ケイトが身を傾け、俺の耳元に優しく囁いた。
「準備はいい?」
「ああ、いいよ」 と俺は手を出し、彼女の手に重ねた。
ケイトはステージの二人を見ながら段取りを説明した。
「あの人たちが終わりにさしかかったら、私とステージに上がって、あのカーテンの後ろに行くこと。あの人たちが終わったら、カーテンが下りてステージが隠れるわ。その間に舞台係が次のステージの準備をするから」
ステージを見ると、マルチナは、すでにブロンド女の拘束を外していて、彼女を仰向けに寝かせていた。いまマルチナは女の上にまたがって、彼女の口のすぐ上で陰部を漂わせている。
「不信心な淫売! 私のマンコを舐めなさい!」 マルチナは苛立った口調でそう言い、女の頭を掴んだ。
マルチナは女の顔を股間に引きつけながら、同時に女の股間に手を伸ばし、そこを撫で始めた。なかなかいい光景だ。女の舌が蛇のようにマルチナの女陰に出たり入ったりをするのが見えた。マルチナは頭を後ろに倒して、快感を受けとめている。
「そろそろ、行きましょう」 とケイトは俺の手を握り、スツールから立った。
ケイトに連れられて、ステージに上がるサブの階段を上がり、それからカーテンへと向かった。カーテンをくぐった先を見て、驚いた。そこには、様々なシーンや妄想に対応できるよう、あらゆる種類の小道具が置いてあった。
「ここに座ってて」 とケイトは小さな黒皮の椅子を軽く叩いた。
俺は振り向き、言われたとおりに椅子に座り、カーテンの隙間からステージの様子を見続けた。ケイトは俺の後ろに立ち、俺の肩を揉み始めた。
「早くも、もう、おカネの匂いがしてくるわ」 とケイトは俺の耳元に囁いた。
肩越しに振りかえると、ケイトの顔がすぐそこにあり、すぐに俺たちは唇を重ね、心をこめた落ち着いたキスをした。その後、ケイトは身体を起こした。
「後はショーのために取っておきましょう」 とケイトは言い、また俺の肩を揉み始めた。何度も丹念に揉んで、俺をリラックスさせようとしているらしい。
またカーテンの隙間からステージを見た。いまは、マルチナは立っていて、ブロンド女はひざまずいていた。俺のいる場所からだと、ブロンド女の姿勢は、トリスタの母親がワインボトルでしこたま自慰をした後、祭壇の前でひざまずた時の格好とそっくりに見える。ブロンド女は、その後、ゆっくりと立ちあ上がり、ステージの脇へと歩き始めた。
すると突然、大きな黒いカーテンが下りてきて、ステージ全体を隠した。男が二人、ステージ上を歩いてきて、もうひとつのカーテンの中に入った。小道具類が置いてある場所だ。
男たちはすぐに出てきたが、何か、大きな曇りガラスの窓のようなものを持って出てきた。かなり重そうで、二人がかりで苦労しながら運び、ステージの中央に置いた。それを置いた後、舞台にしっかりと固定する作業に入った。
肩越しに振りかえり、ケイトを見上げると、彼女は興奮してるように目を輝かせていた。ふたりの小道具係は、再び、子道具置き場に入り、また別の巨大な窓を持って出てきた。二人は、それをすでに立てた窓のところへ持って行き、二つの窓を90度の角度でつなげた。
「私がどんなことを計画したか、信じられないでしょうね」 とケイトは俺の肩を揉みながら言い、その後、両手を滑らせるようにして俺の胸へと擦り降ろしてきた。
男たちは再び小道具部屋に入り、またも大きな窓を持ってきた。それを別の二つの窓のところに運び、立て懸ける。どうやら、窓枠で箱型を作るようだった。4面のうちの3面だけの箱型である。二人は軽く押したりして具合を確かめ、しっかり固定されていることを確認していた。
次に男たちは祭壇のような大きなテーブルを持ってきた。それを窓枠の箱型の向こう側に設置する。その向こうで何をしているかは分からなかった。窓枠のせいで良く見えなかったからである。
その後二人は、駆け足で行ったり来たりを繰り返し、キャンドルが数本ついたスタンドをいくつか運び、並べた。キャンドルスタンドは祭壇の左右両側に設置しているようだ。ひとりの男がテーブルの上に大きな白い布を広げ、その間、もう一人はすべてのキャンドルに火をともした。
「準備ができたようね」 とケイトは手を差し出し、俺を立たせた。
ビルは興奮に身体を震わせていた。そして、愛する妻の濡れた割れ目に亀頭を押し込んだ。その妻が小さな淫ら声をあげるのを聞き、彼はわざと煽る言葉を吹きかけた。
「そうだ、お前は俺専用の淫売だ。俺が言うことを何でもする女! 何なら、お前を街に立たせて、その可愛い身体を売らせることにしようか? どう思う、ええっ?」
ビルはクリスの桃尻をしっかり押さえ固定した。クリスが自分から腰を突き出し、一気に挿入させてしまうのを防ぐためである。そうしたうえで、じわじわと少しずつ肉棒を押し込みながら、ビルはからかい、煽った。
「ええっ? どうなんだ? 答えろ、淫売!」
娼婦にしようか、との言葉。それこそ、まさにクリスが言われたいと願っていた言葉だった。それを聞いて、この行為に何の心配もなく心から没頭できると思った。興奮して、大変なことを口走ってしまっても、この性的ロールプレイのせいにできると分かったからである。
「ああぁぁぁ……。ええ、いいわ………だから、お願い。…………………。何でも…………………どんなことでも! …………………どんなことでもするから!…………………だから、ヤッテ…………………。お願い、私を犯して…………………やってください!」
クリスは本心から喘ぎ答えた。腰をビルに押さえつけられているので、挿入されてる部分は、ほんのわずかだった。ではあっても、クリスは何とか必死に腰を動かし、そのわずかな長さの部分で自分の肉筒を擦りたてた。
ビルは、一度も口に出したことはなかったが、いつも、ある密かな思いを抱いていた。それは、この美しい妻が他の男の腕に抱かれているのを見たらどんな感じになるのだろうという思いである。
心の奥では、そんなことは単なる淫らな妄想にすぎないと思っていた。とりわけ、クリスは並はずれて純真でうぶな性格であるのだから、決してありえないこと。それに、貞節な妻が、実際に、他の男の身体に快楽を求めたとしたら、確実に自分は立ちあがれないほど傷心することになるだろう。そうと分かっていたので、ビルは、そういう考えが頭に浮かんできても、すぐに頭から振りはらってしまうのが普通だった。
だが、このロールプレイは、彼の夢にまさに願ったり叶ったりの状況を提示している。ビルは、この機会を逃すまいと、煽る言葉を続けた。
「さすが淫売だ! お前を街に立たせて、いくらかカネを稼がせることにしよう! お前は、このセクシーな尻を客に差し出して、思う存分に使ってもらうことだな! 50ドル持ってるヤツなら、浮浪者だろうが、酔っぱらいだろうが、誰にでも身体を売る女になるんだ!」
「はい…………そうします…………。あなたのいうことならどんなことでも! だから、やってください…………。ただ、やってくれるだけでいいの…………お願いです!」
クリスの返事を聞いて、ビルの一物はヒクヒク痙攣し、ますます固さを増した。
クリスはこのプレーを心から楽しんでいた。ただ、どこか物足りなさを感じていた。もう少しだけでもペニスを入れてくれたらいいのに…。クリスは、夫の一物の存在をもっと感じようと、両太ももをできるだけ固く閉じ、陰部を締めつけた。わずかしか与えられていないにせよ、自ら尻を前後に動かし、満たされぬ思いに歯を食いしばりつつ、喘いだ。
「ああ、どうか……どうかお願い……。浮浪者でもアル中にでも身体を売るから……………。悪そうな巨漢の黒人にでも身体を売るから! だから、もっと下さい……………もっとやって、お願い!」
「お前は、本当にエロ好きのオンナなんだな。身体がデカイだけのいかつい顔の黒人野郎にも、喜んで抱かれたいとは!」
ビルは有頂天になっていた。愛する妻のヌルヌルになった陰部。そこに、ようやくペニスの全長を埋め込んだところだった。その狭い肉筒がきゅうきゅうと締めつけをしてきて、彼はゾクゾクと背筋に震えが走った。
目を閉じ、ある光景を思い浮かべた。愛する妻の美しい白肌が、真っ黒な皮膚の逞しい身体をした黒人に覆われている光景だった。その光景を思いつつ、彼は意識せずに出し入れの動きが速くなっていった。そして、それから間もなく、ビルは唸り声を上げ始めた。
「ああぁぁ………………。うううぅぅぅぅ………………。い、イキそうだ!……ああっ、い、イクよ、イクよ! おおおおぉぉぉ!」
だが、ビルはあまりに夢中になり、興奮しすぎていた。長いとは決して言えない一物を引き抜きすぎたのである。その結果、彼の分身は、クリスの愛に飢えた肉筒から滑り抜けてしまい、クリーム色の尻頬に上がってしまったのである。それと同時に、その先端から白濁が噴射し始めた。
次から次へと白濁がむなしく宙に舞う。彼の熱い体液は、愛する妻の中へ撃ちこまれる代わりに、大半が彼女の背中にボトッ、ボトッと着地した。ビルはあわてて肉棒を握り、クリスの中へ入れ直そうとしたが、それは無駄な試みだった。あまりの興奮に、彼の分身はまったくコントロールが効かず、無駄玉を打ち出し続けたのである。結局、クリスの臀部と太ももを精液で覆うことにしかならなかった。
一方、クリスは必死に尻を動かし続けていた。何とかして、狭い肉筒にペニスを入れ直してもらおうと必死に動かしていた。狂ったようになっていた。
「いやっ!……………いや、いやっ!……………もっと! …………… ああ、どうして……………まだなのに……………まだなのに……………。私の中に戻して! ああ………もう…………… いや…………… いやぁぁぁ…………………………私もイキたいのにぃぃ!」
クリスは、四つん這いのまま、絶望して頭をうなだれた。夫がぐったりとして自分の上に覆いかぶさってくるのを感じた。夫のペニスが最後の残り汁を尻頬に塗りつけるのを感じた。そして、そのペニスもやがて力を失い、だらりとなり、身体から離れて行くのを感じた。それと入れ替わりに、かなり水っぽい精液が割れ目から流れ出すのを感じた。粘着性の薄い、水のような液体がツツーっと太ももを伝い、ストッキングへと流れて行くのを感じた。
「淫乱ママ」 第7章 Slut Mommie Ch. 07 by fantasy69
出所
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これまでのあらすじ
息子と娘の二児の母ケイト。写真好きの息子トミーにモデルを頼まれ、撮影されているうちに興奮し、ケイトの淫乱願望を見抜いた息子に求められ肉体関係を結んでしまう。娘のことも淫らに想像しながら…。バーや公園でも息子と性行為をし、靴屋で若い女店員とレズ行為も経験。淫らな姿を他人に見られるのも好きなのである。それにアナルセックスも。ある日、息子のカメラ仲間の撮影会に参加し、フランクという強引な若者に脅迫され犯され、後悔する。さらに息子たちのパーティでマリファナを吸い、若い娘たちと淫らな行為に耽ってしまう。
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翌朝、目が覚めたけど、大変な二日酔い状態だった。頭がズキズキして、お口がカラカラ。寝返って、夫を見たけど、まだベッドでぐっすり眠っている。
今は何時なの? 確か夫は、わたしが息子を迎えに行く前に眠りについたはず。なのに、まだ眠ってるなんて!
息子のことを思ったら、昨日の夜の出来事が鮮明に頭に浮かんできた。ああ、なんてことなの! あの二人の若い女の子たちの前で、あんなに身体を露出してしまった。ほとんど知らない娘さんたちなのに! 本当に起きたことなのかしら?
それに、あの娘さんたちの前で、わたしは息子におしゃぶりをしてた。ああ、それを思い出したら、心臓がドキドキしてしまう。
どうしてあんなことを? あんなことをするなんて、とってもいけないことなのに! あまりに、危険すぎる。
あの娘たちが誰かに何か言ったら、どうなるの? わたしと息子の関係をバラしてしまったら、いったいどうなるの?
でも…。でも、そんなことが気にならなくなるようなことがあったのも確か! わたしは…、わたしはジーナのあそこを舐めていた! まだ18歳になったばかりのジーナ。わたしの娘としてもおかしくない若い娘さん。そんなジーナやエレーンが見ている前で息子のおちんちんをお口に入れたわたし。
思い出しても、身体が熱くなる。興奮してしまう。…身体の奥が性的に刺激されていく…。
それにわたしはジーナにあんなこともしていたし、それにエレーンにあんなこともされていた。その数々が頭に浮かんでくる。
ああ、もう…。どうして、わたしはあんなことをしたの?
それは、あの忌々しいマリファナのせい。あれを吸って、同時にずっとアルコールを飲み続けていたせいで、わたしの理性があんなに曇ってしまったんだわ!
ええ、そう。誰かに訊かれたら、そういって弁解しよう。ジーナとエレーンに後になってから問い詰められたら、そう言って弁解しよう。もうこれからは、あの娘たちがいるところでは、決してマリファナを吸ったり、お酒を飲んだりしないよう心に誓った。
夫を起こさないよう、ゆっくりと身体を回して、ベッドから出た。そして階下に降りて、コーヒーの用意をした。
その間、ずっと息子やジーナやエレーンのことを考えていた。それにスージーのことも。うーん、スージー…。わたしが初めて相手した女の子。とても可愛くて、若い娘。彼女、あの日のことがあった後、わたしのことを想ってくれたことがあるかしら…。そんなことを夢見るような気持ちで思っていた。
食器棚の中を漁って、お気に入りのコーヒーマグを探したけど、見つからなかった。
ああ、そうそう。あれは夫が一番下の棚にしまったんだわ。
床に四つん這いになって、食器棚の一番下の棚を見てみた。一番奥のところにマグがあるのが見えた。
手を伸ばしても届かない。仕方なく、ほとんど腹這いになるような感じになって手を伸ばして、やっと掴んだ。ほとんど、お尻だけを突き上げてるような格好で。幸い、裾の長いナイト・シャツを着てたので、お尻は隠れていたけど。
「ママ!… ヒューッ! いいわねえ… とてもいい格好!」
突然、声をかけられ、ビックリしてしまった。急に身体を起こしたので、食器棚に頭をぶつけてしまった。
「痛っ!」
声をかけたのは娘のクリスティ。わたしの真後ろに立っているんだわ。
「ママ、そこで何をしてるの?」
「コーヒーマグを探しているのよ。ママがいつも使っているの。知ってるでしょう?」
何だか、シャツがズリあがってきている気がした。もう、この姿勢から逃れなきゃ。娘に露出しすぎることになったら困るし。
そう思って、腹這いに近い姿勢のまま、じわじわと後ずさりを始めた。そうしたら、シャツが上の方にある何かに引っかかってしまったように感じた。後ずさりするのに合わせて、シャツがズリあがってくる。
お尻が丸出しになってる感じになった。シャツが腰のところまで捲れてしまっている。娘が、小さな声で、「うわっ」とか言っているのが聞こえた。
あわててパニックになったりしたくなかった。それにシャツを破いてしまうのも嫌。
「ああ、困ったわ。何かに引っかかって動けなくなったみたい。ねえ、クリスティ、お願いだからママを助けて?」