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裏切り 第6章 (5) 

アンジーはオフィスには派手すぎる服装をしてくる。それにヘアスタイルも化粧も、大半の保守的でポリティカル・コレクトネスを求めるアングロサクソン系の白人層の基準からすれば過剰すぎるものである。だけど、それは彼女の場合はしょうがないものであるとオフィス内では受けとめられていて、スタッフの男性メンバーたちにとっては毎日の喜ばしい気晴らしとなっている。たとえ彼女が、その発達した腰やお尻や太ももをオフィス内の所作としてはちょっと過剰に振って見せたとしても、僕のいる部署で苦情を言うものなど、ひとりもいないのだ。

確かに、従業員間で時折ちょっとした騒ぎが発生し、「適切なビジネス用の服装と身だしなみ」についてメモが回覧されたりすることもある。そういったメモは、間違いなく、陰険な同僚が匿名で書いたものだろう。だけど、そういった騒ぎが起きても、これまで何も変わらなかったし、僕たちが監視されるようなこともないだろう。(リーダーである僕も含めて)6人の上級トレーダー全員が上層部にメモを送ったからである。アンジーに対して、何の理由もなく何らかの処置が下されるようなことになったら、6人集団で会社を出ると脅かすメモだ。僕たちの世界では、つまらない嫉妬心よりマネーがモノを言う。だから、たちまち騒ぎは収まった。

それでも僕たちは、アンジーの振舞いについて注意を払い続けた。何らかの「口実」がねつ造されないようにするためである。そういう僕たちの行動を何と言うのだろう。自分の娼婦を守るポン引きの行為? あるいは排外主義? どうとでも言ってくれて構わない。僕たちは仲間を守るのだし、アンジーを自分たちの仲間と考えている。彼女がどんな服装をするか、プライベートな時間にどんなことをしているか、誰と一緒にそれをするかなど、仕事が順調に行われている限り、彼女以外の人には関係ないことなのである。

アンジーは一緒に働いている男性すべてに色気をふりまいているが、中でも彼女が一番いちゃつく相手はいつも僕だった。その僕も、ビル・クリントンの言葉を使うと「心の中で彼女に淫らな思いを抱いていた」と言ってよいし、僕も彼女にいちゃつき返してきた。だが、そもそも、そういうふうに思わない男性などいるだろうか。スーザンに心身とも捧げていた頃でも、アンジーのことは今と変わらない。


何週間か前、僕の夫婦危機についての噂が、職場の休憩所での話題になると、アンジーは早速、自分自身の問題として取り上げ、できる限りのことをして、僕のその問題を忘れさせようとしてくれた。彼女は、僕に、いつもに増して人懐っこく接し、気を使ってくれたし、服装規定の限界ぎりぎり、まさに破らんとするところまで挑戦しようと決心したようだったのである。アンジーの「気晴らし作戦」を受け、僕は、ひょっとして彼女は仕事を超えたところまで考えているのではないかとさえ思った。

「ボス? この週末は忙しかったの?」 とアンジーが明るい声で言った。

彼女の笑顔を見て、僕の気持が明るくならないなんてあり得ない。あの心のこもった、思わずこっちも笑顔になるような笑顔。しかも、心臓が止まりそうなキワドイ服装をしている。

スーツはタイトな白いスーツで、スカートの裾は膝のちょっと先のところ。タイトスカートのおかげで、キュッと細いウエストが強調されると同時に、歩く時に脚の動きが制限され、おおげさにお尻を振るような歩き方をしている。ジャケットは襟元が大きく開いたデザイン。その下には赤紫色のシルクのブラウスを着ていて、ジャケットの襟元のV字のラインに沿うようにボタンを外している。ノーブラでいるのは見てすぐわかり、身体を動かすたびにFカップの胸が甘美に揺れ動いていた。脚を濃い茶色のストッキングで包み、その脚先にはブラウスと同じ赤紫色のパンプスを履いていた。足首にストラップで留めるパンプスで、ヒール高は13センチ。

アンジーは両手を僕のデスクに突いて前のめりになる姿勢になっていた。おかげで彼女の深い胸の谷間がはっきりと見え、僕の目を楽しませてくれている。

「ああ、確かに忙しかった…。でも、とても楽しい週末でもあったよ」

「ウフフ…。やっぱり、思った通り」 とアンジーはウインクして笑った。「どことなく、エッチしてきたばかりみたいな雰囲気が漂っているもの。女の子には分かるのよ」

僕は思わず椅子から転げ落ちそうになってしまった。ひょっとして僕の首の周りにネオンサインでもついてるのだろうか? ともあれ、アンジーの言葉は無邪気なジョークだったのだと思うことにした。

「ああ、アンジーにはやられちゃうなあ」 と素直に僕は白状した。「君の目には何でもお見通し何だね。実際、相手の人も良い人だった」

「ズバリ、ストレートに言うわね。…で、その人は元妻ではないわよね?」

「うん、違う」

「ああ、良かった…」 と彼女は猫なで声を上げた。「ということは、私のような日焼け顔のメキシコ系日雇い労働者にも希望が残っているわけね」

僕はデスクの向こうに手を伸ばし、彼女の手を僕の手で覆った。そして、彼女の大きくて表情豊かな瞳を見つめた。

「アンジー? 君がどんな人であれ、少なくとも、君はそんな存在じゃないからね」

一瞬、彼女の瞳がうるんだように見え、その後、ちょっと真顔で僕の身体を確かめるような仕草をした。

「ランス? ちゃんと食事はとってる?」

「ああ。……どうして?」

「分からないけど。……でも、何だか、ちょっと痩せたように見えるから」

この言葉に、僕はちょっとドキッとした。アンジーは心のこもった笑顔のまま、やんわりと僕の手の下から手を引き抜き、軽く僕の手の上に乗せた。

「というか、あなたは依然としてとても素敵よ…」

アンジーはそこまでは真顔で言った後、すぐに元の彼女に戻った。「……とっても、とっても素敵。まあ…何と言うか…ただお世辞を言ってるだけだけど…。ウフフ」
 
アンジーは僕の手の甲を優しく擦った。指先の爪が完璧に磨かれているのが見える。そして、呟くような声で言った。

「…あと、それから、さっきボスは『君がどんな人であれ』と言ったけど、本当の私がどんな人間か知りたくなったら、いつでも私に教えてね」

そう言って彼女は踵を返し、ドアに向かった。そして僕は、この20分間でまたもや、あり得ないほどヒールが高いハイヒールを履いて堂々と歩き、肉感的に左右に振る彼女のお尻を眺めることができた。スカートの生地がはち切れそうなほど伸びて彼女のお尻を包んでいる。そして、その二つの尻頬が出会う部分に深い谷間ができているところまで見ることができた。

アンジーはドア先まで行き、肩越しに僕を振り返り、ウインクをした。

「私、このドアのすぐそばにデスクがありますから。OK? …って、でも、そんなこと、前からご存知ですよね。アハハ」

オっ…オーケーだよ…。まあ、ともかく、アンジーの明るい態度のおかげで、僕が痩せて見えること(つまりコルセットをつけていること)については、妙な雰囲気を一掃できたみたいだ。さて、今度は、もうひとつ僕の頭を悩ます別のことを考えなければ。


[2012/11/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第7章 (31) 

ステージのすぐ隣の席にミセス・グラフが座っている。それを見たとたん、ペニスがヒクヒク言い出し、先走りが溢れてくるのを感じた。ミセス・グラフはケイトとほとんど同じ服を着ていた。色が青である点だけが違う。ブロンドの髪の毛もケイトと同じようにアップにしている。首には俺が買ってやった黒革の首輪をつけていた。

クラブの方に目をやると、ケイトがこっちに歩いてくるのが見えた。堂々とした歩き方で、まるで究極の上流階級のレディのように見える。そのケイトがミセス・グラフが座っているテーブルへと歩くのを見て、俺は気絶しそうになった。

身体をもじもじさせながら、暗いガラス越しに見ていたが、どうやらケイトは手に何かを持っているようだった。いったい何を持っているのだ?

「おおっ、何と…!」

俺は思わず声を出してしまった。ケイトはミセス・グラフのところに近寄り、首のところの黒革の首輪に鎖をつないだのが見えたのだ。

ケイトは首輪のループに鎖のホックをつなげている。ミセス・グラフはじっと座ったまま、そうされていた。ケイトがつなげた鎖を優しく引っぱり上げると、ミセス・グラフは顔を上げ、にっこりと微笑んだ。ケイトはその鎖を引きながらステージへと歩き始め、ミセス・グラフは後からついてきた。俺は唖然としたまま、それを見ていた。

ケイトがゆっくりと段を上がり、俺の高校時代の美人教師はその後に続いて階段を上り始めた。ケイトはそのまま、俺がいる小部屋の窓のすぐ前のところまで来た。当然、ミセス・グラフも一緒に来ている。俺はミセス・グラフに俺の顔を見られてしまうだろうと思った。

俺は、顔を伏せがちにしつつ、ミセス・グラフの姿を頭のてっぺんからセクシーな足のつま先まで目を走らせ、しっかりと観察した。ケイトとの唯一の違いは、ケイトのドレスが赤で、ミセス・グラフのドレスが青いということだけだった。それに、ミセス・グラフはストッキングを履いているのにも気がついた。超薄地の黒いストッキングで足先が包まれているのが見える。黒のストラップのハイヒールはケイトのとは若干違っていた。むしろミセス・グラフの美しい足を強調するようなハイヒールになっていた。

ケイトは自分自身とミセス・グラフの位置を、俺のちょうど真ん前、二人それぞれが体側を俺に向くような形で対面し合うような姿勢にさせた。

ケイトは窓越しに俺の方に目をやり、軽く微笑み、そして小さくウインクをして見せた。それから、ミセス・グラフの首輪に手をやり、鎖を外し、床に落とした。それから誘惑的な顔に変わり、ミセス・グラフの方に向き直った。

ケイトが顔を降ろし、ミセス・グラフの顔に近づけていく。それを見ながら俺はペニスが爆発しそうになっていた。二人、うっとりと眼を閉じ、唇が重なっていく。それを見ただけで、射精しそうだった。身体をよじって自由になろうとしたが、鉄の拘束具が手足に食い込み、それはできない。

二人はうっとりとキスを繰り返していた。いつの間にかケイトはミセス・グラフと両手をつないでいた。超絶美女が二人、熱のこもったキスをしている。観客も大騒ぎになっていた。大半の観客はステージの周辺に集まっていた。一度、ケイトが顔を上げたが、それは俺の方を見てニヤリと笑うためだけで、すぐに顔を戻してミセス・グラフとキスを再開する。

「ああ、すごい…」 俺は思わず声に出した。

ケイトが口を開き、中から舌を突き出した。その舌がミセス・グラフの唇に触れると、すぐに、ミセス・グラフも口を開いた。そして中から舌が姿を現し、ケイトの舌を絡みあいを始めた。二人は頭を傾け合い、キスを延々と続けた。

キスし合う二人を見ながら、俺はいつ射精してもおかしくない状態になっていた。

ケイトは両手をミセス・グラフの手首に添え、ゆっくりとその両手を這いあがらせた。そして、その両手がミセス・グラフの胸のところまで来る。ケイトの両手がミセス・グラフの豊満な乳房を覆い、やんわりと揉み始めた。それを受けて、ミセス・グラフは頭を後ろに倒し、快感を堪能する。

ケイトは頭を下げ、首筋に舌を当て、ヌルリヌルリとあごのところまで舐め上げた。

感極まったのか、突然ミセス・グラフは顔を元に戻し、今度は攻撃的にケイトの口の中に舌を突き入れ、中を探り舐めた。

その二人の愛撫は始まりも唐突だったが、終わり方も唐突だった。

ケイトはいったんミセス・グラフから離れると、また、窓越しに俺の方を見た。俺は、単なる悪ふざけだが、ケイトの方に舌を突き出してみせた。だが、不思議なことに、ケイトはそんな俺の顔を見てないような感じだった。

ケイトはミセス・グラフの両肩に手をあて、彼女の向きを変え、俺と対面するようにさせた。

俺は、真正面からミセス・グラフと見つめあうことになった。ほんの短い間だけだったが、互いに目を見つめあったのは事実だ。これは彼女と関係を持ってから初めてのことだった。だが、ミセス・グラフは何の反応も示さない。

「そうか、これはマジックミラーなのか」 

やっと気づいた俺だったが、心臓がドキドキしているのは変わらなかった。


[2012/11/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

日系美肉スチュワーデス3 (6) 

クリスはシェリーからアドバイスをもらっていた。着替えずに、スチュワーデスの制服のままで現れた方が良いというアドバイスだった。

「どんな男も、あなたみたいな美人スチュワーデスにヤレルなら、タマタマのひとつを取られたって構わないと言うはずよ! スチュワーデス姿のまま行くの、そうしたら、彼、すぐにあなたの虜になるはずだから。飼い犬のように、手に餌を持って出せば、喜んで食べるはず………それとも、喜んであなたのあそこを食べるはず。ウフフ……」

実際、バリー・ウィリアムズはホテルの部屋のドアを開け、目の前に美しいスチュワーデスが立っているのを見て、驚いた。マーブ・シンプソンから契約更新のサインをもらいに個人アシスタントを送ってくるというのは知っていた。それに、クリスは搭乗機が着陸するとすぐにバリーの元に電話を入れ、タクシーに乗って直行するとも伝えていたので、女性が来るのも知っていた。バリーはそれを聞いていたので、ドアを開けたわけだが、それにしても、この女が本当にマーブのアシスタントなのか、信じられない思いだった。

もうひとつ、バリーはマーブの新アシスタントがスチュワーデスであるということも知らなかった。当然、彼は不意を突かれ、唖然としてしまっていた。

とはいえ、スチュワーデスの制服を着たままの超セクシーなクリスの姿を見て、バリーのペニスがズボンの中、急速に膨張したのは言うまでもない。

それにしても、この女は、美しいばかりでなく、実に若く、純粋無垢に見える。

クリスを見ながら、バリーは思った。「…そうか、マーブのヤツ、契約更新を確実にしようと、俺に特別サービスをよこしてきやがったな。この女、本当に小娘のように無邪気な顔をしている。俺がちょっとでも口説き始めたら、レイプされるー!って、いきなり大騒ぎするんじゃねえのか?」

ドア先で簡単に紹介し合った後、バリーは、手袋をはめたままのクリスの小さな手を取り、招き入れた。ドアを押さえ、彼女が部屋に入るのを見届ける。その時、バリーは、クリスが白い手袋を外すのを見た。そして、その左手の指にキラキラ輝くダイヤの結婚指輪がついているのを見たのだった。

バリーの期待は一気にしぼんでしまった。心の中、マーブを罵るのだった。

「マーブの野郎! 前回の契約更新の時、かなりの額を出したから、今回は、何もせずに俺が更新するだろうと思っているのか! ちくしょう、今日は思いっきり楽しめると思っていたのによお! くそっ!」

クリスは、自分の容姿とスチュワーデス姿でいることで、目の前のスター選手がすっかり警戒心をなくしてくれたものと思っていた。そして、部屋に入りながら、彼の肉体的な特徴をしっかりと観察していた。

…わーお! ビルが言っていたとおり、身長2メートル、がっちりした筋肉の塊! 確かに強面の人。それは確かね! 彼、私が契約更新にサインをしてもらうために、やらせてくれるのだろうかって迷ってるようね。ちょっと、無垢でおしとやかな女を演じて、彼の方から最初の動きをしてくるか確かめてみようかな…。ウフフ……。

クリスは、この状況にちょっとスパイスを加えてみようと、バリーに何気なく話しかけた。「私、これまでスポーツにはあまり興味がなかったんですよ。でも、先週、夫がとても驚いていたんです。バリーさんが相手のディフェンダーをみんな蹴散らして、ダンクシュートを決めた時…」

バリーから冷たい飲み物を受け取り、クリスはダイニング・テーブルに腰を降ろし、契約の書類を取りだした。その書類をテーブルに広げ、ペンを手に持ち、彼女は言った。

「この契約書類にサインをしていただければ、それですべて完了です。契約条件は前回の更新の時とまったく同じです」

クリスは、真向かいに座るスター選手を見ながら、思わず笑いそうになるのを堪えていた。筋肉隆々のいかつい顔をした男が腰をくねらせながら座っていたからだった。今この時、彼が何を考えているのか手に取るように分かるだけに、なおさらだった。

…彼、サインをしてしまうべきか迷ってるのね。下手に私に「やらさてくれるならサインしてやってもいいぜ」とかと言ったら、恥をかくかもしれないと迷ってる……

一方のバリーも頭の中で叫んでいた。

…くそっ! 今すぐマーブに電話して、このオンナを突っ返しちまったほうがいいのか? こんな清純そうな美人だ、俺がセックスを持ちかけたりしたら、我慢できるわけねえよなあ…。このオンナが俺の相手になるなんて、あり得ねえだろうな、ちくしょう!……

バリーは、目の前に広げられた契約書を読むふりをしながら、チラチラとクリスの方を見上げていた。マニキュアを塗った可愛らしい指を見ると、再びキラキラ輝くダイヤの結婚指輪が目に入ってくる。

…くそっ、やっぱりあり得ねえ! こんなに清純そうだし、無垢な女なんだ! 加えて、すでに結婚しているときてる!……


[2012/11/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第7章 (3) 

クリスティは片手をわたしのお尻にあてて、体重を支え、さらにわたしの上に覆いかぶさってきた。ああ、そのために、お尻の頬がさらに広げられてしまってる…。今では、はっきり分かるわ。娘の乳首がわたしのアヌスを擦ってる!

「ううむ……」 また、声を出してしまった。快感の声…。抑え込むことができなくて……。

たぶん、今回は、クリスティにも聞こえてしまったと思う。それにわたしがブルっと震えたことも…。でも、クリスティは、どうしてわたしが声を出したり震えたのか、分かっているかしら? 

ともかく、クリスティの乳首のせいで、ものすごく興奮してしまっていた。固くなった突起がわたしの敏感な穴を擦ってるんだもの!

そんなことを思っていたら、突然、引っかかっていたシャツが外れた。それに娘も引きさがっていくのを感じた。

「オーケー、外れたわよ!」

また娘が左右の手をお尻の頬にあてて、圧力を加えてくるのを感じた。お尻の頬を外側に押されてる感じ…広げられると言うか。

たぶんクリスティは立ちあがるための支えとして、そうしているようだから、別に他意はなさそうなんだけど…。でも、パンティを履いているとはいえ、お尻の穴もあそこも、かろうじて隠れているだけで、ひょっとすると、部分的に露わになっているかもしれない。もしかして、クリスティはわたしの穴を見ているの? どうしても、そんなふうに考えてしまう……。

「何となく、この最後の機会を利用した方がいいみたい……」

娘がそう言ったのが聞こえた直後、またお尻をぴしゃりと叩かれたのを感じた。

その瞬間、キューンとなってしまい、しばらくじっとしていた。誰がお尻を叩いたのかなんて忘れてしまって、そうされたことを喜んでしまった。

もう、どうしてなのか分からないわ。でも、実際に、背中を反らせて、お尻を突き出す姿勢になっていた。もっとして、という感じに。

「やっぱり…… ママって、これされるの好きなんじゃ?」

ピシャリ! ピシャリ! ピシャリ!

わたしはキャビネットの中に留まったまま、身体を震わせた。でも、娘の言葉がようやく頭に入ってきて、夢から覚めた。

「あっ…な、なんですって? クリスティ、やめなさい。もう、後でママがお仕置きするわよ」 と、そう言って、後ろ向きのまま、這い出た。

クリスティは脇によけてくれたので、すんなり出られた。やっとのこと、立ち上がったけど、脚が震えてしまった。娘はにっこり笑顔で立っていたけど、頬は赤らめてたし、胸も息が荒くなっているのか、上下に動いていた。クリスティも、本当に綺麗に育ったものだわ、と改めて見直した。

着てるのは小さなピンクのパンティと、これまたピチピチのTシャツだけ。若い胸で張りがあるから、まっすぐ前に突き出ていて、そのてっぺんに乳首が見える。固くなっているので、シャツの下からでもポツリと突起が見える。

どうしても、娘の若々しい身体に目を走らせてしまう。見事に女らしい曲線をもった身体に育ったわねえ、クリスティ…。

ふと、パンティのところに目をやって、ちょっと視線をそこに止めてしまった。だって、何となく、そこが暗い色になっているように見えたから。それって、湿って暗い色になってるんじゃ? どこを見てるのかバレては困るから、急いで視線を逸らせたけど…。

クリスティとわたしはしばらく何も言わないまま、互いに見つめあっていた。ちょっと緊張感が漂っていたと思う。

娘はたぶん、やりすぎたかもしれないと思っているはず。でも、わたしにはクリスティはとっても大切な娘。あの子には、自分が間違ったことをしたと、そんな罪悪感を抱いて欲しくなかった。わたしと娘の関係は、これまで通り、完璧のままであってほしかったから。

「あなたは、恩知らずな娘ね!」 とわたしは笑いながら言った。「ママがあなたのお尻を叩いたのは、あなたのためを思ってなのよ。よい子に育つようにと…」

わたしはこの状況をちょっとしたジョークに変えようとしていた。

「でも、あなたはまだ物事を学んでないみたい…。だから、ママはもう一度、あなたのお尻を叩かなければいけないわね!」

そう言って手を伸ばし、娘の腕を取り、後ろ向きにさせた。クリスティは笑いながら、逃げようとした。でも、その抵抗は明らかに弱々しい抵抗で、まるで、わざと抵抗して見せているような感じ。わたしは手を上げて、ソング・パンティのお尻を一発叩いた。

「ああん…、ママ、やめて、お願い。悪さをするつもりはなかったのに…」 クリスティは、笑いながら幼い娘のような声をあげた。

わたしも笑って、娘のお尻を叩き続けた。

いつの間にか、クリスティの身体を押さえてたわたしの手は、腰の近くに来ていて、娘を抑え込むような形になっていた。でも、どういうわけか、クリスティは動かないだろうというのも分かっていた。

その、わたし自身の手が、ゆっくりとさらに下の方に移動していく…。指がクリスティのパンティの腰ゴムの中に入っていた。ほんとに柔らかくて丸い腰…。いい感触…。

見れば、そこには、完璧と言ってよいようなお尻の双頬。その間にソング・パンティが深く食い込んでいる。それを見ただけで、わたしは淫らな気持ちでゾクゾクしてしまったし、お口の中に涎れが溢れてくる。

「どう? お仕置きはもう充分?」 と 赤くなってきた娘のお尻を見ながら訊いた。

知らぬ間に、わたしは手を娘のお尻にあて、指先を尻頬の谷間に差し込んでいた。クリスティの顔の方を見ると、娘もこっちを見ていた。目をまん丸にして、頬を赤らめてる。クリスティは視線をわたしの目から、わたしの手へと移した。

「充分って? ママこそ、何してたの? ママの方がお仕置きが必要なんじゃない?」 クリスティはそう言って笑い、身体をよじって、わたしから逃れた。

クリスティの目に笑っているような、興奮しているような表情が浮かんでた。そんな目をしながら、素早くわたしの後ろに回った。

クリスティは何をしようとしているの? うすうす、何が始まるか期待し、わたしは心臓が高鳴るのを感じた。遊びよね? …ただの、母と娘のじゃれあい…。そうわたしは自分に言い聞かせた。

「悪いママ! さあ、ママがどんなにいけないママか、私が教えてあげるわ!」

「クリスティ、やめて!」 そうは言っても、娘は聞こうとしてくれない。

クリスティはわたしの腕を掴むと、軽く、カウンターテーブルの方にわたしを押した。わたしは笑いながら、両手をお尻にあてて、スパンキングされるのを防ごうとするポーズを取った。

「いったい何をしようとしてるの? 本当に悪い子ね」 と笑いながら言ったけど、もちろん、抵抗はしなかった。

なぜかは分からないけど、自分の娘にスパンキングされるというのは、面白そうだったし、とても興奮を誘うことなのは確か。

クリスティ自身はわたしの気持ち、分かっていないわよね…。多分、母と娘の遊び程度にしか考えていないはず…。そう自分に言い聞かせ続けた。


[2012/11/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ライジング・サン&モーニング・カーム 第6章 (3) 

愛撫を受けアンジェラがうめき声を出すのを見て、ノボルはにんまり微笑んだ。ノボルは舌を長く伸ばして、彼女の陰部にぬるりと刺しこんだ。そしてGスポットを優しく擦った。

それを受けてアンジェラは、驚いたように目を見開いた。腹部に生まれた熱が全身に広まり、早くも再び絶頂に達してしまったからだ。膣の内筋がキューっと収縮しノボルの舌を捉えて離さない。身体は疲れ切っていたアンジェラは、繰り返し押し寄せる発作的な快感に、ビクッビクッと身体を痙攣させることしかできなかった。

ノボルは、アンジェラが達したのを見届けると、ゆっくりと元の姿に戻り、彼女の背に寄り添い、横たわった。いまだに彼女が身体を震わせているのを感じ、思わず笑みが漏れそうになるが、それを堪えた。

「あなたのせいで……すっかり狂ってしまったみたい……」 とアンジェラは疲れ切った声で言い、最後にもう一度、身体を震わせた。

ノボルは彼女の肌についた傷に優しく頬ずりした。まさに、アンジェラを征服し、自分のものにしたことを印す傷だった。

「良かったかい?」

アンジェラは残っていた体力を使って、やっとのこと寝返りをうち、ノボルと向き合った。自分に何が起きているのか分からなかったが、今この瞬間は、そんなこと気にならなかった。分かっていることは、ただ一つ。ノボルの腕に包まれて、あの青い瞳に見守られていることに比べたら、人生の他のどんなことも、ぼんやりかすんだ、つまらないことにしか思えないということだった。

「ええ」

ノボルはアンジェラの頬を撫で、目にかかった髪の毛を優しく払い、ピンク色に染まっている彼女の顔を覗きこんだ。そして、静かな声で言った。

「不思議だ。あなたは、ちっとも怖がっているように見えなかったけど」

「変身が痛みを伴うようだと知った時は怖かったけど。でも、あなたは全然痛そうな顔をしなかったわ」

「あなた自身が変身した私を求めていたから…」

ノボルは、アンジェラがあれほど自然に自分を受け入れる反応をしたことが、いまだに信じられなかった。「でも、どうして?」

アンジェラは眠たげにあくびをし、ノボルの温かい胸にすり寄った。

「分からないわ。説明しようとしたら、心理学のいろんな専門用語を使って説明できるけど、でも、率直に言って、気にならなかったというのが本当のところ。あなたがあんなふうに変身するのを見たとき、ただ、そう感じたの。気にならないと。あなたのお部屋にきた時に感じた時と同じ、気にならないと」

ノボルはそれを聞いて、安堵感と言いしれぬ信頼感を感じた。

「それで…、さっきのは良かった?」

「信じられないほど良かった…」 と半分眠っているような声でアンジェラは答えた。

アンジェラがうとうとしたちょうどその時、彼女はハンドバッグの中で携帯電話が鳴っていることに気がついた。バッグの中を漁り、携帯を取り出し、眠たそうにディスプレーを見た。

「着信が9件?」 彼女は携帯を開き、着信履歴をスクロールした。

「ケンというのは誰?」

アンジェラは、ノボルの声にちょっと棘があるのを察知し、顔を上げた。「どうして彼のこと知ってるの?」

「今朝早く、あなたに電話をかけてきたんです。私が出ました」 ノボルは声の調子を押さえて言った。

「私の電話に出た? どうして、そんなことを?」

「あなたとこのケンという男との関係を知るため」

アンジェラは、唖然として、ノボルの顔を見た。「ノブ、ただ私に渡せばいいのに」

「あなたは、ぐっすり眠っていたから。あなたの眠りを妨げたくなかったから…」 ノボルは不満そうな顔で両腕を組み、きつい表情になってアンジェラを見つめた。「それで? 彼は誰?」

アンジェラは思わず笑い顔になっていた。「どうして訊くの? ひょっとして、妬いてるの?」


[2012/11/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)