アンドリューの話:IAM 僕は僕(IAM what I am)僕は、この「次世代」関係の不思議な話し全体の背後には、「人類向上機構IAM」という謎の組織が立ちはだかっていると思うようになっていた。ディアドラとドニーによると、その組織は可能な限り双子家族を支援してきたが、今は資金不足になっているという。この組織について、これまでの歴史は分かっている。だが、現在の状態はどうなっているのだろう? それに、ディアドラたちは、年に一回、IAMからガリ版刷りの報告書を受け取っていると言っていた。その報告書には、その年に生まれた双子の数、それまでの誕生数の総計、それに現在生存している双子の数といった統計が記されているという。僕は、このような組織がガリ版刷りで報告書を送るなんて、少し変だと思わないかと訊いたが、彼女たちはそんなこと考えたこともなかったと言っていた。 年一回発行のIAMのニューズレターにはジョージア州の住所が載っていた。ステーツボロ( 参考)とかいう町だった。この町が、人類の次の大いなる希望の町になるのだとして、その未来の要塞に一度行ってみるべきだ。と、そう僕たちは心を決めた。 シンシナティからステーツボロまで、おおよそ1150キロはある。これはかなりの長旅になる。白状すれば、目を疑うような美人二人と一緒に同じ車に乗っていくのでなかったら、気が狂うほど退屈してしまったことだろうと思う。だが、実際には丸二日間、僕はずっと興奮し続けた時間を過ごしたのだった。 初日は、州間高速道路75号線を800キロほど走り、アトランタの近くで一泊した。そこに着くまでに、僕はすっかり興奮しきっていたので、着いたとたん、僕の美しい妻二人に対して、まるで猿のようにセックスせざるを得なかった。どうしてそんなに興奮してしまったかというと、二人ともあの車の中、ただ座っていて、ちょっとだけ身体を動かしていただけだったのだが、ちょっと脚を見せたり、チラリと胸元を見せたりしていたのだった。そして、そんなことをされると、僕の方は、すぐに本能的にそのスカートの中を見上げたり、胸の谷間を覗きこんだりしようとしてしまうのだった。 ちえっ、僕は二人の夫なのに! 普通なら、見えてもいないのに、覗くだけで興奮するなんてありえないと思うだろう。だが、僕は興奮してしまうのだ。二人はそれを知ってて、僕をからかっているんだ。二人とも、僕を気が狂わんばかりにしていると知って、ある種の倒錯した快感を感じているのだろう。僕個人としては、そんなに面白くは思っていないのに。 ともあれ、僕たちは、アメリカ的な風景にポツリポツリと点在する、よくある宿のひとつに泊った。そのようなホテルはすべてありきたりで全部同じだ。 かつてはこのアメリカという国にも、旧街道に入るとその土地その土地の特徴が見られた時代があった。マクドナルドとかバーガーキングとかタコベル( 参考)とかケンタッキー・フライドチキンとかが出てくる前の話し。ウォルマートとかKマート( 参考)とかの前の話し。 コンフォート・インとかハンプトン・インとかスリープ・インとか、連中が考えつくような、それから派生したあらゆる他の「イン」のついた名前のホテルが出てくる前の話しだ。連中は次から次へと新しい名前を考えつくが、結局は、どれも同じつまらないホテルになってしまう。 かつては、オハイオとかペンシルバニアの小さな田舎町を車で行けば、それなりのものを見ることができたと思う。例えば、町の中心にあるスクエア広場。地元民が経営する様々な小さいけれども素敵な店が並び、それがメイン・ストリートとなっていた。それに、家族で40年ほども経営を続けているという風変りな小レストランもあったものだ。 だが、その後、大きなチェーン店が進出してきた。そいつらは地価が安く、駐車スペースが豊富な町の郊外にモールを建てた。モールがそぐわない場所となると、それに代わって、あの忌々しいショッピング・センターを建てた。そうやってファースト・フードのチェーン店を引き込んだ。一方、お金持ちの上流な人々について言えば、彼らはそれなりの上流なフード・チェーン店を引き込み、オレゴン州ポートランドでも、メイン州ポートランドでも同じつまらないディナーが食べられるようにしたのだった。 そういう連中は、地元のパパ・ママ・ストアより安い値段で商品や食べ物を提供し、そういう地元の店が商売をやっていけなくなるまで、それを続けた。そうすることにより、アメリカの小都市から魂をもぎり奪ったのだった。今や、アメリカのほとんどすべての小都市では、かつて衣類を売っていた店やレストランがあった町の中心部は、空き店舗か慈善活動をする各組織の事務所になっている。それに、各地の小都市に対する利便を高めるために作られた高速道路は、意に反して、人々がそんな小都市をまるっきり無視して通り過ぎることを容易にする結果しか生まなかった。 僕たちは、アメリカの荒廃化と画一化を目の当たりにしているところなのだ。確かに僕自身は、各地方で物や風景が同じになることをそんなに気にしているわけではない。だけど、基準がこんなに低い理由はいったい何なのだろうか? どうして、これほどまで低い一般水準がアメリカ的となっているのだろうか? 同じものにするにしても、低きに合わせるのはどうしてなのだ? かつてはあれほど偉大で、あれほど多様性にあふれ、あれほど独創的だったこの国に、一体、何が起きてしまったんだろう? 翌日の朝、僕はホテルのベッドから出る気になれなかった。出ても、自分がジョージア州にいるのかミシガン州にいるのか区別ができないだろうと思ったからだ。同じものなんか、嫌いだ。同じものなんか、くたばっちまえ、だ。
イサベラは午前中、クックという付き人の女性と過ごしていた。クックは小柄な女性であったが、その棘のある言葉使いと、青い瞳が発する鋭い視線で、城の最強の衛兵たちですら震えあがる存在だった。 クックは、イサベラが城に来た次の日に、イサベラの付き人をしたいと求めたのだった。イサベラは、この城の女主人として、城の主であるレオンとその部下たちが必要とするさまざまな物事をきちんと覚えるのが義務であると主張し、付き人であると同時に教育係になることを要求したのである。 イサベラは、それを聞いた時、あまりに驚き、抗議の言葉を呟くことすらできなかった。そして、気がついたときには、さまざまな料理のレシピと、貯蔵所に蓄えられているスパイス、野菜、乾燥肉の膨大なリストに取り囲まれ、最初、その週の食事のメニューを計画する時にはクックの助言に大いに頼らなければならなかったのだった。 午前半ば、執事がイサベラの元に来て、召使いたちが冬の期間中に身につける衣服の布地について指示を仰いだ。イサベラは、クックが頷いて承認するのを見てから、躊躇いがちに数反のウールの布地と、縁飾り、リボン、革布などを注文した。イサベラは、このような贅沢をレオンが許してくれるよう祈った。特に、彼女が召使いたちの下着として柔らかなリネンの布地でなければいけないと強く主張した時、クックと執事が驚いたのを見て、そう祈った。そして、すべての布地をレオンがいつもお揃いで身につけている色である金色と黒にそろえて注文することで、彼の気持ちを懐柔できたらいいと願った。 午後も半ばになってようやく彼女は自分の時間を得ることができた。階段を降り、そこで息が切れるのを感じ、立ち止まった。イサベラは、最近、自分が疲れやすくなっていることに気づいていた。確かに、眠りに着くときは、レオンは彼女を守るように暖かく両腕に包み抱いてくれている。だが、それにもかかわらず、しばしば、悪い夢を見ており、目が覚めてもどこか憔悴し、心が落ち着かない気持ちだったからである。イサベラは、そのことをできるだけレオンに隠し続けていた。彼を心配させたくなかったからである。だが、レオンは、イサベラが自分の方を見ていないと思っている時など、心配そうな視線で彼女を見ていた。そのレオンの様子を知ってるイサベラは、彼を心配させないようにしようという試みがうまくいっていないことを悟るのだった。
「どうしてこんなことを、ジャスティン!」 ステファニは両手で顔を覆い、まだ啜り泣いていた。 「俺はできることなら何でもやるのさ」 と車を走らせ、教会の駐車場から出た。俺はアダルトショップに行くことにした。 「あなたに何もしてないのに」 ステファニは次第に泣くのをやめ、今は鼻をすするだけになっていた。 「カネを出さなかっただろうが!」 と角を曲がりながら答えた。 「どこに連れて行こうとしてるの?」 ステファニは、アダルトショップが立ち並ぶ街に気づいて、質問した。 「お前がカネを持ってこなかったので、代わりにいくらか稼いでもらうことにした」 と言い、乱暴にハンドルを切り、一軒のアダルトショップの駐車場に車を入れた。 「い、イヤァ!」 ステファニは、事態を飲みこみ、叫び声を上げた。 「財布を忘れるなよ」 と言い、俺は車から出て、素早く助手席側のドアに回り、開けた。そしてステファニの髪を鷲づかみにし、車から引きずり出した。 「静かにして黙っていればいいんだ。何も心配することはない」 とステファニの手を握り、アダルトショップの入口へと引き連れた。 「こんなお店になんか、入れないわ」 俺の親友の母親であり、同時に41歳の熟女。そいつを無理やりアダルトショップに連れ込もうとしている。そんな状況を思うだけで、俺はすぐに勃起していた。 中に入り、無理やり俺と並んで店内を歩かせた。最初はビデオが並んだ棚の列の間を。その後は成人雑誌が並んだ棚の間を歩いた。他の客たちが何人かいて、じろじろとステファニを見ている。それに恐れをなしたのか、ステファニは俺にぴったりとくっついておとなしく歩いていた。 ビデオの個室ブースコーナーの前に来て、俺は立ち止まった。そこの商品棚にはディルドやバイブがたくさん並んでいた。ステファニは、壁からぶら下がっている45センチはありそうな巨大な怪物ペニスを見て、震えあがっていた。俺は彼女の手をしっかり握り、天井から垂れ下がっているカーテンをくぐり、中に入った。 カーテンの先は迷路のようにビデオのブースが並んでいる。そこを奥へと進んだ。ステファニは、「ジャスティン、お願い、もう家に帰して」 と懇願していた。 「…お願いだから!」 しつこく懇願するので、俺はステファニの腕を少し強く引っ張った。それを受けてステファニはつまづき、俺の方に身体をぶつけてきた。 俺は彼女を抱きとめ、そのまま、近くのブースの中へ押し込んだ。そして、中にあったベンチに強引に座らせた。また身体を震わせ、啜り泣きを始めている。 俺は手でステファニの顔を押さえ、持ち上げて俺の方を向かせた。そして上体を傾け、彼女の美しい瞳を睨みつけた。 「俺が言う通りにするんだ。そうすれば、何もかも最後には良くなる」 と言って顔から手を離した。 上を見ると、壁に手錠が二つ下がっていた。その隣には手錠の鍵もある。 俺はステファニの手をつかみ、手錠のところへ引っ張り、手錠を嵌めた。しっかりと手首が外れないのを確かめる。 「ああ、こんなことやめて、お願い…」 もう一方の手にも手錠をはめる。これで、無駄な抵抗はできなくなるはずだ。両手首とも壁に手錠で拘束してやった。 「お願いだから、ジャスティン。やめて!」 ステファニは叫び声を上げ、じたばた暴れ出した。 俺はベンチに座っているステファニの脚の間に割り込み、彼女の前にそびえ立った。ゆっくりと両手を降ろしていき、ブラウスの前に手をかけ、一番上のボタンを外した。 二番目のボタンも外し胸の谷間を少しだけ露出させると、さらに大きな悲鳴を上げた。 「いやぁぁぁぁ!」 「いや、だと?」 と俺は動きを止めた。 「どうやら、お前はまだ雰囲気が高まっていないようだな」 と俺は後ろを向いて、ステファニのハンドバッグを取った。 中から財布を出し、小銭入れを開けた。中に入っていた25セント玉をすべて取り出し、ビデオの料金スロットに入れ始めた。するとすぐにポルノビデオが流れ始めた。 「ほうら」 と振り返ってステファニの目を覗きこんだ。「これでムードも盛り上がってくるだろう」 と優しく言い、またブラウスに手を戻した。 三つ目のボタンを外すと、ステファニは、激しく脚を蹴り始めた。今やブラジャーが顔を出している。ステファニは脚を蹴ったり、身体をくねらせたりと激しくもがき続けている。 「今すぐやめて。そうしたら、何もバラさないって約束するわ」 4つ目のボタンにさしかかると、そう言って懇願する。 4つ目のボタンを外した後、ブラウスを両手で引っ張った。それを受けて、残りの二つのボタンも外れた。黄色のブラウスを手繰り上げ、ステファニが履いているドレッシーなパンツの中からブラウスの裾を引き出した。 「もう、いやあぁぁぁ!」 ステファニの着けているブラジャーはフロント・ホックだった。俺はブラウスを脱がさず、肩に掛けたままにすることにした。 ステファニは必死で抵抗を続けていたが、全然、効果はない。俺は彼女の胸の谷間に手を伸ばし、ホックに指を掛けた。ブラの中、巨乳の乳房がぶるんぶるん揺れている。 「このひとでなし!」 「とうとう、あのおっぱいを拝めることになるんだな。ずいぶん前からヨダレを垂らして、見るときが来るのを待っていたんだぜ」と言い、俺はゆっくりとホックをはずし始めた。 重たそうな乳房からゆっくりとブラを剥がしていく。ステファニは息を乱し、イヤイヤするように身体を揺らし始めた。柔らかいブラのカップを外し、中に包まれていた巨大な乳房を露わにしていく。するとステファニは、一気に涙が溢れてきたのか、顔を横に背けて泣きだした。 「いやあぁぁぁ!」 サイズを確かめようと思い、ブラのタッグを見た。薄暗い部屋の中だが、数字が読めた。俺は思わず口笛を鳴らした。 「ひゅー! 98のCカップか!」 そう言って俺は両手を突きだし、手のひらをお椀の形にして、ステファニの暖かな乳房を優しく覆った。
「私ね、今日は『赤』のムードなの」とダイアナは僕の耳に囁きかけた。「あなたといると、とても身体が熱くなる感じ。何か、そのムードにマッチするドレスを探さない? 何か、焼け焦がす感じのモノを…」 まさにぴったりのドレスを見つけるのに、それからもう1時間、数店の高級店をめぐり歩くことになった。彼女が気に入ったのもあれば、僕が気に入ったものも何点かあったが。ようやく二人とも気に入るものを探し当てた。それは、まばゆい赤のワンピース・ドレスで、袖なしのシースドレス( 参考)のデザイン。首周りはホールター( 参考)になっている。胸元はスイートハート・ネックライン( 参考)で、深ぶかと切れ込んでいて、露わにされた深い胸の谷間には、思わずハッと息を飲んでしまう。背中はスプーン状に大きく開いていて、コルセットの上端まで露わになっている。裾は、彼女の左右の太ももをピッチリと包み込んでいるものの、丈は、ストッキングの付け根までしか隠していない。ああ、まさに彼女にぴったりで、極上の美、そのものだ! ジュエリー・ショップの前を通りかかった時、二人とも、ウインドウに飾られていた商品に目が止まった。それは、セットになっているもので、ダイヤとルビーからなる、ペンダント形のイアリングとネックレスとブレスレットの3点セットだった。ネックレスとブレスレットは、一本だけでなく、複数本からなる多重の輪になっている。 それを見ながら、僕はダイアナの顔を見た。そして彼女も僕を見た。二人ともにっこり笑い、それだけで話しはいらなかった。さっきはダイアナが僕の手を取り、店に連れ込まれたのだが、今回は、僕が、相手の手を握り、店内に引き入れる番だった。 その宝飾品は完璧に彼女に似合っていた。店員は上客が来たと察知し、すかさずディスプレーの下のケースから別の箱を取り出し、ふたを開けた。中にはダイアとルビーのブレスレットが入っていた。明らかに、先の3点セットに完全にマッチするように意図されたものだった。 ダイアナは、ちょっと当惑した様子でそれを見つめ、その後、ブレスレットをつけていない方の手首を見た。 だが僕は、彼女の様子を見て、この新たに出てきたブレスレットが何のためにあるのか即座に理解した。 「これもいいかな?」 と僕は店員に訊いた。 「もちろんですとも!」 店員は嬉しそうに顔を明るくさせた。 僕はデリケートな宝石の紐を両手で大切に取りあげると、早速ダイアナの足元にひざまずいた。そして、その細い左の足首に巻きつけ、器用に嵌め閉じた。ダイアナは僕の行為に生々しさを感じたのか、かすかに身体を震わせていた。 「ああ、ランス…。完璧だわ、ほんとに完璧!」 プラチナ・クレジットカードをさっと差し出すと、店員はパッと顔を明らめ、代金の聖餐を始めた。それまでにっこり微笑んでいたダイアナだったが、どんどん数字が加算されていく様子を見て、その顔が強張って行くのが見えた。彼女は僕のスーツの襟をつかみ、僕の胸の脇を叩いた。 「これって…リアルなの?」 かすれ声で囁きかけてくる。「ありえないわ…。こんなのありえない…」 僕は真剣な表情で答えた。「リアルじゃないというと? 今のこの夢の奇跡のような状態のすべてがニセモノのはず、ということ? 僕の偽りの結婚生活と同じようにニセモノだと? ダイアナ? 僕たちはこういうことをする運命になっているんだよ。君のためでないにしても、僕自身のためにこういうことをするんだ。僕は、君に一生、僕と一緒にいて欲しいなんて思っていない。この週末だけでいいんだ。つまり、昨夜、僕が君の家のドアを入った時から、まさにこうなるように形作られてきたんだ。まさに夢の奇跡になるように。でも、この週末が終わったら、僕は振り返って、『やっぱりリアルだったんだ』と言えるようにありたいと思うよ」 「でも…。私はリアルな存在じゃないわ。あなた、まだ私のこと何も知らないし…」 僕は、彼女の柔らかく、誘惑的な唇に指をたて、彼女を黙らせた。そして、落ち着いた声で答えた。 「ちゃんと美が分かる者には、その美しさが分かるんだよ。君は僕にとって完璧にリアルな存在だ。たとえ一瞬にすぎないにしても、今のこの瞬間がリアルなんだ。この一瞬を二人で一緒に楽しもうよ。明日のことは明日に任せて」 ダイアナはまたも僕の胸の脇を叩いた。さっきの時と比べて、感情がこもっているような叩き方だった。それから彼女は受け取ったレシートを丁寧に折りたたみ、僕の財布に大切に入れて保管しておいてと言った。
でも次の日の朝には、私も普通の状態に戻った気分になっていた。少しお掃除をしたりと、家の中の仕事をして過ごした。もっとも、ただ機械的に動作をしている感じで、自分がゾンビになったような気持ちだったのは本当だった。 何度も時計をチェックしていた。時間が過ぎるのを期待していたと同時に、それを恐れている感じでもあった。 午後2時になり、ハンナの家に行った。玄関に出向かてくれたのはハンナだった。中に入るとリビングには、他にふたり人がいた。一人は若い女性。多分、20代前半で、学生かもしれない。もう一人は東洋系の女性。彼女は幾つくらいなのか、私には判別できなかった。 ハンナは、どうぞ腰かけて、くつろいでと私を招き入れた。ジェシカの姿はどこにも見られなかった。多分、この二人は予想してなかった来客だったのだろうと私は思った。 ハンナがみんなの紹介をした。例の若い女性はジェニファという名前で、東洋系の女性はグレースという名前だった。ジェニファは圧倒的な美しさだった。東洋女性と同じくらい背が低いという点を除けば、まるでモデルのようだった。髪は、長くて、明るい茶色の髪の毛。グレースに目を戻すと、彼女も独特の美しさを持っている。あの、いわゆる「歳が分からない東洋人」の面持ち。二人とも、ハンナと同じく、サマードレスの姿だった。 「ジェニファは完全に調教済みなのよ」とハンナが言った。普通の状態から逸脱したことが口に出されたのは、これが初めてだった。「彼女に見せてあげて」とハンナはグレースに向かって言った。 グレースはジェニファに向かって軽く頷いた。するとジェニファは立ち上がり、いきなり服を脱ぎ始めたのだった。30秒もしないうちに素っ裸になってしまった。 それから彼女はハンドバッグのところに行き、中からヘアバンドを出し、それからカーペットに仰向けになって横たわった。リビングルームの真ん中なのに! 両膝を掲げて、脚を開いていく。そして、ヘアバンドをうまく調節して、目隠しのようにして両目を覆った。 するとグレースが立ち上がって、ドレスを脱いだ。パンティも脱いで、ブラジャーだけをつけた格好、その他は素裸の格好になった。そして、ジェニファの顔をまたがる形になって、腰を降ろした。あそこがちょうどジェニファの顔面に来るように、腰を沈めて行く。ジェニファの顔が少し動き始めるのが見えた。 ハンナは私を引っ張るようにして椅子から立たせ、二人の近くへと連れ、周りを回らせた。いくつかの角度から二人のしていることを私に見せようとしてのことだった。ジェニファがグレースを舐めているのをしっかりと私に見せようとしていた。 「彼女、あなたに似てるわ…」とハンナはようやく言葉を発した。「グレースが…彼女を『開発』したの。グレースはそれがとても上手なの。…ああいう奴隷がもう5、6人もいるのよ…。ちょっとしたハーレム!」 それを聞いてグレースが話し始めた。「私には、調教をするとき手助けしてくれる可愛い10代の女の子がいるの。彼女にはヨーロッパ人の血が混じっているの…。そのおかげで、その子はより魅力的だと感じる人があなたたちの中には多いようね。ジェニファもそう。その10代の子のためなら、ジェニファーは死んでもいいと思っているのよ」 ジェニファは、依然として仰向けになったままで、グレースを舐め続けていた。 その後、グレースは突然、立ち上がった。想像できると思うけど、ジェニファは口でグレースを探すような感じになっていたが、その後、ただ横たわるだけに変わった。グレースは軽くあごを上げてハンナに合図を送った。ハンナはすぐに服を脱ぎ始めた。 ハンナは素っ裸になると、ジェニファの顔にまたがり、その上にしゃがみ込んだ。そしてジェニファはすぐに彼女を舐めはじめた。そして、ハンナの顔の表情が変わっていく…。口を大きく開いて、三白眼のように、ちょっと宙空を見るような目つきに変わる。その後、彼女の目は元に戻ってきて、今度は私のところを見つめ始めた。口は相変わらず大きく開いたまま。ハンナの荒い息づかいが聞こえる。 グレースは私の手を取り、部屋から連れ出した。彼女はまだブラジャーだけの姿。私たちは廊下を進み、寝室に入った。寝室にはジェシカがいた。彼女は部屋の隅のところに立っていた。壁の方に顔を向けてる。ジェシカはパンティだけの姿だった。かなり地味な、白いコットンのパンティ。でも、壁を見ているジェシカと同じように、私もジェシカだけを見つめた。彼女の剥きだしになっている生肌の背中…。それに可愛いお尻をはちきれそうに覆っている白いコットンの生地。ジェシカは動かなかった。…ただ両手とも体の左右の脇にきちんとつけて、立っているだけだった。
心臓をドキドキさせながら、寝室のドアを開け、廊下に出た。そしてトミーの部屋へと進んだ。裸のお尻のまま、腰を振りながら…。こんなあけっぴろげな格好で家の中を歩くなんて、すごくイケナイ感じ。 息子の部屋を開けたけど、中にはいなかった。階段の下を見たら、書斎の電気がついてるのが見えた。息子はパソコンを使ってるみたい。 転ばないように注意して階段を降りた。このプラットフォームの靴だと、歩くのが難しいの。 書斎のところに来て中を覗き込んだ。息子はデスクに座ってパソコンの画面を見ている。顔はわたしの方を向いてない。今が、わたしが求めていることを息子に知らせるのに良いタイミングと思った。 書斎にこっそり忍び込み、デスクの前に行った。息子はわたしが入ってきた音に気づいて、振り返った。わたしは息子の前に立って、息子の瞳を除きこんだ。 こんな格好でいるわたしを見て、息子がすごく驚いているのが分かった。こんな服を着て、こんなに身体を露わにしているんですもの。息子の視線がわたしの身体を上へ下へと這いまわっていた。わたしのおっぱい…。わたしのあそこ…。 「お邪魔してもいいかと思って…」 ほとんど声が出なかった。囁き声になっていた。 息子は何も言わずに、長い間、ただわたしの身体を見つめているだけ。ごくりと生唾を飲んで、ズボンの前を調節した。うふふ…。もう固くなっているのね。 すぐに息子のところに飛び込んで、ズボンを脱がしておちんちんを出したかったけど、息子の眼差しがどこか違っていて、わたしを押しとどめた。なんか厳しい視線をしている。それを見て、わたしはじっと立ったままでいた。 すると息子はゆっくりと指で近づいてくるように指図した。わたしは息子のところに近づいた。 「ストップ!」 従順に、立ち止まった。次にどんなことを命令するか待った。表面的には落ち着いて従順に従っていたけど、でも、心の中はぐちゃぐちゃ。次にどんなことが起きるのだろうと期待して、身体が震え出しそうになっていた。 「画面を見るんだ」 と息子はパソコンを指さした。 画面を見てびっくり。ハッと息を飲んだ。わたしの写真が画面いっぱいに映ってる。素っ裸になって、お尻の穴も濡れたあそこも露わにしているわたしの姿。 これまで息子が撮ってきた写真のひとつだった。息子がマウスを動かしたら、別の写真が出てきた…。また、いやらしい格好をしているわたしの写真。 「ああ、なんて…」 声にならなかった。 息子がマウスでクリックをすると、もっとたくさん写真が出てきた…。全部、わたしの写真。 自分の写真を見ながら、ひとりでに震えだしていた。自分がこんな下品な格好をしていたなんて、信じられない…。こんな露わで、こんな淫らな…。 今この時まで、息子が撮ったわたしの写真は見たことがなかった。前に頼んだように、全部、削除していたとばかり思っていたから。 半裸の格好で震えながら立っていた。でも画面から目を逸らすことができない。まるで、画面に映っている女性、すべてを露わにしているこの女性に催眠術に掛けられたみたいに…。わたし自身なのに…。 息子がわたしのお尻に触った。とたんにわたしはゾクゾクっと身体が震えた。自分でもすごく興奮しているのが分かる。パソコンの画面に映ってるのを見て身体が熱くなっている。それに濡れてるのも…。太ももの内側をつつーっとお汁が流れるのを感じた。 別に考えたわけでもないのに、無意識的に前のめりになって、デスクに両手を突いていた。お尻を息子の方に突きだす形に…。そうしながらも、ずっとパソコンの画面を見続けている。 別の写真が出てきた。わたしが息子のバイクに乗って身体を広げているところ。あの最初の写真。写真の中のわたしはびっくりして戸惑った表情をしている。でも、あの時ですら、偶然、あんなことになってしまったのに、わたしはすごく興奮していたのね…。あそこがびしょびしょに濡れて光ってるのが見える。 息子の手が私のあそこに伸びてきた。するりと簡単に指を中に入れられた。 「ああ、トミー…」 息子はまだ何も言わない。ゆっくりと指を入れたり出したりしてる。わたしは、楽にできるようにと、息子のために脚を広げていた。 また別の写真が出てきた。公園でのわたし。暖炉の前のわたし。 もう息が苦しくなってきた…。写真があからさますぎる…。でもとてもセクシー…。 自分でも分からなかったけれど、わたしはさらに前のめりになっていた。顔を画面にくっつくほど近づけて、さらに脚を広げてて、お尻を突きだしていた。女の大切な部分を全部、自由に遊んでと息子に差し出してる格好…。 いつの間にか指が二本になっていた。あそこをいじっているのを感じる。さらに、別の指が一本、お尻の穴に触れるのを感じた。あそこから出たお汁なのか、そこも濡れてヌルヌルしている。 「ああ、イヤっ…」 思わずうめき声を上げていた。
「ジャッキー」第7章 Jackie Ch.7 by Scribler http://www.literotica.com/s/jackie-pt-02
これまでのあらすじ
ジャックは妻のアンジーの浮気現場を見てショックを受け、彼女と知り合った頃を回想する。彼は法律事務所でバイトをしており、アンジーはそこの上司だった。仕事を通じ親密になった二人はケルト祭りにデートに行く。ジャックはアンジーに促されるままスカートを履いた。デートの帰り二人はアンジーのアパートでセックスをした。下着を用意してなかったジャックはアンジーのランジェリを着て眠った。翌日、アンジーが運転するバイクでドライブを楽しんだ後、また愛し合う二人。その行為を通じ、ジャックは陰毛を剃られ、自分の出した精液を口移しされ、またアンジーの陰部から自分の精液を舐め取る。やがて二人は週末を一緒に過ごすステディな関係になる。そしてジャックはアンジーにランジェリをプレゼントされるのだった。
週末が近づいた金曜日、アンジーは電話で1時に裁判所で人と面会する約束をした。どうやら仕事とは別の人づきあい関係の電話だったらしく、彼女は僕をオフィスに残して、ひとりで出かけた。出かけるとき、彼女は僕に、 「5時になったらオフィスを出ていいわよ、その後、私のところに直行して来て」 と言った。アンジーは、僕が月曜日に出社する時に備えて、車にスーツを用意していることを知っていた。 僕にとって、あっという間に5時になったといった感覚では決してなかったのは分かってもらえると思う。その日、午後の時間がものすごく長く感じた。5時前に帰ってしまおうかとも思ったが、そうするとアンジーの家に早く着いてしまうことになる。もしアンジーが家にいなかったら、外で待たなければいけなくなるだろう。でも、そんな格好を見られたら、ずいぶん僕が切羽詰まっているような印象を与えてしまうのは確かだ。というわけで、僕はきっちり5時まで待ち、その後、車にダッシュしたのだった。 車を飛ばし、アンジーの家の前へと来たが、そこにはすでにアンジーの車が停まっていた。僕はスーツを取り出し、玄関へ行き、ドアベルを鳴らした。しばらく辛抱強く待っていたが、何の返事もなかった。2分ほど待った後、もう一度、ドアベルを鳴らした。それから1分くらいして、ようやくアンジーが出てきて、ドアを開けた。 彼女はどこか乱れた格好をしていた。髪の毛は、一日中ブラッシングをしていなかったようにバサバサになっていたし、化粧もところどころ剥げていて、口紅もずれていた。着ているローブも、まるで急いで羽織ったかのように見えた。 「ごめんなさい、ジャック。早めに家に着いたので、ちょっとお昼寝をしていたの。さあ、中に入って」 と彼女は脇によけて、僕を家に招き入れた。 中に入るとすぐにアンジーは僕にきつく抱きついた。まるで何かを恐れているような感じだった。それに、落ち着きを取り戻そうとしているような雰囲気もあった。 1分ほど僕に抱きついていた後、身体を離して、「ちょっとオーブンに夕食をセットさせて。それから一緒に二階に上がりましょう」と言い、キッチンへ入って行った。依然として、どこかいつもと違う感じで、足取りがぎこちなかった。 2分ほどのち、アンジーは玄関ホールに戻ってきて、腕を僕の腰に回しながら、僕を連れて階段を上がり始めた。 寝室に入ったが、中は乱雑になっているように見えた。ベッドカバーは床に放り投げられたまま。シーツもしわくちゃになっている。マットレスには若干、窪みができていた。部屋のそのほかの部分に目を向けようとしたが、アンジーが僕のスーツを脱がし始めたのでそれができなかった。
私とドニーは、アドキンズ婦人と何度かおしゃべりをした(私は、いまだ、あの可愛らしい婦人を「お母様」と呼ぶのに抵抗を感じている)。彼女は、アンドリューが小さかったとき、少年コーラス隊で歌っていたと言った。その時の姿、ぜひ見れたらいいのにと思った。話しによると、彼は美しいソプラノの声をしていたらしい。コーラス隊の歌を録音したテープまで聞かせていただいた。アンドリューは9歳の頃、そのコーラス隊にしばらく属していたのだが、ある時、アンドリューのお父様が、彼にコーラスが好きかどうか、尋ねたらしい。 すると少年時のアンドリューは、「すごく好きだよ。あの神様がどうのこうのってところさえなければ」と答えたという。まさに、私たちが思ってる通りのアンドリューらしい返事ね。 というわけで、私たちは無宗教の公共施設での結婚式を挙げた。ドニーは私の付添になってくれた。私もドニーも同じ衣装を着、同じ靴を履いて式に臨んだ。途中、結婚式の立会人の役を行う地方判事が目を離す時をねらって、私は何気なくドニーと入れ換わった。アンドリューを除いて、誰も気づかなかった。アンドリューの場合は、私たちのどっちがどっちか、いつもちゃんと分かってる。彼は私たちがスイッチしたのを喜んでいた。私とドニーの二人とも彼と結婚しているような感じになれたから。「あなたはこの人を夫とすることを誓いますか?」に対して「誓います」と答えたのはドニーだった。 新婚旅行はナイアガラ滝に行った。結婚式はアンドリューのお母様に出席していただけるよう、イリノイ州カントンで挙げたので、そこからナイアガラまでは車でたった4時間程度。私もドニーも、それにアンドリューもまだナイアガラに行ったことがなかったし、アンドリューは、ナイアガラに新婚旅行というのは、あまりに陳腐過ぎて、むしろカッコイイ(彼の言葉)と感じたみたい。というわけで、そこに出かけた。 旅行では、三人で滝下をくぐるボートに乗った。そのほかの時間はホテルにこもって愛し合って過ごした。つまり、典型的な新婚旅行というわけ。 私は、新婚旅行というのはどこか特別な場所に行くべきではないという意見を持っていた。どこに行こうとも結局は、大半の時間をベッドの中で過ごすことになるのだから。観光をして楽しむ時間がないのに、どうして、どこかに行って時間とおカネを無駄にするの? と。 もちろん、自分でも、こんなことを考える私は一体何者だろうという気持ちもある。これまでの私にとっては、新婚旅行というのはいちばん経験する可能性のないものだったのだから。 でも、いま、私たちは、夢に見ることすらできなかったような男性と結婚して、ここに来ているのだ。私もドニーも、この種の幸福が自分たちに訪れることがありうるなんて思ってもいなかった。私たちの条件は、あまりにも並はずれていたし、それになんだかんだ言っても、私たちには年齢の問題もあったから。このような幸せな結果をどうして期待できただろう? だけど、私たちはアンドリューと知り合えた。私は運命というのは信じないし、進化は何かあらかじめ道筋が決められているというのも信じない。でも、そのどちらもないとすると、つまり、運命というのも存在せず、進化も前もって決められていないとすると、どうして、私たちがアンドリューと一緒になるということがあり得たのだろう? とても不思議だ。 アンドリューが仕事を辞め、シンシナティに引っ越し、私たちと一緒に暮らし始めた後、私たちは就寝習慣について、厳格なルールを作った。それは、アンドリューは一日ごとに寝室を変えるというもの。ドニーと一緒に過ごしたら、次の夜は私と過ごすこと。シンプルでエレガントな解決案だった。でも、ひとつだけ問題があった。 それは、三人とも、この解決案が気に入らなかったということ。誰でも、いったん好きな人を夫としてベッドに迎え入れたら、いつまでもそうしたいと思うはず。私はそう思ったし、ドニーも同じだった。それに、アンドリューも、ほとんど即座に苦情を言った。その夜、ベッドを共にしない人が私であれ、ドニーであれ、その人と一緒にベッドに入れないのはイヤだと。 そうすると、解決案はたった一つしかない。つまり、より大きなベッドを買うということ。そして、それこそ私たちが行ったことだった。その日以来ずっと、私たちは三人一緒に就寝している。ただ、一度につき、男性と女性一対一のペアを厳守するというルールは、ちゃんと守られている。 実際、私たちの性生活は依然としてただの一対一でするのがほとんどだ。朝には、ドニーも私も、ときどき一緒に口唇愛撫でアンドリューを起こしてあげるのがお気に入りだけど。いや、正直にいえば、ほとんど毎朝かもしれない。でも夜は、アンドリューのために口唇セックスはなしにしている。可哀想なので、あまり彼を疲れさせたくないから。なんと言っても、アンドリューは、ほとんど毎晩、私たち二人にしてくれているのだから。 私もドニーもとてもエッチな気分になってる妊婦。そんな私たちを、どういうわけか、毎週毎週、毎晩のように、何度も喜ばせるのがとても上手な男を見つけたのだ。私たちは以前に比べてテレビを見る時間がずっと少なくなっている。
今やステファニの唇は俺のちんぽを完全に包み込んでいる。口の温かさが伝わってきて気持ちいい。ステファニーは、必死になって顔を離そうと、両腕を激しく振りまわし始めた。俺が彼女の頭を動かして、勃起を上下に擦るようにさせると、今度は両足で辺りかまわず蹴り始めた。 何か話そうとしているらしい。懇願し、何か取引でも持ちかけるつもりなのか? だが、無駄な抵抗だ。俺はステファニの首根っこを握ったままだ。少し力を入れて首を絞めると、口を開けっ放しにせざるを得ないだろう。その開いた口のさらに奥にちんぽを突っ込む。 改めて股間を見下ろしたが、最高にエロティックだ。親友の母親が俺のちんぽをしゃぶっている姿。もちろんステファニはこれを望んではいない。だが、こいつは旦那に隠れて不貞を働いてる女なのだ。こういう目に会うのは当然なんだよ。 ステファニに強引にフェラをさせながら、俺の頭にいろんなことが浮かんでいた。俺の正体を知ったら、ステファニはどうするだろうか? トリスタが、俺がこんなことをしているのを知ったら、どうなるだろうか? トリスタがグラフ先生のことを知ったら? だが、一番重要なことは、真相を知った場合、ステファニがちゃんと黙っているかどうかだ。 俺は引き続き、親友のブラッドの母親にしゃぶらせているところを見降ろしていた。相変わらず、じたばた暴れて抵抗しているが、俺はぐいぐい力づくで頭を動かし、勃起の根元から先端までしゃぶらせ続けた。さっきまでトリスタとイチャイチャしていたため、すでに興奮しきっている。俺は、いつ噴射してもおかしくない段階になっていた。 ふと、気を許してしまったのか、集中力が途切れ、次の瞬間、ステファニは顔を離し、俺を見上げているのに気づいた。片手を伸ばして、俺のフードをつかもうとしている。 俺はすぐにもイキそうになっていた。今しかない、と思った。 その時、ステファニが俺のフードを後ろに押しのけ、顔からサングラスを剥ぎとった。次の瞬間、彼女の目がカッと大きく見開いた。悲鳴が口から漏れた。 俺は急いで彼女の顔を下に向けさせた。 「ジャスティン!! い、いやぁぁぁ!!」 俺はステファニの頭を押し下げ、勃起を咥えさせた。俺の勃起はヒクヒク痙攣している。頭を抱え、上下に揺さぶった。 腰が勝手に突きあげ始める。もうイキそうになってるのは確実で、どんどん快感が増していた。親友の母親の口に思い切り射精する。そう思うだけで、限界を超えそうだった。つま先がキュウッと反り、背筋に電気が走る。 ステファニの頭をがっちり押さえ、激しく上下に揺さぶり、強引に口の中に出し入れを続けた。 もはや、ステファニの悲鳴は聞こえない。くぐもったうめき声だけだ。そして、突然、そのうめき声も聞こえなくなった。それは、俺の睾丸が収縮を始め、煮えたぎったスペルマが肉茎の中を駆けあがった瞬間だった。 「うぐぐぅぅッ!」 我慢に我慢を重ねたあげくのエネルギーを解放しながら、俺は唸り声を上げ続けた。 俺のスペルマが口の中、いっぱいになってきてるのだろう。だんだんとステファニの口の中がヌルヌルになってくるのを感じた。ステファニは、依然として激しく足を動かし、車の床やドアを蹴り、暴れていた。 口の中に最後の噴射をしたと感じた後、俺は、素早くステファニの頭を上げた。そしてすぐに手のひらで口を押さえ、叫んだ。 「飲み込め!」 以前として首根っこを抑えたままだ。手に力を入れ、口全体を手のひらで覆い叫んだ。 「全部、飲むんだよ!」 ステファニは、俺の手の力に押され、助手席に仰向けに倒れ込むようになって、目に涙を浮かべながら俺のスペルマを飲み下し始めた。 ようやく全部飲み下したあと、口を覆った手を離した。ステファニは両手で顔を覆い、激しく泣きじゃくり始めた。 見るとステファニの車のキーが床に落ちている。俺はそれを拾い上げ、泣き続ける彼女に言った。 「お前の車に行くんだ」 俺はトリスタの車から出て、助手席側に回り、助手席のドアを開けた。ステファニは相変わらず泣きじゃくっているだけ。俺は彼女のブロンド髪を鷲づかみにし、力任せに助手席から引っ張りだした。 途端にギャアギャアあわめき出したので、また手で口を塞ぎ、引っ張りだした。トリスタの車のドアを閉め、ステファニの車の助手席側へと彼女を引きずった。そして、素早くドアを開け、助手席に放りこんだ。 そして運転手側に回り、乗り込んだ。相変わらずステファニは啜り泣いている。俺はエンジンをかけ、ステファニの泣き声が誰かに聞かれる前に、教会の駐車場の外へと車を走らせた。
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