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誰とやったか知ってるぜ 第5章 (34) 

グラフ先生は俺の命令を守らなかった過ちから教訓を得、それによって、より従順になるだろう。

俺は、左右の手首と足首をそれぞれつながれ、テーブルにうつ伏せになっている先生の後ろ側に回り込み、広げた脚の間の位置についた。首輪の後ろ側についてる輪に鞭をひっかける。その鞭を先生の背中に置いたまま、彼女の腰をがっちり押さえて、ぱっくり口を開けた穴へとゆっくりちんぽを近づけた。

振り返って客席のケイトを見ると、今は、誰か知らない大男に犯されているところだった。男はケイトの脚を大きく広げずぶずぶと出し入れしていたが、ケイトはずっと顔をステージに向けたままにしている。

俺は濡れた割れ目に亀頭をあてがい、それからぐっと中に押し入れた。中は信じられないほど熱く、しかもキュウキュウ締め付けてくる。びちゃびちゃの女陰にゆっくりと出し入れを始め、それを続けながら、彼女の背中に置いておいた鞭を手にした。そいつを引っ張り、先生の頭を上げさせる。抽迭のスピードを徐々に上げていくと、先生もそのリズムに合わせて、あッ、あッと喘ぎ始めた。

「お前は誰のものだ?」 大声で怒鳴った。

「ご主人様のものです」 俺にずぶりずぶりと貫かれながら、叫び返す。

足首と拘束されている手首から腕に掛けて擦りながら、さらにスピードを上げていった。再び鞭を引っ張り、さらに頭を後ろに上げさせた。

「お前は誰のものだ?」 と再び訊いた。

「ああ、私はご主人様のもの…」 息も絶え絶えの様子で答えた。

鞭を握る手の力を緩めたが、先生はその後も頭を高く上げたままでいた。先生とつながっている部分に目を落とすと、俺のちんぽのすぐ上に、小さくすぼまったピンク色のアヌスが見えた。俺は指を一本、そこに押しあてた。

「お前は誰のものだ!」 大声で叫んだ。

「うぐぐぅぅ…… ああ、あなたのもの… ご主人様のものです」 

指で円を描くようにアヌスを擦りながら、さらに抽迭を続けた。

「ああッ!…… い、イキそう! イッテもいいですか?」 突然、先生が叫んだ。

「まだだ!」 そう言って、俺は指をアヌスの中に押し込んだ。

それまできつくすぼまっていたアヌスがじわじわと緩んでくるのが見えた。俺の指をさらに中へと吸いこんでいくようだ。

「ああ、ご主人様… お願いです… イカせて…」 そう喘ぎながら叫ぶ。いまにも失神しそうになっているようだった。

「お前は永遠に誰のものになっているのだ?」 俺はさらに抽迭のスピードを上げ、強く濡れ穴をえぐり始めた。

「ああ、ご主人様… ご主人様のものです… 私は一生、ご主人様のものになります」 先生は切羽詰まった声でそう叫んだ。

音楽はズンズンと低音を鳴り響かせ、照明は部屋中をぐるぐる回り照らし続けいた。俺は、ペニスの出し入れに合わせて、アヌスに入れた指も出し入れし始めた。二つの肉穴が強烈な締め付けを開始し、俺のちんぽと指を食い千切ろうとしてくる。俺は睾丸がキューっと緊張してくるのを感じた。

「お、お願いです、ご主人様… もうイカせて。イカせてください」 先生は、俺に二穴を犯されながら、必死で叫んだ。

「よし、イッテもいいぞ」 

俺は小さな声でそう言い、アヌスを犯す指の力をさらに強めた。

「ああ、ありがとう、ご主人様…」

そう言ったとたん、グラフ先生は完全に自制を失った。

不安定な姿勢でいるにもかかわらず、先生の身体全体がうねりだし、同時に小刻みに震えはじめた。こんな姿を俺は見たことがない。頭はがっくりとうなだれ、小さなテーブルから垂れ下がっている。その一方で、拘束された両手と両足だけは不気味なほどぶるぶる震え続けていた。つま先がキュウーッと内側に反り、手はこぶしを握り、指先を手のひらに食い込ませている。

「あううぅぅぅぅぅぅ…!」 

そう叫ぶと共に、女陰がさらに締まりこみ、俺のちんぽを咥えて離さなくなった。同時にアヌスも俺の指を中からしごいているような動きを示している。

「ご、ご主人様っ…も、もっと私をいじめて…!」 グラフ先生は震える声で叫んだ。

俺ももう耐えることができなかった。先生の両穴を犯し続けながらも、足が震えだし、電流のような感覚が背骨を走り上がってくる。横を向いてケイトを見ると、今は一人で座っていて俺たちを見ていた。俺はケイトの目を見つめながら、さらに激しく先生を犯し続けた。

「あッ、ああッ… い、イクぅぅぅぅぅ……!」 とうとう先生が乾いた声で叫んだ。

それとちょうど同時に、俺は最大限に奥深くペニスを突き入れた。そして射精が始まったのを感じた。まだケイトの目を見つめたままだ。

睾丸がきゅうきゅうと収縮を繰り返し、先生の子宮の奥に次々に俺の精液を注ぎ込んでいるのが分かる。最後の一滴まで注ぎ込むのにどれだけ時間がかかっただろう。その間、先生はずっと震えたまま、絶頂状態を続けていた。

ようやくすべてを出し切り、しばらくしてペニスが柔らかくなってくるのを感じた。グラフ先生は、ぐったりとなり、両手両足を拘束されたまま、まったく動かなくなっていた。だが、その時になっても膣肉は、間欠的ながら俺に乳搾りを続けている。

俺はケイトを見つめたまま、仕事を終えたペニスをびちゃびちゃの女陰からゆっくりと引き抜いた。


[2011/01/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

裏切り 第1章 (3) 

***

初めて「リンガーズ」の店に行った体験は、僕にとって、まさに心に大きな影響を与える体験だったと言える。金曜の夜だった。のどかだった僕の世界が一気に崩れ去った日から二日後である。

それまで僕は女装者たちと接した経験はゼロだった。それが今、僕は、街でも最も有名な、あるいは悪名高い、高級ショー・ラウンジの中、趣味の良い装飾を施された狭い部屋で、そういう女装者たちにとり囲まれているのである。

最初に学んだことは、このような「女の子」たちは実に才能があるということである。確かに、大半のパフォーマーたちは実際には歌わず、ポップの有名女性歌手のレコードに合わせて口パクをしてるにすぎなかったが、それでも、視覚的な表現の見事さは圧倒的だった。そして「女装」の点に関して言えば、ここにいる偽の妖婦たちの美しさに嫉妬のあまり顔が真っ青になってしまう生物学的な女性は山ほどいることだろう。

例の女の子はすぐに見つけた。調査会社のディスクに映っていたのでよく覚えている。ラクウェル・ウェルチ(参考)が自分のクローンを作っていたみたいなものだった。いま、その麗しいドッペルゲンガーは、バーカウンターのところで、背もたれの高いスツールにちょこんと腰かけている。誘惑的なストッキングの脚を見せつつ組み、無頓着な雰囲気を漂わせて客たちを何気なく眺めているところだ。僕には、彼女があの誘惑的な太ももの間に「場違いなモノ」を潜ませている姿を想像するのが困難だった。

僕は、何気なさをつくろいつつ彼女に話しかけ、会話を始めた。彼女の名前はダイアナ。ハイヒールを脱げば、彼女は僕と同じくらいの身長だろうと判断した。

何気なく会話を始めたとは言ったが、実際、内心では僕はこれ以上ないほど緊張していた。だが、最初に声をかけたとき、ゴージャスなブルネットの彼女は誘惑的に微笑み、僕と一緒に飲むことに簡単に同意してくれたのである。その一杯が数杯へと続いた。彼女は予想に反して驚くほど僕に無警戒だった。その理由は、この夜が更けるにつれて僕にも分かることになるのである。

この新しい知人を通して、僕はこの世界についてもう二つ新しいことを学んだ。ひとつは、彼女たちに対して「女装者」という言葉を使うことは、悲しくなるほど時代遅れであるということだった。ここにいる女の子の大半は、すでにずっと前に「女装」と「女性化」を隔てる一線を越えており、もうその線を逆向きに越えて戻ってくる意思を持っていないということである。ダイアナが、その好例であった。

もうひとつは、ここにいる女の子の多くが、人類最古の職業、つまり売春をして最低限の生活を営んでいるということである。というのも、まともな経営者が彼女たちを雇い、仕事をさせるとしても、それより意味のある仕事はないからと言える。

さらに数杯飲んだ後、僕たちは店を出て、「もっとプライベートな場所」に移って会話を続けることにした。そう、皆さんが予想なされるとおり、金銭のやり取りがあった。彼女の方は喜んで自分の時間を僕に分けてくれ、僕の方は、それに見合ったことを彼女にしてあげたかったということである。ダイアナは僕が提供した金銭の額を見ると、嬉しそうに微笑み、今夜はずっと僕のものにしていいわと言った。僕が求めていたのは会話だけ。しかもセックスに関する会話じゃない。ただ情報を集めたいだけなのだが…

僕はポケットから写真を出し、彼女に見せた。彼女は蔑むような顔でその写真を見た。

「ああ、こいつね…」 と彼女はフンと鼻を鳴らした。「ええ、この変態なら知ってるわ。2、3回、こいつとデートしたことがある。クラブの他の子たちともしてたけど。確かに、少なくともこの人は素質があるし、その使い方も知っているわ」

「変態?」 と僕はためらいがちに尋ねた。

本能的にスーザンの身の安全が心配になったからだ。彼女がしたことに腹を立てていたのは事実だが。

「あのねえ、みんな変態ばっかりなのよ。みんな、品格があって高潔で堅実な市民、地域の中心人物たち。でも、それは誰も見ていないところではがらりと変わるの。みんな、他の人と同じく、イヤラシイことが大好き。いや、普通の人以上にそうね。あの人たち、私みたいな女の子にもどっぷりハマるんだけど、『オモテの世界』にいる人には知られたくないわけ。私が知る限りでは、この男は、まだアレをお尻で受け入れたことはないと思うけど、私のお尻にするのは好きね… それに私のアレをしゃぶるのも大好き」

これは欲していた以上の情報だった。ジェフ・スペンサーのような誰もが認めるイイ男が、生物的に言えば男性であるとはいえダイアナのような美女を抱く。そういう光景を想像するのは、たいした難しいことではない。だが、あの「男の中の男」がペニスをしゃぶってる光景を思い浮かべるのは、かなり難しいことだった。確かに「変態」という表現は適切なように思われた。


[2011/01/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)