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妻と娘に見くだされ (2) 

次の土曜日のことです。妻は、この日に娘たちが何人か友達を呼んでパーティを開くのを許したのでした。私は、この日、夕方から仕事の会議が入っていました。出社の準備を整え、リビングに降りて行くと、娘たちと、その友達がいるのに気づきました。ローラとシェリーで、その二人のご両親も私は知っています。それに、あの娘たちのボーイフレンドたち。さらに、見たことがない黒人の若者が他に3人いました。私は、ジェインに行ってくるよと言いにキッチンに向かいました。

キッチンに入り妻の姿を見て、私は驚きました。ヘアの手入れと化粧に、ずいぶん気を使ったのは、明らかでした。それに、私が見たこともない青いドレスを着ている。胸元がとても深く切れ込んでいて、豊満な胸がかなり露出していました。それに裾も膝からずいぶん上に来ていました。

「若い男たちも来ているんだよ。その服装は適切じゃないんじゃないのかい?」

「ローラやシェリーも来ているでしょう? 彼女たちの前で、野暮ったい母親と見られたら、娘たちが可哀想だわ」

私は不満でしたが、仕方なく、それ以上言わずに出かけました。

帰宅したのは10時半ごろになりました。パーティは真っ盛りで、リビングから大騒ぎしている声が聞こえました。私は、リビングに入り、もうちょっと静かにしてくれと言いました。

多少、静かになったのはいいのですが、それに伴って、2階の主寝室からベッドのスプリングがきしむ音が聞こえてきたのです。それに、セックスのエクスタシーの極みに女性が発するようなくぐもった悲鳴も。すぐに、その声は妻の声だと分かりました。そして私は確かめるために寝室のドアへと向かったのです。

その私を、ドゥウェインとエディの二人が止めました。

「奥さん、楽しんでるところなんだぜ」 とドゥウェイン。

「多分、何年もなかったことなんだからさ」 とエディ。「だから、おっさんは椅子に座って、リオンがやり終えるのを待った方がいいんじゃねえのか?」

イヤイヤながら私は腰を降ろしました。スプリングがきしむ音のリズムがどんどん速まり、妻の喜びを告げる叫び声も、ますます大きく、切羽詰ったものに変わっていきました。それを聞く私。娘たちやその友達の視線が、私に向けられているのを感じました。

「リオンったら、ママにすごい勢いでやってるみたいね」 上の娘のジェニーが言いました。

「ほんと。ママもすっごく楽しんでるみたい!」 と妹のジュリーが言いました。

それを受けて、部屋にいる若者たちがいっせいに笑い出し、私を侮辱して楽しんでいました。

[2008/05/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 第5章 (9) 


1、2分、キスを続けた後、ヘレンはトレーシーの首から右手を離し、トレーシーの左の乳房に触れた。トレーシーの方も、左手をヘレンの足の付け根のVゾーンへ動かした。

それから5分間ほど、ヘレンはトレーシーにキスを続けながら、絶えず、ううん、ううんとよがり声を漏らしていた。その声が突然、ハアハアと息を切らす声に変わった。オルガスムが襲ってきたのだろう。体全体を震わせながら、股間をトレーシーの手にぶつけるように、繰り返し腰を突き上げていた。クライマックスに近づくにつれて、喘ぎ声は、また、よがり声に戻り、そして次に大きな悲鳴に変わった。

ヘレンのオルガスムが落ち着くと、トレーシーはキスを続けながら、手をヘレンの股間から離した。その後も、キスを惜しむように、ゆっくりと唇をヘレンの唇から離す。ヘレンはうっとりとした顔でトレーシーを見上げていた。

「ありがとう。こんな感じになるなんて知らなかったわ。つまり、女の人とすることのことだけど・・・」

トレーシーはにっこり微笑んだ。「女相手でも構わないって気にさえなれば、もっとずっと良くなるわよ。後で、どのくらい良いか教えてあげるわ」

「それはとても嬉しいんだけど、マークについてはどうなの?」 ヘレンは、マークがそばにいるのを思い出して訊いた。

トレーシーはヘレンの唇に優しくキスをした。

「マークは気にしないから大丈夫。でも、彼も後で私たちに加わりたがるはずよ。彼、あなたのことセクシーだと思っていて、あなたとベッドを一緒にしたらどんなだろうと何度も思ってきているのを、私、知ってるもの」

ヘレンは顔を真っ赤にさせた。

「私、全然、セクシーじゃないわ。少なくとも、そう言ってくれた人は誰もいないし」

「いいえ、私は言ってるわよ。それにマークも。ステファニーもそう思ってるのは確かね」

トレーシーは、そう言って、もう一度ヘレンにキスをし、それから自分の寝椅子に戻った。

私は、ヘレンに、大丈夫かどうか訊こうとしたけれど、マリアに声をかけられ、言いそびれてしまった。

「ステフィー? 悪いけど、ランチの準備に手を貸してくれない?」

返事をする間もなく、マリアは私の手を引いて、私を立たせた。それから、引っ張るようにして家の中に連れて行った。

キッチンに入るとマリアが言った。

「邪魔をしちゃってごめんなさい。でもね、ヘレンには、彼女がトレーシーとしたことをあなたが見ていたと知らせたくなかったの」

マリアはカウンターに皿を6枚並べた。

「私、何も悪いことを言うつもりはなかったわ」

マリアは冷蔵庫を開け、中からボールをいくつか取り出しながら返事をした。

「それは分かってるわ。でも、あなたが、ヘレンが初めてのレスビアン経験をした事実について触れるつもりだったことも知ってるの。ヘレンのためにも、あなたがそれを言って、彼女の気持ちを乱させたくなかったのよ。もし、あなたがそのことを言ったら、彼女、多分、恥ずかしい気持ちになって、もう2度と繰り返したくないと思ったかも知れないから。その手のことは、しっかり覚えた方がいいかもしれないわよ」

[2008/05/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第6章 (10) 

「ヒュー! ヒュー!」

リビングルームから、キムが突然、歓声を上げた。

食器洗い機にグラスを並べていたスティーブが、動きを止めた。キムは、なぜあんなに興奮して叫んでいるのだろうと不思議に思った。だが、次の瞬間、顔からさっと血の気が引くのを感じた。ビデオを入れたバッグをそのままにしていたのを忘れていたのである。スティーブはリビングへ急いだ。

「あなたもポルノが好きだったの?」 キムは、高ぶった声で訊いた。「すごーい!」 嬉しそうな顔をしている。スティーブは当惑して、ただ、まばたきをするだけだった。

スティーブの困惑顔を見て、キムはくすくす笑った。

「私、単に、ハンサムで素敵な男たちが、キュートな女の子たちとアレをするところを見るのが大好きなの・・・多ければ多いほど、楽しいわよね?」

キムは、バッグの中のビデオを全部調べていた。その中の1本を手にしている。カバーには、複数の男女が入り乱れて絡み合ってるシーンの写真が使われていた。キムは、ピンク色の舌を出して、舌なめずりしていた。それから、眼を嬉しげに輝かせながら顔をあげ、スティーブを見た。

「こっちに来て、一緒にこれを見ましょう? いいでしょ?」 人差し指を鈎状に曲げて、スティーブに横に来るよう誘っている。 「ねえ、お願い!」

スティーブは、ごくりと生唾を飲み、これを容認すべきか否かに関する自分自身との議論に、それを始める前から負けてしまった。そしてキムからビデオカセットを受け取り、デッキに差し込んだ。カウチの上、義妹の横に腰を降ろす。キムは、素早く、スティーブとの間にあった小さな隙間を埋め、体を寄せた。はだしの足をさっと自分の尻の下に納め、左の太ももをスティーブの右の太ももの上に乗せ、居心地良さそうに彼の体に預け、落ち着いた。

二人は、借りてきたビデオ3本のすべてを見た。ビデオの監督が俳優や女優たちに取らせた、かなり信じがたい体位が出てくるところでは、一緒になって笑った。見ている間、スティーブはキムの博識ぶりに何度も驚いた。彼女は、男性の体について完璧な知識を持ってることを証明していた。巨大ではあるが、完全勃起とは言いがたいペニスをした男優が女優の性器にそれをねじ込もうとするシーンでは、キムは大得意になって、自説を述べていた。

苦笑いしながら、こっそり打ち明けるような声音でスティーブに言う。

「あんなおちんちんを受け入れられる女って、もうガバガバのおまんこをしているはずだわ。あんまりユルユルなので、実際の男性のおちんちんだったら、グランド・キャニオンの中で振り回してるのと同じような感じになるはずよ・・・」

スティーブはキムの言葉使いに驚き、ただ、頷くことしかできなかった。

「・・・私が知ってる女の子は、誰もあんな男は求めていないわ。あんなの入れられようとされても、ただ痛いだけだと思うもの。あんなの中に入れられても全然楽しくないはずよ・・・」

キムは、軽蔑するように鼻を鳴らして続けた。

「・・・奇形は奇形同士ということ。私は現実的なものしか好きになれないわ。あんなおちんちん、私に言わせれば、自然なものじゃないわよ。ねえ、パイ擦りが得意な女の子って、すっごく異常だと思わない? あんな大きなおっぱい、全然、自然なものとは思えないわ。そう思うでしょう?」

スティーブは頭の中がくらくらしたまま、時々、頷いたり、同意するような唸り声を上げたりを繰り返していた。このキムが、この2、3年前までからかっていた同じ娘だとは。その感情が、キムが姿を見せた月曜日以来、みるみる消えていく感じがした。

[2008/05/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)