「親友」 Dr. Bell's Vengeance: Best Friends by Nikki J
マークは、白いストッキングを巻きをほどきながらスルスルとその滑らかな脚に沿って引き、末端をサスペンダの留め具で留めた。そして、もう一方の脚にもストッキングを履く。それを終えた後、白いレースのソングパンティを履き、丸いお尻をそれで包んだ。鏡を覗く、前のところには不自然な盛り上がりがほとんど見えず、ペニスがあるとは思えない。
今回は、ボイ用のブラじゃはつけないことにした。
「マーク、すごく綺麗よ。知ってると思うけど」
マークの後ろから、妹のアマンダが声をかけた。マークは振り向いて、にっこり微笑んだ。
「そう思う?」
マークは聞き返した。もっと褒めてほしくてそう言っているのである。ボイは、いくら綺麗だと言われても、それで充分となることはないものなのだ。
「彼、あなたと一緒になれてとても嬉しいでしょうね。今のようになるなんて、思ってもいなかったわ……」
マークはアマンダの言葉を遮った。「分かってる。ほんと、気が狂うような5年間だったから」
「それでも言いたりないほどだけど……」とアマンダは壁の時計を見た。「さあ、急いで、お兄さん。スリップを着て、ドレスを着るのを手伝わなければいけないから」
2分後(いや、実際はもっとかかったが)、マークは鏡の中の自分の姿を見つめていた。その美しさにちょっと誇らしさを感じずにはいられなかった。
花嫁の付き添いのひとりであるジェニーが顔を出した。
「さあ、時間よ!」
マークは深呼吸をして、ベールをかぶり、そして部屋を出た。
教会の廊下を、ドキドキしながら進み、式の会場に向かった。会場へはすぐだった。気がついたら、父親と並んで教会の聖域への入り口に立っていた。父は地味な黒いドレスを着ていた。55歳になる父だけど、魅力的に見えた。
父がマークに向いて言った。「準備はいいかな?」 マークは頷いた。
そしてふたりはドアの前で開始を待った。もうすぐ、結婚式が始まる。
ようやくドアが左右に開いた。そして音楽が鳴り始める。マークは前へ進み始めた。純白のウェディング・ドレスに身を包み、美しい。
マークは前へ進みながら、どうしても、花嫁になるまでのことを思い出さずにはいられなかった。
*
マークはごく普通の生活をする、ごく普通の男だった。ごく普通の寝室がふたつのアパートで妻と暮らしていた。仕事は、地元の新聞社のカメラマン。彼の妻のジェニーは小学校の教師。家計のやりくりはできていたけれど、裕福とは言えない。
だが、マークが努めていた新聞社の経営が傾き始め、事態が複雑になってきた。インターネットと24時間ニュースが普通になり、この2年ほどで、いくつもの弱小新聞社が倒産していた。そして、マークの場合も、その時流の影響を受け、彼は失職したのだった。新聞社は彼にわずかな退職金は出したが、もちろん、それはすぐになくなってしまった。
ある晩、マークとジェニーは夕食を食べていた時だった。ふたりとも何も言わず食事していたが、急に、焦れたようになってジェニーが口を開いた。
「分かってると思うけど、私たちここに住み続ける余裕がないわ。もっと安いところに引っ越さなければいけないと思うの」
「新しい仕事につくから。だから、心配しないで」 とマークはジェニーを安心させようとした。
「だけど、新聞社で稼いでいたお金にあうだけのお金? ちょっと無理じゃない?」
気まずい沈黙が流れた後、ジェニーが言った。「あの余分の部屋を貸したらどうかしら。私たち使っていないし」
「それはそれでありえると思う。でも、他人をここに入れるのは、どうかなあ」
「あなたのお友達のテレンスはどうかしら? あなた、前に、テレンスは実家に住んでたけど、自活できるようになるまでの一時的に住む場所を探しているって言ってたわよね?」
確かに理屈は通る。テレンスに来てもらえるなら、アパートに赤の他人を入れる必要はないし、マークとテレンスは大学時代、ルームメイトだったので、一緒に住んだとしても、あの頃と大きな違いはない。マークは賛成した。
というわけで、翌日、マークは親友のテレンスに電話をした。
「やあ、テレンス。まだ、一時的に住む場所を探しているところ?」
「ああ、そうなんだ。どこかいいところ知らないか? あまり高くないところがいいんだけど」
「実はね、ジェニーと話しをして、ルームメイトを入れようと思っているんだよ。知ってると思うけど、うちには余分の寝室がひとつあるだろ。そこで、あの部屋、どうかと、君に最初に話しをしてみたらってジェニーが言うんだ。どこを探しても、うちよりいい値段のところはないんじゃないかなあ」
ふたりは家賃について交渉した。マークは家賃に関しては柔軟な対応をし、ふたりは交渉の一致を見た。テレンスは翌日、引っ越してくることになった。
*
翌日テレンスがやってきた。マークは旧友の姿を観察した。前と変わらないと思った。濃い茶色の肌で、レゲエ風の髪をしてて、身長は175センチくらい。ただ、昔よりはちょっと痩せたかな、と。
テレンスが引っ越してきて分かったことだが、彼はほとんど荷物を持っていなかった。実家の地元ではあまり運に恵まれず、新しい仕事を得ようと都会に出てこなければならなかった。まあまあの収入にはなるのだが、完全に自立するにはもうちょっと時間がかかるらしい。
マークは、必要なだけここにいていいよとテレンスに言った。
その一方で、マーク自身も新しい仕事を探していた。職を得るのは難しかった。カメラマンという職業にはそもそも、仕事の口が少ないのである。地元の雑誌社に2件ほど応募書類を送った後、彼はテレビでも見ようと腰を降ろした。
テレビをつけ、ニュースを見た。ある科学者が狂った主張をしていると知ってひどく驚いた。何でも、ある生物的エージェントを人類全体にばら撒いたというのだ。ニュース・キャスター(年取った白人男性)は、この主張には信頼性がほとんどないと言っていたが、マーク自身は興味をそそられた。そのキャスターが別のニュースに話題を変えた後、マークはネットで詳細を調べることにした。すぐに分かったことは、その問題の科学者とはオマール・ベル博士であるということ。ベル博士は、適切に早い時期に投与されれば、HIVウィルスを根絶できる薬品を開発したことに対してノーベル賞を受賞したことを知った。
どうしてその博士がこんなことを言うのかと混乱したマークは、さらに調べ、次の引用を発見した(これはノーベル賞受賞後のベル博士が行ったスピーチの一部である)。
「私は、歴史を通して抑圧されてきた私の兄弟・姉妹の代理として、この賞を受けたい。私は私の仲間に対する恐ろしい攻撃を和らげるための一歩を進めたのです。HIVウィルスは、政府が黒人の人口をコントロールするために製造したウィルスなのです。それを私は無効にしたのです……」
その記事によると、ベル博士はそこまで言ったところで中断させられたらしい。明らかに、この博士は、あらゆる悪事は特定人種を攻撃するために行われていると考える陰謀論者のひとりと言えた。
マークは検索を続け、ベル博士が主要なメディアに送った手紙を見つけた。これを発表したメディアは非常に少なかった。その手紙は次のとおりである。
親愛なる世界の皆さん:
あまりにも長い間、我々アフリカ系アメリカ人は忍耐をし続け、世界が我々を差別することを許し続けてきた。我々はずっと忍耐を続けてきた。だが、とうとう、もはや我慢できなくなった。そこで私は我々を差別してきた皆さんを降格させることを行うことにした。初めは、皆さんは私の言うことを信じないことだろう。それは確かだ。だが、時間が経つにつれ、これが作り話ではないことを理解するはずだ。
私は、私たち人類の間の階層関係に小さな変更を加えることにした。今週初め、私は大気にある生物的作用物質を放出した。検査の結果、この作用物質はすでに世界中の大気に広がっていることが分かっている。
パニックにならないように。私は誰も殺すつもりはない。もっとも、中には殺された方がましだと思う者もいるだろうが。
この作用物質はあるひとつのことだけを行うように設計されている。それは、黒人人種が優位であることを再認識させるということだ。この化学物質は白人男性にしか影響を与えない。
それにしても、この物質はそういう抑圧者どもにどんなことをするのかとお思いだろう。この物質はいくつかのことをもたらす。その変化が起きる時間は、人によって変わるが、恒久的な変化であり、元に戻ることはできない。また純粋に身体的な変化に留まる。
1.白人男性は身体が縮小する。白人女性の身長・体重とほぼ同じ程度になるだろう。この点に関しては個々人にどのような変化が起きるかを予測する方法はほとんどないが、私が発見したところによれば、一般的な傾向として、女性として生れていたらそうなったであろう身体のサイズの範囲に収まることになるだろう(その範囲内でも、小さい方に属することになる可能性が高いが)。
2.白人男性はもともとペニスも睾丸も小さいが、身体の縮小に応じて、それらもより小さくなるだろう。
3.白人男性のアヌスはより柔軟になり、また敏感にもなる。事実上、新しい性器に変わるだろ。
4.声質はより高くなるだろう。
5.腰が膨らみ、一般に、女性の腰と同じ形に変わっていく。
6.乳首がふくらみを持ち、敏感にもなる。
7.最後に、筋肉組織が大きく減少し、皮膚と基本的な顔の形が柔らかみを帯びるようになるだろう。
基本的に、白人男性は、いわゆる男性と女性の間に位置する存在に変わる(どちらかと言えば、かなり女性に近づいた存在ではあるが)。すでに言ったように、こういう変化は恒久的で、元に戻ることはできない。(現在も未来も含め)すべての白人男性は、以上のような性質を示すことになる。
これもすでに述べたことだが、大半の人は、私が言ったことを信じないだろう。少なくとも、実際に変化が始まるまではそうだろう。もっとも変化はかなり近い時期に始まるはずだ。ともあれ、1年後か2年後には、世界はすでに変わっていることだろうし、私に言わせれば、良い方向に変わっているはずである。
親愛を込めて、
オマール・ベル博士マークは何度か読み返し、文面を心にとどめた。この男は明らかに正常ではない。どうしてニュース番組がこの事件をあまり重視しないか、その理由が分かった気がした。これはバカげている。
男がケリーの両膝の内側に手を当て、左右に開くよう軽く促した。朦朧となっていたケリーは、その促しに無意識的に従い、膝を割り、脚を広げた。ピンク色の割れ目を男の目に晒す。
「んっ、んんんんんん ……………………… ああぁぁぁぁぁぁはぁぁあ!」
突然ケリーは悲鳴を上げた。男が熱い口を彼女の割れ目にあて、貪り始めたからだ。
「ああっ、ああぁぁぁ ……………… ううぅぅぅ …………………うぐぐぅぅぅぅ ……………… あぁぁぁぁぁぁ!」
濡れた舌が割れ目に侵入した濡れた舌が、中を掻きまわす。ケリーは突然の激しい口唇攻撃に、気もそぞろ。
両手を広げた脚の間に降ろし、ごわごわした縮れ毛を掴んだ。敏感な割れ目に喰らいついている男を離そうと頭を押す。逃れようと必死に身をくねらせた。
だが、そんな中、ケリーは自分の身体が信じられなくなった。こんな卑しい行為をされているのに、突然、カラダの奥から予想しなかった快感が湧いてきたのだ。ケリーは思わずのけぞった。両脚の膝を曲げ、ハイヒールのスパイクをベッドに突き立てた。そうしてみずから股間を押し上げ、男の口に押しつけたのだった。
「あああっ ……………… ううっ ………… ああ、なんて ………………… ああ、何てことなのぉぉぉぉぉ …………… や、やめてぇぇぇぇ!」
「イヤっ ………………… イヤなのぉぉぉぉぉッ ……… ああ、ひどい ………………… イヤ、イヤ、イヤ ……… ダメっ ………………わ、わたし ……………………… わたし、いっちゃうぅぅぅぅぅぅ! ああぁぁぁぁぁ ………………………… ああぁぁぁぁ!」
ケリーは、いとも簡単にオーガズムに至らされ、カラダを震わせよがり声をあげた。しばらくピクピク身体をふるわせた後、ぐったりと力が抜けて、ベッドにだらしなく仰向けになった。強烈なクライマックスの余韻で、いまだに、間欠的に身体をピクピクさせている。このオーガズムは彼女がこれまで経験したどんなオーガズムをもはるかに凌駕する強烈なものだった。
だが男はまだ彼女の脚の間に顔を埋めていた。ズルズル音を立てて、彼女の割れ目から流れ出る甘い果実を啜っている。ケリーは無意識的に両脚の太ももで男の顔を強く挟んでいた。
快感にうっとりとしていたケリーだったが、男が顔を離し、ベッドに這い上がり、彼女の上にのしかかってくるのを感じ、現実に引き戻された。この黒人は、これから自分をレイプしようとしていると思い知らされる。
……ああ、神様 ………………こ、この人 ……………… この人、あの大きなモノをわたしに入れようとしてる! ああ、どうしよう ……… この人、ブライアンの目の前でわたしをレイプするんだわ!
太い亀頭が彼女の濡れた割れ目を上下に擦るのを感じた。そして、中に押し入ってこようとしている。ケリーはか弱い泣き声を上げ、ブライアンの方を向いた。
「ブ、ブライアン ……………… ブライアン ………………助けて! ………………わたしを助けてぇぇぇッ!」
眼に涙が溢れさせつつ、ケリーは夫に叫んだ。涙越しに、夫がいまだ椅子にしっかりと縛り付けられ、身動きできない状態でいるのを見た。
だが、その時、何かが違うのに彼女は気づいた ………… さっきブライアンを見たときとは、どこかが違う。
ブライアンはズボンを降ろされていたのだった。膝のところまで下げられている。多分、この男は、ケリーの下着を切り裂き裸にした後、彼女が朦朧としていた時に彼のズボンを降ろしたのだろう。
そして、ブライアンの脚の間、ツンと直立しているのは、すでにナイフではなくなっていた。 ………………それは、彼の ……… 彼のペニスだった!
ケリーは自分の眼を疑った。自分が愛した男。夫婦になったばかりの男。その男がこんな状態になれるなど、ぜんぜん、理解できなかった。
……わたしがこの男に、この男の大きなモノで強姦されそうになっているのに、どうしてブライアンは興奮できるの ……………ありえない!
その間も脚を大きく広げられ、亀頭が彼女の女性自身の入り口を探っている。ケリーは何もかも信じられなくなり、ただ、啜り泣くことしかできなくなっていた。
わたしが結婚した人は、わたしが残虐に強姦されるのを見て、興奮する男だったの?
「お、お願いです ………………… どうか …………………レ、レイプはやめて ……………… お願い …………… あなたのそれ、絶対無理! …………… それ ……………… 大きすぎるぅぅぅぅ!」
毒キノコのような亀頭をぐいぐい押しつけられるのを感じながら、ケリーは啜り泣き、訴えた。
「いやぁぁぁ! ………………… か、神様 ………… ダメ …………… ダメよ! ああぁぁぁ ………… だめえぇぇぇぇ! ヤメテ……………… やめて …………… 痛いッ、痛いの! お願い …………… ほんとにお願い ………… ダメえぇぇぇッ!」
アーチーは楽しくてたまらない。巨大な亀頭でぐりぐりしているうちに、ようやく、この美しい新妻の狭かった割れ目がほぐれ始め、広がってきた。ちょいと押すたびに、恐怖と苦痛で顔を歪ませるのも見ていて楽しい。
椅子に縛り付けた旦那の方を見やると、そっちの方もちんぽを直立させてる。アーチーはガハハと笑い、煽った。
「おい、お坊ちゃん、俺がおめえのために嫁さんの穴を広げてやるからよ。しっかし、こいつ、信じられねえほど狭いな! おめえ、昨日の夜、この女とやったんだろ? 結婚初夜にやったんだよな! 変だなあ。それにしては、この女のまんこ、バージン娘みてえに狭いまんまじゃねえか! まったく世話が焼けるぜ!」
とアーチーはぐっと腰を突き出した。
「あ、ヒィぃぃぃぃィィッ! ………………………… うぐぅぅぅぅぅぅぅッ!」
ケリーはカラダがふたつに引き裂かれる感じに、大きな悲鳴を上げた。
「ああ、やめて …………… お、お願い ……………… お願い! やめて、お願い! ………………… いやッ ……………… やめてください! お願いです! ……………… い、痛いの ……………… 痛いのよぉぉぉ …………… すごく!」
極太を15センチほど埋め込まれ、ケリーは泣いて訴えた。
ブライアンは、ベッドの上の白黒の対照に眼を奪われていた。墨のように黒い筋肉の塊が、ミルク色の肌の美しいケリーに覆いかぶさり、結合を深めている。そのコントラストは信じられないほど。同じように信じられないのは、それを見て、自分が猛り狂った勃起をしていることだった。まったく触っていないのに、カチコチに勃起し、射精寸前になっている。しかも自分の妻が強姦されるのを見て、こうなっているのだ。
……ちくしょう! どうして僕はこうなっているんだ? この強姦男がケリーに黒ちんぽを押し込むのを見ながら勃起しているなんて! ああ、くそっ …………… ケリーがこの男に妊娠させられてしまったどうなるんだ!