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ライジング・サン&モーニング・カーム 第11章 (1) 

「ライジング・サン&モーニング・カーム」 第11章 The Rising Sun & The Morning Calm Ch. 11 出所 by vinkb


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これまでのあらすじ


16世紀釜山。地元娘ジウンは日本人ノボルと知り合い、ふたりは結ばれた。しかしジウンはノボルの弟サブローらに強姦され、自害する。反発したノボルは秀吉に不死の刑を科され、狐使いの美女に半人半獣の身にされてしまう。時代は変わり現代のシカゴ。女医アンジェラはノボルと知り合う。ノボルは自分が半人半獣であることを打ち明けた。二人はアンジェラの家に向かうが、ノボルは危険を察知した。サブローがノボルを追っているらしい。ノボルは自分の身体の研究を進めていることを説明した。ノボルはアンジェラのガードとして部下のゲンゾーをつけた。ノボルは過去を思い出す。文禄慶長の役での李舜臣との交流のことや戦時中の日本のことを。うなされるノボルを見て心配したアンジェラに、彼はすべてを語った。


*****



続く2日ほどは何事もなくすぎ、アンジェラはホッとした。アンジェラとゲンゾーは、以前よりは、互いに理解するようになった様子で、ゲンゾーは、前にも増して、周到に気を使い、自分やアンジェラが不必要に他人の注意を惹かぬよう、行動した。

アンジェラに過去を語った後、ノボルも悪夢にうなされて夜中に起きることはなくなった。

そんなある晩、仕事が終わり、アンジェラとノボルはゆったりした気分で夕食を食べ、楽しくおしゃべりしていた時だった。ノボルの携帯電話が呼び出し音を鳴らした。通常の通話とは異なる呼び出し音だった。急に真剣な顔になったノボルを見て、アンジェラは、「どうしたの?」と訊いた。

「ちょっとごめんなさい」 

ノボルはそれだけを言って、書斎部屋入り、ドアを閉めてしまった。

「退屈な時が全然ないわね、ヤン?」 と、アンジェラはテーブルに跳ね登ってきた飼い猫のヤンに問いかけた。「チキンでも食べる?」

ネコは嬉しそうにアンジェラのもてなしを食べ、頭をアンジェラの手に擦りつけた。すると書斎のドアが開き、ノボルが険しい顔をして出てきた。

「ドウシタ[Doshta]?」

ノボルはクローゼットを開け、小さなバッグを出した。「東京に飛ばなくてはいけなくなった。ちょっと緊急な仕事が持ち上がって」

「何が起きたの?」

アンジェラは、急にヤンに膝の上に飛び乗られ、小さく悲鳴を上げた。ネコはもの欲しげに彼女の顔を見つめた。

ノボルはアンジェラに返事をせず、携帯で番号を打ち、相手が出てくるのをイライラしながら待った。相手が出ると、早口の日本語でいくつか命令を発し、それから携帯を閉じて、テーブルの上に置いた。

「うちの会社に投資している人たちが、会社に関して表面化してきた懸念について話し合いたいと言ってきたんです」

アンジェラはヤンを抱っこしながら立ち上がり、ノボルところに近づいた。心配顔だった。「どんな懸念なの? 深刻なこと?」

ノボルは笑ったが、苦々しい笑いだった。「簡単に言ってしまえば、私の弟が、私の人生に嫌なことを起こそうと、やれることを何でもやってるということかな」

「私、その人にこれからも会わなくてもいいといいんだけど」 とアンジェラはヤンを顔に抱き寄せ、その毛に鼻先を擦りつけた。

ノボルは、子猫を抱くアンジェラにちょっと目をやり、「私もそう願いたい」と力なく微笑み、旅行準備を再開した。「あなたは一緒に行けないよね?」

「ごめんなさい。患者さんの診療の予約があって、こんな短期間にキャンセルすることはできないわ」 とすまなそうな顔を見せた。

「ショウガナイナ[Shoganei-nah]。まあ、そうだとは思っていたけど」 とノボルはがっかりした声を出したが、すぐに、今度はアンジェラをなだめるような声に変わった。「これを聞いたら、怒るかもしれないけど、ゲンゾーにここに来てもらうことにしました」

アンジェラはヤンを床に落とした。ヤンは不服そうな鳴き声をあげた。「ノボル、イヤよ!」

「アンジェラ、お願いです!」

ノボルはアンジェラを抱きしめようとしたが、アンジェラはかたくなに拒んだ。

「これはとても重要な会合で、どうしても出席しなければいけないんです。あなたが安全かどうかいつも気にしていたら、会議に集中できなくなってしまう」

嫌々ながらも、ノボルに抱かれながら、アンジェラはすねながら訊いた。「それで、いつ戻ってくるの?」

ノボルは顔を上げ、頭の中で計算した。「少なくとも、月曜までは」

「月曜? 来週までずっと、あのニンジャ・ボーイと一緒なわけ?」

ノボルは、アンジェラがゲンゾーをニンジャ・ボーイと言ったのを聞き、思わず笑ってしまった。笑うことで、アンジェラがさらに腹を立ててしまうことは知っていたものの。

「帰ってきたら、きっと埋め合わせをすると約束するから。それに忘れないで…」と彼はアンジェラの首を掴み、耳を舐めた。「私も、4日間も、あなたとベッドを共にすることができなくなるのです。だから、私もあなたと同じくらい辛いのです」


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淫乱ママ 第10章 (4) 


次の日の朝、あたしはもう一度シャワーを浴びて、すっきりした気分でいつもの家事の仕事を始めた。すぐに息子がキッチンにやってきて、真っ先にコーヒーメーカーのところに進んだ。

息子はいつもの短パンとTシャツ姿。息子があたしのことどう思っているのか、探る気持ちで見ていた。もう何日も息子とはからだの接触をしていない。ジーナと付き合いだしてから、息子はあたしに対する気持ち変わったのかどうか、ちょっと分からなかった。

「ママ? なに作ってるの?」

息子は、キッチンのこっち側に立ってるあたしを見ながら、コーヒーを啜った。すぐに息子の視線があたしのタンクトップへと降りていくのが見えた。ブラをつけていない胸のところへ目をやり、さらに下の腰へと視線が降りていく。下はタイトなパジャマだったから、あたしの腰や脚の線が、息子にははっきり見えてるはず。

「何も? 昨日の夜の映画はどうだった?」 とあたしはくるりと後ろを向いた。息子の視線が今はあたしのお尻に向けられているはず。

ちょっとそわそわしながら息子の返事を待っていた。息子があたしに近づいてくる足音が聞こえた。やっぱり、思った通り! 息子はあたしの後ろにぴったりからだを寄せて立って、あたしの両腕の下に腕を差し込んで胸を触ってきた。息子の手のひらに乳房が包まれる。ああん、気持ちいい……。

「トミー? それって、何か変な映画を見てきたんじゃないの?」 と息子の手のある位置をほのめかして、ふざけて訊いた。

息子はちょっと笑って、あたしの首筋にキスをした。

「そういう映画じゃないよ、ママ」

もう、息子に触られて、首にキスされただけで、あたしのあそこは濡れはじめている。どうしてか分からないけど、首筋は弱いの。そこにキスされるといつも興奮してしまう。

「ジーナは優しくしてくれた?」 と息子に囁いた。

息子はあたしの首筋にキスを続けたまま。片手がタンクトップの中に潜り込んできて、ノーブラの乳房に触れてきた。そして、もう一方の手はパジャマのズボンとパンティの中に滑り込んできて、指先でお豆に触れてくる。そこはすでに興奮して固くなっていた。

「トミー? ママの質問に答えてないわよ」

息子にこんなことをさせているあたし。それを思うといつもすごく興奮してしまう。息子の指はあたしのお豆を優しく擦り続けていた。

「ああ、優しくしてくれたよ。信じて」 と息子はキスをしながら呟いた。

ということは、ジーナはトミーとまたエッチしたのね。息子やジーナのような若いカップルがしょっちゅうエッチするのは普通のこと。それは分かってるつもりだけど、やっぱり、ちょっと焼き餅を感じちゃう。だって、なんだかんだ言ったって、息子にエッチしてもらったのは、あたしでなくて、ジーナなのだから。

あたしはくるりと息子の方に向き直って、息子の青い瞳を覗きこんだ。

「あらそう? それで、ジーナの方が良かった? …ママより?」 そう囁いて。息子の返事をそわそわしながら待った。

息子は何も言わず、ちょっとあたしから離れた。何と答えていいか考えているみたい。あたしも、その時になって、自分が何を言ったか改めて気づいた。あたしって、18歳の女のこと息子を競い合ってるということ? あたしの方がいいって証明できることがあるかしら? 何か誇れるような……?

「ママ、ママとジーナは違うよ。それだけだよ。ジーナは何もかもママとは違うのは本当。だけど、ママよりイイっていうわけじゃないよ。ジーナの匂いとか、味とか……ママにも分かるだろう?」

あたしはからだを強張らせた。ええ確かに。あのお風呂であたしはジーナのあそこを味わった。でも、そんなことを、いま、持ち出さなくてもいいのに! だけど息子に腹を立てる代わりに、あたしは、あの時の記憶で頭の中がいっぱいになってしまった。あの、ジーナが息子とエッチしていたとき、ふたりがつながっているところにお口を寄せて、ジーナを舐めた時のこと。

その後の展開は、あたしにも予想できていなかった。

「ええ、彼女、美味しかったわ……」 と小声で呟いた。こんなことを言って、急に恥ずかしくなって、あたしはうつむいてしまった。

息子はあたしの手を握った。「ママ? 今もジーナを舐めてみたい?」

今って? 何を言ってるの? ちょっと混乱してしまった。でも、すぐに、言ってる意味が分かった。息子はまだシャワーを浴びていないということ。ということは……息子のおちんちんは……ジーナの……!

なんてこと! そんなことをするなんてと、頭の中がぐるぐるしていた。息子を見上げると、期待してるのが分かる。大きく目を開いてあたしを見つめている。してほしいんだわ! ママにしてほしいんだわ!

「トミー? トミーはママに……?」

息子は何も言わなかった。だけど、表情がちょっと自信がなさそうな顔に変わった。

ダメダメ、息子のことをとても愛してるの。息子には、迷いを持たせたくないわ!

あたしは息子の手をギュッと握って、それからゆっくりと腰を沈めて、床にひざまずいた。

短パンを下げると、半立ちのおちんちんがあたしの顔の前に飛び出してきた。ぷーんとセックスの匂いがしてくる。ああ、この匂い、ジーナの匂いだわ。ジーナのあそこの匂いで間違いない! その匂いがゆっくりとあたしの感覚に染み込んできて、同時にあそこが濡れてきた。お口をおちんちんのすぐそばに寄せ、そうして、もう一度だけ息子の顔を見上げた。

自信がなさそうな表情が消えている。その代わりにあたしを見て興奮している顔になっている。


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裏切り 第10章 (8) 


ダイアナかジェフが何か言いだす前に、私は急いでダイアナを引き連れ、バックステージに戻った。ダイアナは私をぐいっと引っぱり、前を向かせた。彼女、私の顔を見て、何かについて私の心を「読みとろう」としていた。でも、その「何か」が何であれ、その場で、それについて話しを聞く度胸は私にはなかった。私はダイアナの唇に人差し指を立てて、ちょんちょんと軽く叩いた。ダイアナを黙らせるためでもあり、私が考えをまとめる時間を稼ぐためでもあった。ようやく、考えがまとまり、私は口を開いた。

「今は……今は、やるべきことだけをやってくれればいいの」 と諦めた感じで呟いた。「そのことを私に説明なんかしてくれなくていいの。ただ、やってくれればいいだけ。それが何であれ、そんなことのためにあなたが傷つくなんて、そんな価値はないことよ。あなたが傷つくことの方が、何より私を傷つけるの。神様に誓ってもいいわ。もしジェフがあなたを傷つけたら、私、個人的にあの男を追跡して、殺すつもり。あなたが、何と言おうとも、全然、気にしない」

ダイアナの目にみるみる涙が溢れてきた。彼女は私の頬を優しく撫で、私の唇に軽く唇を重ねた。

「あなたを愛してるわ」 彼女はそう呟き、後ろを向いて、着替え部屋へと駆けて行った。

私たち3人は、ステージに出るたびに、出る順番を変えた。最後のステージでは、ダイアナ、アンジー、そして私の順番。ダイアナは、豹柄のビスチェ風(参考)の子羊革製コルセットとそれにマッチしたソング・パンティ(参考)を着て、首輪と肘までの長さの手袋を嵌め、太腿までの丈のスティレット・ブーツという衣装だった。

続くアンジーは、ショッキング・ピンクのビスチェ風のエナメル・コルセットのミニドレス。胸元が大きく割れている。それに薄地の黒いシーム付きストッキングと、ショッキング・ピンクのエナメル製プラットフォーム(参考)のサンダル。ヒール高は16センチだった。

そして私はというと、靴はアンジーと同じスタイルだけど、足首を捻ってよろけそうなくらい高いヒール。色は黒のエナメルで、同じくエナメルの赤い炎のアップリケがついている。コルセットは胸元がとても深く割れていて、もし、息を大きく吸ったら、乳首がはみ出てしまいそうなほど。でも、それは問題ない。というのも、ウエストを48センチまでキツク締めつけていたので、息を大きく吸うなんてあり得なかったから。ヒール高16センチのスティレットで小股で歩いていたけど、酸素不足で頭がくらくらしそうだった。

観客の大歓声が轟音のように響いて、音楽がほとんど聞こえなかった。私たち3人とポールも交え、ステージ中央にみんなで手をつないで並び、そしてお辞儀をしてから、バックステージに戻った。

「急いで、ダイアナ」とポールが急かした。「君には、すぐ着替えて、ウェディング衣装でステージに出てほしいから」

「素敵! ちゃんとするから大丈夫。ポールは前に舞台前に出て、キティとショーを楽しんで。舞台裏のこっちは私たちに任せて。オーケー?」

ダイアナはポールを追い払った。私は柱に寄りかかっていた。目の前に黒い斑点が踊ってる。私が具合悪くなっているのに、アンジーが気づいたみたい。

「可哀想に! その衣装、殺人的なのね。さあ、こっち。化粧台の前に座って、休んで。あなたはどうか知らないけど、私はもう喉がカラカラ。ダイアナ? みんな、何か飲み物、ないかしら?」

ええ、大丈夫。ただ、座ればいいのね。でも、この衣装を着ていると、ただ座るというのも言うほど簡単ではなかった。からだを曲げることも難しい。何とか腰を曲げて、椅子の恥っ子にお尻を乗せた。立ち上がることも、動き回ることもあんまりできない。

休んでいると、私の携帯がしつこく鳴っているのに気づいた。携帯はハンドバックの中。これはランスの名前での携帯。見てみると、10回以上も電話があったのに気づいた。

「大丈夫ですか?」 電話は私の弁護士からだった。叫んでいる。「この2時間ほど、ずっと電話をしてきたんですが。何事もないですか?」

「ええ、特に何も…」

「でも、声の調子が変ですよ。息切れしているような。甲高い声になっているような……」

「あ、ああ、ちょっとマラソンをしたばかりだったので。いまは呼吸を整えているところです」

「いま、どこか、公共の場所にいるんですか? たくさん人がいるような場所に?」

「ええ、どうしてですか?」 と私はうんざり気味に応えた。

「これからお話しすること、本当に注意深く聞いてください」 と弁護士はゆっくりと言い聞かせるような口調になった。「すぐに家に戻ること。そしてドアをロックして、家の中に留まっていること。おひとりで。先ほど、調査員が、ジェフ・スペンサーと彼が接触している女性との電話を傍受しました。その女性が、行動する準備完了と言ったそうです。すべて計画通りだと。ランスさん? その女性はGHBを手に入れたと言ってます。彼らはあなたに薬物を盛る計画でいます。クスリを盛って、その後、何かするつもりでしょう。何も食べたり飲んだりしないこと! よろしいですか?」

その時、アンジーとダイアナが戻ってきた。アンジーは手にシャンパンが入ったフルート・グラス(参考)を2つ持っていた。ダイアナはひとつ。私は目を泳がせるようにふたりを見ていたと思う。見ているものが信じられないように。

「もう行かなくては。後で電話します」と電話口に言い、携帯を閉じ、ハンドバッグに戻した。

アンジーが私にフルート・グラスを手渡した。私は、まるで蛇でも扱うように、注意深く、受け取った。アンジーは不思議そうに片眉を上げて私を見た。


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親友 (4) 


*

3週間が過ぎた。マークはさらに11キロ体重が減った。嬉しくもあり、恥ずかしくもありの結果だった。

お尻は、いまだ丸々としていたものの、前よりぶよぶよした感じはなくなり、引き締まっていた。腰も大きく膨らんだまま。だが、ウエストはずいぶん細くなって、60センチになっていた。お腹はちょっと丸く膨らんではいるものの、脂肪はほとんどなくなっていた。肩や腕は細く、やなぎを思わせる。胸の乳房っぽいものは消えていた。だが、乳首は大きいままだった(乳輪は大きく、女性のそれに近かったし、乳首も6ミリくらいにツンと立っている)。

この3週間に渡って、ジェニーは彼にさらに衣類を買ってきていた。ショートパンツをもう2着ほど、それにTシャツも(すべてキャップ・スリーブ)。さらに、ズボンを何本かと、ピチピチのタンクトップ(肩紐は細い紐になっている)も買っていた。ズボンはお尻や太腿の部分がキツキツで、そこからふくらはぎにかけては緩くなっていくデザイン。だから、お尻周辺のからだの線がはっきりと見えていた。マークが下着がぜんぜん合わなくなっていると不満を言うと、ジェニーは翌日、Yフロントの下着(参考)をいくつか買ってきた。これはマークのからだにぴったりとフィットしたものの、女性のビキニと非常に似たデザインのものだった。

*

マークの声が変わってから3ヶ月ほど経ったある晩のことだった。彼とジェニーがベッドに入ろうとしていた時のことである。マークはブリーフだけを着た状態で、ジェニーの方はキャミソールとパンティの姿であった。ジェニーはベッドのシーツを捲りながら、顔を上げ、マークに訊いた。

「マーク? ちょっと訊いてもいいかしら?」

「もちろん、いいよ。何?」

「あなた、私のことを、もう魅力的と思っていないの?」

この質問にマークは驚いたが、すぐに答えた。

「いや、もちろん、魅力的だと思っているよ。君はゴージャスだよ」

実際、マークの言うとおり、ジェニーはゴージャスと言えた。背が高い体つき。やせいてはいるが、引き締まったからだ。何より、胸は素晴らしいDカップなのである。

「ただ、それだけなんだけどね。こういうことが夫婦には何度も起きるというのは知ってるわ。でも、私たち、もう3ヶ月近くセックスしていないのよ。それ、私のせい?」

マークはそう訊かれて、ちょっと答えに窮した。そんなにしていなかったのか? 確かにしばらくしていなかったのは、マークは知っていたけれど、彼は自分の問題に囚われていて、気がつかなかったのである。

「そんなことはないよ。僕のせいだよ。考えなくちゃいけないことがいっぱいあったから」 とマークは自分のからだを指差した。「僕を見てみて」

ジェニーは彼を見た。マークはジェニーが彼をどのように見ているか知っていた。実際、マークは彼女より小さい。そして、今の彼のからだは、(乳房はないものの)セクシーな20歳くらいの若い女の子のからだになっていた。

ジェニーも言葉に詰まったが、ようやく口を開いた。

「あなたがちょっと……ちょっと前と変わったからと言って、私たちができないということにはならないでしょう? 言ってる意味、分かると思うけれど……」

「分かってるよ。それこそ、僕が言おうとしていたことなんだ。ただ、他のことを考えていたということ。それだけなんだよ」とマークは説明した。

そしてちょっと間を置いた後、彼は笑みを浮かべて、言った。

「今夜、君にその埋め合わせをさせてくれ」

彼自身は男らしい自信にあふれた笑顔をしたつもりだったが、柔和で丸みを帯びた顔になっているので、その効果は台無しで、キュートな笑顔にしか見えなかった。

マークがベッドに這い上がるのを見て、ジェニーは、「いったい何を考えているのかしら?」と言いながら、自分もベッドに入った。

ふたりはキスを始めた。やがて、ジェニーの手がマークのブリーフの中に忍び込んだ。彼女は、マークの小さなペニスを握ると、ちょっと顔を離してキスを解いた。

「ああ、それ。……まあ、それも、これまでしてこなかったもうひとつの理由なんだけど………」

ジェニーは彼の唇に人差し指を立てて、彼を黙らせた。

「しーッ!」 

そしてジェニーはベッドから降り、マークの腰を掴み、ぐいっと引っぱった。彼のからだは、両脚がベッドから垂れさがるところまで簡単に引きづられた。今のジェニーは、身体的に、マークよりずっと強くなっているのである。でも、不思議なことに、こうされることが自然なことのようにマークには感じられた。

ジェニーは彼のブリーフに手を掛け、引き降ろした。つるつるの無毛の脚をブリーフが降りて行き、彼の萎えたままの小さなペニスが露わになった。ジェニーは彼の脚を左右に押し開き、そのペニスを舐めはじめた。

マークは、確かに気持ち良いと感じたものの、分身は萎えたままだった。

どうしてジェニーはそんなことをしたのか、彼には分からなかったが、2分ほどしたら、彼女の指が彼のアヌスに触れるのを感じた。最初、何度か指の腹でそこを擦った後、彼女は言った。

「リラックスして」

言われた通りにすると、ジェニーの指が入ってくるのを感じた。

「すごく濡れてるわ……」

指を出し入れしながら、ジェニーはそう囁いた。それから何秒も経たないうちに、マークの小さなペニスは勃起したのだった。

「これ、気持ちいいのね? そうでしょ?」

その通りだった。彼は声を出さないように努めていた(なんだかんだ言っても、隣の部屋にテレンスがいるのだから)。だが、それでも、どうしても耐えきれず、何度か喘ぎ声を漏らしてしまうのだった。そして、ほんの2分しかたっていないのに、彼は絶頂に達し、精液をつるつるのお腹に撒き散らしたのである。

ジェニーはその液体を指ですくい、口に入れた。

「んんん……。これも前と違う味。ほとんど甘いと言ってもいいわ」 とジェニーは笑顔で言った。

マークがオーガズムから回復するのを受けて、ジェニーは、

「今度は私の番!」

と言い、マークのからだを抱え上げた。マークはキスをしながら、ほとんど本能的に、両脚で彼女の腰を包み込むように巻きつけた。なぜそうしたのか、彼には分からなかったけれど、それが自然なことのように感じられた。

すぐにジェニーはベッドの上、仰向けになり、マークは彼女にまたがり、キスを始めた。最初は首筋にキスをする。そうしてゆっくりと下方に移動し、鎖骨から、乳房へとキスをしていく。乳首には特に念入りにキスをした。さらに続けて彼女のお腹へと降りて行き、クリトリスにちょっとだけ、焦らすようなキスをした。その後、足首へと移動し、脚に沿ってじわじわと舐め上げ、太腿の内側にキスをする。

「そんな焦らしはヤメテ! あそこを舐めて!」

ジェニーはわざと怒った口調で言った。マークはにっこり笑い、早速、舌と指を使って作業を始めた。その2分後、ジェニーは腰を突き上げ、からだを震わせながら絶頂に達した。

そしてその2分後、マークは妻の両腕に抱かれて眠りについた。ジェニーは、何とはなしに、彼のお尻を撫でていた。

*


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デス・バイ・ファッキング 第17章 (5) 


ディナー

私は、ジョアン・ウッドワードが子供だったらどんな顔になるか、考えたことはなかったと思うけれど、突然、あの4人の、ほぼ同じ顔の女の子たちと対面した瞬間、ああ、ジョアン・ウッドワードが子供だったら、こういう感じだろうなと思った。綺麗な、肩先までの長さのブロンドの巻き毛の髪。どの子も、歯が抜け変わる時期で、歯が欠けている。いずれも、この子たちの母親を子供にしたような印象。小柄で、すらりと痩せていて、そして美人。

すると茶髪の可愛い男の子がふたり、走って、部屋に入ってきた。この子たちには、父親の面影を見てとることができるだろう。ふたりとも、すでに、年上である娘さんたちと同じくらいの背の高さになっている。

6人も子供たちがいるので、家の中はカオスと混乱状態で、騒々しくて、神経が苛立つ状態になっていると思うかもしれない。でも、この子たちはほとんど声を上げなかった。女の子のうちふたりは、一言も言わなかった。もう一人はちょっと意見を言ったけど、基本的に物静かだった。

4人目の娘さんがコメンテーターの役割を担っているらしい。ダイニング・ルームに入ってきた時から、みんなが席に座るまで、ずっと、しゃべり続けていた。父親のアンドリューが表情で黙らせるまで、おしゃべりしっぱなし。アンドリューは何も言わなかったし、その子もアンドリューの顔を見たようでもなかったのに、不思議だった。ともあれ、アンドリューが黙ってほしいといった表情を顔に浮かべた途端、その子はぴったりとおしゃべりをやめ、その後になって、父親の方を向いて、ウインクしたのだった。アンドリューは不機嫌そうな顔をしようとしていたけれど、作った顔つきなのは明らかだった。その子の名前はエマ。

奥さんのひとりが、私をお子さんたちに紹介してくれた。

「みんな? こちらは、ヘレン・ギャモンさん。ヘレン? これが、うちのEガールとEボーイよ。男の子は、イーサンとエリック。テーブルを隔てて、あなたの正面にいるふたりは、イディとエディ。左側の子がイディ」

するとアンドリューが割り込んだ。「あ、ディ・ディ? イディは右側だよ」

「あらそう? まあ、どちらにせよ、実際、あまり問題はないわよね? ひとりに話しかければ、ふたりに話しかけてるのと同じになるから。そうでしょ、みんな?」

ディアドラが、テーブルの向こうの娘さんたちにそう訊くと、ふたりとも、同時ににっこり笑って、首を縦に振った。ふたりは互いの目を覗きこんで、くすくす笑い出した。

アンドリューがその娘さんたちに言った。「何か言いたいことがあるなら、みんなに言っていいんだよ。で、何を言いたいの?」

右側の子、たぶんエディだと思うけど、「いいえ」と言った。

左側の子は、イディかしら? 「パパ」と言った。

右側が「私たち」

左側が「何も」

右側が「言いたい」

左側が「ことなんて」

右側が「ないわ」

左側が「よね?」

アンドリューが子供たちを叱った。「ふたりとも、ルールのことは知ってるよね? ふたりで話す時には、単語を交互に言うのは禁止。それ、迷惑なんだからね?」

右側が「オーケー、パパ」

左側が「わたしたち」

右側が「もう二度と」

左側が「これ」

右側が「しませんから」

左側が「それが」

右側が「パパが」

左側が「私たちに」

右側が「求めている」

左側が「ことなんでしょう?」

アンドリューは顔をしかめた。「ああ、とても楽しいねえ! どうか、今夜はずっとその調子で文を続けてくれないか」

私はビックリして、アンドリューに尋ねた。「このお子さんたち、どうやって、今のを?」

彼は頭を左右に振った。「知りませんよ。双子というのは、こんな感じなのかも。このふたりは、テレパシーを使ってるんじゃないかと思う時があるんです」


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日系美肉スチュワーデス5 (1) 

「日系美肉スチュワーデス5」 Tasty Asian Stew - V by Black Demon
http://www.blackdemonstories.com/tastyasianstew5x.html
「屈服のスチュワーデス3」の続編


アーチーはメールを見てにんまりとした。ロリイ・メイヤーズが返信してきたのだ。

「ロリイ ………… ロリイ ………… ロリイ! また親友を裏切ったな、へっ! どうやら俺とお前の写真が功を奏したようだ! まあ、黒いデカマラをしゃぶってる写真だもんな。そんな写真、両親に見せらんねえもんな、ははっ!」

「お願いです。本当にお願い! どうかクリスティを傷つけないで! 彼女には何もしないで! お願い!」

そんなふうにメールは始まっていたが、そのすぐ後に、ちゃんと情報が出ている。

「クリスティ・タニグチ。カリフォルニア州、メアリビル、ユニット4C、ベルモント通り2245番地。電話番号は818-555-4327。新婚旅行はスイス」

何だと? ちくしょう! ………………… スイスだと?

アーチーは悪態をついた。彼は、黒人なので、スイスに行くとなったら目立ってしまうことを知っていた。まして、レイプをして、スイスの警察に報告されたら一発で捕まってしまう。加えて、彼の収入では、スイス旅行自体、コストがかかり過ぎだった。

どうやら、ほかのことを考えなくちゃいかんな!

そう思ったところ、その下のクリスティの結婚式の案内を見て、アーチーはニヤリとした。

私どもの人生での素晴らしい一日が近づいております。
娘のクリスティと息子のジョンが神の前で夫婦の契りを結ぶ場に、ご参加いただければ、私どもたいへん嬉しく存じます。
2005年9月27日、日曜日、午後2時より
カリフォルニア州サンマテオのセント・ジョン教会にて
披露宴はカリフォルニア州オイスターポイント、オイスターポイント・リゾートで開きます。

ジョン・タニグチ夫妻
ラルフ・ハンプトン夫妻


……あっはぁ! いい子だ、いい子だ!…… 気持ちが乱れたのか、ロリイがすべての情報をタイプすることをできなくなり、代わりに結婚式の招待状をそのままスキャンして送ってきたのを見てアーチーは笑った。実際の招待状を見てると興奮して勃起してくる。

……ジョン・グレゴリー・ハンプトン君 ………………………… お前とお前の可愛い花嫁に俺から特別ギフトをやろうな! お前の花嫁は、すぐに、ギフトをもらえるぞ …………………… だがお前がもらうのは、もうちょっと先だ。9ヶ月くらい待たなきゃいけねえな! へへへっ!

返信ボタンを押し、アーチーはロリイに返事を書いた。

「心配しなくてもいいぞ、ロリイ! クリスティにはちゃんと優しくするつもりだ …………………… ほんとに優しくな! お前の可愛い親友だ、特別に優しくしてやるつもりだぜ …………… ただし、お前がクリスティのフライトスケジュールを俺にメールしてきたらという条件があるがな。もし、それをしなかったら、俺は頭に来るだろうぜ ………………… 本気で頭に来て、クリスティを抱く時に、お前のせいだと彼女に思いっきりヤツ当たりするかもしれないぜ!」

客室乗務員のクリスティ・タニグチは、ハンサムなジョン・ハンプトンとの結婚を心から待ち遠しく思っていた。大学2年生の時、ダンス・パーティで出会ったときからの恋人である。彼女は他の男性と付きあったこともなければ、好きになったこともなかった。祖父母は日本出身でアメリカに渡ってきた人たちで、両親は西海岸で生まれ育った。したがって彼女は第3世代になる。大学を卒業した時には、英語と日本語のどちらの言葉にも堪能だったので、ファー・イースタン航空にフライト・アテンダントとして就職できた。

ファー・イースタン航空の職員には、連携している他の航空会社の便を格安で利用できるという特権がある。クリスティはそれを利用して新婚旅行にスイス行きを手配した。1週間、観光をして過ごすこと ……………… 何より、ハンサムな夫との愛の営みが楽しみだった!

……ああ、素晴らしい人生だわ! こんなに幸せなことってありえない!

彼女はそう思った。どんな花嫁も、結婚式前にはいろいろなごたごたに苦労するものだが、それすら彼女には気にならなかった。

式の日が近づき、クリスティの学生時代の女子寮の仲間がお祝いのパーティを計画していた。クリスティは学生時代の親友のことを思い浮かべた。最後にみんなが集まったのは、ケリー・メイヤーの結婚式とお祝いのパーティの時だった。特に仲が良かったのは、ロリイ・ロジャーズとケリー、そしてクリスティの3人だった。3人は勤める航空会社は異なれど、いずれもフライト・アテンダントになっている。3人一緒になることはスケジュールがあわずに難しいけれど、いつもメールをやり取りし、都合を聞きあい、時々、どこかの空港で会っておしゃべりしていた。

定期的にロリイとケリーに会っていたクリスティは、3人がとても似た人生を送っていることが信じられずにいた。3人とも希望した職種に着き、仕事を楽しんでいるし、3人とも同じ年に結婚したのである。3人が最後に会ったのは、ロスアンジェルスの空港でだった。あの時、3人とも結婚すると「これで同じクラブに入ることになるわね!」とジョークを言って、笑いあった。だが、クリスティが知ったら、他のふたりとは絶対に同じになりたくないことがあるだろう。つまり、「レイプされ、汚された女」の仲間になるということだ。

ロリイにケリー、そして今度はこのクリスティか。アーチーは新たな標的を見つけた時のことを思い出していた。あのスチュワーデスの制服を着た可愛い女を見て、下半身がむくむくと頭をもたげてきた時のことをおボイている。

……へへへっ! よく、女というものは、制服を着た男に弱いと言うが、同じことが男にも当てはまるんだぜ! ハハハッ ……………………… やっぱり美人のスチュワーデスが最高だな! しかも、今度は、東洋女のスチュワーデスだ。どんな味がするか、楽しみだぜ!……

アーチーはそう独りごとを言って笑った。椅子に座り、片手で睾丸を握り、もう片手でペニスを擦りながら言う。 「もうすぐだぜ、相棒! もうすぐだ!」

偶然のことではあったものの、クリスティが、ロリイ・ロジャーズとケリー・メイヤーのふたりのことを思い出していたのと、ちょうど同じ時間に、アーチーもロリイとケリーのことを思い出していた。もちろん、クリスティは、ロリイとケリーからのメッセージを読み返しながら、ふたりを親愛の心を持って思い出していたのだが、アーチーの方は、もっと淫らで邪悪な心を持ってふたりのことを思い出していた。ロリイとケリーのそれぞれを捕まえ、強姦した時のことを思い出していたのは言うまでもない。

うへへっ……。裸にひん剥いて、俺の黒マラを突っ込んでやったら、ふたりとも俺の下、カラダをくねくねさせて、もがいていたな。ふたりとも良いカラダをしていたぜ……


ああ、そうだぜ .................... 赤いユニフォームのロリイと、青いユニフォームのケリー! 今度は黒いユニフォームのクリスティだな! うへへっ!


[2014/09/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (25) 


「結局、兄に会いに出たわけだな?」 と俺はパイをひと口かじった。

ミセス・グラフもパイをかじりながら、頷いた。そしてコーヒーを啜る。するとウェイトレスがコーヒーに継ぎ足しをしに来た。

「他に何かご注文はありますか?」 とウェイトレスが訊く。

「いや、これでOK」 と俺は答え、ミセス・グラフに関心を向けた。

「とても興奮していたのだけど、でも同時に、恥ずかしかったのを覚えているわ。廊下を進み、エレベーターに向かいながら、そんな気持ちでいた。あなたのお兄さんに会うのを楽しみにしているのと同時に、夫が病気で寝ているというのに、置いていく罪悪感も感じていたの……」

「……プールのところに出て、バーへと歩いていったら、お兄さんのジェイコブの姿が見えた。彼は私のところに歩いてきて、ふたり一緒にプールサイドの、人の目につかない小さなテーブルへと向かったわ。彼より少し前を歩いていたんだけど、彼が私のからだを見ているのが、はっきり意識していた。ハイヒールで歩きながら、裸同然のビキニ姿を男に見せている。まるで娼婦になったような感じだったけど、でもその時は興奮して心がいっぱいだったので、見られているのを気にしなかったの」

ミセス・グラフは小さな声でそう言い、コーヒーにクリームを注いだ。

「兄はお前に手を出そうとしたのか?」 俺は気になって尋ねた。

「いいえ、彼は完全に紳士的に振舞っていたわ」 とコーヒーを啜る。「その時、ウェイターが来て、お兄さんが高価なワインを1本、注文したの。それからディナーの食事も頼んで、料理が来るまで、ずっとワインを飲みながら楽しくおしゃべりしていた。そのワインがほとんどなくなりそうになった時、料理が出てきて、ふたりで食べ始めたの」

「それから?」 と俺は周囲を見回し、訊いた。外はすでに暗くなってきていた。

「ディナーを食べながら、何度も互いに見つめあっていたわ。不自然なくらい長く見つめあっていた。そうしたら、彼がステーキをひとかけらフォークに刺して、それを私の口元に持ってきたの。その時、こんなことやめなくちゃいけないと気づいたわ。でも、すでに、始まっていて、とめようがないことになっていたんだけど」

「お前も兄に何か食べさせたのか?」

ミセス・グラフは頭を縦に振った。そしてコーヒーカップを口元に寄せ、ひとくち啜った。そして俺の目を覗きこむようにして見つめてきた。

「私もチキンをひとかけら、フォークに刺して、彼の口元に寄せたの。彼、私の目を見つめたまま、唇を舐めて、そして口を開いたわ。私、すごくドキドキしいてた。心の中では、このまま、あなたのお兄さんと私の関係がどんどん濃密になっていってほしいと感じていた。でも、夫のことも常に脳裏に浮かんでもいたの。このままだと引き返しができなくなる。それが不安で、今すぐテーブルを離れて、彼の元から逃げ帰る言い訳を必死になって探していた。でも、どんな言い訳を言っても、彼は聞いてくれないだろうし、すべて、反論されるだろうと思った」 とミセス・グラフは座り直し、脚を組んだ。


[2014/09/26] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られキャプションA (4) 

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あたしを見るあなたの顔、大好きよ。とても悲しそうで、とても求めてる感じで、そして辛そうな顔。男にものすごく求められてると分かると、女って、とっても気持ちがいいものなのよ。あなたがあたしのからだを見ていても気にしないわ。だって、あたしのからだを見ながら、あなた、彼のことを考え、彼があたしに何をしたか思ってるんでしょ? それが分かるから、全然気にしない。彼があたしにしたようなことは、あなたはもはやできないんですものね。あなたがそんな辛そうな顔をしてるのを見ると、ものすごくいい気持ちになれることだけは、伝えたいわ。寝取られになるというアイデア、あなたが出してくれたのよね。それって、男の人が私にしてくれた中で最高の贈り物だったし、あたし、最後までやめたくないと思ってるのよ!

*****

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ああ、あなた! もう待ちきれない気持ち! あたしたちにとって初めてのスイング・パーティ!

さあ、あなたはこれを履いて、コック・ケージ(参考)を隠してね。あたしはこのまんまの格好で行くわ! ねえ、約束して! あたしがエッチされているとき、あたしのそばにずっといるって! あなたに見られながらエッチされたいの! あなたが見てる前で他の男にからだを奪われてるって知るといっそう興奮するのよ! あなたも行為に加わりたいと思ってるのは知ってるわ。でもね、あたしは、あなたが他の女とするなんて、絶対、我慢ならないの! だから、あなたは横に立って、見てるだけにして! ああ、あたし、興奮してきたわ。もうすでに、この着替え室の中でも、いつでもいきそうになってる……。

*****

212.jpg
ひとりが妻の乳房を揉んでキスしている。もうひとりは妻の腰を押さえ、太いペニスを押しこんでいる。この男が終わり、妻のからだの奥底に精液を注ぎこんだら、もうひとりの男と交替し、その男も同じことをするのだろう。その男が終わるころには、最初の男は回復していて、また、妻の上に飛び乗り、同じことを始める。ふたりが、これ以上できなくなるまで、午後の間、ずっとこれを繰り返すのだ。その頃には、妻も、男たちと同様、完全に満足してるだろう。そして、妻はくるりとうつ伏せになり、眠りに落ち、男たちは服を着て帰って行く。その間ずっと、夫である私は無視され続け、興奮状態で放置され続ける。寝取られというのも、辛いときがあるものだ……。

*****

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ちょっと、行ってきますと言うために立ち寄っただけ。これから彼の家に行くわ。今夜は帰ってこないつもり。多分、土日もずっと彼のところにいるつもり。だから、あたしを待って起きていなくてもいいわよ。

あなた? まだ、あたしを愛してる?

いいえ、ただ、あなたがそう言うのを聞きたかっただけよ。

あたし……

あたしも、まだ、あなたのことかなり好きよ……

じゃあ、来週まで、さよなら……

*****

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でも、あなた、あたしの主人のお友達でしょ! あなたがあたしと寝たら、主人をとても侮辱することになってしまうわ。主人が知ったら、すごく落ち込むと思うの。あたしがあなたにからだを許したとか、あなたが素っ裸のあたしを見て楽しんだとか、あなたがあたしの乳房を揉んだとか、あなたのアレをあたしの中に押し込んで、あたしの子宮を精子でいっぱいにしたとか、そういうことを知ったら、主人は悲しむでしょうね。そうなったら、主人はもはやあたしの夫じゃなくて、単なる寝取られ男になってしまうんですもの! そうなったら、あたしのからだは、もはや主人のものではなくなって、あなたのモノとなってしまうわ。あなたがふさわしいと思う使い方で、どんなやり方でも、いつでもあたしのからだを自由に使えることになってしまうの! たった1回でもしてしまったら、主人は永遠に、劣等な男性だと恥じる、不名誉な寝取られ男となってしまうし、その一方で、あなたはあたしのオトコとみなされるばかりか、あたしの人生で唯一のホンモノの男性とみなされることになるの……

だから、あたしと寝て!


[2014/09/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第10章 (3) 


「ええっ? ママ、本当に車の中でそんなことしたの?」 と娘はショックを受けていた。

「クリスティ、しかたなかったのよ。ママは……ママはフランクがあの写真を持ってると知っていたし……もし、しなかったら、あいつのことだから……」 クリスティがあたしのことをどう思うか不安で、最後まで言えなかった。

「分かってるわ、ママ。分かってる……ただ、何と言うか……すごく、エッチな感じなので!」 とクリスティはあからさまに言った。

こんなこと、突然言い出すので、ビックリしてしまった。クリスティの顔を見つめたまま。でも、娘があたしのことを淫乱女みたいに思っていないのを知って、少し、ほっとした。

娘は、あたしが車の中で指で犯されたところが気に入っていたみたい。時々、娘の視線があたしの顔から、他のところに逸れるのに気づいた。その視線を追ったら、あたしのゆったりしたブラウスの胸元、胸が盛り上がってるところをチラチラ見ている様子だった。胸を見られるたびに、ちょっと興奮してくる感じがしたけど、何とかその興奮を押さえこみながら、話しを続けた。

話しがレイブンのところになった時は、レイブンがしたことは、ストリッパーがするような感じのダンスにすぎなかったと思わせるように、話した。

「ストリップ・クラブ! ママ、ストリップ・クラブに行ったの? 分かってるわ、ママがそうしなければいけなかったのは。ちゃんと理解できる。でも、そこって、どんな感じの場所なの?」

あたしは少しだけ詳しく説明してあげた。クリスティが、そういう場所に行ったことがないのを知って少し安心していた。親というのは、そういうことがいつも気がかりになるものだから。娘が暇な時にどういうことをしてるか、いつも、心配になるものだから。

「んもう! あいつ、殺してやるわ! ほんと、あいつのあそこをちょん切ってやりたい!」 フランクがあたしをレイプしようとしたところを話したら、クリスティは本気になって怒っていた。

アダムのこと、アダムが何をしてくれたかを話した時は、娘は目を丸くして聞いていた。突然、あたしをギュッと抱きしめて、それから、パッと離れて、言った。

「ああ、そのアダムって人に会ってみたいわ、ママ! ほんとに会ってみたい! 会って、お礼を言いたいの! ママ? その人、何なの?」 

こんなに興奮して目を輝かせているクリスティを見るのは初めて。

「ママも知らないの。知っているのは彼の名前だけ。それに彼、あそこは首になってしまったし」

クリスティとあたしは互いに見つめあって、その夜、それぞれ経験したことを思いながら、ソファに座っていた。娘との心の絆がいっそう深まったのを実感していた。

でも、大変な一日だったので、ちょっと疲れたかなと思った。シャワーを浴びて、からだから、フランクに関わることを一切洗い流したい気持。

「もう遅いわね。そろそろ寝なきゃいけないと思うわ。トミーはまだ帰っていないの?」 と立ち上がりながら訊いた。

「ええ、まだ。一度、ジーナと一緒にちょっと戻ってきたんだけど、すぐに映画を観に行くって、出かけていったの」

息子がジーナと付き合ってるのを知って、嬉しかった。だけど、息子がいないのが寂しいと感じる部分もあった。息子に癒してもらいたい感じ、かな? 

ともあれ、あたしはシャワーを浴びに二階に上がった。


[2014/09/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

元スポーツマン (2:終) 

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トレバー・ハフ
元の身長:183センチ
元の体重:95キロ
競技:ホッケー

現在の身長:155センチ
現在の体重:46キロ
競技:チアリーディング

「思い出すなあ。グレートチェンジの前、僕がキャンパスでも大男と言われていた頃を。そんなに前のことじゃないんだけどね。それが今は……今は、元彼女にもこうして簡単に抱っこされちゃう」

トレバーはかつて、ホッケー界で2番目にからだの大きい男だった。NHL(全国ホッケーリーグ)の選手になる道を順調に進んでいた。だが、グレートチェンジのために彼の計画は中断してしまった(彼は今、チアリーダーとして奨学金を得ている)。そればかりか、NHL自体が、グレートチェンジの2ヶ月後に破産してしまったのである。ホッケー界では選手層は白人男性が優勢であり、白人男性は、どんなスポーツでも他と張り合えないし、ましてや、ホッケーという身体がものを言うスポーツではやっていけないことが明らかになったからだ。

*****

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クリス・グリア
元の身長:185センチ
元の体重:101キロ
競技:野球

現在の身長:157センチ
現在の体重49キロ
現在の競技:ソフトボール

「高校を出てすぐにドラフトで選手になった。大きな契約みたいなもの。たいていは、球団はドラフトでピッチャーを獲得する。僕の場合は、キャッチャだったので(いや、ジョークじゃないよ、本当に)、ドラフトで獲得されたなんて前例がなかったんだ。マイナーリーグにいたのはたった2年間だけ。しかも最初の年に、年間新人賞を獲得した。だけど、今は……。まあ、あのグレートチェンジの後だけど、もう試合でプレーなんてあり得なくなって。本当に落ち込んだ日々を経験したんだ。何と言うか、野球は僕の人生だったからね。そんな時、僕の元のチームメイトのふたりほどから、一緒にソフトボールをやらないかって誘われたんだ。それから、いろいろなことがつながっていって……今はこの通り、僕はオリンピックのソフトボール・チームのメンバーになっている。不思議に思うかもしれないけど、ソフトは実際は野球より難しいんだよ。僕も慣れるのにちょっと時間がかかったけど、でも、ある意味で、これは僕の人生の空白を埋めてくれると思っているんだ。

グレートチェンジから2年後、ソフトボールは、いったんオリンピック競技から外されてしまった。しかし、グレートチェンジが原因で、オリンピック委員会はその決定を再検討することになった。そして、それから間もなく、ソフトは再びオリンピック競技に採用されたのである。他のオリンピック競技同様、ボイは男子選手とではなく女子選手と競技することが許されている。

*****

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コナー・シムズ
元の身長:190センチ
元の体重:105キロ
競技:アメフト

現在の身長:160センチ
現在の体重:50キロ
現在の競技:不明

「画像が出てきた時のことを覚えている。すごく恥ずかしかった。何と言うか、プロのクォーターバックの私がそこにいて、周りにいる男たちに黒ちんぽを喰わされているわけだから。でも今は、もうその時期は過ぎたわ。今は、誰もがみんなクレージーなことをしてる時代だと思うし」

アメリカ全土のあらゆる人がこの画像を見たことがある。グレートチェンジが起きてからほんの2ヶ月後に撮られた写真だった。アメリカ人はこのグレートチェンジによる変化を実に急速に受け入れたわけであるが、その真の理由がこの画像にあると多くの人が考えている。なぜかを知るのは難しいことではない。あのコナー・シムズである。アメリカ人の大人気のフットボール・チームでクォーターバックをしていたスター選手のコナー・シムズ。全国の妻たちにとって、彼はスーパーモデルの存在だったし、多くの白人男性にとって、彼は男性像の理想の姿を示していたのである。そんな彼が、自身が属するチームのチームメイトにヤラレテいる写真がどこからか漏れた……。まあ、その後はどうなったかと言えば、多くの白人男性が、これは避けられないことだと諦めたと言うだけで充分だろう。

あのコナー・シムズですら抵抗できなかったのだ。どうして一般の男性が抵抗できようか?

*****

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エリック・モーガン
元の身長:173センチ
元の体重:79キロ

現在の身長:152センチ
現在の体重:46キロ

「知らないわ……私は普通のボイよ? あなたが私にここで何と言ってほしいのか、さっぱり分からない……」

エリック・モーガンは優れたサッカー選手とは言えなかったが、MLSでプレーする程度は上手だったと言える(知らない人のためにつけ加えると、MLSとはアメリカのプロ・サッカーリーグの名前である)。たいていのボイ同様、彼の人生もグレートチェンジと共に劇的に変化した。だが、ひとつだけ、事件の前と後で変わらなかったことがある。それは、彼は今だに元のチームに属しているということ。もっとも、彼がプレーすることはないが。彼は他のやり方でチームを助けているのである……。

*****

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クリント・ジェムソン
元の身長:190センチ
元の体重:88キロ
元の競技:テニス

現在の身長:157センチ
現在の体重:50キロ
現在の競技:テニス

「私は、いつも、試合に適応することができていました。クレーコートだろうが、芝生のコートだろうが……それぞれ戦略が変わるんです。2年ほど前、肩を痛めて、サーブも時速30マイルほどスピードが落ちた時もあって、あの時も試合のやり方を変えなければいけなかった。でも、今度はグレートチェンジでしょ?……これは本当に試練だったわ。最終的には、私も折れて、女子選手と戦うことにした。だけど、今はかなりいい調子になっていると思うの」

クリント・ジェムソンは、19歳になる前にグランドスラムを6回制していた。だが20歳の誕生日を迎える2週間ほど前に肩の故障を被った。その故障により、それから2年近くの間、彼はスランプに落ちた。だが、24歳になるまでに、彼は元に戻ったのだった。それからたった1年後、今度はグレートチェンジが起き、彼は再び自分を作り直さざるを得なくなった。今、彼は、テニス選手としてよりは、元気のあるプリント絵柄の広告やモデル業で人気を博している。

[2014/09/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

親友 (3) 

*

ジェニーは女性にしては背が高い。180センチはある。だから、マークは彼女を見上げるのに慣れていた(特にジェニーがハイヒールを履いた時はそう)。だが、2週間ほどした時、マークは、ジェニーが自分より確実に15センチ以上は背が高くなっているのに気づいて、驚き、ジェニーに身長を測ってもらった。160センチだった。体重も測り、減っているのを知った。ただ、減ったとはいえ、いまだに86キロなので、太ってるのには変わりない。マークは鏡で自分の姿を見てみた。

お尻がはっきりと大きくなっていた。腰もそれに応じて幅広になっていた。上半身からは、大半の筋肉がそげ落ちていた。だが、最悪なのは胸だった。少なくともBカップはあるに違いないし、(前はそうでなかったのだが)乳首が大きくなっていて、まるで女性の乳房のように見えていた。マークは自分のからだを見て、うんざりした。確かに、身長が縮んだのは悩みだが、これは自分でもどうしようもないこと。問題はからだの脂肪のほう。

そこでマークは体重を減らさなければと自覚した。ただ、実際にジムに行くのは、このからだだけに恥ずかしかった。そこで、彼はジェニーの持ち物を漁り、エクササイズ用の古いビデオテープを見つけた。早速、それをデッキに入れ、運動を始めた(画面では、ありえないほどカラダが引き締まったブロンドの女性がエクササイズを指導していた)。何とか、テープに合わせてからだを動かす。動きに合わせて、彼の乳房がぶるんぶるんと揺れた。終えた頃には汗びっしょりになっていた。

その晩は、夕食としてサラダだけを食べた。いつものワインも、この日は控えた。彼は、背が低くなったことについてテレンスやジェニーが何も言わなかったのを不思議に思ったが、むしろ、無視してくれたことをありがたく感じていた。

それから1ヶ月間、マークはエクササイズの日課をきっちりと守った(実際、もっと上級向けのエクササイズ用のビデオをオンラインで注文してさえいた)。さらにダイエットもきちんと守った。そのおかげか、非常に明確に、体重を落とすことができた。マークは結果を見て嬉しかったが、背がますます低くなっているのを知り、がっかりした。今は、155センチのチビになってしまっている。エクササイズを開始して1ヵ月で、体重は59キロに落ちていた。その減った体重の大半は、からだ全体が縮小したことによるのは知っていたが、それでも、脂肪分が減ったことは確実で、否定できない事実だった。

お尻も引き締まっていた(が、依然として、丸い)。胸の方も大きく見てもAカップまで小さくなっていた。ウェストはというと、73センチまで細くなっている(こんなに細くなったのは、何年もなかった)。だがマークは満足していなかった。まだまだ、たくさん脂肪が残っている。

ある日、特に激しくエクササイズに精を出した後、彼はシャワーを浴びた。そして、シャワーから出た時、全身の体毛がなくなっているのに気づいた(陰毛までも消えていた)。からだ全体でもいろいろ変化が起きていたので、体毛の喪失は、ほとんど心配にならなかった。彼は肩をすくめて、忘れることにした。

それから2日ほど経った夜。ジェニーとマークがベッドに入ろうとしていた時だった。ジェニーが言った。

「マーク? 私、あなたが最近エクササイズを頑張ってきたのを知ってるわ。その効果が出てきたことに、私が気づいていないなんて思わないでね。と言うわけで、あなたにご褒美としてプレゼントをあげるわ」

と、ジェニーは彼にバッグを出した。中には、ショートパンツが2着とTシャツが3着入っていた。

「あなたが着てる服、最近、からだに合わなくなっているでしょ? だから…」

もちろん、ジェニーの言うとおりだった。エクササイズでからだを動かすとき、しょっちゅう、中断して、ズボンを引っぱり上げなければいけなかったからである。マークは彼女にお礼のキスをし、ふたりは眠りについた。

翌日、マークは、プレゼントの服を着て、驚いた。ショートパンツは、それまで履きなれていたものより、ずっと短く、きつい。多分、もっと体重を落とすようにと励ましのつもりで、このサイズを買って来たんだな、とマークは思った。Tシャツも着てみた。サイズはぴったりだったけれど、袖はキャップ・スリーブ(参考)で、着慣れていないものだった。下着のブリーフは、今は大きすぎて、ショートパンツの中でずれ落ちてばっかりだったので、下着は履かないことにしていた。

マークは、ジェニーは服について変わった趣味をしてるんだなと肩をすくめ、早速、エクササイズを始めた(今日は、ジャズダンス風エアロビの日だ)。エクササイズを終え、シャワーを浴びようと、服を脱いだ。マークは、それについて考えるのは好きではなかったのだが、彼の分身も日増しに小さくなっていたのだった(今は、柔い時だと5センチにもならない)。


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美肉スチュワーデスへの飢え (8:終) 


ブライアンは、ケリーが中出しされた瞬間、がっくりとうなだれ、そのまま、あごを胸につけたままになっていた。だが、再び、ベッド上で行為が熱を帯びてくるのに気づき、頭をもたげた。この男がケリーに淫欲の種液を放出したのは、ついさっきのことだったのに、もう次を始めている! この男、なんてスタミナの持ち主なんだ! とはいえ、ブライアンは、この男がケリーに興奮したことを責めることはできないと思った。ケリーが美しく魅力的なのは事実なのだから、どんな男であっても、射精後もすぐに再び興奮してしまうのも、しかたないだろう。

だが、ケリーの反応を見たブライアンは、ごくりと固唾を飲まざるをえなかった。単に無抵抗で男のなされるままになっているのではなく、両脚を持ち上げ、白いハイヒールを、突きを繰り返す男の黒い尻に乗せたからである。どう見ても、この男を受け入れているようではないか。ブライアンは再び勃起をしていた。ペニスがピンと直立している。

ケリーは、眼を閉じ、両手でシーツを握りしめ、ギシギシ歯を食いしばって耐えていた。決して反応したり、声を上げたりしないように、必死に耐えていた。声を出してしまったら、今の感情をこの男に伝えてしまうことになる。

ケリーの心の中、感情が入り乱れていた。この男が再び行為を始め、再びレイプされているという恐怖があったが、同時に、この男によって、決して望んでいない快感がじわじわ膨れ上がっているもいた。この男の強大なペニスは、抽迭を繰り返しながら、根元の部分で彼女の敏感なクリトリスをなぶり続けていた。そこを擦られるたびに、ケリーの膣肉はキューっと収縮を繰り返し、逞しい男根を締めつける結果になっていた。

ブライアンが見つめる前で、ベッドの上、男の出し入れのスピードがだんだんと速まっていった。それと相まって、ケリー声も大きくなっていた。ブライアンからはケリーの顔が見えない。だが、声を出すまいと必死に堪えているのは分かる。それでも、耐えきれなくなって、小さな泣き声、腹の底から出すような快感の声が、漏れ聞こえてくるのだ。その目の前の光景とケリーの悩ましい声があいまって、ブライアンのペニスは、再び、ピクピクと狂ったように跳ねていた。

……ああ、なんてことだ ……………… こいつ、またケリーの中に出すつもりだ!

すでにどれだけ多量の種液が、ケリーの子宮に注ぎ込まれしまったか、いまは想像することしかできない。だが、あの巨大な睾丸は、再び、膨らみ、またも、僕の美しい花嫁に注ぎ込もうと暴れ出してるではないか!

……ああ、ちくしょう! …………… 昨日の夜には、ケリーは僕にコンドームを忘れずにつけさせた。そして、このハネムーンでも、ケリーが妊娠しないようにと、1週間分、箱ごと買ってきたというのに!……

ケリーがこの黒人の大男に子を孕まされられる! ブライアンは、それを思い恐怖におののいたが、彼の脚の間のもう一つの頭部は違う反応をしていた。興奮してヒクヒク跳ね続けていた。

そして、その時、ベッドの上、根元まで挿入された黒いクサビで結合した白と黒のふたつのからだが同時にぶるぶる震え始めた。

ブライアンの脳裏に、お腹を膨らませたケリーの姿が浮かんだ。そしてブライアンは、ううッと唸り、またも白濁を噴水のごとく宙に飛ばしたのだった。

夫の苦しそうなくぐもった唸り声を耳にし、ケリーは涙いっぱいの目をブライアンに向けた。そして、この時も、自分がレイプされているのを見て愛する夫が射精する姿を見たのだった。この人は、私がこの逞しい黒人にレイプされ、からだを残忍に凌辱されているのを見て興奮している! ケリーは目を閉じ、さらに涙を溢れさせた。自分のからだに行われている卑劣な行為に対する恥辱ばかりでなく、ブライアンに対する怒りによる涙でもあった。

男は、事実上、延々とケリーのからだをむさぼり続けたと言ってよかった。確かにわずかな回数ではあったが、休憩を入れ、彼女のからだからペニスを抜いた時もあった。その間に、男はルームサービスを注文し、ボーイには、ドアをノックするだけで、トレイはドアの外に置いておくようにと指示した。さらに、準備周到に、電話も、フロントで留め、部屋につなげないように伝えてあったし、室内の清掃も、こちらから言うまでは、しなくてよいと伝えてあった。

「私たち、新婚旅行なので、邪魔をされたくないんですよ。分かっていただけますね。あと、それから、ボーイにはトレーはドアの外に置いておくように言ってください。食べ終わった後の食器はチップをたくさん弾んで、ドアの外に戻しておきますから! ボーイさんたちも分かっていただけると思いますが!」

アーチーは電話でそうつけ加えたのだった。

火曜日の早朝。このホテルに入ってから2日経っていた。カーテンから射しこむ陽の光に、ケリーはまばたきして目を覚ました。意識を戻しながら、全身を覆う痛みに、顔をしかめた。この2日間の恐ろしい出来事の記憶がよみがえってくる。

「あああぁぁぁぁ …………… うううっ!」

肛門に鋭い痛みが走り、ケリーはうめいた。と同時に、前夜、気を失う前に起きた出来事を思い出した ……………… あの男にアナルを犯されたことを。

そして、いまさらながら、あの残忍な強姦男が、いなくなっているのに気づき、彼女は驚いた。2日間ずっとからだの上にのしかかっていたか、中に入っていたかだったのに!

ブライアン! とケリーはベッドから頭を上げた。ベッドの向こうに目をやり、こっちをじっと見ているブライアンの姿を見た。まだ、椅子に縛り付けられ、猿轡を嵌められている。それから、ケリーは部屋の中を見回した。そうして、あの男がようやく、このスイートルームから出て行ったことに気づいたのだった。

私は、あの黒人に何度からだを犯され、貪られたのだろう。ケリーには分からなかった。何時間も、ずっと挿入されたまま、繰り返し繰り返し、犯され続けた。その記憶しかなかった。

ひとつだけ、ケリーが鮮明に思い出せる出来事があった。それは、ベッドの上、四つん這いにさせられ、1メートルも離れていないブライアンへと顔を向けさせられた出来事。その姿勢のまま、まるで野良犬のように、後ろから犯されたのだった。

からだの痛みをこらえながら、ケリーはブライアンの縛りを解こうと、ベッドから這い出た。だが、ベッドから降りて2歩ほど進んだ時、ふわふわしているはずのカーペットがゴワゴワしているのを感じ、彼女は足元に目を落とし、足裏でカーペットを擦った。深紅のカーペットが、ブライアンが放出した後、乾いた精液で汚れている!

そして、ケリーは、椅子にだらしなく横たわっている、夫の貧弱なペニスに視線を向けた。それからブライアンの顔に視線を向け、睨みつけた。彼女の目には、明らかにブライアンに対する怒りの表情が浮かんでいた。ブライアンはそれに気づき、視線を逸らし、そして、うなだれた。

言うまでもなく、彼らのハネムーンの残りの日々は、想い出に残る楽しい日々とはとても言えないものとなった。ふたりはほとんど言葉を交わさなかった。もっと言えば、ふたりとも、ばらばらの行動をし、一緒にいる時より、独りで過ごす時間の方が多かったのである。

ケリーは考えごとをしながら、長い時間、散歩して過ごした。かつては愛し、そして結婚までした男性。だがいまは、そんな彼に、ちょっとでも触れられただけで、気持ちが悪くなってしまう。ブライアンが抱きしめようとすると、ケリーはすぐに顔をしかめて、からだを離した。もはや、単にハグしあうことすらなくなっていた。ましてやセックスなど考えることすらありえない。

ただ、ふたりが同意し合ったことがひとつだけあった。それは、今回のレイプ事件を通報しないことにしようということ。ふたりとも警察に尋問されるのは望まなかった。警察に言えば、この恐ろしい事件の詳細を語らなければならない。それにレイプされた話しが、友人や家族にも漏れてしまうことも望まなかった。

だが、強姦者が去ってずいぶんした後、ブライアンが、これを通報するのは止めようと言った時、ケリーは、心の奥底で、こう思わずにはいられなかったのは事実である。

……何よ、あなたは! あなたは、自分の妻がレイプされているのを見ながら、楽しんでいたのを他人に知られたくないだけなんでしょ! あんなふうに、カーペットじゅうに、出しまくって!

いま、あれから数週間が経っていた。ケリーは秘密を打ち明けられる人が必要になっていた。ブライアンは、遅くまで家に帰ってこない毎日だったが、ケリーは、そんなことは気にしていない。もっと言えば、ケリーはブライアンと同じ部屋にいなくてもよいことを幸いに思っていた。

今までは、ケリーは友人に打ち明ける勇気がなかったし、時々、職場に病欠の電話を入れてしのいできたと言ってよい。だが、今は事情が異なってきた。ケリーは勇気を振り絞って、ロリイの電話番号を押した。2日ほどでいいから、来週、時間を作ってくれないかと期待して。ロリイに事情を打ち明け、助言を得たかったのである。生理が止まっている今となっては、どうしても彼女の助言が必要だった。

おわり


[2014/09/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (24) 

「その時点で、お前は兄に恋愛感情を持っていたのか?」

「いいえ。さっき言ったように、私はソング・ビキニを着ていたから、ただ恥ずかしかっただけ。恥ずかしくて、立ち上がることもできなかったわ」 とミセス・グラフはレストランの中を見回した。

「……1時間くらい、ふたりで座っておしゃべりをしていた。そのうち、彼は友だちと会う約束があるので行かなくちゃと言ったの。でも、夜にプールサイドでお酒でもどうかと私を誘ったわ」 と彼女は俺の手を握り、俺の目を見つめた。

「で、行ったのか?」 俺たちのテーブルのそばを客たちが通り過ぎ、俺は小さな声で訊いた。

「行きたくなかったわ。夫は体調が悪くて、私はそばにいてお世話をしてあげたかったから。でもジェイコブはとてもしつこくて、うるさいくらいに何度も誘うので、しかたなく、日が沈んだ後、プールサイドのバーで会う約束をしたの。一緒に泳げるよう、ビキニを着てくるように言ってたわ」 とミセス・グラフは目の前のコーヒーカップを見つめながら、小さな声で言った。

「ビキニを着て行ったのか?」

「夫はお腹の調子が悪かったし、私も夫のそばにいたかったんだけど、夫は出かけて楽しんできなさいと言ったの。私は行くべきではないと知ってたけど、あなたのお兄さんと会うことに、どこかワクワクしていたところがあったのも本当……。そして日が沈んで、暗くなった頃には主人はすでに眠っていたわ。私は着替えをして、家から持ってきたワンピースの水着を着ることにしたの。でも、着替えた後、鏡を見て、ちょっと何か感じたのよ……」 とミセス・グラフは襟元を指で擦りながら、小さな声で言った。

「じゃあ、ワンピースの水着にしたわけか?」 俺は、微笑みながら、うつむいてコーヒーカップを見つめるミセス・グラフに訊いた。

ミセス・グラフは頭を左右に振った。涙がひとしずく目からこぼれ、頬を伝い流れ、テーブルに落ちた。もう一方の目からも涙がこぼれるのを見て、俺はナプキンを取って彼女の頬を拭った。そして手を握って、溜息をついた。

「構わないんだよ」 とぎゅっと手を握り、優しく言った。

「鏡を見ながら、どうしてああ思ったのか、自分でも分からないの。あの時、まるで、自分が自分でなくなったみたい。ワンピースを脱いで、ソングのビキニを取ったわ。細いストライプでハイレグのソング。それからトップもつけた。胸が大きく盛り上がって見えた。それをつけたら、鏡の中、私の目の前で、自分の乳首がどんどん固くなっていくのが見えたの。興奮してからだが震えていた」 と、小さな、単調な声で言う。

「俺の兄と会うのを思って、興奮していたということか?」 とコーヒーを啜り、訊いた。

「ええ。どうしてかは分からない。夫が1メートルも離れていないところに寝ているというのに。まるで、何かに取り憑かれた感じだった。クローゼットに行って、白いブラウスを着たけど、ボタンは締めなかった。足元に眼を落して、セクシーなハイヒールのサンダルを見ながら、刻一刻と自分が興奮してくるのを感じていたの。そのサンダルに足を入れた瞬間、あそこがじゅんと濡れるのを感じた。鏡の前に行って、自分を見たら、脚の間に湿ったところができてるのを見たわ。香水を手にした時も、心臓がドキドキしていた。あんなにドキドキしたのは、記憶になかったわ。香水を乳房にスプレーして、ドアに向かったの」 と彼女は大きく溜息をついた。


[2014/09/18] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

ライジング・サン&モーニング・カーム 第10章 (9:終) 


アンジェラは聞いてる話しが信じられなかった。

「でもどうやって李総督と知り合いになったの?」

「あなたが死んだ後、私はあなたを守れなかったことに対して罪滅ぼしをしないではいられなかった。朝鮮の言葉を学んだ後、私は豊臣秀吉が侵略する計画を持っていることを総督に警告するため、朝鮮に戻りました。できることならそれを食い止められるようにと期待して。だが残念ながら、総督が人々に警告しても、誰もほとんど注意を払わなかった。だが、私の知識によって私にできることがあれば、わずかであれ、お助けしたいと総督に申し出たのです」

「例えば?」

「そう、例えば、豊臣軍は今で言うマスケット銃を装備しており、兵士の多くはその銃か伝統的な刀を持っているということ。朝鮮の兵士たちは、この兵器について少し神経質になっていました。当初、彼らは、銃とは一種の魔法の兵器で、それを見ただけで殺されてしまうものだと思い込んでいたのです。私は、これは決して魔法などではないと説明することができました。彼らはその仕組みを理解し、その射程範囲がかなり限られていると理解した後は、前ほど恐れることはなくなりました。もっと言えば、朝鮮兵の弓矢の方が、正確性や飛距離の点ではるかに優れていた。それに加えて、あなたも知っていると思うが、サムライたちは、相手に恐そうに見えるよう兜をかぶることが多いのです。初めて敵を見たときにひるむことがないようにと、このことも前もって朝鮮の兵士たちに伝えました」

「なんてこと! あなたが李舜臣を助けたなんて!」

アンジェラは、あたかも超有名なセレブと知り合いだと聞かされたかのように、夢見るような表情になっていた。

「多分、助けたことになったと思う」 ノボルはアンジェラの驚いた様子を見て、嬉しく思うのを隠しきれなかった。

「あなたが警告に来た時、総督はあなたの言うことを信じたの?」

「ええ、総督は信じてくれました。ただ、彼の部下たちは信じてくれなかった。彼らを助けたいという私の動機が真実であることを信じてくれるまで、何年もかかりました」と、ノボルは溜息をついた。「その点が、李総督にとって人生がはるかに困難になった理由でもあったのです」

「でも、最終的にはあなたのことを信頼するようになったのでしょう?」

ノボルは頷き、そして微笑んだ。「ええ、私に軍服までもくれました」

アンジェラは興奮してパチパチと手を叩いた。「着たのよね?」

「ええ」

「メタルの板がいっぱいついてるカッコいいヤツ?」

「その通り」

アンジェラは椅子の背もたれに背を預けた。ノボルが言ったことをまだ頭の中で処理しているようだ。「あなたは李舜臣に会っていた……」

突然、彼女は目を大きく広げた。

「総督がなくなった時、朝鮮にいたの?」

「私が彼の旗艦に着いたのは戦闘の終了後だったのです。そして、その知らせが告げられたのです」

「まあ……」

「李総督は祖国のために殉死した。だが、彼の祖国である朝鮮半島の国の政府は彼のことから何も学ばなかった。再び占領されたことからも分かるように」

ノボルは悲しそうに頭を振りながら続けた。

「私の国の人々が、その後も朝鮮の人々に取って脅威であり続けるだろうとは知っていました。そこで、私は自発的に、朝鮮における政治的風潮の流れを丹念に追い続けました。近代国家であると宣言してから後は特に注意深く」

「どういうことをしたの?」

「いろんなことをしました。できることなら何でも。聞いたら驚くかもしれないが、私は、日本が朝鮮を占領していた期間中、自由を求める朝鮮兵士たちの多数に私の感染体をうつさせたのです。彼らはそれを受け取り、多少なりとも正義を実現、維持しようとしてきました。朝鮮戦争の時期に感染させた者も多い」

ノボルは、アンジェラが驚いた顔をするのを見て微笑んだ。

「そんな、ありえない!」

アンジェラはノボルが言ったことをしばらく考えていた。「……その人たちで、今、アメリカにいる人はいるの?」

「いいえ。彼らは自国に留まって奉仕するのがベストだと感じている。彼らの中には、総督の子孫の人もいます」

この人は朝鮮半島の人々を助けるために大変な苦労をしてきたのね。アンジェラはノボルの気持ちをようやく理解し、息が詰まる思いをした。

「あなたは人生の大半を朝鮮半島に関わって生きてきたのね」 感情に溢れた声になってアンジェラは言った。「それって、私のために?」

「ハイ[Hai]」

静かな面持ちでこちらを見つめるノボルを見て、アンジェラは目に涙が溢れてくるのを感じた。

「あなたは私のことを本当に愛していたのね。でも……でも、そんなにまでする必要なかったのに」

ノボルは両腕を広げてアンジェラを抱き寄せた。顔を彼女の首筋の滑らかな肌に擦りつけ優しく抱いた後、アンジェラを膝の上に座らせた。

「でも、そうしてしまいましたから。そうして私が献身的に行動した褒美として、あなたが私のもとに戻されてきた。あなたが戻ってくること。それは、どんな献身をしても、それを上回ることなのです」

「ノボル……」

アンジェラは、今にも、わあっと泣きだしそうに思った。ノボルにキスされた時、心温かい涙が数粒、瞳からこぼれ、頬を伝い流れた。ノボルは親指でそれを拭い、さらに強く彼女を抱きしめた。

「あなたのことを思わない日は1日もありませんでした。今だに、あなたがこうして私の元に戻ってこれたことが、信じがたいのです」

ノボルは膝からアンジェラを抱え上げ、テーブルの上のディナーを横に押しのけ、彼女をガラス板のダイニングテーブルへと仰向けに倒した。シルクのブラウスの左右を握り、左右に引き裂くようにして前を開いた。そして、徐々に露わにされていく肌に舌を這わせ始めた。

胸の間の肌まで来ると、ノボルはアンジェラのブラジャーを押し上げ、乳房を露出させた。歯で乳首を焦らし、みるみる勃起させていく。アンジェラが彼の長い髪に指を絡ませるのを感じ、頭皮に近いところで髪の束を握るのを感じた。

アンジェラのからだから立ち上る香り、それに彼女の呼気から漂う独特の匂い……。それを嗅ぎ、ノボルの中に嫉妬に駆られた独占欲の衝動が湧きおこった。人間からケダモノに変わっていく。

アンジェラが目を丸くして見つめる前で、ノボルのからだは膨張し、着ているローブがビリビリと引き裂かれていった。ノボルはからだを揺すって、散りぢりになったローブを震い落とし、立ち上がり、そしてアンジェラに向かって吠えた。長く伸びた歯牙が見える。逞しい関節がバリバリと音を鳴らした。

「お前は俺のものだ!」

とても人間の声とは思えない声。地の底から轟くような声で、辺りの空気を振動させ、アンジェラもからだ全体でその振動を感じることができるほどだった。

「お前はいつまでも俺のものだ。何者にも、お前を俺から奪わせはしない」

針のように鋭い爪を露わに、長く伸びたたて髪を逆立たせ、すでに巨大化しているにもかかわらず、なおいっそう巨大に見せる。

ノボルは鋭い爪を振るい、アンジェラの服を散りぢりに切り裂いた。そして、巨大な手で膨張した男根を握り、彼女の入り口へと導いた。

「お前が俺のやり方を好まなくとも、気にしない。お前は俺のものだとはっきりさせるためなら、やることはヤル!」

その言葉と共に、ノボルはアンジェラの腰をぐいっと自分に引き寄せた。彼の巨大な分身が強引にアンジェラの狭い肉筒へと押し込まれる。ああぁぁぁッ! とアンジェラの苦痛の悲鳴が轟いた。

まるで懲らしめているかのような激しい抜き挿しが始まった。テーブルが今にも壊れてしまいそうに、ガタガタ音を立てて揺れる。

「長い間、待ち続けることがどんなものか分かるか?」

ノボルはアンジェラの首を握り、呼吸ができなくなる程度に締めつけた。

「こんな俺のやり方が嫌なら、お前はこの世界に戻って来るべきではなかったのだ。俺は、もう二度とお前が俺から離れることは許さないつもりだからだ!」

アンジェラは、鋭い痛みと貧血と、そして酸素不足の状態が組み合わさり、死ぬかもしれないという恐怖感があった。だが、その奥底で、彼女は奇妙な幸福感が膨らんでくるのを感じていた。からだを傷つけられ、首を絞められ、自分のことにお構いなく、乱暴に抜き挿しを繰り返されている……なのに、なぜか、嬉しくてたまらなくなってくる。

アンジェラの膣肉の最深部、ノボルの分身の先端が彼女の子宮口を執拗に叩いていた。ノボルは、限界が差し迫ってくるのを感じ、歯を食いしばってこらえた。首を絞めていた手を離し、彼女の腰を掴む。

急に呼吸ができるようになり、脳に血液の循環が戻る。アンジェラのからだの全神経がいっせいに活動を再開し、爆発的な快感が彼女の体内を駆けまわった。反射的に彼女の膣肉が強烈な締めつけを開始する。

それを受けて、ノボルは文字通り、獣のように遠吠えをした。そして、その恐ろしい咆哮と共に、爪をアンジェラの首に食い込ませ、「いくっ[Ikku]!」と唸った。同時に、熱い体液がアンジェラの小さな子宮の中へほとばしった。

噴射が終わり、ノボルは苦しそうに喘ぎながら、アンジェラの中から抜け、そして彼女の首の傷を舐めはじめた。みるみる傷が癒され、治っていく。すっかり元通りになったと安心すると、ノボルのからだはゆっくりと元の人間の姿に変わっていった。

元に戻ったノボルは愛しげにアンジェラにキスをし、問いかけた。

「ウォン・マン・へー[Won mang heh:後悔していない]?」

「もちろん」とアンジェラは両腕をノボルの首に巻きつけ、抱きついた。ノボルは彼女を抱き上げ、ベッドへと運んでいった。

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歴史に関するノート:銃を持つ日本に対して朝鮮が弓矢で応じ勝利したのは事実です。銃を有していることが戦いで有利となるとは限らなかった数少ない史実のひとつと言えます。残念なことに、占領時代になる頃には、兵器に関する技術は格段に洗練されていて、日本はほとんど抵抗にあいませんでした。

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つづく


[2014/09/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

オマールベルの世界(キャプション):元スポーツマン (1) 

オマール・ベルの世界:元スポーツマンたち 出所:http://www.imagefap.com/pictures/3139402/Omar-Bell-Universe-Former-Athletes

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サム・フォークナー
元の身長:183センチ
現在の身長:155センチ

元の体重:106キロ
現在の体重:50キロ

元の競技:バスケットボール
現在の競技:体操

「何でもないわ。単純なこと。私は運動選手ということ。からだの大きさは関係ない。単に別のスポーツを見つけたということ…そして、私はこの競技でも勝つということ。それが私の生き方なの」

サム・フォークナーは、グレートチェンジの前は、国内最強の大学バスケット・チームのポイント・ガードだった。もっと言えば、そのチームは大学バスケにとどまらず、全国チャンピオンにもなるほど強かったし、今シーズンでも強豪チームのひとつである。そしてサムはその中でもベストプレーヤーだった。たいていの評論家たちは、サムが大学1年のシーズンを終えた後は、大学をやめてプロになるだろうと言われても、異論はなかった。だが、サムは、母親に大学は終えると約束していたし、母親をがっかりさせる気はなかった。グレートチェンジのすぐ後、サムは奨学金を打ち切られた。しかしながら、彼は新しい天職を見つけたのである。体操競技だ。小柄な体と天性の運動神経のおかげで、彼にはそれがピッタリだったのである。

*****

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「それで、先生、診断結果は? 僕は死んじゃうんですか?」

「いいえ、死にはしませんよ、ジェームズさん……あまりテレビでニュースは見ないようね?」

「え? ええ、見ません。新シーズンが近づいているから。この1ヵ月、ほとんどぶっ通しで試合のビデオを見て研究してきてるんです」

「ああ、そう……。じゃあ、ちょっと腰を降ろして話しを聞いた方がよいかしら?」

「いや、ストレートに言ってください。新シーズンの開始までには僕は直ってるんでしょうか?」

「いいえ。それは絶対に無理。オマール・ベルのことは聞いたことがない?」

「2週間くらい前にニュースで取り上げられていた人? 何か聞いたかもしれないけど。どうして? いつになったら直るか言ってください」

「ああ、あなたは元にはずっと戻れないの。もっと言えば、あなたは多分、身長がさらに15センチ低くなるはず。それに、それはこれから起きる変化のほんの序の口なの」

*****

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タイラー・チャスタング

元の身長:187センチ
現在の身長:160センチ

元の体重:109キロ
現在の体重:48キロ

元の競技:フットボール
現在の職業:女優

「本当はフットボールをしたいとは一度も思っていなかったの。単に上手だっただけ。それに、フットボールは目的のための手段だったから。分かるでしょう? グレートチェンジは、私に起きたことで最高の出来事だったわ」

グレートチェンジに関する話しは、適応不全に関する話しばかりというわけではない。このタイラー・チャスタングのように、グレートチェンジを良きことに捉えた者たちもいたのである。ご存知の通り、彼は国内で最も注目を浴びた新人だった。どの大学も彼を獲得しようと追いかけた。彼は自分の好きな大学を選ぶことができた。彼は、適正な年齢に達したらすぐに、NFLのドラフトで一番に選ばれるだろうと、誰もが思っていた。それほど彼は上手だったのである。

だが、その夢があえなく砕け散った。オマール・ベルが大気に生物エージェントを撒き散らし、世界の白人男性を白人ボイに変えた時にである。(少なくとも近い将来には)これに対する治療法はないと世界に知られ、女性的なボイたちをありのままの姿で世界が受け入れ始めると共に、タイラーのフットボール選手としての選手生命は断たれた。

だが、タイラーにはハリウッドでキャリアを積みたいという長年こころに抱き続けていた夢があった。もっと言えば、彼はフットボールでの活躍を利用して、俳優になるきっかけを得たいと思っていたのである。そこで彼は荷物をバッグにつめ、夢を抱いた他の多くの新人と同じく、ハリウッドに旅立ったのだった。

だが、時代はそう甘くはない。ボイが演じるような役柄自体、わずかだった。可哀想なタイラーは、夢をあきらめかけていた……

故郷に戻ろう。だけど、戻る前に、もう一度だけオーディションを受けよう。そう思って受けたオーディションだった。何と彼はそのオーディションで引っかかったのである。プロデューサがフットボールのファンで、タイラーのことを知っており、即決で彼をキャストに決めたのだった。それから後のことは、誰もが知る通りの、歴史となった。タイラーは、ハリウッドで最も人気のボイになり、次から次へと映画の主演を演じている。

この写真は、彼の最新作のスチール写真である。チアリーダたちが、邪悪な殺人鬼にストーキングされるホラー映画である。

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バリー・クリッチトン
元の身長:188センチ
元の体重:118キロ
元の競技:ボディビル

現在の身長:153センチ
現在の体重:47キロ
現在の競技:不明

「『不明』って何よ? 今、カムバックしようとしてるところなのよ! 本当だから……47キロまで増えたわ。この3ヶ月で1.8キロも筋肉がついたのよ。わずかだけど、最初の2キロくらいが一番難しいところだというのは、私たちの常識だわ。筋肉がメキメキつき始めるのも時間の問題よ」

ボイたちにもいろいろいる。明らかに思えることでも、なかなか受け入れらないボイたちもいるのだ。例えば、このバリー・クリッチトンがその一人である。彼はグレートチェンジの前、ミスター・ユニバースに2度選ばれた。もちろん、彼はその地位に立つために、ステロイドや筋肉増強剤HGHを使った。だが、だからと言って、彼の達成の価値が失われることはない。他の誰もが同じことをしていたので、勝負の場は平等であったから。

グレートチェンジの後、彼が落ち込んだのは理解できる。だが、彼は諦めて落ち着く人間ではなかった。そこで彼は再び筋肉増強の薬を摂取し始めたのだった。しかし、彼はボイにはステロイドやHGHが効かないことを知らなかった。その理由はまだ分かっていないが、ボイがステロイドを飲んでも、何ら良いことは得られないことを私たちは知っている。その点と、ボイが柄な体格をしていることを合わせて考えれば、ボディビルの舞台でボイたちが競い合う姿を見るのはまだまだずっと先のことであると言えるだろう。

*****

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ゲイリー「鉄拳」マッカビー

元の身長:175センチ
現在の身長:160センチ

元の体重:75キロ
現在の体重:50キロ

元の競技:ボクシング
現在の競技:ボイ・ボクシング

「私は偉大なボクサーとは言えなかった。それは当時から知っていた。だが、それだけ知っていれば充分だった…今もそうだ。ボイ・ボクシングは冗談のようなものだとは分かっている……男たちが私たちボイが半裸で戦いあうのを見て楽しむための口実に過ぎない。だが…まあ、私には他に何ができるというのか?」

グレートチェンジの3年後、ボイ・ボクシングが開設された。これは、他あろうベル博士自身の発案で生れたものだった(この事実は、ボイ・ボクシング・リーグ、つまりBBLが距離を置いておこうとしている事実である)。

ボイ・ボクシングは、トップレスの(たいていは非常に小さな下着だけを着た)ボイふたりが拳闘する競技である。これはお笑い競技と考えられている。というのも、大半のボクサーには、相手にまともなダメージを与えられるだけのパワーを持っていないからだ。試合は、普通、半裸のボイとボイがからだを絡めあってレスリングする展開になる。


[2014/09/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第10章 (2) 


家に着き、中に入った。家の中、部屋中、電気がついていた。

「クリスティ!」 娘が家にいるかもと期待して、あたしは大きな声で呼んだ。

すぐに階段を駆け下りてくる足音が聞こえた。クリスティはキッチンに来るとすぐに、あたしに抱きついた。嬉しそうに笑いながら。

「ママ、帰って来たのね! やっと帰って来たのね! 全部、お話しして! 何が起きたか教えて!」 信じられないほど興奮しながら、抱きついて叫んでいる。

あたしもクリスティを抱きしめた。ありったけの愛情をこめて抱きしめ、娘の愛情を噛みしめた。こういう愛が欲しかったの!

しばらくキツク抱きあっているうちに、ようやく娘も落ち着いてきて、両手であたしの背中を優しく撫でながらからだを寄せるくらいになってきた。あたしはクリスティの顔にかかっていた髪の毛を優しく払いのけ、改めて娘の顔を見た。ほんと、綺麗になったわねと我が娘ながら感心する。

「さあ、もう大丈夫よ」 とあたしは囁きかけた。「でも、まずは、あなたから話して? あなたとあなたの謎のお友達が何をしていたか。どうやって、あの写真を取りかえしたのかをね?」

ふたりでリビングに入り、カウチに腰を下ろした。クリスティは早速、彼女の冒険の出来事を話し始めた。友だちの名前はバーブラで、その子がフランクのアパートに行って、まだ保持していた鍵を使って、中に入ったらしい。フランクは、この元彼女にパソコンやネット上でのデータ保存装置へのアクセスをするためのパスワードを全部教えたままにしていたみたい。ほんと、愚かなヤツねと、それを聞いてあたしは意地悪な満足感を覚えた。いったんアクセスしたら、後は簡単で、あたしの写真を全部削除できたみたい。

「すごくドキドキしたわ。私たち、まるで、何かの使命を与えられた、シークレット・エージェントになった気分だったから!」 とクリスティは笑った。

「ママ? でも、フランクがどんな画像を持っていたか信じられる? すごかったんだから! でも、いちばんすごかったのは、ネット上のデータ保存場所にあったものだわ」 と娘はサスペンス染みた顔をして見せた。

「教えて、クリスティ! ママに教えて!」 思わず叫んでしまった。どんな画像だったのか、早く聞きたい!

「信じられないかもしれないけど、フランクは……男も好きだったのよ!」 と目に笑いの表情を浮かべてあたしを見た。

「ええ? どういうこと?」

「フランクは他の男と一緒になってるところの画像をいくつも持っていたの! もろに映ってる画像! 私の言ってる意味、ママも分かるでしょ?」 とクリスティはウインクした。

フランクはゲイだった? いや、バイか? ああ、なんと! 想像すらしてなかったわ! フランクは、その部分をみんなにバレないようにしてきたに違いないわね。

「で、あなたたち……その画像も消してきたの?」 いくつかは残してきたと期待して訊いた。

「まさか!」 とクリスティは叫んだ。「消すにはもったいないもの! バーブラはその画像をディスクにコピーして持ち帰ったわ。あっ、あとそれから、私たちフランクのパソコンのハードディスクを初期化してきたわ。バーバラはその方面に詳しくて、一見したところ、パソコンがクラッシュしたように見えるようにしてきたわ」

やったあ! ほんと、賢い娘たち! こうなったら、もしフランクが何かしようとしたら、こっちにも、すごい手段、すごい奥の手があるからね!

あたしはすっかり安心して、両腕を頭の後ろで組んで、ソファに寄りかかった。これで不安なことがなくなったんですもの! ゆったりした気分で、からだを思いっきり伸ばし、背伸びした。他人に操られることから解放された気分ほどすがすがしいことはないわ。期待したよりもずっと良い結果になったのも最高!

ふと見ると、隣に座るクリスティが、あたしの下半身を見ているのに気づいた。背伸びした時に、ミニスカートがめくれ上がって、パンティが見えてしまっていた。

「ママ? それって、ママが出かけた時に履いてたのと違うわよね」 と、不思議そうな顔をしていた。だけど、すぐ娘は目を丸くした。あたしの話しをまだ聞いていなかったことに気づいたみたい。

「そうだ! ママの話しよ! 話して、話して、話して! 全部、聞きたいの!」 とあたしの手を握ってせかした。

あーあ、やっぱり、そっちに来るのよね! あたしはちょっと考えた。あたしが他の女性のあそこやお尻を舐めたことを、どんなふうに娘に話したらいいの? 純真な我が娘に、あたしが女性にも時々惹かれてしまうことを、どう話したらいいの? 話せないわ! そんな考えを娘の心に植え付けるわけにはいかないもの!

結局、あたしはレイブンやリズとのことは省いて、この夜の出来事を話した。クリスティは、時々、短いコメントを挟みながら、熱心に聞いていた。すべてを知りたいのか、詳しく話してと何度か言っていた。


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裏切り 第10章 (7) 


腰を降ろしてもいい? めまいがしてきて……

私たちのメイク用のテーブルの下に大きなトランクが3つ置いてあった。それぞれに、ポールの3人のモデルの名前が書いてあった。ダイアナのはすでに開けられていて、彼女の足元に置いていた。アンジーと私は、それぞれ自分のトランクを運び、最初の衣装替えの準備を始めた。

ショーは5時に始まり、90分ほど続くことになっていた。私たち3人に加え、他のベンダーからのモデルも加わってショーを行う。楽屋にはベンダーもモデルもたくさんいて人でごった返していた。そんな中、私たちは衣装替えのために楽屋を駆けまわる。しかも衣装替えは4回も。

ダイアナは、ショーのフィナーレを飾る特別のソロのショーをすることになっていた。次のミスター・ゲイの王座を決めるコンペは7時から開始する。

私はステージの端のカーテン越しに客席を覗いた。ジェフとスーザンが客席に突き出た細長いステージのそばに座っていた。ふたりは、モデルやモデルの着ている衣装や、それを作ったベンダーを紹介する特別ゲストの司会となっていた。

ジェフたちが出席することで、必ずマスメディアでの報道がなされる。加えて、ジェフのチームの試合を放送している地元の独立系テレビ局からもカメラマンが来ていた。本当に、彼らがこのショーを選んで、私を破滅に追いやるつもりでいるなら、新聞と10時のニュース番組での報道を狙うだろう。シカゴ中の人が目にするようにと。

デューバル通りのファット・チューズデイ(参考)で、肌を露出したビキニとハイヒールのサンダルだけの格好でピニャ・コラーダ(参考)を啜ってるというのも、ボートをチャーターして遊ぶのと同じくらい楽しいと思うけど、どう?

なのに、今の状況。バックステージに立って、最初のモデルが喝采を浴びてるのを聞いて、気が重くなった。お腹のあたりに蝶が飛んでるようなゾワゾワした感じだったけど、その蝶が今やハゲタカに変身して、翼を広げ、私のお腹の中から飛び出そうとしてる。同時に私の身体が引き裂かれそう…。

とうとう出番の合図が飛んできた。

合図を受けて、ステージに飛び出した。白い子牛革のコルセット。首輪。黒エナメルの飾りがついた肘までの長さの手袋。マッチした白い子牛革のレースアップ式のブーツ。このブーツは太腿までの長さで、黒エナメルの渦巻き模様が施されている。そしてヒールは、15センチのヒール高のスティレット。

ファッションショーでの歩き方や仕草についてはダイアナにコーチを受けていて、みっちり覚えこんだつもり。これでもダメだと言ってみなさい。ちんぽを根元から食いちぎってやるから!

アンジーは私のすぐ後ろ。紫の子牛革のコルセットのミニ・ドレスと、それにマッチしたプラットフォーム(参考)のサンダル。

そのアンジーの後ろにはダイアナ。私と同じような赤いエナメルのコルセットの組み合わせで、太腿までのブーツでコーディネイトした衣装。

私がステージに出た時には、前のモデルたちへの拍手が残っていたけど、私たち3人が出て1秒か、2秒したころには、音は大きなスピーカーからズンズンと響き流れる音楽だけになっていた。

たった数秒も何時間のように感じられる。スーザンは、この前の週末に会ったことで、私の顔を思い出したようだった。また私の顔を見て、嬉しそうな顔とはとても言えない顔をしていた。その他は何も表情の変化は読みとれなかったけれど、だけど、スーザンについては、何を考えているか知れたものではない……。それより、観客が皆、シーンと静まり返っていることの方が、正直、辛かった。

緊急事態! 緊急事態! 救助運搬車出動! レベルを300まで上げて! 気つけ薬1CC必要! 注入して!

その時、観客の顔を見た。

目をまん丸にして、口をあんぐり開けた人を、一か所でこんなに集まっているのを見たことがない。拍手が沸き起こった。みるみる拍手が大きくなって、轟音に近くなっていく。爆音で鳴らしている音楽も掻き消されそうになるくらい。巨大な中央のシャンデリアが振動でカチャカチャなっていた。私はすでにステージ方向へターンをしていて、バックステージに向かう途上、中央へと向かうダイアナとすれ違った。彼女は私にウインクをした。

そうよ、いくわよ! その心意気!

次々に着替えて、ステージに出るたび、拍手が速く、そして大きくなっていった。それによって、私もどんどん自信がついてきた。

うわあ、もし先物商品の仕事がうまくいかなくなったら、こっちで……

3回目から4回目の衣装替えの時、何か熱を帯びた言い争いの声を聞いた。ステージの奥の袖あたりから聞こえてくる。私は裏側から忍び出て、そのふたつの怒り声の持ち主に近づいた。ひとつは男性の声、もうひとつは女性の声。

「何だよ! お前、あいつをここに連れてくると言ったじゃねえか!」 と男が怒って言う。「いいか、お前。もし俺をだましたら、お前に生れてこなければよかったと思わせるからな! 男だろうが女だろうが!」

「彼ならここにいるわよ」 と女が吐き捨てるように言った。「フィナーレまで、彼を怖がらせておくつもりなの。彼は全然、疑っていないわ。私を信じて。誰も忘れないでしょうよ。あなたのもくろんだ通りにになるから」

「本当か? じゃあ、あいつはどこにいるんだ? 教えろよ! さもないと……」

私は急いで角を曲がり、ダイアナの腕を掴んだ。ジェフは空になったグラスを掲げて、ダイアナの頭に振り落とそうとしている。それは重いので、振り落とされたら、ダイアナの頭蓋骨を打ち砕くことになってしまう。もしそんなことになったら……

「ダイアナ、次のセットの着替えをしなきゃいけないわ! 急いで、今すぐ! あら、ジェフ! また会えてうれしいわ」

「リサ! 待てよ! 話しがあるんだ…」 とジェフは大声で言った。

「ショーの後で会いましょう? いいでしょ?」 と私は猫なで声で言った。「今は、ダメなの。ここにいる私のお友達の衣装替えのお手伝いをしなくちゃいけないから! じゃあ、またね!」


[2014/09/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第17章 (4) 

ジェイクは妻たちを見た。

「アンドリューから聞いたけど、君たちこの家では『プレーボーイ』を許さないんだって? これはどうするつもり?」

ドニーがくすくす笑った。「コーヒーテーブルの上に置いておくわよ。主人は有名人ですもの。アメリカは偉大な国でしょ?」

アンドリューが口を挟んだ。「僕は最後に『プレーボーイ』を買ったのは大学の時だった。僕の知り合いに、『プレーボーイ』のビンテージ・コレクションを集めてたヤツがいたけど、10年分は集めてたんじゃないかな。なぜか知らないが、そいつは卒業した時、そのコレクションを持っていこうとしなかった。全部売り払ってしまったよ……」

「……そのコレクションを見て、それを使ってやってみたいと思ったことがあったんだ。グラント・ウッズの『アメリカン・ゴシック』(参考)という絵を見たことがあるかい? 気難しそうな農民の男女の絵。家の前に立っていて、男は熊手を持っていて、女は山奥のおばあちゃんみたいな顔をしているの。僕はあの絵の複製プリントを買って、寮の壁にかけたんだ。それから『プレーボーイ』誌の中開きピンナップ写真を10年分調べて、ちょうど良いサイズでぴったりのポーズをとってる写真を見つけた。で、その女の子の顔の部分は切り取って、ボディ部分だけを取り出し、絵のおばあちゃんの顔の下に張りつけた。どうしてか理由は分からないけど、そうしたら隣に立つ農夫が前よりハッピーそうな顔になったように思ったよ」

アンドリューがこの意見を述べている間、誰もが彼を驚きと憐れみが混じった顔をして見ていた。

ジェイクが言った。「おい、アンドリュー、ちょっと僕としては心配なのは、君が、今日チャンスがあったら同じダメダメなことをするんじゃないかってことなんだが」

「もちろんするよ。しないわけないじゃないか」

妻たちが立ち上がった。そのうちのひとりが言った。「もう、あなたったら。日光に当たりすぎだわ。脳に影響が出てきてると思う」

もうひとりの妻も言った。「日光が他のところに影響を与えてない限りは、どうでもいいんじゃない?」

アンドリューはふたりの妻の腕をとり、私たち5人は家の中に戻った。

ドニーが私に「アンドリューを犯す部屋」を見せてくれた。『プレーボーイ』誌に書かれていた通りの部屋だった。それから私は、ディナーの前にちょっとシャワーを浴びる時間をもらい、その後、アドキンズ一家と対面するためにディナールームに行った。


[2014/09/16] デス・バイ・ファッキング 第17章 | トラックバック(-) | CM(0)

親友 (2) 


その夜、マーク、ジェニー、テレンスの3人は夕食の席で、必然的にこのニュースを話題にした。

テレンスが言った。「俺はこういうヤツらが大嫌いだなあ。こいつら、俺たちの抱える問題が、すべて、黒人であることが原因であるように振舞っている。いや、俺は人種差別にあったことがないとは言ってないよ。いや、実際、差別にあった経験はある。だけど、こういうヤツらが言ってるほど、広範囲に起きてるわけじゃないんだけどね」

「でも、この人の言ってることには一理あるんじゃない?」とジェニーが答えた。「あなたたち黒人は過去に辛い時代を経験してきたわけでしょ。単に奴隷制のことだけじゃなくって。人種隔離政策とかいろいろ……」

「でもさあ、この人によると、僕たちが一度も会ったことがない人たちがやったコトで、僕たち全員が罰を受けるべきだということにならないか?」 とマークが訊いた。

「白人は全員が悪魔だとかレイシストだとか、そういうのはないと思うんだよ。そういうステレオタイプ的な見方は、他の人種へのネガティブなステレオタイプと同じく、悪い影響しかもたない。白人も人種差別の標的にされることだってあるしね」 とテレンスが言った。

ジェニーが答えた。「いずれにせよ、この人、気が狂ってるわ。彼が書いた声明文を読んだ?」

テレンスとマークがくすくす笑った。そしてテレンスが言った。「なんだかなあって感じだよ。マーク、君は一夜にして、可愛い女の子になっちゃうのかい?」

3人ともいっせいに大笑いした。マークは腹をとんとんと叩きながら言った。「いやいや、俺は痩せられていいかも」

「笑わないで」とジェニーが口を挟んだ。「本当に、あなたはジムに通わなくちゃいけないわよ」

「分かってる、分かってるって。月曜から始めるよ」とマークは答えた。

マークはこの3年ほど、ちょっと気を緩めすぎており、かつてのスポーツマン的な体つきがいささか弛んできていた。身長180センチで体重100キロの今、ちょっとは(いや、たくさん)体重を落とさなければと思っていたところだ。

3人はその後、おしゃべりをしたりワインを飲んだりしながら楽しい夜を過ごした。ジェニーとテレンスは仲良くやれそうだなとマークは思った。このことが彼の気がかりだったからである。結局、その夜3人は明け方近くまで飲み、そして眠りについたのだった。

*

何日か経ち、3人はすぐに一定の生活リズムに落ち着いた。テレンスが引っ越してきてから1週間後、マークは地元のファッション雑誌の仕事を得た。本当は写真報道の仕事が良かったのだが、仕事にあぶれてる身としては選択などできないと諦めた。ファッション誌の仕事は(現在、それをしている年寄りのカメラマンが退職する)2ヶ月先までない。だが新聞社からの退職手当のおかげで、あと3ヶ月は生活ができるので、マークはさほど
心配していなかった。

マークは面接のあった日の夕食時、ジェニーに仕事のことを話した。この家での習慣として、テレンスも話しに加わった。

「ということは、毎日、半裸のモデルたちに囲まれる職場になるわけか? アシスタントが必要じゃない?」 とテレンスがニヤニヤしながら訊いた。

マークは肩をすくめた。「多分、必要かも」

「でも、新聞社の仕事よりペイが低いんでしょ?」 とジェニーはテレンスの言葉を無視して訊いた。

「ああ、でも、半年後には昇給があるんだ。さらに1年後にはもう一度昇給があるはず。そこまでいったら、新聞社での仕事とほぼ同じペイになるよ」

「そう。おめでとう、あなた!」 とジェニーは笑顔で言った。そしてマークに顔を近づけ、頬にキスをした。

そして小声で囁いた。「でも、そのモデルたちに目を向けたら、あなた、後悔することになるわよ。うふふ」 と笑って、腰を下ろした。

「うーむ。でも、写真を撮るわけだから、どうしても目を向けなくちゃ」

「私が言ってる意味、知ってるくせに」

「でも、もし…」 と何か言いかけた時、マークの声が変わった。彼は咳払いをして、「もし……」と続きを言いかけたが、再び咳払いをしなければいけなかった。

「おい、大丈夫かい?」 とテレンスが声を掛けた。

「ああ、ただ……」 マークは驚いて、居心地が悪そうな顔をした。「声がちょっと高くなった感じで」

「確かに」 とテレンスが言った。

それから5分ほど沈黙が続いた。彼らが何も言わない時間がこんなに続くのは珍しい。その後、テレンスは

「ひょっとして、お前、例の可愛い女の子になりかかってるのか、えぇ?」

と言い、笑いだした。

この一言で緊張がほぐれたようで、3人とも大笑いをした。この部屋で、テレンスの笑い声だけが、男性的な笑い声だった。


[2014/09/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

美肉スチュワーデスへの飢え (7) 


啜り泣く美女にのしかかり、腰を小刻みに動かしながら、アーチーは徐々に挿入を深めていった。突くたびに声をあげ、苦痛に顔を歪めるのが彼の嗜虐心をそそる。

やがてアーチーは小刻みに突く動きをとめた。そして、後ろを振り返って、ブライアンを煽り始めた。

「おい、坊ちゃん! 根元まで全部入れたぜ! ああ、ちゃんと穴を広げてやったぜ! 今度、おめえのちっこいのを入れても、何も感じねえだろうな! ぐへへへ ………………… そうだ、忘れるところだったぜ ………………… 結婚、おめでとう! これから、おめえたちに最高の結婚祝いをやることにするぜ! ああ ………… 俺からの結婚プレゼント、気に入ると思うぜ! おめえの手で抱っこしてやれるしな ……………… 9か月もすれば!」

ケリーは頭を左右に振り、イヤイヤをしながら、必死にからだをくねらせ、強姦者の下から這い出ようともがいていた。そしてアーチーの言葉を聞き、恐怖に震えた。この悪魔のような男に孕まされる!

さらに痛みも激しかった。これほどの苦痛をこれまでの人生で味わったことがなかった。ブライアンに処女を捧げた時よりも激しい痛み。からだが引き裂かれるような苦痛。

ケリーは両足のかかとでベッドを突いて、身体を這いあがらせ、この強姦者の男性自身から抜け出ようとした。だが、そんな彼女の試みも無駄に終わる。ケリーがちょっとでも擦り上がろうとするたび、強姦者は逃れようとしてもムダだと教え込んでるように、彼女の尻頬をムンズと掴み、からだごとぐいっと引き戻し、それと同時にさらに強く突き返してくるのだった。

やがて強姦者の抜き差しは、ペニスの全長を使った、長いストロークに変わり、その抽迭のスピードも徐々に速まってきた。ケリーはからだの中の太いペニスが、さらに太くなってきてるのを感じた。自分にのしかかり、ハアハア息を荒げながら動き続ける男の様子も切羽詰まった感じになってきている。ケリーは観念せざるを得ないと感じていた。この男が私の子宮に注ぎ込もうとしている邪悪な精子から逃れることはできないと。

いやッ …………… いや、いやッ ……………… この人、私を孕まそうとしている!

ケリーは、今の時期が最悪の時期だと知っていた。まさに排卵した時期のはず。ケリーは、啜り泣くことしかできなかった。式の後の昨夜も、ブライアンには確実にコンドームを使わせたケリーである。この新婚旅行でもコンドームを1箱、しっかり荷物に入れておくよう彼に注意したほどだった。

ちょうどその時、ケリーは左右の尻頬をがっちりと掴まれるのを感じた。下半身が動かぬよう固定され、それと同時に強く突き入れられた。根元まで埋め込まれ、そのままの位置を保たれる。体内に埋め込まれたペニスがヒクヒクと痙攣し、さらに大きく膨れ上がっている。と同時に男のからだがぶるぶると震えだした。うおおっと動物のような唸り声を上げ始めている!

「ああ、だ、だめえぇぇぇぇぇ ……………………… い、イヤぁぁぁぁぁッ!」

ケリーは、膣内の肉茎がぐいっと力強く反り返り、次の瞬間、熱い体液が子宮の中に撃ち込まれるのを感じた。あああぁぁと声を上げるケリーの頬を幾筋も涙が伝い流れた。とうとう、中に出されてしまった。おそらく強力な生命力をもつ精子が私の子宮内を泳ぎ回っている……

今、この男に子種を出されてしまったの。ごめんなさい。多分、妊娠してしまうかもしれないわ……。

ケリーは夫に、申し訳ないという気持ちを伝えたいと思い、縛られたままのブライアンを見やった。だが、ブライアンの姿を見て、ケリーは目を大きく広げたのだった。椅子の座席の中央、ブライアンのペニスが直立し、その先端からピュッ、ピュッと白濁が噴水のように間欠的に噴射し始めたからである。

その間も黒肌の強姦者のペニスはケリーの体内に噴射を繰り返していた。子宮の内壁のすべてに白濁を塗りつけ、子宮内をあますところなく満たしていく。その噴射に合わせてるかのように、一生添い遂げる約束を交わした夫が、宙に白濁を吹きあげている。

強姦者は、長時間に渡る射精を終えると、そのまま、がっくりとケリーの小さなからだの上に崩れた。重いからだで彼女を押しつぶすことになっても、何の気にも留めていない。その肉棒からは徐々に固さが抜けてきていたが、それを引き抜くこともせず、埋め込んだままだ。恐ろしい子種液を彼女の中にとどめるための栓として使っているようにすら思える。

今この時にも、この強姦者が放った精子が子宮内を泳ぎ回っている。それを感じ、ケリーは必死に覆いかぶさる重い肉体を押しのけようとした。今すぐバスルームに行って邪悪な粘液を洗い流せば、まだ間に合うかもしれない。そう思い、必死に、気が狂ったようにからだをくねらせ、男の分身を捻りだし、それから逃れるため、左右の太腿に力を入れ、脚を閉じようと頑張った。

この男の分身をからだから引き抜くことさえできれば、少なくともあそこから汚らわしい体液を流し出すことができるかもしれない。そう思い、ケリーは再び太腿に力を入れ、踏ん張った。確かに、何センチか外に押し出た感じがした。だが、もう一度それをすると、恐ろしいことに、男の分身が反応し、再びヒクヒク言いだすのだった。とは言え、何とか男から逃れたいの一心で、ケリーは再び太腿の筋肉を収縮させた。だが、その結果はと言うと、男の分身は息を吹き返し、ヒクヒクいいながら、再び膨張し始めたのであった。

強姦者のペニスから逃れようとしてやったことが、正反対の効果を引き起こしてしまった。それを悟り、ケリーは啜り泣いた。男を追い出す代わりに、筋肉を収縮させたために、冬眠していた男根を眠りから起こし、息を吹き返させてしまったのだ。

さらに恐ろしいことに、生き返った男がからだを少し起こし、抜け出る代わりに、再び、出し入れの動きを開始している。ブライアンの場合は、一度、射精した後はすぐに抜け出ていたので、ケリーにはこんなパワーの持ち主を知らなかったのだった。それを知らなかったことに加えて、ケリー自身が、パワフルな男を生き返らせるパワーを持っていたことに気づいた瞬間でもあった。


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淫乱ママ 第10章 (1) 

「淫乱ママ」 第10章 Slut Mommie Ch. 10 by fantasy69


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これまでのあらすじ

息子と娘の二児の母ケイト。写真好きの息子トミーにモデルを頼まれ、撮影されているうちに興奮し、息子と肉体関係を結んでしまう。バーや公園でも息子と性行為をし、靴屋では若い女店員とレズ行為も。アナルセックスでも燃えてしまう。淫乱になるのが好きなM属性のある熟女なのである。ある日、息子のカメラ仲間の撮影会に参加し、フランクという強引な若者に脅迫され犯され、後悔する。さらに息子たちのパーティでも若い娘たちと淫らな行為に耽る。その翌日は我が娘クリスティと夫に別々にスパンキングされ性的興奮を覚えるが、フランクから脅迫の電話を受け、動揺する。当日、フランクらに連れ回され、安バーでレイブンというストリッパーとプレーを強要されつつも興奮するケイト。だがあわや、輪姦されてしまうかというところで、アダムという用心棒に救われる。

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その夜、アダムはあたしたちを家に送ってくれた。車の中、後部座席であたしとリズは抱き合いながら小さな声で、この夜の出来事を話していた。

どういうわけか分からなかったけど、リズとあたしは、ふたりとも輪姦されてしまいそうになったという経験のために、ずっと親密になっていたみたい。もちろん、リズがあたしにしてくれた行為のせいもあったかもしれないけど。

でも、あたしたちの会話では、その夜に起きた性的な行為自体は話題にしなかった。リズはあたしに申し訳ないことをしたと感じているみたいで、しきりと謝っていた。確かに、リズはフランクと友だちになろうとしていたのは事実だけど。リズは、まだ大学生で、ずいぶん長い間、デートをしてなかったみたいで、そんなところにフランクが現れ、彼とつるんで遊んでみるのもいいかもと思ったみたい。リズはそう言っていた。

車がリズの家に着いた時、彼女と連絡を取り合って、彼女が大丈夫か確かめ続けるのが大事だと思った。だって、彼女くらいの年代の女の子にとっては扱いきれないようなトラウマ経験をしたんですもの。だから、互いに電話番号を教え合った。

リズが降りた後は、あたしは前の座席に移って、あたしの車が置いてあるバス停のところまで送ってもらうことにした。

アダムは車の中ずっと無口で、あたしも今夜の出来事について考え込んでいて、ほとんど会話をしなかった。

特にレイブンのことを考えていた。彼女のコトを考えると、すぐにからだが緊張した。彼女があたしの中から引き出したいろんな感情はとても強力だった。特に、あたしを従属的に扱うところ。あのことを思い出すたび、心臓がドキドキしてしまう。

正直言って、自分でも、そこの部分がちょっと怖かった。どうして彼女に従属的になった時、あんなに興奮したのか、自分でも分からないし、そんな自分の隠れていた部分が恐ろしい。あんな下品なことまでしてしまった自分。彼女のお尻の穴にお口をぴったりくっつけて、舌で穴をほじっていたあたし。あたしは眼を閉じ、頭を振って、あの時のことを頭から払いのけようとした。あんなことをしたなんて、本当に信じられない!

バス停の駐車場にはほとんど人がいなかった。アダムはあたしの車の横に車をつけ、エンジンを切った。あたしは彼の顔を見た。その瞳を見ると、あの深い青色の瞳であたしのことを見ているのに気づいた。その瞳には、どこにも「頭がおかしい」様子はなかった。あるのは静かで落ち着いた知性だけだった。

「アダム? ほんと、どう感謝していいか分からないわ。本当にありがとう。あの時あなたが現れなかったら、何が起きていたか分からない。あなたは……あなたはあたしたちを救ってくれた。あなたのためにあたしにできることがあったら、何でもいいから、教えて?」

あたしは自分が言った言葉を考えた。それに、今みたいにほとんど裸同然の格好でいることや、男性とふたりっきりで車の中にいるということも考えた。普通だったら、どんな男の人でも、たぶん、何かイヤラシイことを求めるし、その求めに応じてもいいわよと誘っている言葉になっていたのは知っていた。でも、なぜか、このアダムという人はそういうことを考えない人だと、あたしには思えた。そして実際、あたしの思っている通りだった。

「ケイト、僕は、どんな男でもするようなことをしただけだよ。あなたをあんな目に合わせてしまったことをすまなく思っているんだよ」

その後もあたしたちは車にただ座っていたけど、あたしの心の奥にちょっと引っかかっていることがあって、あたしはそれを訊いてみた。

「アダム? どうしてあの部屋で何が起きてたか知ったの? あいつらが何をしようとしていたか、どうやって分かったの?」

アダムは何も言わず、ずっと長い間、あたしを見つめるだけだった。

どういうこと?

「あなたはあの連中のことを心配していた。あなたは、何か問題が起きたら店の人たちもクビになってしまうかもと思ったみたいね? あのDJさん? 部屋にカメラかなんかがあって、それで、何が起きようとしていたか分かったの?」

「あの部屋にはカメラはないよ」 とアダムはゆっくりと答えた。

じゃあ、どうして? でもアダムは答えようとしてくれなかった。まあ、しょうがないわ。

あたしは彼の大きな手を取って、心をこめて握った。

「ありがとう」 そう囁いて、あたしは車から降りた。

あたしはそこに立って、彼の車が走り去るのを見届けた。それから自分の車をアンロックした。その時、急に、アダムの車のブレーキランプがともった。車をバックさせて、戻ってくる。

アダムは、あたしの前に車を寄せると、窓を開けた。彼の瞳は青色ではなく、虚ろな目つきになっていた。この瞳の表情は、彼は頭がおかしい状態になっているサインだとあたしは思った。

「可愛い黒い鳥が教えてくれたんだ」 と彼は低い声で言い、笑いながら、また走り去っていった。

どういうこと? 彼はまた正気を失ってるの? 狂気に支配されているの? そして、あたしは、その意味に気づいて、ハッと息を飲んだ。

レイブン…… レイブンが彼に伝えたのね。部屋をすり抜けた後に!

ああ、何ということ! あの美しい支配的なレイブン! てっきりフランクの仲間だとばかり思っていた! フランクたちにあたしが輪姦されるのを見て楽しむのだろうとばかり思ってたレイブン! 本当は、そのレイブンがあたしを助けてくれたのね!

あたしは、思っていたよりあたしの味方だった人がいたのに気づいて、思わずにっこりし、そして車に乗り込んだ。家へ車を走らせながら、レイブンのことを思い続けた。彼女の素敵なカラダ……。そして、そのからだにあたしがした行為……。


[2014/09/12] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

親友 (1) 

「親友」 Dr. Bell's Vengeance: Best Friends by Nikki J

マークは、白いストッキングを巻きをほどきながらスルスルとその滑らかな脚に沿って引き、末端をサスペンダの留め具で留めた。そして、もう一方の脚にもストッキングを履く。それを終えた後、白いレースのソングパンティを履き、丸いお尻をそれで包んだ。鏡を覗く、前のところには不自然な盛り上がりがほとんど見えず、ペニスがあるとは思えない。

今回は、ボイ用のブラじゃはつけないことにした。

「マーク、すごく綺麗よ。知ってると思うけど」

マークの後ろから、妹のアマンダが声をかけた。マークは振り向いて、にっこり微笑んだ。

「そう思う?」

マークは聞き返した。もっと褒めてほしくてそう言っているのである。ボイは、いくら綺麗だと言われても、それで充分となることはないものなのだ。

「彼、あなたと一緒になれてとても嬉しいでしょうね。今のようになるなんて、思ってもいなかったわ……」

マークはアマンダの言葉を遮った。「分かってる。ほんと、気が狂うような5年間だったから」

「それでも言いたりないほどだけど……」とアマンダは壁の時計を見た。「さあ、急いで、お兄さん。スリップを着て、ドレスを着るのを手伝わなければいけないから」

2分後(いや、実際はもっとかかったが)、マークは鏡の中の自分の姿を見つめていた。その美しさにちょっと誇らしさを感じずにはいられなかった。

花嫁の付き添いのひとりであるジェニーが顔を出した。

「さあ、時間よ!」

マークは深呼吸をして、ベールをかぶり、そして部屋を出た。

教会の廊下を、ドキドキしながら進み、式の会場に向かった。会場へはすぐだった。気がついたら、父親と並んで教会の聖域への入り口に立っていた。父は地味な黒いドレスを着ていた。55歳になる父だけど、魅力的に見えた。

父がマークに向いて言った。「準備はいいかな?」 マークは頷いた。

そしてふたりはドアの前で開始を待った。もうすぐ、結婚式が始まる。

ようやくドアが左右に開いた。そして音楽が鳴り始める。マークは前へ進み始めた。純白のウェディング・ドレスに身を包み、美しい。

マークは前へ進みながら、どうしても、花嫁になるまでのことを思い出さずにはいられなかった。

*

マークはごく普通の生活をする、ごく普通の男だった。ごく普通の寝室がふたつのアパートで妻と暮らしていた。仕事は、地元の新聞社のカメラマン。彼の妻のジェニーは小学校の教師。家計のやりくりはできていたけれど、裕福とは言えない。

だが、マークが努めていた新聞社の経営が傾き始め、事態が複雑になってきた。インターネットと24時間ニュースが普通になり、この2年ほどで、いくつもの弱小新聞社が倒産していた。そして、マークの場合も、その時流の影響を受け、彼は失職したのだった。新聞社は彼にわずかな退職金は出したが、もちろん、それはすぐになくなってしまった。

ある晩、マークとジェニーは夕食を食べていた時だった。ふたりとも何も言わず食事していたが、急に、焦れたようになってジェニーが口を開いた。

「分かってると思うけど、私たちここに住み続ける余裕がないわ。もっと安いところに引っ越さなければいけないと思うの」

「新しい仕事につくから。だから、心配しないで」 とマークはジェニーを安心させようとした。

「だけど、新聞社で稼いでいたお金にあうだけのお金? ちょっと無理じゃない?」

気まずい沈黙が流れた後、ジェニーが言った。「あの余分の部屋を貸したらどうかしら。私たち使っていないし」

「それはそれでありえると思う。でも、他人をここに入れるのは、どうかなあ」

「あなたのお友達のテレンスはどうかしら? あなた、前に、テレンスは実家に住んでたけど、自活できるようになるまでの一時的に住む場所を探しているって言ってたわよね?」

確かに理屈は通る。テレンスに来てもらえるなら、アパートに赤の他人を入れる必要はないし、マークとテレンスは大学時代、ルームメイトだったので、一緒に住んだとしても、あの頃と大きな違いはない。マークは賛成した。

というわけで、翌日、マークは親友のテレンスに電話をした。

「やあ、テレンス。まだ、一時的に住む場所を探しているところ?」

「ああ、そうなんだ。どこかいいところ知らないか? あまり高くないところがいいんだけど」

「実はね、ジェニーと話しをして、ルームメイトを入れようと思っているんだよ。知ってると思うけど、うちには余分の寝室がひとつあるだろ。そこで、あの部屋、どうかと、君に最初に話しをしてみたらってジェニーが言うんだ。どこを探しても、うちよりいい値段のところはないんじゃないかなあ」

ふたりは家賃について交渉した。マークは家賃に関しては柔軟な対応をし、ふたりは交渉の一致を見た。テレンスは翌日、引っ越してくることになった。

*

翌日テレンスがやってきた。マークは旧友の姿を観察した。前と変わらないと思った。濃い茶色の肌で、レゲエ風の髪をしてて、身長は175センチくらい。ただ、昔よりはちょっと痩せたかな、と。

テレンスが引っ越してきて分かったことだが、彼はほとんど荷物を持っていなかった。実家の地元ではあまり運に恵まれず、新しい仕事を得ようと都会に出てこなければならなかった。まあまあの収入にはなるのだが、完全に自立するにはもうちょっと時間がかかるらしい。

マークは、必要なだけここにいていいよとテレンスに言った。

その一方で、マーク自身も新しい仕事を探していた。職を得るのは難しかった。カメラマンという職業にはそもそも、仕事の口が少ないのである。地元の雑誌社に2件ほど応募書類を送った後、彼はテレビでも見ようと腰を降ろした。

テレビをつけ、ニュースを見た。ある科学者が狂った主張をしていると知ってひどく驚いた。何でも、ある生物的エージェントを人類全体にばら撒いたというのだ。ニュース・キャスター(年取った白人男性)は、この主張には信頼性がほとんどないと言っていたが、マーク自身は興味をそそられた。そのキャスターが別のニュースに話題を変えた後、マークはネットで詳細を調べることにした。すぐに分かったことは、その問題の科学者とはオマール・ベル博士であるということ。ベル博士は、適切に早い時期に投与されれば、HIVウィルスを根絶できる薬品を開発したことに対してノーベル賞を受賞したことを知った。

どうしてその博士がこんなことを言うのかと混乱したマークは、さらに調べ、次の引用を発見した(これはノーベル賞受賞後のベル博士が行ったスピーチの一部である)。

「私は、歴史を通して抑圧されてきた私の兄弟・姉妹の代理として、この賞を受けたい。私は私の仲間に対する恐ろしい攻撃を和らげるための一歩を進めたのです。HIVウィルスは、政府が黒人の人口をコントロールするために製造したウィルスなのです。それを私は無効にしたのです……」

その記事によると、ベル博士はそこまで言ったところで中断させられたらしい。明らかに、この博士は、あらゆる悪事は特定人種を攻撃するために行われていると考える陰謀論者のひとりと言えた。

マークは検索を続け、ベル博士が主要なメディアに送った手紙を見つけた。これを発表したメディアは非常に少なかった。その手紙は次のとおりである。

親愛なる世界の皆さん:

あまりにも長い間、我々アフリカ系アメリカ人は忍耐をし続け、世界が我々を差別することを許し続けてきた。我々はずっと忍耐を続けてきた。だが、とうとう、もはや我慢できなくなった。そこで私は我々を差別してきた皆さんを降格させることを行うことにした。初めは、皆さんは私の言うことを信じないことだろう。それは確かだ。だが、時間が経つにつれ、これが作り話ではないことを理解するはずだ。

私は、私たち人類の間の階層関係に小さな変更を加えることにした。今週初め、私は大気にある生物的作用物質を放出した。検査の結果、この作用物質はすでに世界中の大気に広がっていることが分かっている。

パニックにならないように。私は誰も殺すつもりはない。もっとも、中には殺された方がましだと思う者もいるだろうが。

この作用物質はあるひとつのことだけを行うように設計されている。それは、黒人人種が優位であることを再認識させるということだ。この化学物質は白人男性にしか影響を与えない。

それにしても、この物質はそういう抑圧者どもにどんなことをするのかとお思いだろう。この物質はいくつかのことをもたらす。その変化が起きる時間は、人によって変わるが、恒久的な変化であり、元に戻ることはできない。また純粋に身体的な変化に留まる。

1.白人男性は身体が縮小する。白人女性の身長・体重とほぼ同じ程度になるだろう。この点に関しては個々人にどのような変化が起きるかを予測する方法はほとんどないが、私が発見したところによれば、一般的な傾向として、女性として生れていたらそうなったであろう身体のサイズの範囲に収まることになるだろう(その範囲内でも、小さい方に属することになる可能性が高いが)。

2.白人男性はもともとペニスも睾丸も小さいが、身体の縮小に応じて、それらもより小さくなるだろう。

3.白人男性のアヌスはより柔軟になり、また敏感にもなる。事実上、新しい性器に変わるだろ。

4.声質はより高くなるだろう。

5.腰が膨らみ、一般に、女性の腰と同じ形に変わっていく。

6.乳首がふくらみを持ち、敏感にもなる。

7.最後に、筋肉組織が大きく減少し、皮膚と基本的な顔の形が柔らかみを帯びるようになるだろう。

基本的に、白人男性は、いわゆる男性と女性の間に位置する存在に変わる(どちらかと言えば、かなり女性に近づいた存在ではあるが)。すでに言ったように、こういう変化は恒久的で、元に戻ることはできない。(現在も未来も含め)すべての白人男性は、以上のような性質を示すことになる。

これもすでに述べたことだが、大半の人は、私が言ったことを信じないだろう。少なくとも、実際に変化が始まるまではそうだろう。もっとも変化はかなり近い時期に始まるはずだ。ともあれ、1年後か2年後には、世界はすでに変わっていることだろうし、私に言わせれば、良い方向に変わっているはずである。

親愛を込めて、

オマール・ベル博士


マークは何度か読み返し、文面を心にとどめた。この男は明らかに正常ではない。どうしてニュース番組がこの事件をあまり重視しないか、その理由が分かった気がした。これはバカげている。


[2014/09/11] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

美肉スチュワーデスへの飢え (6) 

男がケリーの両膝の内側に手を当て、左右に開くよう軽く促した。朦朧となっていたケリーは、その促しに無意識的に従い、膝を割り、脚を広げた。ピンク色の割れ目を男の目に晒す。

「んっ、んんんんんん ……………………… ああぁぁぁぁぁぁはぁぁあ!」

突然ケリーは悲鳴を上げた。男が熱い口を彼女の割れ目にあて、貪り始めたからだ。

「ああっ、ああぁぁぁ ……………… ううぅぅぅ …………………うぐぐぅぅぅぅ ……………… あぁぁぁぁぁぁ!」

濡れた舌が割れ目に侵入した濡れた舌が、中を掻きまわす。ケリーは突然の激しい口唇攻撃に、気もそぞろ。

両手を広げた脚の間に降ろし、ごわごわした縮れ毛を掴んだ。敏感な割れ目に喰らいついている男を離そうと頭を押す。逃れようと必死に身をくねらせた。

だが、そんな中、ケリーは自分の身体が信じられなくなった。こんな卑しい行為をされているのに、突然、カラダの奥から予想しなかった快感が湧いてきたのだ。ケリーは思わずのけぞった。両脚の膝を曲げ、ハイヒールのスパイクをベッドに突き立てた。そうしてみずから股間を押し上げ、男の口に押しつけたのだった。

「あああっ ……………… ううっ ………… ああ、なんて ………………… ああ、何てことなのぉぉぉぉぉ …………… や、やめてぇぇぇぇ!」

「イヤっ ………………… イヤなのぉぉぉぉぉッ ……… ああ、ひどい ………………… イヤ、イヤ、イヤ ……… ダメっ ………………わ、わたし ……………………… わたし、いっちゃうぅぅぅぅぅぅ! ああぁぁぁぁぁ ………………………… ああぁぁぁぁ!」

ケリーは、いとも簡単にオーガズムに至らされ、カラダを震わせよがり声をあげた。しばらくピクピク身体をふるわせた後、ぐったりと力が抜けて、ベッドにだらしなく仰向けになった。強烈なクライマックスの余韻で、いまだに、間欠的に身体をピクピクさせている。このオーガズムは彼女がこれまで経験したどんなオーガズムをもはるかに凌駕する強烈なものだった。

だが男はまだ彼女の脚の間に顔を埋めていた。ズルズル音を立てて、彼女の割れ目から流れ出る甘い果実を啜っている。ケリーは無意識的に両脚の太ももで男の顔を強く挟んでいた。

快感にうっとりとしていたケリーだったが、男が顔を離し、ベッドに這い上がり、彼女の上にのしかかってくるのを感じ、現実に引き戻された。この黒人は、これから自分をレイプしようとしていると思い知らされる。

……ああ、神様 ………………こ、この人 ……………… この人、あの大きなモノをわたしに入れようとしてる! ああ、どうしよう ……… この人、ブライアンの目の前でわたしをレイプするんだわ!

太い亀頭が彼女の濡れた割れ目を上下に擦るのを感じた。そして、中に押し入ってこようとしている。ケリーはか弱い泣き声を上げ、ブライアンの方を向いた。

「ブ、ブライアン ……………… ブライアン ………………助けて! ………………わたしを助けてぇぇぇッ!」

眼に涙が溢れさせつつ、ケリーは夫に叫んだ。涙越しに、夫がいまだ椅子にしっかりと縛り付けられ、身動きできない状態でいるのを見た。

だが、その時、何かが違うのに彼女は気づいた ………… さっきブライアンを見たときとは、どこかが違う。

ブライアンはズボンを降ろされていたのだった。膝のところまで下げられている。多分、この男は、ケリーの下着を切り裂き裸にした後、彼女が朦朧としていた時に彼のズボンを降ろしたのだろう。

そして、ブライアンの脚の間、ツンと直立しているのは、すでにナイフではなくなっていた。 ………………それは、彼の ……… 彼のペニスだった!

ケリーは自分の眼を疑った。自分が愛した男。夫婦になったばかりの男。その男がこんな状態になれるなど、ぜんぜん、理解できなかった。

……わたしがこの男に、この男の大きなモノで強姦されそうになっているのに、どうしてブライアンは興奮できるの ……………ありえない!

その間も脚を大きく広げられ、亀頭が彼女の女性自身の入り口を探っている。ケリーは何もかも信じられなくなり、ただ、啜り泣くことしかできなくなっていた。

わたしが結婚した人は、わたしが残虐に強姦されるのを見て、興奮する男だったの?

「お、お願いです ………………… どうか …………………レ、レイプはやめて ……………… お願い …………… あなたのそれ、絶対無理! …………… それ ……………… 大きすぎるぅぅぅぅ!」

毒キノコのような亀頭をぐいぐい押しつけられるのを感じながら、ケリーは啜り泣き、訴えた。

「いやぁぁぁ! ………………… か、神様 ………… ダメ …………… ダメよ! ああぁぁぁ ………… だめえぇぇぇぇ! ヤメテ……………… やめて …………… 痛いッ、痛いの! お願い …………… ほんとにお願い ………… ダメえぇぇぇッ!」

アーチーは楽しくてたまらない。巨大な亀頭でぐりぐりしているうちに、ようやく、この美しい新妻の狭かった割れ目がほぐれ始め、広がってきた。ちょいと押すたびに、恐怖と苦痛で顔を歪ませるのも見ていて楽しい。

椅子に縛り付けた旦那の方を見やると、そっちの方もちんぽを直立させてる。アーチーはガハハと笑い、煽った。

「おい、お坊ちゃん、俺がおめえのために嫁さんの穴を広げてやるからよ。しっかし、こいつ、信じられねえほど狭いな! おめえ、昨日の夜、この女とやったんだろ? 結婚初夜にやったんだよな! 変だなあ。それにしては、この女のまんこ、バージン娘みてえに狭いまんまじゃねえか! まったく世話が焼けるぜ!」

とアーチーはぐっと腰を突き出した。

「あ、ヒィぃぃぃぃィィッ! ………………………… うぐぅぅぅぅぅぅぅッ!」

ケリーはカラダがふたつに引き裂かれる感じに、大きな悲鳴を上げた。

「ああ、やめて …………… お、お願い ……………… お願い! やめて、お願い! ………………… いやッ ……………… やめてください! お願いです! ……………… い、痛いの ……………… 痛いのよぉぉぉ …………… すごく!」

極太を15センチほど埋め込まれ、ケリーは泣いて訴えた。

ブライアンは、ベッドの上の白黒の対照に眼を奪われていた。墨のように黒い筋肉の塊が、ミルク色の肌の美しいケリーに覆いかぶさり、結合を深めている。そのコントラストは信じられないほど。同じように信じられないのは、それを見て、自分が猛り狂った勃起をしていることだった。まったく触っていないのに、カチコチに勃起し、射精寸前になっている。しかも自分の妻が強姦されるのを見て、こうなっているのだ。

……ちくしょう! どうして僕はこうなっているんだ? この強姦男がケリーに黒ちんぽを押し込むのを見ながら勃起しているなんて! ああ、くそっ …………… ケリーがこの男に妊娠させられてしまったどうなるんだ!


[2014/09/11] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)