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裏切り 第6章 (2) 

地獄の第2段階は、仕事に行く服装になることだった。スーツとネクタイ? なんて…なんて、さえないんだろう。綿のTシャツにブリーフという下着のことを思うだけでも、先の週末、そんなものよりずっと滑らかで柔らかいもので肌を包まれた後では、吐き気すらしてくる。

それに、もう一つ問題があった。それは、これから3か月ほどのうちにダイアナとする予定のたファッション・ショーである。そのための体型改造トレーニングの問題である。ダイアナは、体型改造トレーニングの秘訣は、毎日欠かさず継続的に行うことと忠告してくれた。これは私が毎日しているランニングと変わるところはない。

もしビジネススーツの中に偽乳房を装着しないことにするなら、体型改造をするには今が一番都合がよい。それはダイアナも同意してくれていた。今のうちに少しずつ体型を変化させていけば、私自身の身体が変化に慣れる時間えられるのはもちろん、私の周囲の人々にも変化に慣れる時間を与えることになるから。

ダイアナとポールが、私に女装フェチのファッションモデルをしたらと提案したとき、そのアイデアは途方もない冗談のように思えた。だけど、今は、私はその気になっている。時間が間に合えばいいなと期待している。

職場の誰も、私がビジネススーツの中に黒サテンのコルセットを着ていっても気づかないのではないだろうか? パンティを履いていっても大丈夫では? ストッキングも? それにTシャツの代わりにシルクのシュミーズを着て行ってもバレないのでは?

結局、下着女装をすることにし、その上に、全然つまらないビジネス服を着た。ビジネス服を着ながら、スエードのドレス、加えてダイアナの赤いガウンやサンダルや豪華なシルバーフォックスのコートが目に入り、それらにからかわれている気がした。切ない気持でスエードのミュール(参考)を見つめながら、黒いフローシャイム(参考)のローファー(参考)に足を突っ込んだ。

地獄の第3段階は、身づくろい関係。イヤリングは、すべて、昨夜のうちに外していた。耳にできた穴は簡単に閉じないよう、ダイアナが小さなプラスチックの栓をはめてくれた。ちょっとカムフラージュのコスメを使えば、その栓は、本当に近くによられてじっくり見られるのでなければ、気づかれない。

眉毛は剃り揃えられて細くなっている。これは、人工の眉毛をつけてごまかす。つけヒゲなどをつける接着剤を使ってつけるのだ。この人工眉毛も、専用接着剤も、カムフラージュ用のコスメも、演劇メイク専門店で買っておいたものだった。ただ、女性的な眉に比べて、瞼の低い位置に濃く茂る男性的な眉は、いかに「自然」な感じに見えるとしても、今の私にとっては不自然な眉にしか見えなくなっていた。

綺麗で長い爪は、それぞれ協力接着剤で装着したものだけど、オレンジ・スティック(参考)で注意深く剥がし、化粧台の引き出しに戻した。その下の本物の爪のところには軽くやすりをかけ、ある程度、普通に見えるようにした(「普通」って、またこの言葉だ!)

地獄の第4段階は、職場の同僚たちの前で女性っぽく振舞わないよう、意識しなければならないこと。自分が男であることを忘れないようにして行動しなければいけない。

例えば、話しをするとき両手を女性っぽく可愛らしく優雅に動かしたりしないようにしなけれないけない。それに、髪の毛をいじったり、外してしまったイヤリングを気にするように耳に手を当てたりするのもしないよう、気を使わなければいけない。

脚を組む時も、膝の上に膝を乗せるのではなく、片方の膝の上に足首を乗せるのだ。脚をまっすぐにして。

それにしても何て変なことだろう。逆転したビクターとビクトリアと同じ。女性になろうと振舞っている男性が、無理に意識して、男性になろうと振舞わなければならないなんて!

それにしてもいったい自分に何が起きてるのだろうか? 男性としての確固とした自己イメージにどんな変化が生じてしまったのだろうか? 私は、ダイアナという美しくミステリアスな女性に、いとも簡単に誘惑され、自分の「隠れた一面」に嵌まってしまったのだろうか?

あるいは、その男性としての自己イメージこそ、注意深く育成されて得られた嘘の姿であって、ダイアナは、単に、私の子供のころからの隠れた欲望を解放する触媒にすぎないということなのだろうか? 私はダイアナに、彼女は私が妻と別れるための単なる触媒にすぎなかったと言ったが、ちょうどそれと同じことなのだろうか?

私の人生は二つに分断されているところなのだろうか? それとも、長い年月を経て、ようやく一つにまとまろうとしているところなのだろうか?

疑問は山ほどあるのに、答えはほとんど出ていない。

ともあれ、上手にショーを演ずることにしよう。まさに、ショーをすると考えればよいのだ。会社の経営と職場の同僚たちのためには、それが最善。同僚たちの目を注意深く観察すること。同僚たちは、何かを面白がったり、何かに気づいたり、あるいは何かを感じて目を輝かすかもしれない。できれば、そういう表情は見ないで済むとよいのだが…。

ひとつひとつのことについてよく考えるのこと。同僚たちになんら疑念を抱かせずに済んだら、私は安心できる。…いや、あるいは自分の女性化のレベルはそんなものかと、がっかりするかもしれない。ともかく、口にチャックをして秘密を守ること。


[2012/08/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第14章 (9) 

「でも、あの子たちどんなふうにそれをしてるの? どうして私たち気づかなかったのかしら?」 とドニーが口を挟んだ。

「子供たちがテレパシー的に他人の行動をコントロールできる何らかの能力を持っているのに気づくとすぐに、僕は無法な行為についてのいろいろな文章を子供たちに読み聞かせたんだ。子供たちには、君たち二人や僕に決して何もしないように約束させた。それをしようとするところを見かけたら、こっぴどくお仕置きすることにするよって言ったよ」

ディ・ディは笑いだした。「アハハ、そんなこと、私が知ってるうちでも一番意味のない脅かしだわ! あの子たちなら、あなたのこと、赤子の小指をひねるように簡単にだましているから。あなたには、躾けという単語の意味をぜんぜん分かっていないもの」

「ちゃんと知ってるさ! その単語は中学レベルのワード・ウェルスに載ってる単語だよ。ちゃんと意味を知っている。ただ、僕はあまり躾けが上手でないだけだよ」

ドニーが言った。「まあ、私には、普通と違ったことをしてる気がしないわ。アンドリューは、しょっちゅうおバカなことをするけど、子供たちが生まれる前から、それはおんなじだもの」

「おい、おい、おい! この話し合いは僕のことじゃなかったはずだよ。子供たちについて話しあっているはず。昨日の夜のことについて話し合わなきゃいけない。昨日、家に押し入って、娘をさらおうとしたあの男のこと。運転免許証にはジョセフ・ウィリアムズとあった」

ディアドラは急に恐怖の表情になった。「あの男、娘をさらってどうしようとしたのかしら? あなたは幼児暴行犯と言っていたけど本当なの?」

僕は頭を横に振った。

「いや違う。事態は見かけとは違うようだ。あの男の名前はジョセフ・ウィリアムズではない。免許証は偽物だった。本当の名前はラルフ・モリス。政府関係の仕事をしている。具体的には、司法長官の元で働いている男だ」

ディ・ディもドニーも愕然とした。

「司法長官が私たちの子供に何をしようというの? それに、どうしてこんな極端なことをしようとしたのかしら? そもそも、あなたはこのことをどうやって知ったの?」

「多分、連中は僕たちのシステムの防御を突破できなかったので、こんな極端なまねをしたのだと思う。ちょっと前、僕はウチのEガールたちに、あらゆるファイアーウォールに勝るファイアーウォールのプログラミングを始めさせた。実際、多層式のシステムを完成したよ。実際のプログラミングの大半はエディーとエッダがしたんだけど、アイデア自体はエマのアイデアだ。ああいうのを思いつくには、エマのような邪悪な心が必要なのだと思う…」

「…ファイアーウォールを突破させないようにする代わりに、ちょっと罠をしかけた。つまり有能なハッカーなら簡単に突破できるようにしてやったのだ。連中がファイアーウォールを破り侵入してきたら、自由に情報を見せてやる。ただ、その情報はすべてもっともらしく見える情報だが、全部、間違った情報になっている…」

「…ハッカーたちがどれくらいくまなく調べるかによるけど、場合によっては、連中はその偽情報を得たら、引き下がっていくかもしれない。ただ、連中は、いったん情報が偽物だと分かったら、多分、もう一度戻ってきて、前より深く掘り下げようとするだろう。そこで、僕たちは、その先にもう3つ障壁のファイヤーウォールを設けておいた。どの壁にも、それを突破したら、その先にたくさん情報を置いておく。ただ、その情報も偽物だ。ちなみに、偽情報は娘たちと一緒に考えたんだけど、とても楽しかったよ…」

「…どの壁も、次第に突破するのが難しくなるようにしている。頑張り屋のハッカーがいて、そいつが仮に4つの壁を全部突破したら、そいつに賞品をやってもいいと思ってるほど。まあ無理だと思うが」

「賞品? どんな賞品なの?」 とディ・ディが訊いた。

返事をしたが、たぶん僕はちょっと済まなそうな顔をしていたかもしれない。

「ドニーの裸の写真…。うちの可愛い娘たちがプログラムした4つのファイヤーウォールを全部突破するだけ有能な人ならだれでも、何か特別なものを授けられて当然だもの」

ドニーが僕の肩を叩いた。

「ひどい人! 娘たちにはあの写真見せなかったでしょうねえ? あの写真は、あなたにだけなのは知っているでしょう?」

「ああ、娘たちは全部見ているよ。何でも知っている。それは避けようがないんだ。だから、君たちもそういう状態に慣れてしまう方がよいと思う。あの子たちは、僕らとは違う種族なんだから。それも受け入れてしまった方がいいと思う。でもね、どこかの哀れなバカ者が僕たちのサーバーに侵入しようとさんざん苦労するとしたらだよ、少なくとも、何かワクワクするようなスリルを味わわせてあげるというのが、そいつのために僕たちができることじゃないのかな」

ドニーは顔を赤らめたが、少し安心した顔になっていた。



[2012/08/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第7章 (28) 

腰をおろしてステージを見ると、ブロンド女は、すでに天井からの拘束具を外されていた。

マルチナは俺の方を見て微笑み、ブロンド女に小さな黒いベンチに覆いかぶさる格好にさせた。

よく見ると、マルチナはすでに巨大なストラップオン(参考)を装着している。マルチナは女の後ろに位置取り、ストラップオンのピンク色のディルドをブロンド女の脚の間にじりじりと近づけた。マルチナがディルドの先端を女の陰唇に押しつけると、ブロンド女がか弱い声を上げた。

「ああ、お願いです…、そんなことは…」 

「これを喰らうのよ、淫乱!」 マルチナはかすれた声でそう言い、ブロンド女のあごの下に腕をまわした。

ブロンド女を見ると、手首と足首が左右ともベンチの土台に拘束されているのが見えた。女のあの喘ぎぶりから、女がこうされることを喜んでいるのは確かだった。

「うぐぐぅぅぅ…」

女が苦しそうな声を上げた。マルチナは、女のあごを押し上げ、頭を後ろに持ち上げながら、少しずつディルドを女の中に埋め込み始めている。

「ああ、助けてください」 女が叫んだ。マルチナはすでにディルドをすべて埋め込んでいた。

マルチナが腰を前後に動かし始めるのを見ながら、俺は、ズボンの中、プレカムが出てきているのを感じた。ブロンド女に出入りを繰り返すディルドを見ると、全体に体液がまぶされ、キラキラ輝いてるのが見える。マルチナは女のあごを押さえる手の力を緩めていない。女は頭を限界近くまで後ろに引き倒されたままだ。

「悔い改めるのよ、淫売!」 音楽の激しいビート音の中、マルチナが叫んでいる。「神様に許しを乞うの!」 

マルチナは俺の方に顔を向けた。瞳には淫らな表情が浮かんでいた。

突然、マルチナは女のあごから手を離した。女はがっくりとうなだれ、ベンチの端から頭を垂らせた。

「神様、私を許してください……」 

女は、力のない声でそう繰り返しながら、啜り泣きを始めた。小さな黒いベンチに覆いかぶさって、なされるがまま、すっかり力をなくしている。その間、マルチナは女の腰をがっちり押さえ、ずぶずぶと抜き差しを繰り返した。

「ああ、聖なる主よ、どうか、私の肉体を支配している邪悪な罪を取り除いてください。私をお清めください。私をどうか許して……!」

女は突然、大きな声で叫び、同時に小刻みに体を震わせた。その震えは次第に大きくなっていった。

「ああ、神さまあぁぁ!」 

なされるがまま犯され続け、オーガズムが襲ってきたのだろう。女は身体をぶるぶる震わせながら叫び声をあげた。

だが、マルチナはピストン運動を続けたままだった。そして、突然、女の尻を平手打ちし始めた。

この様子を見ながら、俺はずっとブロンド女の顔が気になっていた。どこかで見た気がして仕方なかったからだった。

マルチナは繰り返し平手打ちを続けていた、女の尻頬はすでに赤くなっている。

ちょうどその時、ケイトが来て、俺の横に座った。ケイトは、脚を組みながら、にっこり笑い、手を俺の太ももに添えた。彼女の脚を見ると、ドレスの側面にスリットが入っていて、脚が腰骨あたりまですっかり見えている。クラブの照明のせいか、アルコールを飲んだせいか分からないが、ケイトは信じられないほどセクシーに見えた。


[2012/08/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

日系美肉スチュワーデス3 (3) 

クリスはビルのネクタイを解き、シャツのボタンを外していく。その間にビルはクリスの肩からドレスの肩紐を外した。するするとドレスが滑り落ち、彼女の黒ハイヒールの周りに輪となった。

一方、クリスの細い指は、ビルのシャツを脱がし終えると、すぐにベルトへと移り、バックルを外しにかかった。

その間に、ビルは、ぎこちない手つきではあったが、何とかクリスが身につけているブラジャーのホックを外し終え、肩からストラップを滑らせた。黒レースのブラジャーが床へ舞い落ちる。そしてビルは身体を曲げ、愛する妻の乳首を口に含んだ。すでに固くなっていた乳首ではあったが、舌でなぶるとさらに固さを増してくる。それと同時に、小さな喘ぎ声が聞こえてきた。

「ああぁぁぁ……、ああ、感じる。あなた!」

クリスは敏感な乳首を夫に吸われ、悩ましい声を上げた。もう一方の乳首にも同じく愛のこもった口づけをされ、クリスは、ああん! と喘ぎ、小刻みに身体を震わせた。

クリスは、ベルトのバックルを外した後、今度はズボンのボタンを外し、ズボンの隙間から細い手を差し込んだ。その手は愛する夫の分身を探し求め、そしてそれを見つける。ヒクヒクと脈動しているのを感じた。

ふたり抱き合ったまま、カニのように横歩きしながら寝室へ向かってじりじりと廊下を進んでいた。ビルは途中、靴を脱ぎ、ズボンを脱ぎ棄てようとしてちょっとつまづきそうになってしまった。すると突然、クリスは固い床にしゃがみ込み、四つん這いになった。それを見てビルは呆気にとられた。ビルとクリスは、これまで一度もベッド以外の場所で愛し合ったことがなかったからである。

「…こんな格好をするとは! なんて淫らな!」 ビルは思わずつぶやいた。

愛する妻が、小さな布切れのような黒いパンティと、黒ストッキング、そしてハイヒールだけの姿で、愛を求めて固い床の廊下で四つん這いになっているのだ。

ビルは自分の幸運を信じられなかった。愛する妻がいつにもましてセクシーに振舞っているばかりでなく、こんな刺激的な姿勢のまま、振り返り、さらに刺激的な言葉を吐くのを聞いたからである。

「この格好、気に入った? だったら、こっちに来て! そして私を激しく犯して! 本物の淫乱娼婦のように犯して! あなたの可愛いオンナになりたいの!」

ビルがこのような機会に慣れていないのは確かだった。だが、それでも、すぐに衣類を脱ぎ、ひざまずいて、クリスの後ろについた。ペニスはヒクヒクと脈動し、槍のように突き立っていた。

クリスの腰のところ、黒レースのパンティに手をかけ引き降ろした。ツルンとした桃尻が姿を現した。脱がしたパンティはクリスの両ひざの間、固い木製の床に落とした。

「娼婦のようにやられたいのか? ええ? なら、いいだろう。俺のオンナにしてやる。俺専用のエロ女にしてやる!」

ビルは、ロールプレイでの役割を飲みこんで、それになりきってセリフを吐いた。

これまでビルとクリスはこのような性的ロールプレイをしたことがなかった。だが、興奮をそそる行為であるのは確かだ。

「おい、淫乱! お前は俺専用のオンナだ。そうだな? お前は俺が言うことを何でもやるんだろ? そうだよな!」

ビルは、亀頭をクリスの濡れた割れ目に擦りつけながら、わざと乱暴な声を使って言った。

「ああ、そうなの………。私はあなた専用の娼婦なの。あなたがしてほしいこと、どんなことでもするわ!」

クリスはさらに煽りたてた。

…ビルはこのプレイに乗ってきているわ。…でも、たとえロールプレイをしているとはいっても、このプレイをどこまで許すべきなのかしら?……だけど余計な心配をするのはやめよう。気持ちの赴くままにしよう。ビルはこれをただのロールプレイとしか考えていない様子だし……。

「ああん…………。ヤッテ!………… あなた専用の淫乱女なの、思い切りヤッて!…………お願い……お願いだから………私にヤッテ! 何でもするから………。どんなことでも………。だから、早く入れてぇ!」


[2012/08/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ジャッキー 第11章 (11:終) 

「でも、今日はあなたの日。だから、今日これから、わたしたちすることを、あなたが決めて…。それで? 次に何をしたい?」

答えを考える時間はほとんどいらなかった。「僕の口であなたを愛したい。それよりも良いことなんて、何も浮かんでこない」

アンジーはくすくす笑った。「うふふ。それだと、私が楽しむことになってしまうじゃない? 今日はジャッキーの日なの。私がジャッキーを喜ばせたいのよ」

私はアンジーの唇に優しくキスをして言った。

「アンジー? まだ分かっていないようだね。僕はあなたに快感を与えることで快感を得ているんだよ。僕がどれだけあなたのあそこを舐めることが好きか、知ってるはず。もし許されるなら一日中でも舐めていられる。今日は僕の日なわけだから、僕がしたいことを自分で決められるはず。だったら、僕は口と舌を使ってあなたを喜ばせたい」

「ウフフ…。分かったわ。でも、本当に自分の快楽を追い求めてね、お願いだから。今日は、これから後、あなたを止めたりしないから」

アンジーはそう言って私にねっとりとキスをした。

それから私は1時間以上、口を使ってアンジーの肉体を崇め続けた。「崇める」という言葉以外に、私がしていたことを表す言葉が見つからない。最後にようやく私のペニスを彼女に差し込み、抜き差しをしつつ、彼女の中に激しく果てた。その後、アンジーは私にあそこを舐め清めできるよう、私の顔の上にまたがり、腰を降ろした。

その日、私たちは夕方の6時頃までベッドにいた。その時間になって、アンジーが夕食を作る時間がなくなってしまった。結局、宅配ピザを頼み、二人で出来たてのピザを食べながら、テレビを見て過ごした。

ピザを食べてる時、アンジーは私にバレンタインのプレゼントをくれた。最初のプレゼントはゴールドのブレスレットと、それにマッチした足首につけるブレスレットだった。次のプレゼントは、ゴールドのネックレスとイヤリング3つだった。イヤリングのひとつは、細いゴールドの鎖に半カラットのダイヤがぶら下がってついているペンダント型のイヤリングだった。食事の後、再び寝室に戻り、また愛し合った。

その夜10時。私はジャックに戻らなければならない時が来た。女性化した身体を戻すため、まずは、乳房の取り外しから始めた。これには割と時間がかかった。少しずつ溶剤を塗って、偽乳房の接着面が緩くなるのを待たなければならない。それが終わった後、今度は偽爪を剥がし始めた。それに手からマニキュアを全部落としていく。足の爪の方は、見られる可能性がほとんどなかったので、マニキュアを塗ったままにしておいた。顔のお化粧は簡単に落とせるので、朝に落とすことができる。夜のうちにしておかなければならないことをようやく終えた私は、ベッドに入り、アンジーの腕に抱かれて、安らかな眠りに落ちた。

つづく


[2012/08/14] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

裏切り 第6章 (1) 

「裏切り」 第6章 地獄の7段階(参考) by AngelCherysse


*****

これまでのあらすじ


ランスは、妻のスーザンと元カレのジェフの浮気を知りショックを受ける。ジェフがシーメール・クラブの常連だったのを突き止め、クラブへ行く。そして彼はそこでダイアナというシーメールと知り合い、彼女に犯されてしまうのだった。だが、それは彼の隠れた本性に開眼させる経験でもあった。1週間後、ランスは再びダイアナと会い女装の手ほどきを受ける。翌日、ふたりはデートをしたが、そこで偶然、スーザンとジェフに鉢合わせし険悪な雰囲気になる。ダイアナはランスをクラブへ連れて行き、本格的な女装を施した。ランスはリサと名前を変え、ダイアナの友人の助言も得て、行きずりの男に身体を任せる。それを知りダイアナは嫉妬を感じたが、それにより一層二人のセックスは燃えあがるのだった。


*****



月曜日は、一週間の中で一番忌まわしくて嫌悪を感じる日だ。その理由は、何と言うこともない、自分自身にならなければならないという理由だ。まず最初に、その朝、「自分」はどの「自分」であるかを、まずは把握しなければならない。会社では「ランス」としての自分が顔を出さなければならない。以前の決まり切った日常に戻り、会社に行き、金儲けをする。「隊長! 腰抜け中隊(参考)配備に戻りました!」と。簡単だね? でも、「リサ」の名前で理性が吹っ飛ぶような人生で最も激しい週末を過ごした後に仕事に戻るとなると、これは、とてもではないが、簡単なことなどとは言えない。アイデンティティの危機? それどころじゃない! よくある憂鬱な月曜日(参考)とはわけが違う。まさに地獄のようなもの。しかも7段階すべて揃った地獄のようなものなのだ。

地獄の第1段階は、起きたとき独りであること。昨夜、私はダイアナとエロティックなディナーを食べた後、彼女を家に送っていった。

その時ダイアナは優しくたしなめるように言った。

「私にはクラブの仕事があるし、あなたも明日、朝から仕事をしなきゃいけないでしょ?」

私は土曜日の夜と同じようにダイアナについてクラブに行くと言ったが、彼女は頭を振って断った。

「今回はダメ。こんなふうに言うととても意地悪そうに聞こえるかもしれないけど、私、あなたがクラブに来て、男たちに誘われるのを見たくないの。この前の夜も、私、どう扱ってよいか分からなくなってしまったし、また同じようなことになったとき、うまく扱えるとも思えないから。こんなことを言って、自分がすごく偽善的になってるのは分かってるわ。でも、こういうこと…つまり私たちの関係ね…これ、あなたにとっても初めてのことだろうけど、私にとっても同じように初めてのことなのよ。だから、あなたと付き合うというのがどういうことなのか、それに慣れる時間をちょうだい。その後で、何とかして自分の中で折り合いをつけるようにするから…つまり、あなたが他の男と…。言っている意味が分かると思うけど…。ともかく、次の週末にはまた一緒に過ごしましょう。約束するわ。いいわね?」

ちょうど私が自分のノーマルな生活に戻らなければならないのと同じように、ダイアナも彼女の普段の生活に戻らなければならないのだろう。

ダイアナは私のマンションを自分の「ホーム」とみなしてることを強調しようと、購入したランジェリーやストッキング、それにコルセットを、丁寧に畳み、彼女用の引き出しにしまった。それから私も同じようにするのを手伝ってくれた。ダイアナは、ガウンやサンダル、そして毛皮のコートは私のクローゼットに入れたままにし、ジュエリーも戸棚に置いたままにした。

ダイアナは、自分の大切な衣類を私の衣類と一緒に置いておくこと、しかも、こんな親密な感じでそうすることが特別な意味を持っているようで、どこか心暖かな曖昧とした感情が湧いてしまうわと打ち明けてくれた。

ダイアナは、私が身につけたスエードのスーツ、ブラウス、それにミュールを私に譲ってくれた。

「これ、本当にあなたに似合っていたわよ。…あなたが私に買ってくれたものに比べると、見劣りするし、とても小さくて不釣り合いだけど、私の愛情のしるしとして、受け取って」

ダイアナが帰っていった後、私は朝のロードワークに出た。夜明け前のひと気のないストリータビルの街路を走る。何ブロックか先、レイク・ショア・ドライブは、早くも朝の交通渋滞が始まっていた。彼らは、6時、7時にパンチカードを押すブルーカラーの人たちや、企業内の出世の階段を登ることの価値が、ちょっとうたた寝して遊ぶことの価値より上回っているワーカホリックのホワイトカラーの人たちだ。日本人たちは、早速、「サラリーマン」的ライフスタイルに切り替え、忙殺的な日常に戻っている。私はシャワーを浴びた。やはり、たった独りで。浴びながら、独りであることをいっそう実感した。そして歯を磨き、髪にドライヤーをかけ、ベッドに腰掛けた。そして、うんざりするような一日の始まりに正面から対峙した。


[2012/08/14] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第7章 (27) 

椅子を引き、腰かけた時、ステージから男女が降りてきた。ふたりは俺の横を通り過ぎ、別の男女が座っているテーブルに腰を降ろした。俺は座りながら、これからどんなことを経験するのだろうとワクワクしていた。

突然、綺麗な女が二人、俺の横を通り過ぎ、ステージへの階段を登り始めた。燃えるような赤毛の女はマルチナだった。俺の方を見てにっこり微笑み、手を振っている。

もう一人の女も見覚えがあったが、誰だか名前を思い出せなかった。長いストレートのブロンドの髪をしていて、背中の中ごろまで伸びている。履いているスカートは超ミニで、脚がすっかり見えている。俺は、二人の姿を見ながら、ズボンの中でチンポがヒクヒクしだすのを感じた。

マルチナはステージに上がると、ブロンド女の腕を持ち上げ、その手首を天井から吊り下がっている手錠につないだ。もう一方の腕にも同じことをする。結果、ブロンド女はほとんど身動きできない状態にされていた。

俺は拘束されたブロンド女の顔を見つめた。本当に見覚えがあったからだ。ケイトがいないかと、素早くクラブの中を見回したが、どこにもいる気配がない。再び、俺はステージに目を戻した。

マルチナは、また、俺の方を見て微笑んだ。そして、身動きできないブロンド女の頬を両手で挟み、ゆっくりと顔を近づけ、キスを始めた。実にねっとりとした、熱いキスだった。

マルチナはキスをしながら、ブロンド女のブラウスのボタンを外し始めた。実に優雅で巧みな指使いで、ブラウスのボタンを全部外していく。

マルチナは、ボタンをすべて外し終えると、ブラウスの前を掴み、一気に前を開け広げた。重たそうな乳房が顔を出す。

胸を露わにされた女は、「ああ、なんてことを!」と声を上げた。

マルチナはブロンド女に何度もキスを繰り返した。二人は口をいつも閉じたままでいるわけじゃないので、俺のいる場所からだと、舌を絡ませ合う様子がよく見えた。

ステージの前には、二人のショーを見るために客が集まってきていた。俺の左手に目をやると、嬉しいことにブルネットの美女が二人、ショーを見ながらキスをしていた。互いに胸を愛撫し合っている。

またステージに目を戻すと、マルチナはブロンド女の首筋に唇を這わせているところだった。じわじわと下へ降りて行ってるところだ。女の豊満な乳房を優しく手で包み、左右から真中に押しつけ、深い胸の谷間を見せつけている。そして、唇を這わせながら、その胸の谷間へと移動して行く。

マルチナが女の乳輪に円を描くように舌を這わせると、ブロンド女は頭を後ろに倒し、喘ぎ始めた。

「ああ、許して…」

ブロンド女は頭を左右に振り、悶え、喘いだ。

俺はマルチナの愛撫が巧みなことに驚いていた。舌先を速く軽やかに動かし、乳首を弾き、舐めている。それを受けて、ブロンド女の乳首はみるみる固く勃起していった。ブロンド女は、責めを受けながら、頭を左右に振り、ああっ、ああっと喘ぎ続けた。拘束から逃れようと、両腕を引っぱってもがくものの、無駄な抵抗だ。

俺はちょっと心を落ち着かせようと、何か飲み物を飲むことにした。ケイトが言っていたビジネスの件も頭から離れず、それでなおさら落ち着かなかったのだろう。立ち上がり、バーの方に行き、カウンター席に座った。バーには二人ほどしか客がいなかったので、バーテンのポーラがすぐに俺のところにやってきた。

「ジャスティン…だったわよね?」 とポーラはカウンターに上半身を預けるような姿勢で俺の顔を覗きこんだ。その姿勢のため、乳房がカウンター・テーブルに乗っかった形になっている。

「記憶力がいいんだね」 と返事したが、俺の視線はポーラの顔と乳房の間を行ったり来たりしていたと思う。「…バカルディ(参考)のコーラ割を頼む」

ポーラは、素早く俺の注文のドリンクを作り、差し出した。

「あれ、楽しんでね」 とポーラは、ステージの方を見て言った。

「ああ、そうするよ」 と笑顔で答え、俺は元のテーブルに戻った。


[2012/08/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第14章 (8) 

アンドリューの話

目が覚めたら、二匹のゴージャスな生き物が僕の分身を丸飲みしようとしるところだった。二人とも全裸で、その姿は光り輝くほど美しい。二人とも、自分は若さを失った平凡な女だと感じているようだ。二人とも自己認識について深刻な問題を抱えていると言わざるを得ない。

本当に、二人は決して平凡なんかではない。それに、若さを失ったと言うのが事実なら、そもそも、毎日欠かさずセックスを求めたりするものだろうか? 二人とも、柔らかで、温かく、しなやかで、そして美しさを保ち続けている。肌は輝き、ベルベットのような柔らかさ。身体の曲線も見事に、あるべきところにしっかりとある。美しい顔には柔和な輝きが宿り、二人がどこに行っても、男たちは必ず振り返る。

二人とも僕が狂っていると思っている。だが、僕には分かる。僕は、二人を見た男たち全員に妬まれているのだ。二人とも本当に素晴らしい。いや、姿かたちばかりでない。性格も優しくて温かみがある。ドニーはどちらかと言えば、ユーモアがあり、ディ・ディはどちらかと言えばロマンティックな性格だ。だが、二人とも、優しくて、慈しみ深く、そして楽しい性格をしている。僕が子供っぽいことをしても我慢してくれるし、僕が奇妙なことをしても気にしないでいてくれる。僕のために僕を愛してくれている。正直、そこが、僕にはぜんぜん理解できていないところだ。いったい、二人は僕の中のどこを見て、そうしてくれているのだろう? 僕は二人の愛に値する存在なのだろうか?

それに二人とも、特別な才能を持っている。思うに、この才能を持つ人は他にいないだろう。いたとしても、極めてまれだ。二人は一緒にフェラをする仕方を習得したのだ。二つの温かく湿った口にペニスを愛されるのである。この感覚は筆舌に尽くしがたい。あまりに気持ちよく、ほとんど我慢しきれない。何とかして限界を切りぬけて、ずっと味わっていたい。でも、ぜんぜん、ダメなのである。2分もしないうちに、僕は二人のうち、どちらかの口に思い切り発射させられてしまうのである。

この時は、ディ・ディの口に出していた。彼女は、僕の瞳を見つめながら、僕の出したものを飲み下していた。その時の彼女の表情と言ったら…。思わず彼女をベッドに押し倒し、むちゃくちゃに犯したい…。

でも、今朝はそれはできない。することがたくさんあるから。それでも僕は、舌で柔らかくなっている僕のペニスを清め続けるディ・ディに囁いた。「この次は、君の番だよ」

ディ・ディが顔を赤らめるのを見て、ドニーが微笑んだ。これだけした後でも、彼女をその気にさせるのはとても簡単だ。彼女は簡単に興奮してしまう。

とは言え、僕は二人に新しい話題を切り出した。

「昨日の夜のことについて話し合う時が来たと思うんだ。僕は君たちにちょっと隠し事をしていたと認めるよ」

ドニーが言った。「ちょっとですって? ちょっと隠し事をしていた? だったら、どんだけ隠してたら、たくさん隠し事をしていたと言えると思ってるの?」

僕は銃を突き立てられた時のように、両手を挙げて見せた。「ああ、ちょっとした言葉のあやだよ、ドニー。イライラしないで(参考)」

でも、ドニーは当然と言える返事をした。「ちゃんと話して、アンドリュー。私たちが知らないこと、教えてよ」

僕は肩をすくめた。

「あまり言うことはないんだ。君たちが、誰かが変なことをするのを見たとするよ。例えば、唾を吐いたら自分にかかってしまった人とか。そういう時だけど、その人の行動にエマが絡んでいる可能性が、少なからずあるということなんだ」

ディアドラが何か思い出したように話した。

「そういえば、この前、町のレストランに入ったけど、あの時、変なことがあったわね。娘たちを連れてショッピングに行っていて、そこでランチを食べることになったの。隣のテーブルには、食事をしながら新聞を読んでいた女性がいたわ。あの時、その人、飲み物を取ろうとグラスに手を伸ばしたんだけど、間違ってケチャップを握ったの。その人、ケチャップを口に入れるまで、ぜんぜん気づいていないようだった。彼女、ビックリして吐き出していたけど、あの時の様子、あなたにも見せてあげたかった。娘たちは、もう狂ったように笑っていたわ」

「エマだ。そういう言葉があるか知らないが、それはエマ・トリックだ。他の娘たちは、怖気づいて、そういうことはしようとしないけど、エマと共同しているのは確かだ。みんな、いつも、エマがすることを面白がってる。エマはみんなに笑いのネタを提供して喜んでいるんだ。確かに、5歳児にしては面白い子ではあるんだが…」


[2012/08/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)