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淫乱ママ 第5章 (17) 

それから2時間くらいして息子が帰ってきた。なんだかとても興奮している様子。

「あら、お帰り。何か楽しいことがあったみたいね」 と息子のところにキスを求めて近づきながら言った。

「ママ、僕たちモデルを雇うことになったんだよ。写真を撮る…。プロのモデルの写真が撮れるんだ!」 息子はほとんど叫ぶような声で言った。

「ちょっと待って、モデルって…。どんな写真を撮るの?」

息子は返事もせずに自分の部屋へあがって行った。この話にとても好奇心をくすぐられたので、わたしも後をつけて、息子の部屋に入った。息子は、早速、デジタルカメラを出して用意していた。

「トミー? モデルって、どんなモデル?」

息子はカメラをいじり、これまで撮った写真を調べながら言った。

シアーズとかJPペニーとか通販会社があるだろう? その人はそこのモデルなんだ。よくカタログでポーズを取ってるモデル…。ああいう仕事のモデル。僕たちのモデルになってくれるんだって」

「ふーん、面白そうね。どんな写真を撮るつもりなの? それに、僕たちって、他には誰がいるの?」

息子はわたしが聞いてる本当の意味を知って、ちょっと顔を上げた。

「ママ、ママが考えているようなのじゃないよ。あと、僕たちと言うのは、僕と僕の親友のティムとジェイソンのこと。僕たちウェブ・サイトを立ち上げようとしてるんだ。ママも知ってる通り、3人とも写真に入れ込んでるからね。…それで、サイトを立ち上げる時に、プロのモデルが必要だと考えたわけ。…そうすれば、他の人に興味を持ってもらえるから。ティムが、友人を通して、このモデルの女の子と知り合ったんだ。そして彼女がモデルの仕事を引き受けてくれるって言ってくれたらしいんだよ。今から20分後、僕たちは彼女と会うことになっているんだ。古い鉄道の敷地で」

「トミー、ウェブサイトって、写真って……。ちょっと落ち着いて、お願い。ママ、あなたに確かめておかなくちゃいけないことがあるわ…」

わたしは本当に心配顔になって息子を見た。息子もわたしの心配を察したみたい。わたしに近づいて、わたしを抱き寄せ、耳元で囁いた。

「ママ、大丈夫だよ。ママの写真は絶対にアップしないから。僕が撮ったのは絶対に…。僕を信じて」

それを聞いて少し安心した。心臓の鼓動が元の普通のリズムに戻るのを感じた。息子に抱かれるととても安心する。このまま溶けていたい気持。

「ええ、ママも分かってるから。ママの写真をアップしてもいいわよ。でも、あからさまなのはダメ。いいわね?」

そう言って顔を上げると、息子の唇がすぐそこに来ていて、わたしの唇に重なった。

ふたり抱き合ったまま、キスを続けた。しばらくたって息子がわたしから離れて、にっこりと笑った。

「ねえ、ママ。なんなら、僕と一緒に行かない? 撮影の様子も見れるし、僕の友だちにも会えるよ。ねえ、行こうよ」

正直言って、その考えにわたしもそそられていた。今日は何も予定がないし、息子と一緒に外出するのが一番良さそうに思えた。

「そうね、そうするわ。ちょっと待ってね、何か着てくるから。その後、出かけましょう」

「えー? ママ、変だよ。アハハ。ママはちゃんと服を着てるんじゃない?」

「でもね、トミーのお友達に会うんでしょう? だったら素敵なママの方がいいんじゃない?」 とわたしは腰に手を当てて、ちょっと無邪気にポーズを取って見せた。

「ああ。うん、そうだね! それに、何かセクシーな服がいいな…。一緒にバーに行った時のような…」

もちろん、息子の言ったバーというのがいつのバーのことを言ってるか、わかっていた。あの夜に着た露出満点の服を着て、息子のお友達に会う? それを思っただけで心臓がドキドキしてしまった。あの服で息子の前に出るのと、あの服で息子のお友達の前に出るのは、ぜんぜん違うことだから。

わたしは急いで二階に上がり、15分後、ちょっとナーバスな笑顔をしながら、階段を下りた。


[2011/09/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ジャッキー 第9章 (1) 

「ジャッキー」第9章 Jackie by Scribler http://www.literotica.com/s/jackie-pt-02


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これまでのあらすじ
ジャックは妻アンジーの浮気現場を見てショックを受け、彼女と知り合った頃を回想する。彼は法律事務所のバイト。アンジーはそこの上司だった。仕事を通じ親密になった二人はデートをし、やがてステディな関係になった。その過程でジャックはアンジーのランジェリを送られ、陰毛を剃られ、自分が出した精液をアンジーの陰部から舐め取る経験をする。いつものように週末アンジーの家にいくと、彼女はどこか様子が変だった。だがそれも忘れ、その週末の間にジャックは、女装と化粧の手ほどきを受け、ジャッキーという呼び名をもらい、アナル愛撫の快感も体験するのだった。さらには女装してショッピングをし、夜にはクラブへ行くことになる。
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アンジーが選んだクラブは、この界隈で名前が知られたクラブとは言い難かった。それは、ある意味、幸いなことで、僕たちは行列に並んだりしなくても良かったし、店内に入ればすぐにテーブルを見つけることができたし、さらにはサービス料も無料だった。もっとも、コートの保管にはお金が取られたが。

そのクラブは混んでいたとはいえ、過剰に混んでるわけでもなく、見たところ、お客さんは男性より女性の方が多い様子だった。僕がこれまで行ったことがあるクラブでは大半が逆で男性の方が多かったので、ちょっと奇妙な感じがした。でも、僕は学生のころにクラブに行ったきりだったし、僕が行ったクラブは学生たちが集まる店だったから、あまりあてにならない。

飲み物を注文するとすぐにアンジーは僕の手を引き、ダンスフロアに出た。早いビートの音楽で、平らな靴底の靴を履き男性の服装をしていたとしても、そのリズムに合わせるのがやっとだっただろう。ましてや女の子の服装をして、ハイヒールだったので、この音楽に合わせて踊るのは大変なチャレンジだった。

僕は周りにいる他の女の子たちを見ながら、それを手本にして踊った。アンジーもヘルプしてくれて、僕の両手を握ってくれていた。それが一種の安定役になり、なんとか転んだりせずに済んだ。二曲目の音楽が流れる頃には、ずいぶん上達し、安心してダンスを楽しめるようになっていた。

三曲目はスローな曲で、残念ながらアンジーはテーブルに戻って次の曲を待つことにしたようだ。そこでふたりでテーブルに戻ろうとしたら、男性がふたり、僕たちの前に現れた。アーティとグレンと自己紹介している。

二人とも190センチ以上はありそうなのだが、その中でもアーティの方が背が高い。体格的にもアーティの方が大きく、グレンはかなり痩せ形だった。グレンは茶色の髪で、直毛。ほとんど角刈りに近い短髪だった。一方、アーティはそれより長く伸ばしていたが、それでも、そんなに長髪と言うわけではない。

紹介をしあった後、アーティはアンジーにダンスを誘った。僕はアンジーに断ってほしいと思っていたけど、彼女は笑顔になって、頭を縦に振った。ふたりがダンスフロアに行くのを見ていると、グレンは僕の手を取り、ダンスフロアの方へ歩き出した。多分、グレンは、アンジーは僕のこともOKと返事したと思ったのだろう。

ショックを受けたときどうなるか想像してほしい。普通の男性であるにもかかわらず、男にダンスフロアに連れていかれているのである。しかもその男は自分の2倍はある巨体の男だ。グレンは一見すると普通のストレートな男性に見えたが、本当にそうなのかは正直分からなかった。彼は僕が男だと言っても決して信じないだろう。あ、いや、ひょっとすると、僕がバラしてしまう前に、彼は僕が男だとわかってしまうかもしれない。ともあれ、僕にはグレンのリードに従って、一緒に踊るほか何もできなかった。

ダンスフロアに上がるとすぐにグレンは僕を両腕で抱き寄せた。彼は右手を僕の背中に回し、左手で僕の右手を握って自分の胸の近くにあてた。僕は、普通の女性がするように、左手を彼の肩に乗せることしかできなかった。

手以外は彼に触れないように、僕はグレンの身体にくっつかないようにしていたけれど、踊っている間に彼は僕を引き寄せ、身体を密着させてきた。

「心配しなくていいよ。噛みついたりしないから。いや、ちょっとは噛むかもしれないけど、噛みついたりはしない」

このセリフは歌詞の一節だと知っていたので、これを言われた時には、思わずうなり声をあげそうになっていた。

グレンとは2曲、ダンスを踊った。その間、彼はおおむね紳士的でい続けた。確かに、一、二度、手が僕のお尻へと降りて行ったことはあったが、それ以外には何もなかった。だけれども、驚いたことがあって、それは彼が勃起しているのを感じたことだった。身体を密着させて踊っていたので、多分、僕の偽乳房が彼の胸を擦り、刺激していたのだろう。そして、その時、何かが僕の太ももを押しているのを感じたのだった。実際、そこに手を降ろしてチェックしたわけではないので、多分、彼のペニスなのだろうと想像するほかないが、それでも、それまで感じなかった何か固いものが太ももに当たっていたのは確かだった。その点を除けば、グレンとのダンスは割と楽しい体験だったと言える。実際、ダンスが終わった時には、もう少し続けたかったなあと思ったほどだった。

2曲目が終わると、音楽は早いビートの曲に変わった。グレンは僕をアンジーのいるテーブルへと戻してくれた。アンジーもダンスを終えていて、先にテーブルに座っていた。グレンは、ダンスにつきあってくれてありがとうと礼を言い、僕が腰を降ろす時、ちゃんと椅子を引いてくれた。そしてすぐに僕たちのいるところから立ち去った。

グレンが去ると、アンジーは意味ありげに唇を歪ませた笑顔で僕を見た。その笑顔を見たとたん、僕は顔が赤くなるのを感じた。アンジーの視線に目を合わせられなくなって、僕はうつむいた。

そんな僕を見てアンジーはうふふと笑い、他の人に聞こえないように低い声で僕に囁いた。

「どうやら、女の子の役をしっかり心から演じていたようね。初めて男とダンスをして楽しかったんじゃない?」

「こう言っちゃ悪いけど、君のせいで、他にどうしようもなかったんだよ。実質上、僕があの男とダンスせざるを得ない状況にしたのは、君じゃないか」

「あら、男みたいな言い方になっているわよ。うふふ…。でもね、別に私が仕向けたわけじゃないわ。あなたからダンスしたくないって言えたはずよ」

断ろうと思えば、断れた…。確かにアンジーの言う通りと思い、顔がいっそう赤くなるのを感じた。


[2011/09/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)