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Experiment 実験 (5:終) 


「それじゃあ、別の娘を見せてあげるわ」

マイケルズ先生はそう言って、他の女の子を引き起こし、足の拘束と猿轡を外した。この子は、私が憧れている人ではない。

この子は不思議なほどおとなしくて、先生に引きずられるがままに部屋に入っていった。中に入って、何秒も経たない内に先生が戻ってきて言った。

「さあ、どういうふうにするか見せてあげるわ」

そして先生は、私に嵌めた手錠の片方をパイプから外して、先生自身の手首に嵌めた。先生と手錠でつながれたまま、その部屋に入っていく。さっきの女の子は椅子に縛り付けられていた。周りには、いろいろ装置類がある。そこで、また先生は手錠を外し、近くにある鉄パイプに嵌め、それから彼女のところに行った。

「適切な道具を使えば、とても簡単にできることなの」

先生は、そう言いながら、皮下注射器を出して、彼女に何か注入した。

「これは、彼女の学習能力を高めるためのちょっとしたものね」

それから先生は、その子の下着を降ろし、指でバギナや胸を愛撫し始めた。同時に、彼女の顔の前に私の写真を置いて見せている。先生が彼女に繰り返し囁きかけるのが聞こえた。

「彼女が大好き、彼女が大好き、彼女が大好き・・・」

すると、全然、時間が経っていないのに、その子がイってしまっていた!

そして、その後、先生が、「彼女のこと嫌い? 彼女に従わないの?」という声が聞こえ、と同時に、その子が悲鳴を上げ始めたのだった。

先生は、足のところにあるペダルを踏んでいて、先生がそこから足を上げるまで、ずっと彼女は悲鳴を上げ続けていた。

それから、また、先生は指で彼女を愛撫し始め、「彼女が大好き、彼女が大好き、・・・」と続ける。再び彼女が絶頂に達するまで、それを続ける。

先生は、これを何度も繰り返した。常に彼女に声をかけながら、愛撫をしていかせるのと、足のペダルを踏むのを交互に繰り返しながら。

数分、これを続けた後、先生はようやく止めて、彼女の拘束を解いた。彼女は私の方を見たけど、顔の表情が前と変わったのに気がついた。

私のところに駆け寄ってきて、私を見つめ、そして囁きかけてきたのだ。

「お願い、あなたを愛させて」 とても真剣そうな顔をして言っている。

マイケルズ先生は私の手錠をパイプから外し、元の部屋へと引き連れ、そこで、またパイプにつなげた。あの女の子も私たちの後について来て、パイプにつながれた私の前に膝をついてしゃがんだ。

「お願い。舐めさせて。ねえ、お願い。いいでしょう? できる限り頑張るから!」

先生は、「彼女に、静かにするように命令した方が良いわね」 と口を挟んだ。私は、その通りに彼女に命令し、さっきの最初の女の子の隣に行って、腰を降ろすように命令した。そして、マイケルズ先生の方を向いて、顔を見つめた。

「ええ、そうよ。私には、本当にできるの・・・」

私は、例の憧れのチアリーダが私におねだりするところを想像し始めていた。

「・・・私はね、この秘密を誰かと分かち合いたいと思っているのよ。もう私には、コントロールした女の子がたくさんいるわ。私が、気まぐれで何を言っても、それに従う女の子たちを見て、あなた、ショックを受けるかもしれないけど・・・」

あの可愛くて、しなやかなチアリーダの子! 彼女が私におねだりしたら!

「・・・私が、この時をどんなに待っていたか分からないでしょうね。私、あなたがこの大学に来た時から見ていたのよ。あなたは、まさに私が欲していたタイプの人なの。今日、あなたにここに来てもらうために、私、いろんなことをしたわ。それを知ったら、ショックを受けるかもしれないけど・・・」

実際、先生は哀れに見えた。

「・・・ねえ、お願いよ? 私、そんなに見た目が悪い?・・・」

いや、本当のところ、先生はかなり魅力的な女性だと思う。

「・・・私を喜ばせることも、そんなに悪いことじゃないと思うの。代わりに、あなたに与えるものを考えたら・・・そうじゃない?」

先生は後ろにいるチアリーダを指差した。彼女は、まだ縛り付けられたままだった。あの子が私のものになるかもしれない!

先生は、彼女のところに近づき、足の拘束を解き、立たせた。先生は、私を納得させようと思っているようだった。そして、彼女の猿轡も外した。

「お願い、私にあんなことをしないで!」 彼女は、猿轡を解かれた途端、叫びだし、赤ん坊のように泣き出した。「私の心をいじらないで! お願い!」

「彼女の魅力、拒み切れないわよね?」 先生が私に言った。私は、凍りついたようになって、ただ、あの子を見つめていた。

「お願い、私の心を変えないで! お願いです・・・どんな・・・どんなことでもしますから・・・あれを私にする必要なんてないんです!・・・だから、お願い?」

「あなた、何をするつもり?」 先生は、ちょっと興味を持ったようだった。

「私・・・私、彼女を舐めます。彼女が望むだけ、舐めます」

「彼女が、あなたに鞭を使いたいと言ったら?」 

先生の質問に、あの子は、驚いた表情を浮かべて、沈黙してしまった。それを見て、マイケルズ先生は、彼女を引っ張り、別の部屋の方へと向かい始めた。私は、ただ、じっとそれを見つめているだけだった。

「分かったわ! もし彼女が望むなら、私に鞭を使っても良いわ! だから、お願い、あんなふうに私の心を変えるのだけはやめて!」

「どうやら、あなたに選択権があるようね」 先生がかすかに笑みを浮かべて私に言った。「あなたを愛させてくれる? あなたのあそこを舐めて、とても気持ちよくさせてあげたいの。お願い。そうさせてくれたら、彼女をどっちでも好きにしていいわ。あなたの望むとおりに! だから、お願い、私にあなたを舐めさせて!」

マイケルズ先生の声に、突然、必死になってる雰囲気が入ってきて、私は驚いた。それでも、私はただじっと見つめているだけだった。

「お願い!」 と先生の切羽詰った声がした。

チアリーダの子は、どうしてよいのか分からず、頭が混乱しているようだった。彼女を私のものにできるかもしれない・・・もし、マイケルズ先生に、それを許したら・・・たった、それだけのことで・・・

「分かったわ。ただ、条件が一つ」

私は落ち着いた声で答えた。先生は、黙ったまま、じっと私を見ていた。

「私に先生の心を変えさせること」

先生は、私の顔を見つめたままだったが、驚いたように、口をあんぐりと開けていた。私は続けた。

「先生に、あの子たちのようになって欲しいわ」と言って、他の女の子たちを指差した。「先生が本当に私を愛したくなるように先生のことを変えたら、その後は、私を愛させてあげる」

「いや!」 マイケルズ先生は叫んだ。チアリーダの子は私と先生を見つめるだけだった。

「先生に私のあそこを舐めさせてあげるのよ?」

私は繰り返して言い、その後、先生を見つめたまま、じっと待った。多分、私は少し笑みを浮かべていたと思う。

先生は小さく囁いた。「分かったわ」

おわり


[2008/12/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第3章 (10) 

正直、私は、これまでのどの交際の場合も、付き合っている男性の要求に合わせてきた女だった。どんなことについても、私が何か意見を言っても、彼らに大きな影響を与えたことがあったことは一度もなかったと思う。大半、私が話しを合わせていたし、彼らが私の意見を求める時は、彼らが用意していた意見を私に言わせるのが、たいていだった。

でも、私は頭が良い人間なの。そう言って、全然恥ずかしくなんかない。デューク大学からMBAを取得したし、博士号取得にも手が届く状態。なのに、男性との交際においては、いつも、私は、自分がまるで知的に劣っているような存在として扱われてきた。南部だったからというのもあるかもしれない。付き合ってた男の2倍は稼いでいても、いつも、子供のように扱われてた。私がそういう交際をやめてしまうのも、全然、驚くべきことじゃないと思うのだけど。どうかしら? 私は、そういう環境で生きていくのは得意じゃない。

そして、今、ここにいるアンドリューは、彼の男女交際が、まさに正反対の理由で破綻してきたと私に語っている。この人は、完全なパートナーを求めているのだ。彼が付き合ってきた女性は、みな、伝統的な男性優位の関係を求めていたのだろう。アンドリューは、まさに、それが不満なのだ。この人は、とても優しくて、とても思慮深くて、とても賢くて、そして、完全なパートナーを希求している。

私は怖くなってきた。彼は、完璧すぎる。こんな完璧な人って、ありえるのかしら? どうして、私たちは、こんなぴったりの関係になっているのだろう? 私と彼は、まるで、互いの人生のジグソー・パズルにぴったりと嵌まりあって、お互いを完全なものにしあう、そんなパズルのピースのよう。

どうしても妹のドニーに話さなくてはいけないと思った。アンドリューは、私のことを全部、明かしてくれることを求めている。彼は、誠実さだけを求めている。それ以外は何も求めていない。正直、私は彼に完全に正直になっているわけではなかった。意図的に嘘をついているということではなくて、話していないことがあるということだけど、それでも、誠実になっていないという点では変わりがない。

ドニーと話し合った後で、全部、明かすかどうか決めよう。うちの家族は変わっているから。アンドリューが、あの事実に対処できるかどうか分からないから。でも、これまでの私の人生で出会ってきた男性の中で、アンドリューこそ、あるがままの私を、あるがままの私たちの家族を受け入れてくれる可能性が一番高い男性のように思えた。

怖くなってきた。彼が私たちを受け入れられないと感じて怖くなっているのか、彼が受け入れられそうだと感じて怖くなっているのか、自分でも分からない。

私たちは、しばらく、笑ったりおしゃべりをしたりしていた。アンドリューは笑うのが大好きのよう。どんなことにも、ユーモラスな点を見つけ出す人だ。私たち二人は、この夜を一緒に過ごし、いつも笑っているか、愛し合っているかのどちらかだった。彼は、一緒にいる時間をすべて、楽しいことだけで埋め尽くすことができる人だ。


[2008/12/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)