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身内びいき (3) 

*

フィリップにとって、この2ヶ月は不思議の連続だった。自分が変身していることは分かっていたが、その変身の全体像は理解できずにいた。ペニスが縮小してるのは簡単に見てとれるのは確かだし、背も低くなり、体重も落ちてるのは分かる(彼はいまはベル博士を見上げるようになっていた)。だが、自分の変化を実際に目で確かめる必要がない時は、自分が大きく変化したことを心の中で簡単に否認することができる。

しかし、それも、ある日、変わった。フィリップは別の部屋に移されたのである。その部屋に入った時、フィリップはハッと息を飲んだ。そこは、まさしく10代の女の子の部屋のような装飾が施された部屋だった。ベッドと壁は薄黄色の色で統一され、壁にはアイドル・バンドのポスターが貼られていて、部屋の隅には大きな鏡がついたドレッサーが置いてあった。

その鏡を見て、フィリップはどうしても自分の姿をまじまじと見つめざるをえなかった。ああ、こんなに変わってしまっていたのか?

身体の変化に加えて、彼の茶色の髪は、いまは肩まで伸びていたし、顔つきも、依然として前の面影はあるものの、すっかり女性的になっていて、フィリップの妹とか従妹と言っても通りそうな感じになっていた。

「そこでシャワーを浴びてもいいぞ」 とクラレンスが、部屋の奥のドアを指差した。「それに、ドレッサには服も入ってる」

クラレンスはそう言い、ドアを出て行った。彼が外からカギをかける音が聞こえた。

フィリップは躊躇せず、バスルームへと向かった。もう何週間も身体を洗うのを夢見てきたのだから。バスルームは質素なものだった。(淡いピンク色のボトルの)液体せっけんと、ふわふわのピンク色のタオル、それにスポンジしか置いてなかった。

フィリップは肩をすくめ、シャワーをの蛇口を開けた。いきなり身体に冷たい水が振りかかり、彼はきゃーっと女の子のような悲鳴をあげ、急いで温度調節を行った。間もなく、水がお湯に変わり、リラックスできるようになった。フィリップはボディ・ウォッシュをスポンジにつけた。フルーツの香りがした。

早速、熱いお湯を楽しみながら、スポンジで身体を擦り始めた。快適だった。

だが、お尻の割れ目を洗う時、手がアヌスを擦り、彼はもう一度、きゃーっと女の子のような悲鳴を上げそうになったのだった。そこが信じられないほど感じやすくなっている! しかも、決してイヤな感じじゃない。もっとその感じを試してみたいという気持ちも部分的にあったが、彼はその衝動を抑えこんだ。

フィリップはすぐに身体を洗い終え、タオルで水気を拭った。それが終わるとタオルを床に落とし、素裸のままドレッサに向かった。いまだフィリップは裸でいることが悩ましかったが、今は、最初ほどではなくなっていた。

ドレッサの引き出しを開けると、中には女性用のランジェリが入っていた。赤いレースのパンティを取り上げ、うんざりしたような溜息をついた。自分は何を求められているのか、だいたいは想像できてはいるが、その目的が何なのか、見抜くことはできなかった。ただ、これに従わなければ、またスタンガンでやられるだろうし……さらに悪いことに、元の部屋に戻されるかもしれないとは知っていた。それに、これはただの衣類じゃないか。どうってことない。

フィリップは、少なくともコットンのものはないかと引き出しの中を漁った。薄青の地に黄色の点々がついたものをいくつか見つけた。フィリップは滑らかな脚にそれを通し、履いた。

鏡を見た。パンティの中、ペニスの存在がほとんど見えない。

彼は他の引き出しも全部開けてみた。その中のひとつには、レオタードが二着ととストッキングがいくつか入ってた。別の引き出しにはショートパンツが入っていた(高校のチアリーダーが練習するとき履くようなパンツである)。最後の引き出しには、タンクトップとTシャツ類が入っていた。

フィリップはショートパンツとTシャツを着ることにした。Tシャツは小さかったが、そんなに不快なわけではなかった。とはいえ、シャツの裾はかろうじておへその下に来る程度だったし、ショートパンツもベルト部分がいささかおへそより下の辺りに来るものだった。結果として、かなり腹部の肌を露出するようになっていた。

フィリップは再び鏡を覗きこんだ。後ろを向いて、女の子っぽいお尻を見てみた。あの人たちは自分にいったい何をしたんだろう?

「まるで、ぺちゃパイの女の子のようだ」 と彼は独りごとを呟いた。

それを声に出して言ったことで、自分の現実が一挙に腑に落ち、彼はめそめそ泣き始めた。ベッドに身を投げ、ふわふわの枕に顔を埋めて、声に出して泣いた。しかし、感情的に消耗する一日だったことと、温かく柔らかなベッドのおかげで、そのすぐ後に彼は知らぬ間に眠りに落ちていた。

その夜、彼は大きな黒人たちのペニスの夢を見た。

*

二日後、トニーは新しい動画を受け取った。彼は動画が添付されてるのを見て、すぐにメールを閉じた。連中が息子にしていることなど、見たいと思わなかったから。だが、その数分後、彼はメールを再び開け、動画を再生した。

ダンス音楽が鳴り、画像がフェードインした。フィリップはダンス・スタジオらしき場所に突っ立って。踊っているわけではない。チアリーダーのようなショートパンツを履き、ピチピチの丈の短いタンクトップを着ていて、お腹が露わになっていた。ベース音がなると、フィリップは頭を上下に振り始めた。そしてビートに合わせて腰を回転させ始める。そして、ようやく、音楽に合わせて非常に性的な含意に富んだ踊りを始めた。

トニーは動画を切った。見たいとも思わない。だが、やはり数分後、彼は再び再生を始め、今度は最後まで見たのだった。ダンスを終えた時、フィリップはすっかり息切れしていた。片方の前腕を身体に直角につけ、手首を曲げて、もう片方の手を大げさに振って、自分の顔に風を送っていた。明らかに女性的な仕草だった。

その1週間後、トニーはまた別の動画を受け取った。だが今回はこれまでとは違った。これは、他の者が演出してる感じがまったくしなかった。誰かが単にホームビデオを撮ったような感じの動画だった。その中で、フィリップは前の動画の時と同じような服装をしていたが、ショートパンツの上のところが捲られていて、さらに肌を露出していたし、ピンク色のソング・パンティもチラリと見えていた。

動画は、単にフィリップがストレッチングをするところを映していた。フィリップは驚くほど身体が柔らかだった。両脚の全開脚を苦労することなくできていて、さらにその姿勢のまま、前に身体を倒し、床にあごをつけるところまでできていた。そのポーズを20秒ほど維持し、それから立ち上がった。

それから後ろ向きになって、ゆっくりと前屈みになった。膨らんだ臀部をカメラに惜しげもなく見せる。その姿勢を数秒続けた後、また身体を戻し、リラックスして立っていた。何か飲み物をもらっている様子で、誰かと雑談していた(ただ、音声はまったくない)。そのおしゃべりする時の仕草は完全に女性的で、立っている時も背中を少し反らし、胸を突きだした姿勢でいた。

すると突然フィリップが笑いながら体をぶるぶると揺らし始めた。誰かが彼にそうしてみたらと言われたようだった。そして動画はそこで暗くなった。

トニーは無力感を感じていた。警察による捜査はまったく進んでいない。いったい何が起きてるのか分からなかったし、今の息子は息子と言うより娘に近いように思われてしかたなかった。

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[2014/03/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

生まれ変わり2 (6) 


ローラのあそこをじっくりと見たのはこの時が初めてだった。どっちかと言うと、いわゆる「内向きプッシー」(参考)のタイプ。陰毛は滑走路(参考)の形のブロンド毛。まっすぐに大陰唇へとつながって、小陰唇はかすかに見える程度だった

俺はゆっくりと彼女の脚の内側を這うようにキスしていった。唇に触れる彼女の太ももの肌がものすごく柔らかい。そして可愛い陰部に到達するや否や、そこに飛び込んだ。割れ目全体を口で覆い、その陰唇の間に何度も何度も舌を走らせた。彼女の愛液は素晴らしく、若々しい新鮮さがあって、いくら舐めても、飽きることがなかった。

俺は両腕で彼女の太ももから腰にかけてを抱え込み、両手の指先で陰部の皮膚を左右に広げ、ピンク色のクリトリスを剥きだした。その真珠に舌を当て、何度も軽く叩くように舐めた。ローラは途端に両手を出して俺の頭を押さえ、自分の股間に強く引きつけ、同時に腰を突き上げ始めた。

股間に口をつけたまま彼女を見上げた。信じられないほどセクシーだ。引き締まった腹部が何度も何度も収縮を繰り返し、その上にはまだ服に隠された乳房の盛り上がりがあり、さらにその先にはローラの顔が見える。何か切実に訴えるような目をしてこっちを見ていた。

「ああ、すごい! あうっ! ああっ! ああっ! 今すぐ、ヤッテ! ああ、あなたの大きなおちんちん、今すぐ欲しいの!」

ローラはそう喘いで、俺を突いて、身体から離させた。俺は彼女に押されて、カウチの上に座る格好になった。

彼女は素早く俺のトランクスを脱がし、俺の上にまたがった。ローラのあそこは、昼間に初めてつながった時から時間がたっていて、また元通りにキツクなっていた。だから、再び挿入するにしても、大変なはずだったが、彼女は決意を固めたような表情で、自らしっかりと、俺の先端が彼女の肉筒の最奥部に当たるまで、腰を沈めた。

それにしてもローラの女陰は信じられないほど気持ちいい。濡れ具合も、締まり具合も最高で、温かく締めつけてくる。ローラは早速、上下の運動を始めたが、その彼女の顔に浮かぶ淫らな表情も興奮をそそった。

俺は両手を彼女の左右の太ももにおき、そこから上下に動き続ける腰へと撫で上げ、さらには左右のあばら骨のあたりへと上げた。そして彼女のトップの裾を掴み、引き上げて、頭から脱がせた。

次に、セクシーな黒レースのブラジャーのフロント・ホックをはずし、乳房を露わにさせた後、彼女を抱き寄せた。彼女の小ぶりながらも完璧な形の乳房にキスをするためだ。ピンク色の乳首を吸ったり、甘噛みしたりしながら、腰をしっかり押さえ、彼女の動きに合わせて、俺も突き上げる動きを始めた。そうやって、さらに結合の度合いを深める。俺は彼女のGスポットに当たるよう腰の角度を変えみたが、ふたりがつながった部分から聞こえてくる音から判断するに、実際、うまくヒットしているようだった。

俺は口を彼女の乳房から、ゆっくりと肩や首筋へと這わせた。そして先に俺がそこにつけたキスマークを見つけ、そこにキスした。ローラは俺を引き寄せ、俺の頭を抱きかかえ、熱のこもったディープキスを始めた。同時に、上下動も、長いストロークから、小刻みなストロークに変え、濡れた股間を俺の恥骨にぐりぐり押し付けるようにした。俺は片手を彼女の腰からお尻の方へ動かし、尻頬の割れ目へと這わせた。すぐにローラの小さな裏門が見つかり、俺は指先の腹面でそこを擦り始めた。ローラはその刺激を感じ、キスをしながらも、よがり声を上げた。今ふたりは、熱っぽくキスをし、ふたりとも乳房がつぶれるほど身体を密着させ、抱き合いながら、互いに股間を小刻みに動かしてる。

俺は絶頂に近づいてるのを感じていた。できればローラにも同時に絶頂に達して欲しかった。そこで、いったん指でふたりがつながった部分を撫で、ローラの愛液で濡らした後、再び裏門に戻り、指をそこに差し込んだ。一気に指の付け根まで全部差し込んだ。

これを受けてローラは絶頂に達したようだ。急に彼女の膣肉がミルク絞りをするような動きを始めた。そして、それを受けて俺も限界を超え、射精を始めた。

ローラはキスを解き、身体を起こし、背中を逸らして、全身を強張らせた。その間、まったく声を出さなかった。一方、俺の方は濃い体液を何発もローラの奥底に噴射しながら、ああっ、ああっ、ああっ! と甲高い声を上げた。もちろん、女の声だった。


[2014/03/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)