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再生 (3) 


この生き物は俺が大丈夫だと感知したらしく、ゆっくりと出し入れを始めた。出し入れしながら、だんだん奥へと入ってきて、とうとう根元まで入ってしまった。

最深部までの出し入れを5回か6回くらいされたころだったか、アヌスの奥のあたりから強烈な快感がうねりのように襲ってきた。これって、こんなに気持ちいいものだったのか? とこかく驚いた。そして俺は、何も考えずに、夢中になって、口を使って触手に攻撃していた。こいつに与えられた快感のお返しをしようと、それしか頭になかった。

その間も出し入れが続いている。何度かストロークされた後、俺は腰の位置をずらして、ペニス形の触手があの感じるスポットに当たるようにした。うまい具合に、あの場所を擦られる。快感に、思わず、ああぁぁッと声が出ていた。

触手は俺が受け入れたのを感知したのか、だんだん動きを速くしてきた。俺を、人生で最高のオーガズムへと導いていく。

また別の触手が出てきた。今度のは先頭に変な形の吸引口がついていて、俺の睾丸に吸いついた。本当に優しくマッサージしてくる。

すると突然、乳首と睾丸に、何かチクチクと刺されるような鋭い痛みが、何度か連続して走った。まるで細い針を刺されたような痛みだ。だが、その痛み、始まりも急だったが、消えるのもすぐで、俺はすぐに気にしなくなっていた。

そんなことより、アヌスに入っている、あの紫色のペニスから送られる快感の方がすごくて、俺は自分から腰を動かし悶えていた。今、そいつはかなり激しく、そして速く出し入れを続けている。多分、25センチはあるだろう。太い肉の塊だ。

そいつにヤラレながら、もし仮にこの状況から何とか生還できたら、いい感じのディルドを買って、この快感をもう一度味わおうと思っていたのを思い出す。

睾丸が何だか大きくなって膨らんだように感じた。身体にぐぐっとせり上がってくるのを感じ、射精する準備ができているようだった。俺のアヌスは、もうすっかりほぐれていた。しかも、ものすごく感じまくっている。

太い触手が出し入れするたびに、前立腺を擦ってる。睾丸と乳首も、吸引触手に吸われ、ジンジン感じていた。どういうわけか、口も同じくらい気持ちよくなっていた。まるで口が性器になったような感じだった。フェラをしているうちに感じてきて、咥えて離さなくなってしまう女がいるが、こういうことか? 唇がぷっくり膨らんだように思う。

もう限界で、イキそうになったときだった。口の中とアヌスの中の触手が同時に大きくなったのを感じた。その次の瞬間、俺たちは一緒に爆発した。俺と触手どもの両方だ。

こんな最高の感覚、生れて初めてだった。

口の中に溢れ出た液は、これまた、俺の人生の中で最高の味わいで、俺はむさぼるようにして飲み込んだ。喉越しも素晴らしい。

アヌスの中をこの生物の出した体液が満たすのを感じたし、俺のペニスが次々とスペルマが撃ち出しているのを感じた。そのスペルマを鞘状の触手ががぶがぶ飲みこんでいる。

信じられないほど長く射精が続いた。人間がこんなに長く射精するなどあり得ないと思った。まるで、ペニスを通して俺の身体が吸い出されているような感じがした。

そして、まさにその通りだったのである。

自分の身体が小さくなっているのが分かった。ようやく射精を終えたが、確実に5センチは背が低くなっていたし、肩幅も狭くなっていた。

ああ、ひょっとすると、こういうことかと、そのとき思った。この生物はこうやって獲物を吸収するのかと。だが、俺はあまりの気持ちよさに、そんなことどうでもいいと思った。何という死に方だ! これなら死んでもいい!


[2013/07/01] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ジェシー借金を返す (12) 

僕が座っていた場所からは、全部を見ることはできなかったが、ジョンが息を切らせながら話すいくつかの言葉で、ジェシーの様子を察することができた。

「おい、スティーブ、新しいビリヤード台のフェルトを注文しなくちゃいけないな……。ジェシーが本気汁をだしまくって、びちゃびちゃだぜ……。染みだらけで、使えなくなりそうだ……」

それに、ジョンは何度も何度も、「……それにしても、こんなに締りがいいまんこ、初めてだぜ……」と言っていた。

驚いたのは、ジョンが次のようなことを言った時だった。

「……おおっ! すげえ名器だ! これって、膣の筋肉か? 俺のちんぽをぎゅうぎゅう絞りつけてくる!」

僕は、これまでジェシーとセックスしてきて、彼女の膣肉が絞りつけてくると感じたことは一度もなかった。多分、ノン・ストップで刺激を受け続けていることが原因で、膣肉が痙攣しているのだろう。少なくとも、僕はそのような理屈を考えた。

おおよそ10分くらいした後、トニーとジョンが位置を交換した。その時、ふたりを見て気づいた。ふたりとも、ジョンの叔父に匹敵するような道具の持ち主だったということだ。ジェシーが2本の巨大なペニスで攻められていたのは明らかで、しかも、彼女はそれを喜んでいた様子なのだ。ふたりが引き抜いた時、ジェシーの顔に名残惜しそうな表情が浮かび、ふたりが位置を変えて再び挿入した時、喜びの顔に戻ったのを僕は見逃さなかった。

トニーはジェシーのバギナに挿入後、愛液でペニスに潤滑を与えつつ、数回ピストン運動をし、その後、彼女のお尻の割れ目に唾を吐きかけた。

彼は何をするつもりなのだろう? その答えが分かったのは、トニーが女陰に出し入れを続けながら、指を1本、ジェシーのアヌスに挿入した時だった。

ジェシーは、目を閉じてジョンのペニスを咥え、吸っていたのだが、指を挿入された瞬間、目を大きく見開いた。多分、彼女もこれから何をされるか分かったと思う。でもジェシーは相変わらず、ふたりのリズムにあわせてジョンを吸い、トニーにお尻を押し返していた。

間もなく、トニーはジェシーの裏門にもう一本指を入れた。彼はその2本の指で1分ほどアヌスをほぐした後、指を引き抜き、代わりにその位置にゆっくりとペニスをあてがった。

ジェシーを見ると、心配そうに目を大きく開けている。ジェシーと僕は前にアナルを試したことがあったけれど、あまりうまくいったとは言えない。僕は、いつの間にか、ジェシーがうまくリラックスでき、これを何とか耐えしのげたらと願っていた。身体を傷つけられたりしないようにと祈っていた。でも、今のジェシーには選択の余地がほとんどないのも事実だ。

だがすぐに、そんな僕の心配は杞憂にすぎなかったと分かった。どうやらジェシーは裏門への挿入にうまく適応したようだった。

ジェシーがアナル挿入に慣れたのを受け、トニーは再びリズミカルに出し入れを始めた。それを受けてジェシーは再び目を閉じ、アヌスに与えられる刺激とフェラの作業に意識を集中させた。2分ほどすると、今度は片手をクリトリスにあてがい、円を描くような動きで擦り始めた。そして、そのすぐ後にジェシーは爆発的に達してしまった。

今夜これまでのオーガズムはかなり強烈だったと思っていた。だけど、ジェシーは、今度のオーガズムで実際に気絶してしまったのだった。

ジェシーはぷるぷると身体を震わし、その後、ビリヤード台の上がっくりと崩れ落ちた。トニーとジョンは動きを止めた。最初、ふたりは心配そうな顔をして、ジェシーが荒い息をしているのを見ていた。だが、ジェシーが気を失っただけなのを知ると、ふたりとも顔を見合わせて笑い、互いに手を出し、ピシャリと叩いた。

「俺たち、文字通り、ジェシーを逝かせたわけだな!」 とトニーが満足そうに言った。
その間、僕は何が起きたか理解できず、死ぬほど恐怖を感じていた。ビリヤード台の上、全裸で突っ伏し、動かなくなった妻の姿を見つめていた。どれくらい時間が経ったか、僕には恐ろしく長い時間に感じられたけれど、ようやくジェシーが意識を取り戻した。

「ああ、すごかったわ。アレがこんなに気持ちいいなんて、信じられない」

ジェシーはそう言いながら、また四つん這いの姿勢に戻った。

「ねえ、もう一回、して」


[2013/07/01] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

裏切り 第8章 (2) 

火曜日の午後、私はアンジーと買い物に出かけた。私の新しい服を買いに。「重役の特典」のひとつは、服装について潤沢に費用を出してくれることだった。しかも、とても簡単な手続きで費用を出してくれる。

購入した衣装はとても上品なものだった。ええ、正確には「大部分は上品なもの」というべきかも。ともあれ、私は今は副社長なのだから。

服の選択にはアンジーにも手伝ってもらった。当然、嬉しいほど女性的なものも含まれている。例えば……スラックスやパンストなどはナシ、といった感じで。

どういうわけか、衣装費の一部は「余暇のための服」にも向けられていて、新しいコルセットとか、その他のちょっとした「余分なもの」にも使われていた。ハア……、ビジネスをやっていくのにしなければいけないことがたくさんあって、溜息がでちゃう。

自宅の方について言うと、アンジーは、ランスの服や靴や下着を全部箱に詰めて、リサの服飾のためのスペースを作った。彼女はランスの服飾類を全部、身障者のための慈善団体に贈るよう取り計らった。でも、私はアンジーに、重役秘書はそんな仕事に気を使うものではないのよと伝えた。私が人を手配して、配達させるからと。実際、私はその通りにし、ランスの服飾類をノース・クラーク通りの貸し倉庫に運ばせた。「リサ」関係のことが上手くいかなくなった場合に備えて…

こういう「女の子っぽいこと」のいろいろには驚かされっぱなしだった。子供時代も、私はこの「女の子っぽいこと」のいろいろに、今と同じく目を見張っていたのだけど、でも、成長するにつれて、その気持ちをずっと無視してきたのだと思う。その子供のころ抱いていた「女の子っぽいこと」についての驚きと感動と情熱が、長い間休眠中だった種のように、今になってわっと芽を出し、根を張り始めたのだった。

自分が本当は好きになるものだと気づかなかったのに、突然、心から大好きなものだったと発見し、いったんそうなったら、いくら追い求めても飽きが来ない。そういうものになっていった。チョコレート・サンデー(参考)を食べたくなる衝動のような感じ。もちろん、高カロリーはだめだけど。

ちなみにアンジーはチョコレート・サンデーが大好き。アンジーには、彼女ととてもたくさん共通点があるガールフレンドがいる。そのガールフレンドがアンジーの上司でもあって、今、彼女の勤務評定を書いているというのも、偶然かしら。さらに、そのガールフレンドはアンジーの×××でもあって……。何を言ってるか分かると思うけど。

ダイアナは私のことについて、これ以上ないほど喜んでいた。今は、「リサ」が週に7日、毎日24時間いることになったので、彼女は私に「処置」をしたらと盛んに勧めている。

私も、してしまいたいとは思うけど、そうすることによって、今のこの新しい変わったライフスタイルから元の生活に「後戻りできない」ことになるわけで、そこのところで悩んでいた。本当に自分はそうする心づもりができているのかしら?

私はその場の言い逃れとして、「例のショーまで13週間しかないけど、それまでにできる?」と訊いた。それに対してダイアナは、「ええ、急げばね」と答えた。

ダイアナは、あの「昇任祝いパーティ」の件については、意外なほど理解があった。彼女は、自分が欲しいものを手に入れるためにセックスを使うことを全然恥じていない。私がしたことも、それと違いはないと考えている。「それは、新しいオトコを漁りに出かけたのとは質が違うから」と。

私としては彼女の言う質の違いが良く分からず、「その新しいオトコの方が私を漁りに来たのかもしれなく、結局、同じことのような気がするけど」とは指摘したけど。でも、まあ、私はそういうダイアナが好きだし、その件はそれで片付いた。

ともあれダイアナは、私があのパーティの後、すぐにタクシーに乗り、彼女のところに来て全部話したのを知り、「そんなに私のことを気にかけてくれていたの?」 と驚いていた。普通だったら、時間を置いてから話すか、それとも隠したままにしておくかもしれないのに、私がすぐにすべて話したことに圧倒されていたようだった。

「私の考え方や感情のことをこんなにも思いやってくれる人は、あなたが初めて…」

ダイアナはそう言って、再び泣き始めた。私は彼女の涙を乾かすために斬新な方法を考えなければならなかったけれど、その努力のおかげで、ダイアナの啜り泣きを、至福の喜びを伝える絶叫に変えることができた。

ダイアナについていろいろ知ったつもりだけど、それでも依然として彼女は謎の存在だと感じていた。彼女が言葉にすることが謎ではなく、言葉にしないことが謎だった。

この印象、前にも抱いたことがあった。ダイアナは何かを隠している。

リンガーズに行って、チャンタルや他の女の子たちにそのことを話してみた。そして、ダイアナは、ああいう女の子たちの大半がそうだけれども、傷つけられるのを防ぐため、友だちも含めて誰にでも深入りしない人なのだと知った。彼女たちの世界では、身体的な痛みも精神的な痛みも、どちらの痛みも日常的にあるのである。私は、ダイアナがいまだに私に隠していることが何であるか分からなかった。できれば、それは私たちの関係を傷つけるものでないといいのだけど、と期待することしかできなかった。


[2013/07/01] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)