His new place 「彼の新しい立場」 「おかえり、ハニー!」 「言ったはずよ。そのハニーって呼び方、ヤメテって。あなたは、もうあたしの夫じゃないんだから」 「でも……」 「書類にサインしたでしょ? それに、あなた、今でも本気で自分を男だと思ってるの? そんなおっぱいして?」 「あたし……わ、分からないわ……」 「いいえ、あなたは分かってる。その脚の間にぶら下がってるモノを最後に使ったのはいつ? 1年前? もっと前? あたしは分かってるの。あなたは、四つん這いになって後ろからあたしのストラップオンで体の中をえぐられる方が、その逆をするより、ずっとずっと気持ちいいんでしょ?」 「あたしは……」 「それでも、自分が主導権を握ってるフリを続けるの? そんなに熱心にそんなことを信じてるとしたら、とんだお笑い草だわ。自分がアルファ・メイル( 参考)か何かになったつもりで、職場の人たちみんなに命令を下しているとか? 今は、みんな、違ったふうに思ってるんじゃないの?」 「え、ええ……」 「みんな、あなたのことどう思ってるのかしら? 口に出して言って」 「み、みんな、あたしのことを……頭の軽い女だって。カラダだけが取り柄のエロ女だって……」 「で、どうしてみんな、そう思ってるの?」 「ま、まさに、そうだから」 「その通り。まさに、その通り。さあ、こっちに来て、あたしの脚の間に顔をくっつけなさい。今日はハードな一日だったんだから」 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
Out of line 「一線を越える」 タウニーは男を娼館へ案内しながら言った。「うちにはたくさん女の子がいるんですよ……」 「ちょっと待った」と男は言い、廊下に立っている裸の女を凝視した。じゅうぶんきれいと言える女だったが、脚の間に男性器があるのは見逃すことができなかった。「ここはおかまクラブじゃないよな? 俺はそういうのは絶対ダメなんだが」 タウニーはため息をつき、裸のシーメールを睨み付けた。「シュガー! 言ったはずだよ、お客が付くまで部屋で待ってろって!」 「でも、タウニーさん、あたし……」 「ぶつくさ言うんじゃないよ! あたしゃ、さっき何て言ったい? 自分の部屋にすっこんでな!」 シュガーはしょんぼりし、引き下がりながら謝り、そして部屋に戻った。タウニーは作り笑いをして、客に言った。「うちは……何でしたっけ? あっ、おかまクラブ? そうじゃないんですよ。シュガーは特別なんです」 「どうして?」 と男は興味を惹かれたようで、尋ねた。 「ある時までは、あの娘はお客だったんですよ。常連客でね。ただ、ある日、女の子のひとりに乱暴を働いたのです。そこで、うちとしては、それを止めさせようとして、その結果、今はうちの女の子のひとりになったわけなんです」 「で、でも、どうやって?」 「一線を越えてみれば、お客さん自身ですぐにわかりますよ」とタウニーは答えた。「さあ、その話はこのくらいにして、お客様に女の子を紹介しに行きましょう?」 「あ、ああ。……そ、そうしよう」と男は言った。 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
Roommates 「ルームメイト」 「すごっ! お前、本当に彼女そっくりだよなあ。声まで似てる」 「双子だから……。それが肝心な点の気がする」 「ああ。でも予想してなかったぜ……ていうか……ワオ! マジで。ワオとしか言えねえ」 「ありがとう。多分そう言うべきなんだろうな。でも、本当にこれって……ゲイじゃないよね? 確信できる?」 「片方が、可愛い女の子に見えてる以上、ゲイじゃねえよ。そして、お前は、可愛い女の子にしか見えねえ」 「うん……でも……」 「考えすぎるなよ。てか、俺たちが昨日の夜したこと、お前も楽しんだんだよな?」 「うん。多分。でも、ボクはちょっと酔っぱらっていたし、それに……あれは、賭けの上でのことだし、それにボクは……ボクは違うんだよ。ボクはゲイとかそういのになりたいわけじゃないんだよ」 「大丈夫、お前は違うって。で、昨日の夜、俺のちんぽをしゃぶったんだよな? はい、はい。分かってるよ。でもな、こういうことは大学じゃよくあるんだぜ。それに、これは俺たちふたりにとって、完璧なシナリオだよ。だってそうだろ、俺たちはルームメイトなわけだから、これからも、ふたりでやりたいセックスをやり放題だってことだ」 「ああ。その通りだね。その通りだと思うけど……」 「気楽に考えればいいんだよ。流れにまかせて、お前も俺もしたいことをする。楽しいよ。俺が請け合うから。やってみなきゃ、分かんねえだろ? こういうのはどうだ? 俺が、まずは先っちょだけ入れてみるんだ。お前が気に食わなかったら、言ってくれ。俺はやめる。それだけだよ」 「あ、ああ。それなら……それならいいかも」 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
A different perspective 「別の観点」 「最後の日よね? 名残惜しくなりそう?」 「なんだって? そんなわけないよ。このセメスターは悪夢だったんだ! ようやく終わって、普通に戻れるので、すごく喜んでるよ」 「悪夢には見えなかったけど? ていうか、あなた、ある意味、楽しんでいたようにしか見えなかったけど?」 「マジで言ってるの? じゃあ、ボクは、自分で思っていたより演技が上手いんだね」 「そうかも」 「それ、どういう意味? まるで、ボクが女物の服を着たり、お化粧をしたり、髪の毛を延ばしたりするのを喜んでいたと本気で思ってるような口ぶりじゃないか? この2か月間、ボクがこのヒドイ状況をできるだけ良くしようと頑張ったからと言って、ボクがこの状況を喜んでいたということにはならないよ、カレン」 「この授業に登録したのは、あなた自身よね? あなた自身が選んだことじゃない?」 「だって、卒業のための必須科目だったからだよ。この授業を取るか、サンチェス博士の研究室のマウスにされるかのどっちかだったんだ。君もヘンリーがどうなったか見ただろう? ヘンリーは、いまだに、テディ・ベアを見ると痙攣を起こしてる。アレはごめんだよ。女性学の方がはるかに良い選択だったんだ」 「モノは言いようね」 「本気で言ってるんだよ。誰か男が、ボクのことを本当の女だと思ってボクに言い寄ってきて、その人の相手をしなければいけなくなったとかさ、パンティの替えがなくて裸になっていなくちゃいけないとか、そんなんだったら、ボクは喜んで死ぬよ。でも、あのフリードリンクはありがたいとだけは言わなくちゃと思ってるよ。それに、服も、いくつか気に入ってるのもあるんだ。分かるよね? 男物よりずっとカラフルだから」 「それに、あたしとふたりでするベッドでのお楽しみもあるから、でしょ?」 「うっ……まあ……それも多分」 「ああ、もうやめて。あなたは、あたしの彼氏だった時より、あたしの彼女でいるときの方が、ずっと楽しいんじゃないの? 自分でも分かってるんでしょ。その点はごまかせないわよ」 「ああ、楽しかったよ。これでいいんだろ? 嘘はつかないよ」 「その点よ。ちゃんと認めて、ライリー。あなたは、今後、女の子になっている今の時の方が良かったなあと思うようになるのよ。多分、いつも懐かしむというわけじゃないだろうけど、そう思う時が絶対にあると……」 「分かったよ。そうだよ。その通りだよ。別の観点から人生を見ることができて楽しかった。言ったよ。これでいいんだろ? 幸せ?」 「いつも幸せよ。でも、ちょっといい? 授業が終わるからと言って、これをやめなくちゃいけないというわけじゃないの。これ、あたしとあなたの間で、お楽しみとして続けることもできるんじゃない? 週末だけとか、ふたりで旅行に出た時だけどか」 「どうかなあ……」 「今すぐ決めてと言ってるわけじゃないわ。ただ、ひとつの選択肢として言ってだけ。可能性はあるとだけ。もし、あなたもする気があるなら、嬉しいわ。気が向かないと言うなら、それも構わない。あたしは、あなたがどうしようとも、それに付き合うつもりでいるから」 「ありがとう。本当に」 「あたしって最高じゃない?」 「ああ、本当に君は最高だよ、カレン。本当に、本当に」 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
Closure 「決着」 「私の可愛いエロ娘は、今夜はどんな調子かな?」 あたしのご主人様が部屋に入ってきて、あたしが四つん這いになって脚を広げ、欲しくて疼いているのと言わんばかりにお尻を突き上げてるのを見た。あたしはわずかな布地のランジェリー姿で、女体化した体を隠そうともしていない。もちろん、そこが重要な点。彼はあたしがそんなふうになってるのを見るのが好きなのだ。そして、正直に言えば、あたしもこういうのが好き。 「ご主人様が帰ってこられて、今は元気になりました」とあたしは猫なで声で言う。「今夜、あたしのアナルを犯していただけますか? それともまずは、あたしのお口をお使いになりますか?」 「口のほうがいいかな」と彼はあたしの前に立ちはだかった。「だが、その前に、ちょっとしたサプライズがあるのだよ」 どんなサプライズと聞こうとしたとき、聞き覚えがある声でつぶやく声が聞こえた。「ああ、何てこと。ボブ? 本当にボブなの?」 ボブ。その名前を聞いた瞬間、心が凍り、背筋に寒気が走った。もう1年以上聞いていなかった名前。こんなにも早く、その名前を聞かされるとは。それを聞いて、昔を思い出した。そんなに遠い昔ではない昔。あたしがランジェリー姿でご主人様の気を惹こうと猫なで声をあげるようになる前のことを思い出す。あたしが捨て去った当時の生活と、妻のことを思い出す。でも、何よりも、自分がこんなふうになるとは全然思っていなかったことを思い出す。 声に驚き振り返り、あたしが捨てた妻のフィオナを見た。彼女はどうみても美人ではないし、失踪した夫のことを1年以上にもわたり心配し続けたせいか、その影響が容姿にも現れていた。記憶にあるよりも、少し太ったようだし、かなりやつれているように見えた。彼女を見た瞬間、自分が彼女よりずっと綺麗だろうなと思った。そう気づくと、誇らしい気持ちが出て、胸の内が熱くなるのを感じた。 もちろん、彼女が最後にあたしを見てから、あたしはずいぶん変わってしまった。ただの女体化小説と動画の愛好者だったのが、次第に抑えが効かなくなっていき、前の生活を捨て、ホルモンに走り、自分もああなりたいとあれほど切に願った性奴隷のように扱ってくれるご主人様を見つけ、その人に飼われるまでになってしまった。その当然の報いなのか、かつては自分が淫らな欲望を抱いていたはずのトランスジェンダー女性に、自分がなっている。もうかつての自分の面影はほとんどない。それは自覚しているし、そう思うと、気が休まるところがある。 「そうだよ、ボブだよ」とご主人様があたしの代わりに返事した。「あなたも、夫だった男がどんな姿になったか、見てみたいのじゃないかと思ってね」 「ど、どうして?」 「そうすると、彼女は屈辱を感じるからだよ。表面的な屈辱だけではない。多分、今夜、檻の中、横になりながら、彼女は自分が何を捨ててきたか考えるんじゃないのかな? かつての男だったころの自分を思い出す。そして、大変なものを捨ててしまったのだと、心の奥から、煮えたぎるような恥辱を感じるんじゃないのかな?」 「じゃ、じゃあ、あなたは私を性的な遊びの小道具として利用したのね?」 とフィオナは言った。「私は……あ、あなたは、夫を見つけるのを手伝ってくれると言ったのに。夫に会わせて、ちゃんとケジメをつけられるようにすると言ったのに」 「だから、そうしたでしょう? 見れば分かる通り、もう、あなたの夫はどこにもいないのです。そうでしょう? もう元には戻れない。だから、あなたは過去を忘れて前に進むことができるんですよ、やっと」 「私、ど、どう……どう考えていいか分からない」 「悲しいことだけど、それはあなたご自身で考えることでしょうね」 そう言ってご主人様はズボンのチャックを下ろし始めた。「あなたが、元のご主人が性奴隷のように体を使われるところを見たいと言うのなら、話は別ですが。まあ、私にはどちらでも構わないですが」 フィオナは、これほど素早く出ていくことはできないだろうと思えるほど、素早くその場から出て行った。玄関ドアが乱暴に閉められる音が響いた。その音はあたしの昔の生活に対する、真の終結を告げる音だった。そして、あたしは、ご主人様の元へ這い寄りながら……彼のペニスを見て口に涎れがたまってくるのを感じながら……今ほど幸せな時はないと思うのだった。 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
その2週間前、モニカはこっそりと両親の家を出て、友人の車に送られて60マイルほど離れたジェフの元に来て、治安判事の元、あわただしく結婚したのだった。モニカは、17歳の誕生日を迎える直前だった。だから、結婚してしまわないと、ジェフは法定上レイプの罪に問われ、彼女は家出少女とみなされてしまいかねなかった。モニカは治安判事に年齢を偽った。とはいえ、ほんの数日間だけの偽りだったが。 コレクトコールで両親に結婚したことを伝えた。そのおかげで彼女の両親は警察に捜索願をださなかった。電話の向こう、母親が涙ぐんでいるのは感じ取られたけれど、両親とも、モニカが幸せになることを願ったし、できることなら、秋には高校3年生になるはずなので、こちらの高校に編入するようにと、モニカに懇願した。 モニカは、学校は続けると約束した。 季節は真夏だった。だから、当面、モニカは学校に通わなくてもよい。ジェフも賛成してくれたので、秋からは地元の高校に登録しようと計画していた。 ジェフも19歳になったばかりだった。地元の大きな自動車工場の機械工の仕事を得ていた。ただ、後で分かったことだが、その工場は車の窃盗団のフロント会社でもあったのだった。盗難車をシカゴに運ぶ仕事が時々入る。仮に、ジェフがその仕事を頼まれ、それを引き受けた場合、彼は機械工の給与に加えて50ドル多くもらうことができた。 50ドルは、彼にとって、月々の家賃をはるかに超える金額だった。ジェフには、その額を稼ぐには、逮捕される危険を冒すことしかできなかった。 窃盗団は、シカゴにジェフが滞在するための安い部屋を提供した。車を届け、そこに1日滞在し、翌日にはバスで地元に帰ることができるはずだった。バスだと、すべてのバス停に止まって移動するため、5時間もかかるし、当然、仕事の時間には間に合わない。だが、その日の仕事の賃金を上回る額をもらえるので、何も問題はなかった。 新生活を始めたばかりのふたりには、カツカツの生活しかできなかった。家賃は払ったけれど、ジェフが失業したら、途端にふたりは路頭に迷うことになるだろう。 ジェフの上司のリチャードは、ふたりの結婚に新郎側の付添人として立ち会った。ジェフが治安判事に式のお礼を言い、代金の2ドルを払っている時、リチャードは新婦にお祝いのキスをしてもいいかと彼に訊いた。 ジェフはほとんど気にならなかったのか、軽くうなずいて、肩越しに手を振った。 モニカは、たった2時間ほど前にリチャードを紹介されたばかりではあったものの、気にせず、両腕を開いて招くリチャードの元に近寄った。彼が唇を少し開いたのを見て、彼女も唇を開いたのだった。 モニカは、軽く唇を触れ合うだけだとばかり思っていた。 だが、リチャードは、唇を強く押し付け、舌までも入れてきて、モニカを驚かせた。さらには、彼の手がどこにあるか周囲の誰にも見えないことをいいことに、両手で彼女の尻頬を掴み、揉んだのである。 彼はなかなかキスをやめようとしなかった。モニカにも、不自然なほど長いと分かる。舌を舐られ尻を揉まれながら、彼女は、突然、何か固いモノが自分の下半身に擦りつけられているのを感じた。 びっくりしてモニカは体を離し、リチャードを睨み付けた。そんなモニカを彼はニヤニヤ笑ってみている。彼女は、こんなふうにキスされたことがなく、体の中に走った感覚は、初めてのものだった。 このときのことをモニカはジェフに話していない。だが、その時すでに、彼女は、ジェフの上司が自分のことを狙っていると感じていた。そして、そんなことは決して許してはいけないと思ったのだった。 ジェフが仕事を始めてからまだ2週間であり、それまでは自分のアパートを借りる資金がなかったので、彼はリチャードの家に間借りしていた。しかし、2週目の賃金が得られたので、これで部屋を借りることができる。 一方、リチャードは、満面に笑顔を浮かべて、「今や花嫁となった彼女も来たことだし、ふたりでうちに間借りし続けていてもいいのだよ」と言った。 治安判事のところには、リチャードの運転する車で行った。式の後、3人は途中のレストランに立ち寄り、そこでリチャードは新婚夫婦に食事をおごった。その後、リチャードの家に戻ったわけだけれど、まだ日も高く、若いジェフとモニカは夜になるまで待たなくてはいけなかった。 4時間ほど経ち、ようやく、新婚のふたりがふたりっきりになれる時間が来た。リビングルームにリチャードを残したままで、ふたりだけ寝室に入り、初めてのセックスをするというのは、どこかしら、よくないことのように思え、ふたりはリチャードが就寝するまで、我慢していたのである。 新婚旅行をする時間もお金もないふたりは、リチャードの家の来客用の寝室で初夜を迎える他なかった。部屋には窓がひとつで、そこから差し込む月明かりを除いて、部屋の中は暗かった。初めてジェフの前に生まれたままの姿になり、自分の処女を捧げる。モニカは、不安の混じった期待に胸を膨らましつつ、壁一枚へだてた隣の部屋にリチャードがいることも気になっていた。 ……あの人にこっちの様子を聞かれているかもしれない。そう思ったけれども、ジェフがズボンを下ろして堂々とした姿で立っているのを見て、すぐに隣のことは忘れたのだった。彼女は大人の男性の勃起したペニスを見るのは初めてだった。恥じらいからか、モニカはくすくすと笑った。 この時まで、ふたりがした性的なことと言えば、立って抱き合うか、車の中で座って愛撫しあう程度だった。ジェフはこの時まで待ち続けてきたのである。モニカ同様、ジェフも未経験だった。 「横になろう」 モニカが、初々しく美しい乳房を彼の前に露わにしたのは、この時が初めてである。ジェフは、その夢のような触り心地を喜んだものの、じっくりと堪能する心の余裕はなかった。前戯と呼べることはそれくらいで、他にはほとんど戯れることなくジェフはぎこちなくベッドに上がった。そこには、花を散らされるのを待つ美しい花嫁が、裸体を隠さず待っている。 モニカは、ジェフが避妊具を3パック買ったのを知っていた。一瞬、それをつけるつもりか訊こうと思ったけれど、すぐに、それはジェフに任せようと思い直した。 また、最初は、隣の部屋にリチャードがいるので、なるべく声を出さないようにしようと思っていた。だけど、式の時、リチャードが厚かましいキスをし、体を触ったことを思い出し、むしろ、自分の声を通して、リチャードに、自分はジェフの妻になったのであることをしっかり認識してもらうべきだとも、思い直していた。 初めての経験である。ジェフのそれは大きく感じられた。「ああっ!」 短かったけれど鋭い痛みが走り、モニカは叫んだ。思ったより大きな声になっていて、部屋中にこだましたように聞こえた。 「大丈夫?」 ジェフは、1回の突きで彼女の処女膜を破り、分身の大半を入れたのだった。モニカにとって、確かにジェフは大きく感じられたけれど、すぐにリラックスできるようになっていた。今のところ、ちょうどよい感じに収まっていると感じていた。 「痛かった……」 モニカは割と大きな声で返事した。もし隣の部屋でリチャードが聞いてるなら、ちゃんと聞こえるようにと思ったからである。「まだ痛いけど、もう大丈夫だと思うわ。続けて……」 「じゃあ、するよ。残りを全部入れるよ」 「ううぅぅぅぅ……んんん……!」 ジェフは13センチの根元まで埋め込んだ。
「弱みにつけ込む上司」 Husband's Boss Took Advantage by EroticWriter モニカが受話器を耳に当てているとき、チャーリーがベッドに這いあがり、彼女の脚の間に入ってきた。モニカは、「ダメ、ダメ」と言いたそうに怖がる顔をしたが、チャーリーは、指でしーっと黙る仕草をしながら、亀頭を彼女の陰部に押し当てた。 ……チャーリーは音を立てずに、あたしが夫と話をしている間、大きなアレをあたしの中に入れてくるつもりなのね…… 意図を察したモニカは、急に、電話の声の調子を変えた。「ねえ、ジェフ? 今ベッドで素っ裸でいるの。あなたにオマンコやられるのを待っているの」 こんな露骨な言葉を使った後、モニカは横でクスクス笑う声を聞き、顔をしかめつつ見上げた。そこにはベッドで行わていることをすべて見ている夫の上司がいた。 彼の名はリチャード。このようなことをもたらした張本人である。彼は、仰向けに横たわるモニカがチャーリーに両脚を広げながら、電話で夫と話をするのを見ている。そして、彼女のバギナにはチャーリーの巨大なペニスが今にも入ろうとしている。 モニカと夫のジェフが、妻と夫の関係になってから電話で会話するのは、これが初めてだった。そうであるから、この会話はテレフォン・セックスにつながるのは当然だった。もし彼女だけだったなら、おそらくモニカは「あたしのアソコ」と言ったはずである。だが、チャーリーとリチャードも一緒にいて、自分を見ている状況であるためか、彼女はオマンコという言葉を使った。もちろん、ジェフ相手にこんな言葉を使うのは初めてのことだった。 時は1950年代。当時は長距離電話をするには交換手を通さなければならなかったし、電話代も高かった。ガソリンが25セントで3リッター買えた時代、最初の3分間の通話が1ドルもしたのである。 電話は普及し始めたばかりであり、モニカは通話料のことはよく分からなかった。夫からの電話はコレクト・コールだったので、通話料はさらに高いかもしれない。 通話料のこともあり、ふたりは速く済ませる必要があった。後で困らないようにするためには、モニカは夫に素早く射精してもらいさえすればよい。自分がイクまで待つ時間はないだろう。それに、そもそも、結婚して3週間しかたっていないので、彼女は夫との行為でオーガズムを味わった経験はなかった。実際に体を合わせての行為ですら経験がないのであるから、ましてや電話でイクことはあり得ないだろう。 電話の向こう、興奮した声が聞こえた。「僕は固くなってるよ。すごく硬くなってる。今から入れるね、モニカ」 「今すぐやって、ジェフ。あたしは準備できてる。入れて!」 その言葉と同時に、チャーリーが挿入してきて、彼女は目を丸くした。 「うぅぅぅっ! ああ、いいっ! いいわっ、ジェフ! あなたが入ってくるのを感じる。すごく大きいし、硬いわ!」 すごいなあ、と彼女の夫は思った。とても本当っぽい声を出してる。「中に入ったの、感じる? 気持ちいい?」 「ええ、感じるわ、ジェフ。あたし、仰向けで、あなたの顔を見つめているの。そうしながら、入ってくるのを感じてるの。気持ちいいわ、すごく気持ちいい!」 もちろん、モニカはチャーリーの顔を見つめていた。彼は半分まで挿入したところで、動きを止めた。モニカは、チャーリーが完全に覆いかぶさってこないように、少し彼の胸を押し戻すような動きをした。そうしないと、電話での会話が難しくなるからだった。 「ジェフ、もっと深く入れてきて。全部を入れてきて。全部、感じたいの」 「いいよ、モニカ。根元まで入れるね」 「ああ、ジェフ。すごく広げられていくのを感じる。ああ、いいわぁ」 本当に気持ちいいとモニカは思った。だが、その行為を行っているのは夫以外の男なのである。 最初は心配していたモニカだったが、夫の上司に見られながら、逞しい男に抱かれつつ、何も知らない夫と話しをするのが、これほどエロティックだとは思いもよらなかったのだった。 モニカがチャーリーの胸板を押し上げ、あまり近づかないようにさせていたものの、チャーリーはキスできるところまでは顔を近づけていた。彼がさらに顔を寄せ唇を合わせると、モニカは嬉しそうにそれを迎え入れ、静かに舌を絡め、彼の口を吸った。 「あなた、強く突いて」 ジェフは、妻の顔は見えないものの、声の調子から彼女が微笑んでいるのが想像できた。実際のモニカは、自ら両脚を持ち上げ、チャーリーの腰を包み込むように絡めたのだった。すでにチャーリーは根元近くまで挿入しており、ゆっくりと出し入れを開始していた。 「ジェフ? 今あたし、両脚を上げて、あなたの体を締め付けてるところ。いつもより、あなたのアレが大きく感じるわ。すごく深いところまで入っているように感じる」 彼女の声はとても興奮している様に聞こえた。「モニカ、そうだよ、いつもより大きくなっているよ。石のように固くなってる。モニカの方はどうしてる? 手を使ってる?」 「うん、使ってる。もっと早くして」 リチャードは時々、顔を近づけ、モニカとチャーリーの間を覗き込むようにしていた。モニカは、そんなリチャードのことは無視して、微笑みながら、受話器をチャーリーの耳元にも寄せて、ふたりで一緒に電話の会話を聞くようにさせた。そして、時々、キスを繰り返す。 突然、何の前触れもなく、モニカは下半身から強烈な快感が沸き起こってくるのを感じた。「ああっ、イクかも……」 電話を持つ手を少し緩め、モニカは1度だけ、腰を突き上げた。自分がイキそうになってることをチャーリーに知らせるためだった。それを受けて、チャーリーは少しだけ抽迭の動きを速めた。 電話の向こう、夫は、受話器から聞こえてくる声に艶がこもってくるのを聞き、自らも興奮した声を出し始めた。 「ああモニカ、君のアソコ、すごく気持ちいいよ。とてもキツク僕のアレを包んでくれているよ。ますます固くなってきてるよ。僕もイキそうになってる。速くしなくちゃね。もう少しでイキそうだよ。ああっ、あぁぁぁぁ……!」 ジェフは射精していた。 「あたしも。一緒にイクわ!」 モニカは、演技のつもりだったのに、実際に自分もオーガズムに達してるのを感じ、驚いた。だが、もちろん、実際に彼女を絶頂に導いているのは、チャーリーの巨大なペニスなのである。 チャーリーにとっては抜き差しの動きを始めたばかりであった。だが、モニカにとっては、夫と電話で話をしつつ、逞しい別の男性に貫かれているという状況のせいか、新記録と言える短時間でオーガズムに達したのだった。さらに、夫の上司が、たった1週間前に彼女を誘惑した張本人の男が、この場にいて自分の行為を見ているという点も、ゾクゾクするような興奮に寄与していたといえる。 ジェフは妻が達した声を聞いた。そして10秒ほどし、彼自身の呼吸も落ち着いたころに、驚いた調子で愛妻に語り掛けた。「うわあ、モニカ。君があんなに悶えた声を出したり、イクときの声を聞いたのは初めてだよ」 彼は自慢気に語り続けた。「今の僕の姿を見せてあげたいな。腹の上がドロドロになってるよ。胸の先まで飛んだのもあるよ。君も、僕とやってこんなに感じたことって、あるかな?」 モニカはまだ息を荒げていた。チャーリーがゆっくりと出し入れを再開していたせいで、声を落ち着かせることができなかったのだった。チャーリーの顔を見上げ、嬉し困ったような笑顔を見せつつ、受話器に話し始めた。「ジェフ? イクって声に出すの、実際に会ってる時より、電話での方が気楽にできるのよ」 モニカはチャーリーを見上げ、受話器を手で覆い「あなたってひどい人!」と囁いた。そして、手を受話器から離した後、夫に言った。「でも、ジェフ? もうすぐ3分になるわ。もう、電話を切った方がいいんじゃない?」 「いや、大丈夫だよ。3分の縛りは、公衆電話でないときは当てはまらないんだ。交換手が割り込んできて、いきなり切られたりはしないよ」 「あら、そうだったの。忘れていたわ。でも、これ、コレクトコールでしょ? お金がかかるのは変わらないわ」 「それもそうだね。じゃあ切るよ。おやすみ、モニカ」 「おやすみなさい、ジェフ。ちゃんとドロドロをきれいにしてから寝るのよ」 ***** この1時間前: モニカが、ラジオを聞きながらひとりカウチに座っていた時、階段の方からきしむ音が聞こえてきた。リチャードに違いない! 浮気をする罪悪感があったものの、これから行うことへの少なからぬ興奮も感じていた。 もう、アソコのひりひりした痛みは消えていた。だから、リチャードが自分にどんなことをしようと考えていようと、それに対する体の準備は整っていた。 この1週間前、リチャードは彼女の夫をシカゴに出張に行かせていたのだった。盗まれた車を彼に届けさせるという仕事である。そして、ジェフが出張に出たすぐ後に、彼はジェフの家を突然訪問し、モニカを驚かせたのだった。彼はモニカにある用件を伝えに来たのである。ジェフが解雇されないようにするためには、彼女の協力が必要であること。その協力とは、彼女自身を差し出すことであること、という話だった。しかし、モニカが納得するのに、数分もかからなかった。 だが、この話はその夜が始まりではない。話はさらに、その2週間前にさかのぼる。
そして意識が戻る。左右の手首と左右の足首にザラザラした縄が巻かれているのに気がついた。冷たい首輪にも気がつく。これは気のせいでは? だが、目の前で展開している光景は、彼が想像したよりもひどいものだった。そこでは、彼の長年のあこがれである彼女が、四つん這いになり、怪物のようなペニスで突かれ、嬉しそうな顔でこちらを振り返っていたのだった。相手の男は残虐な印象があるハンサムな男。さらには、この光景を撮影している男もいて、おそらく、この男がジョンを殴ったのだろう。 「一体何なんだよ、ジャズ!」 ジョンは怒りに任せて叫んだ。とはいうものの、望まないのに勃起もしていた。 彼女を犯している男が言った。「あんたは彼女を満足させていなかったようだな。どう見ても。だから、彼女は満足させてもらえる男を探したってわけじゃねえのか?」 男はニヤリと笑った。「でもよお、あんたのソコをみると、そんなに怒ってもいないようだが?」 「ジャズ!」 傷ついたジョンが悲痛な叫び声をあげた。「なんでこんなことを!」 「あんた、あたしを責められるの? そんな赤ん坊みたいなちんぽで何ができたのよ? 快感って言えるようなこと何もしてくれなかったくせに」 彼女は喘ぎ声を漏らしそうになるのをこらえながら言った。長年にわたる恋人同士だった彼を裏切り、侮辱して、かえって快感を得ているように見えた。 「それに、これがあんたを興奮させているのも知ってるのよ。あんたが『ポルノハブ』で何を見て、その変態欲求を満足させているか、あたし、知ってるんだから」 ジョンはどう反応してよいか分からなかった。ものすごく怒り狂いたいと思っていたけれど、できなかった。もっと言えば、目の前で展開している美しい光景を喜び始めていたのだった。 体を縛られ床にひざまずいて、生涯をかけて愛してきた女性が他の男に犯されている。愛する女性が快感に喘ぎ悶える姿ほど美しいものはない。しかも、あの男の持ち物の硬さを見よ! ジョンは、自分では知らなかったのだろうが、たまたま都合よく足の間に挟まっていた枕を相手に腰を動かしていた。どうしてそんなことをしていたか分からなかったが、どうしても、そうしないではいられなかったのだった。 そんなジョンの必死の姿を見て、ジャズはくすくす笑った。ジョンも枕相手に腰を動かせば動かすほど、気持ちよくなってくるのを感じていた。 カメラを持っていた男が、カメラを置いた。ちょうどジャズの局部が突きまくられ、同時に弱い従属的なジョンが枕相手に必死に腰を動かす様子を収めることができる位置だった。そしてその直後、ジョンは、痩せているがそれなりに逞しい一物を持つカメラマンの男も、この行為に加わりたいと思っていたことを知ったのだった。ジャズのあそこの穴はすでに使われている。溜まりにたまったモノを出すにはジョンを使うしかない。 それに気づいたジョンだったが、時はすでに遅かった。カメラマンはジョンの鼻をつまみ、息苦しくなったジョンは無意識的に口を開いた。カメラマンはすぐにこの機会をとらえ、ジョンの口にペニスを突き入れ、同時に激しく出し入れを始めた。 口に入れられたその食感にジョンは気が狂いそうになる。当惑し、怒り、少なくとも吐き出したいと思うはずだった。だが、彼は興奮しか感じなかったのである。あまりに性的に高ぶっており、喉奥にペニスを突き立てられても、それを喜んでしまったのである。そして、ジャズも、自分の彼氏が、より優れた男に口を犯されているのを見て、いっそう興奮し、悩ましい叫び声をあげたのだった。 その間、ジャズには、自分に打ち込み続けている男が急速にクライマックスに近づいてるのを感じていた。低いうなり声と内部に挿入されてる男根がヒクヒク蠢いているのからすれば、それを察知しないほうがおかしいだろう。彼女を犯す男は、射精が近づくのを受けて、言った。「この寝取られ野郎に、彼女が本物の男の樹液を注ぎ込まれるところを見せてやろうぜ!」 痩せ型のカメラの男も、その男が言ったことを聞いて、ジョンの口からペニスを引き抜き、ジョンは、やっと止めてくれたかと安堵するとともに、少し名残惜しくも感じたものの、今度は、顔を、無理やりに男とジャズがつながっている方に向けさせられた。ちょうどその時、彼に比べて明らかに優等であるアルファ・メイル( 参考)が、征服した女にたっぷりと精液を注ぎ込んだのだった。それを見せつけられ、ジョンは圧倒的な敗北感を感じた。意思も心も打ち砕かれる。自分は、このふたりの男たちより劣った地位にいるのだと認めざるを得なくなる。 しかしなぜか興奮が高まり、それに伴う快感も募ってくる。そんな感情を否定しようとあらがうものの、抵抗は無駄だった。腹の奥から屈辱感と劣等感がふつふつと沸き上がってくるのにも関わらず、彼は、この一瞬一瞬を喜んでいたのだった。 自分は寝取られ男だ。ベータ( 参考)であり、ここにいる優等な男たちの下にいるべき男なのだ。もはや抵抗はできない。たった今、自分の彼女を征服し、その体内に精子を注ぎ込んだ男が、そのペニスを彼の口に押し込んできても、ジョンは、それをただ受け入れるばかりだった。このふたりのような、自分より優れた男たちには、精いっぱいのことをして尽くさなくてはいけないのだ。少しでも自分が彼らの役に立てることを示さなければいけないのだ、と。 終わり Source: Lover's Quarrel
「口論」 Lover's Quarrel by The SilverPalace 4月の陰鬱とした日のことだった。ジョンは目を覚ます。ベッドの中、隣には、親友であり恋人でもあるジャズが寝ている。注意深く彼女から体を離し、背伸びをし、染みひとつない部屋を見まわした。自分は何て運がいいんだろう。信じられない。子供のころからのあこがれの人であり、長年にわたる友人でもある、この町一番の美人とされている彼女とデートをし、そして、一緒に暮らしているのだから。そんな自分と言えば、なんの取り柄もない平凡な男だ。頬骨は小さく、あごも細い顔つき。それで言ったら、男のアソコについても大した代物じゃない。それを全部合わせてみれば、彼は彼女と一緒になれたなんて、この世で一番運が良い男と感じても当然だった。だが、ひとつ、いつも際立って無視できない問題があった。それは、彼女の方は彼ほど一緒になれて幸せと感じていないこと。どんな類の行為であれ、彼と性行為をするのは、自分にはふさわしくないこととみなしていることだった。 ジョンは、半裸で横たわる彼女の寝姿を見て、朝立ちをしてる自分に唸った。この朝立ち、決して世話をしてもらえるわけがないと分かっていたから。ため息をつきながら、時計を見上げた。仕事に出る前に「お楽しみ」らしいことをする時間はないと知る。それは、とりもなおさず、今日一日ずっとムラムラした気持ちで過ごすことになるのを意味していた。あきらめてシャワーを浴びに行く。 手短にシャワーを浴び、やっと落ち着いたと思ったら、ジャズがシャツとパンティだけの格好でバスルームに入ってきて、結局、またムラムラ感が戻ってしまった。 彼女はちらっと彼のだらりと垂れたペニスを見てクスッと笑った。ジョンは、彼女がこれをするのを嫌っていると同時に、愛してもいる。バカにされ侮辱されたと感じるのだが、彼の体はいっそう反応してしまい、彼が内心は従属的なことを喜ぶ性格であることを暴露してしまうのである。ジャズは、そんな彼を気にせず、下着を脱ぎ始め、ジョンが遠慮してバスルームから出ていくように仕向ける。そして、心安らかにシャワーを浴び始めるわけだ。 ちょっと勃起をしまい込むのに苦労しつつも、ズボンを履き、身支度をした後、ジョンは職場へと出かけた。彼は市中の保険会社に勤めている。職場は家からたった20分の場所にある。そこに向かう途中、彼は最近のジャズの様子を振り返った。昨日、ふたりは口論をしたのだった。ふたりが親密な行為をしなくなって3か月になろうとしていることについての口論だった。ジョンにとって、その口論で一番ショックだったのは、彼女のある発言だった。それは… 「あたし、あんたのちっちゃなおちんちんなんか拒否するわ! やりたいと思ったら、他の人を探すわよ!」 この言葉は、他のどんな言葉よりも彼にはショックだった。だけど……だけど、そんなに腹立たしいなら、どうして、それを思い出しただけでズボンの中、アレが突っ張ってくるんだ? ああ、仕事の時間だ。これについては後で考えよう…… ________ 職場での、長いストレスいっぱいの一日が終わり、ジョンは、いつもに増して、息抜きがしたくてたまらなくなっていた。残念ながら、家に帰っても、息抜き方法は自分の手を使うことしかないのも分かっていた。 家に着くと、妙な声が寝室から聞こえてくる。ジャズの喘ぎ声だ! この声、彼女がオナニーするときしか聞いたことがなかったが、でも、今は、いつもよりずっと激しい感じがする。 何が起きてるんだ? それを思うと、いつものズシンと重い気持ちが腹のあたりにたまってくる。頭の中では、次々といろんな光景が浮かんできて、いっそう重苦しい気持ちになってくる。だけど、重苦しい気持ちになればなるほど、興奮も高まってくる。 ゆっくりと寝室に近づいた。頭の中で渦巻く想像だけでも、気が狂い叫びたい気持ちだった。 そして、彼は、寝室の前に来た瞬間、何かが後頭部を打つのを感じ、目の前が真っ暗になったのだった。
A necessary change 「必要な変化」 かつては、ちゃんとした男になることについて悩んでいた。何時間も、自分の小さなペニスや、細い体や、男っぽいところがない点に苦悩していた。みんなが男とはかくあるべきだと言う型に自分が当てはまらないことを知っていた。そしてそのころ、あたしは、みんながあんなに必死にあたしに求めていた姿になんかなる必要はないのだと悟った。あたしはシシーでいても構わないのだと。それを悟って以来、あたしは、以前よりずっと、ずっと幸せになってきた。多分、それこそ、あなたたちも必要としてる変化なのかもしれないわね。 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
No more secrets 「もう隠し事はナシ」 トランクスだけの姿でベッドに横たわる彼を見た。そして、あたしは、彼のことが、これまでの人生であたしが愛してきた人たちと同じく、愛してると悟る。ケビンは、優しくて面白くて、少なくともあたしの目には、これまで会ったどんな男よりもハンサムだ。一度ならず、あたしは不思議に思ってきた。あたしのような人間が、どうして彼のような男とつながることができたのだろう? そして、その疑問は、彼があたしの秘密を知らなかったからだということを認めることにつながってしまうのも避けられない。 でも、それも今日まで、あたしは誓う、今日からはすべてが変わると。彼を失っても構わない。もしそうなっても構わないと心の準備ができている。もっと言えば、そうなるんじゃないかと思っている。だけど、このまま嘘をつきとおすことはできない。彼には本当のことを知って当然だから。だから、あたしは、タオル1枚で体を包んだ格好でベッドの脇に立って、彼に話しかけた。「する前に、あなたに言わなくちゃいけないことがあるの」と。 「何?」 と彼は笑顔で何も知らずに聞き返した。彼のこの笑顔、どれだけ速く消え去ってしまうだろうと思った。あたしの脚の間に何がぶら下がってるか彼が知ったら、あたしが彼が女性と思ってるのと違ってると知ったら、少なくとも、あたしが、最初から女性でないと知ったら、彼は……。 「このことをこれまで千回はあなたに言おうと思ってきたのを分かって欲しいの」と、あたしはタオルの端を握った。「ただ……何も変わって欲しくないと思っただけだったの。あたしは、あなたが望むような人間になりたかった。願うのはただ……あたしたちがこれからも……分かって……ただ、何も変わらないでと願ってるだけなの……」 「な、何なんだよ?」と彼は、この状況の深刻さにようやく気づいたようだった。体を起こして言った。「それが何であれ、僕たちは大丈夫だよ。乗り越えられるさ」 「今はそう言ってくれてるけど……でも……ええ、すぐに分かるわ」 そう言って、あたしは目を閉じた。長い間、目を閉じ続けた後、深呼吸し、ようやく目を開いて言った。「ケビン、これがあたしなの。あたしの本当の姿を知った後も、あたしを愛してくれたらと願ってる」 あたしはタオルを開き、こわばった笑顔を繕って、「ジャジャーン!」と声を上げた。 どんなふうになると思っていたのか、自分でも分からない。怒り? 確かに。驚き? それは確実。でも、あれはあたしが予想していたことじゃないのは確かだった。震えながら立つあたしを前に、彼はくすくす笑っていた。 そして片手を上げて、「ごめん。君にとって大変な瞬間だったのは分かるよ。別に軽くあしらうつもりはないんだよ。でも、君がどんな人だったか、もう何か月も前から知っていたんだ。君もそれを知ってたとばかり思っていたよ」 「え? なんて?」 タオルが床に落ちるのもそのままに聞き返した。「し、知ってたの?」 「休暇中に君のお母さんに会ったとき、お母さんは口を滑らせてバラしてしまったんだ。それが、僕たちがまだセックスしていない理由?」 あたしはうなづいた。「あたしを……あたしを嫌いになると思って」 彼は立ち上がって、両腕であたしの体を包んだ。きつく抱きしめながら、「愛してる」と言った。そして、あたしのふにゃふにゃのおちんちんを握って「これすらもね」と続けた。 それこそあたしが聞きたかった言葉。 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
夫は疑ってる顔つきをした。「君が上になってヤッた後、今度はあいつが上になってヤッたんだよね? 君たちふたりの会話を聞いていたよ、僕は」 妻はうなづいた。「ええ、そうよ。多分、何て言うか……多分、あたしは、あたしが上になっていた時に、あの人をすっかり……いわば、出し切らせたと思ったの。だけど、彼はまたやりたがって。彼が上になった時には、あたしはすでに疲れきっていたわ。それに、あの人が乱暴になるかもと恐れていたし」 「じゃあ、君は、やったけど、全然感じなかったと、ただ感じたふりをしていただけだと言ってるんだね? でも、僕には君は楽しんでいたように聞こえたんだよ。寝室でのことは大半、こっちにも聞こえていたんだ。あいつが上になった時も、君は感じていたんじゃないか?」 妻は悲しそうな顔になり、頷いた。涙が目にあふれてくるのが見えた。「どうしようもなかったのよ。いったん中に入れられた後は、だんだん気持ちよくなってきたの。2回とも。あたしが、その気になるとどうなるか、あなたが一番知ってるはずよ。どうか怒らないで。あの人が乱暴せずに帰ってくれるために、あの人をいい気持ちにさせなくちゃいけなかったの。多分、演技の点でちょっとやりすぎたとは思うけど」 夫は怒ったフリをしていたが、実際は、彼は、妻と男とのセックスがどんなふうに行われたのか、詳細を漁っていたのだった。彼も悲しい顔つきになり妻を見つめた。この事態についての追及をこれでお終いにすることだけはできなかったのだった。なんだかんだ言っても、あの時、寝室から聞こえてきた音や声からすると、もっと詳しく聞き出さないことには気が収まらなかったのである。 「あいつのアレだけど……黒いペニスだが……いったんそれに慣れた後は、僕のよりも気持ちよかったのか?」 ああ、何てこと? と妻は思った。これに関してはうそをついた方がいいと思った。男性が抱く恐怖については良く知っていた。あの男のほうが大きかったか? 気持ちよかったか? それに加えて、黒人の男性器というのも加味されている。黒人男性についての、あの噂も…… 「いいえ、あなた。あなたのほど感じなかったわ。あれって、体に合わないっていうか、気持ちよかった時も、少し痛かったのよ。それに、奥深く突かれるたびに、怖かったの。激しく出し入れしてきて、あそこの中を傷つけられるんじゃないかって。でも、そうはならなかったので、その点は運が良かったけど」 夫は、「出し入れ」のところではうそをついてると思った。「奥深く突かれるたびに、激しく出し入れするんじゃないかと怖かったって言ったよね? 多分、あいつが上になっていた時のことを言ってるんだよね? 君が上になっていた時はどうだったのかな? 最後には感じまくってしまい動けなかったんじゃないのか? 君はイッたんだよね、その時は?」 妻は夫と目を合わすことができず、うつむいた。「ええ、イッたわ。抑えられなかったの。彼は知らない人で、彼のアレは……違っていたから。何もかも、あたしにはコントロールできなかったのよ」 彼女は正直に言うことに決め、この尋問から逃れるために、すべてを夫の前に並べ立てることにしたのだった。 「2回ともイッたわよ。あたしが上の時も、彼が上の時も。抑えきれなかった。むしろ、素直にオーガズムに達することで、あの人も早く射精して、家から出ていってもらえると思ったの。そして、そのことこそ、あたしがずっと考えていたことなのよ。彼をイカせて、ここから出てイカせること」 彼女は意図せずダジャレを言ったが、自分ではそれに気づかなかった。 夫はそのダジャレのことは言わないことにした。今は笑いを引き出すような時ではない。「じゃあ、気持ちよかった時でも、心の奥では、それを楽しんでいなかったと誓えるんだね?…… あの男が、君のお尻の下に枕を置く時の話しを聞いてるんだよ。中国に届くまで( 参考)奥に入れるとかの話し。そして、その話しの後に、君は長々とうめき声を漏らしたんだ。あれを聞いて、君は本当に気持ちよくなっているんだなと思ったよ」 奥に入れる? あの枕の時の話しをする夫の言葉を聞いて、妻は、面白い言葉の使い方だなと思った。「ええ、そうよ。その通り。彼は実際、本当に奥まで入れてきたわ。でも、思ったようには痛くなかったの」 「あいつがピストン運動をしてる時も音が聞こえていたんだ。多分、あの音は、あいつの睾丸が君のお尻を叩いていた音じゃないのか? 君は2回ともイッたって言ったよね? 君が上になっていた時と、あいつが上になっていた時。だけど、あの声からすると、実際、君は何度もイッたんじゃないのか?」 夫は正直な答えを求めて、妻を見つめた。 妻はだんだん嫌気を感じてきていた。自分はやるべきことをしただけだし、話すべきことを話した。なのに、夫は、自分があのセックスで感じまくった事実にいつまでもこだわるだろう。あのセックスの記憶は、大切に残しておきたいと思った。 「ええ、彼の上に乗った時に、1回イッたわ。それから彼が上になった時は、数回イッたのも本当。でも、どうしようもなかったのよ。いったん絶頂に達したら、ずっとイキ続けてしまって。あの人のアレ、あたしの中、今まで触れられていなかったところを突いていて…… ……すごく興奮したし、あたしも燃えてしまって、後戻りできなくなったの。あたしには、あなたにごめんなさいと、分かって欲しいのと言うことしかできないわ! 純粋にカラダのことだったわ。心は関係しなかった。それに、もう、このことについて話し合いたくないわ……少なくとも、今は」 夫は妻の声の調子に気づき、もう尋問は止めようと思った。 「分かったよ。さしあたり、そのことについては忘れることにしよう」 妻は安心した。夫は縛られていた手首をこすった後、両腕で彼女を抱きしめた。夫に抱きしめられながら、妻はこっそりと笑みを浮かべた。彼女は心の奥底でも、体の奥底でも、あの男とのセックスを楽しんだし、長年にわたる夫とのどの行為よりもはるかに素晴らしいセックスであったのは事実なのだった。 それでも、彼女はそのことを夫に言うことは決してないだろう。今夜の経験はすごい経験だったわ。テレビと食器を奪われても、それに充分見合う経験だったの。ええ、そうよ。本当に。 妻はうつむき夫が前を膨らましているのを見た。勃起してるわ! 今夜は、まだ、しなくちゃいけない仕事が残っているみたいね、と彼女は思った。 おわり
Everybody's fooled 「みんなだまされている」 「「うあ、俺、お前が働いてるのを見るのが好きだよ」 「あなた、今日、あたしに来てくれと言ったとき、そんなこと思っていたわけじゃないわよね?」 「そのトップを外してくれって言ったらどうする? ていうか、全部、脱いでみてって言ったら? そうしたら、お前が望んでることに近づくんじゃないのかな?」 「そんなことするわけないでしょ、ダレン。ここのご近所さんのみんなに見られちゃうじゃないのよ!」 「見るって、何を?」 「マジで言ってるの? あたしに言わせたいの?」 「ああそうだよ。分かってるんだろ?」 「あたしが、白人の可愛いシシーだって、ご近所さんに思われちゃう。言ったわ。これでいい?」 「それで、お前が俺の車のボンネットに覆いかぶさってお尻を突き出すのを見たら、みんな、何て言うかな?」 「あたしが、白人の可愛いシシーで、黒チンポが大好きだって言うわ。言ったわよ。これで満足?」 「俺の車をきれいにし終わったら満足するぜ。その仕事が終わったら、お前を家の中に連れてって、お前が望んでいる通りのことをやってやるつもりだよ」 「そっちの方よね」 「だが、正直言って、どうしてお前の普段の生活で、誰もお前の正体に気づかないのか、俺にはさっぱり分からねえな。お前はおっぱいもできてるし、他の点もいっぱい女になってる。どうしてお前の彼女はそんなことも知らねえんだ?」 「彼女はあたしのスカートの中を1年近く見てないからよ。それに、あたしたち、そういうセックスっぽいことをしないの。しばらく前に、トライすることも止めてしまったわ。まあ、あたしの……分かるでしょ?……あたしの問題からだけど」 「お前の赤ちゃんちんぽのせいか?」 「そういう言い方するの大嫌い」 「そう言っても誰も同意しないと思うぜ。まあ、いいから、洗車はもうやめろ。お前が家に帰る前に、一発抜かせてもらうぜ」 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
Reinvention 「やり直し」 「誰もボクのことを女だって思わないよ。だって、おっぱいもないし」 「もう何度も言ってきたから、これを言うのは最後にするけど、別に人々にあなたが女の子だと思わせようとしてるわけじゃないの。いい、タイラー? あなたが男なのはみんな知ってるわよ。男女の性区別を超えたアンドロジニーになるというところがポイント。みんなに、自分が知ってることは、本当に、現実なのかと考えさせるところがポイントなの。そういうところがアーティスティックになるわけ」 「ああ、うん。分かってる。でも、ボクにあの歌を歌わせるんでしょ……」 「あの歌のどこが悪いの?」 「歌詞を知ってるよね? まるで、カーディ・B( 参考)が歌うような歌、というか、ラップ? というか、何でもいいけど、そんな感じの曲。事実上、デカいチンポをしたたくましい男の人にヤラれるのが待ち遠しいと言ってるような歌なんだよ」 「それが? そこが謎めいた魅力の一部になってるんだけど」 「まるで、ファンのみんながボクのことをゲイだと思ってほしいような口ぶりじゃないか」 「それって、そんなに悪いこと? 市場調査をすると……」 「シャーナ、市場調査なんかどうでもいいよ。ボクは毎晩ステージに立つたびお客さんを見てるよ。どんな人がいるか分かる? 女の子だよ。女の子がほんとにたくさん。みんな……」 「女の子が増えてるのは、男子バンドから見捨てられたばかりのアイドルに夢中になってるからよ」 「な、何だって? ボクはそんなのじゃ……」 「あなたが違うのは分かってる。でもね、理解しなきゃダメよ、タイラー。人気なんて、いつまでも続かないの。どんな歌手も、時々イメージチェンジをしなくちゃいけないものよ。あなたもティーン・アイドルとして一世を風靡したけど、そろそろ、それから脱却する時だわ」 「でも、だったら髭を生やすとか、運動して筋肉をつけるとかできないのかなあ……」 「あなたがそんなことしても、バカにしか見えないわよ。今回の衣装こそ、あなたが芸能界に留まっていける方法なの。それに合わせて行きなさい」 「分かったよ。でも、あのダンスの動きは……」 「完璧でしょ? 最初は、あたしもストリッパーのポールダンス( 参考)とかやりすぎと思ったわよ。でも、実際に見てみたら、これこそ、まさに正しいダンスだと納得したの。あなたも同意すると思うわ」 「まあ、……多分。多分、その通りなんだろうなあ」 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
No resistance 「抵抗不可能」 「ちゃんとおねだりしてほしいわね」とエリンは、股間に装着した巨大な黒ディルドの根元を握った。すでに潤滑剤でヌルヌルしていて、あたしは、いつ、それでアナルを満たされてもかまわないほど準備が整っていた。「さあ言いなさい。何が欲しいの?」 あたしはチアリーダーのスカートをめくりあげ、前につんのめり、ぷっくり膨らんだお尻を突き出した。ためらうことなく、後ろに手を伸ばし、マニキュアをつけた指を、そこの穴に滑り込ませる。「その大きなおちんちんが欲しいの。今すぐちょうだい、お願い」 「いいわよ、お姫様! あたしがお姫様のお求めにはノーと言えないのを知ってるのよね?」 彼女のその声に笑みがこもっているのが分かる。 そして彼女はあたしの手を脇にどけ、あっという間に、そのシリコンの太い男根をあたしのアヌスの奥へと突き入れた。あたしは、まぎれのないエクスタシーの悶え声をあげ、貫かれる快感を噛みしめ、恍惚となる。でも、そんな官能の裏には、口惜しさの感覚が埋まっていて、こんな姿になってしまった自分、エリンのためにいろんなことをしてあげてきた自分を罵っている。そして、突き入れられるたびに、その罵りの声は大きくなり、それと同時に聞こえないふりをすることも簡単になっていく。自分を罵る声がどんなに大きくなっても、この行為のもたらす快楽は大きな奔流となって心の底に流れ、恥辱や悔しさの叫びを掻き消してしまう。 そして、あたしは達してしまう。彼女があたしのアナルに激しく打ち込むのに合わせて混じり気のないエクスタシーに大きな叫び声をあげてしまう。体が打ち震え、両足のつま先が内側に反る。すべての思考が動物的な快楽に上書きされていく。この短い瞬間に留まったまま一生を過ごしていきたいと思う。圧倒的な快感が、否定的に思えそうなことすべてを少しずつ粉砕していき、最後にはエリンがあたしに求める姿しか残らない境地に達する。そんなふうに一生いられたらいいのに。でも、実際はそうはならない。ほんの数秒もすると、オーガズムによる快感の波は消え始め、そしてすぐに、空しい余韻だけが残ることになる。そして、快感が引いていくのに伴って、自分がどんな体になってしまったか、どんな服を着ているか、どんな人間になるよう求められているかの自覚が蘇ってくる。 エリンの昔の高校時代のチアリーダーのユニフォームを着ている自分に気づく。髪を長く伸ばし、体毛をすべて剃ったつるつるの肌。女性的に膨らんだお尻は何度も突き入れられ、すっかりそれに馴染んでいる。それら自分の姿のすべて、さらに、それ以外の多くのことが、男性としての自分の認識に襲い掛かってきて、こんな人間になってしまった自分を、かつての男性だった自分に鮮明に対比させてあたしに見せつけてくる。 エリンと知り合った高校3年生の時、あたしは、女子生徒のあこがれの的であり、州地区の大会でタイトルを取るフットボールチームのクォーターバックだった。ほぼ神といって言い存在だと思っていたし、それにふさわしい行動をしていた。でも、エリンとの交際が進み、高校を卒業し、大学1年になるにつれて、ゆっくりとだけど確実に、エリンはあたしの男らしさを少しずつ剥ぎ取っていったのだった。最初は、彼女のパンティを「1回だけ、それも遊びで」履いてみてという求めだった。でも、あたしが、その求めに折れて従うとすぐに、さらに多くの事柄を求められていった。花が開花するように一斉に。それから程なくして、あたしは化粧をするようになっていたし、ウイッグをかぶり、様々なランジェリーを身に着けるようになっていた。そしてあたし自身、それを楽しんでいた。あたしが「女性」になってするときほど、気持ちの良いセックスはできなくなっていた。 続く2年ほどの間、あたしは何度か抵抗しようとした。1度ならず、自分の脚でしっかり立って、意地を通そうとした。だけど、毎回、結局は、あたしが引き下がる結果になった。結局は、あたしのほうが要求に折れてしまう。それが続き、最後には抵抗しようとすること自体をやめてしまった。彼女が何を提案してきても、あたしはそれに従った。そして気づいた時には、あたしはダイエットをしていたし、彼女と一緒にエクササイズに励んでいたし、よく知らない妙なビタミン剤をいろいろと飲むようになっていた。そして、それに応じてあたしの体も変化していった。お尻が丸くなってきた李、胸が膨らみ始めたとき、危機感を抱くべきだったのだ。肌が柔らかくなり、ペニスが機能不全になってきたとき、やめるべきだったのだ。でも、あたしはやめなかった。ひたすらエリンの求めに従い続けた。そして、とうとう、今のようなエリンの完全に女性的なおもちゃになってしまったのだった。 あたしには分かる。近いうちに彼女は、このふたりの楽しみを寝室だけの話にしておくことに飽きてしまうだろうと。あたしにカミングアウトするように求めてくるだろう。あたしに公の場に一緒に出歩く本当のガールフレンドになるよう求めてきて、あたしは全世界に自分の本当の姿を見せなくてはならなくなるだろう。その心の準備ができているかというと自信がない。でも、これも分かっている。もし、そういう時が来たら、あたしは抵抗できないだろうということ。今は彼女とはそういう関係になっているのだし、それがあたしの本当の自分だから。それは変えようがないのだから。 If you like this kind of stories, please visit Nikki Jenkins' Feminization Station https://thefeminizationstation.com/home/
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