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ジャッキー 第5章 (5) 


彼女は一旦シャワールームから出ていったが、言葉通り、あっという間に戻ってきた。手にネイル(参考)の青と白のチューブを持っている。その時、たとえ僕がやめて欲しいと文句を言おうとしても、彼女は僕に言わせなかっただろう。チューブから手にたっぷりと液体を取り、いきなり僕の陰部や脚の間に塗りつけた。さらに、そこの部分だけにとどまらず、両脚とも、腿からすねに至るまで塗りはじめた。

「股間のところは分かるけど、君は脚までとは言っていなかったと思うけど?」 もはや手遅れとは分かっていたが、そう尋ねた。

「腰から下と言ったわよ。あなたの両脚は腰から下でしょう?」

もちろんアンジーが正しい。実際、腰から下と言っていた。だから、彼女が僕を後ろ向きにさせて、お尻にも塗り始めても、僕はあまり驚かなかった。

アンジーは僕の下半身全体に塗り終えると、立ち上がって背中にも塗り始めた。

「そこは腰から下じゃないよ、アンジー」

「うふふ… でも、無毛になってほしいと思うなら、そうすべきだと言ったのは、あなた自身じゃない? それに、あなた、体毛があってもしょうがないんじゃない? そもそも毛が薄い方だし」

この時点で、僕はすっかり諦めることにした。頭髪にさえ触らないなら、アンジーが望むとおりにさせようと思った。そのことを言うと、彼女は言った。

「あら、その点は心配しないで。この素敵な髪を傷つけるなんて絶対にしないから」

その言葉通り、彼女は僕の頭には触れなかった。でも、その他の部分については、あっという間に身体から体毛がなくなってしまった。腕や脇の下も脱毛したのである。液体を塗り、かなり時間がたった後、彼女はタオルを手にし、脱毛ジェルを拭い始めた。すべてを拭きとられた後、僕は改めてヌードという単語の意味を理解した想いだった。

シャワーから出た後、アンジーは脱毛ジェルをつけた場所すべてに潤いクリームを塗った。これはかなり気持ち良かったと言わざるを得ない。アンジーも僕の気持に気づいたと思う。クリームを塗りながら、僕がすっかり勃起してるのを彼女は見ていたから。

その後、二人で寝室に行き、アンジーは僕にパンティを履かせ、丈の短いネグリジェとローブを着せた。どれも花柄満載のものだった。次にアンジー自身も似たような格好に着替え、電話をしてピザを注文した。そして僕を化粧台の前に座らせ、僕の髪にブラシをかけ始めた。情けないことに、僕はこういうふうに彼女に世話されて、自分自身、とても喜んでいたのだった。

もつれ毛をすべて解き、きれいにブラッシングし終えると彼女は言った。

「ねえ? あなたの髪でちょっと遊んでもいい? あなたの髪、とても綺麗だし、ちょっとスタイリングを決めてみるのも面白そうなの」

「君の髪も綺麗だよ。そのカール、僕はとても気に入ってるんだ」

そう言えばアンジーは僕の髪の毛のことを忘れてくれるんじゃないのかと思って、そう言った。元に戻せなくなりそうなことを僕の髪の毛にするんじゃないかと気が気でなかったからだ。

「あら、ありがとう。私も自分の髪の毛は好きよ。でも実際は、あまりこの髪の毛では遊ぶことができないの。巻き毛がきつくて、ストレートにすることができないのよ。髪を切ること以外、違ったスタイルにすることはできないの。でも、あなたの髪は違うわ。いろんなことができそう。それに、私がいろいろいじっても大丈夫よ。もう一回、髪を洗えば、いつも通りに戻せるから」

仕方ないので、好きにしていいよと言うと、アンジーは立ち上がって、化粧台の鏡の前にタオルを垂らした。そのため、彼女がどんなことをするか僕には見えなくなってしまった。その後、アンジーは鋏を手にした。僕は死ぬほど怖かった。

「ちょっと不揃いの部分を切るだけよ。髪の毛の長さは変えないから」


[2011/01/11] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)