2ntブログ



ジェシー借金を返す (10) 

おしとやかで控えめだったジェシーにとって、このビニーのセックスは、慣れ親しんでいたセックスとは異なり、はるかに激しいものなのではないか。妻の上げる声からそう思った。打ちこまれるたびに、ああッ! ああッ! と聞いたことがないほど大きな声を上げている。

部屋の中にいる他の男たちを見回した。彼らもジェシーが何か新しい次元の体験をしていると分かったようだった。

ジェシーは声は上げてても、意味がある言葉を何も言えずにいた。それでも、彼女が自分の肉体をほとんどコントロールできないほど、性的に刺激を受け、興奮を高められているのは明らかだった。まるで大変な責苦を受けているかのように、苦しそうな声を上げ、のたうちまわっている。だが実際は別次元の快楽に酔いしれいてるのは明らかだった。

ビニーは、放っておくとジェシーが床に座り込んでしまいそうになるのを防ぐため、両手で彼女の腰をがっちりと押さえた。

ビニーの打ち込みはそれから5分近く続いた。ジェシーのよがり声はますます大きくなっていった。まるで平手打ちを繰り返しているかのように、ふたりの身体と肌がぶつかり合う音が鳴り響いていた。その音のあまりの大きさに、何事だろうと、ドアの向こうからクラブの別のスタッフが入ってきた。彼は入ってくるなり、はっと立ち止まったが、すぐに何が起きているのか分かったはずだ。

突然、ジェシーがああッっとひときわ大きく声を上げた後、声をまったく出さなくなった。口を大きく開けたままで、身体を強張らせている。そして全身の筋肉がぶるぶると振動し始めた。彼女がオーガズムに達した瞬間だった。僕は自分の妻がこれほど激しいオーガズムに達したところを見たことがない。

ジェシーがオーガズムに達している間も、ビニーは激しく打ち込み続けていた。彼女が崩れ落ちそうになるたびに腰をがっちり押さえ、同じ姿勢を取らせる。オーガズムの絶頂から少し回復したのか、しばらくした後、ジェシーは再び力を取り戻した。再び大きな声を上げ始める。

ビニーに突き上げられながら、ジェシーは後ろを振り向き、喘ぎながら言った。

「あっ、あっ、あっ…。さっきの本当にすごかった。あなた、女をどう扱えばいいか知っているのね」

ビニーは少し息を切らせながら答えた。「俺がぶっ放す時も、遠慮はいらねえ、感じまくっていいぜ。…もうすぐぶっ放してやる。受けとめる準備をしろ!」

ジェシーは素早く返事した。「お口に! ビニー!」

それを聞いた瞬間、僕は驚いた。だが、ジェシーは避妊していないことに思い当り、なるほどと思った。二人目の子供が生まれた後、僕はパイプカットをしたのだ。だから、ジェシーが避妊のためにピルを飲む必要はなかった。そもそも、こんな状況になるとは思ってもいなかったから。ジェシーは、人生で最大級のオーガズムを味わった後でも、どこか知性は残っていて、妊娠を避けようとしているのだ。でも、ビニーや他の男たちは、僕たちに協力してくれるだろうか?

幸い、ビニーの場合は、答えはイエスだった。ジェシーの求めに応じて、彼は「ひざまずけ!」 と命じた。


[2013/06/05] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)