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True dominance 「真の支配」 

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True Dominance 「真の支配」

「サンドラ、リラックスして。あたしのペットはとても才能があるの。彼は、あなたが自分でも凝ってると知らない筋肉すら見つけて、ほぐすことができるのよ」

「アンナ、本当にリラックスできたらいいんだけど。でも、あたし、彼のことを知りすぎていて……」

「バカな。今の彼は完全に従順なんだから」

「彼は2年間も、あたしのご主人様だったの。簡単には忘れられないわ。今の彼がどんな姿になっていようとも」

「ご主人様ねえ。自分が何をやってるのか知らずにやってた男ってだけじゃない。権力が筋肉や胸毛があることから出てくると思い込んでいただけ。まったくのバカよ」

「でも、あたしにはそれで効果があったわ」

「しばらくの間はね。でも、あなたも気づいてあたしのところに来たわけでしょ? 自分のペットをちゃんと躾けられない人間は、ご主人様の名前に値しないもの。そして、彼はあなたをちゃんと躾けることができなかったというのが事実」

「でも……」

「もう、でもは、言わないで、サンドラ。あなたが彼を支配するところを見せて。プリンセス! こっちへ来なさい! ほら、すごく速く命令に従ったでしょ? サンドラの足元にひざまずいて、足にキスをしなさい! そう、よろしい。足の指を舐めなさい!」

「アンナ、こんなこと必要ないわ。あたしは別に……」

「それとも、彼に舌を使わせたい? 彼、そっちの分野も有能よ。それとも、ストラップオンを使ってみる? 突き入れたら、彼、本当にうれしそうに悲鳴を上げて喜ぶわよ? それとも、もっと普通のやり方で、あなたの欲求を満足させる方がお望み? あたし、毎朝、彼にお仕置きをするの。彼に自分の立場をしっかりと理解させるためにね。彼、おどおどしながら、お仕置きを受けるわ。でも、文句は言わないの。少なくとも今はそうなってる。でも、お仕置きで彼が恥辱を味わってるのは分かるのよ。はっきりとね。そのお仕置きが、自分の前の奴隷からされるとなったら、ずっともっとインパクトが大きいと思うのよねえ。どの選択が良いか、あたしには押し付けることができないわ。でも、ここで何もしないと、彼、あたしの言葉に実行力が伴っていないと思い始めるかもしれないわ。それはダメ。だから、何か選んで。それとも、あたしが選んであげる?」

「うん、じゃあ、ストラップオンを。ええ、それをお願い」

「いい選択ね。プリンセス! ストラップオンを持ってきなさい! 大きいのを。おお、いい子ね。あれ、彼のお気に入りなの。というか、あたしのお気に入りかも。まあ、どっちでも、意味がないけど。彼には選ぶ権利がないのだから」

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Living on the edge 「生きるか死ぬか」 

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Living on the edge 「生きるか死ぬか」

「あんた、あいつに言わなくちゃ。それ、分かっているでしょ?」

「誰にも言わないよ、クリスティ。本当のところ、あんたにも知られたくなかったし。何も知らなかったと、無視してくれる?」

「忘れる? あんたが言うのはそれ? あんたはね、あたしの元彼とセックスしたのよ。あんたのソレ、どうやって彼にバレないようにしたのか知らないけど。で、あんた、この週末、彼とデートするんですって? 一体全体、どうやったら、無視なんてできるのよ?」

「簡単。この件を頭の外に追い出すだけでいいの。無視すればいいの。分かってると思うけど、あんた、ずっと前からロイに隠れて浮気してきたでしょ? 今回も、それと同じようにすれば? だって、あんた、あの男のことを気にかけているようでもないし。で、あたしについてだけど、これって彼とあたしだけのことだから、口を挟まないでほしいわ」

「でも、彼、あなたが本当の女じゃないと分かったら、きっと、あなたのことを殺すわよ。分かってる? あの男は、肩をすくめて、『俺、今はちんぽも好きになったかもな』とか言うタイプじゃないの!」

「何言ってるの? 気持ち悪い。あたし、別に、彼にペニスを好きになってもらいたいと思っていないし」

「あんた、そもそも、自分の心の声に耳を傾けた? あんたにはちんぽがついてるの。あの男があんたみたいな人……そういう人が好きなら、問題は全部解決するでしょうけどね」

「別に何も問題はないわよ。あんた、まるで、あたしがあの男と結婚しようと頑張ってるみたいな言い方してるけど、そんな気はまるでないから。そもそも、あの男のことなんかどうでもいいと思っているから。セックスが良いかどうかだけの話し。そして、あたしを退学に追い込んだ最低暴力男とセックスするという話し。そういう男とヤルとどんだけ自分に力が湧いてくるか、あんた、分かる? そんな男が、あたしの後ろの位置について、必死になって突きを繰り返してくる。それを受けながら、あたしは思ってるわけ。この男、1年前は、あたしを見つけるやすぐにイジメるバカどもの最前列にいたくせに、と。バカなオトコだわ、と」

「でも、彼にバレたら、あんた、殺されるわよ」

「喜んで、そのリスクを受けるけど? それに、そういうことには慣れてるの。いくらでも来いって感じ?」

「その言葉、文字通りに受け取るけど、まあ、でも、結局はあんたの人生だしね。あんたを止めることはできないものね。でも、分かって欲しいけど、気をつけてね。本当に気をつけて」

「気をつけると何か楽しいことあるの?」

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Acceptance 「受容」 

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Acceptance 「受容」

「バニー、不満そうな顔、止めなさいよ。あなたがそういう顔をすると、彼の起源が悪くなるのを知ってるでしょ?」

「別に不満そうにしてないわよ。あたしは怒っているの」

「どうして? 何か怒らなくちゃいけないことってある?」

「本気で言ってるの? あたしたち、昔の友だちの前で辱めを受けたじゃないの。あなたがあたしと同じように怒っていないことの方が、よっぽど理解できないわ」

「だって、バニー。あたしたち所有物だもの。飼い犬がお遊びをして見せたからって、その犬を責められる? あたしたちは、こういう存在なの。それを責められたりするわけないじゃない。そういうふうになってるってだけの話しでしょ?」

「そういうふうって、どういうふう? あなた、自分の心の声にちゃんと耳を傾けている? あなたの自尊心はどこに行ったのよ? 諦めてはいけないの。まだ、今は」

「これって、諦めとは違うわ。受容と言うべき。強者が弱者を支配する。そういうことでしょ、バニー? あたしたちは弱者なの。あなたの場合は、最初からそうだったわけじゃないだろうけど。あなたが昔の生活を諦めきれずにいるのは分かっているわよ。あなた、自分は、昔は、パワフルだったと思ってるものね? でも、それは錯覚。錯覚だったということも、あなたは分かってる。だからこそ、あなたはあたしをゲットしたわけだし。あなたは、あたしのような可愛くてイカシたオンナを連れ歩いて自慢できると思っていた。カネで誰もを圧倒できると思っていた。実際、あなたの周りの人はあなたのことをパワフルな人だと思っていた。でも、実際は違ったのよね。あなたの今の状態が、それを証明している」

「それは違うわよ。あたしはあなたを愛していたんだから」

「あなたが愛したのは、あたしの首根っこに腕を絡めて歩くこと。それは、愛とは違うわ。でも、今の状態もそんなに悪くないんじゃない? もっと言えば、良いわよ。バニー、あなたはもはや取り繕う必要はなくなっているの。周りの人に、自分は男だと、自分が仕切ってるんだと分からせるために必死になる必要はなくなっているの。あなたは、最初から従属的な奴隷だと自分でも感じていたと思うけど、ようやく、それになることができたのよ。だから、あとは、それを受容するだけ。満足した笑みを浮かべて、本当の自分でいられることを楽しめばいいの」


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Justice 「公平性」 

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Justice 「公平性」

「えぇ? これがあの彼だなんて信じられない」

「信じて、本当に彼なの」

「ええ、でも、彼なのは分かるけど。でも、こんなの信じるのがとても難しくて。前は、あたしも彼にあんなに夢中になっていたんだけど、その彼が今は……」

「彼に夢中になっていた女の子はいっぱいいたわ。彼、スーパースターだったんだもの。彼がステージに上がれば、何千人もの女の子たちがキャーキャー叫んで、彼の気を引こうとしていた。それに、彼のスマホがハックされて、裸の画像が全部流出したら、さらにすごいことになってしまったもの」

「世界で最大のシンガーが、すごい巨根の持ち主だった、ってアレ? あたしも覚えているわ」

「でも、今のソレを見てみて。喜んで賭けてもいいわ。あれ、もう勃起すらできないわよ。それに、マリッサ様によると、去勢したらもっとちっちゃくなっていくんだって」

「その話、知ってるわ。でも、彼、こういう目に会うほどのことをしたのかしら? 彼が最低男だったのは知ってるわよ。芸能レポーターの顔をひっぱたいたりとかしたから。でも……どうなのかなあ……彼、今は奴隷になってるんでしょ? 本当の奴隷。まったく自由がないんでしょ?」

「そういうこと、マリッサ様に聞かれないようにした方が良いわよ。マリッサ様に、あなたが彼に同情してると思われたくはないでしょ?」

「ええ、でも……」

「マリッサ様は男ばかり『犬小屋』に飼ってるわけじゃないのよ。ていうか、元オトコのことね。オトコ以外にも女も何人か飼われてるのを見たわ。マリッサ様は公平性を尊重するから、性別によって差別しないっていつも言ってるの」

「でも、その同情的なオンナをどうやってマリッサ様は見つけるのかしら? 今してる会話、あなたとあたしだけの会話なわけでしょ? ちょっと待って……あなた、何で笑ってるの?」

「いや、何でもないわ。ちょっとあなたとの関係を変える時に来たかなって気づいただけ」

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Necessary 「必要なこと」 

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Necessary 「必要なこと」

「その写真で何をするつもりなの?」

「あたしがやりたいこと、何でも。なんで? 別の計画でもあるの、カレン?」

「いや、別にないけど。ただ、これで、このふたりの評判がどうなるんだろうなあって考えていただけ。だって、ふたりとも女の子にしか見えないわけでしょ?」

「だからこそ、ふたりにパンティを履かせてるんじゃない。忘れたの?」

「いいえ、忘れてはいないわ。トランプ・スタンプ(参考)はちょっとやりすぎだとは思うけど」

「彼は悪さしたから当然よ。彼には、誰が支配権を握ってるか、しっかり分からせなくちゃいけないの」

「でも、タトゥでしょ? 二度と消えないのよ、リサ?」

「だから? それとも、あなた、いつかふたりを元の男に戻してあげるつもりだとでも思ってるの? マジで? ふたりが何をしたか、あなたも知ってるでしょ? ふたりを元に戻したら、また同じことを繰り返すって、あなたも分かってるんじゃない? こうするのが、ベターなのよ」

「ベターって……あたしには分からないわ……」

「まさか、決心が揺らいでたりしてないわよね? なんなら、あなたにもふたりの横に立ってもらってもいいのよ? あなたはシシーじゃないけど、ハーレムとなれば、ちょっとは多様性があった方が良いかもと思っていたから。多様性を認める点では、あたしも進歩的なのよ」

「い、いや、あたしは別に……決心は揺らいでないわよ。本当に! 誓って言うけど、本当に!」

「それならいいわ。だって、あなたにも支配的に振る舞わなくちゃいけないなんて、気乗りがしないもの。お仕置きを受けるのは全員オトコだけ、って方が良いでしょ?」

「え、ええ。そうよね、絶対に」

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弱みにつけ込む上司 (28) 


モニカがトイレに行きたがっているのを知りつつも、チャーリーは、できるだけ長く、彼女の吸い付くように締め付けてくる極上の蜜壺の感触を味わいたいと、彼女にかまわず出し入れを続けた。深々と全長を埋め込んだかと思うと、時々、腰を左右に動かし、側面をえぐる動きも加えた。その度に、モニカは驚いたように、淫らな声を上げ、チャーリーを喜ばせた。彼のペニスが長いせいか、斜めに突く動きをすると、モニカの内部でペニスが曲がり、新鮮な刺激を彼女にもたらす結果になるからである。

やがて、その時が近づく。

「いくぞ、モニカ! 無駄になる子種液だが、もう一発、たっぷりご馳走してやる!」

チャーリーのペニスがひときわ硬直を増し、彼はモニカに深々と突き入れた。長大なペニスのすべてがモニカの膣壁と擦りあう。ふたりの恥骨すらぐりぐりと擦りあっていた。

「あたしも! あたしもいく!」

疲れ切って、もうこれ以上、オーガズムは無理と思っていたモニカだったが、そんなことはなかった。いともたやすく、絶頂を迎えたのだった。しかも、これまでよりも大きな絶頂。達する度に、到達する高みが高くなっていく。

その時も、もちろん、リチャードは見逃さなかった。元々、極太のチャーリーのペニスがさらに大きく膨らみ、太さを増すのを見ていた。それが、あの可憐なモニカの陰部を最大限に広げている。チャーリーが射精した瞬間も、しっかりと確認できた。睾丸から陰茎の根元にかけて、尿道を覆う部分にあたる皮膚が一定間隔を置いて繰り返し隆起するのを見たからだ。この瞬間、あの内部では射精の痙攣に合わせて、多量の白濁がモニカの子宮に注ぎ込まれているのだろう。

チャーリーは動物が吠えるような声を上げていた。そんな声すら、多分モニカには甘美な声に聞こえているに違いない。断末魔の悲痛な叫びとも、歓喜に打ち震える叫びともとれる声を上げて、それを受け止めている。

すでに2回射精していたにも関わらず、チャーリーの射精は長時間続いた。今この瞬間、すでにモニカの子宮の中に芽生えているはずの新しい命は、チャーリーの放った白濁をこれでもかと言わんばかりに浴びせかけているのだろう。丸々と肥えた彼のペニスはいつまでも萎えることなどないように思えた。

モニカの悶え声は、すぐに小さくなっていった。しかし、これはオーガズムが小さかったわけでは決してない。むしろ、今回のオーガズムはそれまでで最高だったのだ。だが、いかんせん、彼女は疲れ切っていて、声すら出せなくなっていたのだった。

ようやく、最後に近づいてきたチャーリーは、最後の一滴まで絞り出しつつも、モニカに顔を寄せ、ふたりは再びキスを始めた。熱のこもったキスだった。

ふたりが情熱的にキスをするのは、これが初めてではない。だが、今回は、ふたりとも絶頂を迎え終えたところでもあり、優しく、愛情がこもった、ゆっくりとしたキスになっていた。ふたりとも、こうして体を重ねあうことができるのは、今日が最初で最後になると思っているようなキスだった。

リチャードはふたりの様子を見たり、声を聞きながら、相変わらず勃起を撫でていた。だが、今回のでは、彼自身は射精していない。チャーリーが帰って行った後にモニカを相手にするときのために取っておこうと思っていたからだった。

「ああ、モニカ、すごくよかったよ」

「あなたもよ、チャーリー。すごくよかった」

モニカは、この男性が好ましいと思った。愛とまでは言えないけれど、抱かれていて心地よい男なのは言える。たとえ、脚の間に入っているアレが、リチャードのより小さくとも、自分はこの男性が好ましいと思ったのではないかと思った。女を扱う術が優れているし、もし、リチャードがこの場にいて自分たちの行為を見るのでなかったら、チャーリーは、ずっともっとロマンティックに自分を扱ってくれたはずだと直感した。

生でセックスすることの長所は、セックス自体ではなく、その後の余韻の時間にある。チャーリーは射精した後もモニカの中に入れたままでいた。最良のオーガズムを得た後の女性を見れば、どんな男も心を掴まれるものである。チャーリーは、深々と挿入を続けたままでいたし、キスを続けていたせいもあってほとんど勃起は萎えていなかった。

行為の前のクンニリングスや愛撫を別にしても、チャーリーはすでに、2時間12分、モニカの中に入っていた。リチャードの記録を10分、上回っていた。モニカとつながっていた時間、および、彼女の淫らなバギナを堪能した時間を基準にすると、このふたりを上位2位である。3位は夫のジェフだが、メダルは取れても、記録的には遥か遠く、及ばない。

彼女の穴をどれだけほぐしたか、その過程で、性器同士でどれだけ摩擦を繰り返したかで言えば、もう、競争にすらならない。ましてや、彼女に与えたオーガズムの回数と強度についても同じで、競争にはならない。断トツはチャーリーであるし、2位はリチャードだ。ジェフがいる場所はないのが普通だが、出場者が3人である以上、仕方ない。彼は、2位には遥かかなたの第3位だった。

ただの3位ではない。そもそも、モニカを絶頂に至らせることができたかどうかを出場資格に据えれば、彼女の夫はそれすら達成できない、途中失格者にすぎなかった。

とは言え、モニカは、まだジェフを愛していた。愛の行為に入る前の前戯でも余韻の時の行為でも、どうしようもないほど未熟であっても、心の底から愛していた。モニカは思っていた。時間と経験だけの話し。いずれジェフも学んで、リチャードやチャーリーのようにあたしを扱えるようになってくれるはず。

余韻の時間は10分以上続いていた。知らぬ間に、モニカは抱いていたチャーリーの背中に両手の爪を立てていた。それと同時に、再び、両脚を持ち上げ、彼の胴体を包み込む姿勢になっていた。

「おい、おい……」とチャーリーは笑った。「俺、またすっかり勃起してるんだぜ? 今はやめた方が良いんじゃないか? さもないと、お前、いつまで経ってもトイレに行っておしっこできないことになるぞ」


[2019/09/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Little sister 「妹」 

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Little sister 「妹」

「おや、おや、おや……やっと姿を見せる気になった人は誰かしら? 昨日の夜は楽しかった?」

「そのことは……話す気になれないわ」

「いいじゃないの。あたしたち、いまは姉妹になったのよ。ちょっとガールズ・トークをしてみたいと思わない?」

「話したくないって言ったはずよ、ジェス。家の中に入れてくれない? ちょっと匂うわよ。ムカムカしてて、気持ち悪いわ」

「あなたも、そんなにいい匂いはしてないけど? 何、この匂い。酒臭いけど、それよりなんかムッとする感じの匂い。ぶっちゃけて言っちゃうと、セックスの匂いじゃない? でも、あんたもあたしも、それってありえないと思ってるけど?」

「いいから、中に入れて」

「あんたがパーティから姿を消した時、何が起きたのか、ちゃんと知りたいわね。何もかも。それを聞いてあたしが満足できたら、家に入れてあげてもいいわ。でも、そうじゃなかったら……そうねえ……昨日の夜、あんたが一緒にいた人が助けてくれるんじゃない? お願いすればでしょうけど……」

「ほんとに、ジェス……見逃すことくらいできないの? あたしは、家に入ってシャワーを浴びて、普通の服に着替えたいの。1時間もしないうちに、ママとパパがここに来るでしょ? 一緒にブランチを食べようって」

「だからこそ、あんたはちゃんと話をしなくちゃいけないのよ。あたしの妹でしょ?」

「そういうふうに呼ぶの止めてくれない?」

「あら、だって、その姿を見たら、他に何て呼べって言うの? トラビス? とてもじゃないけど、もうそうは呼べないわ。弟? それも無理。妹という呼び方が一番ふさわしいんじゃない? さあ、全部、吐きだしなさいよ。隅々まで知りたいわねぇ」

「いいよ、分かったわ。あたしは酔っぱらった。そこまではいいよね? 酔っぱらって、羽目を外してしまった。その時、あたしにドリンクを最初からずっとおごってくれた男が出てきて、彼の部屋に行ったところまでは覚えている」

「彼の部屋で何が起きたの?」

「そんなことを言わせるの? セックスしたよ。これで満足? あんたの勝ち。良かったね。姉さんが、あたしにこんなバカげた服を着せて遊びに行かせたんだよ。あたしが女じゃないことすら分からない男にひっかけられたんだよ? オトコだろうが気にしなかった人だったのかもしれないけど。知らないよ」

「で、良かったの?」

「何も覚えていないよ!」

「このご婦人は強情だと思うねえ(The lady doth protest too much, methinks.:シェークスピア『ハムレット』の言葉)。加えて、顔を赤らめている。しかも、あたしは彼のホテルの部屋のドア先に立って、しばらく中の様子に聞き耳を立てていたのよねえ。あんたが叫び続けていた言葉、何だっけ? ああそう、『もっとヤッテ、もっと! もっと強く! 強くヤッテ! あたしをあなたの好きなエロ女にして!』だったかな? 声の調子は、今ので合ってた?」

「な、何言ってるのか知らないよ。いいから、中に入れてよ。ママやパパにこんな服を着てるのを見つかったら……」

「あら、いやだ。それはダメね。ママたちにバレたら、せっかくのお楽しみが台無しにされちゃうもの。あたし、昔から、可愛い妹が欲しいと思っていたの。そんな妹が、とうとうできたんだもの」

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[2019/09/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Exposed 「暴露」 

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Exposed 「さらけだして」

何か体を隠すモノを求めて、急いで動くべきだった。毛布、ローブ、タオル……自分の手でもよかった。だけど、私は動けなかった。どうしても動けなかった。結局、私は素っ裸で、何もかもさらけ出したまま突っ立っていた。まずはジョンが最初の動きを見せるのを待っていた。

「ご……ごめん」と、彼は目をそらし、このホテルの部屋の、いま閉じたばかりのドアに目をやった。「どうやら、間違った部屋のカギを渡されたみたいだ」

私は、まるで何があっても気にしないかのように装って、ゆっくりと浴室に行き、ローブを取った。それを肩にはおり、前を閉じた。でも、帯で締めることはしなかった。不思議と冷静だった。彼に私の秘密をすべて見られても構わないという気持ちだった。

冗談でしょう? もちろん、気にしていた。恐ろしくて内心ビクビクしていた。心臓が高鳴り、胸から飛び出そうなほどだった。頭から血が引いて、すぐにも気絶しそうになっていた。でも、そんな様子を見せるわけにはいかない。絶対に!

「もう、こっちを向いてもいいわよ、ジョン」と、私はベッドに腰かけ、声をかけた。「多分、いくつか質問があるでしょうから」

「君が自分の部屋で何をしようが構わないのだけど……」と彼はつぶやいた。私の方に向き直ったけれど、私の顔を見ようとはしていなかった。私の右肩の上の方の何かを見詰めているようにしていた。「もう、出て行こうと思って……」

私はベッドから跳ね飛び、彼のところに駆け寄った。追いついたときには、すでに彼はドアを半分開けていた。私は彼の手首をつかみ、ドアを無理やり閉めさせた。「あなたが見たものについて、話し合わなければならないわ。座って」

多分、彼は逃げ出すことを考えていたのだろうと思う。なんだかんだ言っても、私たちは友人ではない。出張で一緒になったただの同僚の関係だ。彼は、私について何か知りたいと思ってるわけでもなかっただろう。でも、いくらか押し問答のようなことを続けているうち、彼は諦めて、部屋の中へと進んだ。ベッドに腰掛けたのを見て、「それでいいわ」と私は言った。

ジョンは頭を左右に振って「見たものを忘れようと思ってるよ」と言った。

私はぐっと歯を食いしばった。見たものを忘れる? 何言ってるの! 私はローブの前をはだけた。「だったら、もう一度見てよ! ジョン、これが私なの。私。私を見なさい!」

「見てるよ。ちゃんと見てる、マーク」

私は目を細めた。だけど、ローブの前は閉じなかった。「最初に知る人があなたになるとは思っていなかったわ。私はいま変わる途上にあるの。分かる? しばらく前から変身を始めていたわ。私は今は女になってるの」

「見たから分かってるよ」と彼はつぶやいた。

「来月、カミングアウトするつもりなの。みんなにね。だから……」

「ぼ、僕は気にしないよ。だから、もう自分の部屋にもどりたいんだけど」

「まあ、いいわ。でも、秘密がバレてしまったわけだし、私は、この出張の間は一切、取り繕わなくてもいいかもと思ってる。一種の、本番前のリハーサルね。これから2週間、私はマークではない。メアリになるわ。それに、そういう格好にもなるつもり。だから、間違ったりしないようにしてね。分かった?」

ジョンは溜息をついた。彼としては、こういうことを求められるのも大変なのだろうというのは分かる。でも、それを気にしてるわけにはいかない。私はすでにいろんなことを耐えてきたのだ。彼の気持ちを気にしているわけにはいかなかった。私自身、私の女性化が彼を居心地悪くさせるかなど、気にする余裕がなかった。悪いけど彼には、あるがままの私を受け入れてもらわなければならい。他のすべての人にも、そうしてもらわなければならない。

「分かったよ。で、もう出て行ってもいいかな?」

私は横によけて「いいわ」と言った。「でも、忘れないでね。私はメアリ。マークじゃなくて」

「忘れるわけないと思う」と、彼はドアへと歩きながら、震える声で言った。ドアを開け、出て行く直前に、彼は振り返って言った。「ところで、君はとても可愛い女の子になると思うよ」

ドアが閉まった。お腹の辺りが震えるのを感じた。とても可愛い女の子。今までの人生、その言葉を聞くのをずっと待ち続けてきたのだった。いい感じだった。とても、とても、いい気持ち。

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Bad decisions 「間違った決断」 

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Bad decisions 「間違った決断」

鏡を見るたび、失ってしまったものを悔やまざるを得ない。私は実に強かった。実に逞しかった。実に男らしかった。だけど、いま鏡で自分の姿を見ても、そんなことは言えない。誰も、そういう形容詞を私に当てはめる人はいないだろう。

始まりは、ひとつの間違った決断からだった。あいまいな表現であることは分かっている。謎めいているのも分かっている。だが、それが真実だ。そして、さらに悪いことに、その決断が理にかなっていたとも思っている。つまり、何か錠剤を飲んだら、あるいは何か注射を一本受けたら、給与を倍額にすると言われたとしよう。そんな場合、人はどうするだろうか? ためらったりするだろうか? そのことの善悪については考えないのものなのではないか? ともかく、私の場合は、そうだった。

私は、仕事についてからのほぼ全期間、ある種の成果主義に支配された職場にいた。常にプレッシャーをかけられていた。より大きく、より強く、より速く、より良く。休みは取るな。言い訳は言うな。だから、自分の成果が落ち始めたとき、私は、それまでとは別のアピールすべき長所を探した。自分を有利な立場における何かを探した。

そして、それを見つけた。あるいは、少なくとも、見つけたと自分は思った。短い期間ではあったが、その薬は上手く機能したし、自分が予想した以上の効果があった。突然、10歳は若返ったように動き回れるようになったのだった。これを続けていれば、新しい契約も取れると思った。だから、私はさらにその薬を使った。さらに、その後も。さらに、さらに、その後も。すべてが自分にしっぺ返しをしてくる時まで。

減退に気づいたときは手遅れになっていた。というか、医者はそう言った。仕事のパフォーマンス維持にも手遅れだし、自分の男性性に対しても手遅れだと。

例のサプリメントの摂取を止めた後も、私の体は変化し続けた。悪化し続けた。全体的に体は柔らかくなっていった。筋肉はみるみる消えていった。腰が大きく膨らんだ。そして、乳房が膨らんできた。何人もの医者に診てもらったが、変化を止めることはできなかった。誰にもできなかった。

1年ほど変化が続き、やがて変化が止まった。そして、その時には、私は以前の私とはとても思えぬ姿になっていた。もはや、男とは言えなくなっていた。それは絶対的に確かな事実だった。それゆえ、何ヶ月か落ち込んだものの、私は抵抗するのを止めた。そして、皆さんが今見ている姿になったのだった。

振り返るのを止められたら良いのにと思う。過去のことをくよくよ思い悩んでも、良いことはない。だが、どうしてもやめられないし、これからも続くだろう。そうであるならと、私は代わりになる目標を持った。女性になってしまったのなら、完璧で非の打ちどころのないオンナになろうと。ではあっても、依然として、私は悔やんでいる。後悔している。それだけは続くのだろうと思っている。

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Happy birthday 「ハピー・バースデイ」 

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Happy Birthday 「ハッピー・バースデイ」

ステファニーが玄関を開ける音を聞き、ボクは位置についた。垂れ幕の下の位置に。四つん這いになり、脚を少し広げて、彼女が来るのを待った。ステファニーがボクの名前を呼んだ。それに返事をした。女の声で、できる限り可愛いらしく。隣の部屋にいるの、と。彼女の足音が聞こえる。固い床板に彼女のヒールがコツコツ鳴るのが聞こえる。その音を聞きながら、緊張にお腹の辺りが少し震えるのを感じた。下唇を噛みながら彼女を待った。

ほんの数秒のことだったと思うけれど、永遠に感じた。そしてようやくステファニーがやって来た。振り返ると、彼女がショックを受けた表情をしているのがはっきりと見て取れた。その顔がゆっくりと恥ずかしそうなはにかむ顔に変わる。それはやがて嬉しそうな笑顔へと変わった。

「これ何なの?」と彼女は近づいてきた。

ボクはお尻を振って見せた。「お誕生日おめでとう」 声からは男らしさを一切消し、息を弾ませた声で言った。

「こういうこと、あなた、嫌いだと思ってたのに」と彼女は、ボクのぷっくり膨らんだお尻の柔肌に長い爪を立てた。「あの最初の時、あなた、何て言ったっけ? 二度とごめんだって言ったんじゃない?」

「あなたのために、何か特別なことをしたかったの」とわざと悲しそうな声で答えた。

ステファニーは人差し指をゆるゆるとボクのアヌスへと近づけ、そこに触れ、愛しそうに愛撫した。その場所を彼女は「ボーイ・プッシー」と呼んでいる。「本当に、特別ね」と彼女はそこを揉み続け、ボクは思わず体をくねらせた。「お化粧も、ウィッグも、ハイヒールまで。すごく特別」

「もっとあるのよ」 とボクは近くのテーブルに顔を向けた。

ボクの視線につられて彼女もテーブルに目を向け、包みがあるのに気づく。カラフルな紙に包まれたそれは、赤く大きなリボンが目立つ。ステファニーは名残惜しそうにボクのお尻から手を離し、包みのところに行った。次の瞬間、リボンが解かれ、その次の瞬間、彼女は箱を開けた。

ステファニーはしばらく箱の中を見つめた後、ようやく中に手を入れ、品物を取り出した。その大きさに彼女はハッと息を飲んだ。ごつごつ血管が浮き出た18センチの極太ディルド。驚くほど本物のペニスそっくり。根元のところには睾丸すらついていた。そして、ディルドには装着具もついている。

「本気なの?」 と彼女はボクを見た。「この前の時には、あなた、泣き叫んだのに」

「練習してきたの」と言った。その通りだった。この4ヶ月間、ボクは徐々に大きなディルドを使って、体を慣らし、彼女がどんなのを使おうが対応できると自信が持てるようになっていた。「これが欲しくて……」

ステファニーはにんまり笑顔でボクを見つめた。「女にとって、これ以上の素敵な誕生日ってそうはないわ」 と、そう言いつつも、彼女はすでにスラックスを脱いでいた。

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Closing the sale 「商談成立」 

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Closing the sale 「商談成立」

「もっと速く動いて」と、あたしの後ろにいるブレンダが猫なで声で言った。「ベラ、もっともっと速く!」

ブレンダは大嫌いだけど、それと同じくベラという名前も大嫌い。だけど、あたしは指示に従った。いつも必ず指示に従ってきた。激しく体を上下に動かし、下にいる男のペニスで自分を貫きつつも、あたしは、いま自分は別のことをしてるんだと思い込もうとした。あたしはこんなあたしではないんだと思い込もうとした。しかし、そうしようとしてうまくいった試しがないし、そうなってしまう理由はいくらでもある。ますます速さを増してあたしの中に出入りを繰り返すアレの感覚は無視しようとしても無視できない。胸にある大きすぎるふたつの球体が跳ね回る感覚も無視できない。そのどっちもそんなに悪い感覚じゃないと思うかもしれないけど、それに加えて、ブレンダがしょっちゅうイヤなことを言い続けていて、それも我慢しなければならないのだ。

「ご覧のとおりです。ベラは一級品でしょう?」

テーブルの周りを取り囲むように座ってる男たちが、何か口々につぶやいた。あたしはこの人たちを無視する。無視しなければ、泣き出してしまうから。彼らはかつてはあたしの仲間だった。いや、あたしの部下だった男たち。当時、あたしはこの会社のCEOだった。当時のあたしの秘書に罠をかけられる前の話しだけど。その当時の秘書が、ここにいるブレンダ様。今はあたしは彼女の奴隷になっている。女体化され、エロさ満載の肉体に変えられた性奴隷。

「ベラは職務に実に忠実です。驚くほど。決して何事も拒んだりしません。もちろん、何かするなという指示があった場合は別ですが」

「脚の間にぶら下がってるアレはどうなんだ?」と、あたしの後継者であるマイク・チャンバーズが訊いた。「アレには何かするのか?」

「お望みならば、切除できますが?……」

ブレンダがそう答え、あたしは喉から心臓が飛び出そうになった。あたしの男らしさの痕跡をこれからも使おうと思っているからではない。アレが勃起できたのは、もうずいぶん前のことになっていた。だけど、アレを失うことは、自分のアイデンティティに対しての最後の一撃になってしまうと思った。かつての自分が誰だったか、それを思い出させてくれるモノだった。それがなくなったら、あたしは完全にベラになってしまう。

「……ですが、あの小さなのを残しておくと彼女を従順にしておくのにとても役に立つと分かったのです」

チェンバーズは手を振って、それはどうでもいいと合図を送った。「どっちでもいいさ。ちんぽが2本あるわけでもないし、穴もふたつあろうがひとつあろうが、どっちでも十分だな。約束の値段で彼女を買うことにしよう」

「ありがとうございます。彼女を配送する前に、きれいにさせた方がよろしいでしょうか?」

チェンバーズは再び手を振った。「いや、そのままでいい。今日から働いてもらうからな。製品管理部っでちょっとトラブルが起きているんだ。その問題解決のために彼女には精一杯頑張ってもらわなくてはいかん」

「どうぞ何なりと」とブレンダは答えた。「ベラ! 今のお話し聞いたでしょう? さあ、立って! 何やってるの、バカね。服は置いていくのよ。すぐに仕事を始めなくちゃいけないんでしょ!」

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Pushed 「背中を押してくれる人」 

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Pushed 「背中を押してくれる人」

「ああ、本当に綺麗だよ」

「3年という年月と4回の手術のおかげね」

「その前から君は綺麗だった。だからこそ、僕はキミを選んだんだよ」

「あなたがあたしを選んだ? あたしは元々、従属的なことを好む性格かもしれないけど、でも、どっちがどっちを選んだかは、あなたもあたしも分かってると思うわ。いや、別に文句を言おうとしてるんじゃないの。ここに至るまで長い旅だったし、順調に進んできたわけでもなかった。だけど、あたしは、目的地にたどり着いた気持ちなの」

「君は、ずっと、こうなることは望んでいなかったのでは?」

「望んでいたかは分からないわ。『望んでいなかった』と『望んでいたか分からない』とでは大きな違いがあるわよ。このパンティ、見覚えがある?」

「もちろん。キミが初めて履いたものだよね?」

「あの時より、今の方が、ずっとフィットしてるわよね?」

「そうだね。というか、他のすべてもフィットしてる。何か後悔してる?」

「後悔? もちろん、そんなのしてないわ。どうして、そんなことを訊くの?」

「分からない。ただ、僕はご主人様として振る舞うことにあまりに夢中になっていて、キミが何を求めているか気にする余裕がなかったと思うんだ。あの最初の日からずっと、キミは僕に抵抗してきた。ケンカ腰で歯向かってきた。それが今は、急に、何もかも許してくれている。どうしてなんだろう? 本当にキミがまだこのことに熱心でいるのかどうか、訊いてみるのは重要じゃないかって思ったんだよ。このまま続けて、僕たち、普通のカップルになってもいいし、それともキミは元のキミに戻ろうとしてもかまわないんだ……」

「ジェイク、あたしは今のあたしが気に入ってるの。あなたとの関係が気に入ってるの。確かに、時々なら、普通のカップルになるのはいいかもしれないわ。でも、それはすぐに飽きてしまうはず。元に戻る? あたしが元に戻ろうとずいぶん逆らったのは知ってるわ。あたしが、何度、夜中に眠れずに、泣きながら、こんなことすぐにやめさせてやると自分に言い聞かせたか、あなたは知らないでしょう。ええ、確かに、昔知ってた人に会ったりするとき、そういう感情が出てくるときはあるの。お腹のあたりがぐっとして来たり、喉奥にしこりができるような感じで。でも、そういうこともあるから、これがとてもワクワクすることになっているのよ。そいうこともあるから、かえって、これからも、これを続けていこうという気になるの。だから、あなたがそんなに心配してくれるのはとても感謝してるし、嬉しいけれど、お願いだから、気にしないで。あたしにはちゃんと道から外れないように導いてくれるご主人様が必要なの。最高のシシーになれるように背中を押し続けてくれる人が必要なの」

「僕ならそうしてあげられるよ。確実に。じゃあ、余興はこれまでだ。さっさと、前かがみになって、尻を突き出せ。お前にはみっちりお仕置きをしてやらんといけないからな!」

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Fetish 「フェチ」 

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Fetish 「フェチ」

神様に誓ってもいいけど、こんなふうになるはずじゃなかった。5年前、誰かがあたしにこういうふうになると言っていたら、あたしは、その人を嘘つきと呼んでいただろうと思う。その人とケンカをしたかもしれない。あたしはシシーじゃないし、女の子でもない。あたしが自分のことを何と呼ぼうとも、そんな人間じゃないと。そもそも、そういうこと思うこと自体、笑い飛ばすことだっただろうと思う。だけど、あたしは、いまここにいる。たくさんいる女の子たちに混じって、ひとりの女として、ここにいる。そして、ご主人様があたしのことを選んでくれるのを待っている。もし選んでくれたら、あたしは、彼が望むことを何でもしてあげるし、あたし自身、そうすることが嬉しくてたまらないと思っている。それが、今の、あたしの生活。

ちょっと聞いて。あなたが思っていることは分かっているわ。あたしの姿を見ながら、信じがたいと思っている、と。多分、あたしは最初からこうなることを目指していたのだろうと。そうでしょ? 他の人もみんなそう思っている。「お前は変態っぽい生活をしていたかもしれないが、それは言わずにおいてやろう。それを省いても、お前は子供の頃はお人形で遊んだり、姉や妹の服をこっそり着てみたりしていたんじゃないのかな?」って、そう思うんでしょ? そうじゃないっていくら時間をかけて説得しても、絶対に信じてくれない。だから、もういいよ。こっちもあなたたちを信じないから。あたしは、めったに人のことを信じない。そうやって生きてきた。

多分、始まりはフェチからだったと思う。シーメールのポルノビデオを偶然見て、それに嵌ったのは、あたしばかりじゃないと思う。なんでこんなに惹かれる? 自分でもそれが謎で、何年も考え続けた。今から思うと、それについては、当時、自分には分かっていたと思っていたほど、今のあたしは分かっていない。ともかく、何の前触れもなくあたしはそれに惹かれたのだった。そして気がついた時には、「普通の」ポルノでは全然ヌケなくなっていた。出てくる女の子にペニスがついてないと、イケなくなっていた。さらに悪いことに、このフェチがあたしの生活を支配し始めるのにつれて、ポルノを見るたびに、あたしはストーリーの中の男優に感情移入しなくなっていた。むしろ、出てくる女の子とかシーメールとか、何と呼んでも構わないけど、そちらの方に意識に気持ちを集中させるようになっていたのだった。それから1年しないうちに、この気持ちは、「強制女体化」のストーリーに進化していった。個人的な印象だけど、変な話であればあるほど、気持ちが乗った。中毒といってよかった。毎日、夜になると、あたしは、この「強制女体化」の話しを思い浮かべずにいる時間がなくなっていた。いつも、ストーリーや展開を考える日々が続いた。

そして、突然、この妄想が別次元のことに変わったのだった。ただの妄想では我慢できない。現実のことになって欲しい、と。そこで、あたしはネットに関心を向け、ランジェリー、ディルド、ウィッグ、お化粧品を検索しまくった。自分がどれだけ興奮していたかに気づいたのは、注文品が送られてくるのを待っている時だった。ランジェリーを着てウィッグを被ったらどんな感じになるんだろう。ディルドを試したらどんな気持ちになれるんだろう。注文品が到着するまで、ワクワクした気持ちで頭の中が渦巻いていた。

だけど、本当に品物が届くと、あたしは躊躇した。この妄想を始めてから初めて、自分は本当にこの道を進んでいきたいと思っているのだろうかとためらった。心の中、もちろん進んでいきたいんじゃないの、答えはイエス!と叫ぶ声が聞こえていたけど、何か引っかかってて、先に進むことができなかった。結局、私は届いたものを全部、箱に入れ、クローゼットの奥にしまった。忘れてしまうんだよ、と。そして、何とかして、ネットで読んだストーリーやポルノ動画から離れることができた。男らしい自分を取り戻せて、自分が誇らしいと思った。

もちろん、そんな状態は長続きしなかった。元の自分に戻るまで、時間的には、1ヶ月くらいだったと思う。呼吸をするのを止めろと言われても、止めることなんかできない。それと同じだった。自分の性癖を否定しろと言われても、できないと思った。少なくとも、あたしのそういう性質は、すでに自分の一部になっているのだと思った。腕は自分の一部。その腕を切れと言う方が間違っている。

結局、もっと先に進みたいという衝動が戻ってきた。でも、今度は、その衝動が薄まるのを待つ気持ちはなかった。あの箱のことを思い出し、震える手でそれを運んだ。お腹の辺り、何がずしんと重いものがくるのを感じた。ただ、何があるか見るだけだよ。それで遊ぶつもりなんかないよ。そう自分に言い聞かせていた。

もちろん、あたしは自分に嘘をついていた。気がついた時には、裸になってランジェリーを着ていた。頭にはウィッグを被って、顔には不器用な化粧をしていた。そして、小さなディルドの上にまたがっていた。ビデオで見た女の子たちのように、それに乗りながら、女の子っぽい声を上げていた。

あの時だったと思う。この先、どんな抵抗が出てこようとも、どしどし踏みつけて、平らな道にして、先に進んでいこうと思ったのは。あたしは夢中になった。ひとりでいる時だけ女の子になる。それだけでは満足できなくなっていた。もっとしたい。もっと先に進まないと気が済まない。自分の人生に関わっている人たちが、誰一人、あたしのことを理解してくれなかったとしても、放っておこう。あたしは気にしなかった。そして、とうとう、もう見せかけだけの抵抗(参考)を続けられないと思い、勇気を駆り立てオンラインでホルモンを買った。それ以来ずっと自分で自分の道を選んだと思ってきた。

それでも、ためらった時がなかったわけではない。初めてホルモン剤を飲んだとき、初めて完全に女性の服装をして外に出た時、初めて男性とデートをした時、そして、初めてあたしの顔の前にペニスを出され、しゃぶってくれと言われた時……。あたしは毎回、自分の進んできた道はこれで良かったのかと自問した。でも、その迷いは長くは続かない。そして、毎回、あたしは同じ方向の選択肢を選んできた。

そして、4年目がすぎ、あたしはここにいる。裸で、かつてのあたしなら自分が追いかけていたかもしれない綺麗な女性の間に立っている。そして、ずっと、ご主人様があたしを選んでくれて、このふたりの前であたしにセックスしてくれないかと期待している。彼があたしを見て微笑みかけ、そして指で来なさいと合図を送ってくれるのを見ると、あたしはいそいそと彼の前に進み出て、これまでの自分の選択がひとつも間違っていなかったと嬉しく思うのだ。


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Fate 「運命」 

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Fate 「運命」

抵抗しようと思えばできたかもしれないと思っている。いや、抵抗すべきだった。そう思う。頭の中、いろんなことがごちゃごちゃしていたせいで、今は、他の道があったかどうかも分からない。他の道を選んでも大きな違いがあったのかも分からない。たとえ、持てる限りの意思の力を使っても、こうなることを防げたかどうかも分からない。情けないけど、自分が欲したことなのかどうかも分からない。あまりにいろんなことが起きた後となっては、分からない。こんな姿になった後となっては。

これは最初から彼女の計画だったのだと思う。そうに違いないし、あたしは確信している。だけど、それを知ったからといって、何が変わるわけでもない。起きてしまったことは変えられないのと同じで、彼女に歯向かうなどできなかった。歯向かうと思うだけで、胃の辺りが苦しくなるし、頭脳が……どれだけ中身が残っているか分からないけど……頭脳がぐちゃぐちゃになる。あたしは彼女が欲することをするし、あたしは彼女が欲する存在。その関係に対して、あたしにできることは何もない。

もちろん、最初からこうだったわけではない。ああ、なんて前のことだったのだろう。だけど、あたしと彼女が普通のカップルだった時があった。彼女がこんなふうに変わってしまうなんて、ひとかけらも兆候が見られなかったし、あたしも自分の運命について、薄っすらとした予感すら持っていなかった。でも、あたしたちが気づいていようとなかろうと、運命というものは、じわじわと近寄り、その歩みを止めようとはしないもの。いま、あたしは、こうなる運命にあったのだと目の当たりにしている。

時々、何もかも忘れてしまうことができたらいいのにと思う。もし、それを彼女に頼めば、彼女なら確実にしてくれるだろうとは思う。でも、あたしは、かつて自分がそうであった男性と今の自分とをつなぐ細く弱い糸を断ち切ることができない。かつてあたしのことを友人と呼んでくれていたすべての人々から遮断され、自分が男性であった頃の生活の記憶が悪夢のようにあたしを悩ませているにも関わらず、いまだに昔の自分とのつながりを断ち切れずにいる。

そして、あたしは彼女があたしのために選んだ人生を送っている。あたしは売春婦なのだろうか? 分からない。自分ではおカネをもらうことはないから。でも、男たちは何か支払っているのは直感的に分かる。何を払っているのかは、分からない。この生活の現実について、あたし自身、知りたいと思っていないのだろうと思う。棺桶に閉じ込められた、かつてのあたしの逞しい男らしさ。その棺桶の釘を抜くなんて、耐えられるとは思えない。そんなことをして、生きていけるとも思えない。そもそも、自分はそんなことをしたいとは思っていないのかもしれない。

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Redhanded 「現行犯」 

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Redhanded 「現行犯」

「ちょっと、おまわりさん。これ、すごい、勘違いなんだけど。ボクは、別に……売春婦じゃないんだ。これは、違うんだ……」

「いや、カネのやり取りがあっただろう? だからこそ、お前はソレなんだよ」

「いや、まだ分かっていない! これは、妻との間での遊びなんだ。だから、妻に電話してくれたら……」

「奥さん? あんた、レズビアンなのか?」

「いや、違う。……こんな格好してるけど、違うんだ」

「はあ?」

「ぼ、ボクは女じゃないんだ。分かると思うけど、これは、ボクと妻との間のゲームなんだ。ただのロールプレー。ただ、妻が本当の男を連れてくるとは知らなくて、それで……」

「ロールプレー? ふーん。面白いね。実に興味深い」

「な、なんで、そんな目でこっちを見るんだ?」

「理由は2つあるよ、可愛い子ちゃん。第一に、俺はあんたが誰だか知っているんだ、上院議員。第二に、俺には、俺もあんたのそれぞれが欲しいモノが得られる方法が見えてるんだよ」

「本当か? ありがとう、本当に! えっ、ちょっと待って。待てよ! なんで、ズボンを脱いで……えぇ? すごい……」

「選択肢は2つ。牢屋にぶち込まれることがひとつ。まあ、あんたの事務所がカネで解決するだろうけどな。俺には分からんけど。ただ、これがバレたら、あんたのキャリアはお終いだぜ。もうひとつは、俺がしてほしいことを、俺がしてほしいときに、やることだな。どっちでもいいぜ?」

「どういうこと?」

「あんたみたいな可愛い淫乱女を、俺が好き勝手におマンコするってことさ」

「そ、そうすれば……このことを全部、忘れてくれるの?」

「それは、これから後も、ちゃんと俺に会いに来るかどうかにかかってるな。1回限りなら、ダメだ。そう思わないことだな。毎週、土曜の夜ってのはどうだ? ふたりで、ちょっと楽しもうぜ。それが続く限りは……まあ、誰にも黙っていてやってもいいが」

「せ、選択肢はなさそうだよね? わ、分かったわ。でも、誰にもバレないように」

「分かってるって。それに、誰が疑うかって思うぜ。実際、次の選挙ではあんたに入れるかもしれなかったんだぜ。さあ、それはいいから、俺について来いよ」

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