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Release 「発散」
「そう、その調子。ぐいっと入れるの!」
「いっ……痛い……」
「痛いのは分かってるわよ。でも、信じて。その貞操具が効果を発揮してきて、すごくエッチな気分になって何も考えられなくなってきたとき、あんた、あたしに感謝するはずだから。貞操具をつけてて、こういう発散方法があって、良かったって思うはずだから」
「で、でも、ボクはこれを外したいだけなんだよ。こういう服を着たり、化粧するのはいいんだよ……だって……だって楽しいから。でも、この貞操具は……」
「必要なものなの」
「なんで? なんで必要なの?」
「あたしがそう言うからよ。あたしが必要だと言ったら、必要なものなの。今後、あたしの言うことだけを聞くことね。あたしが言うことだけを守ればいいの」
「でも……」
「でもはナシ。あたしが言うことをすればいいの。とりあえず今は、その可愛いお尻にディルドを突っ込んで、中を擦るように。それがあたしの命令。根元まで入れてごらん? そう、その調子。いい子ね。それに何事もポジティブに考えること。これは、あなたが本物の男性に愛してもらう時のための良い準備運動になるんだから」
「え、何? 本物の……?」
「おしゃべりはナシ。その調子で出し入れすることだけ。今はそれだけを考えていればいいの。だから、それに慣れておくこと!」
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You don't know my story 「あなたはあたしのことを知らない」
会う人だれもが、あたしの身の上話を知ってると思ってかかる。みんな、あたしのこの体、曲線豊かな体つきや巨大な乳房や女っぽい顔を見て、あたしのことについて何でも分かってると思い込む。よくいる、無茶苦茶セクシーなカラダをしたブラジル人のトランス女だろ? って。
間違い。とんでもない間違い。
そもそも、あたしはブラジル人じゃない。トランスジェンダーでもない。少なくとも、最初からトランスだったわけでもない。あたしはごく普通の男だったのだ。休暇で家族と旅行に出かけたときに誘拐され、女体化され、強制的にポルノや売春の仕事をさせれたのだ。
そういう話も知ってると? いや、やっぱりあなたは分かってない。はっきり言える。あなたは分かってない。
あなたがどんなことを想像しているか、あたしには分かる。鞭とかチェーンとか、薄暗くてムシムシした地下牢とか? そんな馬鹿っぽいものなど、全然なかった。当時あたしは16歳で、外国から帰れなくされてしまったのだった。連中はあたしからパスポートを奪い、気を失うまで殴った後、最後に、選択を迫ってきたのだった。屈伏するか死ぬかのどっちを選ぶか、と。そんな脅かしをされたら、あたしは従順になる他なかった。そして、いつしか元に戻るのには手遅れになってしまった。
こんなカラダになって、どんな顔して家に帰れる? 仮に何とかして帰れたとしても、やっとの思いでため込んだわずかなおカネで何ができる? 親は、そもそもあたしだと分かってくれる? アメリカに戻るにしても、国境をどうやって越えるの? それに、たとえ、そういうのが全部なんとかできたとして、国に戻った後、どんな生活が期待できる? 変人と思われるか、チャリティーで恵んであげるべき哀れな人と見られるのが落ち。
アメリカに戻ることはできない。戻っても、そんな生活、耐えきれない。
だから、あたしはここにいる。ここで仕事をする。連中に命令されることをする。チンポをしゃぶれと言われれば、しゃぶる。この男とセックスしろと言われれば、セックスする。どうなるか分からないけど、いずれ、自活できるようになりたいと願ってる。
そう考えることでしか、正気を保てない。
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Slave 「奴隷」
「これは俺が望んだことじゃないんだ、ナセーム」 アクマドは、あたしの前に立ちふさがるようにして言った。彼は裸で、大きなペニスが怖そうな顔つきでこっちを見ていた。「俺はお前に逃げろと言ったんだ」
あたしも同じように裸。脚を広げ、あたしのしょぼしょぼのペニスは、濃い茂みの中、やっと見える程度。「でも、できなかったの」
彼は頭を振った。「分かってるよ。で、こうなったんだよな。そして、お前はあいつらにこんなカラダに変えられちまった、と」
あたしは目を背けた。今更、こんなに膨らんでしまった乳房や、女性的な腰の曲線を見るまでもない。この1年間に、自分がどれだけ変えられてしまったか、それを一番よく分かってるのは自分だ。まさに、毎日毎日、鏡を見るたびに、自分がみるみる女に変えられていくのを見続けたわけだから。もうこれは変えようのない現実。それを受け入れたのは、ずいぶん前になる。もう、あたしは諦めたのよ。屈伏したの。
少なくとも、自分は諦めたのだと思っていた。でも、自分は性奴隷として生きていくという、自分の役割を確定する行為に入るまさにギリギリの時に、今後、性的にお仕えしなければならない男を見た瞬間、ほとんど消えかかっていたあたしの男性性が訴えだしたのだった。あたしは女になりたくない。あたしは、彼があたしの体を使って快楽をむさぼるのを待って毎日暮らしていきたいなんて思っていない。逃げ出したいだけ。ここから逃れ出て、どうなるかは分からないけど、自分の人生をやり直したい、と。
でも、そうはならないのだ。あたしが当局に情報を売っていたのを彼らに見つかった瞬間、こうなることは分かっていた。一瞬だけ逃げるチャンスはあった。だけど、あたしは、ガールフレンドを先に逃がすために、そのチャンスを犠牲にした。あの時、これはヒロイックな行為だと自分では思っていた。自分は彼らに殺されるのだろうが、それでもかまわないと。
もう少し運がよかったら、あたしは、かつて仕事仲間や友人と思っていた男たちの手で、1年にわたり、女の体に変えられ、恥辱を味わわされることを耐え忍ぶこともなかっただろう。性奴隷としての一生を思い、うなだれる自分に気づくこともなかっただろう。
あたしはため息をつき、アーマドを見つめ、「心の準備はできました」と言った。心の中の男性性を、声がほとんど聞こえない奥底へと押し込み、答えた。「あなたを楽しませる準備はできました」と。
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