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操られた若妻 (3) 


エリンは、リオンの言ってることが信じられず、耳を疑った。ともあれ、自分がとんでもない間違いを犯してしまったと気づいた。今、夫は飛行機の中、遠くの都市へと向かっている。息子は家にはいない。そして自分は、薄汚れたバーでガサツなトラック運転手に身体をまさぐられている。

理性的に考えれば、こんなことをするはずもないのに、性欲を満たすというそれだけのために、理性に反した行動を取ってしまい、その結果、こんな恐ろしい状況に陥ってしまった。この若者に会いにきたつもりが、彼は悪魔のように、ここにいる大きくて醜いトラック運転手に、私を売っていたとは!

ニヤニヤ笑うリオンを見て、エリンは堪らず叫び出した。

「あなたって …………あなたって、気が狂ってるわよ ……………もし……もし本当に私がそんなことをするとでも思ってるなら、頭がおかしいんだわ! ……………私を売るなんて …………そんなのあり得ない! 私は …………私は……………売春婦なんかじゃないわ!」

そう言いつつも、スカートの中にもぐりこんだ手がさらに上へと探り動き、パンティへと徐々に近づくのを感じ、エリンはぶるっと身体を震わせた。

「奥さん、ここにいる俺の友だちを拒むのはヤメな! トムは奥さんのとろとろに熟れたマンコのために200ドル俺に出したんだ! 俺を怒らせたいのか? 違うだろ、ミセス・ウィンターズ! この店の中を見てみろよ、エロ奥さん! あんたが俺の言うことを聞かねえなら、あんたをこのテーブルにねじ伏せて、ここにいる男たち全員を招いて、あんたを輪姦させてもいいんだぜ!」

リオンは凄みを効かせて脅した。彼は、エリンが言われた通り店の中を見回し、そして目に涙を溜めてうつむくのを見てニヤリと笑った。諦めたのか、トムに対して抵抗するのをやめ、目を伏せ、時折、ぶるぶるっと身体を震わせている。多分、トムにパンティの上からあそこを触られているのだろう。

リオンはエリンの方に手を伸ばし、彼女のハンドバッグを奪い、中を開けた。そして目的のモノを見つけ、ニヤリと笑い、モーテルの部屋のカギを掲げた。そして、そのカギをトラック運転手のトムへと差し出した。

「このお美しいご婦人をお部屋に案内してくれるかな? 1時間15分は、このご婦人と一緒にいてもいいぞ。それが終わったら、カギを持ってここに帰ってくるんだ。時間に遅れるなよ。さもないともう100ドル出してもらうことになるからな!」

それからエリンの方を向き、リオンは指図した。

「トムの時間が終わったら、手短にシャワーを浴びて、服を着てここに戻ってこい。15分以内にだ。次の客が来てるころだからだ! 客の中には、美人に個人的にストリップさせるのが好きなヤツもいれば、自分で脱がすのを楽しみにしているヤツもいる。お前のハンドバッグと車のキーは俺が預かっておくから、逃げようとしても無駄だぞ!」

野卑なトラック運転手はエリンの右の肘をがっちりつかみ、エリンをブースから引っ張り出した。文字通り、モノを扱うような感じだった。エリンは何度もまばたきし、涙ぐみつつも、男に連れられていくほか、どうしようもなかった。男は、エリンを引っぱりながら出口へと歩き、モーテルのカギを男たちに振って見せた。それを見て、バーの客たちは一斉に唸り、下品な歓声をあげた。エリンは屈辱感と恥ずかしさに死にたい気分だった。

その何分か後、エリンは自分が借りたモーテルの部屋にいた。トラック運転手のトムが前に座り、ニヤニヤしながら彼女を見ている。エリンは首の後ろに手を回し、青いドレスのフックを外しているところだった。

今となっては、リオンに電話をしたことが人生で最悪の行為だったと痛感していた。今夜、いったい何人の男たちが私の身体に欲望を注ぎ込んで行くとこになるのだろう…?

「ああ …………どうして私は ……………どうしてテッドを空港に送った後、家に直行しなかったのかしら? テッド…………テッド …………本当にごめんなさい!」

エリンはそう心の中で言いながら、肩からドレスを脱いだ。

トムは、この上品そうな美女が普通の娼婦とは明らかに異なるのは知っていた。ドレスを脱いだエリンの背後にまわり、その震える身体の感触を楽しんだ。つるつるの肌で染みひとつない柔肌だ。顔を傾け、首筋に顔を擦りつけると、すぐにぷるぷると震えて反応してくる。指には大きなダイアモンドが輝いている。この女は人妻なのだろう。それにしても、こんな高級美女がおまんこ市場に出てくるとは、いったいどうしてなんだ? 彼には不思議でならなかった。

背後から両腕でエリンの小柄な身体を抱きよせ、両手の手のひらをお椀の形にし、レースのブラジャーを覆った。ブラジャーのカップを充分に満たしてる感触がたまらない。両手の親指で先端部分を擦ると、たちまち突起が固さを増してくる。

「あんたみたいに綺麗で若い妻が旦那に隠れて火遊びか? えぇ? 何てこった! まともな女なら決して近づこうとしない場末のバーに出てきて、しかも黒んぼの若造に会いに来たときたもんだ! よっぽど激しいのが好きなようだな、えぇ? ウィンターズの奥さんよ!」

「お願いです……………お願い ……………私……………私、こんなことしたくないの!」

薄地のレース越しに無骨な親指に乳首を弾かれ、求めてもいない刺激に身体を震わせながら、エリンは啜り泣いた。だが、その刺激のせいで、意思に反して身体がくねり、背後の男に背中を擦りつける結果になっていた。次第に官能が高まり、エリンは目を閉じ、悶え始めた。

「ああぁぁぁぁ …………うぅぅぅぅぅん ………ああんッ! あ、ああぁぁぁ ………んっ! あっ! ああっ! …………あぁぁぁん!」

今や彼女の乳房は、ガサガサした荒れた肌の手に乱暴に揉まれていた。それを受けて、エリンは声をあげて悶えていた。

エリンが気づかぬうちに、いつのまにかブラジャーが外されていた。今はモーテルの部屋の床に落ちている。そして、運転手は彼女の前に来て、硬く尖った敏感な乳首をヨダレたっぷりにしゃぶっていた。

乳房を貪られ、その刺激に喘いでいたエリンは、パンティに手をかけられ、じりじりと引き降ろされ、そして、胸を舐める口が離れるのを感じた。男が彼女の前にひざまずく。

「あっ、ああぁぁぁぁぁぁっ ………………あっ、いやっ! ……………あぁぁぁぁぁんんんっ!」

エリンはさらに大きなよがり声をあげた。トムが彼女の股間に顔を埋め、舌を蛇のように伸ばし、濡れた割れ目へと滑りこませてきたからである。

その頃、テッド・ウィンターズは、家から遠く離れた上空で、飛行機の中、シートを後ろに倒し、くつろいでいた。彼は愛する妻がこの何ヶ月かの間に大きく変わったことを思っていた。以前よりはるかにセクシーになったし、今は積極的に彼にセックスを求めるようになってきている。

結婚してからずっと、愛の行為を始める時は、いつも彼の方からコトを始めなければならなかったし、彼女の方はしかたなく諦めて行為に応じているように思われた。それが今は変わり、エリンは頑なな貝から出て、自分からセックスを求めるようになっている。テッドは、この変化をとても嬉しく感じていた。


[2014/06/10] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

オマール・ベルの世界 (キャプション) (5) 

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「明日は大事な日だ」とポールは思った。彼の姉の結婚式があるのだ。彼の姉はポールに付き添い娘の役を頼んだ。もちろんポールは恭しくその申し出を受け取った。なんだかんだ言っても、名誉ある役なのだから。

というわけで彼はいつの間にか姉と母親と一緒にいて、結婚前の身支度の場に招かれていたのである。

トミーはふたりと並び立ちながら、不思議な気持ちでいた。素っ裸の姉と母のとなり、同じように裸でいて、しかも恥ずかしさも感じずに立っているなんてあり得ないと思っていたのは、そんなに昔のことじゃなかったなと。

彼がそんなふうに感じたのは3年前のこと。グレート・チェンジの前のこと。

あれ以来、彼は何度も素っ裸の女性の前に立ったことがある(加えて、素っ裸のboiの前にも)。なので、今は互いに裸でいても何にも変なことと感じなくなっているのだ。

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カールは裸の女たちと一緒に立っていた。写真を撮られる間、にっこり笑う。彼はぼんやりとながら、不思議に思った。「僕はいったいどうしてこんなことをしてるんだろう?」
もちろん、短い答えは、彼は可愛いboiで、ちょっと飲みすぎ、ビキニを脱ぐよう言われたからという答え。だが、長い答えはというと、もうちょっと複雑だ。

他の多くのboiたち同様、彼の人生もグレート・チェンジの後、劇的に変化した。だが、カールの変化はすべて悪いことだったというわけでは必ずしもない。たとえ、今の彼の状況がちょっと…何と言うか、ちょっと淫乱的であったとしても。

以前のカールは非常に恥ずかしがり屋だった。そして、その恥ずかしがり屋であるせいで、彼は社会的に爪はじきにされていた。カールは女の子をデートに誘う勇気すら奮い立てることができなかったのである。

しかしグレート・チェンジがそんな彼を解放した。もはや、彼から女の子を誘う負担はない。彼が誘われる立場に変わったから。彼は、ゆっくりとだが確実に自分の殻から外に出て、最終的には、かなりのパーティ好きのboiに変身したのだった。

そして、気がついてみれば、こんなふうに、同じく裸になった女の子たちに混じってポーズを取り、エッチ目的の男たちに写真を撮られているのである。本当のことを言えば、彼は、後になったら後悔してるとは言うだろうけど、男たちにちやほやされて、とても嬉しがっていたのである。そして、その理由を知るのも難しくはない。彼は人生の大半を目立たない状態で過ごしてきたのだ。今はどんなパーティにも呼んでもらえる人気者。そして、そのことが、グレート・チェンジ後の世界における彼の幸福感のかなめなのである。

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ベルが生物エージェントを大気にばらまいてから67日目。僕の身体は以前の面影がまったくなくなっている。身長は20センチは低くなったし、体重も36キロちかく減った。今は157センチの47キロ。

僕の服は全然サイズが合わなくなっているので、姉の服を着るようになっている。今日、ウェストを測った。58センチ。姉よりも細くなっている。それに僕のおちんちんは完全にと言っていいほど小さくなっている。測る気にすらならない。

僕は化粧を始めた。姉は、僕が「他のboiたちに混じった時、あまり目立ち過ぎないように」と言って僕のヘア・スタイルを整えてくれた。

最近、変な夢を見るようになっている…男についての夢。これが心理的なものなのか、それともベルの化学物質のもたらす効果なのか、僕には分からない。でも、そういう夢を見た後、目覚めるといつもアヌスが濡れていた。自然の潤滑液を分泌しているみたいに。

今日はここまでにしておこう。

明日はどんな変化が起きてるか、考えるだけでも寒気がする。

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スタンは著名な整形外科医だ。そしてアダム(スタンがいま淫らな淫乱のように乗っかってるオトコ)は、スタンの担当患者で、有名なスポーツ選手。

スタンは職業倫理に反するとは知っていたが、彼はアダムのことが好きだった。もっと言えば、もうちょっとそれ以上かもしれない。愛情と言ってもいいものだったかもしれない。

有名野球選手であるアダムが肘を痛め、手術の必要が生じたことがきっかけだった。手術前の何週間か、ふたりはしょっちゅういちゃついた。そして、手術の1週間後、アダムが予約されていた診察に来た時、彼はスタンをデートに誘ったのである。もちろん、スタンはそのデートを受けた。

それ以来、ふたりは離れがたくなった。それでも、依然として、スタンは知っていた。いかに自分の感情が本気で純粋なものだとしても、職業倫理に反した行動の言い訳にはならないと……。

思えば、かつてのスタンは女ったらしの医者で、次から次へと女たちを乗り変えた男だった。だがそれはグレート・チェンジの前のこと。そして、彼は、ひょっとするとグレート・チェンジは彼に起きた出来事で最も良かったことなのかもしれないと、自分で認めている。

彼は内面が空洞だったのだ。そんなわけで女たちを使い捨てのセックス玩具のように扱ってきたのだ。しかし、彼自身、男たちにそういうふうに扱われ(グレート・チェンジの後の1年ほどは本当にひどかったのであるが)それを経験した後は、彼は他の人とどう接するかについて新鮮な見方をできるようになっていた。それにこれまでの人生に対しての借りも返さなければと。

望むらくは、アダムが悲しまなければ良いのだが。

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支配……この言葉には実に様々な意味がある。だがドナルドにとっては、支配は生きることそのものだ。

グレート・チェンジの前は、彼はプロのご主人様だった。他の人を性的に支配して生計を立てていたのである。

だが、グレート・チェンジがすべてを変えてしまった。かつては肉体的に威圧的な男だったが、彼も他の白人男性同様、縮小し女性的な存在に変わったのである。

その状態に慣れるのにしばらくかかった。だが、最終的に、彼は支配というのは単に身体的なことではないと悟ったのである。性的なことであるのは確かだが、感情的なことなのだと悟ったのだ。

この姿が今日の彼である。従属好きな男性を完全にコントロールする支配的な女王様(支配的傾向の強いboiは好んで女性を指す言葉を使う傾向がある)。

必ず変わることはある。だが、ドナルドにとっては支配的な性格はそのような変化するものではなかったのだ。


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普通の男 (7) 


*

メアリが双頭ディルドを買ってきた2日後の夕方。メアリが帰宅した時、ビリーはデスクでネット・サーフィンをしていたところだった。

「ちょっと話したいことがあるの」 とメアリが声をかけた。

「何?」 とビリーは振り向いた。

「あなた、着るものをちょっと考えるべきだと思うわ」

「今の服で何かおかしい?」 ビリーは返事を知っていたが、そう訊いてみた。彼は新しいファッションが現れてきているのを知っていた。

「そうねえ、例えば、あなたが着てる服、サイズが合ってるのはひとつもないわ。あなたも知ってるはずよ」

ビリーは溜息をついた。「でも、僕はどこに出かけるというわけでもないし。服を変える理由が…」

「いいから立ちなさい。あなたが着るモノが何かないか、調べましょ!」

メアリの口調には、有無を言わせないところがあった。ビリーは抵抗することは求めなかった。なんだかんだ言っても、今は、メアリの方が彼より大きく、力も強かった。

というわけで、ビリーはメアリのクローゼットの前、裸になっていた。

「君の服も僕には合わないと思うよ」 とビリーは口を尖らした。

メアリは返事をしなかった。ただ、吊るされてる服をチェックし続け、やがて、あるジーンズを見つけた。彼女はそれをベッドに放り投げ、次にTシャツを見つけ、それもベッドに投げた。

最後にメアリは引き出しからコットンの下着を出し、それもベッドに投げた。ようやくメアリはビリーの方を向いた。どう? と言わんばかりに腰に両手を当て、「これを着なさい」と言った。

ビリーはおどおどとした様子でベッドに行き、パンティを手にした。白いビキニ型のパンティで、股間のところにピンク色のハートがあり、LOVEと丸っこい文字で書かれている。

彼は片脚を通し、そしてもう片方の脚も通した。スルスルと滑らかな太ももに沿って引っぱり上げ、最後に位置を整えた。お尻のところがちょっとキツイ感じがしたけど、他の点ではぴったりしている感じだった。彼の小さなペニスは、まさにハートがあるところに小さな盛り上がりを作っていた。ビリーは顔を赤らめたが、メアリは「あなた、とってもキュートよ!」と褒めた。

ビリーはにっこりと笑顔になった。

次に彼は薄青のTシャツを取った。このTシャツは丈が短く、袖がすぼまってるデザインで、口紅をつけてキスしたような絵が描かれていた。ビリーは急いでそれをかぶった。やっと、おへそが隠れる程度の丈だった。

最後に彼はジーンズを手に取った。ブーツ・カット(参考)で裾が広がっていて、太もも、お尻、腰にかけてとてもキツく、ぴっちりしている感じだった。これを履くとき、ジーンズと一緒にパンティも引きずられて、丸まってしまった。

「あなたにはソング・パンティを買ってあげなくちゃいけないみたいね」 とメアリはくすくす笑った。

ジーンズはウェストのところが少し緩くなっていて、しかも、すぐに気づいたことだが、腰がかなり低い位置にくるものだった。その結果、シャツの裾とジーンズのベルト部の間に10センチ弱の隙間ができた。

メアリは彼に細いベルトを渡した。ビリーがベルトを締めて整えると、「これでいいわ! とってもキュートよ」 とメアリが言った。

ビリーは鏡を見た。確かに可愛いと思った。メアリは白とピンクのテニスシューズを出した。

「この靴、ちょっと大きいとは思うけど、もっといい靴を買うまでは、これで間にあうと思うわ」

履いてみると、ちょっと大きかった。メアリの足は今やビリーの足より大きいのだ。だが、それほど履き心地が悪いわけでもなかった。

「さてと。今度はその髪の毛を何とかしないとね。そうしたら、外に出かけられるわ」

ビリーはほぼ1ヵ月、家を出たことがなかった。それに、それ以前は、髪を切る暇がなかった。だから、ちょっとボサボサの髪になっていた。耳が隠れるくらいになっている。

「ブラッシングすることにするよ。でも、どこに行きたいの?」

「マジで言ってるの? 髪の毛、手伝ってあげるわよ…?」

「いや、これでいい。その後、どこに行くの?」 とビリーは再び訊いた。

メアリは肩をすくめた。「モールかな? 多分、映画を観に行ったりとか?」

「分かった。だいたい5分で支度をするよ」


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