた。

「イヤっ!」 ちょっと切羽詰まった声でブリイが言った。「お願い、マック。もう耐えられない! もうやめて。お願い!」

「いやだ」と僕は答えた。「君のここの部分は僕のモノで、僕は今ここを思う存分舐めたいんだ!」 そう言って引き続き愛撫を続けた。彼女は弱々しい泣き声になり、やがて再び爆発的にオーガズムに達した。


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