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操られた若妻 (7:終) 


テッドは素早くビールを飲み干し、トムに、ちょっと急用ができて席を外すが、すぐに戻ってくると伝えた。そして、隣の部屋の様子を聞きたいと、急いでモーテルの部屋に戻った。

早速、聴診器を壁に当てた。テッドは隣から言い争う声が聞こえてこないことに驚いた。エリンが文句を言っていないということは、客が白人だろうが黒人だろうが彼女は気にしていないということを意味する。

早速、ベッドの上で交尾が始まったらしい。ベッドが狂ったように軋む音が聞こえた。そして、愛する妻の喘ぎが混じった言葉を聞いて、テッドは背筋に冷たいものが走るのを感じた。

「ああ、いいわぁ…………あなたのおちんちん、すごく大きい! 私の主人のより、ずっとずっと大きいの! もっとヤッテ…………あなたの大きくて黒いおちんちんで、思う存分、私を犯して ……………中に出していいのよ ………………………この白人のエッチな女に黒人の赤ちゃんを授けて! ……………私の弱々しいウインプの主人に何か仕返しできるものを授けてほしいの!」

その夜、テッド・ウィンターズは、それからもう3回、客が100ドルをテーブルに放り投げ、代わりにモーテルの部屋のカギを受け取ったのを見届けた後、素早くビールを飲み干しては、モーテルの部屋に急ぎ走る行為を繰り返した。

午前1時前ごろだった。最後の客が戻ってきて、テーブルにカギを滑らせるのをテッドは見た。そのカギを黒い手がぎゅっと握り、受けとめる。まだ、その手の持ち主はこちらからは見えない。

ブースを見ていると、中から、背の高い黒人が滑るようにして出てくるのを見た。10代のヒモとは誰か、その顔を見てテッドは息を飲んだ。

トレンチコートの襟を立て、帽子の幅広のつばで顔が隠れるようにしつつ、テッドは心臓が激しく鼓動するのを感じた。あいつはリオンだ。息子のチームメイトのリオンだ。いま、偉そうに自信たっぷりの様子でカウンターの方に歩いてくる。

「よう、ビル! 俺のオンナに電話するから、ちょっとここの電話を貸してくれ!」とリオンは笑いながらバーテンに声をかけた。

テッドは、入念な返送をしていたものの、この傲慢な若者には顔を向けないようにした。だがしっかりと聞き耳は立てている。

「俺だ、エロ女! シャワーを浴びて着替えたら、こっちに来い。もうちょっと飲むからな。それにここの代金も払うんだぞ!」

リオンが電話を切ると、ビルが尋ねた。

「あんた、あんな美人の白人女なのに、どうやってカラダを売らせる気にさせたんだい?」

リオンは高笑いしながら自慢たっぷりに語った。

「あいつは俺のためなら何でもするんだよ! あの女は、俺の黒ちんぽでがんがん突かれることしか頭にねえのさ! どうだ、すげえ交換条件だろ、えぇ? あの女がカラダを使って稼いだカネは全部俺のモノ。しかも、俺の飲み食い代も払ってくれるわけだからな!」

トラック野郎のトムが訊いた。

「じゃあ、これからモーテルであの女にばっちり嵌めまくるのか、リオン?」

「アハハ、バカな。そんなことしねえよ! お前たちが注ぎ込んだ汚ねえドロドロがまだ残ってるだろ、あいつのまんこの中には! 俺はヌルヌルの二発目には興味がねえからな。あの女の車で女の家にしけこむのさ。そこで女がちゃんとドロドロを洗い流して、すっかり元通りのきれいな身体になった後で、初めてハメテやる! 旦那は日曜の午後までいねえそうだから、この週末は俺とあの女だけだ。教えてやろうか、えぇ? …………美人の人妻と、旦那と寝るべきまさに同じベッドでヤルのは最高だぞ! あれほどおもしれえことはねえ。だが、そいつは今夜のお楽しみの半分だ。今夜、あの女にはビックリすることが待ち構えている …………俺は後ろの穴もヤルつもりだ。そっちはまだ処女だそうだし、それをやったら、すげえ声で叫ぶんじゃねえか、あのエロ女!」

エリンがバーに戻ってきた。テッドは、エリンが客たちの前でヒモのリオンと抱き合い、口を開けてのあけすけなキスをするのを見た。ふたりがブースに入ると、テッドは代金を払い、正面の出入り口を通ってバーを出た。ビルを一周するようにして裏手に回り、モーテルに戻り、持ち物を集め、チェックアウトした。そしてタクシーを呼びとめ、家に向かった。

帰宅すると、車のトランクから座り心地のよい折りたたみ椅子を出し、それを持って2階に上がった。Tシャツと短パンに着替えた。下着は履かなかった。そしてウォークイン・クロゼットに入り、来たる見世物に備えて、スペースを作った。書斎からビデオカメラを取ってきて、セットアップし、寝室の中、簡単には見えないところに設置した。もちろん、ベッド全体が映るように確認したうえでのことだ。ビデオには4時間テープを入れ、さらに数本、同じテープをクローゼットの中に持ち込んだ。そしてキッチンに行き、小さなアイスボックスに数本ビールを入れ、またスナックも集め、2階に戻った。

電気を消し、ビールを啜りながら待った。しばらくしてガレージのドアが開く音が聞こえ、テッドは寝室に入り、ビデオの録画ボタンを押した。バスタオルを掴み、クローゼットに戻る。折りたたみ椅子に座り、その前の床にバスタオルを広げた。間もなく、これが役立つことになるだろう。

期待に心臓が高鳴った。やがて寝室の電気がつき、テッドは口の中がカラカラに乾くのを感じた。わずかに開けたクローゼットのドアの隙間から外を覗く。そこには、エメラルド・グリーンのドレスと白いハイヒールを履いた愛する妻の姿が見えた。その隣にはリオンが立っている。息子のチームメイトの傲慢だが才能のある若者だ。ふたりが立つ位置は、暗闇の中に座るテッドから2メートルも離れていない。

「床にひざまずいて、おしゃぶりしろ!」

リオンの命令に、すぐに床にひざまずくエリンの姿が見えた。

狭く暗いクローゼットの中、テッド・ウィンターズは目の前の光景をまったく信じられずにいた。

これまでいつも、「そんな汚らしい行為をするなんて、私、嫌よ。そんな下品な女じゃないわ」と言って、拒んできた性行為である。だが今のエリンは、拒否するそぶりすら見せない。

マニキュアを塗った細い指でベルトのバックルを外し、盛り上がった部分のチャックを降ろし、そして中から長い男根を引っぱりだす。うっとりとした目でその一物を見つめ、それから、傲慢そうに仁王立ちするリオンの顔を見上げながら、舌先を伸ばし、肉茎に沿って根元から先端まで何度も往復して、丹念に舐め続ける。あのバーで客がエリンのことを本物のプロだと言ったが、テッドは確かにその通りだと思った。

小さな手で太く黒いペニスを握り、上下にしごきながら、エリンはちょっと頭をあげ、先端から染み出た先走りを、ぺろりと舐め取った。目はずっとリオンの顔を見つめたままだ。愛しそうに、崇め奉るような顔で見つめ続けている。そうしながら、次第に手の動きを速め、舌を回転させるようにして、ヒクヒク言いだした亀頭をねぶり続ける。ねっとりした先走りの滴がぷくぷくと姿を現し、すぐに舐め取られていく。

テッドはショートパンツの前を開け、ペニスをしごきながら、妻の口唇愛撫の様子を見続けた。しばらくするとリオンが興奮して唸るのが聞こえた。

「おおぉぉ、いいぞ ………ああ……………………確かにフェラが上手になったな! 本物のちんぽ舐め女だ! うおおおっ! …………いきそうだ! もうすぐいくぞ!」

テッドはいよいよその時が来るかと目を凝らした。

「いくぞ! …………出すぞ! いいか? 俺が撃ち出したら、口から出すんだ……………お前のきれいな顔にぶっかけてやる!」

「い、今だ!……………口から出せ …今だ!」

リオンの大きな声が部屋中に響いた。エリンは躊躇せず命令に従い、発作を起こすペニスを握り、しごきつつ、身構えた。

「うおおぉぉぉぉっ! くっ! つぅぅぅぅぅっ!」

動物のような唸り声が聞こえた。そして射精が始まる。テッドは、愛する妻がまったく顔を避けようともせず、言われたままにドロドロとした白濁を顔面に振りかけられているのを見て驚いた。

その進行を見続けながらテッドはぶるぶると震えていた。握ったペニスは痙攣しながら、前に敷いたバスタオルに白濁を垂らしていた。

寝室では、エリンは丸々と太った亀頭をペイント・ブラシ代わりにして、顔にかかったドロドロを顔全体に塗り広げていた。そして、それが終わると、今だヒクヒクと動き続けているペニスを口に含み、残りの精液を吸い、清めた。

顔面を精液で覆われた状態で、エリンはリオンの前にひざまずいたまま、彼を見上げ、唇についている白濁をぺろりと舐めた。顔からは白濁が数本の白い糸となって、垂れ落ち、エメラルド・グリーンのドレスにポタポタと落ちていた。それを気にする様子もなく、行為が終わった後も彼女はリオンの前にひざまずいたままでいた。そのエリンを見おろし、リオンは嘲り罵った。

「うわあ、お前ドロドロになったな! 顔にぶっかけられて喜ぶのは、安淫売だけだぞ! そんなお前を見たら旦那、何て言うかな? 黒んぼのスペルマをぶっかけられたその顔をよ? えぇ?」

リオンに、立ち上がって、身体を洗ってこいと言われて初めて、エリンは立ち上がり、バスルームへ入った。

バスルームに入り、エリンは鏡を見、多量の精液で覆われた自分の顔を見た。だが、エリンはその状態を嫌悪している様子ではなかった。その逆で、両唇をすぼめて口に含み、そこについた白濁を舐め、さらには人差し指で鼻や頬をなぞり、たっぷりとすくい集めては、口に入れ、ちゅうちゅう吸うのだった。

覗き見するテッド・ウィンターズにとって、その夜は興奮に満ちた見世物を堪能できた夜だったと言ってよい。彼の愛する妻はバスルームから出てくると、焦らしの刺激満載のストリップをリオンのためにして見せた。そうして素裸になった後、いよいよ本番が始まる。彼女の百合のように白い肌が黒肌の逞しい身体に包まれるそのコントラストは刺激的だったし、テッドとエリンのためだけのはずのベッドで、黒い身体が彼女の身体に覆いかぶさり、激しく躍動し、その身体に白い細腕の脚が絡みつき、しっかりと抱きしめる光景も刺激的だった。テッドがその夜、2発目の射精をして、床のバスタオルに無駄に精液を放つまで、時間はかからなかった。

さらにその後、いよいよ約束のメイン・イベントが近づいたことをテッドは知った。リオンがエリンに四つん這いになれと命じたのである。エリンは当惑した顔をしたが、もちろん言われた通りにした。エリンはベッドの裾の方に頭を向けて四つん這いになったので、まさにクローゼットのドアの方を向いていたことになる。

テッドは、エリンがこれから何が起きるかをようやく悟った時の顔を忘れない。リオンが太い亀頭を問題の位置にあてがい、ゆっくりと押し始めた時、エリンがシーツをぎゅっと握り、恐怖に目を大きく広げ、その顔からみるみる血の気が失せてくのをテッドは見た。エアコンをつけていて、すべての窓を閉じていたことは幸いだった。さもなければ、彼の妻の絶叫を聞きつけた近所の住民たちが怪訝に思ったことだろう。

テッドはゆっくりとペニスをしごきながら妻の顔を見続けた。エリンは口を大きく開けたまま、ぶるぶる震え、そして叫び出したのだった。

「いやぁぁぁぁぁっ!……………リ、リオン、だ、ダメぇぇぇぇぇッ ………………い、痛い、痛いのよ! ……………あぁぁぁぁぁ! …………大きすぎる、大きすぎるの! やめて! …………だ、ダメぇぇぇぇッ! ……………身体が ………身体が裂けてしまうっ! あ、ああ ………………あ、あああぁぁぁぁぁ!」

確かに苦痛を訴える叫び声はしばらく続いた。だが、リオンがエリンの腰を両腕で包むようにして手を前に回し、敏感なクリトリスをいじり始めると、途端に様子が変わった。

ハアハアと息を荒げ、甘いよがり声に変わっている。

「うぅぅぅぅぅ ………ああぁぁぁぁん、リオン …………ああ、ああ、ああぁぁぁぁぁ.. ……………こ、こんなのって …………………あたし…………………いっ、いっくうぅぅぅぅぅッ!」

翌朝、リオンとエリンは裸のまま朝食を食べに階下に降りた。テッドは隠れ場から抜け出て、ビデオテープを新しいのに変えた。そしてクローゼットに戻り、携帯電話で自宅に電話をかけた。エリンが電話に出ると、テッドは訊いた。

「よく眠れたかい? それともエッチな気分になって、また男を漁りに出かけたのかな?」

電話の向こうでエリンがくすくす笑うのを聞いた。

「あなたを空港に送った後、やっぱりエッチな気分になっちゃって、まっすぐバーに行ったの。そこで男たち5人に私の魅力を堪能させてあげたわ! それから、またかっこいい黒人男を引っかけて、家に連れ帰ったの。あなたが戻ってくるまで私にご奉仕させるためにね!」

テッドも笑って応えた。実際、完全に本当のことを言っていると思ったからである。

「そうか ……………だったら、その男に君のエッチな身体にもっと長く奉仕させるといいよ。明日は空港まで迎えに来なくてもいいから。競争相手の会社の男と知り合いになって、彼は家からあまり離れていないところに住んでいるそうなんだ。それで、僕を家まで送ってくれると言ってくれたから。でも明日は慌てないといけないよ。僕が戻るまでに必ずシーツは変えるように ………………いくら僕でも、他の男が出したもので濡れたベッドにもぐりこむのはイヤだからね!」

暗いクローゼットの中、テッドは、この24時間に何回射精したか分からなくなっていた。睾丸がじんじんと痛くなっていた。これ以上、精液を分泌することが本当にできるのだろうかとさえ思った。

エリンとリオンは無数の体位で数え切れないほどセックスを繰り返した。その魅力的なシーンの数々を見て、テッドの睾丸はやはりそれでも精液を分泌し続け、自分のことながら彼は驚いた。

「エリンが身体を売れるとすれば、彼女の魅力を使って昇任に利用できるかもしれない! うちの上司はエロ好き中年オヤジだから、エリンのセクシーなお尻に喜んで飛びつくに違いないな!」

そんな考えが、テッドの頭を駆け巡るのであった。

おわり


[2014/06/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)