マークは目の前でゆらゆら揺れるピンク色のディルドを見つめた。彼は素裸だったし、ジェニーも同じく素裸だった(付けているストラップオンを除いて)。 マークはためらいがちに舌を出し、その先端を舐めた。ゴムの味がした。さらに何度か舐めてみた後、彼は口の中に吸いこみ、そして頭を上下に振り始めた。偽物のペニスを吸って、バカらしいと感じたが、ジェニーは喜んでいる様子だった。 「オーケー、ベイビー! 俺は準備ができたぜ」 ジェニーはかすれた声で、わざと男言葉で言った。 「四つん這いになって、突っ込まれる姿勢になれよ」 マークは言われた通りにした。 「そのセクシーな可愛いお尻を突き上げるんだ」 これも命ぜられた通りにする。すぐにジェニーの指がアナルに入れられるのを感じた。 「どうやら誰かさんは、すでにヤラレル準備ができてるようだな」 マークはさらに尻を突き上げた。早く、あのピンク色のペニスを入れてほしいと思った。だが、すぐに、それはもうちょっと待たなければならないと分かる。 ジェニーは彼のアナルや会陰部にディルドの先端を擦りつけ、彼を焦らし始めた。マークは尻を突き上げ、自ら入れてもらおうとした。だが、ジェニーはそれを見て、彼の尻頬をふざけまじりにピシャリと叩いた。 「ちょっとは我慢するんだ、このオンナ男!」 その言葉はちょっと不快だったが、そう呼ばれても反論できないのは確かだった。 そして突然、ジェニーは押し込み、マークはハッと息を飲んだ。予想してなかった突然の挿入だった。ジェニーはじれったいほどゆっくりディルドを引き始めた。マークはその1ミリ、1ミリを感じることができた。そして、ほとんど抜け出そうになったところで、ジェニーは再び突き入れた。今度は強く。彼女はこれを何度か繰り返した。そのたびに、マークは、ああん、ああんと女の子のような泣き声を上げた。 「これ、感じてるんだな? エロい淫乱女だなあ」 とジェニーは抜き差しのスピードを上げながら煽った。 マークは息も絶え絶えになりながら答えた。「もっと、もっと強くやってぇ」 「お前は俺のエロ女だな?」 「い、いやあん」 「言うんだ。お前は俺の淫乱女だと」 「私はあなたの淫乱女です!」 マークは叫んだ。意図したよりちょっと大きな声が出ていた。 するとジェニーは引き抜き、マークのからだを押して、仰向けにさせ、彼の両脚を大きく広げた。そして再び挿入し、出し入れの動きを始めた。マークの小さなペニスがピンと立っていた。 射精による終結はないので、ふたりは延々とこのような行為を続けた。その間、マークは声をあげることを堪え切れず、しょっちゅう淫らな叫び声をあげ続けた。そして、約1時間後、ジェニーが疲れ切り、行為が終わった。 仰向けになったジェニーに、マークはうっとりと満足顔ですがりつき、彼女の大きな乳房に頬を寄せて横たわった。やがてジェニーの呼吸が落ちつき始めるのを聞き、彼女がストラップオンを着けたまま眠りに落ちたのを知った。 * 翌日の夜は、ふたりは双頭ディルドを使った。これを使う時はジェニーは女性に戻る。ふたり、いくつか異なった体位を試み、楽しんだ。ふたりともアナルに入れて動いたり、ハサミ合わせの格好を試したり(これはふたりの穴の位置が異なるため、ちょっとぎこちなかった)。 だがマークのお気に入りの体位は、ジェニーがディルドを入れた上で、仰向けになり、その上にマークが乗る体位だった。これだとジェニーに大きな黒いペニスが生えたように見えるのだった。その上にマークが腰を降ろし、カウガールのように乗馬するのである。 こんな調子で、さらに2週間ほどが過ぎた。マークとジェニーは、毎晩、何か少しずつちょっと新しいことを試した。性行為の場では、ジェニーは極めて支配的な立場を取るようになっていた。マークに比べて身体が大きく、筋力もあることを利用し、マークのからだを自由に操り、自分が求める体位を彼に取らせた。とは言え、ふたり、優しく抱きあいキスをする、純粋に愛に満ちた時も数多くあった。
あまりに強烈なオーガズムだったのか、クリスティは失神してしまった。意識をなくしぐったりとしたクリスティのからだからゆっくりと男の黒肉が出てくる。射精を終えた後でも、今なお長大だった。その先端から垂れる白い紐状の体液を見て、ジョンはぶるぶる震えた。 男はクリスティから離れると、最初に、ドレッサーのところに行き引き出しを開け、その後、クローゼットに近づいてきた。ジョンはうつむいたが、男がクローゼットのドアを開け、中の照明をつけるのに合わせて、顔をあげた。男はくすくす笑い、言った。 「おお、お前、美人の婚約者がレイプされるのを見て楽しんでたようだな、へへっ! 黒いデカマラに犯されるのを見てよお!」 そして、その邪悪な男は小型ビデオカメラを彼に向けた。その時になってジョンは、この男がレイプ・シーンを最初から最後まで録画していたのに気づいた。そして今、この男は椅子に縛り付けられている自分を撮影している。最悪なのは、カメラが下方にパンしたことだった。今は萎えてだらりと垂れ下がったペニスと、太ももやズボンにかかったスペルマを撮っているのだ。 そのビデオを見ればすべてが分かるだろうが、男は、さらに言葉でジョンを煽り、ジョンはそれを聞いて、ただうなだれるほか何もできなかった。 「いやあ、美味かったぜ。ああいう女を、俺は、『極上美肉日本料理』と呼んでるんだ! へっ、へっ、へっ! お、おい! お前! 俺がお前のオンナを強姦するのを見て、結構、発射したみてぇじゃねえか! うひゃあー、こんなに汚しちまってよ! お前が我慢できなくなって漏らしたのは、あん時か? 俺があの女のキツイ割れ目ん中にたんまり注ぎ込むのを見たときだろっ? ええっ?」 クリスティは完全に意識を失い、淫らに股間を晒したまま横たわっていた。男はクローゼットを離れ、持っているカメラでクリスティのからだと顔を舐めるように撮影し始めた。そして充分に撮影した後、カメラをベッド脇のナイトスタンドに置き、クリスティの猿轡を解いた。 これで終わりだろうとジョンは思ったが、それは間違いだった。男は、まだ半立ちのままのペニスを握り、クリスティの美しい顔の上にまたがったのだった。黒蛇の頭を彼女の顔に当て、腰を左右に振り始めたのである。それを見てジョンはまた震え始めた。 男は一通りペニスの先端でクリスティの顔面を撫でまわした後、ペニスを握りしめ、しごき始めた。明らかに彼女の顔面にぶっかけようとしてる。激しくしごき続けた後、とうとう、その瞬間が訪れ、ジョンはぶるぶる震えながら、固唾を飲んだ。 いったいこの男はどれだけ精液を分泌できるのか、重たそうな白い粘液の紐が何発も撃ち出され、クリスティの美しい顔に線を描き、それが溶け出して顔面を覆っていく。それを見て、ジョンは再び自分の太腿とズボンに白糊を噴出したのだった。 やがて男の射精は終わり、用が済んだと言わんばかりに、服を着始めた。ジョンは、ようやくこれでクリスティの苦難が終わるのだろうと、安堵の溜息をついた。 だが、着替えた後、強姦魔が再びクローゼットに来て、ナイフを取り出し、鋭い刃をちらつかせるのを見て、ジョンは、これで殺されるのだろうと思い、恐怖にぶるぶる震えた。しかし、男の言葉を聞いて、安心する。 「心配するなって、お坊ちゃん …………… ロープを切ってやるだけだ。じゃねえと、お前、動けねえだろ?」 男はロープを切る前に、ジョンの後ろに手を伸ばし、そこから別のビデオカメラを取り出した。 「こっちのカメラはずっと最初から回しっぱなしだったんだぜ? お前がクローゼットの隙間から覗き見して、俺がお前のオンナをヤッテるのを見てお前が楽しんでいたところを全部、収めてあるんだ! こいつをばら撒かれたくなかったら、何もするなってこった! いいな!」 男が去り、ジョンが拘束から逃れた後も、クリスティは気を失ったままベッドに横たわっていた。 ジョンは立ち上がり、どうしたらよいかと考えた後、クローゼットを出て、クリスティを起こさぬように静かにバスルームへと向かった。幸い、引越しのためジョンの衣類も持ち込んでいたので、普通に職場に着ていく服に着替えることができた。 「そうだ ………………… それがいい ………………… そうしよう ………………… たった今、仕事の面談から戻ってきたということにするんだ。そうして、こんなふうになってるクリスティを発見したと!」 着替えた後、静かにクローゼットに戻り、床からロープを拾い、椅子を元の場所に戻した。それからベッドに行き、クリスティを拘束しているロープをベッドの支柱から解いた。 もし彼女が目を覚ましたら、自分は気が動転してるように演技し、「たった今、来たところなんだ」と告げ、クリスティに、「大丈夫か? 何が起きたんだ?」と訊くことにしよう。 ロープはベッドの支柱からは解いたが、まだ彼女の両手首、両足首には結ばれたままだった。ジョンは彼女の細い脚に目を落とした。太腿には男が出したスライム状の粘液がべっとりとついていて、キラキラと輝いていた。
「胸を晒した状態で、しかも屋外で、夫でない男と一緒にいることでワクワクしたのか?」 と俺は優しく彼女の耳にキスをした。 「ええ、そう。あなたのお兄さんはふざけまじりに私の胸に水をかけたわ。そよ風は暖かかったけど、海水は冷たくて、乳首がみるみる固く、大きくなっていった。こんなに大きくなったことがなかったほど。お兄さんは私を抱き寄せ、口に強くキスをしたわ。彼の暖かな胸板が、冷たくなった裸の乳房にあたって気持ち良かった。彼は私を抱きながら、背中にまわした両手をじわじわと下へ降ろしていったの」 そう語るミセス・グラフの胸に視線を落とすと、乳首がブラとシャツの中、ツンと立っているのが見えた。 「胸にキスしてほしいと思ったか?」 と内腿を揉みながら訊いた。 「ええ。彼の両手がお尻の頬肉まで降りたのを感じ、彼から離れたわ。後ろに手を回して彼の手首を掴んで、お尻から両脇へと戻らせた。その時点では、すでに私はからだに火がついた状態で、もうやめたいと思っても、自分を止めることができなかったと思う。彼の両手を水の中から出して、私のお腹へ導きながら、からだが勝手に震えだすのを感じた。その彼の手が滑るように這い上がって、私の裸の胸に触れた時、思わず、喘ぎ声をあげてしまったの」 ミセス・グラフはレストランの中を見回し、誰も聞いてないのを確かめながら、小さな声でそう語った。 「それから兄はどうした?」 俺は彼女の内腿の柔らかい肌を軽くつねって訊いた。 「彼は両手を私の胸にあてたまま、しばらくじっとしていたわ。乳首は信じられないほど固くなっていたし、呼吸も乱れ切っていた。あの時のエロティックな雰囲気は、生涯に一度あるかないかのものだったと思う。打ち寄せる波の砕ける音。暖かなそよ風。そして満月に照らされた私たちのからだ。幻想的なほどエロティックだった。そして、彼は私の胸を軽く揉み始めたの。彼の指に私の固くなった乳首が見つかってしまい、とても優しくつままれた。とても優しい愛撫だったけど、電流がからだ全体に駆け巡った感じで、その強烈さに、思わず叫び声をあげていた。そして、彼が私の胸へと顔を下げるのに合わせて、私も頭を後ろに倒して、胸を突き出したの」 彼女はそう言って、俺の隣にさらに近づいた。 「それでお前はイッタのか?」 と、わざと親指で彼女の股間を擦り上げた。 「いいえ」 と頭を振りながら小さな声で答えた。「それに近かったけれど」 「お兄さんは片手で私を支えながら、私を後ろに傾けさせた。頭の後ろが海面に触れるほど。そして、彼は私の乳房をむさぼり始めたの。彼の熱い唇が私の乳房のあらゆる神経に触れるような感じだった。私は大きな声で喘ぎ続けたわ。冷えた肌に彼の熱い唇がとても気持ち良かった。上下の唇に乳首を挟まれ擦られた時、快感の叫び声をあげていたわ」 俺は手を彼女の太腿の付け根に当てていたが、その俺の手の上に彼女が手を乗せるのを感じた。
息子がジーナに、黙っていてと言いたげな顔を見せた。あたしはただ頭を左右に振るだけ。この娘さん、本当に困った子だわ。 よく見ると、ジーナのブラウスの前が乱れてて、普通より胸がはだけて見えていた。健康的に日焼けした胸の谷間が見えている。どうやら、この子たち、家に来る前に車の中でいちゃついてたみたい。 確かに、まじまじとジーナを見てみると、とても若いし、官能的でゴージャスなカラダをしてる。長い黒髪も素敵。息子がこの娘に夢中になるのも無理はないわ。この胸だけでも、男の子たちをたくさん惹きつけられるはず。 「ママ? ちょっとジーナとふたりだけで僕の部屋に行きたいんだけど、ママ、ひとりだけにしてもいいよね?」 「ええ、構わないわよ。どうぞ!」 内心は違うんだけど、そう答えた。 ジーナが息子の腕を引っぱった。「行こう、トミー?」 ジーナは自分から先に進んで、息子を引っぱって階段を上って行った。あたしはひとりぼっちで椅子に座った。ジーナがいなければ、今頃、あたしが息子と一緒にいられたのに……。 いや、ダメダメ。そんなこと考えちゃダメ。あたしは大人なの。そろそろちゃんと大人らしい行動をしなきゃダメ。 でも、いくら頑張ってそう考えようとしても、どうしても、いま息子とジーナが部屋で何をしているのか気になってしまう。多分、エッチしてるんじゃないかと思った。そう思った途端、息子のおちんちんがあの若い娘の中に滑り込んでいく光景が浮かんできて、それで頭の中がいっぱいになってしまう。気がついたら、シャツを捲り上げて、手を脚の間に入れていた。ふたりがしてることを想像しながら、あそこに指を当てて、お豆を円を描くように撫でていた。 ああ、みるみるカラダが熱くなっていく。さっきワインを飲んだのもいけなかったのかも。息子とジーナがエッチしてるのを想像しながら、どんどん興奮しちゃってる……。 あたしは立ち上がって、音を立てないように階段の方へ歩き始めた。どうしても知りたいの…。ふたりが何をしているのか、知っておきたいの……。そろりそろりと階段を登り、息子の部屋の前に来た。 「ヤッテ! うふんっ! もっと強くぅ!」 ドアの向こうからジーナの声が聞こえた。 「ああ、あなたのせいで、私、こんなに濡れちゃってる!」 もう充分! あたしはジーナがああいう言葉を言うのを聞いて興奮しながら、ドアの前を去った。階下に戻ってカウチに座り、テレビをつけた。チャンネルを変え続けたけど、何も面白いのをやっていない。息子たちが2階でセックスしてる。そればっかり考えてしまい、どんどんあたしの欲求不満に油を注ぐだけ。 思えば、あたしがこうなってしまったのも、夫がしょっちゅう出張に出かけるようになってからだわ。そのせいで夫とセックスする機会があまりなくなってしまった。多分、夫の代わりに息子がいつもそばにいて、あたしの性的欲求を満たしてくれてたし、いろんな性的経験もしたので、夫は必要ないと考えていたのかもしれない。そうだわ、きっと、そうよ! 夫が出張から帰ってきたらすぐに、この状態を修復しなければと心に誓った。 そんなことを思いながらソファに座って30分くらいぼんやりとしていた。もうそろそろ寝ようとした時だった。 「ねえ、ケイト? ちょっとお話しできる?」 ジーナだった。階段の降り口の角から顔を見せていた。裸足できたので足音がしなかった。ナイトシャツだけを着てて、丈が短いので、綺麗な脚が露出している。 「ええ、いいわよ、ジーナ。どんな話し?」
 彼が変わったのに、前と同じでいようとした時が、気づいた時でしたか? 「ジョンはずっと前から女たらしでした。彼が浮気しまくっていたのは、私も知っていましたが、彼が私に提供してくれる生活のための代償だと諦めていました」とアンナは語った。「彼は金持ちで、権力のある男だったのです。ああいう裕福な生活を奪われるのが怖かったの」 「彼はラッキーでした。たくさんの男の人たちが、ボイになることと折り合いをつけようとして、仕事を失いました。でも、ジョンにはその問題はなかった。彼は適応し、さらにビジネスを広げたのです。でも、彼が諦めようとしなかったことがひとつだけあって、それは髪型でした。ショート・ヘアを続けることにこだわったのです」 「彼がアシスタントとして、背の高くて逞しい若い黒人を雇った時、私は何も考えませんでした。……ふたりのいるところに、うっかり入ってしまった時までは。ジョンは、まるでプロの娼婦のように、あのおちんちんにまたがって上下にからだを動かしていました。たとえ、ボイになっても彼は本当の意味では変わっていないように思います。彼は、以前同様、欲しいものを手に入れるために権力を使っている。でも、思うに、あの時が私が悟った時だったと思います」 *****  一緒にプレーするようになった時が、その時でしたか? 「グレートチェンジの後、たいていの人は、私たちを姉妹だと思うようになったんですよ」とモニカは語った。「それほど私たちそっくりに見えたんです」 「考えてみると、世界が変わったんだと理解したのは、あの夜だったと思います。その日の夜、私は彼とふたりで街に出かけ、結局、見ず知らずの男性を家に連れ帰ったのです。でも、その男性の前にふたりでひざまずいて、キスしたり、吸ったり、舐めたりしていたんですが……その時、ふと気づいたんです。私たちは前のようにはならないんだって……世界は前とはすっかり変わったんだって」 *****  彼が従属的になっているのを始めてみた時でしたか? 世界が変わったのだと気づいたのは? 「確かに、ゲイリーは支配的な人ではなかったわ」とサンドラは語った。「でも、従属的な人でもなかった。ごく普通の男だったのよ。グレートチェンジの後、彼が男性とセックスしているのは知ってたわ。私は、何か一時的なものだろうとばかり思っていた」 「でも、彼が四つん這いになっているのを見た時、後ろに黒人の逞しい男性がいて、彼の髪の毛を鷲づかみにして、杭打ち機みたいに彼のアヌスに叩きこんでいるのを見た時……そして、ゲイリーが淫乱女のように喜んで悲鳴をあげてるのを見た時。あの時が、私が分かった時だったんだと思うわね」 *****  もう否定できないんだと知った時が、その時でしたか? 「彼が髪の毛を伸ばすことも、お化粧することも、パンティを履くことも、その他の女性的な事柄全部、私は無視しようとしていました。彼が男性とセックスしてる時も、目をつぶることにしようとしていたのです。彼が男性と付き合うことを頭の中では理解していました。男性と3Pや4Pをしたことも無視しようとしてたのです」 マギーはそう語った。 「でも、男性が彼の可愛い、お化粧した顔に精液を放った時に私が見た彼の顔。あの満足しきった嬉しそうな顔。あの表情は無視できませんでした。あの時でしたね、白人男性というのは、もう永遠にこの世から消え去ってしまったのだと知ったのは」 *****  気づいたのがいつであれ、世界が、ベル博士が世界を変えたつい5年前とはまったく違ってしまったという事実は変わらない。白人男性は消滅してしまったのだろうか? そうかもしれないし、そうでないかもしれない。治療法が見出されそうだとする予備報告がある。だが、その報告だけでは、白人男性のいかなる回復が保証されるわけではない。いや、変化はすでにもたらされてしまったのだ。そして、たとえすべてが明日にも元に戻るとなったとしても、ボイであることの影響は残り続けるのである。
 お前が奥さんのところにうっかり踏み込んでしまった時の写真がこれだな。ぶっ太い黒ちんぽにがんがん突き上げられながら、元カレにディープキスされているところ。奥さんがゴス・ファッションをするようになって、黒ちんぽ専用の淫乱になることで刺青が増え始める前の写真だ。処女を失って、最初の刺青を父親に捧げてる。恥丘のところのダディズ・ガールってやつだ。いいか、お前の奥さんの最初の男は、彼女の父親だったんだよ。お前は、この「お父ちゃんッ娘」って刺青をセクシーだと思ったようだが、全然、違う。これはただの刻印だ。娘を見るたびに、この女が誰のモノかはっきり示すために父親が彫らせたものだ。そのうち、奥さんの父親は友だちを連れてきて、この肉便器を使わせるようになった。奥さんはお前がそこにいて見てても気にしていないぜ。むしろ、お前が来ると、まんこがずっと濡れ濡れになるようだ。 *****  「お前、本当にそんな服を着て、お隣さんの転居祝いパーティに行くつもりなのかい?」 「ええそうよ。あなた、彼に会っていないでしょ? 彼、すごくいい男。それに彼の奥さん、看護婦で、時々、夜勤があるらしいの。彼にあたしの気持ちを知ってほしいし、すぐに分からなくても、少なくとも推測してほしいのよ。どんなタイプの女が隣に住んでいるのかをね。奥さんが夜勤で働いてる時、彼、独りで寂しいなあと思ったら、そう思わなくてもいいって」 「僕はどうなるんだい? 僕も寂しくなるじゃないか」 「あら、あなた? あなた、これまでもずっと、私が夜、忙しくしてる間、独りでいるのに慣れてきてるじゃないの?」 *****  じゃあ、これで決定ね! あたしたちみんな、今夜は、家にいる夫のところには帰らないって。あそこが白いのでいっぱいにしてもらうまでは! *****  昨夜は、君の婚約者の誕生日だった。彼女は君とデートする代わりに、女の子の友だちと遊びに行きたがったね。「大丈夫よ、よい子にしてるから。この服装を選んだのは、ちょっとセクシーに見られたいからって、それだけ」と彼女は言っていた。まあ、昨日の夜は、その場に彼女の元カレがいたんだよ。前に彼女が酔っぱらった時、君に話したと思うけど、例の25センチのちんぽの持ち主だね。彼女にすごく下品なことをいろいろやらせるオトコ。彼女、彼と目が会った瞬間、彼のところに近づいて、床にひざまずいたよ。そして、ご主人様、あたしを支配してくださいってお願いしたんだ。その後、ふたりでトイレに入っていったな。彼女の元カレ、彼女が気絶するまで2時間、個室でヤリまくっていた。彼女、意識が戻った時、便所の床に寝転がっていたよ。からだはベトベト、あそこはヒリヒリ。だけど、嬉しそうに笑顔でね。 *****  あなた、そこにいて見ていたいなら、それでもいいわよ。それに、自分の彼女が、あなたより素敵な男に大きなおちんちんで愛されてるのを見ながら、その小さなおちんちんをいじっても、私たち笑わないって約束するから。
 あたしたち黄色男とはデートしないの。白人男ともしないわ。このお尻は本物の男のためだけにあるの。 でも、したかったら、あたしたちの前でオナニーしてもいいわよ。 ええ! オナニーしなさいよ! お互いにオナニーしあいなさいよ! 変態オンナ男ね! あなたたち、お互いに擦りあって、お互いのパンティの中に出せばいいわ! *****  ウチのエージェンシーがあんたに何て言ったかなんて、どーでもいい。あたしは、あんたたちみたいな弱っちい黄色男や白人男とはヤラナイの! でも、もちろん、カネは出してね? あたしの時間をこんなにムダにしたんだから50%増しで。 もしカネを出さないなら、外の車にいるあたしのマブダチのマーカスを呼び出すわ。そしてあんたたちふたりを使って床の拭き掃除をしてもらう。何言ってるか分かる? あーあ、そんな悲しそうな顔をしないの。あんたたち、お互いがいるじゃない? いいこと教えてあげようか? あんたたち負け犬がお互いにフェラして発射しあったら、50ドルの話し、ナシにしてあげるわよ。 *****  いいニュースよ! マルコムと話しをつけて、何もかも、あたしが期待した通りになったわ。あなたも、彼にあたしが彼女としてどんなにすごいか言ってくれて、グッド・ジョブをしたわね! ええ、約束した通りよ。あたしは彼のチーム・ジャケットをゲットしたし、あなたにはあたしのパンティをあげる。ほら、履いてみて! *****  ねえ、そろそろ、あたしたちの関係について話しあった方がいいと思うの。あなたがあたしを一度も満足させられなかったことは、あなたも知ってるでしょう? あなたの脚の間にぶら下がってる、そのちっちゃなモノでは無理なのよ。 あなたの気持ちを傷つけるつもりはないわ。でも、あたしがあなたと一緒になったのは、あたしやあなたの両親がそう望んだからなのよ。それだけの理由。 あなたと別れるつもりはないわ。でも、あたしにはあなたが与えられるモノ以上のモノが絶対に必要なの。 ……本物の男のおちんちんが。 *****  もう、この話は済んだはずよ。あなたがどんなに頑張って腰を突き出しても、意味がないの。そのちっちゃなおちんちんじゃ、全然、奥まで届かないの。何やってもムダなの。 あなたがどれだけヤリたがっているか、ということはどうでもいいの。あなたがあたしをいかせるためにできるだけ一生懸命動くつもりでいるのは、とっくに知ってるわ。 いいから、事実と直面して。あなたは他の男と張り合うことができるなんて、いくら頑張ってもありえないの。 もうリオンに会いに行ってもいいでしょ? 一緒にお酒を飲んで、ジャクージでエッチするんだからぁ。
* 1時間後、マークとジェニーはモールにいた。その日、ふたりはショッピングをして過ごし、マークは新しい服をたくさん買った(特に目立った服というわけではない。ジーンズ、ショートパンツ、それにTシャツが大半であった)。ジェニーはスカートも買ったらと勧めた。そのスカートはミニスカートで、プリーツ風の( 参考)可愛いスカートだった。マークは試着した時、恐ろしいほどからだが露出してる感じがした。 それに新しいパンティもいくつか買った。大半がビキニ・パンティだったが、ジェニーは、いずれすぐにソング・パンティ( 参考)を欲しくなるんじゃないのと、数点、買うよう説得した(話しの先読みになってしまうが、彼女の言ったことは本当になるのである)。 そしてその後は靴である。マークの足は今は見るからに小さくなっている。ジェニーは、マークの足がもうこれ以上縮小しなくなった時、安手のトレーニング・シューズを買い与えていた。だが、それはマーク自身も認めていることだが、とても格好悪いものだった。そこで彼は新しくピンクのナイキ・シューズを買った。それから、ジェニーとふたりでいろいろなスタイルやタイプの靴を試着して、1時間近く過ごした。いろいろなヒール高のパンプスとかサンダルとか、さらにはパーティ用に意図されたストラップ式の可愛いハイヒールも試着してみた。ふたりに付き添った可哀想な店員は、死ぬほど駆けずりまわされたが、最終的にはふたりはハイヒールを2足ほど購入したのである。 マークに新しい衣装を買いそろえる仕事を終えた後、ふたりは家路についた。だが、ジェニーは(もちろん、彼女が運転しているのであるが)、家に帰る前に、もう一か所だけ立ち寄るところがあると言って、アダルト・ショップの駐車場に車を止めた。そこに立ち寄ることになったと知っても、マークは驚かなかった。むしろ予想していたと言ってよかった。店内に入ったふたりは、おどおどとした様子ではあったが、早速、アダルトグッズを見てまわり始めた。 「これなんかはどう?」 とジェニーは(太さが直径10センチはある)怪物のようなディルドを掲げ、笑った。マークは恥ずかしそうにクスクス笑った。 ジェニーはその後も何度か同じような冗談を繰り返し、最後に、とても細いバイブを取り上げた。 「じゃあ、これは?」 これにもマークは恥ずかしそうに頭を左右に振った。どうしてマークがこれを拒否したか、彼もジェニーも知っていた。これは小さすぎるのである。 結局、ふたりは3つの商品に落着した。ひとつは、18センチのディルド。ふたつ目は、可愛いピンク色のディルドがついたストラップオン(ジェニーに言わせると、これはリップスティック・レズビアン( 参考)には完璧にお似合いのデザインらしい)。そして3つ目は、黒い基本形の双頭ディルド。これらの商品をレジにもっていく時、マークは顔を真っ赤にしていた。 家に着くとすぐに、ふたりは買い物を開け始めた。マークは早速、着替えた。(どうしても我慢できなくて)ソング・パンティを選んで履いた。その上にジーンズ。腰のすごく低いところがベルトラインになるジーンズで、お尻をとても素敵に包んでる。上は黒いタンクトップ。彼が着替え終えたちょうどその時、テレンスが家に帰ってきた。 テレンスはマークの服装を見ても驚いた様子ではなかった。 「そういうことだったのか?」 マークは頷いた。 「だったら、いいけど」 マークが決心したことを説明すると、テレンスは、職場にもたくさんのボイがいることを明かした。 「ひとりいるんだが、彼のことを君に話したのを覚えているかどうか知らないけど、ビリーという名前のボイだ。まあ、ともあれ、彼はすっかり自信をなくしてしまったんだ。男性に対処することがまったくできない。僕たちが言うことに何でもはい、はいと、言うことを聞くだけ。前は重役だったんだけどね。会社でも最も野心に溢れた男だった。でも、彼は1ヵ月前に首になったよ。だから、いろんなことを考え合わせると、マーク、君は良くやってる方だよ」 「ありがとう」 とマークは皮肉まじりに言った。 「で、夕食は何?」 とテレンスが訊いた。 「知らないわ。あなた、何を作ってくれるの?」とジェニーが答えた。3人とも大笑いした。 3人とも料理をしたくなかった(もっと言えば、3人とも料理らしい料理ができるとは言えなかった)。そこで、彼らはテイクアウトを注文した。 食事をしながら、マークは、ジェニーとのベッドの下に隠したアダルトグッズが気になって、そればかり考えていた。 時間がだらだらと過ぎ、ようやく、就寝してもおかしくない時間が来た。 「ああ、疲れた。もう寝ることにするよ」 とマークは言い、ほのめかすような表情でジェニーを見た。 「ああ、私も」とジェニーも即答。 「オーケー、オーケー! 僕にも意味は分かるよ」 とテレンスは言い、残り物を冷蔵庫に入れた。彼が振り向いた時には、ボイも彼の妻も寝室へと姿を消していた。 *
ディナーが始まると、女の子たちは食事に集中したので、事態はようやく落ち着いてきた感じになった。アンドリューは何か言うことがあったらしく、平然と講義を開始した。この人は確かに変人だわ。ここのお嬢さんたちが誰から性質を受け継いだのか、分かったような気がした。 「僕は前からコンピュータのゲームのソリテアについて考えてきた。そして、そのゲームが以前よりも僕が負けるように変わってきていると納得したんだ。1000回分くらい、ゲームの統計分析をしている。分かったことは、もし僕がエースを2枚引くと、次に僕が引くカードがハート、スペード、クラブ、ダイアで別の種類の2枚になる確率が73.5%になること。そしてエースを3枚引くと、次に引くカードが残りの種類のカードになる確率が47.3%だということ。統計的に充分大きなデータをもとにすると、これは数学的に言って妥当ではないということなんだ」 奥さんのひとりが言った。「アンドリュー? 私たちが初めて出会った時のことを覚えている? あなた、私たちに、自分は他の人がとてつもなくつまらないと思うことに興味を惹かれることがあるんだって言ってたわよね? 信じて、いま言ってることがそれに当たるわ」 ジェイクが言った。「お前、パソコンでソリテアをやってるのか? 単に手札の分布を分析するために、何時間もパソコンの前に座って1000回もゲームしていたって? いったい何のために?」 アンドリューは守勢に回った顔をした。「リラックスできるんだよ!」 ジェイクは頭を振った。「おいおい、俺はお前を世界で一番リラックスしてる男とばかり思っていたぜ」 エマが弟のひとりに話しかけた。「というのも、パパはいつもヤラレテルから」 その弟はニヤリとして言った。「うん、パパはいつもヤラレテルね」 アンドリューが口を出した。「カラハリ砂漠に行って、そこのブッシュマンに、アンドリュー・アドキンズは誰かと訊いてみればいいさ。そいつは、『いつもヤラレテル男だね』と答えるだろうよ。世界中の誰もが僕の性生活について知ってるようだ」 彼の奥さんが言った。「ええ、そうよ。そして私たちみんなそれを誇りに思ってる」 アンドリューはソリテアの話しから離れたくないようだった。「でも、考えてみてくれ。僕はトランプゲームで不規則性を暴いたということ。そんなふうにはなってはいけないはずなんだ。以前よりかなり勝率が落ちている。僕はその理由について理論を考えてるところなんだ」 彼の奥さんが私に言った。「アンドリューは理論作りがとても得意なの。中には本当に興味深い理論もあるんだけどね」 アンドリューは彼女をちょっと睨みつけ、話しを続けた。 「この現象を引き起こしてる原因は何だろうか? ちょっと考えてみよう。(A)お前はソリテアをやりすぎなのだよと教える、マイクロソフトなりの方法。ゲームのプレイ回数が一定数に達すると、自動的に勝率を落とすように前もってプログラムされているということ。(B)もうひとつは……ちょっと今のところ、(B)については思いついていないんだが」 その時、私の隣に座っているエマがじっと料理の皿を見つめているのに気がついた。どうやら、豆を皿の横においてあるナイフの下に隠れるように料理をいじっている様子だった。 アンドリューが言った。「オーケー、その(B)だ」 と何かひらめいた様子で目を輝かせていた。「(B)エミー! まず第1に、エミー? その豆をナイフの陰に隠せるとでも思っているのかい? ちゃんと食べて、片付けること。第2に、君はずるい子だね。パパのソリテアのゲームに何か仕掛けただろう!」 エマは、あのとても純真そうな顔をして彼を見つめた。この表情は実は罪を認めたことを表していると、私も理解しつつあった。「私じゃないわ、パパ。どうして私が?」 「君はパパを苦しめるのが好きなんだね?」 彼女はちょっとウインクした。「でも、パパは楽しそうに分析していたじゃない? パパの生活にちょっとだけ集中すべきことを与えたいと思っただけなの」 「自分のことに集中してくれ」 とアンドリューが呟くのが聞こえた。
さらに続けて男はクリスティを煽った。 「イッタんだろ、えぇ? お前の白人坊やの彼氏に見せてやりたかったな。お前が俺の口でイクところをよ! えぇ?」 ジョンは、クリスティがそれを聞いて、頬に涙を流しつつ、顔をそむけるのを見た。クローゼットのドアの隙間の向こう、邪悪な男がベッドに這い上がり、両膝をついて、クリスティの大きく広げた脚の間ににじり寄るのが見える。 もっとよく見ようと、ジョンは椅子に前屈みになった。そして、男が亀頭をクリスティの濡れた割れ目に擦りつけながら、膝立ちになるのを見た。男の開いた股の間から、巨大な黒ペニスとそれに擦られるクリスティの下腹部が見える。男は、明らかに、これから結合する部分をジョンに見せつけようとしてるのだ。 極太の黒棒の向こう、時々、クリスティの産毛のような陰毛が見える。男は一物の巨大さをクリスティに直に感じさせようとしているのか、彼女のへその下の腹部にペニスを擦りつけていた。 「ほーら、お前の結婚祝いをこの場で受け取るんだな。ちょっとした嬉しいお祝いをもらってから新婚旅行に行きてえだろ? ………………………… 黒いお祝いだ! たんまり喜びな!」 ジョンは苦しい姿勢になりつつも、クローゼットのドアの下方へ顔を寄せ、覗き続けた。そして、大きな亀頭が、クリスティのピンク色の割れ目に添えられ、抵抗にあうと、さらにいっそう大きく膨れるのを見た。 「んんんんんん ………………… んッ! んんんんんんんんんッ!」 クリスティの声にならない叫び声が聞こえると同時に、巨大な黒い淫棒がじわじわと姿を消していくのが見えた。 ジョンは何度もまばたきをしていた。あの野球バット並みの肉棒の4分の3がすでに見えなくなっている。それが信じられなかった。さらにもう3センチほど、そしてさらに3センチほどと埋め込まれていく。そして、とうとう、30センチはあった肉棒がすっかり見えなくなってしまった。 「ああ、すごい ……………………… 全部、入ってしまった ………………………… 全部だ ……………………………… あいつは全部入れてしまった ……………………… 全部! ありえない ……………………… こんなこと、ありえるはずがない!」 ジョンはまったく信じられず、心の中、叫び続けた。クリスティは身長160センチ足らずの小柄なからだである。なのに、あんな代物を受け入れることができたなんて、殺されずにいられるなんて! そして、早速、ピストン運動が始まった。容赦ない激しい出し入れが始まる。極太がヌルリと出てきてはグサリと挿しこまれ、ギシギシとベッドが軋んだ。 「婚約した後、クリスティと愛し合えていて良かった! 少なくとも、あの男は彼女の初めての男じゃなかったのだから! 僕が初めてだったんだ ………………… 彼女の処女を奪ったのは僕なんだよ、この野郎!」 ジョンは大声で叫びたかった。美しいクリスティにとって自分こそが特別な存在なのだと、少なくともそれだけは分からせたかった。 「くそう! これの後、クリスティは僕に抱かれても感じるだろうか?」 そんな身勝手なことも思うジョンだった。 「うんんんんん …………………………… う、うんんんんんん …………………… ううっ、うふんんんんん!」 男は、清楚で無垢なクリスティのからだをむさぼり続けた。彼女の女陰は、いまだに狭いものの、極太の黒ペニスへと順応し、いくぶんほぐれてきていた。打ちこまれるたびにクリスティの喉から声が絞りだされる。だが、その声は、ついさっきまでとはかなり音色が変わっていた。悲痛な叫び声には決して聞こえない。明らかに、快感によるよがり声の色を帯びていた。 突然、クリスティがベッドの上、狂ったようにからだをくねらせ始めた。もちろん、いまだ男に抽迭を繰り返されているのであるが、両手、両脚を縛るロープをギリギリと引っぱり、苦しそうにからだをくねらせ、腰を繰り返し突き上げる。こんなふうに激しく暴れているクリスティ。ロープが結び付けられているベッドの支柱が折れていないことの方が驚きだった。 そして、次の瞬間、彼女のからだ全体に緊張が走り、強張り、そして小刻みに震え始めた。こんな状態になったクリスティをジョンは見たことがなかった。ジョンは、クリスティが、理性が粉々になるような強烈なオーガズムの嵐に襲われていることを悟った。男は、クリスティがその状態になったのを受けて、一気に根元まで突き入れた。そしてそのままの姿勢で留まった。黒い尻肉がキュッキュッを収縮を繰り返すのが見えた。今、クリスティのからだの奥底で何が起きているか、ジョンの目には明らかだった。
ミセス・グラフの脚の間から熱が放射してくるのを感じた。内腿を手で上下に擦り続けていると、次第に彼女は脚を開き始めた。時々、親指でパンティの上から女陰を擦る。顔を見ると、ミセス・グラフは目を閉じていた。 「ええ」 とミセス・グラフは頷いた。「彼と口を密着させて、キスを繰り返したわ。私は両手で彼の背中を上下に擦り始めたし、彼の私の背中を触っていた。情熱的にキスを続けていると、彼の指が私のビキニのホックを外そうとしているのを感じた。私は顔を離して、ダメと叫んだけれど、それも無駄で、彼は強引に私を抱き寄せ、また唇を重ねてきた。そして私もキスを返していたの。キスをしながらビキニのトップが脱げるのを感じたわ」 ミセス・グラフはそう言って、深い溜息をついた。 「ビキニはお前が自分で脱いだのか? それとも兄が脱がせたのか?」 と俺は手をさらに彼女の股間へと近づけた。 「彼はいったん顔を離して、ちょっと後ろに身体を傾け、意地悪そうな笑みを浮かべたわ。彼が私の両肩からビキニのストラップを外すのを感じた。そして、急に胸のところの締めつけが緩まるのを感じた。自分でもどうしてなのか今も分からないけど、その時、私は両腕を上げて、トップを脱がす彼を助けたの。ビキニのストラップが私の腕を通して、外されていく。そして気づいた時には、私の乳房が露わになって、彼の目に晒されていたの」 「その時点で、旦那のことは考えていたのか?」 と手を太腿から膝へと滑らせながら訊いた。 「いいえ」 とミセス・グラフは頭を前後に揺らしながら、小さな声で言った。 涙が一滴、彼女の頬を伝い落ちた。かすかに鼻を啜りながら、ミセス・グラフは両足をぴったりと閉じ、俺の手を膝の間に挟み込んだ。 「それまで、夫婦の誓いを破ることなんて、考えたこともなかった。結婚して10年になっていたけど、他の男性に目を向けたことなど一度もなかった。なのに、あなたのお兄さんにビキニのトップを脱がされた瞬間、私はそれまでの私とはまったく違う人間になってしまったの」 と彼女はナプキンを取って頬の涙をぬぐった。 「どんなふうに違った人間になったんだ?」 と俺は、再び、親指が濡れたパンティに触れるまで、内腿を擦り上げた。 「あなたのお兄さまを止めるのではなく、むしろ、そのまま続けてほしいと思ってる自分に気がついたの。彼は私の目をじっと見つめたまま、ビキニのトップを砂浜に放り投げた。そうして両手で私の腰を抑えたまま、私の瞳を見つめては、乳房に視線を落とし、それからまた瞳を見つめてと繰り返したの」 そのように、かすれた声で言い、コーヒーをひとくち啜った。
ノボルが出て行った後、ゲンゾウは不快そうに鼻にしわを寄せた。このペントハウスは広く、6000平米近くあるものの、どこに行ってもセックスの匂いが漂っていた。 「ああ?」 とゲンゾウは下を見た。小さな子猫が彼の荷物に身体をすりすりしているのを見て、彼はしゃがみ込んだ。 「コンバンハ、カワイコチャン[Konbawa, ichiban](訳者注:作者は "ichiban: little one (Japanese)"と注をあててるが、これは間違いである)」 そう優しく声を掛ける。その猫はあまりに小さく、彼は片手で抱き上げることができた。手のひらの中、猫が仰向けになり、彼を懇願するような目で見るのを見て、ゲンゾウは顔をほころばせ、子猫のお腹のところを優しく撫でた。猫は目を閉じ、嬉しそうにゴロゴロ喉を鳴らした。猫は充分に関心を持ってもらったと満足すると、彼の手の中から出て行った。ゲンゾウは予備の部屋のひとつに入り、そこに荷物を置いた。 ノートパソコンをセットし、充電器に携帯電話を挿しこんだ後、ゲンゾウは短パンに着替え、それから冷蔵庫に行き、コーラを手にした。それを飲みながらカウチに座る。どうやら、ついさっきまで、このカウチでセックスが行われていたようだと知り、うんざりしたような溜息をついた。今週は、自分の人生で最も長い一週間になりそうだ。 「ノボル? ねえ、まだいるの?」 アンジェラのけだるそうな声がゲンゾウのいるところまで漂ってきた。やれやれと言わんばかりにゲンゾウは頭を振った。ノボルとは、アンジェラに出発したことを伝えるという約束をしてある。たとえ退屈で甘やかしすぎだと思えても、約束した以上、伝えなければならない。 ゲンゾウは寝室へと通じる階段を登り始めたが、途中で立ち止まった。アンジェラがシーツの中、全裸になっているのを見たからである。シーツが腰のあたりまでめくれ上がっていて、彼女の肌がかなり露出していたのだった。幸い、アンジェラはゲンゾウには背中を向けていた。 ゲンゾウは足元に目を落とし、ぎこちなく咳ばらいをして、言った。 「ノボル様はすでに空港へ向かわれました。ノボル様は、あなたに個人的にさようならを言うことができず申し訳ないと伝えるよう、私に伝言を残して行かれました。あなたを眠りから起こしたくなかったからです」 アンジェラはビックリしてシーツを引っぱり上げ、身体を隠しながら、金切り声を上げた。 「何よ! ゲンゾウ! そんなふうに驚かせないでよ! もう!」 その悲鳴に、感度の良い耳を持つゲンゾウは顔をしかめた。しかも乱暴な言葉遣い! アンジェラの乱暴な言葉遣いにはいつも驚かされるゲンゾウだった。 「申し訳ありません。アンジェラ」 そう言って彼は階段を降り始めた。アンジェラは彼の背中を見ながら、いったい何が起きたんだろうと不思議に思った。 __________________________________
 あいつにパソコンを盗まれ、あいつに僕の秘密がばれてしまった。僕の女性化願望や寝取られ願望をぜんぶ。僕はあいつに脅され、カネを巻き上げられ、仕事も奪われた。最後にはガールフレンドまで奪われてしまった。 だが、あいつはそこで終わりにしなかった。あいつは、とことん僕を侮辱したいらしい。 あいつは僕の趣味のことを彼女に話したようだ。 いま毎週、僕のところに小包が送られてくる。中には彼女の写真が入っている。それに精液で汚れたランジェリも。僕から奪ったお金で買ったランジェリだ。彼女はそれを着てあいつとセックスしている。 手紙が添えられている。「また今週もこれを着て楽しむといいぜ! 彼女、これを着たまま4回はイッタし、俺も2回は出した。じゃあな、アレックスより」 そして毎回、僕はその汚れたブラジャーとパンティを身につける。それに包まれる感覚が最高なのだ。 *****  その調子よ! ゆっくりとおちんちんをしごいて! タマタマを手で包んで、精液がたっぷり詰まったクルミを指の間に転がして見せて! これって興奮しない? もちろん、あなたとベッドに飛び込んでセックスしようと思えば、できるわ。でも、こっちの方が何と言うか…もっとくつろげるように思うの。それに、あなたのカラダ素敵でしょ? そのあなたの素敵なカラダを見ていたいのよ。あなたもあたしのカラダを見るのが好きだといいんだけど! こういうこと他の誰にもしないのよ。夫にもしたことない。だから、あなたは特別だと感じてほしいの! さあ、目を閉じて、おちんちんをしごいて見せて……。 *****  彼女が出張で家を離れている間、お前は密かに彼女の下着を身につける。 彼女が出張で家を離れている間、彼女の元カレは密かに彼女の下着を脱がしにかかる。 唯一の違いは、彼女も彼女の元カレも、お前の秘密を知っているということ。 *****  あたしは主人を裏切りたくないの。主人はいい人よ。ただおちんちんが小さいので、エッチが最低だということだけ。セックスでの満足を得るには、どうしても他の男が必要なのよ。そんなあたしのことを悪く思ってほしくないし、あたしは主人と別れたがってるなんて思ってほしくないわ。ただ……ただ、ヤリタイだけなの! だから、あたしを助けてくれるつもりなら……これは秘密にしておかなくてはダメよ! 家族にも友だちにも知られたくないから。だから、もし秘密を守れるなら…是非ともあなたとセックスしたいわ。ただのセックスよ。愛じゃないの。だから、あたしにあなたと奥さんとの関係をズタズタにされるんじゃないかなんて心配する必要はないわ。どうかしら…… あたしを助けることができる? *****  男が妻の後ろに現れた。長く巨大で太いペニスだ。妻は振り返りすらせず、ただ手を差しのべた。男は前に進み、妻はゆっくりと男の一物を手で包む。だが握りきることすらできない。男は両手で愛撫を始め、妻はその男にもたれかかる。男の片手が妻の乳房へと動き、そこを覆う。妻は男にもたれ、唇を重ねる。熱のこもったキス。口を開いてのキス! そして僕はただ唖然としたまま、ふたりを見ているのだ。この男はいったい誰なのだ? どこから来たのだ? そして、なぜ妻は男の自由になっているのだ? こんなに喜んで? まるで男が来るのを期待していたかのように! 僕はウッと唸った。下を向くと、ズボンの前、濡れた染みが広がっていた。そして、再び顔を上げると、ふたりの姿は消えていた……。
ジーナは笑顔で息子のところに近寄り、つま先立ちになってキスをした。彼女はあたしに背中を向けている。すぐにあたしの目は彼女の丸い若々しいお尻に吸い寄せられる。タイトなジーンズに包まれたプリプリのお尻。 ちょうどその時、クリスティが起きてきた。ぐっすり寝たのか背伸びしてあくびしながらキッチンに入ってきた。 「おはよう、おふたりさん。おはよう、ママ」 と眠たそうに言う。 あ、そう言えば、この状態はマズイかも。ドキドキして心臓が胸から飛び出そう。我が娘と息子の恋人の前に立っているわけだけど、もし、あたしの顔に息子が出したものがついていたらどうしよう? 息子が発射した時、首とかについていたら、どうしよう? 娘やジーナがそれを見たら? それがアレだと気づいたら? この子たちあたしをどう思うかしら? 淫乱女? そんなことを考えていたら急に困ってしまった。あたしはくるりと娘たちに背を向けて目を閉じた。落ち着かなくちゃダメ! 「で、あなたたち、今日は何をする予定?」 とクリスティが訊いた。 「そうねえ、ちょっとお買い物して、後でディナーを食べに行くかも。思いついたこと、何でも、かなあ?」 とジーナが答えた。 「ママ? 今夜、ジーナに家に泊ってもらってもいい?」 とトミーが少し気弱そうな声で訊いた。 あたしはまたくるりと前を向いて、答えた。さっきまでしてたことの痕跡が残っていないと期待しながら。 「ええ、いいわよ。ジャニイがOKなら」 「ああ、それなら、今朝、ママから許可を得たわ。気にしないって」とジーナが素早く返事した。 「やったー。じゃあ今夜はみんなで座って映画を観れるね」とトミーがつけたした。 「残酷な映画でなければね。ああいう映画はママは我慢できないの」 と、早くこの会話を終わらせられたらと願って答えた。 だって、内心は叫び出したい気持ちだったから。それほど欲求不満が募っていた。息子にフェラをしたのに、そのお返しを何もしてもらえていない。そのことから、何だか自分が安っぽくなったような気持ちになっていた。本当のことを言えば、息子に犯してもらいたくて、うずうずしていた。息子の逞しいオトコをあたしの中に突き入れてほしい。思い切り大きな声を上げてヨガリまくりたい。なのに今はジーナが息子を独り占めしてるんだもの! あたしはちょっと不機嫌になってキッチンを出た。できるだけ気持ちを息子たちに見せないようにしながら。 トミーとジーナが出かけた後、クリスティは友だちのバーブのところに遊びに行った。家にはあたしだけ。一日中、何もしないで過ごした。テレビを見たり、スナックを作って食べたり。そして考え事をしたり……どうしたら息子とまた結ばれることができるだろうって考えていた。 こんなふうに息子に心を占領されるなんて、どうしてなの? 自分でも理解できなかった。トミーはあたしの息子で、あたしには夫がいるのに……。息子や息子のお友達と行った数々の行為。そんなことをすべきではなかったはず。息子と肉体関係になるなんて! こんなふしだらな状態から抜け出す方法を考えなければいけなかった。でも、そもそも、息子とこういう関係になることは、あたしが求めたこととは違うはずと思った。じゃあ、何なの? あたしは何を求めているの? その日は、時間が進むにつれてどんどん事態が悪くなっていった。お昼になったころ、エアコンが急に動かなくなってしまった。修理会社に数件電話を掛けたけど、少なくとも1週間後じゃなければ見に来てもらえないと言われた。今は真夏だというのに。真夏ゆえに、修理会社には何件も依頼が入ってるらしい。家の中がどんどん、どんどん暑くなってくる。なのにあたしには何もできない。 夜になってクリスティが帰って来たけど、すぐに自分の部屋に入って眠ってしまった。また、あたしだけポツンと独り。自分の状況を考え続けたまま。 あたしは、水風呂に入ってさっぱりし、お気に入りのナイト・シャツに着替えることにしようと決めた。その後でワインを開けて、ちょっと飲むことにしようと。こんなに暑いんですもの、ナイト・シャツの下にはブラもパンティもなしにしようと決めた。 水風呂に入って着替えた後、独りテレビを見ながらワインを飲んでいると、トミーとジーナが帰ってきた。時間は9時を回った頃。 「ママ? どうして? 家の中、やけに暑いよ?」 と入ってくるなり息子が訊いた。 「エアコンが壊れちゃったの。それに、どこに電話しても修理する人がいないって」 息子とジーナがちょっと変な感じがした。よく見てみると、ふたりとも酔っぱらってるのに気づいた。息子はふらふらしているし、ジーナは息子を支えようとしてるのか、ピッタリ密着している。 「あなたたちもずいぶん楽しんできたようね?」 「まだまだよ。夜は始まったばかり」 とジーナは笑いながら答えた。
「何か重要なこと?」 とアンジーは歌うような調子で尋ね、私が閉じたばかりの携帯電話に目をやった。 「いや、もう大丈夫」 と気弱に答えた。 私は、完璧に打ちひしがれた気分だった。アンジーとダイアナはふたりとも、無邪気に私のことを見ている。アンジーがグラスを掲げた。 「さて、何に乾杯する?」 私は何も考えられなかった。歴史上の誰も、グラスを掲げて、「裏切りに乾杯!」と言った人はいないと思うし、私がそれを言う最初の人になるつもりもなかった。その時はどうでもいい気分だった。ただ肩をちょっとすくめて、グラスをくるくる回して見ていた。……モエ( 参考)のホワイトスター、エクストラ・ドライか…。まあ、乾杯したいなら……そうね、今の株価とか、ドルの為替値とか? ボーっとした感じで上の空になっていた。この世に興味がなくなったみたいに。 ダイアナは今まで見たことがないほど美しかった。彼女は、結婚式を模したショーの花婿の役になっている。黒いタキシード・コートを着て、黒いサテンのボータイを締め、オールド・ファッションのトップハットをかぶっていた。そして、その下には、キュウキュウと締めつけた黒エナメルのコルセットを着て、脚には黒い網ストッキング、そして黒エナメルのプラットフォーム型サンダル。足首でストラップで留めるデザイン。 「花嫁」の方は、SM用の木馬に覆いかぶさっていて、両手、両足ともしっかり拘束され、誘うように脚を広げている。ウェディング・ドレスはあまり似合っているとは言えない。わざとチープでまがい物ふうにしている。いずれにしても、お尻のところが捲り上げられているし、似合っていないからと言っても意味がない。お化粧は女の子っぽい感じにはなっていても、この「花嫁」の薄汚いイメージが和らぐわけではない。 一方のダイアナの方はと言うと、まさに神がかったような美しさ。その表情は、彼女の長年の念願が叶ったような顔をしていた。 ………私は、ダイアナの20センチのクリトリスに何度も何度も愛されてきたので、あれを入れられてる時のアノ感じがよく分かる。あそこを彼女のアレで抜き差しされるアノ感じ! その1ミリ、1ミリの動きがはっきり視覚化できるほど。 ビリー・アイドルの「ホワイト・ウェディング」の曲に合わせてカーテンが上がった。ステージで行われている行為を見て、ゲイの男性が圧倒的多数を占める観客が大歓声を上げた。ダイアナは「花嫁」のアヌスに怒りにまかせた出し入れを続け、この「結婚」の儀式を祝っているのだ。 観客を見ると、その中にスーザンの顔があるのが見えた。恐怖と不快感をあらわにした顔をして見ている。変なの! スーザンは、この究極の勝利の瞬間を楽しむとばかり思っていたのに。 一方のジェフ・スペンサーの方は、この瞬間を貪るように楽しんでるのは確かだった。その顔にはまぎれのない喜びの表情が浮かんでいて、ダイアナに突かれるたびに嬉しそうに声を上げている。彼の人並み外れた巨大なペニスは、最大の30センチまでに雄々しく勃起し、ダイアナに繰り返しアヌスに突き入れられるのに合わせて、SM木馬の脚の間から顔を出したりひっこめたりを繰り返した。ダイアナが、ジェフにこれをして楽しんでるのは間違いなかった。私は、ふたりを見ながら、ダイアナに入れてもらってるときのことを思い出し、少なからず、今のジェフが羨ましいと、嫉妬を感じた。 曲が終わりにさしかかるのに合わせて、カーテンが降り始めた。幕が下りると同時に、舞台の反対側からチャンタルとミミが出てきて、ダイアナのところに駆け寄り、彼女をジェフから離し、出てきた袖口へと連れて行った。 アンジーは私にしがみつき、抱き寄せた。そして私と一緒に近くの袖口から舞台の外へ出た。私は可愛いラベンダー色のスエード・スーツを着てミュールを履いたまま。アンジーは白のスーツ。3か月前のあの月曜日の午後の時もアンジーは同じ衣装を着ていたけれど、今の方がずっと似合っている。 「リサ? あの子たちがダイアナをここから逃がすことになってるの。私たちも姿を消した方がいいわ。今すぐに!」 私とアンジーは横のドアから外に出て、劇場の中二階のバルコニー席に入った。 劇場は修羅場のような大騒ぎになっていた。ホテルの警備員やシカゴ警察の警官たちが、いたるところ駆けまわっている。ほとんど服を着ていない逃げ惑う「モデル」たちを探しているのだった。公然の場でわいせつな本番セックスを見せてしまったのだから、当然だった。 駆けまわっているのは警官たちだけではなかった。報道のカメラマンや撮影隊たちも、締め切りに間に合うようにと駆けまわっていた。こんなスクープだったら、編集者やプロデューサたちは何でも用意してくれるだろう! その大混乱の中、ちょっと化粧が濃いけど魅力的な若い女性がふたり、悠然とホテルの中を進み、ミシガン通りの出口に向かっていた。そのふたりのうちのひとりはちょっとばかりお酒を飲みすぎている様子だった。 ***
「あなたがどんな決断をしようとも、これからどんなふうにしたいと思おうとも、私は大丈夫よ」とジェニーは言い、そして抱擁を解いた。 「でも、その前に……」とジェニーは悪戯そうな笑みを浮かべた。「ちょっとエッチなことしたくない?」 マークは、まだ涙が頬を伝っていたものの、笑顔になった。「いつも同じこと考えてるんだね?」 「だって、あなた、すごくセクシーなんだもの。それに、昨日の夜は、私がしたかったことを全部する前に、ふたりとも疲れ切ってしまったでしょ?」 「疲れ切ったのは君だけだよ。僕にはスタミナがある」とマークは笑った。 ジェニーは夫をぐいっと抱き寄せ、ディープ・キスをした。そして、彼のシャツを脱ぐのを手伝い、上半身を裸にすると、すぐに彼の乳首に貪りついた。左右の乳首を交互に舐めたり、甘く噛んだりする。マークは、アッ、ああーんと女性のような悶え声をあげた。 ひとしきり乳首を攻めた後、ジェニーはマークのからだを押して、ベッドに仰向けにさせ、ショートパンツを脱がし、さらにはパンティも剥ぎ取るようにして脱がせた。 「脚を広げるのよ!」 ジェニーは命令口調でそう言い、マークは従順にそれに従った。ジェニーは、広げた脚の間に顔を埋め、柔らかいままの小さなペニスを口に含みながら、優しく彼のアヌスを指でいじった。それからジェニーは立ち上がり、セクシーに服を脱ぎ始めた。マークは脚を大きく広げたまま、ベッドに仰向けに横たわりジェニーを見上げていた。小さなペニスがピンと立っている。 ジェニーは全裸になると、すぐにベッドに戻り、片脚をマークの脚の下に滑り込ませた。それから、もう片脚をその上に乗せ、女陰が彼の柔らかなペニスに触れるまで股間を寄せ、ゆっくり前後に動き始めた。うふん、うふんといやらしい声を上げながら。 ジェニーが何をしてるのか、マークは知っていた。前にポルノビデオで見たことがあった。「ハサミ合わせ」とか「貝合わせ」( 参考)とか呼ばれる行為だ。ジェニーは自分をレズビアンの相手のようにして愛の行為をしているということだった。 そして、その瞬間、マークは決心を固めた。自分はボイなのだ。男ではないのだ。妻は自分を女性に近い存在として見ている。その理由だけで、自分はボイなのだと自覚するのに充分な理由となった。 ふたりはそれから1時間ほど愛しあった。様々な体位で股間を擦り合わせ続け、ふたりとも幾度となく絶頂に達することができた(マークの方はアヌスを刺激された時だけではあったが)。 行為が終わり、ふたりはベッドに横たわった。この時もマークはジェニーの腕に包まれながら余韻を楽しんだ。そして彼は言った。 「ジェニー? 僕はボイだよ。もう、ごまかしても始まらない。だから、僕はこれからボイらしい振舞いをすべきなんだ。言葉も含めて」 「オーケーよ。それがあなたの望みなら」とジェニーは優しい声で言った。 「……ええ、私は私でしかないのよ」とマークは女言葉で返事した。
だが、そんな危機的状況にも関わらず、ジョンは股間がむくむく盛り上がってくるのを感じ、我がことながら恐怖を感じた。そして、目を股間に落とし、ズボンと下着が膝のところまで降ろされ、ロープで結わえられているのに気づいたのだった。 愛するクリスティがロープでからだを縛られ、猿轡をされている。そして、今にも黒人に強姦されようとしているのだ。それにもかかわらず、自分は勃起してきている。悔しくてたまらない。 クローゼットのドアの隙間に目を戻した。男が、大きな黒い手でクリスティのスカートを引きずり降ろしているところだった。それを見て、またもジョンはペニスがピクンと跳ねるのを感じた。 スカートを脱がすと、男はいったんベッドから降り、服を脱ぎ始めた。まるでベッドの左側に立ち、ジョンに、服を脱ぐ自分の姿と、恐怖におののくクリスティの顔を見せつけるようだった。クリスティの顔を見ると、その視線は、彼女の目の前に現れた物体を凝視していた。んーッ、んーッと声にならぬ声を上げ、身体をくねらせ、もがきながら、恐怖のまなざしでそれを見ている。 その彼女の視線の先を見て、ジョンも彼女が感じている恐怖を理解できた。恐怖に目を丸くするのも無理もない。男が巨大なペニスを露わにしていたからである。ジョンすら、目を丸くしていた。恐怖感からでもあり、畏怖の感情からでもあった。その一物は、ジョンのそれと比べて、長さも太さも2倍以上あったからである。 ジョンとクリスティは婚約をしたすぐ後のある晩、情熱的にキスをし、愛撫しあった後、初めて身体を重ねあった。その時、クリスティはまだ処女だった。ジョンは彼女の初めての男になる栄誉を得たのである。その後、ふたりが身体を重ねたのは2回だけだった。最後は、4か月前のジョンの誕生日の時だった。その日、愛しあった後、クリスティがジョンに言ったのだった。 「ねえ、ジョン? 私たち、結婚式まで、これ、控えたほうがいいと思うの。それに、ピルを止めてから身体が元通りになるまで2ヶ月くらいかかるらしいのよ。だから、今週から、ピルを飲むの止めようと思うの。そうすれば、結婚式の頃には、私、あなた子供を授けてもらえるからだになってるはず……」 それを思い出し、ジョンは心の中で叫んだ。 「ああ、何てことだ …………………… クリスティは……… クリスティは子供ができる身体になっている ……………… あれから2ヶ月は経っているんだ ……………………………… まさに熟した身体になっている! ああ、どうしよう! …………… あいつがレイプしたら …………………… 中に出したら …………………… かなりの確率で妊娠してしまう! 妊娠したらどうなるんだ! …………………… 黒い赤ちゃんができてしまったら!」 そう叫ぶジョンの気持ちとは裏腹に、彼のペニスは興奮してヒクヒク跳ねていた。心では未来の花嫁が強姦されるのを見たくないとは思いつつも、彼のペニスは最大に勃起し、彼の心を裏切っていた。 いま、男は左手で長大なペニスをしごきながら、右手でパンティの上からクリスティの股間を触っている。クリスティは眉間にしわを寄せながら、ベッドの上、男の手から逃れようと、必死にのたうちまわっている。 その、男の太い指がクリスティのレースの白パンティの中にもぐり込むのが見え、ジョンはぶるぶると震えた。彼のペニスがいっそう激しくヒクヒク跳ねたのは言うまでもない。白いパンティの中、男の指が動き始める。それと同時にクリスティは頭を後ろに倒し、いやいやと左右に振り始めた。太い指で犯されているのだろう。美しい絹の黒髪が左右に乱れ飛ぶ。 男は、ひとしきりクリスティの中をかき回した後、指を引き抜き、その太い中指を宙にかざした。男はその指をクリスティばかりか、クローゼットの中のジョンにも見えるようにかざしているようだった。黒く太い中指は見事に濡れきり、陽の光の中、キラキラ輝いていた。ジョンばかりかクリスティまでも、その指を見つめていた。男は濡れた指を口の中に入れ、ベロベロと舐め、ニヤリと笑った。 「おおっ、ずいぶん甘みがあるな ……………………… とろとろしてて、蜂蜜のようだぜ! こう見えても俺は甘いモノ好きなんだぜ。特にお前のは極上の甘みがあって美味いぜ!」 ジョンは、男がまるでティッシュのようにクリスティのパンティを引き千切るのを、ただ見つめることしかできなかった。彼のペニスはピンと天井を向いて突っ立っている。 男はクリスティの股間を露わにした後、ベッドの足側へと回り、クリスティの股間へと顔を近づけた。ジョンは心の中、悪態をついた。男がクリスティに行おうとしていることに対する悪態でもあり、男のチリチリ髪の頭で視界が遮られたことに対する悪態でもあった。 「んんんんんんんんんんッ …………………… んんっ ……… んんッ …………………………… んんんんんんんんんんッ!」 クリスティのくぐもった叫び声が聞こえる。文字通り、男に生きたまま喰われているところなのだ。 ズルズル何かを啜る音。それとクリスティのくぐもった叫び声。そのふたつの音が部屋を支配する。 どれくらいそれが続いただろうか。しばらくすると、突然、クリスティのからだに緊張が走り、その後、自制できなくなったかのように、彼女のからだがぶるぶると震え始めた。男の啜る口によって彼女が絶頂に達したことは明らかだった。 そしてジョンは、チリチリ髪の頭が彼女の股間から離れるのを見た。舌を舐める音、そして呟く声が聞こえた。「うめかったぜ ……………………… 本当に、甘い汁を出す女なんだな」
 彼が、伝統的に女性が着る服装をした時が、その時でしたか? 「彼は、しばらく前から私の服を着るようになっていたの」とシンディは指摘した。「それに髪の毛も伸ばしていたし。変な感じだったわね。だって、私たち、恋人同士というより、姉と妹みたいな関係に近い関係になっていたから。でも、本当に腑に落ちたのは、彼がおへそにリングをつけた時だったわ。知っての通り、あれって、とても女性的な装飾でしょう? あれを見た時、ああ、そうかって思ったの……。もう元通りにはならないんだって」 *****  男たちが、あなたを見るように、彼のことを見ていることに気づいた時が、その時でしたか? 「彼とはヨーロッパに旅行することを、ずっと前から話しあっていたわ」とトレーシーは語った。「そして、大学の2年生の夏、とうとう、ふたりで旅行したの。その頃には、ピートはすっかり変わっていたわ。でも、私は事実を否認していたんだと思う。というか、私も彼、ふたりとも、否認していたんだと思う」 「でも、ふたりでヌード・ビーチに行った後は、私は、もはや否認できなくなったわ。そう、ご想像の通り。そこにはたくさん男たちがいたわ。でも、私、驚いちゃったの。今はそうでもないけど、あの時はビックリしたわ。ピートが、少なくとも、私と同じくらい、男たちの注目を惹きつけていたのよ……私よりも注目を浴びていたかも。あの時だったわね。自然の秩序はそれまでとは違ってしまい、ボイは男性と一緒になるものだと気づいたのは。 *****  彼が浮気をしてるのを見つけた時でしたか? しかも男性と……その時が、気づいた瞬間でしたか? 「正直、私、彼を責めていないの」とジーナは語った。「いずれ、いつかは起きることだったから。あれが自然なことなのよ。でも、あの時は、あれを見つけた時は……」 「あの日、私、早めに職場から戻ったのね。ジェームズは、その2週間前に仕事を失っていたわ。いろんな変化がいっせいに生じて、彼、集中できなくなって、仕事の能率が落ちていたから。とにかく、私、家に戻ったのよ。そして、カウチにいるふたりを見たの。ジェームズは、大きなからだの黒人男性の上に乗って、激しく動いていたわ。あの瞬間ね。彼は変わってしまって、私が知ってる男はどこかに消えてしまったんだと気づいたのは」 *****  彼が男性を喜ばすためなら、いろんなことをすると気づいた時が、その時でしたか? 「振り返ってみると、彼ならするだろうなって気づかなかったアタシがバカだったわね。でも、本当にショッキングだったわ。部屋に入ったら、彼が男のおちんちんをしゃぶってるんだもの」とバネッサは語った。「つまり、彼が男と寝ていたと知ったわけなんだけど、あの時は、これは性的な欲求不満の解消にすぎないと思ったの。どうしてか分からないけど、でも、彼が男性のアレをしゃぶってる事実は、何と言うか……。あれが転換点だったように思えたのね。あの時がその時だったと思うわ」 *****  彼が、パーティ・ボイみたいに振舞った時が、その時でしたか? 「クレイグは、パーティ・ガールと彼が呼ぶ女たちのことに、前からすごく批判的だったの……」とパトリシアは話してくれた。「知ってるでしょ?……ちょっとお酒が入ると、すぐに服を脱ぎ始めちゃう女の子たち」 「あれは春休みの時だったわ。私たち解放的になって、とても楽しんでいたの。そしてクレイグと私と他の友だちと一緒にお酒を飲んでいたの。そして、気がついたら、みんなパンティだけの姿になっていた。彼が小さな黒いパンティだけの姿で踊ってる写真を見た時ね……ああ、昔のクレイグはどこかに行っちゃたんだって思ったの。彼はもはや男性ではなかったし、今後も、男性に戻ることはないんだわ、とそう気づいたわ」
ウェイターが向こうに去るのを見ながら、俺はミセス・グラフの太腿を擦りながら、促した。「で、話しを続けて」 「暖かい風が吹いていて、波が強く岸辺に打ちつけていたわ。波音が大きくて、何も聞こえないほど。あなたのお兄さんと私は、板張り道を端まで歩いていって、そこで立ち止ったの。私はかがんでハイヒールを脱いだわ。その脱いだヒールを手に、からだを起こした時だった。お兄さんが私の腕を引っ張ったの。私は彼の胸の中に倒れ込む他なかった……」 「それから、ふたり、長い間ビーチを歩いていた。あたりには誰もいなかったわ。すると突然、彼が向きを変えて、私を連れて水際に歩き出したの。水際まで来ると、彼はちょっと立ち止まって、シャツを脱ぎ棄てたの。私も一緒にブラウスを脱いだわ。すると彼はかがみこんで、いきなり私を肩車したのよ。そして海へ入ろうとしたの。私は脚をバタバタさせたり、キャーキャー声をあげてはしゃいだわ。波の音がとても大きかったから、彼には私の悲鳴すら聞こえていなかったと思う。彼が何をするつもりなのか、考える間もなく、彼、私を海の中に放り投げたの」 ミセス・グラフは小さな声で語っていたが、胸元が上下に動くのを見て、興奮しているのが分かった。 「そして、何が起きたの?」 俺は手を彼女のスカートの中に入れ、柔らかいつるつるの太腿を撫でまわした。 「彼に海の中に放り投げられた後、呼吸をしようと海から顔を出して、周りを見回したわ。そしたら、あなたのお兄さんの姿がどこにも見えなくて、恐くなって悲鳴を上げたわ。360度、どの方向も見てみた。月は満月であたりは明るかったけど、どこにも姿が見えなかったの。その時、突然、何かが足首を掴むのを感じて、キャーッと叫んだ。何が何だか分からないまま、脚を海中に引っぱられて、私はまた水の中にもぐってしまったの」 俺は優しく彼女の柔らかな太腿を撫で続けた。ミセス・グラフは、すでに今は脚をぶらぶらさせていない。俺の優しい愛撫を楽しんでいるようだ。 「そしてどうした?」 と話しを続けるように、優しく太腿を揉んでやった。 「呼吸をするために、再び海面に顔を出すと、そこには彼が立っていて、私を笑っていたの。私はくるっと向きを変えて、彼を思いっきり突き飛ばしたわ。彼、足を滑らせて、水の中に顔まで沈んだ。私たち、それからも、押しあったり、水を掛けあったりした。延々と。そうやってはしゃぎまわっている間、彼、時々、私のからだに触れるようになった。最初は純粋に偶然、触れたんだろうと思っていたけど、彼が突然、私を掴んで抱き寄せた時、それまで優しくからだに触れていたのは計画されていたことだと気づいたの」 俺はパイをひとかじりし、コーヒーで流しこんだ。それから、再び彼女の太腿に手を置き、膝がしらから腰まで、軽く撫で続けた。 「それから、どうなった?」 と囁き、顔を近づけて、ミセス・グラフの耳に軽くキスをした。 「彼は私を抱いたまま。ふたりの顔が文字通り、触れそうになっていた。彼のからだの熱が私の皮膚を通して伝わってくる。主人を裏切れないわと、からだを離そうとしたけど、できなかった。そして……ふたりとも目を閉じ始め、そしてふたりの唇が触れあったの。ホテルの部屋で眠ってる主人のことを思ったわ。すぐに彼を振りほどいて逃げ帰りたかった。でも、実際にしたことはそうじゃなかったの。私は口を開いていた。あなたのお兄さんと一緒に。そして、彼は私の口の中に舌を差し込んできたの」 俺は、彼女の組んだ脚を優しく掴み、重ねた脚を降ろさせた。 「で? お前もキスを返したのか?」 と手を太腿の内側に滑り込ませた。
「あなただって辛いと思ってるなら……」 とアンジェラは不満そうな声をあげた。 「ごめんなさい」 そう言ってノボルはアンジェラのキモノの帯の結び目をほどき始めた。前を開くと、床にひざまずき、彼女の脚の間の割れ目を舌で探り始めた。 「そんなのズルイわ!」 とアンジェラは喘ぎながら言う。 「私はズルイことをしないなんて、一度も言ったことありませんよ」 とノボルは舐めつつ言う。 ノボル自身もローブを脱ぎ棄て、前のめりになった。変身を始める。次第にからだのサイズが大きくなり、同時に肌がみるみる獣の毛で覆われていく。最大までに巨大化すると立ち上がり、アンジェラのからだを壁に押しつけるようにして持ち上げた。そのまま、彼女の体重を使って、勃起へと滑り降ろす。 挿入と同時に、早速、突き上げを始めた。強力な勃起で彼女のからだごと壁に突き上げる。力強く突き上げるたびに、アンジェラは頭を壁にぶつけていた。ドンドンドンとリズミカルに壁を打つ音が鳴り響く。 イヤイヤするように顔を横にそむけるアンジェラだったが、ノボルはお構いなく、突き上げを続け、彼女の横顔を長い舌でベロベロ舐めまわした。 始まって間もなくではあったが、早くも彼の睾丸の中は熱い白濁で煮えたぎり、今にも爆発しそうになっていた。 「帰ってきたら、しっかり償いをするから」 ノボルは約束の言葉を繰り返した。噴射しそうになるのを必死でこらえながら、今度は舌でアンジェラの乳首を荒々しくねぶり始める。一方のアンジェラは、早くもオーガズムが襲って来たらしく、ノボルの背中に両手の爪を立てた。 「ああ、からだが裂けちゃう!」 とノボルのたてがみを握りながら、アンジェラは息も絶え絶えになって叫ぶ。 ノボルはアンジェラの胸元に顔を埋め、堪えてきたものを噴射し始めた。 「うおーッ!」 ケダモノのようなノボルの咆哮が部屋を満たした。射精を受けて、アンジェラも反応し、ひとりでに膣肉が再びキューっと収縮する。ノボルは、ふん、ふんと鼻を鳴らしながら、最後の一滴まで撃ち込み、アンジェラの膣壁を白濁で洗い続けた。そして、とうとう、射精が終わり、彼は抜け出、がっくりと床に膝をついた。快感で頭が朦朧としている。 ノボルが抜け出ると同時に、白い液体がとろとろとアンジェラの中から流れ出て、彼女の足元に大きな溜まりとなった。 ノボルはアンジェラを噛んでつけた傷跡を舐め癒し、それから彼女を抱え上げ、ベッドへと連れて行き、そこに寝かせ、愛しげに毛布を掛けた。 「あの汚れ、きれいにしなきゃ」 とアンジェラはベッドから出ようとする。 ノボルは服を着ながら、彼女を制し、悪戯っぽい笑みを見せた。「あのままにしておこう。私がいない間、私のことを思い出せるように」 「んもう、そんな、思い出させるものなんかいらないわ」 とアンジェラはわざとすねた声を上げ、それから満足した笑みになってシーツにくるまった。 アンジェラがセックスの余韻を楽しんでいる間に、ノボルは、床に滴ったふたりの行為の証拠を拭い、きれいに片づけた。何より、ゲンゾウのことを思ってのことだった。携帯電話を見ると、すでに手下たちはここに到着し、玄関の外で待っているはずだったから。 玄関を開けると、そこには男が3人立っていた。ふたりは黒いスーツ姿、もう一人はゲンゾウである。ゲンゾウはカーゴ・ショートパンツ( 参考)と黒のTシャツの姿だった。 ノボルはスーツの男たちに持ち物を渡した後、ゲンゾウをそばに引き寄せた。 「急にこんなことを頼むことになってしまい、すまない。だが、彼女を任せられる人がお前の他にいないのだよ」 ゲンゾウはお辞儀をした。「いいえ、ノボル殿、私に信頼を置いていただき、大変、光栄に存じます」 「私が戻るまでは、この家がお前の家だ。好きに使っていい。ただ、ちょっとはアンジェラと仲良くするように、それだけは頼んでおきたい」 ノボルは、これを聞いてゲンゾウが緊張するのに気づいた。 「アンジェラはとても社交的な人なのだよ。お前が一緒にいるにもかかわらず、冷たい態度をやめようとしないと見ると、悲しむかもしれないから」 「できるだけのことはいたします」 ノボルはゲンゾウの肩を親しげに叩き、靴を履いた。「ちょっと楽しめばいいんだよ、ゲンゾウ。アンジェラは一緒にいて楽しい人なのは事実だから」 ゲンゾウは再びお辞儀をした。「旅の間、ご無事をお祈りします、ノボル殿」 ノボルは、その感度が増した聴覚で、規則的な呼吸音を聞いた。寝室の中、アンジェラが眠りに落ちたことを示す呼吸音だった。 「彼女に行ってきますと伝えてくれ」 「はっ、確かに!」
次の木曜日。アーチーが持っているフライト・スケジュールによれば、クリスティが乗っているファーイースタン機は、この日も午前9時に到着することになっていた。先週、空港からクリスティを尾行してタウンハウスに戻った時の時間を考えると、この日も、クリスティは午前10時20分には家に戻ってくるはずである。途中、どこにも立ち寄らなければの話だが。 アーチーは例のコーヒーショップでタウンハウスを監視していた。そして午前9時50分に、あの忌々しい白人坊やがタウンハウスの前門を開き、ピックアップトラックから大きな箱を出し、それを抱えて中に入って行くのを目撃した。 時計を見た。あの可愛い東洋美女は、もう30分もすれば帰ってくることになる。それを考え、アーチーはチャンスがある間に、突撃することに決めた。 コーヒーショップを出て、車に乗り込み、タウンハウスの駐車場入り口の近くに止めた。あの白人坊やはトラックから荷物を運び出している最中だ。彼がピックアップから大きな箱を出し、タウンハウスに入って行くところを見計らって、アーチーは車から飛び出し、彼が部屋に入るちょうどその時、彼の真後ろについた。棍棒を手に彼の後頭部に一撃を加える。アーチーは気を失った男を引きずり、クリスティの家に入ったのだった。 この日、ジョンは大きな荷物をタウンハウスに持ち込もうと、ピックアップトラックをレンタカーで借りていた。そのことをクリスティは聞いていなかった。ジョンはトラックをタウンハウスの来客用の駐車スペースに停めていた。したがって、クリスティが車を専用スペースに入れた時、もちろん、そこにはジョンの車は停まっていなかったので、彼女は、ジョンはたぶん少し遅れてやってくるのか、それとも午前中に不動産関係の仕事が入ったのだろうと思ったのだった。 クリスティは、ひょっとして、あちらに停めてるのかもと、ちょっと期待して、来客用の駐車場にも目をやった。だが、そこにはトラックは停まっていてもジョンの車はなく、がっかりしてしまう。できれば、ジョンが仕事に出る前に、ちょっとだけでも会えたらと期待していたのだった。今回はずっとずっと会いたいと思っていたのである。 クリスティは車から降り、部屋に通じる階段を上がった。そして、何も疑わず、玄関ドアの鍵口にキーを差し込み、ドアを開けた。すぐに悪夢のような出来事に会うことになるとも知らずに。 家に入り、帽子を脱ぎ、カウンターに置いた。まずはまとめていた髪を振りほどいた。それから冷蔵庫に行き、オレンジジュースを出して、喉の渇きをいやした。そして廊下を進み、寝室に向かう。着替えをするために。 だが、寝室に入った瞬間、大きな手が伸びてきて、彼女の口を塞いだのだった。気がつくと、近くのベッドへとぐいぐい引きずられている。その男はクリスティよりはるかに大きく、はるかに力が強かった。足が床から離れるのを感じた。この男に、まるで羽毛のように軽々と抱きあげられている! ジョン・ハンプトンは暗いクローゼットの中、ようやく意識を取り戻した。強烈な頭痛がする。からだを動かしたが、ロープで椅子に縛り付けられていて、身動きできない。 クローゼットの隙間から寝室の中が見えた。美しいクリスティの背後に巨体の黒人がいて、彼女の口を塞ぎ、押さえつけてる。 「んんんんんッ ……………………… んんんッ!」 必死に叫んでも、猿轡されていて、くぐもった声にしかならない! クリスティがクイーン・サイズのベッドに引きずられていくのが見えた。ベッドはここに来た時とは違ったふうに見えた。ベッドカバーが剥がされ、ピンク色のシーツが露わになっている。しかも、四隅の支柱から、それぞれ長いロープが伸びていた。 男がクリスティにも猿轡をつけるのが見えた。その後、各支柱のロープを引っぱり、クリスティの両手、両脚に縛り付けるのが見えた。ジョンは、なすすべもなく、ただその様子を見ているほかなかった。恐ろしさで、眼だけはギラギラと輝き、ベッド上の様子を見つめている。 男の大きな黒い手が、クリスティの胸を服の上からまさぐり、むにゅむにゅと揉むのが見えた。クリスティが両手両足を拘束されたまま必死に身をくねらせている。 「ああ、何てことだ ………… ううッ! …………………… あ、あいつ、クリスティを犯すつもりだ ……………… ち、ちくしょう! ……………… やめろぉぉぉッ!」 血走った目で、ジョンは心の中、叫び続けた。
 お前をいじめてる男のペニスを、お前のガールフレンドがベロベロしゃぶり、吸い始める。それをお前は座って見ている。彼女は可愛いバニーガールの服を着て、淫らな声を上げたり、キーキー悲鳴を上げたりしている。 男は彼女の瞳を見つめた後、頷く。 それを受けて、彼女はお前に目を向ける。 「こっちに来て、あたしの手伝いをしてよ」 彼女とまったく同じランジェリを着たお前はゆっくりとふたりに近づき、そして男の睾丸を口に入れ、吸い始める。 男は黙ったまま、携帯電話を取り出し、お前たちの写真を取り、そして仲間にメールを送る。 素晴らしい。お前が今まで考えた中で、最高のアイデアだな。 *****  ティミ―、ずっと前から俺はお前のかあちゃんが好きだったんだぜ。 ウエストがキュッと細くて、豊胸のおっぱいもなかなかいい……。 それにしても、とんでもねえエロ女になったもんだよな。年下男とヤリまくるエロ女! うめえ! お前のかあちゃんのまんこから舌を抜いて最初に言う言葉が、これだぜ! *****  屈辱的? もちろんそうよ。でも、こんなの、あの時ほどひどくはないわ。息子をいじめてる男が、あたしを四つん這いにさせて、胸のピアスに紐を通してさ、家の周りを引っぱりまわしたの。まるで犬の散歩をしてるみたいに。あれに比べたら、何てことないわよ。 *****  息子はベンチを温めている。あたしはと言うと、息子をぶん殴って、大学チームから追い出した男の子たちを温めている。 *****  急いで、ビリー! 今すぐ、私に突っ込んで。ティミ―がもうすぐ玄関前に着きそうだから! 私を犯して、大きな叫び声を出させてほしいの。そうしたら、私の声に気づいたあの弱虫息子が顔を上げるでしょ? そして、大好きなママが犬みたいに後ろから犯されてるのを見せてやるのよ! *****  僕の彼女が、僕をいじめてる奴ら3人が入ってるお風呂に入りながら、ビキニを脱いだ。そして、裸で後ろに立ってる僕を振り返って、こう言った。 「あたしたちに飲み物を用意する間、何か着るものが必要でしょ? これなんか、似合うんじゃないかしら?」
 チビの東洋女でいるのも大変だ。白人男に常に関心を向けてもらうためには、たくさん努力をしなければならないのだ。彼氏が、ちゃんとしたサイズの胸をして、はるかに可愛く、背の高い女の子に目を向けることがないようにするためには、努力しなければならない。 彼女の親友から聞いたところによると、その彼女が付き合っている白人男は「フェース・ファック」という行為をするのが大好きらしい。「そんなに変なことじゃないわよ。東洋男とオーラル・セックスするよりずっといいわよ。彼が私の頭を両手で押さえて、大きなおちんちんを口に入れて、あそこにするのと同じように、ぐいぐい出し入れするだけ」 今この淫乱女は、お気に入りのバイブを使ってディープスロートの練習をしている。東洋男のことを思い出さないで済むだけの大きさのは、このバイブしかなかった。今度、白人男性と出会った時、こうしようとこの女は思ってる。ちゃんと淫乱に振舞って、ちゃんと従属的に振舞ったら、もしかして、その人は自分のことをセックス専用女としてキープしておきたいと思ってくれるかもしれないと。これまで出会った3人は、家に連れてきてセックスしたけど、その後、全然、電話もよこさなかった。そんなふうにはならないかもしれない。男に口をぐいぐい突かれて、チビの淫乱中国女と呼ばれる。そんなことを想像しながら、この女は股間を濡らしているのである。 *****  彼女が最後にアジア人のペニスを見た時の心的反応:「マジなの? これがそれ? この人、これをあたしに入れようとしてるの? この人の気分を害しちゃ悪いから、感じてるフリをしなくちゃいけないのかしら? そんなくらいなら、自分の指をあたしの狭いあそこに入れてる方がずっといいわよ。んもうー! おちんちんが小さい男は首に何か印か何かをぶら下げてくれないかしら? そうしたら、デートを続けたりしなくても済むのに。友だちがあたしのこと、まーだアジア男と付き合ってるの? ってバカにしてたけど、彼女たちの方が正しいのかもしれないわ。」 彼女が初めて白人男のペニスを見た時の心的反応:「まあ、素敵! あの大きくて美しいおちんちん。それを見るといっそう彼が素敵に見える。ああん、早くそれを使って、あたしの狭いあそこを広げてほしいわ。もう待ちきれない。彼に使われた後でも、あそこ、狭いままなのかしら? ああ、そんなのどうでもいい。もうそろそろ、あたしも本物の男に身体を使われてもいい頃よね。彼のオンナであり続けるためには、狭いあそこではダメで、そんなからだは諦めなければならないというなら、広がっちゃっても全然構わないわ。そうなっても構わないだけの価値があることだもの。うふふ。ちょっとあそこが広がるだけで、一生、白人男のおちんちんを与えてもらえるオンナでいられると保障されるなら、こんないいことないわよ。でも、あたし、この人みたいな本物の男とデートするのに慣れていないから、大丈夫かしら? でもきっとそうだわ。あたしみたいな小さなセックス玩具のアジア女は、彼に関心を向け続けてもらうためには、エッチで淫らで従属的であり続ける必要があるの。最初のデートで処女のアナルを捧げたら、充分、淫らだって言えるかしら? それとも、彼にお尻を犯してもらいながら、頼むべきかな? あたしのこと、吊り目女って罵ってって」 *****  彼女の両親は、彼女に医師になってほしいと思っていた。だが、彼女は、権威のある人物は自分の柄じゃないと知っていた。医者になる代わり、彼女は、できる限り最もセクシーで、頭が軽そうなセックス玩具の女になる道を選んだのだった。聡明な東洋女は多い。だが、東洋女の全員が聡明だというわけではないのである。彼女にとって運が良いことに、男性を性的に満足させることは、そんなに小難しいことではない。というわけで、このおつむが空っぽのエロ女は、自分より賢い姉たちに同意している。「イヒヒッ! 白人男のおちんちんが最高よね! 小さかった頃は、東洋人の男にエッチとかさせたけど、今は、あたしも、他の東洋人の女の子たちと同じで、そんなことからは卒業したわ。東洋男と付き合っても、あたし、女になった気分にも、淫乱な気分にも絶対になれないんだもの。だから、これからは、いつも白人男のセックス玩具になるつもり!! イヒヒヒヒッ!」 *****  「個人的に、あたしは白人男性としか付き合わない。白人男を知った後だと、東洋男なんて女っぽいチビ子供にしか見えなくなるもの。あたしはレズじゃないわ。自分がちゃんとオンナだって感じさせてくれるような本物の男が欲しいの。東洋男と付き合ってる東洋女がしてることって、結局、足りないもので我慢してるだけじゃないかしら。あたしは、強い男が欲しいの。あたしのことを尊敬してくれるけど、ベッドでは安いエロ女のように扱ってくれるようなオトコ。ベッドに入った後、思わず笑っちゃうような、貧相な男がいるじゃない? ああいうのはダメ。あたしが必要なのは、ちゃんとオーガズムを与えてくれるオトコ。本物のオトコ。つまりは、白人男性ということよ!」 *****  お前は、再び、この女の引き締まった小さな尻を叩く。その衝撃で女の髪が再び振り乱れた。叩く力は次第に強くなり、耐えがたいほどの痛みを女に与える。特にこの10回ほどのスパンキングでは、毎回、叩くたびに女は叫び声をあげていた。 「お前から、ヤッテと懇願するまではハメてやらねえからな。しかも、ちゃんとそれらしく懇願しねえとダメだ。いいか、吊り目オンナ」 「でも、私はアメリカで生まれたのよ……そんなのって、屈辱的なのに……」 お前は再び女を叩いた。叩かれた部分がすっかり赤くなっている。女は哀れにめそめそ泣き出す。だが、ようやく気持ちを固め、女は言った。 「ああ、大きくて逞しいアメリカ人さま。お願いですから、私の小さなアジアおまんこをやっていただけますか? たっぷりと?」 「よかろう、吊り目オンナ。だが、ダメだ。それはやらねえ。代わりにお前のアナルをやってやろう」 お前が女の下着を降ろし始めると、女は再びめそめそ泣きだした……。
その息子の顔をゴーサインと取って、あたしはお口を開けて、息子のおちんちんの頭のところをお口の中に入れた。両手でしっかり息子の腰を押さえて。 始めるまでは嫌々だったけど、いったんお口に入れて、むすこのおちんちんを味わい始めたら、すぐに嬉しさに変わっていた。 うーん……太い棒があたしの唇の中に押し入ってくる。他の女の味がついていて、チリチリする感じ。これも美味しいし、ちょっと変態的でセクシーだわ! もっとお口を広げて、できるだけ奥に飲みこんだ。上下の唇で優しくお肉を包みこむ。 そして強く吸ってみた。息子に、ママがこの若々しくて力強いおちんちんが大好きだってことを伝えたい! 「ああ、ママ! すごいよ」 できるだけ強く吸うと、息子が喘ぎ声をあげた。 「ママ、これ好きなの? この味、好きなの?」 頭上から息子のかすれ声がした。 何てことを訊くの? とあたしは驚いた顔をして息子を見上げた。でも、この固いおちんちんをお口から出す気になれない。その時は、息子があたしのことをどう思おうと、気にならなくなっていた。 「んむむんん……ええ、そうよ…… ママ、これが大好きなの」 とさらに強く吸う。 「ママ、すごくエッチだよ」 そうしてたらすぐに、息子のおちんちんの先からお汁が出てきて、いつもの息子の味に変わった。それをきれいに舐め取りながら、今度はゆっくり、長く、根元から先までを擦り上げるようにしてお口を動かし始めた。こうするのはあたしの欲望から? それとも、こんな行為をしていると思うと頭が麻痺してしまうから? どっちだか分かんない! 頭の中が朦朧としていたけど、でも、ひとつだけはっきりしていた。あたしはこれをするのが好きだということ。息子が大好き。……息子の大きなおちんちんが大好き。息子のおちんちんの味も大好き。たとえジーナのあそこの味がついていたとしても! トミー? あなたのことお世話できなくて、ママ、寂しかったのよ! ずっとあなたのおちんちんのお世話をしたくて、寂しかったんだから! 再び、息子のおちんちんを深飲みした。喉の奥に他のものが入ってくる、あの窒息しそうな、咽そうな感じになる。でも、その感じを抑えて、さらに深く飲みこんだ。お鼻が息子の恥骨に触れるまで。 ああ、すごい! あたし、息子の大きなおちんちんを全部飲みこんでるわ!……全部、根元まで入れている! この感覚、たまらない! ああ、声をあげたいわ! 息子が喜ぶように、イヤラシイ淫らな喘ぎ声をあげたいの! でも、お口がふさがってて、できないの! できることは、喉のところを動かすことだけ。そうすると、あたしがもたらしてる快感に息子の方が声をあげてくれる。 でも、息がつまってて、もうこれ以上できなくなったあたしはいったん、頭を引いた。息子の太くて固いおちんちんが喉の奥からヌルヌルと出てくる。とうとう、お口から最後まで出すと、あたしのお口と息子のおちんちんの先端が、紐みたいになった唾液でつながっていた。あたしは急いで深く息を吸った。そうして、再び、息子に攻撃を開始する。今度は目を閉じて、深く、強く吸った。ちょっと速いペースで出し入れする。 両手で息子の腰を抑えたままで、出し入れを続けた。だって、息子に、あたしのお口におちんちんが出たり入ったりするのをちゃんと見ていてほしかったから。あたしは、自分の中にこういうダークな側面があるのを知っている。時々、どうしても自分でコントロールできなくなる欲望。何かと言うと、あたしが何かイヤラシイこと……何か淫乱っぽいことをしているのを他の人に見られたいという欲望。人に見られてると思うと、すごく快感が募ってきてしまうの。 いったん息子のおちんちんをお口から出して、今度は、おちんちんを手でしごきながら、タマタマの方をお口に含んで吸った。それから、またお口に入れていく。 「ママ! 僕、もういきそうだよ、ママ! ああ、ああッ! いくよ!」 息子が喘いだ。お口の中、息子のおちんちんが前よりも大きくなるのを感じた。 あたしはおちんちんをお口から出して、頭を後ろに倒した。髪にかかるといけないから。おちんちんの前、お口を大きく開けて、息子を見上げた。こんな格好になってるママを、息子に見ていてほしいから! おちんちんをしごきながら、発射されるのを待った。飢えた淫乱女みたいに! 息子が快感で顔を歪ませている。 「ああ、あああっ、くっ! ……ああぁぁぁっ!」 息子があたしを見ながら、唸っている……あたしの大きく開けたお口を見ている! 最初の一撃が飛んできて、あたしの喉の奥に当たった。あたしは息子の顔を見つめたまま、お口も開けたままで、飲みこんだ。2発目も同じところに当たって、さらにもう1発も飛んできた! あたしはじっとしたまま、息子に撃ち出されるままになっていた。でも、内心では、叫び声をあげたかったの! 息子の出したものを飲むことができて嬉しいと叫びたかった。息子は昨日の夜、ジーナとしたばかり。それなのに、ママのためにこんなにたくさん出してくれてる! ビックリしてしまった。すぐにお口の中はいっぱいになってしまって、溢れてしまうかもと心配になった。でも、ようやく息子も射精が終わって、目を興奮でギラギラさせながらあたしを見ていた。 あたしは息子の顔を見上げながら、お口を閉じて、ごくりと飲み込んだ。息子はそんなあたしを見て、呆れた感じで頭を左右に振っていた。……自分の母親が息子の精液を飲み下す光景なんだもの、呆れるのも分かる。 粘っこい精液が喉を下って行くのを感じ、ひとりでに背筋がゾクゾクっとして、からだが震えた。 飲み下した後、愛しそうにして、また息子のおちんちんをお口に入れた。そうして柔らかくなっていくおちんちんに残ってる滴を全部、吸い取った。 ちょうどその時、玄関のチャイムが鳴った。 あたしはビックリして立ち上がり、息子も慌ててショートパンツを上げた。あたしたちふたりとも、まるで親にエッチなことをしてるのを見つかった10代の子供のようになっていた。立ち上がって、息子を見た。いったい誰かしら? 「僕が出るよ」 と息子は囁き、玄関の方に行った。 あたしは震えながら立っていた。まだお口の中に、息子のおちんちんの味がする。ちょっとしたら、息子がキッチンに戻ってきた。ジーナが一緒だった。 「こんにちは、ケイト」 ジーナはあたしを名前で呼んだ。前だったら、不適切な呼び方だと注意するところだけど、あのジーナの家で起きたことの後では、その方が自然のように思える。 「おはよう、ジーナ」 と平静を装いながら答えた。
出所http://www.imagefap.com/pictures/3142605/The-Omar-Bell-Universe-When-Did-You-Know%3F  気づいたのは、いつ? *****  今から振り返ってみると、白人男性が、男らしいと言える存在だったなど思い出すことも難しい。だが、彼らが男性だったのは、それほど昔のことではないのである。たいていの人は自分がボイであることを完全に受け入れてきている。それは正しいことと言える……何だかんだ言っても、彼らはボイに他ならないのであるから。いろいろあれど、知る限り、彼らは今後もボイでいることになるのであるから。 変化は一晩で起きたように思えた。何が起きてるか誰もが理解できぬうちに、まさしく知らぬ間に、彼らは逞しい男性から、小柄で女性的なボイに変身していったから。とは言え、ある特定の瞬間を指摘できる女性も多い。世界が、そして白人男性がどんなふうになるか、その現実に目を開くきっかけになった、ある特別の出来事のことを指摘できる女性が多数いるのである。 そこで私たちは考えた。社会の様々な女性たちに、その時がどんな瞬間だったかを思い出してもらうのはどうだろうか、と。彼女たちが愛した男性は姿を消し、代わりにボイが出現したと気づいた瞬間のことを語ってもらうのはどうだろうか、と。その話は非常に興味深いし、良い情報にもなると思うからである。 続く話しは、そんな女性たちの話である。 *****  あなたが、彼が元気なボイになってるのに気づいたのは、いつ頃? 「何が起きてるか、知っていたのは確かです。ふたりで話しあったこともありました」とニコルは語った。「でも、彼はダブダブの服を着ていたし、それに……でも、まあ、たぶん、事実の否認の心理だったのだと思うわ」 「でも、とうとう、私、彼にどんなふうに変わったのかカラダを見せてって説得したんです……」 「彼、とってもキュートだった! あの小さなおちんちんに小柄なカラダ。もう二度と男性に間違われることなどあり得ないと思いました。あの時が私が知った時だと思います」 *****  彼があなたのパンティを履き始めた時が、その時? 「確か、あたしから頼んだんじゃないかしら」 とジェーンは言ってます。「ポールに、彼の下着はサイズが合わないんだから、あたしの持ってるのを着るべきと言ったんです。彼、嫌がったんですが、結局、諦めて、あたしの下着を履いたんです。その時、彼の姿を見て、あたしビックリして開いた口がふさがらなくなったんですよ。だって、彼のお尻、あたしのお尻よりも素敵に見えたんですもの! 彼が以前の彼ではないと分かったのは、その時でしたね」 *****  おふたりが、もはや、男性と女性という関係でのセックスはできないと分かった時が、その時でしたか? 「本当にいろんなことを試したんです」とアンバーは悲しそうに言った。「でも、どれも上手くいかなかった。どんな体位もしてみたんですよ。言ってみて、全部、試した体位だから! でもジェイクはとても小さくって……勃起してても2センチ足らずなの。最後には、一種、ハサミ合わせみたいな体位をしていたわ。レズビアンのカップルが互いに擦り合うような体位。もう彼にはできないんだわと思ったのはあの時だったわね。もう……私を貫くことはできないんだって」 *****  彼が伝統的には女性がする仕事に就いた時、その時が、それでしたか? 「ライアンはずっととても……男っぽい人だったわ。彼のどこをとっても、男オトコと叫んでいるような感じだった」とエリンは言っている。「もっと男っぽい仕事を挙げるなら、彼、建築現場の労働者もしてたもの……」 「でもグレートチェンジの後は、そんな仕事はできなくなってしまった。少なくとも、前みたいに上手にはできなくなってしまった。それからすぐだったわね、彼が他の仕事を探すように勧められたのは」 「彼が秘書の仕事に就いた最初の日のことを、昨日のことのように思い出すわ。とてもキュートな可愛い服を着て、ハイヒールとストッキングとミニスカートで決めていたわ。彼がめかしこむのを見た瞬間、私のオトコはどっかに行っちゃったって分かったわ」 *****  あなたが持っていないモノを彼が必要としてる、それを知った時が、その時でしたか? 「見るよりもずっと前に声は聞いていたのよ」とスザンヌは打ち明けた。「あの喘ぎ声は、聞き間違えようがなかったわ。最初、私は彼が浮気をしてるんじゃないかって思ったの。誰か他の女とやってるんじゃないかって。でも、私、その時まで、どうして彼の声が変わったことに気づかなかったんだろう。今も分からないわ」 「バスルームのドアを開けたら、そこに彼がいたのよ。前屈みになって、何か大人のオモチャみたいなのをお尻に入れていたの。彼がボイになったを知ったのは、あの時ね。あの時こそ、彼には私が持っていないモノが必要なんだと、気づいたんだと思うわ」 *****  彼が、男というより、あなたに近いと悟った時が、その時でしたか? 「私たちずっと前からかなり進歩的な夫婦だったの」とケイトは言っている。「新しいことを進んで試そうとする夫婦。だからボイたちは新しくあそこが敏感になったと聞いてから、間もなく、私たちも試したわ。私、ストラップ・オンを買ってきて、ふたりでやってみたの。彼、絶頂に達して、あの甲高い声で叫んだの……ホント、女のようないき方をしたのよ。あの時だったわね、私たち、もはや男とその妻の関係ではなくなったと分かったのは……もう永遠に、何か他の関係になったと思ったわ。
 どうしても、これを聞くのをやめられない! 僕は寝室にICレコーダをスイッチを入れたまま置き忘れたのだが、後になって、コトの全貌を知ることになったのだ。聞いてみたら、妻が誰かと情熱のこもったセックスをしている音が入っていたのだ。騒々しいほど声をあげていた。それに、あの妻が言った言葉の数々! 「ああ、気持ちいい…」とか、「すごく大きなおちんちん」とか、「やっぱり黒人男が大好きなの」とか、「あなたの方が主人なんかよりずっと上手よ」とか! 男はあまり言葉を言わなかった。言葉を言うより、妻にズンズン打ち込む方に夢中だったのだろう。激しい性的攻撃で妻を悶えさせ、悲鳴をあげさせることの方が良かったのだろう。男の言葉がはっきり聞こえたのは一度だけで、男が「いきそうだ!」と言った時。それを受けて、妻は、中に出してと叫んでいた。そして男が吠えた! まさにケダモノが獲物を捕まえた時のような吠え声。そして妻の最後のオーガズムに達する声も聞こえた。ふたりが僕たちのベッドに上がってから、妻がいったい何回、絶頂に達したのか、僕は数えるのをやめてしまった。今は、これを聞いてばっかりいる。妻が何度も何度も男に貪られ、犯されるのを想像しながら。ペニスをすりむけそうになるまで擦りながら……。 ビデオカメラをセットしたら、どんな光景が見られるだろう。そんなことを考えている。 *****  あ、ねえ……あなた? ちょっとだけ……ちょっとだけ家を出ていってくれない? あなたのお友達とちょっとしたいの……言わなくても分かるでしょう? もっとお知り合いになること。ええ、帰ってきてもいい頃になったら、メールで教えるから……。 *****  ねえ? あなた、あれ、望んでないって言うわよね?……でも、どうなの? あなたがあたしの中に入ってきたら、あたし、やってみたいって言うの…… そうすると、あなたのおちんちん、だんだん固くなってくるのを感じるのよ。今みたいに! それから、あたし、もうやっちゃったってフリするの。そうすると、あなた、もっと情熱的に、もっと力強くなって、まるで、あたしの想像上のオトコからあたしを奪い返そうとしてるみたいに変わるんじゃない? いいの、そういう方が、あたし好きだから! あなたがあたしを奪おうと、もう一度、自分のモノにしようとするのを感じるの大好きなのよ! ねえ、大事なことよ! もう、自分で認めてもいいんじゃない? あなた、あたしに、アレ、してほしいんじゃないの? あたしが他のオトコとセックスしたがってるのは知ってるでしょ? あたしがやりたいというわけじゃないの。あたしは、あなたの中にあの独占欲が強い悪魔を呼び出したいだけ。そのためにやりたいのよ。さあ、言いなさい! そうしたら、あたし、やるから! 考えてみて? 他のオトコが大きくて精液充満で膨らんだおちんちんをあたしの奥に押し込んでくるの。あなたにはできないほどあたしの奥に入れてくるのよ。その間、あたしは、あなたのことだけを考えている。これがあなたをどう変えるか? あなたがどんな感情を抱くか? ほら、あたしの中に入ってるあなたのおちんちん、また一回り大きくなった! 感じるわよ! さあ、言いなさい! そうして、あたしたちの夢を現実にするの……。 *****  ジャスティンが、この可愛いランジェリをあたしに買ってくれたわ。 今すぐ、これを着て彼のためにモデルとなって見せるつもり。 彼、あなたは、ここにいなきゃダメって言ってたわ。あたしたちのことを思いながらシコシコしていろって。 でも、あたしは意地悪はしないわ。こっちに来て、ちょっとだけ、あたしを抱きしめてもいいわよ。あたしの滑らかな肌やレースのパンティに、そのちっちゃなおちんちんを擦りつけさせてもいいわ。 でも、ちょっとだけね。ほんの数秒だけ。ジャスティンはずっと長くあたしのカラダを使うでしょうけど。 *****  ねえ、あなた? あたし、彼とエッチしたいの! 彼、職場で、ずっとあたしにちょっかい出して、カラダを擦りつけてきたり、触ってきたり、焦らしてきたりしてるのよ! さらに悪いことに、あたしも、興奮しちゃって、彼を触り返したりしているの! ズボンの上からおちんちんを触るんだけど、ものすごく大きいのよ! あなたのより、ずっと大きくて、太いの。あたしが触ると、いつも彼、勃起してるから、彼があたしのこと欲しがってるのが分かるわ。彼、あたしが人妻だってこと気にしていないみたい。むしろ、人妻だから興奮しているみたいだわ。あなたからあたしを奪って、あたしのカラダをセックスのために使うというところに萌えてるみたい。これも知ってて? あたしとしては、彼に中出しさせるつもり。彼の精子で妊娠しても平気ということ! でもね、あなた? あたしあなたの許可が欲しいの。彼とエッチしてもOKだって分かっていたいの。彼にいろんなことをさせてもOKだって、あたしがあなたにしないようなことを、彼にしてあげてもOKだって、その許可がほしいのよ。あたしがあなたよりずっと上手な男とエッチしてきても、あなた、あたしのこと欲しがってくれる? あたしのお腹が彼のあかちゃんで膨らんでも、あたしと別れずにいてくれる? 寝取られ夫になってくれる? いま、あなたのおちんちんを触ってるけど、ヒクヒクしてるわよ? こんなに固くなったの初めてじゃない? ねえ、ちゃんと言って! あなたは、彼にあたしとセックスしてほしいと思ってるって言って! 寝取られ夫になりたいと言って! その言葉を言ってくれたら、お口の中に出してもいいから……。
翌朝、テレンスとマークとジェニーがそろってテーブルで朝食を食べていた時だった。テレンスが言った。 「昨日の夜は、おふたりとも楽しんでいたようだね。悪いけど、どうしても聞こえてきてしまって」 マークは顔を赤らめ、ジェニーは「ノーコメント」とだけ言った。テレンスはアハハと笑って続けた。 「さてと、もう仕事に行かなくちゃ。今日は、早めに職場に行って、解雇されそうになってる男に活を入れてやらなければいけないんだ。確か、ビリーと言ったな、彼の名前は。とにかく、じゃあ、また後で」 テレンスが出て行った後、ジェニーがマークに言った。 「昨日の夜はちょっとしたものだったわね?」 「ああ、そうだね」 「ちょっとあなたに見せたいものがあるんだけど?」 「仕事に行く準備はいいの?」 「今日はいいの。今日は休むって電話入れたから」とジェニーは立ち上がり、部屋から出ていった。 マークは、ジェニーの後ろをついていくと、ジェニーは寝室に入った。ジェニーはノートパソコンを持って、ベッドの上に座った。 「こっちに来て」 マークもベッドに上がり、彼女の隣に座り、パソコンの画面を覗きこんだ。そこには、ある記事が出ていた。「どのボイも知っておくべきいくつかのこと」という題名で、イボンヌ・ハリスという女性が書いた記事だった。 「何、これ?」 とマーク。 「いいから、読んでみて」 その記事は次の内容だった。 何ヶ月か前、オマール・ベル博士は大気に生物エージェントを放出しました。そして、それにより、この2ヶ月ほどの間に、我々の世界から、白人男性という概念が、事実上、消失する結果になりました。いかにもアメリカ人的な逞しい白人男性が消え、その代わりに、(大半は165センチにも満たない)小柄で、少年と女性の中間のような存在が現れたのです。ですが、そのこと自体は別に言うまでもないことでしょう。あなたがこの記事を読んでるとすれば、あなた自身がその変化を体験しているはずだから。この記事の目的は、適切な情報を提供することにあります。世間には、いまだに、男性のように振舞おうと必死で足掻いている白人男性がいます。白人男性とは呼ばずに、以降、ボイと呼ぶことにしましょう。あなたが今だ男性のように振舞おうとしているなら、率直に言って、それは間違いです。あなたは、男性ではないのです。あなたはボイなのです。ちょっと脱線してしまいましたね。この記事では、2、3の主要な問題を扱います。態度、セックス(いやらしいけど!)、それに服装です。それでは早速、論じていきましょう!
今述べたとおり、私が触れる最初の問題は、態度についてです。どういうことだ? と思うかもしれません。まあ、態度という言葉は、どういうふうに振舞うかを、ちょっと堅苦しく言った言葉ではありますが、振舞いにはいろいろな側面があるのです。たたずむ時の姿勢から歩き方まで、すべてを含みます。あなたがたボイがこれまでと違ったふうに振舞うようにしなければならないというのは、奇妙に思われるかもしれません。ですが、率直に言って、あなた方は、男性のように振舞おうとすると、非常にマヌケに見えてしまうのです。例えば、10代の女の子が、その父親のように振舞うことを想像してみてください。どう見ても、変でしょう? それと同じです。ボイが男性のように大股で歩くのは、非常に奇妙にしか見えないのです。
別にあなた方を否定しているわけではありません。ボイは、まさに男性と異なるので、異なった振舞いをすべきだということなのです。この点は、いくら強調してもしすぎることはありません。あなた方ボイのために、いくつか提案をいたしましょう。まず第一に、背中を少し反らすようにすること。そうすると、皆さんのお尻がとても愛しく見えるようになります。第二に、ちょっと腰を左右に振るよう、心がけること。男性はそういう歩き方が好きなのです(この点については、後でもっと述べることにします)。第三に、怖気づくことなく、エアロビクスをすること。皆さんは、常にプロポーションに気を遣う必要があります。太ったボイは、孤独なボイになってしまいます。個人的には、ストリッパー風のエアロビを勧めますが、どんなエアロビでもよいでしょう。以上の3点を述べましたが、最も重要なコツは、女性を観察し、その真似をすること! これにつきます。皆さんは、思っているよりずっと、女性に近い存在になっています(つけ加えれば、性的に何を求めるかも、女性と似てきてるのでは? これも後述します)。そして、女性は皆さんより、ずっと前からこれをしているのです。ですから、ボイの皆さん! 私たち女性を観察し、そして学びとってください!
ふたつ目の話題は服装についてです。大半の皆さんはおそらく、もう気づいているはずです。持っている服がどれも、全然、身体に合わなくなっていることに(もともと、女性的な体つきだった人は別ですが)。そういうわけで、皆さんは、衣服類をすべて買い直す必要があります。たいていのデパートは、ボイの客層を直接狙ったセクションをオープンさせています。ですから、手始めに、そこに行って買い物をするのが良いでしょう。でも、もし経済的に苦しい場合は、恐がらずに、皆さんの身体のサイズに近い、ガールフレンドや奥様、それに姉妹から借りるのもよいでしょう。
でも、いくつか注意事項があります。下着から話しを始めましょう。ボイはパンティを履くこと。そうです。ブリーフはダメ。トランクスもダメ。パンティです。皆さんの体つきが、パンティを履くよう命じているようなものです。パンティを好むようになること。私自身、新しいセクシーなパンティを履くのが大好きです。そういうパンティを履くと、自分に自信がみなぎります! ボイの中には、ご自身の女性性を完全に受け入れ、ブラジャーをつけ始めた人もいます。そのようなボイの方々の順応性には拍手をしますが、個人的な意見を述べさせていただけれな、ボイはブラジャーはつけるべきではないと思います。なんだかんだ言っても、ボイには乳房がないのですから(今のところは! あの狂ったベル博士が何をしたか、誰にもわかりません)。皆さんは女ではないのです。皆さんはボイなのです。ボイには乳房はありません。ですからブラジャーも必要ないのです。
アウターに関しては、基本的に女性が着るような服なら何を着ても適切です。スカートでもジーンズでも、ブラウスでもドレスでも、何でも。良さそうだなと思った服なら、着てみるべきです。ただ、注意してください。紳士服を着ると、変に見えるということ(身体のサイズにあっているのを見つけたとしてもです)。皆さんは決して男性にはなれないのです。婦人服売り場かボイ服売り場(あるいは子供服売り場)、そのいずれかに限定してください。
最後に、セックスについてちょっとお話しします。もし、気分を害されると思ったら、すぐに読むのをやめてください。
よろしいですか? まだ読んでくれてますか? よろしい、では始めます。ボイの皆さんは、性器の部分の大きさが欠けてきたことにお気づきのことでしょう。その部分の大きさに、恥ずかしい思いをなさってる方がたくさんいるかもしれません。ですが、恥ずかしいと思わないこと! ボイが小さなペニスを持っていることは、完全に自然なことなのです。最近の研究によると、平均的な白人男性のペニスは、勃起していない時には、3センチ程度であると示されています。しかも、もっと小さいことも珍しくないということです(実際、私の夫は2センチほどで、これ以上ないほど、キュートなんですよ)。ですから、ボイの皆さん、心配なさらずに! ペニスの大きさなど、これからはさほど重要なことではないのです。その理由をお話ししましょう。
皆さんは、アヌスが前よりかなり敏感になっていることにお気づきかもしれません。皆さんの身体の設計によって、そうなっているのです。その部分を、新しい性器と考えてください。女性にはバギナがあり、男性にはペニスがあります。そしてボイにはアヌスがあるのです。その部分を試すのを恐れないように。ちょっと肝試しにトライしてみると思ってください。彼女のバイブレータを借りてみるのが良いでしょうし(頼みやすいと思うなら、姉妹のバイブでもよいでしょう)。そして街に出かけてみるのです。すぐに、「天国に登る」ような気持ちになれると分かるでしょう(これは夫の言葉です)。
さて、皆さんの人生で最大の変化となることに話しを向けます。多分、もうすでに察しがついているかもしれませんが、そうです、ボイは男性と一緒になるべき存在だということです。その背後にある科学はいたって単純なことです。ボイは女性とほぼ同一のフェロモンを分泌するということです。研究では、ボイは男性のフェロモンに晒されると、女性と同じ反応を示すことが明らかにされました。それが意味することは何か? ボイの皆さん、ごめんなさい。でも、皆さんは、今や男性に惹かれるようになっているのです。しかも、男性も皆さんに惹かれるようになっています。男性に惹かれてしまう衝動に抵抗したかったら、抵抗なさってもかまいませんが、その衝動は自然なことなのです。この事実と、男性が皆さんを喜ばせる道具を持っている事実とを兼ね合わせれば、どうして、ベル博士があの物質を世界中に放出して以来、男性とボイのカップルが400%も増えたか、その理由が分かるでしょう。
ホモではなくヘテロなのに、どうして男性と一緒になることになるのか、このことを受け入れようとしないボイがたくさんいます。そういうボイは、基本的に、自分の妻やガールフレンドとレズビアンの関係になっていることを意味します。あるいは少なくとも、現実面でレズビアンになろうとしていると。女性の大半は男性と結婚します(あるいは男性と付き合う)。それを念頭に置きつつ、皆さんには、近くのアダルトショップに行って、何か……何か、貫くタイプのモノを見てみるとよいでしょう。それを見ているうちに、衝動が湧いてくるはずです。ですから、ご自分を満足させられそうなモノを手に取るのが一番です。
これを読んでる皆さんの中には、まだ、否定的に思ってる方がたくさんいるとは思います。ちょっと厳しい療法をする時かもしれません。いいですか? 鏡を見てください。何が見えますか? その姿は男性と言えますか? 決して言えないでしょう。女性と言えますか? それも違うでしょう。鏡の中、あなたを見つめているのはボイなのです。ボイはボイらしい人生を進むべきなのですよ。
精神科のカウンセリングを受ける必要があると思うかもしれません。それもいいでしょう。政府は、そういう皆さんのために国中にカウンセリング・センターを設置しました。そこに行ってください。そうして、新しい自分を受け入れるのです。この記事がお役に立てればを思っています。ありがとう。来週は、どんなパンティを選ぶと、どういうボイなのかが分かる、そういうお話をいたします。では、また来週。* マークは2回読み直し、そして顔をあげ、ジェニーを見た。ふたりは黙ったまま、抱き合った。ジェニーは小さな身体のマークを両腕で包み込むようにして抱いた。 しばらく経ち、マークは顔をあげた。「これからどうしよう?」 「あなたが何をしたいかによるわ。あなたが望まないことは、一切しなくていいのよ」 マークはちょっと考えこみ、そして言った。 「この記事。これの日付は2週間前だ。君はいつ読んだの?」 「その記事が出た日に」 「そういうわけで、あの服を」 「あれは婦人用の服。あなたに買った新しい下着は、男性からボイへの移行が潤滑に行われるように作られたパンティみたいね」 マークはジェニーを見つめた。何か考えごとに囚われたまま、ぼんやりとジェニーの顔を見つめていた。 「分からないけど……何もかもとても……とても変なんだ。自分が変わったのは知っている。僕も盲目じゃないから。でも、このことがどんな結果につながるか、真剣には考えてこなかった」 と彼はそこで沈黙し、そして続けた。「いや、まだダメだ。ちょっと自分で考えてみる必要があると思う。明日までには、ちゃんと気持ちを整理するよ」 ジェニーはにっこり微笑み、彼を優しく抱いた。
エマが割り込んだ。「パパ? テレパシーを使っていない時があると思う?」 アンドリューは警告を与える感じでエマを睨みつけた。「いいかげんにしなさい、エミー! 少なくとも君とエレはサーカスの変人のような話し方はしないだろ?」 エレが言った。「私たちは」 エマが「しないわよ」 エレが「だって」 「私の」とエマ。 「妹は」とエレ。 「とても」とエマ。 「むかつく」とエレ。 「んだもの」とエマ。 アンドリューは諦めた顔になった。「もうやめてくれ。いいね?」 この頃には、奥さんたちが料理を出していた。とても美味しそうな料理でもてなされて、私は驚いてしまった。美しく調理されたラム肉。ミディアム・レアで、何らかのソースがかけられている。お肉の横には、私には分からない何かの野菜とちょっとマフィンっぽいものが添えられていた。それも私には何だか分からなかった。でも、とても綺麗に盛りつけられている。 アンドリューは、怪訝な顔をした私の表情を読みとったらしい。「これはフィールド・ピーです。赤エンドウマメですね。それとトウモロコシを揚げたもの。これはラム肉の南部風に揚げた料理と言っていいでしょう。郷に入れば郷に従えという感じで……」 私は、怪訝な顔をして申し訳ないという感じで微笑んだ。 「これ、絶対、美味しいでしょうね」 実際はこの言葉とはちょっと違う印象を持っていた。本当に美味しそうということ。どの料理も本当に素敵だった。 食べ始めると、エマが私に身体を傾け、質問した。 「ギャモンさん? 誰か決まった彼氏はいるの?」 ちょっと、子供にしてはおませな質問だわねと思ったけど、正直に答えた。 「いいえ、今は何人かの彼氏と掛け持ちよ」 するとエマはさらに私に顔を寄せ、耳元に囁きかけた。「女の人ともつきあってるんでしょ?」 私は思わずフォークを落としてしまった。すごいショック! アンドリューも驚いたとまでは言えないけれど、私が驚いたことに気づいた。 「エミー! 好きなことをしていいが、ここではダメ!」 「オーケー、ボス!」 とエマは答えた。その時の彼女は、本当に、無邪気さを絵に描いたような顔をしていた。
アーチーは、レイプした後も、ロリイ・ロジャーズの様子を遠くから監視していたが、ある日、空港でロリイが、他のエアラインのスチュワーデスとおしゃべりするのを見たのであった。純真そうな愛らしい顔の東洋系の美女! ロリイとその東洋美女が笑っておしゃべりしている様子から、アーチーは、ふたりが古い友人同士であるのを知った。 そして、アーチーはカメラに望遠レンズをつけ、彼の次の標的に焦点を合わせ、その時に撮影した写真を、彼はロリイにメールで送ったのである。そうすることによって、彼はロリイに、またも親友を裏切らせ、今だ何も知らない獲物についての重要な情報を提供させたのであった。 ロリイのメールにあった住所を手に、アーチーは早速、あの日系美女が住んでいる地域の偵察に出かけた。望むらくは、あの女が出かけ、そして帰ってくるパターンが分かり、彼女のスケジュールの一端がつかめれば最高だと。 女の住んでるアパートは、長屋形式のタウンハウスだった。アーチーは、まずは、標的の様子を監視でき、同時に近所に住む者たちから疑いの目を向けられないような場所を探した。そこは非常に閑静で、駐車場にもほとんど車が止まっていなかったが、1ブロック先にコーヒーショップがあり、そこからだと、周辺が一望できる。そのコーヒーショップにちょくちょく行くことにしよう。そして、あの美女の家を偵察するのだ。 その最初の偵察の夜。アーチーはタウンハウスの駐車場の向かい側に車を止めて、中から観察していた。すると、1台の車が現れ、クリスティの家の前のスペースに駐車するのが見えた。 「ちくしょう!」 とアーチーは毒づいた。 その車から出てきた男は、まぎれもなく、クリスティが婚約してる忌々しい白人男だと分かる。結婚式を数週間後に控え、男はこのタウンハウスに引っ越しを始めている様子だった。ここがふたりの新婚生活をする愛の巣になるのだろう。 だが、忌々しく思いつつも、アーチーはある邪悪な考えを思いついたのだった。 「ふーむ、どうせスイスに行くとなればカネがかかるし、俺があいつらのハネムーンにお邪魔するのは無理だ。だとしたら、ちょっと早めに俺からの結婚祝いを送ることにしてやるか!」 タウンハウスの監視をやめ、ねぐらに戻ったアーチーはパソコンのスイッチを入れた。メールをチェックし、ロリイ・ロジャーズから「クリスティのフライト・スケジュール」という件名のメールが来ているのを見て微笑んだ。 メールを開けると、実際に、今日のクリスティのスケジュールが書いてあった。今は、東京発のファー・イースタン機に搭乗し、こっちに戻ってくる最中らしい。早速、ファー・イースタンのウェブサイトをチェックし、東京発フライト8便だと分かった。あの可愛い日系スチュワーデスは、朝の9時にここに到着する。 搭乗券がなければ、空港に入ることができない。そこでアーチーは、前もって考えておいた計画に従うことにした。まずは、車で空港の駐車場に入った。そこは、ファー・イースタン航空の乗客が出てくる場所に面している。乗務員は普通、手荷物だけで移動するはずであるから、ファー・イースタンの乗務員も、この近くの出口から出てくるに違いない。アーチーは車から降り、駐車場の2階へと駆けあがった。そこからなら、空港の2か所の出口をどちらも確認することができる。 時計を見ると、すでにクリスティのフライト機が着陸してから15分経っていた。アーチーは目を凝らしてふたつの出口を見続けた。右側の出口から、ファー・イースタンのユニフォームを着た客室乗務員が3人、出てくるのが見えた。だが、その乗務員が通りを横切るのを見たが、その中に美しいクリスティ・タニグチの姿はなかった。とはいえ、国際線のジャンボ機で、ファー・イースタンのマークがついているのは1機だけであり、次の便は1時間半後までない。だから、この3人は絶対、クリスティと同じ飛行機に乗ってきたはずだとアーチーは思った。 その、ちょっとした後、さらに4人の客室乗務員が同じ出口から出てきた。いずれもファー・イースタンのユニフォームを着たスチュワーデスだ。涎れが出るほど可愛いクリスティである。アーチーはすぐに彼女の姿を見つけることができた。と、同時に、ムクムクとペニスが頭をもたげてくるのを感じた。 4人は空港を出て、駐車場に行くため、通りを渡った。そこでクリスティは他の3人に手を振り、そこで別れた。他の3人は別の場所の駐車場に車を止めていたらしい。アーチーは、早速、1階の駐車スペースに向かって、長い階段を駆け降りた。 1階にかけ降りた後は、アーチーは、何気ないフリをして、左に曲がり、ぶらぶらと歩き始めた。そのすぐ前には美しいクリスティの姿があった。こっちへ歩いてくる。 何気なく辺りを見回しながら、アーチーは、内心、近づいてくる美女に襲いかかって、駐車場の中に引っぱりこみたい衝動に駆られた。 ……おいおい、落ちつけ、アーチー! バカなまねはするな! ここじゃダメだ ……………… 人が多すぎる …………………… 警察に通報されるぞ! ペニスをヒクヒクさせながら、彼は、涎れが出そうな獲物の横を通り過ぎた。そして、すれ違った後、振り返り、クリスティの後姿を見た。 ……ちくしょう! 近くから見ると、思っていたよりずっと綺麗じゃねえか……… しかも、すげえ、ウブっぽいところもそそられるぜ! その日の後も、アーチーはタウンハウスの監視を続けた。どうやら、あの白人坊やはまだ引っ越してきてるわけではないようだ。単に、結婚の後に備えて、荷物を運びこんでるだけのようだ。観察して分かったことは、あの男は毎朝、タウンハウスにいくつかずつ荷物を運びこみにやってきて、その後、仕事に行くような服に着替えて出てくるということだった。別の日に男を尾行して分かったことだが、思った通り、あの男は不動産関係の会社に勤めていて、毎日、割と遅めの出勤をしているらしい。
 ティミ―にオナニーしてるところ見つかっちゃった。でも、目を閉じてるあたしが、先週の試合で息子を突き飛ばした彼の姿を思い浮かべてたなんて、息子は知らないでしょうね。 *****  あたしの両親は、森の中に滅多に使わない小屋を持っているの。ここなら、息子が決して家に入れようとしない男の子たちをもてなすのに、最適だわ。 *****  今週、ティミ―はキャンプに出かけている。その間、ティミーの犬を散歩に連れてくのを彼に頼んだ。それって、あたしの間違いだったみたい。ティミ―のことにムカついてる彼だから、代わりにあたしが犬にされちゃった。 *****  ママ? ねえ、ママ、どこにいるの? ビリーから電話が来たんだ。さっきウチに来た時、シャツを置き忘れたって…… なに、それ! ママ! それビリーのだよ! *****  ティミ―と彼の母親が車で空港に向かっていた時、車が故障してしまった。 ティミ―の父親は空港で待たされることになるだろう。幸いなことに、すぐに車が通りかかり、ふたりを拾ってくれた。だが、不幸なことに、ふたりを拾ってくれた車には、学校でティミ―をいじめている不良グループが乗っていた。そのリーダー格の男がチャド。チャドが言うには、「誰も俺の車にタダで乗せるわけにはいかねえな」とのこと。「おっぱいを見せるか、とっとと車から降りるか、どっちかだ」と言う。口論の末、ティミ―の母親は、イヤイヤながら不良たちに胸を見せた。1時間ほど走り、車は、みすぼらしい小さなガソリンスタンドに着いた。ティミ―は不良に命令された。「お前、店に行って、ガソリン代を払ってこい。それに何か食い物も買ってこいよ」 ティミが戻ってくると、車はすでにいなくなっていた。そのティミ―の横をスタンドの店員が通り過ぎた。その男はティミ―の母親の青いパンティを持っていた。「車が走って行った時、あんたのおふくろさん、後ろの座席に乗りこんでいたなあ」と店員が言う。車の窓から、彼女の服が放り投げられていたと。車は空港とは反対方向に走っていった。「すぐ戻ってくるよね?」とティミ―は油ぎったスタンド店員に訊いた。店員は鼻にパンティを当ててクンクンし、笑って立ち去った。 *****  「ビリー? こんなふうにモノ扱いされるのイヤだわ。あたし、カラダだけの女じゃないのよ。ねえ?」 「ああ、ティミ―も、自分の母親が脚をおっぴろげてるのがイヤだと思うぜ。野球のチームで、自分のポジションを盗み取った男によ! いいから、ぐだぐだ文句を言うな!」
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