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田園で拉致されて (8) 


ジルはそのままうつむいていた。だが、急に右の肘を持ちあげられるのをのを感じた。アモスだっただった。そしてジルは、アモスに促されるまま、立ち上がり、彼に案内されて、この小さな小屋の奥にあるドアへと歩いた。ドアの先は寝室だった。

ジルはアモスが息子に言うのを聞いた。

「トビー、ちょっと腹がへったんでな! ビーバー・バーガーでも食うことにする!」

次の瞬間、ジルは気がつくと、シーツがくしゃくしゃの汚いベッドに倒され、両脚を広げられていた。そして飢えた中年男が彼女の脚の間に顔を埋め、そこを貪り始めたのだった。

元の部屋には、椅子に縛り付けられたままのビルと、射精してぐったりしてるトビーのふたりがいた。少し経つと、そのふたりの耳に、奥の部屋から声が聞こえてきた。ジルの声だった。

「……い、イヤッ……、ん、ん、ん!………………ああ……… あっ!…………ううっ、そ、そんな! はあぁぁぁぁ…………。あっ、い、いい…………… ああん! うっ、ん、ん、ん!……あぁぁぁぁ! ぁあっ! あっ! あっ! ああぁぁぁぁぁぁぁ!」

狭い山小屋である。ジルの女っぽい悩ましい声が小屋全体を満たす。

トビーは下半身を出しっぱなしでソファにぐったりしていたが、ジルの喘ぎ声を聞いて、そのペニスが再びヒクヒクと動き、頭をもたげるのを感じた。そして、ビルの方を見やった。ビルは妻の声を聞いて唖然としていた。

トビーは立ち上がり、椅子に縛られたビルの後ろに来て、ビルが座る車椅子ごと寝室へと動かし始めた。「おれ、父ちゃんがビーバーを食うとこなんて見たことねえんだ!」

ドアの前に連れてこられたビルは、唖然として口をあんぐり開けた。愛する妻の細く白い脚が、年配の黒人男の背中で交差し、白いハイヒールでしっかり抑えこんでいる。ビルはその光景を目の当たりにしたのだった。

快感を伝える喘ぎ声をあげ、白髪まじりの男の髪を掴み、男の顔面に股間をせり上げているジル。ビルは興奮してズボンの前が膨らむのを感じた。そしてビルはジルが突然、震え出し、さらに背中を反らせて、ずるずる啜る男の口へと股間を突き上げるのを見た。

「ああ、いいッ!……もっと食べて…………か、感じるぅぅぅ! あたしを食べて! あっ、い、イクっ! ………………………イクっ! イクっ! イクぅぅぅッ!………………………あああぁぁぁぁぁ!」

その後ジルはしばらく全身を硬直させ、そしてがっくりと力が抜けた。美しい両脚がアモスを挟んだまま、だらしなく左右に広がり、落ちた。アモスは身体を起こし、見ていたビルたちを見て、ニヤリと笑った。

「トビー、お前はまだ女をやったことねえだろ! 父ちゃんがやり方を見せてやるから、よく見てるんだぞ!」

アモスはそう言って、自分の勃起を握り、包皮を剥いた。

「お前のために、父ちゃんがこの人に潤滑液を塗ってやる! 潤滑液がなかったら、お前のことだ、その馬並みのちんぽで、この可愛い女が使い物にならなくなっちまうのは確実だからな!」

アモスはそう言い、ベッドの上に這い上がり、ジルの細い美脚の間に位置取った。

「もっとこっちに来い、トビー! 旦那さんをリングサイドにお連れしろ!」 アモスはペニスをしごきながらクスクス笑った。

ジルの濡れた割れ目や陰唇にペニスの先端を擦りつけながら、アモスはトビーに教えた。「ほら、見えるか? ここにお前のでかいちんぽを入れるんだ。このビーバーみてえに毛が生えてるところの下の穴な! この穴を塞ぐんだ! お前とお父ちゃんで、この人のお腹にたっぷりと黒んぼの子種を仕込んでやろうな! そうしたら、この人のおっぱい、お乳でいっぱいになるんだぞ。赤ちゃんに吸わせるためにな!」

ビルは、この年配の黒人男が自分の愛する妻をこれから強姦しようとしているのを見ながらも、どうしてもペニスが膨張し、脈動を始めるのを防ぐことができなかった。彼の心臓は狂ったように鼓動を続けた。ジルのことを思っての恐怖感からではない。アモスの黒い肉棒が愛する妻を貫通しようとしているのを見る興奮からだった。ジルは、クンニされあのような理性が吹っ飛ぶ絶頂を迎えた後だからか、すでに強姦されることなど気にしていないようにすら見えた。

ビルはアモスのペニスに目をやった。彼の知恵遅れの息子の一物には到底敵わない大きさだったが、それでもビル自身のペニスなら簡単に打ち負かせる代物ではあった。長さの点でも太さの点でも。


[2014/04/01] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ライジング・サン&モーニング・カーム 第10章 (6) 


ノボルは、最も信頼を置いている部下たちについて、彼らがその場にいないときには、番号で呼ぶことにしている。ゲンゾウは命令を受けた2時間後、4人の男たちを連れて戻ってきた。

1番はゲンゾウであり、2番はイサムである。イサムは、ノボルが第二次世界大戦が始まる前にアメリカに移住したものの、大半の時間を日本で暮らしていたというだけで、2番にされていた。ゲンゾウは、ノボルがアメリカで暮らすようになった後、1番の重臣としての地位に着いていた。

3番はリュウゾウである。彼は白髪まじりの年配の男で、東京大学の分子生物学者であった。彼は、その鋭い知性と洞察力のある判断をノボルに買われたのだった。4番はシンノスケである。彼は北海道で地震があった後、孤児の状態で発見され、その後、ノボルが世話をするようになった男だった。最後の5番はヘイシロウであり、彼も侍だった。

どの男たちもノボルに無条件に付き従う男たちであり、それぞれがユニークな技能を持っている。その彼らのそれぞれの技能を合わせて参考にすることにより、ノボルはあらゆる角度から状況を判断することができていた。

最初に口を開いたのはヘイシロウだった。

「ノボル殿、どのようなご用命でしょうか?」

窓の外、太陽が部屋に温かい色の光を浴びせながら海に沈むところだった。

「ある、非常に重要な情報を集めてもらうために、お前たち5人の力が必要になった」

その声の調子から、男たちは、ノボルが求める情報がなんであれ、それは極めて深刻な情報なのだろうと察した。

「私には弟がいる。その弟を私はずっと前に死んだものとばかり思っていた。だが今日、その弟から電話を受け、生きていることを知った。お前たちには、その弟がどこにいて、何をしているか探ってほしい。残念ながら、私がお前たちに与えられる情報は、その弟の名前だけだ」

「どうぞ、お教えください」 とイサムが言った。

「弟の名前はサブロー。弟がいまだ私たちの苗字を使っているかは分からない。だが、サブローも我々と同じユニークな身体的性質を持っている」

そしてノボルはすまなそうに部下たちを一瞥した後、付け加えた。「これだけでは、とても情報と言えるようなものではないのは分かっているが、お前たちが私が求めていることを探り出してくれるはずだと私は確信している」

「はっ!」 と全員返事し、部屋を出て行った。ゲンゾウだけが残った。「彼は何を求めているとお思いですか?」

ノボルは両手の指を組み、その上にあごを乗せ、そして呟いた。

「復讐だ」

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