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屈服のスチュワーデス3 (3) 


空港ターミナルを出た後、アーチーは不安顔でブロンド髪の獲物のあとを追った。彼女が道路を横切り、左に曲がるのを見る。そしてバス停前に立ち、シャトルバスが来るのを待つのを見た。

「よーし! いいぞ!」

アーチーは喝采を上げた。あのバス停から出るシャトルは「従業員用」の駐車場へ行く。アーチーは、まだ急ぐことはないと、ターミナルの入り口前で待った。シャトルバスは出発まで少し待つはずだと知っていた。3車線の道路を横切って乗り場まで行くのに充分すぎる時間がある。

向こうの角をシャトルバスが曲がってくるのを見てから、アーチーは何気なさを装って、内側の車線を横断した。これから空港に入る乗務員たちがバスから降り始める。

アーチーはわざと他の客たちに先に行かせ、ロリイ・ロジャーズがバスに乗り込むのを確認した。バスに乗り込んだ後は後ろの席へと向かった。まだ疑念を持っていないロリイに、意識されるのを避けるためだった。さっきのコーヒーショップで隣のテーブルに座っていたことを彼女が覚えていたらマズイからだ。

その日、朝早く空港に来ていたので、アーチーの車は「従業員用」駐車場の入り口近くに停めてある。駐車場の区域に入って最初のバス停でアーチーは降りた。降りた後、シャトルバスが次のバス停に止まるのを見ながら、自分の車へと急いだ。

そのバス停ではストライプのブラウスと黒スカートの制服の人が誰も降りなかったのを確認した後、車に乗り込み、遠くのシャトルバスの尾行を始めた。

あのシャトルにはロリイと同じ制服の人がいないといいんだが。それなら、あの女が降りて車に向かうときが確実に分かり、人違いをする可能性がなくなる。アーチーはそう願った。

ロリイ・ロジャーズはケリーと同じ24歳である。ケリーとは大学1年の時に知り合い、女子寮では同じ部屋で生活した。それ以来、ふたりはいちばんの親友になっている。ふたりは好きなもの、嫌いなものがまったく同一で、本当の姉妹のような間柄になっていた。幾度となく、ふたりでダブルデートもした。互いに相手のことを一番に思いやり、いかなることでも相手を傷つけることなど夢にも思わない間柄だった。

ケリーと同じく、ロリイも大学時代に真に愛すべき人と出会った。彼女の婚約者のカートは、ケリーが結婚するブライアンとは、男子寮での先輩にあたる。当然、ロリイとケリーが一緒に参加した行事等のすべてとは言えないが、その多くでカートとブライアンは一緒になることがあり、こちらのふたりも親友になっていた。実際、ブライアンとケリーの結婚式ではブライアンの兄が花婿の付き添い役の代表を務め、カートがその次の付き添い役を務めることになっている。同じことが3ヶ月後のロリイの結婚式にも言え、ケリーが花嫁の付き添い役となり、ブライアンはカートの付き添い役を行うことになっている。

車に乗り込んだロリイは、空港でケリーと偶然会えたことが嬉しくてたまらなかった。ふたりとも国じゅうを飛び回っているので、同じ時間に同じ場所にいるなんて奇跡としか思えなかった。来週が楽しみで仕方がない。カートと一緒にポートランドに飛び、ケリーとブライアンの結婚式の準備を手伝う。ロリイは次週のことを思い、それに夢中になりすぎていた。普段なら神経質なほど注意深いロリイは、警戒心を忘れ、すぐ後ろをつけていきている黒い四輪駆動車の存在に注意を払っていなかった。

アパートまでの続く25分間、ロリイは、一定の距離を置いてつけている黒い車のことにまったく気づいていなかった。アパートのビルの駐車場に車を入れ、降りる。その駐車場の入口が面した道路の反対側、黒い車の中から彼女の様子を観察している男がいた。階段を駆け上がり、部屋に入るロリイ。彼女は知らぬうちに邪悪なストーカーに自分の居場所を教えてしまったのだった。

アーチーはあたりを見回し、このビルの様子を観察した。あの若いブロンド美女の部屋に入るには、どの計略を使おうか? ひとブロック先にバーガーショップがあった。アーチーはそこに車を走らせた。その店の駐車場に車を止め、ハンバーガーを買い、歩きながら戻ってくることにしよう。ハンバーガーを食べながらコーラを飲み、ぶらぶら歩く男のことなど、誰も怪しいと思わないはずだ。

アパートのビルの入り口前にはバス停がある。アーチーはそこに立って、バスが来るのを待ってるフリをした。この位置からだと、アパートの各部屋のドアノブの種類、こじ開けなければならない鍵のタイプがよく見える。このアパートは賃貸だ。だとするとすべてのドアもカギは共通だろう。住人は玄関を入った後、内側からチェーンなりフックなりを掛けるようになってる。彼がいる位置からは、デッドボルト(参考)はなさそうだ。だがこれは確かめなければならない。

ビルにチラチラ目をやってはいたが、人が入って行ったり出てきたりしている。アーチーはひと気がなくなる時を待った。

誰もいなくなったところで、素早く駐車場へ進み、建物の中に入り、最初のふた部屋ほど見てみた。やはりデッドボルトはない。アーチーはニヤリと笑った。あるのは標準的な錠で、しかも市場で最もありふれている2種類の錠のうちのひとつだった。アーチーは専門と言える技能は何もないのだが、空き巣に関しては山ほど経験があった。

必要なのは固いプラスチックのクレジットカードだけだ。それがあれば、住人が出て行った後の部屋に入ることができる。

……何年か前にかっぱらった電話会社の作業着が理想的な服だな! そう、そう ……………………… 片手に電話、片手に道具箱を持って! そうすれば誰にもバレない! ドアの前で15秒ほど時間があれば、あの女の部屋に入れるぞ……

次の日の午後、ロリイは車でアパートに帰る途中だった。ケリーの式まで仕事は休みで嬉しかった。カートがシカゴから戻って来ていたらよかったのに。一緒に素敵な食事をして、また彼の腕に包まれて愛してもらえたら……。でも、ケリーとブライアンが夫婦の絆を結ぶ来週まで、楽しい休暇となっているのも悪くなかった。ロリイは、7か月前からずっと薬指にはめているダイヤの指輪に目を落とし、これほど幸せな人生はないと思った。ケリーたちに続いて、彼女がカートと夫婦の絆を結ぶ日が来るのが待ち切れなかった。


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寝取られキャプションA (2) 

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休暇でリゾートに行った時、お前はマッサージしてもらうといいよと妻をスパに行かせた。もちろん、そのマッサージ士は男で、裸で、馬並みの一物を持っているのを百も承知で。そしてお前の妻は、実にリラックスして帰って来たと。たっぷりヤラれてな。そして明日も行こうかしらと言ったわけだ。すべてお前の計画通りだな。

*****

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あら、まあ、あなた! 昨日の夜、あなたを縛り上げてここに放置したこと忘れちゃってたわ。一晩中、楽しんでくれた? 夫の仕事を彼に代わりにやってもらったのをずっと聞いてたんでしょ? ほら、おちんちんが突っ立ってるのが見えるもの、ずっと聞いてたはずね。

ああ、それにしても、彼って本当にセックスの仕方を心得ているわ。それに彼のアレの大きさ! あなたのよりずっと、ずっと大きくて太いの! 彼はその道具の使い方もちゃんと心得ている。私が、結婚前に何人、男と付き合ってたかあなたも知ってるでしょ? でも私、こんなに完膚なきまで満足したの初めてよ。

まあ、あなたが全然平気で大丈夫そうなのを確認したことだし、彼を起こしに行こうかな。そしてもう一回、ヤッテもらうの。もしかして、お尻のバージンを彼に捧げるかも。それが終わったらシャワーを浴びて、朝食を食べに出かけて…! あなたはそこにいて。後で見に来てあげるから。でも、今夜、彼の家に泊まるかも。そうなったら、来れないわね。

*****

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黒い影が妻の方へと這い寄る。妻は片脚を上げ、それを押し返そうとした。だが黒い影は流れるように妻を包み、覆いかぶさり、そして押さえこんだ。妻が叫んだ。

「夫の前ではイヤ!」 

だが黒い影の太い声。

「リラックスするんだ。旦那は充分薬を飲んだから、何時間も眠り続ける」 

その言葉と共に、黒い影が妻の中に入った。そして妻を完全に包み込んだ。何かが光った! 妻の指輪だ。僕の愛と貞節のあかし。

……再び一時的に目が覚めた。男が再び妻に入っていた。ふたりキスをしながら! だがすぐに黒い影が白い影と混ざりあい、リズミカルな揺れる音を聞きながら僕は眠りに落ちていく。

*****

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男は妻の腰を掴み固定させ、情け容赦ない激しい打ち込みを続けた。男の25センチを妻の奥深くへと出入りを繰り返す。妻の身体は、突き入れられるたびに発作を起こしたように、ぶるぶると震えた。最初、男はゆっくりとした動きだった。妻がその長さと太さに慣れるのを待っていたのだろう。だが、いったん妻のそこが開き切った後は、激しい攻撃を開始した。魂を焼き尽くす激しいオーガズムが、大波となって何度も妻を襲った。

だが、時間が経つにつれて、妻は疲れを見せ始めた。しかし男はまだだった。「もう、終わって! 早くイッて!」 妻は訴えたが、男は残忍そうに笑うだけで、長大な肉茎を抜いては突き刺すばかりだった。何度も何度も。妻はもはやオーガズムに達することはなくなっていた。ベッドの端に手を掛け、男から逃れようとする。しかし男は彼女の腰をがっちりとつかみ、引き戻した。妻が苦痛で顔を歪ませている。声には出ていないが、口の動きで、「やめて」、「イヤッ」、「お願い」と言ってるのが分かる。しかし男は一切無視だ。

僕のペニスが彼のほど大きくないのは残念だ。彼が与えたようなオーガズムは僕には無理なことも確かに残念だ。だがそれより残念なのは、彼が妻を誘惑し、征服し、そして完膚なきまでに犯したこと。そして今、彼は妻を懲らしめていることだ。妻の貪欲な陰部を痛めつけている。僕はそれを見続けることしかできない……。妻は、僕が身体を縛られ、目の前で他の男に妻を抱かれるのを強制的に見せられたら、興奮すると思っていたのだが……。

*****

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私たちは妻の上司の家に来ていた。裕福で権力のある男で、妻は彼の個人秘書として働いている。妻はかすれ声で言った。

「彼、私たちに何か提案があるらしいわ。だから、それを台無しにしないでね。彼が何か言うまで、何もしないで、何も言わないで」

妻は私にタキシードを着せた。そして妻自身は非常に身体に密着したワンピース。彼女の身体の線が隅々に至るまで分かるドレスだった。到着すると、部屋に案内され、そこに彼は座っていた。彼は私にソファに座るよう合図した。そして妻はというと、驚いたことに、いきなりドレスを脱ぎ、上司の前に立ったのである。彼が頷くと、妻は彼のズボンからペニスを引っぱりだした。巨大な一物だった。私の二の腕ほどの大きさ。

妻は彼の下腹部に這いあがり、彼はその極太を妻に押し込んだ! そして妻の腰を掴み、荒々しく妻の身体を上下させた。妻は喘ぎ声を上げた。苦痛の声でもあり、快感の声でもあった。彼は妻のブラを広げ、その完璧な乳房を露わにした。だが、そこに触れるわけでもない。再び妻の腰に両手を戻す。

妻は自分から上下に激しく動き始めていた。だが彼は、妻の腰を押さえ、ゆっくりと上下するよう仕向けた。妻はもっと速く動きたがっているのだが、それよりずっと遅いテンポだ。妻はもっとテンポを上げようとするが、それを阻止され続けた。彼が主導権を握っているのだ。そして彼はゆっくりとするつもりなのだ。このスピードならば、私は余裕を持ってショーを見続けることができる。股間の盛り上がりを両手で隠しながら。「台無しにしないように。彼が言うまで、何もせず、何もしゃべらないように」と妻は言った。その時がきたら、彼は提案を話してくれるだろう。今はちょっと他のことで忙しいだけだ。私は待つことができる……。

*****

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僕は涙を浮かべて、妻に懇願した。中出しはさせないでくれと。だが彼は、その大きなペニスを一気に根元まで突き刺し、「もう遅いぜ!」と叫んだ。睾丸が収縮し、妻の子宮へと精液を注ぎ込む。妻は身体を男に預け、大きなオーガズムに襲われ、絶頂の声を上げるだけだった。妻はどっちの男が好きなのかを僕に見せつけているのだ。僕にできるのは、ただこの恐ろしい光景を見続けるだけだった。

*****

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僕は、小さな喘ぎ声を聞きながら、彼女の(僕たちの?)部屋を覗いた。彼女がいた。彼氏と身体を絡めあっている。ふたりとも素っ裸だ。男は彼女の身体を触りまくり、乳房に優しく吸いついていた。彼女は自分でも片方の乳房に触り、その彼女の手を彼の手が押さえている。彼女は頭を後ろに倒し、目を閉じていた。彼にもたらされている快感を堪能しているのだ。彼の腰が動いている。彼が彼女の中に入っていることを示している。ゆっくりと彼女に快感を与え続けているのだ。この晴れた朝日の中で。

僕は溜息をついた。かつて僕も妻に同じことをしたのを思い出したから。だが、それは遠い昔のことだ。この愛しあうふたりを覗き見することすら、すべきではないのだ。適切なことではないのだ。僕は静かにドアを閉め、愛しあう妻と彼をふたりっきりにした。



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劣位のアジア人キャプションA (2) 

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この45キロ足らずの小さなエロ女は、白人男性を知る前は、アジア男を思い浮かべて細い指を狭いあそこに入れてオナニーしていた。彼女の初めての白人のボーイフレンドは、より尊敬できる白人女性とデートをするため、この女と別れた。

というわけで、またこの女はオナニーをしているのだが、もはやアジア男なんかを思ってオナニーはできない。失恋しても、今だ捨てられた白人男を思い浮かべているのである。

そして、今は、指を使ってではない。指などサイズ的にまったく非現実的なのだ。彼女は初めてこぶしを試している。彼にされた時のことを思えば、できるんじゃないかと、この女は思っているわけだ……。

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お前は偶然この写真を見つけた。お前の彼女が、お前のパソコンからメールアカウントにログオンし、そのままにしていたので、お前はこっそり覗いてみたら、この写真が出てきたと。

彼女はいつも冗談っぽく、「白人男が最高よ、夢中なの」って言っていたな。だから、お前は、彼女がこの写真をどこかの白人男に送ったのだろうと思っただろう。

だが、それは間違いだった。驚いたことに、彼女はこの写真を別のアジア系の女に送ったのだ。最近、彼女が仲良くなり始めたセクシーなアジア系の女である。どうやら、単に「仲良くなっている」だけじゃなさそうだな。彼女は確かにアジア人とデートはしているな。だが、アジア系の女とだ。アジア男とでは決してない。

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アジア男どもよ、もちろん、お前たちも彼女をデートに誘うことはできるぞ。知っておくべきことはたった2つだけだ。

(1)そもそも彼女を誘おうとしても彼女を見つけるのがちょっと難しいかもしれない。と言うのも、彼女はたいてい白人男の寝室にいるから。この写真よりももっと身軽な格好でな。

(2)宝くじに当たって、同時に雷に打たれることの方が、彼女がイエスと言うより確率が高いだろう。

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彼は彼女とヤッて、ついさっき帰って行った。彼女は彼が既婚の白人男性であることを知っているし、自分が単なるアジア娘のセフレとしてキープされてるだけであることも知っている。だが彼女は彼のことを愛しすぎて、彼の子が欲しいという心の奥底からの欲求に抵抗しきれずにいるのだ。彼女はもう何ヶ月も前から避妊をやめている。彼が帰った後、彼女は彼が中に出していったザーメンが漏れないようにと下着を履き、脚を閉じて、じっと待っているのだ。今は排卵時期。今度こそっと思いながら……。

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ねえ、あなた、私たちのところに来てちょっと飲んだりしない? あなたとってもカッコいいんだもの。私たち何と言うか……あなたのこともっと知りたいの。私たち、切羽詰まった女みたいな感じがしたら、ごめんなさい。でも正直言うと、私たち、素敵な白人男性にあまり会ったことがないのよ。私たちが話題にするのは白人男性のことばっかりなのに。

周りにはアジア男は山ほどいるわ。でも、私たちあなたが言うならどんなことでも言うことを聞く可愛い従属的な淫乱になりたいの。私たち3人一緒であなたにご奉仕するとなってもよ。だってその方が、アジア男なんかとデートするよりずっとセクシーだし、ずっと自然な感じがするわ。

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この女は無垢なバージンであるが、お前を喜ばせたくてうずうずしている。だからお前が彼女を娼婦のようにぼろかすに扱っても、何度も振り返って、促す言葉を求めている。彼女を誘うのは実に容易かった。明らかにお前の白ペニスが死ぬほど欲しいのだろう。当然、お前は彼女を丁寧に扱う必要などない。まったく! この女、たぶん、侮辱されてもかえって興奮するかもしれないぞ。

「続けろ、マンコ女! 今んとこはうまくやってるぞ、つり目! そのでかいケツをもっと振って見せろ。俺を興奮させて、お前のつり目まんこにみっちりダメージを与えてくださいっておねだりするんだな。そのでかい尻を自分で叩いて、ぶるんぶるん揺らして見せろ! 俺が後ろからぶち込んだら、どんなふうに揺れるか、あらかじめ見せるんだ。ああ、そうだよ。俺はお前みたいなエロ女には後ろからしかやらねえ。他の体位は俺が尊敬できる女性のために取っておく。じゃあ、そのソングを脱いで、こっちに来い! そろそろ、お前の中に入って、俺のモノにしてやろう」


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別の種類の資格 (2:終) 

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「クレモンズさん!」

「いいから、黙って。欲しいんだろ? それにお前自身が言っていたじゃないか。これは秘書の仕事の一部だって」

トレバーが立ち上がり、こっちに近づいてきた時、エドガーは彼に殴られるのじゃないかと思った。

だが、実際はトレバーは彼のそばに近寄って、彼の丸いお尻を両手で覆い、揉み始めたのだった。

エドガーは抗議した。だがトレバーはその抗議を容易くねじ伏せた。エドガーは他に何も言えず、仕事を失うことも恐れていたので、上司の行うことに合わせることにした。

それになんだかんだ言っても、トレバーの大きく力強い手にお尻を触られ、気持ちよかったから。

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「こんなことさせられるなんて信じられない! でも仕事をやめるわけにはいかないわ。借金があるし!」

「ブリンス、その調子だ。秘書はこうやって給料をもらうもんなんだぞ」

しばらくエドガーの身体を触りまくった後、トレバーは椅子に座って言った。「床にひざまずけ」

エドガーは最初は拒んだが、悪い勤務評定を下されるのは些細なことではないぞと言われ、すぐに黙ってしまった。

生れて初めてのフェラチオは……変な感じがした。正直、嫌な感じではなかった。もっと言えば、一種、正しいことのように感じた。だが、彼が嫌と感じようが良いと感じようが、どっちにしても、彼はこの新しい上司を怒らせる余裕はなかった。そして、前にも仕事に打ち込むと誓ったように、彼はできる限りの仕事ぶりを示したのだった。

*****

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「むむむむむ………」

「おお、上手だな、プリンス。お前、ちんぽをしゃぶったの初めてじゃねえんじゃねえのか?」

トレバーはエドガーに語り始めた。以前のエドガーがどんな男だったかを。エドガーはひざまずいたままだったが、彼から目をそむけた。恥ずかしい気持ちのまま、ひたすらしゃぶり続けた。さらに、新しいテクニックも試し始めた。男だった時に楽ませてもらった、テクニックである。

*****

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「俺の顔を見ろ!」

目をそむけたエドガーだったが、トレバーはそれを許さなかった。彼の髪の毛を乱暴に掴み、顔を上げさせた。

トレバーがぐいぐいと喉奥を突き始めるのを受け、エドガーは窒息しそうになった。

*****

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「ああすごい、何て大きいの! でも、この感じ……あまり悪い感じじゃないのかも」

次に何をされるか、エドガーには分かっていた。避けられないこと。そうとは知ってても、どこか非現実的なことに感じずにはいられなかった。トレバーにデスクにうつ伏せにさせられ、パンティを横にずらせられ、そして濡れたアヌスに突きたてられる。

彼は後ろを振り向き、トレバーが出し入れを繰り返すのを見た。そして悩ましい声を上げた。

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トレバーはエドガーの身体を起こし、椅子に座った。そして大きなペニスの上に彼の小さな身体を降ろしていった。エドガーは早速、上下運動を始めた。

これは、単にデスクにうつ伏せになってるのとは、まったく違う。これは、自分の意思でしていること。自分でコントロールできることなのだ。そしてエドガーはこの一瞬、一瞬を大いに楽しんだ。

思わず喜びの悲鳴が出てしまい、止められなかった。そして、自分の小さな世界に閉じこもって快感の波に漂っていたとき、トレバーのオフィスのドアが開く音が聞こえた。

「ここで何をやってるんだ!」

「あ、スミスさん。説明します。あの……」

「その必要はない、プリンス。君たちは大人だ。同意のもとにやってるんだろう。ただ、もうちょっと静かにしてくれるか? いいな?」

「でも私……あ、はい。かしこまりました」

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エドガーは目を閉じ、トレバーのザーメンが顔に撃ち出されるのを感じた。口の中に入ったものもあった。塩味がした。実は、彼はこうされるとは予想していなかった。

全然、違う。トレバーにこんなに容易く扱われるなんて。

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「たぶん、このことのどこかに教訓があるかも……そ、そうだわ。boiであることで、私も、欲しいものを手に入れることができるんだわ。前とは違った戦術を使いさえすればいいのよ」

エドガーは手についた精液を舐めながら、この部署に来て自分が何を得られるか考えずにはいられなかった。

そして思いあたったのだった。明らかに、自分が男性に魅力的に見えているということ。以前、彼は自信や魅力やルックスを利用してキャリアを伸ばした。それと同じようにこの魅力を使えないだろうか?

たぶんそれ。でも、もしかすると、単にオフィスのおバカな淫乱と呼ばれることになるかもしれない。

あの大きなおちんちんをアヌスに入れられた時の快感を思い出し、エドガーは、正直、どっちになっても気にしないと思ってるのを悟った。

*****

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男子寮のboiたち (3) 

*

ビンセントとチャックが新しい服を買ってくると、他の寮生たちも観念して、同じ店に買いに行った。ビンセントたちのと似たものを買って来た者もいたが、中には、丈の短いショートパンツとお腹が出るタンクトップを買って来た者たちもいた。ひとりは、レースのソングを買って来た者もいた。彼は、どうしてかと訊かれると、顔を赤らめて、「だって、似合ってると思ったんだ」と言った。

それからまた2週間が過ぎた。騒ぎは沈静化し、毎日、ほぼ平凡な日常と言える状態になっていた。寮生たちは新しい服を着て気分よく暮らし、元気を取り戻していた。ただ、ビンセントは、週がすぎるごとに、みんなの振舞いがどんどん女性化していることに気づいていた。

姿勢からそれが始まった。立っている時、少し背中を反らせ、胸を突き出す姿勢を取る者が増えてきた。次が手の動かしかた。彼らがほぼ完ぺきに女性的な仕草や姿勢をするようになるまで、時間はかからなかった。

ビンセントに関して言えば、性的なことについて新しい傾向が出てきていることに気づき始めていた。なぜか、シャツを着ていない男性でいっぱいの夢を見るようになっていた。何か差し迫った危険に襲われ、そこを男性が助けてくれる夢や、ただ、男性に抱きしめられている夢を見る。何度も繰り返し見る夢があり、その中では彼は黒人男性と愛し合っているのである。

だが、それは単に夢の話しではなかった。

ある時、クラスで授業を受けていた時だった。ある(ネイティブ・アメリカンの)教授が教えている間、ビンセントはぼんやりある考え事をしていた。その時、突然、彼の小さなペニスが勃起したのである。別に、そのことを考えようと思って考えていたわけではない。ただ何となく考えていただけ。だが、それを考えていたら興奮したのは明らかだった。それは、その教授のペニスの大きさはどのくらいだろう、というぼんやりとした疑問だった。サイズの次は、手触り。触ったら、どんな感じがするのだろう? そして最後に、味。口に含んだらどんな味がするんだろう? 彼が勃起したのはその時だった。

その思考を続けたいと思う気持ちがないわけではなかったが、心の中の大半は「やめろ!」と叫んでいた。ビンセントは小学校3年の時の80歳近い先生のことを思い出して、頭からその考えを振り払った。勃起が収まると、授業中ではあったが、ビンセントは持ち物をまとめ、教室から急ぎ足で出た。

教室から飛び出した時、ビンセントはひとりの男と衝突してしまった。ふたりとも持っていた本を床にばら撒き、ビンセントは衝撃で床に尻もちをついた。

「あ、マズイ。ゴメン」 とその男は言った。彼は特に身体が大きいというわけではない。平均的な身体。だがハンサムな顔をしていた。彼はビンセントに黒い手を差し伸べ、言った。

「本当に、済まない」

ビンセントはその手を取り、男は彼を軽々と引っぱり上げた。

「あ、いや。僕が悪いんです。前を見ないで走ってたから」

ビンセントはかがんで本を拾った。男もそれを手伝った。そして握手を求めて手を出した。

「俺はグレッグだ」

「ビンセント」と彼は応え、ふたりは握手した。ビンセントは自分の手がグレッグの手に包まれるのを見た。

「ちょっと、罪滅ぼしをさせてくれる? ランチはどう?」 とグレッグが誘った。

ビンセントはちょっとひるんだ。何と言っていいか分からない。彼は本を胸の前に抱くようにして、「あ、行かなくちゃいけないから」と言い、逃げるようにその場を離れた。

寮へと歩きながら、ビンセントの心はいろんなことでぐちゃぐちゃになっていた。立った今、ある男とぶつかってしまった。彼には女の子のように扱われた。いろんなことを思い、寮に着いたのはあっという間のような気がした。彼は素早く部屋に入り、ドアを閉め、パソコンで検索を始めた。

「男とboi」と打ち込んだ。

検索結果の上位いくつかは、ポルノの動画だった。ビンセントは興味を覚え、ひとつをクリックした。その動画では白人のboiが後背位で痩せた背の高い黒人に突かれていた。ビンセントの小さなペニスは、直ちに勃起した。動画の白人boiは大声でヨガリ狂うタイプだった。

次の動画は4人プレーの動画だった。白人のboiと白人女性がふたりの黒人男性に奉仕する動画。タイトルは「ヤラれまくった妻と夫」。ビンセントは、boiが背中の腰のあたりに蝶のタトゥ―をしているのを見た。

彼はブラウザの「戻る」ボタンを押し、検索結果に目を通した。2分ほど、山ほどあるポルノをかき分け進み、ようやくその週のニューヨーク・タイムズの記事を見つけた。それは、夫が男性に惹かれるようになった妻の体験記だった。

始まりは小さかったと彼女は言う。通常の仕方ではセックスができなくなった夫婦は、創造力を働かせ、ストラップ・オンを買った。最初は交替して行った。交互に男性役になって行為を行うという方法。だが、すぐにそのバランス関係は崩れだし、夫の方が受け手になることが多くなったという。

しばらく経つと、妻は欲求不満を感じるようになり、そこで今度は、ふたりとも同時に挿入されるよう、双頭ディルドを買った。これでふたりとも幸せになった。この状態がさらに何週間か続いたのだが、ある時、妻は夫が男とベッドに入っているのを見つけたのだった。

しかし、妻は嫉妬する代わりに、自分もふたりに加わったという。それからこの夫婦は街に男を引っかけに出るようになった。しかし、最初は新鮮だったものの、妻は次第に飽き始め、やがて夫と一緒に街に出るのをやめてしまった。

一方の夫はやめなかった。ほぼ毎晩、彼は家に戻らなくなった。誰か他の男のところに泊まり歩くようになっていた。家に帰ってくる時は、たいてい、男友だちを連れてきた。そんな夜は、夫の感極まったヨガリ声に、妻は何度も目を覚ました。そしてその2週間後、彼女は離婚届にサインしたのだった。

その記事は、こう言って締めくくっていた。この話は多少極端なところもあるが、典型的でないとは言い切れないのだと。もっと言えば、たいていのboiは男性の性的パートナーを求めて活発に行動していると。(白人boiたちと共に)文化が変わるにつれて、ますますこのような事例は増えてきていると。男性とboiのカップルは、男性と女性のカップルと同じく自然な組み合わせであると考えられてきていると。

ビンセントはその記事をもう一度読み直した。その通りだと思った。すべて、これで合点がつく。あの夢も、女性に性的に惹かれなくなってきていることも、男性の方に惹かれるようになってることも。すべて自然なことなのだ。どのboiも同じ経験をしているんだ。

彼は安心して溜息を漏らした。そして、また、boiと妻がふたりの黒人に奉仕する動画に戻り、小さなペニスを擦り始めた。


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屈服のスチュワーデス3 (2) 

ケリーがその友だちを仲間のスチュワーデスたちに会わせるために連れて戻ってくる隙に、アーチーは近くの書店に位置を変え、立ち読みをするフリをした。より近づき、スチュワーデスたちの会話を聞くためである。ケリーの連れのスチュワーデスたちの名前を言うところは、移動が間に合わず聞きそこなってしまったが、ケリーが次のように言う時には間にあった。

「こちらは私の大学時代の大親友、ロリイ・ロジャーズ! 私たち、今も親友よ。彼女は私たちの敵のサザン・エアーで働いているけどね!」

彼女の言葉の最後のところで、スチュワーデスたちは一斉に大笑いした。

「あなたに会えて本当に嬉しいの! 来週まで会えないと思っていたから。私たち、出発までちょっと時間があるので、これからコーヒーでも飲もうとしていたところなの。あなたも一緒して、ロリイ! 来週のことについていくつか伝えたいこともあるし」

ロリイが同意したのを聞き、アーチーは少し引き下がった。そして何気なさを装って、コーヒーを買いに行くスチュワーデスたちの後ろをつけた。

アーチーは、コーヒーショップの前に列をなして並ぶ4人のスチュワーデスの真後ろに並んだ。ロリイが言うのが聞こえた。

「来週、とうとう結婚ね! あなたが教会の中を歩くのを見るのが、待ち遠しいわ!」

「でも、その3か月後には、あなたの番でしょ!」

それを聞いて、アーチーは、視線をケリーの友だちの赤い袖から、その指先へと移動させた。ダイヤの婚約指輪を見て、ペニスがピクリと動いた。

「私のスケジュールも全部決まったわ! 明日、同じルートのフライトであっちに戻って、週末は荷造り。できればもっと早く飛んできてあなたのお手伝いをしたいんだけど、カートが月曜の午後まで研修セミナーから戻ってこないのよ。だから、私とカートが飛んでくるのは火曜日の朝になるわ」

期待していなかったのだが、ロリイの予定まで聞くことができ、嬉しいサプライズにアーチーは喜んだ。

アーチーは、女たちの隣のテーブルに座った。彼女たちには背中を向けているが、しっかり会話を聞いている。ケリーが仲間のスチュワーデスに冗談っぽく言うのが聞こえた。

「ロリイったらひどいのよ! 1年前のことだけど、ロリイに式のとき花嫁の付き添い役になってほしいって頼んだの。そうしたら、彼女、その1週間後に電話をよこして、私たちの敵のサザンのスチュワーデスになるって言ったのよ。よくもぬけぬけと!」

ケリーの言ったことにみんなが笑うのを聞きつつ、アーチーはいい情報をもらったと思った。

次にケリーの仲間のスチュワーデスのひとりがロリイに訊くのを聞いた。

「ロリイ? ケリーの付き添い役になるんだったら、新婚旅行がどこかも知ってるはずよね!」

アーチーは聞き耳を立てた。

「皆さん、ごめんなさい。先週、ケリーから電話で、この点に関しては絶対に秘密にしてって、誓わせられたの! 披露宴の時、誰かが私からその美味しい情報を得ようとするかもしれないってケリーは心配だったみたい。あなたたちが、ずっとケリーの新婚旅行先を知りたがっていることは聞いてるわ。ケリーは、ハネムーンの時にあなたたちの誰かが悪ふざけをするんじゃないかって心配しているのよ。私は親友を裏切れないわ…………でもね ……だからって………… 悪ふざけをするのが私自身じゃないってことにはならないけど!」

さらに聞き耳を立てていると、ケリーがロリイに彼女の父親のことについて訊くのを聞いた。ロリイの父親は最近、心臓発作を起こしたらしい。

「ええ、父は60になったのを受けて、退職することに決めたわ。医者からは、どんなストレスでも、できるだけ避けるように言われているの。父のような税関係の仕事だとストレスがありまくりでしょ? クライアントは税金のことにうるさい人ばっかりだし、守らなければならない締め切りの連続だから。なので、家では、父が完全に回復するまで、みんな良いことだけを父に伝えて、心配事は隠すようにしているの」

……秘密にすると誓ったって? ふーん。親友を裏切れないわだって? ほほう! お前にしゃべらせる方法を俺は知ってるぜ! お前が口を割りたくなるモノが俺にはあるからな ………………… そいつを使えば、お前は豚みたいにヒーヒーわめくだろう、狂ったみたいに叫ぶだろうな ………… ああ、絶対にな …………… お前は、お友だちがどこに新婚旅行に行くか、このアーチー様に言うのさ …………… そして、俺はそのお前のお友だちに個人的に結婚祝いを贈ることにしよう! ああ、絶対お前は口を割る …………… 俺のでかい黒棒で中をほじって掻き出してやろうじゃねえか!……

その時、ケリーの仲間のひとりが言った。

「あ、そろそろ時間よ! 遅れちゃう」

女たちは一斉に立ち上がり、コーヒーショップを出て、さよならを言いあった。ロリイがみんなに言った。

「皆さんに会えて楽しかったわ。ケリー? 今度の火曜日に行くわね。式の準備のお手伝いをさせて。あと、式の前の金曜夜のパーティも忘れちゃダメよ!」

ロリイはケリーたちと別れた後、空港のコンコースを金髪をなびかせて颯爽と進んだ。彼女はたった今、邪悪な男の獲物になってしまったことに気づいていない。この男はスチュワーデスの美肉を喰らうためならどんなことでもする男なのだ。

アーチーは、空港内の店の仕事に着いたおかげで、「従業員用」の駐車スペースに車を止める券を買うことができていた。この駐車スペースには様々な航空会社の乗務員のすべてにもあてがわれているスペースであり、各社の美人スチュワーデスたちも、中継地としてこの空港を利用する者たちは全員ここに車をとめていた。

アーチーは、ロリイ・ロジャーズが車をここに止めていますようにと願った。仮に彼女の婚約者が車で迎えに来たとしたら、何もかも台無しになってしまう。そうなったら、できることは、ロリイとその婚約者が車で去るのを指を咥えて見送ることだけになり、ロリイとケリーの両方を襲う夢がおじゃんになってしまうからだ。


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寝取られキャプションA (1) 

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彼女は喘ぎ、シーツを握りしめた。次から次へとオーガズムの波に身体を襲われ、うち震える。彼女は、まるで発作にかかってるように見える。脳は快感で溢れかえっているのだろう。男は、彼女の腰を掴み、自分に引き寄せ巨大な25センチを彼女の奥深くに埋め込んでいる。彼がどんな快感を味わってるのか、僕は想像することしかできない。多分、彼の極太を彼女の膣肉はきつく収縮を繰り返して絞り、咥えこんで離さないのだろう。男を離すまいと締めつけつつ、同時に男を受け入れられるだけの緩さも備えている。20分の時間を経て、ようやく、彼女の身体が、緊張から回復する兆しを見せ始めた。呼吸もゆっくりと元に戻り始める。彼女はそのまま眠りに落ちてしまいたいような顔をしていた。男が僕を見て、笑い、そして言った。「さあ、今度はお前の奥さんをヤル番だ…」

*****

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3人の乱入者たち。妻が仰向けになり、この男たちを楽しみ始めるのを見て、僕の恐れが次第に薄らいでいった。僕は妻とちょっと楽しみたいと思っていた。確かに、この男たちが押し入ってきた時、僕は勃起を押し殺し、自粛したのは事実だ。だが、彼らが僕の…ああ、彼らの言葉を使えば僕の「チビ白んぼ」を見て大笑いした時は、まだ勃起していたのだ。連中は、いとも簡単に僕を床にねじ伏せた後、彼らの関心を、そして彼らのムクムク頭をもたげつつある巨大な黒ペニスを、全裸の妻に向けたのだった。僕は最悪を恐れた。だが彼らは妻をちゃんとレディとして扱ってるではないか! 妻の方も怖気づいてはいなかった。咥えこまされた黒ペニスを速く、激しく吸茎し、自分の口の中にあっという間に射精させてしまった! さらに、すぐに別の黒棒にむしゃぶりつくではないか! その間に、3人目の男が彼女の股間に顔を寄せ、脚を大きく広げ、ぴちゃぴちゃ音を立てて舐めている。2番目の男が射精しまいと無駄に頑張っている間、妻は、一度出した最初の男のペニスを握り、再び息を吹き返させている。2番目の男は長くはもたないだろうな。それにしても、僕はいつまでこの床の上に放置されることになるのだろう。もうすでに僕は、一回出しちゃったのに。最初の男と同じくらいの時に。いや、僕の方が早かったか…。

*****

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男は妻を軽々と持ち上げ、その巨大な極太で彼女を貫いた。僕の妻はというと、貫かれながら早くも身体をくねらせ、ビクッビクッと痙攣していた。彼女が、それまでの人生で最高のオーガズムを感じた瞬間だった! 妻がオーガズムを感じている間、男は貫いたままじっと妻を押さえていた。そして妻がオーガズムから落ち着くと、ようやく出し入れの動きを始めた。最初はゆっくりと。だがきっちりした動きで。彼が絶頂に達し、妻の身体を熱くねっとりした精液で満たした頃には、妻は女の形をしたただの物体になっていた。あまりに数多く絶頂に達したので、頭も身体も作動できなくなっていたのである! あの日から、妻は黒人男しか目に入らない。僕には一日のハイライトの時間をくれることもなければ、そもそも身体に触れることすら許してくれない。彼女は僕の妻かもしれないが、心も体も黒人男のモノになっている…。

*****

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男は筋肉を緊張させ、黒肌を汗で光らせ、雄牛のような声で吠えた。妻の膣奥に噴射する用意ができたのだ! この男は、もう3時間から4時間、あらゆる体位で妻を犯し続けてきた。もうどのくらいの時間か僕には分からない。男のペニスは大きく、太い。僕の親指サイズの突起など彼のに比べたら小人のペニスだろう。だがだ! だがこの男は妻をイカすことはできない! 確かに妻は男の努力は楽しんでいる。だがいかに彼が頑張っても、妻はイクことができないし、いこうともしないのだ! 彼の汗が妻の白肌に降りかかり、彼がその彫刻のような筋肉を緊張させつつ、とうとう堪え切れなくなり射精に至っても、妻はただそこに横になっているだけ。彼にすべての仕事をさせて妻の身体には汗すら浮かんでいない。男が出しきり、妻の身体から滑り抜けた後、妻は顔を上げて僕を見た。ちょっと、飽きた、といった顔! 僕は微笑んだ。この男も今は僕の気持が分かっただろうと。僕がいかに彼女を喜ばせようと頑張っても、妻を満足させられない時の僕の気持を!妻はただ一言、「次は?」と言うだけなのである。

*****

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今度、娘をジャマイカに連れてって、黒いおちんちんを紹介するつもり。娘も、「スペードのクイーン」になると嬉しいんだけど。ママと同じにね。

*****

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少なくとも30分はここに入ってこないでね。私………忙しいと思うから。


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劣位のアジア人キャプションA (1) 

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お前は従属的な寝取られ男だ。自分に自信を持った支配的な男じゃない。だからお前はしばらく前から、彼女に対して性的にアピールするのをやめてしまった。その頃だな、彼女の方も、裸でいるところをお前に見せなくなったのは。

彼女はお前が家にいたのに気づかず、ドアを開けっ放しで長くお風呂に入っていた。彼女に気づかれないよう注意しながら、お前はこの美しい姿を記憶に焼きつけようとする。お前の女神さまが裸でいるのを見れるのは、これが最後かもしれないからな。

*****

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彼女がお前の待つ家に帰ってきたのは、午前2時。「今夜、彼にとても乱暴に扱われたわ。あたし、とても淫らにいじめられた感じだけど、とっても満足してるの。仰向けになって。あなたの顔に乗っかりながら、今日のお話ししてあげるから。ところで、この首輪、彼につけてもらったの。あたし、メス犬だから。あと、これからは、あなたとはセックスの代わりに、これをすることにするわ。あたしがあなたの顔に乗りながら、あたしがどんなに淫らで下品なことを彼のためにしてきたかをお話しすること。ええ、話しを聞きながらおちんちんを触っててもいいわよ。ただ、あなたの小さなアレをあたしにちかづけないこと。出すのもあたしから離れたところに。いいわね。

*****

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え? じゃあ、私たちの身体は小さなおちんちんに向くようにできてるって考えてるの?
ええ、たいていのアジア系は身体が小さくてあそこも狭いわ。そこはあなたが言うことは正しい。でもあなた、私のような大きなおっぱいをしてる娘とデートしようと決めたわけ? ごめんなさい。でもね、そんなちっちゃなおちんちんじゃ役に立たないの。こういう身体は本物の男、本物のおちんちんを与えてもらうべきなのよ。

*****

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彼女は、白人男と一緒の時は、こんな格好にさせられ支配されるのを喜ぶ。そして「吊り目東洋人の腐れまんこ」と呼ばれないと、あそこが濡れないのだ。そうなって初めて白人のご主人様に大きなおちんちんを入れてもらえるチャンスが得られるからな。身長150センチで43キロ、アジア女のキツキツまんこだろ。白人様の25センチを入れてもらえるには、充分、前戯や拡張や、苦痛の訓練が必要なのだよ。じゃあ、どうしてこの女がチビちんぽのアジア男と付き合わないのかって? あいつらじゃ、この女は全然濡れないからだ。


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別の種類の資格 (1) 

別の種類の資格 A Different Set of Qualifications by J. Nikki

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グレート・チェンジの後、エドガー・プライスは上司から秘書へと変わる。彼はどのような反応を示すだろうか?

*****

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エドガー・プライスはすべてを有していた。若く、ハンサムで、魅力的。そして瞬く間にきわめて大きな成功を収めた。彼の会社の歴史の中、彼ほど若い重役はいなかった。ほとんどの人が、彼はいつの日かCEOになるだろうと思った。

だが、彼はパーフェクトというわけでもなかった。彼にも悪徳の部分があった。それは女好きだということ。そして女たちも彼を愛した。彼が入社した最初の2年間に、彼の秘書をした女性のうち2人からセクハラで訴えられた。彼が冗談でこんなことを言う(あるいは本気で言う)のを耳にすることは珍しいことではない。「上司が性的に満足した状態に保つことも、秘書の仕事の一部だ」と。

彼にはもう一つ欠点があった。こちらの方が真に大きな欠点だが、それは、極めてあからさまに言えば、彼は仕事が得意じゃなかったということ。もっと言えば、仕事の出来がめちゃくちゃだったのだ。たいていは、彼の女性アシスタントたちが彼のヘマを取り繕った。そして、彼はそういう女性たちをすぐに捨ててしまうのである。だがエドガーは、その魅力、ルックス、そして自信に溢れた態度で、捨てた女たちの問題をうまくかわす方法を身につけていた。彼の態度に疑念を持つ人はほとんどいなかった。

その終わりが、2011年12月1日、つまり、オマール・ベルが白人男性を女性化する目的で生物エージェントを大気に放出したあの日に開始した。

すでに知っての通り、彼の計画は(少なくともベル博士の立場で言うなら)成功を収めた。そしてその翌年にかけて、世界は隅々に渡るまで大きな変化をしたのだった。白人男性という概念は過去の遺物になったのだった。

エドガーも他の白人男性同様、小柄な女性並みの体格に縮小した。ペニスもそのサイズの大半を失った。身体の形は女性のそれと似たものになった(乳房がないという顕著な点を除いて)。(すでにこの時点では一般常識になっている)他のこまごまとした点については説明を省くと、要するにエドガーは典型的なboiになったのである。本物の男性に惹かれる女性的な生物に。

多くのboiたち同様、エドガーもかなり自信を失った。それに、彼は女性の部下たちを魅了して彼の仕事をさせることができなくなったし、そうする気持ちも失ったのだった。その結果、彼がひどく無能な人間であったことが、あっという間に明らかになり、すぐに彼はクビになったのだった。

しかしながら、彼の会社は社員に対して義務がある。会社はエドガーに仕事上で挽回し、元々の地位にふさわしい人間であることを証明するチャンスを提供した。そして、彼は秘書になったのである。

*****
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この写真は、エドガーが秘書の仕事についたばかりの頃の写真である。もちろん、彼はこの仕事は自分には低すぎる仕事だと感じていたが、かと言って無職になりたいとは思っていなかった。

そこで彼はこの仕事にできるだけ打ち込み、全力を傾けた。

髪のスタイリングを頑張り、化粧でも(boiの間での新しいファッションに乗り遅れないように)頑張って、人に見られても恥ずかしくない程度にできるようになった。眉毛もずいぶんむしり取った。

彼はまあまあの容貌になったと思っている。彼はさらに生れて初めてドレスを着たし、パンティも履いた。

ともあれ、彼は仕事ができるboiと見られたかったのである。

*****

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「プライスか? 本当に君が? よく見せてくれ。後ろを向いて。スカートも捲ってくれるか? 下に何を履いてるか見せてくれ。ソングか? それはいい」

「ありがとうございます」

エドガーは彼の元同僚であるトレバー・クレモンズのもとに配置された。もちろん、トレバーは本物の男性である。ふたりはかつて友人同士であった。

だが、エドガーは、トレバーが思いを寄せていた女性と寝て、それが原因でふたりの友情は終わってしまったのだった。その後ふたりは和解したと思われており、表面的には友好関係を取り繕っていた。だがエドガーは、トレバーがまだ彼に悪い感情を抱いていることを知っていた。

エドガーは、トレバーのオフィスに入ると、すぐにトレバーが実に嬉しそうな笑顔になるのを見た。エドガーは自分の能力を証明するためにもこのチャンスを台無しにしたくないと誓っていた。それを思い出し、彼はトレバーがどんなことを要求してきても、それに応じた。

彼は、顔を赤らめながらも、ドレスの裾を捲り上げ、パンティさえも見せた。彼は何度も自分に言い聞かせた。自分は今はただの秘書なのだと。ボスの求めることをしなければいけないのだと。

*****
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「君はまだアレをもってるの? あれ…分かるだろ?」

「もちろんです!」

「じゃあ見せて」

トレバーは新しい秘書についての取り調べを続けた。

エドガーは、「言ったはずよ」と言わんばかりの笑顔を見せつつ、スカートをめくり上げ、パンティを横にずらし、実際、まだペニスがついているところを見せた。

すぐ後にトレバーが大笑いするのを見て、エドガーの顔から急速に笑みが消えた。エドガーの残された男性性にトレバーが感動してないことは明らかだった。


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屈服のスチュワーデス3 (1) 

「屈服のスチュワーデス 3」 Subdued Stewardess III by Black Demon 「屈服のスチュワーデス2」の続編

テロリストの攻撃が発生してから、アーチーは好きなアルバイトを突然クビにされ、飢えを満たすことができない状況ですっかり欲求不満になっていた。前だったら自由に空港内をうろつきまわることができたのだが、攻撃があってからは、行動範囲がチケット売り場のロビー、荷物受取場所、そして駐車場に限定されていた。搭乗券がないと、旅行客がゲートに向かう時に通過する金属探知装置さえくぐることができない。

アーチーはこの制約を極めて不満に思っていた。これのせいで、スチュワーデスたちの極上の柔肉をむさぼって飢えを満たすことが事実上、不可能になっているのだ。

スチュワーデスの極上肉をむさぼる。これしか、この強姦魔の飢えを満たせることはないのである。これは、まさにあの最初のシェリー・トーマスをレイプしたときから彼の中でムクムクと膨らんできた欲望なのだった。

アーチーは飢えていた。もう一度味わいたい。あまりにその欲望が募り、彼はそれまでの仕事を辞め、より給料の低い店員の仕事に就いた。だが、彼が雇われた店は空港内にある。だから、勤務の前後の時間を使って空港内をうろつくことが可能だった。

まさにこの通り、このアーチーという男はスチュワーデスの媚肉が好物なのだ ……………………柔らかな媚肉 …………………美しいスチュワーデスの若々しい媚肉!………………さらにその媚肉が、どこかのふぬけた白人野郎のご自慢の媚肉となれば、いっそう旨味が増す!

アーチーが空港内の店で働き始めて二日目になっていた。この日、仕事を終えた彼は、早速、青い制服のブロンド美人を見つけ、非常に興奮していた。

ただ、ひとつ問題があった。それは、この女がセキュリティ・ゲートをくぐって来たばかりということである。それは、彼女が出発便のフライトに向かおうとしていることを意味するし、彼が尾行することはできないことも意味していた。

アーチーは、普通、到着便で来た美人スチュワーデスを好む。それなら車に乗り込んだ標的の女を尾行するチャンスができるし、うまくいけば、女の自宅も見つけられ、後で個人的にその家に訪問することができるからだ。

だが、アーチーはこのブロンド美人に魅了された。特に右手の薬指に光る大きなダイヤの指輪を見かけただけに、いっそう惹かれたのだった。

彼は、このブロンド美人が連れているふたりのスチュワーデスにも目を取られた。ふたりとも綺麗だし、同じくらいの若さ。だが残念なことに、どこかの運のいい男と一緒であることを示す指輪をしていない。

このふたりが指輪をしていなかったことは実に幸いだったと言えよう。そのおかげでアーチーの淫欲の目から逃れることができたのだから。アーチーの目はターゲットとしたブロンド美人にだけ集中していた。3人とも一緒で、同じ青い制服を着ているということは、おそらく同じ航空会社の乗務員なのだろう。そうアーチーは推測した。

若く、純粋無垢なケリー・メイヤーは、自分が淫欲変質男の餌食にされかかっていることなど夢にも思っていなかった。24歳になったばかりの彼女は、大学時代に知り合った恋人と婚約しており、その結婚式は間近の10日後に控えていた。今回のデンバーからシアトルの便が、挙式前の最後のフライトになる。このフライトの後、予備の便でポートランド郊外にある地元に戻り、そこで結婚式を挙げることになっていた。

ケリーの両親や親せきの大半は、彼女が大学に進学するまで住んでいた土地に今も住んでいるので、挙式も彼女の実家が通う教会で、オライリー神父のもとで行われることになっている。もうすぐ彼女はケリー・メイヤーからミセス・ケリー・マシューズに名を変え、愛するブライアン・マシューズの妻になるのだ。昨夜、ケリーはブライアンに挙式までのしばしの別れを告げた。ブライアンは来週の水曜までデンバーに留まり、その後、挙式準備で飛んできて、彼女と会うことになっていた。

ケリーにはすべてが順調に思えた。実家に戻った後は、母親と10日後に控えた式についての最後の調整をする計画になっていた。リハーサルは今度の木曜日に行う。それにもちろん金曜日の夜には女友だちと独身最後のお祝いパーティがあって、ブライアンもその同じ夜に独身男の最後のパーティを楽しむ。ケリーは古い友人たちや家族と再会できるのを心から楽しみにしていた。

「ケリー! ケリー!」

遠くから若い女が誰かを呼ぶのをアーチーは聞いた。その呼び声に、例のブロンド美人が、振り向くのも見た。彼の標的はスーツケースを置いたまま、その呼び声の主のもとに駆け寄った。

…ふーん、ケリーか。お前のような美人にふさわしい良い名前だな、とアーチーは思った。そして、ケリーの友人と思われる女に目を向けた。これも美人で、ケリーとは違う制服を着ている。どうやら、別の航空会社のフライト・アテンダントらしい。


[2014/07/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

男子寮のboiたち (2) 

2週間ほど何もなくすぎた。事件もなければ治癒法も現れなかった。男子寮はいまや女子寮のような音に包まれていた。以前なら太い声で笑っていた寮生たちも、今は女子学生のようなくすくす笑いで笑い、高音のおしゃべり声が寮を満たしていた。

ある朝、シャワーから出たビンセントはあることに気がついた。ペニスの上に細い線となっている部分を除いて、体毛がすべて抜けていたのだった。顔までもつるつるで髭がなくなっていた。多少は心配したが、恐怖におののいたというわけではない。タオルを腰に巻き、シャワールームを出て自分の部屋に入った。

チャックはパソコンの前に座って、何かシューティング・ゲームをしていた。ビンセントが部屋に入ると彼は顔をあげて、訊いた。

「お前もか?」

「何が?」

「体毛だよ。全部抜けているだろ? 陰毛までも?」

ビンセントは頭を横に振った。「いや、俺の場合は、あそこの上に細い線は残ってる」

「滑走路ってやつか?」 とチャックは笑った。そしてしばらくゲームをした後、やめて言った。「とういうことは、他のみんなも同じことになっているな」

ビンセントは肩をすくめながらボクサー・パンツを履いた。パンツはちょっと普段より緩く感じたが、彼は気づかなかった。

チャックが言った。

「お前を元気づけることは何か知ってるぜ。明日の夜、またパーティをすることにしたんだ。ジェフがあのストリッパーたちをまた呼ぶって。ちょっと一発ヤレば、お前も元気になれるって。嫌なことを忘れてな」

ビンセントは微笑んだ。「それはみんなも同じじゃないかな」

*

次の日の夜。パーティは盛り上がっていた。酔った女の子がふたりほど、だんだんハメを外してきていた。そのうちのひとりにビンセントは目を奪われた。すごくエロっぽい女。薄茶色の肌に曲線美豊かなボディ! 背は高い。多分、176センチくらい。

ビンセントとその女は一瞬、見つめあった。そして彼女は音楽のリズムに合わせながら、ゆっくりと彼に近づいてきた。ビンセントは持っていたビールをテーブルに置いた。

「ハーイ!」 と彼女は言った。

「ハーイ、セクシーさん!」 とビンセントは応えた。

ビンセントが挨拶した時、彼女はちょっと笑みを浮かべたか?

彼女は音楽に合わせて踊りながら、後ろを向き、彼の股間にお尻を擦りつけ始めた。

ビンセントがこのセクシーな黒人女性の身体をまさぐり出すまで時間はかからなかった。両手で身体をさわさわ撫で、時に、道に迷ったフリをして豊かな乳房にも触れた。

「ねえ、どこかに行かない?」 と彼女が言った。

ビンセントは肩をすくめた。

「ここでやってもいいんじゃないか? 誰も気にしないし」

彼女は酔っていたし、ビンセントの提案を拒むほどお堅い女でもなかった。すぐにふたりは互いの身体をまさぐりだし、同時に興奮を募らせ始めた。

長いキスを何回か繰り返した後、ビンセントは彼女をカウチに導き、そこに座った。彼女は、ほとんど引き裂くような勢いでシャツを脱ぎ、続いてブラジャーも外した。それからスカートをめくり上げ、パンティを脱ぐ。脱いだパンティを指でヘリコプターのようにくるくる回した後、ビンセントの顔に放り投げた。そして彼の股間に手をやり、チャックを降ろした。

男子寮の学生たちでいっぱいのパーティで、トップレスになった女がいれば、当然、みんなの注目を集める。すぐにビンセントたちの周りにみんなが集まってきた。

これはビンセントにとってはお馴染みの状況である。後で分かったことだが、この女性はジェフが誘って呼び出したストリッパーたちのひとりだった。ビンセントは女にズボンを脱がされながら、にやにや笑った。

ビンセントのペニスは柔らかいままだった。そこで女はそれを握り、何度かしごいた。それでも、柔らかいまま。そこで女は身体をかがめ、口に咥えた。だが、これも功を奏しない。そして、一方のビンセントも心の中、パニック状態になっていた。

「どうしたの?」 と女は彼の上に這いあがり、乳房を彼の顔に押しつけた。それから30秒ほど、彼の上でセックスの真似事の動きを続けたが、やがてイライラして彼から降りた。

「ゴメン…。何だか……」

「何よ! ふにゃちん! 女みたい!」

女はビンセントの言葉を遮り、脱いだものを拾い出て行った。

ビンセントはカウチに座ったまま、萎えたままの分身を隠した。そして、ズボンを引っぱり上げ、みんなに言葉も掛けず階段を駆け上がり、自分の部屋へと走った。

2分ほどして、チャックが入ってきた。

「大丈夫だよ。こういうこともあるって。飲み過ぎて、勃起できなかったんだろ。誰も違うふうには思わ……」

「チャック、違うんだ。俺は酔っていない。ビールを1缶飲んだだけだ」

「ああ、そうなのか……。分からないけど、まあ、ああいうことってよくあることだと思うよ」

「ああ、そうだよな、たぶん……」

ビンセントは納得していなかったが、そう答えた。

*

次の週、ビンセントははっきりとさらに変化が生じていることに気づいた。だが、彼はそれを無視した。心の奥では、次にどんなことがあるか、予想はしていた。同じことが他のみんなにも起きてるのを知っていた。だが、それを認めても認めなくても、事態は変わらない。

だが、身長と体重の減少だけは隠しようがなかった。一瞬にして現象するとか、一夜のうちに変わるとか、そういうことではない。毎日、少しずつ減少していったのだった。そして、それから1ヶ月半ほどの内に彼は15センチ背が低くなり、27キロもやせたのだった。

だが、それ以上に、彼の身体(そして男子寮の他のすべての学生たちの身体)が、まさにベル博士が予測した通りに変化していったのだった。ウエストが細くなり、腰が広がり、お尻が丸く膨らむ。そして上半身からは筋肉が大半なくなっていた。

そして、その後、かつては自慢の種だったペニスに変化が生じた。かつては勃起時には20センチを誇っていたのだが、今は(何とか勃起できた場合に限るが)その半分にも達しない。

寮生たちはパーティを開くのをやめてしまった。自分たちの身体に起きた変化が恥ずかしかったからというのもあるが、もっと大きな理由は、女性とセックスするというのが今となってはほとんどありえなくなっていたからだった。もはや、彼らの身体は(多分レスビアンの女性を除いて)大半の女性には魅力的でなくなっていたし、それに加えて、ビンセントが経験したことに似た出来事が、少なからざる寮生たちにも起きたからだった。

そういうわけで、寮生たちは、真面目に授業に出て(不格好なほど、だぶだぶの服を着てだが)、そして真面目に寮に戻る生活をするようになっていた。これから起きる変化を待つこと(あるいは治療法が現れるのを待つこと)以外に、あまりすることがない毎日になっていた。

*

さらにもう2週間ほど経った。その頃には変化が止まったように思えた。声が変わってから2ヶ月半ほど経っていた。いまやビンセントは以前とは大きく変わっていた。

今の彼は、どんな女性も憧れるようなお尻をしていた。丸く盛り上がり、動くとちょうど良い具合に揺れる。彼は興味があったので、サイズを測ってみた。体重は47キロ、身長は157センチくらい。ウエストは55センチ、ヒップは78センチ。ペニスは非勃起時3センチほど。

しかし最も狼狽してしまった変化は顔だった。確かに自分に似た顔だが、自分の顔ではない。(実際には妹はいないが)もしいたらこういう顔をしているだろうといった顔になっていた。

ビンセントは溜息をついた。ベル博士の予測は、現実になったのだ。少なくとも自分には。

ビンセントが裸で鏡の前に立って、自分の姿を見つめていた時、チャックが入ってきた。チャックはだぶだぶのジーンズを履いていた。幅広のベルトでウエストを絞って押さえているが、笑えるほど不格好だった。まるで父親の服を着た10歳前の女の子のように見える。

だがチャックは、ビンセントほどは落ち込んでいなかった。赤毛の彼は、ビンセントよりはちょっと背が高いが、身体の他のサイズはやはり彼と同じようなものだった。

「あれ? 何か?」 とチャックは本を置き、自分を見てるビンセントに訊いた。

「いや何も」 

ビンセントは、その他に何と言えばいいのか分からなかった。

*

さらにもう2週間ほどが過ぎた。ほとんど変化は起きなかった。多分、変化はすでに完了したのかもしれない。だとすると科学者たちも本格的な治癒法開発に取り掛かれるかもしれない。ビンセントはそう思った。信じてはいなかったが。

身体のサイズが一定になり、さらなる減少を見せなくなった後、ビンセントは新しい服を買うことに決めた。そこでチャックを誘ってモールに出かけた。

不思議な光景だった。白人の男はどこにもいない(少なくとも、男性に見える人は誰もいない)。男性だと言える人はほぼ黒人だけ(ふたりほどラテン系もいたが)。

ビンセントは自分のサイズを知っていたので、おそらくフィットするものを売ってるだろうと、子供服売り場に行った。10歳児向けの衣類を売っている場所でいろいろ探した。ビンセントは何着か選び、試着してみることにした。

だが彼は、そこで最初のショックを受ける。店員がその試着室は男性だけのものだというのである。ビンセントのような子供は婦人服売り場の試着室を使わなければならないという。ビンセントはしばらくその女店員と言い争ったが、店員が警備員を呼びますよと脅かしを掛けたので、彼は引き下がった。

彼とチャックは、非常に恥ずかしかったが、売り場の向こう側にある女性用試着室向かった。そのドアの前、ビンセントは大きく息を吸い、隣のチャックを見て、それから勇気を出してドアを開けた。幸い、試着室は空だった。ビンセントはいくつかある個室のひとつに入った。

中に入りズボンを脱いだ(彼は下着を履いていない。持ってるトランクスはどれもサイズが合わないからだ)。そしてハンガーからジーンズを取った。

片脚を通し、もう一方の脚も通した。だが、引っぱり上げようとしたら、お尻が邪魔で入らないのだった。

「これじゃあダメだ」 

ビンセントは隣の個室でチャックがそう言うのを聞いた。

「これもダメ」

「他の子供服を探すか?」 とチャックが訊いた。

「ああ、そうしよう」

だがビンセントは懐疑的だった。

ふたりが個室から出ると、女の子がふたりほどいて、彼らを見てクスクス笑った。

だが、その時、ビンセントはあるものを目にしたのだった。売り場の片隅に、「Bois」という案内があった。ビンセントたちはそっちに行ってみることにした。

これは普通の婦人物の服であって、単にパッケージだけ変えただけじゃないのか? ビンセントは心の奥でそう思ったものの、だからと言って拒むこともできなかった。彼はジーンズを2本ほど、他にTシャツ、boi用のブリーフを選んだ。チャックも似たようなものを選んだ。そしてふたりは試着してみることにした。

それらは完璧に身体にフィットした。着慣れたものよりお尻のあたりがちょっとピッチリしてる感じがしたし、ウエスト位置が予想したより低い感じがしたが、少なくとも、今までのように腰のところを4重に折りたたまなくても、ずり落ちることはない。Tシャツも袖が少し短い感じだったが、他に選択肢はなかったので、ビンセントはそれで我慢することにした。

ブリーフは、まるでパンティのようなデザインだった。だが、ちゃんと前には窓が空いている。だから男性用なのだろうと踏んだ。これも身体にフィットした。

というわけで、チャックとビンセントはショッピングを終え、手に袋を抱え、男子寮に戻ったのだった。


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仕組まれたスチュワーデス (4:終) 

その日の夜、ビルはメリッサに庭師を雇ったことを伝えた。庭師には、水曜日の午後に家に立ち寄ることになっていると。約束の時間はビルも仕事から帰宅した時間だし、メリッサもいる日なので、一緒に庭師に会おうと。メリッサも庭師を雇うことに大賛成だった。ビルの給与も増えたことだし、余計な負担をビルにかけずに済むようになるから賛成だと。

水曜の午後、帰宅したビルはジャック・ホートンが来る予定の時間が来るのを待った。ちょうどその時間に、家の前のカーブに、あのピックアップ・トラックが停まるのを見た。ジャック・ホートンにとっては、これがこの日の最後の仕事のはずだ。おそらく屋外での仕事を続けた後だけに、彼の身体は汗と汚れでテカテカになっているだろうと思った。ドアのチャイムが鳴る直前に、ビルはわざとトイレに飛び込んだ。メリッサが玄関に出迎えるように。

少し経ち、ビルがトイレから出ると、メリッサが呼ぶ声を聞いた。

「庭師の方がいらっしゃったわよ。玄関で待ってるわ」

「分かった。ちょっと一緒に来てくれる? 君がどんな花を植えてほしいか話してもらいたいから」

ビルはメリッサがちょっと呼吸を乱し、少し顔を赤らめているのを見逃さなかった。ビルはメリッサを手を引っぱり、断る隙を与えなかった。

ビルはジャック・ホートンに庭の方を指さしながら、彼の様子を伺った。予想通り、メリッサの生肌の長脚をチラチラと見ている。この日、メリッサはショートパンツを履いていて、染みひとつない象牙色の肌を脚の付け根まで露出していた。

メリッサは、ビルが庭師の相手をするだろうと思い、庭に出るつもりはなかった。そうだったら、このような露出気味のショートパンツとお腹のあたりが出ているホールターのトップではないものに着替えたのに、と思った。

その時、急にビルはポケットから携帯を出して、何かメッセージが来てるような振舞いを見せた。

「あ、ちょっと電話をしなければいけない! 何か緊急事態のようだ! メリッサ? ホートンさんに、どういうふうにしてほしいか、君から話してくれないか?」

ビルはそう言って家の中に戻った。

家の中、庭が見渡せるところに立ちながら、ビルはふたりの様子を観察した。メリッサが何かそわそわしながら振舞っているのが分かるし、ジャック・ホートンの舐めるような視線が彼女の身体を這いまわっているのが見てとれた。

ビルは、これで準備は整ったぞとにんまりとした。黒ペニスに弱いメリッサはもうソワソワしてしまっているし、一方の、このジャック・ホートンという男は、チャンスが訪れたら決して「ノー」と言わないタイプの男と思われる。

何分か時間を置いた後、ビルはふたりがいる場所に戻った。明らかにメリッサは落ち着きをなくしてる様子だった。

「娘たちがちゃんと宿題をしてるか見てきます」 とそう言って、そそくさと家の中に戻っていく。

その1週間後。午前10時ごろ。泊りがけのフライトから帰ってきたメリッサは、家の前にさしかかった時、驚いた。あの庭師のピックアップがカーブの近くに停まっていたからである。家の前に車を寄せると、ジャック・ホートンが、車の音に気づいたのか、顔を上げ、笑ってこっちに手を振った。

メリッサはごくりと固唾を飲んで、その中年の庭師に手を振り返した。男は上半身裸になっていて、汗でテカテカに輝く逞しい筋肉質の黒肌を露わにしていた。メリッサはビルと前日の夜、電話で話しをしたのだが、この日に庭師が仕事を始めるとは教えられていなかったのである。

メリッサは通常なら、ガレージのドアを閉め、キッチンに通じる裏門から家に入るのだが、この日はそうせず、庭師が作業をしている玄関側の方を回った。おどおどとした足取りだった。あたかも、黒光りする肌が彼女を玄関側に引き寄せているかのようだった。

「こ、こんにちは………ホートンさん! 今日いらっしゃるとはビルから聞いていなかったので!」

メリッサは乱れ気味の息づかいでそう言った。その視線は、男らしい汗で輝く逞しい身体に吸い寄せられているようだった。

「やあ、奥さん! こんな格好ですみません! 誰もいなかったし、今日はちょっと暑かったので、Tシャツを脱いでいたんですよ! 待っててください……すぐに着ますから!」

ジャックは仕事の初日から失礼をしてはマズイと思い、そう言った。そして彼は、メリッサが彼の胸板を凝視し、少し震え、唾を飲みこんだのを見た。

「い、いいのよ ………私のためだったら、そんなこと! この暑さですもの、別に構いませんわ!」

ジャック・ホートンは改めてこの女性の美しさに驚いていた。先週、会った時には、髪の毛をまとめてピン止めし、ショートパンツとホールターの姿だった。あの日、この色っぽい長脚に目を釘付けにされたのを鮮明に覚えている。実際、あの日の夜は、この長脚を思い浮かべてシコシコしたものだ。そして今日は、長い髪を肩へと流れるようにたらし、スチュワーデスの制服とヒールを履いている。本当にハッとするほど綺麗だ。

ジャックは、玄関に向かう彼女の後姿を見ながら、股間がムクムクと頭をもたげてくるのを感じた。

「くそっ! あの色っぽい尻! 一発ヤレルなら、牢屋にぶち込まれてもいいぜ!」

そう彼は呟いた。

安全な家の中に入り、メリッサはホッと安堵の溜息を漏らした。キッチンに行き、ガレージに通じるドアを開け、ガレージのドアを閉めるボタンを押した。そして、あそこが濡れ始めるのを感じながら、寝室に行き、家着に着替えた。

着替えた後、ベッドに腰を降ろし、目を閉じた。すぐに頭の中に、あの黒光りする逞しい肉体のイメージが浮かんだ。ひとりでに両脚を擦り合わせ、片手をノーブラの胸に当てていた。自分で敏感な乳首を触り、身体を震わせた。あの中年の庭師に触られているのだと想像していた。

庭から芝刈り機の音がするのを聞きながら、メリッサはキッチンに戻り、シンクの前に立った。シンクの上の窓からは庭全体が見渡せる。だが彼女の視線は一点に集中していた。強い日差しに照らされ、汗を帯び、黒々と輝く逞しい身体。思わず固唾を飲み、脚の間に湧き上がってくる疼きをなんとか鎮めようと、また脚を擦り合わせていた。

「ああ、私はどうなってしまったの? 近くに黒人男性が現れた途端、ちゃんとした思考ができなくなってしまうみたい!」

メリッサは唇を噛みしめ、「家の中に留まって、誘惑に抵抗するのよ!」と自分を戒めた。

だが、外に通じるパティオのドアを開け、レモネードとグラスふたつを乗せたトレーを運び出た時、彼女にはすでに意思の力は消えていた。

トレーをパティオのテーブルに置き、ふたつのグラスにレモネードを注ぎ、そのうちのひとつを取って啜り、そして庭師に声をかけた。

「ホートンさん! 今日はとても暑いですね! レモネードを作ったんですよ! ちょっと一休みしてください!」

……おいおい! あの綺麗な奥さんのところに近づいたら、俺、牢屋入りになっちまうぜ! あの色っぽい、長い脚を見ろよ! ちくしょう! この場で押し倒して、犯してしまいてえ! その後、どうなろうと知ったこっちゃねえ!……

ジャックはそう呟きながら、パティオに立ち、自分へのグラスを差し出している美人へと歩いた。

「ありがとう、奥さん!」

そう言ってグラスを受け取った。受け取る時、彼の手に彼女の柔らかい手が触れた。

「こんな暑い日差しの中で、一生懸命に働いていて。本当に大変ですね? もし休みたくなったら、自由に休みを取ってくださいね。レモネードのピッチャーはここに置いておきますから、ご自由に! 私は、ちょっとここでお昼寝でもしようと思ってるの。そよ風が吹いているし、日陰で涼しいから!」

メリッサはパティオに置いてある長椅子に行き、そこに横になった。

ジャックはゴクゴクとレモネードを飲み干した。あの長椅子に横たわった美しい身体に手をつけたら、確実に牢屋入りになると、内心、不安も感じていた。

……ちっ! あの女、絶対ブラをつけてねえぜ! あの薄いブラウスの下、色がちょっと濃いツンと尖ったところが見えてるぞ! くそっ、あの女に飛びかかってレイプしちまう前に、こっから帰った方がいいかもしれねえな!……

ジャック・ホートンは鼻息を荒くしながら、芝刈り機のコードを引っぱり、動かし始めた。芝を刈りながらも、目はずっとあの長椅子に横たわる若い人妻に釘付けだった。

……おい、ひょっとすると、あの女、ヤッテほしいって言ってるのか? くそっ、俺の方から動いて欲しがってるのかもしれん。まんこに黒肉を喰らいたくてうずうずしてるに違いねえ! 本物の男に犯されたいってな!……あんなセクシーな脚をした女は見たことがねえぜ、ちくしょう! ああ、ヤリてえ、ヤリてえ、あの女と一発!……

ジャックはハアハア息を荒げた。

柔らかな長椅子に横たわりながら、メリッサは自分自身を叱りつけていた。

……メリッサ! すぐに家に戻りなさい! これ以上、あの可哀想な人を焦らしちゃダメ! よくもこんな格好で出てこられたものね! 脚を丸出しのショートパンツを履いて、ブラもつけずに! 下着も履かずに! こんな恥知らずな格好になったこと、これまでなかったじゃないの!……

やっぱり後悔する前に家に戻ろう。そう決めた時だった。芝刈り機の音が止まった。メリッサは、自分で決めたことに反して、目を閉じ、じっと同じ姿勢のまま横たわっていた。足音が近づいてくるのが聞こえた。

身体が小刻みに震えた。恐怖からか期待からか、どちらの感情か、この時点では彼女には分からなかった。

グラスにレモネードを注ぐ音が聞こえる。そして喉を鳴らして飲む音も。メリッサは、目を閉じたままだったが、彼が自分の身体をじろじろ見ているのは分かっていた。息が乱れてきたし、興奮で乳首が固くなっているのも感じた。すでにブラウスの上からも乳首が立っているのがはっきり見えているだろう。それを予想して、この薄いブラウスを選んだのだから。

グラスをテーブルに置く音が聞こえ、続いて、こちらに静かに近づく足音を聞いた。

ダメッ!………やっぱり、できない! ようやくそう思い、家に急いで戻ろうとパッと目を開けた。

目の前にジャック・ホートンの顔があり、ニヤニヤ笑っているのを見て、メリッサは目を大きく広げた。

「い、イヤ……………お、お願い、ホートンさん …………家の中に戻らなきゃいけないの!」

「奥さん、あんた、知っててやってただろ! 俺みたいな男に何を求めてるんだ? こんな色っぽい脚を見せびらかして、ブラもつけずに!」

ジャックは片手を伸ばし、薄地のブラウス越しに固くなった乳首に触れた。そしてすぐにもう一方の手も出し、両手の親指で左右の乳首を弾いた。メリッサは、それを受けて「あっ、ああっ……!」と声を漏らした。

「ご、ごめんなさい ………………… お、お願い ………………… 離れて、お願い ………………… お願いだから犯さないで!  ………………… 焦らしたのはごめんなさい ………………… で、でも、お願い! 私から離れて!」

勃起した左右の乳首をジャックにつままれ、電流のような刺激がメリッサの身体を駆け巡った。メリッサは、口ではやめてと懇願していたが、どんな抵抗もできず、すでに完全にこの男になされるがままになるつもりでいた。この時は恐怖の声を上げつつも、身体自体は、よこしまな興奮に囚われ、この男に襲われることだけを願っていた。

ジャック・ホートンもすでに自制できるレベルを超えていた。もはや我慢できないほど、このセクシーな人妻に煽られてしまっていたと言ってよい。これからやることは犯罪行為になり、場合によっては一生、監獄暮らしになるかもしれないとは知っていた。だが、今は、どうしてもこの人妻のセクシーな脚の間に割り込まなければ気が済まない状態になっていた。

「さんざん焦らしやがって、このアマ! 奥さん、あんた本物の男を喰らいてえんだろ、ええっ? いいぜ、俺が奥さんの求めに応じてやろうじゃねえか!」

ジャックは急に乱暴な口調になり、手をブラウスの襟元に入れ、一気に強く引っぱった。薄地のブラウスがビリビリと音を立てて裂けた。恐怖におののく美女の顔を見て、ジャックはいっそう興奮を高めた。嫌がる女を無理に犯すという嗜虐的な快感が募ってくる。

ウェーバー家のパティオでは、今やジャック・ホートンはメリッサ・ウェーバー夫人の身体を我がものにしようとしている。メリッサの立場から言えば、彼女は自らこのような非常に危険な状況に自分を置いてしまったと言えよう。今となっては、この恐ろしい状況から逃れることはできない。

そのジャックも、そしてメリッサも、この行為がほんの数メートル離れたところから観察されていたことに気づいていなかった。長椅子からたった5メートル離れた予備の寝室の窓のそば、ビル・ウェーバーが床にしゃがみ、窓の隅からふたりの様子を覗いていたのである。

ビルはわざと庭の作業をこの日に行うように指定したのだった。ジャックが作業している時にメリッサが帰宅することを知った上で、彼はジャックに早朝から仕事を開始するよう伝えていたのである。

この日、ビルは仕事を休み、娘たちを学校に送った後、家から1ブロック離れた路上に車を停め、歩いて家に戻り、庭師が来るのを待っていた。庭師が来てから後は、予備の寝室のクローゼットに隠れ、メリッサが帰宅するのを待つだけだった。そこまでの流れは、完全にビルが期待した通りに進行した。

ビルは、メリッサが丈の短いショートパンツを履いて長いセクシーな脚を見せびらかし、さらには明らかにノーブラでいるのを見て、庭師が思ったことと同じことを思った。つまり、メリッサこそが、レイプしてほしいと言っているようなものだということである。そして、ジャック・ホートンが行動に移し、ノーと言われても決してあきらめないよう心から願った。そして、襲いかかるジャックを見て、小声でつぶやいた。

「行けっ、ジャック! そのエロ女にしこたまヤッてやれ! そいつの脚を無理やり広げて、アレをぶち込むんだ!」

ビルは、粗野な中年黒人男が左右それぞれの手でメリッサの左右の手首を掴み、頭の上に持ち上げ、バンザイの格好をさせるのを見た。そうして露わにした見事な形の乳房にむしゃぶりつく。乳房をベロベロ舐めまわし、赤みを帯びた乳首を噛んだり吸ったりし始めた。

「ご、ごめんなさい ………………… お、お願い ………………… 離れて、お願い ………………… お願いだから犯さないで!  ………………… 焦らしたのはごめんなさい ………………… で、でも、お願い! 私から離れて!」

口ではそうは言っても、身体はほとんど抵抗していないのをビルは見た。メリッサは、自分の意志ではなく、無理強いのもとにこの行為をさせられているのだと自分を納得させるためだけに、そんな言葉を言っているようにしか見えなかった。

今やジャックはメリッサの両手を片手だけで押さえつけていた。空いた方の手は、ふたりの身体の間を這い降り、メリッサのショートパンツに触れていた。その手でパンツのいちばん上のボタンを外し、パンツを握って、お尻から太腿へと引きずり降ろしていく。

その時、メリッサが長椅子の上、身体をくねらせるのをビルは見た。多分、男から逃れようとしているのだろうなとビルは思った。だが、それは間違いだとすぐに気づく。彼の妻は、抵抗をしてるわけではまったくなく、男がショートパンツを脱がすのを自ら手伝っているだけだったのだ。足先まで降ろされると、メリッサは、まるで、邪魔よっ! と言わんばかりに自分自身でショートパンツを蹴り、足先から放ったのだった。

その瞬間、ビルもジャックも同じことに気づいた。ビルは自分が思ったことをジャックが代弁するのを聞いた。

「うおっ! この女、ノーパンでいたのかよ!」

ジャックは身体でメリッサを押さえつけながら、素早くズボンと下着を脱ぎ去り、大きく広げたメリッサの脚の間の位置に着いた。いったん狙いを定めた後、汗まみれの黒い身体を叩きつけるようにしてメリッサに覆いかぶさった。黒い武器で濡れた肉襞を一気に引き裂いていく。

苦痛の悲鳴を上げると思ったビルは、それとは異なった質の声を聞かされた。

「ああぁぁぁぁぁぁ ………………… すごい! ………………… すごく、大きいぃぃぃぃ!」

そして長くセクシーな白脚が持ち上がり、突きを送る黒い尻の上に乗るのを見た。その両脚は、突きを送られるたびに、それにあわせて自分に引きつける動きを見せた。

メリッサがあまり抵抗しないのを知り、ジャックは彼女の手を離した。するとすぐに、彼女の両腕は強姦者の背中に回り、優しく包み込んだ。中年の黒人庭師の汗まみれの背中を優しく擦り、愛撫している。再び、「本物の男」に身体を奪われているという感覚を愛しんでいるようだ。

男に覆いかぶさられながらも、メリッサも身体を動かしていた。逃れるためではない。ジャックの脂ぎった汗まみれの身体に自分の肌を擦りつけるためである。

「ああぁぁぁぁ ………………… ホートンさん ………………… 中に出したら、私、妊娠してしまうわ!」

だがその言い方は、中出ししないでと懇願してる声ではなかった。むしろ、この男に子種を授けてほしいと懇願しているような声にしか聞こえなかった。

ビルは、自分の家のパティオで展開する激しい男女の交尾を見続けた。今回はスペルマで壁を汚さないようにと、ビルも準備を怠らなかった。彼はジャックがメリッサに中出しするのに合わせて、用意しておいたハンカチの中に射精したのだった。

おおよそ10分後。庭師はメリッサの中に道具を埋め込んだままでいたが、そのメリッサが甘い声で言うのをビルは聞いた。

「ホートンさん? ………………… もっと居心地の良いところに行きましょう ………………… 家の寝室に ………………… 私と主人が愛しあう場所で、私を犯して欲しいの!」

ビルは、つながったふたりが、いったん結合を解き、椅子から立つのを見た。そして全裸の自分の妻が、同じく全裸の男と手をつないで、家の中へ入るのを見た。

ビルは予備の寝室のドアへと移動した。ドアの隙間から覗くと、ふたりが廊下を進み、主寝室に入るのを見た。そして、寝室に入るとすぐにメリッサがジャックの前にひざまずくのを見た。

愛しそうにジャックの黒いこん棒を捧げ持ち、そのふたりの体液で濡れたままの肉棒を自分から顔じゅうに擦りつけていた。その後、ダイビングするような勢いで顔を前に突き出し、美しい唇を開き、飲みこんだ。

「くそっ! 俺がアレをやらせようとした時は、いきなりビンタして、ソファで寝ろと追い出したくせに!」 ビルは悪態をついた。

その1時間後、ビルはこっそりと玄関から家を出た。この間、彼は自分の妻の素晴らしいフェラチオを鑑賞できた。メリッサは、見事なしゃぶりっぷりで射精を絞りとり、最後の一滴まで飲み下して、男を喘がせた。ジャックはメリッサの頭をしっかり押さえつけていたが、それは彼女が離れないようにするためではなく、あまりの興奮に倒れてしまいそうになったからであった。さらには、自分たち夫婦だけのベッドで、男と妻がセックスをするのも見ることができた。夫婦のベッドですることでいっそう禁断のセックスの興奮が増すのだろう。メリッサは乱れ狂っていた。

おそらく、ふたりともあれほど激しい行為をした後だ、再び行為が始まるまで、長い時間、眠っているのではないか。そう思ったビルは家を出ることにしたのだった。

おわり


[2014/07/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

仕組まれたスチュワーデス (3) 


昼過ぎ、ビルは地元に戻り、車を走らせた。車を自宅から2ブロックほど離れたところに駐車し、家に戻り、待った。ビデオカメラに新しいテープを入れ、娘たちが部屋に置いてる2つの動物のぬいぐるみの間に隠した。

それからウォークイン・クローゼットに入り、衣類を整理した。ベッドは見えるが、安全に身を隠せる場所を確保する。

そうこうしている内に、ガレージのドアが開く音が聞こえた。ビルは早速ビデオの録画スイッチを押し、クローゼットの中に隠れた。

その数分後。ビルの愛する妻はアル・ランゲンドンと寝室に入っていた。ふたり抱き合って、熱のこもったキスをしている。その様子をビルはクローゼットの中から見ている。期待に心臓が高鳴っていた。

長々としたキスがようやく終わった。メリッサはベッドの方を向き、ベッドカバーとシーツを開いた。それが終わると、アルの方を向き直り、彼の前、ベッドに腰を下ろした。

片脚を持ち上げ、青いヒールを脱ぎ、床に落とす。それからストッキングを履いたままの足裏を愛人の膨らんだ股間にあて、もう片方の脚についても、持ち上げ、同じことをした。

メリッサが両足の足裏でアルの股間を擦る間に、アルはベルトのバックルを外し、チャックを降ろした。そしてズボンと下着を一緒に引き降ろした。さらに上着、シャツと脱ぎ去り、裸になる。

その間、メリッサは仰向けに倒れ、両脚を曲げて胸に抱える格好になった。アル・ランゲンドンが彼女の制服のスカートの中に手を差し入れ、パンストのトップを掴めるようにするためだ。

ビルの見ている位置から、妻のパンストがゆっくりと丸められつつ脱がされ、彼女のセクシーな白脚が露わにされていくのがよく見えた。

その1分後、メリッサの美しい素足がアルの黒いペニスを包んでいた。その極太の黒棒は、彼女の柔らかな白い足裏に挟まれ、今は前後に動き始めている。

メリッサは両ひじでベッドを突く姿勢で身体を支えながら、両足を器用に動かし続けた。脈動する黒ペニスを挟みつつ、徐々に速く動きだす。

あのモーテルで「本物の男」に全身に精液を掛けられた出来事。実は、あの出来事以来、メリッサはスペルマで身体を汚されることに喜びを感じるようになっていたのだった。

ビルは、その後に続いた倒錯した光景が信じられなかった。

「出して!…………ぶっかけて!…………身体じゅうに振りかけてほしいの…………私を汚して!……………口の中にも ………娼婦のように扱って!」

メリッサは足で黒ペニスを擦りながら、口を大きく開け、舌を伸ばしたりひっこめたりを繰り返した。まるで、ここが標的よとアルに伝えてるようだった。

アルは唸り、ハアハアと息を荒くした。目の前の美しい標的めがけて発射すると決意したのか、大きな両手でメリッサの両足を掴み、ますます速くペニスを前後させ始める。

「ほんとにエロい奥さんだ……………………くっ! …………出すぞ! …………ほら、イクぞ!……………………うぉおおぉぉぉぉっ!」

アル・ラングドンは大声で唸り、身体を震わせた。そのペニスはさらに大きく膨らみ、その後、一気に火を噴いた。

巨大な白いロープが宙高く飛んだ。そしてメリッサの額の真中に着地する。着地した白濁は、幾筋もの紐となって彼女の美しい顔を伝って流れた。

次にビルはメリッサが少しあごを突き出し顔を傾けるのを見た。そこに2発目の噴射が飛んだ。その噴射は直接、大きく開けた彼女の口に入った。

その後も、量は減少しつつも、何発も噴射が飛んだ。ねっとりした白濁がメリッサの制服の前面を濡らしていく。

ようやく射精が終わると、メリッサは足裏で今だ涎れを流すアルの亀頭を撫でた。

「ううぅぅぅ…………………いいぞ、感じる……………………おお、すごい!」

その後2時間、ビルはクローゼットの中で、自分と妻だけの場所であるはずの夫婦のベッドで繰り広げられるメリッサと逞しい黒人の上司との性行為を見続けた。

ビルは、改めて、このアル・ランゲンドンという男のスタミナに驚愕した。いったいどれだけ精液を分泌できるのだ、この男は! 昨夜から数え切れぬほど、妻の子宮や口に精液を放ったはずだが、それでもまだ蓄えを持っているようだ。確実にメリッサを妊娠させたと分かるまで、注ぎ込み続けるつもりなのか。

アルはメリッサとの会話では避妊の話しなど、一切、していない。もっと言えば、メリッサは繰り返し、子供を孕ませてとねだっているのだ。

ようやく、ふたりは行為を終え、服を着た。寝室に入った時と同じように、ふたり抱き合って、熱のこもったキスをするのをビルは見た。

ビルは実際に行為を繰り返すふたりを見て、メリッサが、単にビルを昇進させるのを確実にするためといったレベルをはるかに超えた行為をしたことをしっかりと悟った。いま見たことから察するに、メリッサは今後、自分の小さなペニスでは決して満足することはないだろう。メリッサは、もはや黒肉なしでは生きていけない女になったのだ。その結論をさらに裏付ける言葉も聞いた。長々とキスをした後、メリッサが言ったのである。

「ビルは日曜日にゴルフにでかけるの! 週末、子供たちは祖父母のところに預けることができるわ! だから……!」

その週の週末の土曜日、子供たちを祖父母の元に預けた後、ビルとメリッサは、ビルの昇進を祝って、豪華なレストランに行った。帰宅した時には、ふたりともちょっと酔っていた。ふたり一緒に寝室に入りながら、ビルは長年の夢が今夜、実現できるかもしれないと思った。寝室に入るとすぐ、彼はメリッサの腕を掴んで、彼女が結婚した「男」を見せようとしたのである。さんざん目撃したことを自分でも彼女にさせようということだ。ビルはベッドに座り、メリッサを自分の前、床にひざまずくように押し、こう言ったのだった。

「じゃあ、一発、フェラをやってもらおうか!」

ビルは唖然とした。いきなり顔を強く平手打ちされたからだった。妻の顔を覗くと、怒りに満ちた顔をしていた。

「いったい、どうやってそんな言い方できるわけ?! そんな汚らわしいことを私がするなんて、どうして思えるのよ! まるで私を街の娼婦みたいに!」

さらに、驚いたことに、メリッサはぐいぐいビルの身体を押して、廊下に追い出し、思いっきり強くドアを閉めたのだった。ビルは茫然と寝室のドアを見つめる他なかった。その少し後、寝室のドアが再び開いた。だが、彼の枕と毛布を放り出されただけ。

「今夜はソファで寝たら? 私は、そんな下品なことをして自分を貶めるような淫乱女なんかじゃありませんから!」

ソファに横になり、寝心地の良い姿勢になろうと苦労しながら、ビルは勃起を擦りながら目を閉じた。頭に数日前のメリッサの姿が浮かんでいた。まさにあの寝室で彼の上司をもてなしていた時の彼女の姿である。

「しゃぶれ!」とアルに命ぜられると、嬉しそうにいそいそとベッドから這い出て、床にひざまずき、ピンク色の唇で黒いペニスを咥えていた。ふたりが出しあった体液で濡れたままの黒ペニスであるが、実に美味しそうに舐めしゃぶり、咥えた後は頭を振って奉仕していた。むしろ奉仕と言うより、そうすることで自分の性的興奮を高めているようだった。粘液を放出するぞと言われても、決して顔を離そうとせず、出されたものをすべて飲み下していた。

「まったく、女ってやつは! 一生、僕には理解できないだろうな!」

ビルはそう呟き、寝返りを打った。少しは眠っておかなければ。明日の日曜にはゴルフに行くことになっているのだから、と。

何日かが経った。無事、昇進し、給与も大きく増加した。ビルは家の庭仕事の雑務はやめたいと思っていた。そう思ったのは、ある朝、オフィスからビルの外を見おろし、ビルの外の花壇を手入れするメンテナンス関係の男たちを見た時だった。家の庭仕事をする適切な庭師を見つけようと思ったのである。

「うーむ……いい庭師が見つかれば、庭仕事もせずに済むし、ちょっとすたお楽しみも見られるかもしれない」

彼はそう思った。

この地域には山ほど庭の手入れをする会社はあった。近所でも作業をしている男たちをよく見かける。だが問題は、ビルが決めたすべての条件を満たす適切な人を探すことだった。

1週間ほど、あちこち探し回った後、ビルは家の近所に挿しかかった時、ようやく有望と思えそうな男を見つけた。横に会社名を掲げたピックアップ・トラックが停まっていて、男が道具類をトラックに積む作業をしていた。ビルは角に車を止め、その男に話しかけた。

その男は「ジャックの庭サービス」という会社の庭師であると知った。会社と言っても、このジャック・ホートンという男がひとりでやっている個人経営の会社だ。 ビルは、ジャックと握手しながら、この男こそ完璧な候補者だと思った。60代半ばの、ややガサツな男。大きな身体だし、筋肉質で逞しそうだ。そして最も重要なことに、漆黒の肌の黒人! この男の粗暴そうで下品な様子を見ながら、ビルはメリッサがこの男に抱かれるのを想像し、ペニスがヒクヒク言いだすのを感じた。

ビルはジャック・ホートンに庭を一度見てほしいと言い、日時を決めた。その日時は、メリッサも家にいる時間でもある。


[2014/07/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

仕組まれたスチュワーデス (2) 

アルとメリッサはもうしばらく会話を続けていたが、会場でアナウンスがあり、全員にテーブルに着くよう促された。このパーティでは席順は決まっていなかった。アルはこの機会をとらえてビルに言った。

「ビル。君と君の美しい奥さんには私と同席してほしいな! 君と奥さんのことをもっと知る良い機会になるだろうから」

パーティ会場に入ると、アルはメリッサが自分の隣の席に座るように仕向けた。そしてビルにはメリッサの向こう側の席に着くように指示した。

メリッサは、左側にビッグ・アルが座るのを受けて、ワザと右脚を左脚に乗せて交差させ、テーブルクロスをちょっとだけ押しのけた。そうすることで、くすみ色のストッキングのトップの上、ミルク色の生肌の太ももを少しだけ見えるようにさせた。

アルが視線を太腿へと降ろすのを見て、メリッサは彼が誘いに気づいたようだと知った。ひょっとしてもっと何かあるかもしれないと思ったに違いない。

「奥さんは何かお仕事をお持ちなのかな?」

そうビッグ・アルに訊かれ、メリッサはスチュワーデスをしていると話した。そして、何気なく付け加えた。

「でも、サンフランシスコ行きの便の業務はあまり好きじゃないんです。泊りがけになって子供たちから離れなくてはいけないので…」

美味しいディナーを食べた後、バンドがダンス音楽を演奏し始め、多数のカップルがダンスフロアに出て踊り始めた。メリッサはその機会をとらえて、軽い嘘をビッグ・アルに聞こえるように小さく呟いた。

「ほんと、ビルがダンス好きだったらいいのに…」

もちろん、最初にビルにダンス相手を求めるのが礼儀であるから、この嘘はアルへの誘いであるのは確かだった。彼女をダンスに誘うように仕向けた嘘である。ビルとメリッサは一緒いいつもダンスを楽しんでいる。だから、当然、ビルはメリッサの意図を察知し、ためらわず、アルとダンスしておいでとメリッサに言った。

ビルは、ビッグ・アルが大きな手をメリッサの腰のところに当てながら、ダンスフロアへと進んで行くのを見た。ダンスフロアでも、ビルがいるところから離れた、遠くの隅の方へとメリッサを連れていく。どうやらビッグ・アルはこのダンスのチャンスを最大に利用するつもりだなとビルは思った。

スローな曲に合わせて、メリッサがビッグ・アルに身体を寄せ、彼の肩に頭を預けるのを見た。……ひょっとして、これで自分は昇進のリストのトップに出たかな? いや、まだだ。ビッグ・アルの推薦を得るには1曲や2曲、ダンスを踊っただけでは足りない。そうビルは思った。

ダンスをしつつもメリッサは自覚していた。アルに対して自分からその気があることを示さなければいけないと。アルは会社での立場もあるので最初に動きを見せることはないだろうと。

テーブルから遠く離れた場所で、身体を寄せて踊りながら、メリッサは逞しい男の胸板に身体を擦りつけながら、アルにとてもダンスが上手ですねとお世辞を言った。そして、ちょっと身体を離し、アルの目を見つめて言った。

「地域のセールス・マネージャに誰を昇進させるのかをお考えになる時は、ぜひ、ビルのことも考慮してくださいね」

最初の曲が終わり、次の曲が始まるまでちょっと無音の時間があった。メリッサはビッグ・アルの肩に頭を乗せ、曲が終わってもダンスを続けていた。そのメリッサの耳元にアルが囁いた。

「まあ、その人事はかなり難しい判断を要しそうだな。ビルはたくさん素晴らしい特質があるし、これまでの数字も非常に良い。だが………他の候補者の上位陣もそれは同じだ! 決定を左右する、何か特別に売りとなる隠れたうま味を見つけなくてはならないのだよ!」

メリッサはその言葉を聞き、期待していた誘いが来たのを知った。アルに顔を向け、答えた。

「候補者自身以外のところにも目を向けてみてはいかがかしら? というか、今、あなたの手の中に、すでに、その隠れたうま味があるのかもしれませんわよ?」

そう言ってメリッサは右手を降ろし、腰に当てられていたアルの右手を掴んだ。そして、彼の肩越しに周囲を見回し、誰も見ていないのを確かめたうえで、その手をちょっと押し下げ、自分の尻頬へと導いた。

アルの手は早速、彼女の尻頬を撫で始めた。それを感じメリッサは囁いた。

「アルさん? 今度の火曜日はご出張があるんじゃない? サンフランシスコに? 確か805号便は午前11時発のはず。サンフランシスコにお着きになったら、『ル・ビストロ』に行くと美味しい食事ができますよ!」

そう言ってメリッサは、疑念の余地が残らないようにと、身体をさらに近づけ、腹部をアルの盛り上がった股間に擦りつけながら囁いた。

「ああぁぁぁ………どうしてあなたがビッグ・アルと呼ばれてるのか、分かるわ…」

ビッグ・アルは周囲の関心を引き起こさぬようにと、愛らしい人妻を元のテーブルへとエスコートし、席につかせ、ダンスの相手をしてくれてありがとうと言った。目をテーブルの下に落とすと、メリッサは脚を組み、先ほどよりももっと彼女のミルク色の太腿が見えていた。アルも席に座ると、メリッサの足が彼の脚に触れるのを感じた。ヒールで彼のふくらはぎを擦り上げている。さらに、その少し後、再び足でふくらはぎを愛撫されるのを感じた。今度はハイヒールを履いてない足でされていた。

そしてアルは言った。

「実は、今度の火曜日にサンフランシスコに出張することになっているんだ! メリッサ、どこか空港の近くでお勧めのホテルは知らないかね?」

アルは、すでにメリッサから乗務員が普段宿泊するホテルは聞いていた。だがメリッサは、そのホテルの真向かいにある豪華なホテルを推薦した。

「ありがとう、メリッサ。そこに予約してみよう」

帰りの車の中、ビルは笑い、冗談めかして訊いた。

「メリッサ? それで、ビッグ・アルとダンスをして効果があったと思う? 君と彼がすごく身体を寄せあってダンスをしていたのは見たけど、アルが狙っているのは、ああいう密着ダンスじゃないというのは言ったはずだよ」

そして、もう一度、声をあげて笑い、彼は続けた。

「言ったはずだよね! 時間の無駄だったって。アルが狙ってるのはひとつだけ。女のパンティの中に入ることだけだって!」

ビルはメリッサが取り繕った反応をするのを見て喜んだ。

「ビル! 私、絶対、他の男に身体を触らせたりなんかしないわよ! どんなに大切なことのためだからって、絶対にそんなことしないわ!」 

メリッサは、怒りによるのか興奮によるのか、身体を震わせながら、そう言った。

「加えて、これも言っておくけど、黒人と密接な関係になるなんて、私、考えただけでも死んでしまいそう!」

家に着き、娘たちの世話をしてくれたベビーシッターに報酬を払った後、ビルとメリッサは寝室に入り、情熱的にキスをした。メリッサは、ダンスフロアで身体を触られたし、今度の火曜の夜に起きることを想像し、エッチな気持ちが盛り上がっていた。一方のビルも、ダンスフロアで大きな黒人と身体を密着させて踊るメリッサの姿を見ていたし、彼女が再び別の黒人男のためにセクシーな脚を広げるのだろうと想像し、やはりエッチな気持ちになっていた。その夜のふたりのセックスは激しく、エネルギッシュな行為になった。ウェーバー夫婦が行ってきたセックスの中でも、最も充実したセックスだったと言えるだろう。ふたりとも相手には悟られまいとしていたが、共通の出来事を想像しながら、行為に励んだのだった。

翌日。ビルの頭の中はいろいろなことでいっぱいだった。メリッサが再びビッグ・アルと会うところを是非とも自分の目で見てみたい。その日が今度の火曜日であることは確かだと思った。そうでなければ、どうしてアルがパーティの席上で火曜日の出張のことを話題にし、ホテルを訊いたりするのか理由がない。

そこでビルは火曜日に備えてある計画を立てた。火曜日には、自分の両親に学校に娘たちを迎えに行ってもらい、その夜は娘たちを実家に泊めるよう手配しよう。メリッサには、火曜日はヒューストンに出張しなければならなくなったので、娘たちの面倒を両親に頼むことにしたと言おう。

月曜の夕方。メリッサは翌日の泊りがけのフライトに備えてバッグに荷物を用意し始めた。その様子をビルは注意深く観察していた。雑誌を読むのに夢中になっているフリをしていたが、メリッサが衣類を取りにクローゼットに行くとき、チラリとビルの方を見たのを、彼は見逃さなかった。彼女の身体で視界が遮られていたけれど、メリッサが何か特別な衣類をスーツケースに忍び込ませたのは間違いない。

メリッサがバスルームに入ると、ビルはシャワーが流れる音がするまでじっと待った。シャワーが流れるのを聞いた後、彼は忍び足でスーツケースに近づいた。両手で押さえて音が聞こえないようにして、スーツケースのロックを解除した。

中には、いつもの新しい制服の他、センスの良い青いイブニング・ドレスと白いハイヒールが入っていた。それに彼女がそのイブニングドレスを着る時にはいつも持っている青いハンドバッグも。そしてさらに、セクシーな白いネグリジェも見つけた。これはメリッサがビルをベッドに誘う時、よく着るネグリジェである。

シャワーが止まる音を聞き、ビルはスーツケースを閉め、元あった場所に戻した。

火曜日の朝。ビルは空港に向かった。彼が予約したサンフランシスコ行きの便は、妻が乗務する便とは別の便である。それはメリッサの便の30分前にサンフランシスコに到着する。中継は1回だけのかなり長いフライトだった。時差の関係もあり、サンフランシスコ着は、午後の遅くの時間だった。

レンタカーを借り、メリッサがアル・ラングドンに勧めたホテルに向かった。そこで都合が良い駐車場を見つけた。その場所は、アルが泊ると思われるホテルばかりでなく、メリッサたち乗務員が宿泊するホテルの入り口やそこへ通じる道もよく見渡せるのである。

上空を飛行機が飛ぶ音が聞こえ、ビルはどの飛行機だろうと見上げた。それはまさにメリッサが乗っているフライト便だった。ビルはふたりがホテルに入るのをちゃんと目で確認できるまで、日が暮れないようにと祈った。

メリッサは、自分のフライトのビジネスクラスの席にラングドン氏がいるのを見て、そこを担当するスチュワーデスと仕事を交換してもらった。笑顔で挨拶をする。

「おはようございます、ラングドン様! 本日は当機にご同乗いただきありがとうございます!」

フライトの間、メリッサは彼が望む飲み物をすべて給仕した。当然、無料でである。飲み物を持ってくるたびに、他の乗客に気づかれないように、意味ありげな感じに膝を彼の身体に擦りつけたり、彼が手を置いている肘かけにもたれかかったりした。彼が辺りを見回して、誰も見ていないのを確かめた後、制服の裾から手を挿し入れ、太ももの内側を擦ることも何度かあった。

ホテル前に次々と車が来る。ビルはレンタカーの中からそれを見続けた。やがて、白いリムジンがホテル前に停まるのを見て、ビルはアル・ラングドンが正確に到着したのを知った。

お馴染みの黒肌の巨体がリムジンから降り、ホテルのフロントに向かうのが見えた。彼が降りた後、リムジンは少しだけ前に進み、そこで停まった。そして運転手が出てきて何かを待っている様子だった。

通りの向こう側に目をやると、シャトルバスが向かいのホテルに到着した。そして中からお馴染みの制服を着たスチュワーデスたちがバスから降りてくるのを見た。

それを見届けた上で、ビルは車から降り、ホテル客を装って、リムジンの運転手に近づいた。

「ねえ、運転手さん、このリムジン、今夜は空いているのかなあ?」

「いや、今のお客さんが明日まで終日予約しているんだよ」

それを聞いてビルは、このサンフランシスコ旅行にはイベントがたくさんありそうだと知った。

その1時間後。ビルは、アル・ラングドンがホテルから出て、リムジンに乗り込むのを見た。車のエンジンを掛け、一定の距離を置いて尾行を始めた。リムジンは通りを横切り、向かいのホテルの駐車場へと入った。そこで運転手が降りてきて、助手席側のドアを開けた。明らかに誰かが来るのを待っている様子だった。

その「誰か」はすぐに現れた。青いイブニングドレスと白いハイヒールを履いている。ビルの愛する妻メリッサだ。メリッサがリムジンに乗りこみ、ラングドン氏の隣に座ると、運転手は運転席に戻り、車を動かし始めた。

リムジンは埠頭の近くのエレガントなレストランの前で停まった。ビルは公共の駐車場に車を入れ、ふたりがレストランに入るのを見た。ビルは車の中に留まったまま、少し待った。今夜はどんなことが起きるか、最後まで見届けてやると心に決め、車から降り、レストランへ入った。

レストランの横には洒落たバーがあって、そこがロビーになっているようだった。だが、そこには妻も上司も姿が見えない。おそらくふたりはすでにテーブルに着いているのだろう。

まずはトイレに入ろうとしている客を装って、ビルはレストランの中を見回し、ふたりが座っているテーブルを見つけた。次にビルはバーに戻り、支柱の横に席が空いているのを見つけた。そこなら、身を隠しつつも、ふたりの様子がよく見える。

ふたりはビルの方に背中を向けている。本当の恋人同士のように、かなり身体を寄せあって並んで座っていた。メリッサのドレスは背中が大きく露出している。その白肌をアルの大きな黒い手が優しく撫でていた。一方、ビルの愛する妻はと言うと、恥知らずにも黒人男に身体を寄せ預け、頭を傾け、彼の肩に乗せていた。ふたり、飲み物を啜りながら、窓から見える夕陽を眺めている。

そしてディナーが始まった。ビルは食事を楽しむふたりをずっと見続けた。ふたりは、美味しそうに料理を食べつつも、何度もそれを中断し、唇を重ねあっていた。

食事が終わると、ふたりは立ち上がりダンスを始めた。ビルは、愛する妻が居心地よさそうに男の腕の中に包まれ、時に自分から抱きついて、ディープキスをするのを見た。身体を密着させ合って、舌を絡めるキスをしている。それを見るたび、ビルは股間が跳ねるのを感じた。同時に、そのキスがダンスフロア上のふたりにどんな反応をもたらしているのだろうと、思わずにいられなかった。

リムジンがレストランから出発する。ビルはふたりが、それぞれ、自分のホテルに戻るはずがないのは知っていた。

ビルはイヤホンを装着した。最初、まったく音が聞こえず、ひょっとして無駄金を使ってしまったかと思った。ダイアルをいじりながら、昨日、「スパイの世界」という店で店員が示してくれた通り、故障しているわけではないはずだがと思った。小型のトランスミッターがいかれているのかと思ったが、店員が言うには、この装置は周りにいろんなものがあるところに隠されていても、声を拾うことができるはずなのだ。

ビルはピン状のトランスミッターをメリッサのハンドバッグに隠しておいたのだった。バッグの縫い目に挿しこんでおいたので、丹念に調べないと隠しマイクの存在は分からないし、バッグを放り投げても、外れることもない。

ビルは運転に集中しなければならなかったので、耳からイヤホンを外した。

リムジンはアル・ランドンのホテルの前に停まった。そしてふたりが降り、アルのスイート・ルームに向かうのが見えた。

ビルは悪態をつきながらトランスミッターのダイアルをいじり続けた。そしてようやく、イヤホンから何かガサゴソとした音が聞こえた。その後、聞き覚えのある女性の声が続く。

「ああ…………ラングドン様……………あなたって、ほんとにエッチな人! うーむ……………あなたがビッグ・アルと呼ばれてるわけを分かった気になっていたけど、間違っていたかもしれないわ。百聞は一見にしかずって言うでしょ?」

その後、野太い声が聞こえた。

「さあ10階だ! 奥さんの手の感触がどれだけ正確か、すぐに見せてやろうな。今夜のディナーではわざとデザートは抜いたんだ。奥さんに極上の美味しいチョコレート・バーを味見してもらおうと思ってな!」

ビルは耳をそばだてた。キーを挿しこむ音、そしてドアが開く音が聞こえた。ドアが閉まり、ふたりが歩く音が聞こえる。

そして、チャックが降ろされる音がした。それに続いてメリッサの甘い声が聞こえた。

「うぅぅーん!……………黒チョコレートって私の大好物なの!」

何かズルズル啜る音が聞こえ、その後、低く唸る声が続いた。

「うーん……。そいつをいじってみろ! 手の中でみるみる大きくなるぞ。好きか? ああ、それでいい………………手でしごくんだ………………もっとしごけ!」

「ほうら、舐めしゃぶったら、今度は食べてみろ………丸ごと喰らえ!………………大きく口を開けて、たっぷり喰らうんだ…………………うおぉぉ、いいぞ! 実に気持ちいい!」

ビルは、続く5分ほど、ズルズルと啜る音、鼻を鳴らす音、そして快感を伝える大きな唸り声を聞き続けた。そしてビッグ・アルが大きな声で言うのを聞いた。

「うおぉ! 最高だ! プロも顔負けだぞ! もうすぐイクぞ………………で、出るぞ!………………うぉぉぉぉおおっ!……………飲めよ ……………全部、飲むんだ! おおぉぉぉ、すごい! …………ああぁぁぁ……………いいッ! …………ううぅぅ……最後まで吸うんだぞ!」

この夜、ビルはずっとレンタカーの中に座っていたが、それでもエロティックな娯楽に満ちた夜を過ごすことができた。イヤホンを通して、ヨガリ声と野太い唸り声を聞きながら、ずっとペニスを撫で続けた。

ふたりがおやすみと言い、メリッサが朝になったらまたしてねと言うのを聞いた後、ビルは少しうとうとしたかもしれない。だが、それも束の間で、非常に短い休憩を取った後、またすぐにふたりは行為を始めているのだった。

メリッサが失神寸前になりながら叫んだ声をビルははっきりと覚えている。

「アル………ああ、アル ……ううぅ…………ああぁぁぁ……………うあぁぁぁぁッ…理由なく、ビッグ・アルと呼ばれているわけじゃないのね! すごい、すごく大きいわ ……………もっとゆっくりして ……ゆっくり ………身体が引き裂かれちゃうぅぅぅ!」

……黒人と密接な関係になるなんて、私、考えただけでも死んでしまいそう! そう語った「貞淑な妻」の淫らな声をビルは夜じゅう聞き続けた。そのまったく逆なのだ。まったく逆なのだと、いくつもの妻の言葉を聞いてビルは納得した。

「ううぅぅぅぅ………大きくて黒いおちんちん、大好きでたまらないの!」

「やって、やって、やってぇぇぇぇぇ………………………出して! 中に出して! たっぷり中に出して!」

「赤ちゃん、授けて! 黒いあかちゃん、孕ませて!」

ビルは不思議でならなかった。夫婦で愛しあう時は、普通メリッサはかなり静かにしてる。なのに、他の男とするときは、こんな反応をしているなんて。

夜が明けた頃だった。何度目になるか分からないが、激しいセックスをしたすぐ後のことだった。メリッサがうっとりとした声で言うのを聞いた。

「ねえ、お願いがあるの ………聞いてくれる?………帰りのフライト、私と同じフライトにしてほしいの。直行便で、時差を考えると、向こうに着くのは午後の早い時間になるわ。あなたに、家でしてほしいの。ビルと寝ている夫婦のベッドで私をめちゃくちゃに愛して? きっとあなたも楽しめると思うわ。………それ、私、大好きなの。………今夜、ビルとベッドに入ると思うけど、その時、そのベッドのシーツがあなたの出したもので染みついていると思うとものすごく興奮するの! ………あのね………今朝は、他の乗務員と顔合わせをしなくちゃいけないから、急いで私のホテルに戻らないといけないの………でも、朝ごはんにお汁たっぷりのチョコレート・バーを食べる時間はありそう。………ねえ、いいでしょう? お願い、おしゃぶりさせて?」

「ああ、いいぜ…………………お前のフェラは最高だからな…………………いろんな女とやってきたが、お前が一番だぜ!」

そしてまたアルの唸り声が始まった。

「おお………………その調子だ、いいぞ………………………続けろ………………お前の口にかかると、みるみるイキそうになるな!」

その時、ビルはイヤホンを通して、何か電子音がするのを聞いた。携帯電話のボタンを押しているような音だった。さらにメリッサの甘い声が聞こえた。

「むむむ……。ラングドン様、これ本当に美味しいの………………………とっても大きくて、ジューシー! あのね、ビルは今ヒューストンにいるわ。向こうの時間だと、もう、仕事を始めているはず! これ、出て?………………………ビルに話して、昇進のお祝いを伝えたらいいんじゃない?」

ビルは唖然とした。純朴で無垢だと思っていた妻が、今や、飽きることを知らぬ邪悪な淫乱女に変わっている。

ビルは自分の携帯電話が鳴るのを聞いた。イヤホンを外した。心臓が高鳴っていた。メリッサは、自分の携帯に電話をしアルと話しをさせようとしているのだ。しかもアルにフェラをしながら、その会話を聞こうとしている。

固唾を飲みこみ、ビルはできるだけ普通の声を取り繕いながら電話に出た。

「もしもし、ビル・ウェーバーです!」

「ビルか? アル・ラングドンだ! ヒューストンの仕事はどんな調子だ?」 一晩中、聞き続けたお馴染みの野太い声だった。

「あ、ラングドンさん! おはようございます! 何か私にお仕事でしょうか?」

ビルは片方の耳にイヤホンを挿しこんだ。電話を通しての会話以上のことを聞くことができる。

「…いやあ、君の仕事ぶりには普段から感心しているのだが……」

電話ではアルがビルの仕事について話しをしていたが、ビルはむしろイヤホンを通して聞こえる音に耳を傾けていた。ズルズル、クチャクチャと舐めたり吸ったりする音が聞こえる。

アルはひとしきりビルの仕事について話した後、こう言った。

「おっと、ちょっと待ってくれ。いま、別の電話が入った。そっちに出るから、このまま待ってくれるか?」

「あ、分かりました!」 

そう答え、ビルはイヤホンに耳を傾けた。アルの唸り声が聞こえた。

「うおぉぉぉぉっ!……………………………い、イクぞ!……出すぞ!……………うぅぅぅぅっ!………………………飲めよ!……………一滴残らず!」

粘っこいヌルヌルしたものを啜る音がイヤホンから聞こえる。

「まったく、いったいどれだけ俺から吸いとれば気がすむんだ? アハハ……」

「……だって、美味しくてたまらないんですもの………中毒になりそう………」

イヤホンからの舐めしゃぶる音とともに、電話にアルが戻ってきた。

「ああ、ビル。他でもないのだが、例のセールス・マネージャのポジション。あれに君を推薦することに決めたと伝えたくてな。あの可愛い奥さんに会ったら、私からもよろしく伝えてくれ! 君も、実に綺麗で素晴らしい奥さんを貰ったものだな。その点でもおめでとうと言わせてもらうよ!」

15分後、ビルはメリッサがホテルのロビーから速足で出て、白いリムジンに乗り込むのを見た。リムジンは道を素早くUターンし、反対側に建つホテルの前に停まった。

ビルはエンジンを掛け、空港へと直行した。できるだけ早いフライトに乗って帰りたかった。レンタカーを返した後、様々なエアラインを調べ、最も早い便を取った。メリッサの便より1時間前に到着する。



[2014/07/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

仕組まれたスチュワーデス (1) 

「仕組まれたスチュワーデス」 Set-up Stewardess by Black Demon
http://www.blackdemonstories.com/setupstewardessx.html 「淫虐のスチュワーデス」の続編。

もともと、ビル・ウェーバーは、地域のセールス・マネージャのポジション競争には加われないと思っていた。確かに、上司には、良い仕事をしていると褒められていたし、ポジション競争の候補にもなれると言われていた。だが、現実はしっかり直視しなければならなかったのだ。つまり、最終的な候補の推薦を行うことになっている重役は、名うての女たらしであり、ポジションの競争相手には女性社員が何人かいるという現実である。競争相手の女性社員がちょっと色仕掛けを使ったら、ビルには勝ち目はないだろう。そう思って、ビルは諦めていたのだった。

だが、今は違う。ビルにはエース級の切り札ができたのだ。それを使えば、昇進を目指す女たちを簡単に勝負から放り出せることができる。今はただ、すべてを首尾よく仕組むことをすればいい。

来たる週末に、会社のディナー・パーティが予定されていた。会社の販売関係のトップたちが集まるパーティである。これは、ビルの計画を実行に移す絶好の機会だった。

その日の夕方、帰宅したビルは妻メリッサといる場で、わざと落ち込んでる様子をしてみせた。

「あなた、どうしたの?」

「いや、会社で大きな昇進の可能性がある線上にいるんだが、どうやら、落とされるのが確実のようなんだ」

「どうして?」

「いや、競争相手の中に女性が数名いるからね」

ビルはそれしか言わなかった。メリッサがもっと話しを聞きだそうとするのは知っていて、わざとそれしか言わなかった。

「どうして? 今だに女性がマイノリティと思われていて、仕事の点で優先されるなんて、信じられないわ」

「いや、今回の場合、それとは話が違うんだ」 とビルはまたもそこで話しをやめて、妻を当惑させたままにした。

「でも、だったら、本当にどうして?」

「まあ、何て言ったらいいのかなあ? アル・ラングドンは女たらしで、その地位を利用して欲しいものを手に入れていると、それだけ言っておこうか」

メリッサが驚いた顔をするのを見て、ビルはようやく彼女が言ってる意味を理解したと知った。そして、付け加えた。

「エレン・バーンズとアンジー・マクブライドはかなり魅力的だと言えるよ。だから、そのふたりのどっちかが有利な立場になると思う。どっちでもいいがアルの要求に喜んで応じたら、その人が昇進することになるだろうさ」

メリッサはエレン・バーンズとアンジー・マクブライトの両方に会ったことがある。確かにふたりとも魅力的と言える。

「でも、ふたりとも仕事のためにそんな犠牲を払うとは、とても思えないわ」

次の日の晩。会社のパーティの前日。ビルは相変わらず、大きな昇進を得る見込みが薄いことに失望しているフリをし続けた。

そんなビルを見てメリッサが無邪気に訊いた。

「ねえ、ビル? 私にできることはない?」

ビルは頭を振って答えた。「いや、望みはないよ! 唯一、僕に競争に加われる望みがあるとしたら、誰か娼婦を雇って、あの女たらしをもてなした場合くらいかな」

「じゃあ、明日の夜、私がその人とダンスをしましょうか? ちょっと密着させてあげたら、効果を発揮するかもしれないわよ!」

ビルはちょっと笑って頭を振った。「いいかい? 容姿の点で言ったら、エレンもアンジーも君のクラスには到底、及ばないのは事実だよ。君ならふたりとも、その場で降参となるだろう。でも、アル・ラングドンが求めることは、そんな密着ダンスなんかじゃないんだ!」

パーティ会場のエレガントなホテルに向かう車の中でも、ビルは演技を続けた。アル・ラングドンに会ったことがないメリッサのために、彼はアルの説明をした。50代に入ったばかりで、身長は185センチほど。ちょっと太り気味。アルに落とされた女たちの噂も話した。だがビルがメリッサに伝えなかった重要な事実があった。それはアル・ラングドンが黒人であるということ。

「そんな感じなら、その人とダンスしても問題はないと思うわよ」

「ああ、それはそうだね。でも、今のうちちょっと警告しておくけど、アルはダンスフロアにいても君の身体を触ろうとするかもしれないよ。だからショックを受けないように!」

ホテルに着き、ふたりはカクテルなどが出される隣接したラウンジに入った。そこでビルはメリッサを他の人たちに紹介して回った。そしてアル・ラングドンに紹介する番が来る。

「メリッサ? こちらが、地域担当の重役のラングドンさんだよ!」

ビルはラングドンを紹介しながらメリッサの顔を伺った。アルが黒人だと知ってショックを受けた顔をしている。アル・ラングドンが握手をするために手を出すと、メリッサはおどおどしながら手を出し、握手をした。

アル・ラングドンは、かねてからビル・ウェーバーの妻が美人だとの噂を聞いていた。だが、これほどの美人だとは予想していなかった。メリッサの柔らかい手を握りながら、アルは言った。

「奥さん、そんなに堅苦しくならないで。私のことはアルとかビッグ・アルと呼んでくれ。私の友人がみんな私をそう呼ぶのでね。ともかく、これだけは言える。奥さんはこの場所を一気に照らして明るくさせている。ここにいる中で一番の美人じゃないかな。それにこれも言えることだが、私たちは皆ビルのことを誇りに思っていますよ。彼が会社のために大きな業績を残していると自慢なのです!」


[2014/07/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫虐のスチュワーデス (3:終) 


玄関ドアのノブに手を掛けたビルは、ドアにカギがかかっていないことに気づいた。音を立てないようにドアを入り、中に入った。玄関先のロビーに服が脱ぎ散らかしてある。それを見て心臓が高鳴った。メリッサのスチュワーデスの制服、破れたブラウス、下着、ヒールとストッキングを拾い、確かめた。そして玄関脇のテーブルに目が行った。そこを触れると、指先にねっとりとした液体がついた。親指でそれを擦り、その液体が、まさにここで行為が行われたことを示す証拠であることを知った。指を鼻に近づけると、刺激的匂いがし、疑念をさらに裏付けた。

そっと忍び足で寝室に向かった。期待にペニスがヒクヒクするのを感じた。そして注意深くドアの前に来て中を覗きこんだ。ちょうつがいの部分の隙間から覗けば、見つかる可能性がほとんどなくても中を見ることができる。実際、あまり気にしなくても見つかる心配はなかった。というのも、ふたりとも行為に夢中で、ひとつのことしか考えていないことは明らかだったからである。

刺激的な光景にビルのペニスは激しく勃起した。愛する妻の美しい白肌の身体が逞しい大きな黒い身体に覆われている。これはレイプなどではあり得ないのは明らかだった。メリッサの細い腕とセクシーな脚が男の身体を愛しそうに包んでるのだから。

キングサイズのベッドで性交をするふたりを見ながら、ビルはどうしてもズボンのチャックを降ろし、ペニスを出さずにはいられなくなった。愛らしい妻が黒人とセックスをしている。それを見ながら自分の一物を擦り始めた。

ビル自身、信じられないほど興奮していたが、妻が次のように喘ぐ声を聞き、かなり気落ちしたのも事実だった。

「ああ、いいわ………すごく感じるぅぅぅ………………………………………いいぃぃぃぃッ!………………………………………この前の週末からずっと夢に見てきたのよ! ええ…やって…………………………突き入れて! ……………思う存分やってほしいの! すごく大きい………………夫のなんかよりずっとずっと大きいの…………………………ずっとずっと気持ちいいし! あ、アアっ! うっ、うっ! いいっ…………………………あなたはまさに私がずっと求めていた人よ!…………………………本物の男!」

ビルは、毎晩メリッサと共にしているベッドで行われている刺激的な光景から目を離すことができず、ひたすら自分のペニスを擦り続けた。やがてメリッサが男にねだる声が聞こえた。

「あっ、あっ、あっ、あっ!…………いいッ!……………………い、イキそう……………………イキそうよ……………………一緒にイッて!……………………中に出して欲しいの……………………中にぃぃぃッ!……………………あなたの黒い子種…………中に撃ち込んでぇ! 注ぎ込んでほしいの!……………………赤ちゃん、産ませてぇぇぇ!」

ビルは男の逞しい黒い尻肉がキュッ、キュッと収縮するのを見た。男が太い声で唸るのを聞いた。メリッサの子宮に精液を注ぎ込んでいる瞬間であるのは間違いなかった。

愛するメリッサの方も射精を受けて、全身を強張らせ、そして痙攣させている。両手をかぎづめのようにして男の背中にしがみつき、両脚を使って男の腰を自分へと引きつけた。その瞬間、ビルは膝から力が抜け壁にもたれかかった。身体を震わせながら、壁の隅に白濁を飛ばしていた。

ビルは、最後にもう一度、ベッド上で絡みあうふたりの身体に目をやり、静かにチャックを上げ、家から出た。時計を見て、急がないと、昼食の約束の時間に送れるかもしれないと知った。玄関前に置き去りにされたままのブランコの部品を見ながら、あの男がちゃんと時間通りに組み立てるよう願った。さもないと娘たちががっかりしてしまうだろうと。何より、メリッサがあの男をあまり独り占めせず、仕事をする時間をやるようにと願った。

その日の夕方、ビルはいつも通りの午後5時半に帰宅した。ガレージに乗りこみ、妻の車の隣に駐車した。庭から娘たちの笑い声が聞こえてくる。ビルは庭に行き、娘たちが新しいブランコ・セットで楽しんでいるのを見た。メリッサが小さい方の娘の背中を押して、遊ばせている。

正直、ビルは、この時のメリッサがいつにも増して若々しく輝いて見えると認めざるをえなかった。自分が帰宅したのに気づき、笑顔で駆け寄ってきて、情熱的にキスをして迎えてくれた。

「ブランコの組み立て、どんなふうだった?」 とビルは、この「貞淑な」妻がどんな嘘をつくだろうかと思いながら、メリッサに訊いた。

「ええ、あのセールスマン、予定よりちょっと早めに着てくれて、本当にいい仕事をしていったわよ! いったん仕事を始めた後は、その組み立てる速さと言ったらなかったわ。ああ、ビル? 気にしてくれないといいんだけど、あの人に素晴らしい仕事をしてくれたお礼として、あなたの引き出しから50ドル出して、彼にチップをあげたの! いいでしょう?」

それを聞いてビルは心が沈んだ。メリッサはあの男にセクシーな身体を献上したばかりか、自分のカネを使ってチップをやったとは!

玄関を入り、玄関先のフロアを見た。すべて普通通りに戻っていた。午前中、見た時の乱れた状態とは大きく異なっていた。寝室に入ると、ベッドは新しいシーツに換えられていた。午前中に起きた出来事の痕跡として認められるものは、たった一つしかなかった。それは、ビル自身が寝室の入り口の隅に放った乾いた精液の跡である。

その夜、ベッドの中。ビルは待ちに待った様子で、セクシーな妻を両腕で抱き、愛の行為を始めた。行為が始まり、すぐにメリッサは細い両腕と両脚で彼の身体を包み、しがみついた。ビルの頭の中、その日、目撃した美しい妻と逞しい黒人男が抱き合う光景ばかりが浮かんだ。

何度か出し入れを続けたが、ビルは行為を持続させることができなかった。メリッサが、もっと続けてと甘い声を出し、両手、両脚で彼の身体を絞るようにしがみつくのを感じつつ、あまりにも速く彼は果ててしまった。その瞬間、ビルは確かに耳にしたと誓える。不満を感じた妻が小さなかすれ声で「もうっ! 本物の男が欲しいわ!」と言ったのを。

ビルには分かっていた。その日、メリッサを満足させた、あの「本物の男」。あの男には自分は敵うはずがないということを。だとすると、楽しめることと言えば、メリッサが再び「本物の男」に抱かれているところを見ることしかないのかもしれない。実際、ビルは再びその光景を見てみたいと思った。

そして彼は思い出した。職場で、近々、ある地域のマネージャーのポストが空くことになることを。その地域の担当の重役は、中年の黒人で、女たらしとして有名な男だった。

ビルはそれまではそのポジションのことをあまり考えなかったが、今は違う。メリッサは黒人のでかいペニスを切望しているのだ。考えてみれば、自分にはあのポジションに就ける資格は全部そろっている。後は、完璧なセッティングをして、あの重役とメリッサを引き合わせるようにすればいいだけだ。メリッサも黒ちんぽがそんなに欲しいのなら、それもよかろう。あの重役にお前の色っぽい尻をやらせる代わりに、仕事のポジションをもらうことにしようか。

おわり


[2014/07/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫虐のスチュワーデス (2) 


家へと車を走らせながら、メリッサはセールスマンが来た時にどうするか考えた。家の中に閉じこもって、外には出ないようにしようと思った。ビルからの指示は、玄関ドアにテープで張り付けておくことにしよう。そうすれば、あの男に面と向かって会って、話さなくても済む。家に着いたらすぐ、睡眠剤を2錠飲もう。配達は午前10時以降に設定してあるから、ブランコ・セットが来る前に玄関に指示をテープ付けした後、軽く仮眠を取ることができる。

だが、家の前にさしかかり、メリッサはハッと息を飲んだ。ガレージに通じる通路の真ん中に、すでに配達のトラックが駐車していたからだ。ガレージに車を入れられない。

玄関前の通路に、すでにブランコ・セットの様々な部品が降ろされ、置かれていた。そして、その横にあのセールスマンが立っていて、ニヤニヤしながらこっちに手を振っている。

玄関先の通路に置かれた数々の重そう部品を見て、車をガレージに入れられるよう、それを動かしてと彼に頼むのは不可能だと気づいた。あの男に顔を合わせずに家に入ることはできそうもない。

メリッサはおずおずと車から出て、ゆっくりと玄関へと進みながら呟いた。

「た、確か..............配達は10時に予定してたと思うけど……!」

この男に顔を合わせないようにと考えていた予定がダメになったことを悟る。

「私..............主人からの指示があるはずなので取ってくるわ……」

男はしばらく黙ったままニヤニヤとメリッサを見ていたが、ようやく口を開いた。

「おはようございます、ウェーバーの奥さん! ちょっと早めにここに来たのは、スチュワーデス姿の奥さんがどんだけ綺麗だろうかって見たかったものですからね! 確かに早めに着た甲斐があったってものですよ! 加えて、セットを買って、私に設置をさせてもらうように旦那さんを説得していただいたでしょう? その時にお約束した例の『特別ボーナス』のこともありますしね!」

メリッサはそれを聞いてぶるぶると身体を震わせた。ルイスはあからさまな言葉を聞いて若妻がショックを受けるのを見て、またニヤニヤと笑った。

メリッサは顔を赤らめ、早く安全な家の中に入ろうと玄関へと速足で歩いた。心臓が高鳴っていた。玄関に向かいながら、ぎこちない手つきでカギ束をいじり、玄関のキーを探した。 玄関へと急ぎながらも背後で人が近づく気配を感じた。あの男が後をつけてきている。ようやくキーを見つけ、慌てて玄関ドアの鍵穴にキーを挿しこみながら、メリッサは何とか伝えた。

「待って ……ちょっと……ちょっとここで待ってて。すぐに主人からの言付けを持って戻ってくるから!」

メリッサは、ドアを開け、素早く中に入った。そしてドアを閉め、カギを掛けようと振り向いた時だった。男が開いたドアに足を挟み、ドアを閉められなくさせていたのだった。さらにドアを開けようと、力が入ってくるのも感じた。男の力にメリッサが勝てるわけがなかった。ドアがゆっくりと開いていく。

「お、お願い………やめて、お願い…………出てって!…………お、お願いだからぁぁぁ!」

招かざる客が家に入ってくる。メリッサの目にみるみる涙が溢れてきて、彼女の頬を伝った。

大きな黒人男の背中で、玄関ドアが音を立てて閉まった。メリッサはぶるぶる震えっぱなしだった。

「お願い ………イヤッ…………お願いです………や、やめて…どうか…レイプしないで ……………お願いだからぁぁ!」

メリッサは泣きながら両手を突っ張り、にじり寄る男を押し返そうとした。だが、両手で男の逞しい胸板を突っ張りながらも、それほど力が入っていたわけではなかった。

目を閉じ啜り泣きながら、メリッサは自分に言い聞かせた。愛する夫にまたもこんなことをするなんてできない! 何としてもこの男を押し返さなければいけない!

その彼女の両手の手首を大きな手が掴んだ。そして力づくで彼女の手を下へ持っていく。その手の力で、メリッサは男の力をまざまざと思い知らされる。

すでに黒い怒張はズボンから出してあった。ルイスは、女が脈動するペニスに触れた瞬間、ハッと溜息を漏らすのを聞いた。女の手を動かし、その細い指で剛直を撫でさせる。撫でられるたびに、彼のペニスは力強い反応を示し、ビクンビクンと跳ね、指を通して女にその強さを伝達した。

ルイスは手首を握る力を少し緩めた。それでも女の手は股間を撫で続けている。それを感じ、彼はこの女が自分のモノになる気でいるのを確信した。だがルイスは知っている。この女は、これではダメな女なのだ。力づくで身体を奪われることを望んでいる。自分の欲望を満たすことしか考えない野獣のような男に強引に犯されるのを望んでいるのだ。

そう踏んだルイスは両手でメリッサの制服のブラウスを掴み、力任せに左右に引っぱった。

「キャーッ!」

ボタンが吹っ飛び、生地が裂ける。裂けた生地が布切れとなって床に落ちた。さらにルイスは素早く薄地のレース・ブラに指を挿しこみ、ひとひねりし、ホックを外した。完璧な形の乳房が露わになる。そしてルイスは直ちにむしゃぶりついた。

ひとしきり豊かで柔らかな乳房の感触を楽しんだ後、ルイスはメリッサを軽く押し、玄関脇のテーブルへと押した。恐怖におののく美人妻ににじり寄り、両手でその引き締まった尻頬を掴み、軽々と持ち上げ、テーブルの上に乗せた。

泣きぬれ、恐怖に震えてはいるものの、実は激しいセックスを切に求めている。ルイスはそんな女の表情が嬉しい。

ルイスは制服の黒いスカートをめくり上げ、白いレースのパンティに手を掛け、容易く引き裂いた。それから再び女の尻を引き、テーブルの端へと引き寄せた。と同時に一歩前に進む。太い亀頭が彼女の女性自身に触れ、すでに湿り気を帯びている入り口を左右に広げていく。

「イヤぁ………………だ、ダメ……………や、やめて……………やめて…………お願い!」

メリッサは全力で両腕を突っ張り、男を押し返そうとしながら懇願した。

「ああぁぁぁぁ、ひどい………………う、ううぅぅぅぅっ…………………ああぁぁぁうぅぅぅぅ!……………い、痛いぃぃぃ…………………や、やめて…………イヤぁぁぁぁぁッ!」

メリッサは叫びながら、両手で男の逞しい両肩を掴んでいた。女を我がモノにしようとする「オトコ」の力強さを感じていた。

「うぅぅぅぅぅ………あ、アアっ………うっ……………ああ、ああぁぁぁッ!」

太い黒棒がメリメリと肉襞を分け、奥深くへ滑り込んでくる。それを感じ、メリッサは喘いだ。

ルイスはいったん奥まで挿入した後は、叩きつけるような動きを開始した。太い黒棒を啜り泣く美女に突き入れる。テーブルが玄関前の壁に激しくぶち当たった。何度も何度も突きを繰り返し、それを受けてメリッサの身体は何度も壁に叩きつけられた。振動を受けて、テーブルに飾られていた装飾品がバラバラと床に落ちる。

ぐいぐいと突きを続けながらルイスはメリッサを言葉でも煽り始めた。

「お前の目に浮かぶ表情を見ただけで分かったんだよ。奥さん、黒肉を食べたくてずっとうずうずしてたんだろ? ええ? 図星だよな? この前の週末からずっと黒ちんぽのことを夢見てきたんだろ、エロ奥さんよ! ほーら、今はちゃんと入ってるぜ。奥さんのエッチなまんこに、本物の男が!」

そう言って、肉穴に埋め込んだまま、ワザとペニスを何度かヒクつかせた。そのたびに、メリッサが「あっ、あっ、あっ」と短く息をするのを聞き、ルイスは高笑いした。

「ああ、ひどい人…………………うっ、うぅぅぅぅぅ……………か、感じるぅぅぅ………し、して……………好きなように私を犯して!」

メリッサはすでに屈服し、自ら淫らな声を出して喘いだ。両手で男の逞しい腕にしがみつき、同時に男の太い太ももを両脚で包み込む。

「ああぁぁぁ! もっと強く……………………もっと強くやって………………………ああ、私を犯して…………………激しくレイプして!」

メリッサは腹の底から出すような声で求めた。両足の踵を男の尻の後ろで交差させ、より深く、より密接に自分に引きつける。

「ああ、いいぃぃぃ……………………アッ、アッ、アッ!………か、感じるぅぅぅ!……………アアっ!……い、イキそう…………いッ…………いっくぅぅぅっ!」

「レイプ? 冗談だろ、奥さん。あんた、自分を何だと思ってるんだ? あんたはただのエロ女だろ? ああ………それにしても、奥さん、あんたずいぶんきついまんこしてるな! ずいぶん長いこと『本物の男』に嵌められていなかったんじゃねえのか、ええッ? 旦那のウインナじゃ、満足できなかったんだろな? ええっ?」

メリッサは、強烈なオーガズムに達し、意識が朦朧としていたが、ルイスはそれにかまわず彼女の濡れ切った割れ目に突きを繰り返し、煽り続けた。

「ああ、奥さん! あんたにヤルためにたんまり溜めといたからな! 熱いスペルマをいっぱいくれてやろう! 中をいっぱいにしてやろうな! うっ………ほ、ほらッ! ……………だ、出すぞ!…………………ほうら!」

ルイスは唸りながら身体を震わせ、熱い粘液をメリッサの子宮の奥底に注ぎこんだ。

強烈なオーガズムにメリッサは玄関脇のテーブルの上に茫然と座っていた。何もすることができない。破かれた制服のブラウスの残りが両肩から降ろされ、肌を剥き出しにされた。続いて、白いブラジャーも外された。黒いスカートもぐいっと引っぱられ、押さえていたボタンが飛び、脱がされた。そしてちょっと身体を持ち上げられ、残っていた下着を引っぱられ、脚を滑り降り、そして床に落ちた。

両手で太ももを愛撫される。その後、黒ストッキングがクルクルと丸められながら右脚を滑り降り、続いて左脚でもストッキングが脱がされるのを感じた。象牙色の肌の美しい脚が露わにされる。ストッキングとハイヒールは玄関前の床に転がっていた。メリッサは生れたままの美しい姿でテーブルに座ったまま。

そして逞しい両腕に身体を抱きあげられた。彼女の細い白腕が黒い首に絡みつく。そして彼女は夫と共にするはずの寝室へと運ばれた。寝室へと階段を上がりながら、ふたりは唇を重ね、互いに舌で相手の口内を探り合う熱のこもったディープ・キスをした。

キスを解いた時には、メリッサはすでに夫婦のベッドに横たわっているのに気づいた。ベッドの横には逞しい黒い身体がそびえている。メリッサは本能的に、そのセクシーな白い脚を男に向かって広げた。激しいセックスを求めて。確かに彼女は充分満足を得られるようなセックスをされるだろう。だが、そのセックスは愛する夫によるものではない。

午前10時半。ビル・ウェーバーは大きな契約を取りつけた後、車に乗り込んだ。時計に目をやり、契約のミーティングが予定より早く終わったことに気づいた。別のクライアントとの商談を兼ねた昼食にはまだ早く、1時間ほど時間をつぶさなければならない。この場所は家からあまり遠くない。彼はブランコ・セットがちゃんと設置されているか確かめに行くことにした。

「…それに、庭で誰かが作業している間に、メリッサが寝てるベッドに忍び込んでちょっとエッチするというのも、楽しいかもしれないな!」

家の前に近づき、ビルは妻の車がバンの後ろに停まっているのを見た。玄関前にはブランコ・セットの部品が置いてある。ブランコが設置されるはずの庭へと行ってみたが、辺りを見回しても誰もいなかった。あの黒人のセールマンはどこにいるんだろう? いや、もっと大切なこととして、メリッサはどこにいるんだ? ビルは何か冷たいものが背筋を走るのを感じた。

そして、家の中、寝室の方向から妻の声がするのを聞き、ビルは全身の血液が凍りそうになった。

「ああぁぁぁぁ………………いッ、痛いのッ!……や、やめてッ!……ひどいっ!………無理よ、痛いのよッ!……………大き過ぎるの!…………ああぁぁぁぁぁッ!」

中に入ってメリッサを助けなくては! ビルは心を乱し、裏の窓へと駆けよった。心臓が激しい鼓動を打った。だが、次の瞬間、メリッサの喘ぐ声を聞き、冷たい戦慄が彼を襲った。

「ああ、すごい…………こんなのって…感じるぅ……………お尻、もっとして…………もっと突いていいの………お尻がこんなに感じるなんて……………深く………うん、もっと深く突いて……………もっといじめて……………いいの、感じるの……………もっともっといじめてぇぇぇッ!」

ビルは窓の脇、壁に背中をつけて立っていた。中から聞こえてくる淫らな声を聞きながら。サッと振り向き、窓の中を見た。

夫婦のベッドで繰り広げられている光景を見て、ビルは危うく声をあげそうになった。

ベッドの上、愛する妻が全裸で四つん這いになっている。まるでサカリがついたメス犬のように後ろから黒人男に覆いかぶさられている。ビルは「貞淑な」妻が絶頂に達し叫び声をあげるのを聞いた。そして覆いかぶさっている男がその妻のアヌスの奥に射精し、大きな唸り声をあげるのを聞いた。

しばらく経ち、ビルは射精を済ました男がゆっくりとペニスを引き抜くのを見た。射精を終えたというのに今だ長く固さを保っている。男は満足そうにベッドの上に仰向けになった。

それから10分ほどは、寝室からはまったく音が聞こえず、沈黙が続いた。ビルは次の行為が始まるのを待った。そして、再び妻の声がするのを聞き、興奮が高まってくるのを感じた。

「ああ、ほんとに逞しいのね……………お願い、またヤッテ………………欲しいの……また、あなたの大きなおちんちん、私にちょうだい!」

シーツが擦れる音がした。ビルは今度はもっと良く見える位置から見たいと思い、素早く家の周りを歩き、玄関へと向かった。


[2014/07/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

オマール・ベルの世界 (11:終) 

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バックにとってグレート・チェンジは不思議なことだった。多分、大半のboiたちにとってよりも彼にとってはそう感じられていたことだろう。分かるだろうか? 彼はレイシストだったのである。彼の父もレイシストだし、彼の母もレイシストだった。そして、そういう両親に育てられた彼も、同じくレイシストになっていたのである。

だが、そうだからと言って、彼の行為の言い訳になるわけではない。彼は、いわれなく黒人を侮辱することが悪いことだと知っていた。彼が成長し、自分で会社を立ち上げた後、白人以外の人種を雇うことを拒み続けたが、彼はそれも悪いことだと知っていた。彼は知ってて、異人種のことを口汚く侮辱したし、数少ないが犯罪にも加わった(人種が原因の酒場での喧嘩にすぎないが、犯罪であることには違いない)。要するに、彼はベル博士にあのような極端な措置を取るのを促したタイプの人間の典型例であったのである。

最初、彼は、身体の変化を始めた他の多くの白人男性同様、抗議した。自分が何に抗議してるのか自分でも分からなかったが、怒りを感じていたし、恐怖も感じていた。だから彼は憎悪の言葉で激しく抗議したのである。しかし、何をしても変化を止めることができないことが明らかになると、彼は深いうつ状態に陥った。

そのおおよそ3年後、バッグはようやく自分の姿を受け入れるようになった。さらにその1年後、彼は、自分より劣っていると以前みなしていた男たちに、自分自身が惹かれる事実を受け入れるようになった。この画像はグレート・チェンジから5年後の彼の姿である。彼は幸せな結婚をしている。そんなわけで、後は皆さんに判断をゆだねよう。オマール・ベルが行ったことは良いことだったのだろうか、悪いことだったのだろうか? レイシストは自分のやり方の間違いに気づいた。誰もが幸せであるように見える。だが疑問は残っていて、それはオマール・ベルはヒーローなのか悪人なのかという問題だ。

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端的に言うと、サムは金持ちである。グレート・チェンジが起きた時、彼は大学1年生であり、素早く変化に順応したひとりだった。そのため、彼は、多くの他のboiたちとは異なり、大学からドロップアウトすることはなかった。彼は3年で大学を卒業し、ビジネスを開始した。そのビジネスはその後、大当たりし、彼はそれを競争相手に売却し、多額のカネを儲けたのだった。

そんなわけで、この26歳のboiは、自分でも使い道が分からないほどのおカネを持っていた。そんな頃、彼は、彼の同類(経済的に裕福なboiたち)の間で盛んになってきた新しいトレンドの噂を耳にした。複数の黒人男を雇い、セックス相手や、エスコート役や、ボーイフレンドにするというトレンドである。複数の男たちを雇えるということは、性的満足を得る試みであると同程度に、社会的地位を表すものでもあった。

実際、男性の数は相対的に不足していたので、boiが、ふたり以上の男を所有するには、実際、裕福でなければならなかった。

もちろん、社会的地位の話しだけではないのは確かではあるが。

*****
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世界が白人男性というものは過去の遺物であると認め始めるとすぐに、多くのboiたちは自分たちの生活を調整しなければならなくなった。

その調整による変化の少なからずの部分が、衣類の違いに関わっていた。boiたちはズボンやスーツや他の男性的な衣類に慣れていた。だが、新しく体つきが小さくなり、このような衣類はもはや不可能になった。大半が、妻やガールフレンドや姉や妹に助けを求めた。

もちろん、その結果、boiたちは女性と同じような服装をすることになった。しばらくすると、当然のように、スカート、ドレス、パンティ、そしてその他の女物の衣類を身につけるboiたちを見かけるようになった。

だが、boiたちはこのような衣類を着て育ったわけではないのである。それらを着て適切に振舞うことに不慣れなのである。

そのようなわけで、スカートを履き始めたばかりのboiたちに、不用意にイケナイものを見せられる人たちが増えた。ただ、どうしてあんなに多くのboiたちがミニスカートを履きつつもパンティを履くのを拒んだのかは、依然として謎のままとなっている。

*****
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エクスタシー……

この姿こそ、boiにとってのエクスタシーの姿であろう。

そんなに大昔のことではないのだが、かつてレオナルドは大きな黒いペニスの上で身体を上下させるなど、まして、それで喜び狂うなど夢にも思っていなかった時があった。

だがそれはグレート・チェンジの前の話しだ。boiが男性にセックスされるのはまったく自然なことだと誰もが思うようになった前の時代の話しである。

いずれにせよ、この画像の彼は、とても幸せそうに見えるのではなかろうか?

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あら、なんてこと? アレ、そこにあるのが分からないくらいになってる。それに、この身体の曲線! boiはどうしたらいいの?

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ランドルは恥ずかしがり屋だったことは一度もない。そもそもどうして恥ずかしがらなければならないのか? 彼は自分の身体をきちんとケアしていたし、しっかり鍛えてもいた。それに25センチ近くのペニスも彼に大きな自信を与えていた。そして、あの事件が起きた。

オマール・ベルが先行性のウイルスを世界中に撒き散らし、世界は変わり、白人男性を普通の男性から、小さく、柔肌で、女性的で、男性よりは女性と共通点が多い生物に変えたのだった。

その変化は最初、漸進的だった。身体が変化していると気づいた人はごく少数だった。しかし、そのすぐ後に、世界中が、白人男性というものは過去の遺物になり、その代わりに白人のboiが置き換わったと知ったのである。

ランダルにとっても、変化は他のboiたちと同様である。だが、彼自身の身体イメージは、現実の変化に追いついていなかった。彼は今だに自分の身体を男性的だと思っている。彼は今だに自分のペニスを誇れるモノだと思っている。そして、彼は今だに、女の子の前で裸で立つたびに、その女の子が彼のポーズを見て笑いを堪えるのに必死になっている事実を理解できずにいるのである。

だが、希望はある。いずれ彼は自分が男性ではないことを悟る時が来るだろう。いずれ彼は、自分がboiとなっている事実と折り合いをつける時が来るだろう。

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ビクターズ・シークレット

だって、boiにも隠し事はあるものだから


[2014/07/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

男子寮のboiたち (1) 

「男子寮のBoiたち」 Dr. Bell's Vengeance: Frat Bois by Nikki J

ビンセントは心地よい革の椅子に座り、ビール片手にくつろいでいた。彼の下腹部の上にはエッチっぽいブロンドの女の子が股間を擦りつけながら身体をくねらせ、踊っている。横を見ると、親友のチャックも茶髪の女の子に同じようなもてなしを受けていた。音楽が鳴り響き、寮内は次第にワイルドになってきつつあった。いつも通りの学生寮のパーティである。女の子たちはどこかの女子寮から来た子たちだったが、ビンセントはブロンド娘の名前すら覚えていないし、ましてや彼女の女子寮がどこかなど、覚えているはずがなかった。

ちょうどその時、ブロンド娘がシャツを脱いだ。彼女が酔っているのはビンセントも承知の上だ。多分、彼女は後でこの時の行為を後悔するだろう。だが、そんなことはビンセントにとってはどうでもよかった。自分の問題じゃない。彼女の問題だ。自分としては、ヤレさえすればよかった。そこまでいけなくても、少なくともおっぱいくらいは見たいものだと。

彼女はビンセントにまたがった。踊る身体の動きに合わせて、彼女の乳房がビンセントの顔を叩いた。一方、ビンセントも両手で彼女の身体じゅうをまさぐった。女は前のめりになって彼にキスをした。ビンセントはそのキスにアルコールの味を感じた。

彼らの行為に気づき、人が少しずつ集まってきた。こういったパーティで女の子が自発的にショートパンツを脱ぐといったことは、珍しいわけではない。だが、だからと言って、見物に値しないというわけでもない。人が集まってきたのに気づき、女の子は酔いに任せてちょっとしたショーをし始めた。ビンセントの下腹部の上、上下に跳ねながら、乳房を揺すって見せ、そして両手でセクシーに自分の身体を擦りまわった。集まった者たちは一斉に歓声をあげた。

何分かした後、彼女はビンセントから降り、床にひざまずき、ビンセントの股間に手を伸ばし、ブルージーンズのチャックを降ろし、せっかちに中から彼のペニスを引っぱりだした。ビンセントも自分から立ち上がり、彼女がやりやすいように、ズボンを足元へと降ろした。

彼女はすぐに咥えた。前戯もなし。焦らしもなし。いきなりむしゃぶりつき、ズルズルと音を立てて吸う。ビンセントは彼女の髪の毛を鷲づかみにし、彼女は頭を前後に振り続けた。2分ほどし、ビンセントは準備が整った。このエロいブロンド娘にぶち込んでやろう。

ビンセントはシャツを脱ぎ、彼女の脇の下に手を挿しこみ、抱き上げ、そして自分の隣に座らせた。彼女の体重は45キロもないだろう。ビンセントはソファに座る彼女の前に立ち、彼女のタイトなジーンズに手を掛け、引き降ろした。下着も一緒に引きずり降ろす。そうやって彼女を素っ裸にした後、ビンセントはまたソファに座りなおし、彼女を上に乗せた。

彼女はゆっくりと身を沈め、自ら挿入した。そしていったん収めた後、自分から動き始めた。上下に身体を動かし始める。次第に激しい動きになっていく。彼らを見に集まった男子寮の学生も女子寮の学生も、ふたりに歓声をあげた。ブロンド娘は片腕を宙に上げ、何か見えない物を投げ縄で捕まえるかのように、その手を振り回して歓声に応え、その後、前のめりになって乳房をビンセントの顔面に押しつけた。ビンセントは彼女の尻頬をピシャリと叩いた。

何分かその体位で続けた後、ふたりは位置を変えた。ブロンド娘は床に四つん這いになり、ビンセントは後ろから抜き差しをした。チャックがふたりに近づき、ペニスを握りながら彼女の顔の前の位置についたのは、そのすぐ後だった。ブロンド娘は後ろからビンセントに突かれながら、夢中になってチャックのペニスを吸った。チャックは彼女の口の中に射精した。チャックとビンセントは彼女を挟んで、互いの手のひらを打ち合ってハイファイブをした。

さらにそれから何分か後、ビンセントと娘はまたも体位を変えた。彼女は仰向けになり、両脚を広げ、ビンセントは根元まで挿しこみ、力強い抜き差しを始めた。彼に突かれながら、彼女は絶え間なくヨガリ声や叫び声をあげ続けた。やがてビンセントはペニスを引き抜き、彼女の腹に白濁を振りかけた。

*

ビンセントは、気を失った娘をそのままカウチに寝かせたまま放ったらかしにした。娘は全裸のままうつ伏せになって眠っている。彼女が朝になる前に帰っていくだろう。ビンセントはそれを知っていた。彼女たちはいつもそうだったから。他の連中は、大半、別の部屋に行って、そこで隠れてセックスしているのだろう。だがビンセントは、そういう大半の連中とは違う。羞恥心がないのだ。それは、この女も同じだ。人に見られてるからと言って、それがどうした? もっと言えば、見られていた方が興奮する。

まあ何であれ、ビンセントは自分がどうしてこういうことをするのか考えるつもりはなかった。そして翌朝、二日酔いで目を覚ましたのだった。最悪の二日酔いとまでは言えないが、二日酔いであるのは確かだ。彼は寮のキッチンに行き、アスピリンを出して、飲んだ。その時、チャックが彼の後ろに近づいた。

「クレージーな夜だったな?」 とチャックもぐったりした様子で冷蔵庫のドアを開け、オレンジジュースの紙パックを掴んだ。そして、そのパックからじかに飲み、また冷蔵庫に戻した。

ビンセントは頷いた。「まあ、ちょっとな。あの女たちは誰だったんだ?」

「女子寮から来たのが何人か。あと、ジェフが先週ひっかけたストリッパーもいたらしいぜ」 とチャックは答えた。「なんで?」

「いや、ただ、誰だろうなって思って」とビンセントは答えた。「俺は今から……」 と彼は言いかけて途中でやめた。声が割れていた。一度、咳払いをし、また続けた。

「俺はひとっ走り……」 彼はまた咳払いをした。「何だこれ?」

彼の声が甲高くなっていたのである。チャックはビックリした顔をし、そして言った。

「俺が知ったことじゃ……」

チャックの声も変わっていた! ふたりとも何が起きたか分からなかった。ふたりの表情がそれを示していた。

混乱して何秒か沈黙した後、ふたりほぼ同時に声をあげた。

「いったい何が起きてるんだ?」

ふたりとも苛立った10代の娘のような声をあげた。

男子寮のすべての仲間が同じような変化をしてるのにふたりが気づいたのは、そのすぐ後だった。寮生、全員がホールに集まった。少し恐怖感が混じった甲高い声のざわめきが部屋を満たしていた。

ビンセントが立ち上がった。

「みんなちょっと! パニックにならないでくれ。何が起きてるかみんなで調べよう。そうすれば対処法も見つかるはずだ。多分、誰かが寮内にヘリウムガスを撒いただけかと思うんだけど」

彼自身すら、そんなことではないと思っていたが、他の寮生たちに勇敢な顔をしてみせる必要があった。

「これからネットを探って、何かの問題が起きてるのか確かめてみようと思う。だから、みんなも自分の仕事に戻って、パニックにならないでくれ」

ビンセントはそう言ってホールを出て、階段をあがり、チャックと共有している部屋に入った。床にはふたりの衣類が脱ぎ散らかしてあり、壁には胸が大きい女性のポスターが何枚も貼ってある。ビンセントはパソコンの前に座り、検索を始めた。

世界中の白人男性が同じような症状を示してるのを知るのに時間はかからなかった。大半の情報源は、これが、ある狂った博士の主張に関係していると述べていた。彼が2週間ほど前に大気に生物的作用物質を放出したという主張である(ビンセントはそのニュースにさほど注意を払わなかったので、いきさつはぼんやりとしか覚えていなかった)。

どのニュース・サイトも、何も心配する必要がないこと、政府の科学者たちがこの問題に対処すべく研究していることを伝え、基本的にアクセスした人たちを落ち着かせようとしているようだった。中には、これは壮大なジョークだと伝えているニュース・サイトもあった。

ビンセントは納得しなかった。このようなサイトが見せかけているよりも、もうちょっと深刻な問題のように思えた。何と言っても、自分も含め寮生たちが皆、女の子のような声になっているのだ。この背後にはかなり真面目な科学があるはずだ。彼のわずかな科学知識をもってしても、それくらいは想像できた。

彼はその問題の博士の名前(オマール・ベル)を知り、サーチエンジンに打ち込んだ。そして、ベル博士が生化学分野でノーベル賞を取った科学者であること、そして、人生の大半を人種差別に対する賠償を求める運動に捧げている非常に声高な(そして戦闘的な)黒人であることを知った。

最近、政府は、そのような賠償を行うはずだった法案を否決した。その結果、ベル博士は一時、身を隠し、その後、主要なニュース網の大半に手紙を送りつけたのだった。その手紙にはこう書かれてあった。

親愛なる世界の皆さん:

あまりにも長い間、我々アフリカ系アメリカ人は忍耐をし続け、世界が我々を差別することを許し続けてきた。我々はずっと忍耐を続けてきた。だが、とうとう、もはや我慢できなくなった。そこで私は我々を差別してきた皆さんを降格させることを行うことにした。初めは、皆さんは私の言うことを信じないことだろう。それは確かだ。だが、時間が経つにつれ、これが作り話ではないことを理解するはずだ。

私は、私たち人類の間の階層関係に小さな変更を加えることにした。今週初め、私は大気にある生物的作用物質を放出した。検査の結果、この作用物質はすでに世界中の大気に広がっていることが分かっている。

パニックにならないように。私は誰も殺すつもりはない。もっとも、中には殺された方がましだと思う者もいるだろうが。

この作用物質はあるひとつのことだけを行うように設計されている。それは、黒人人種が優位であることを再認識させるということだ。この化学物質は白人男性にしか影響を与えない。

それにしても、この物質はそういう抑圧者どもにどんなことをするのかとお思いだろう。この物質はいくつかのことをもたらす。その変化が起きる時間は、人によって変わるが、恒久的な変化であり、元に戻ることはできない。また純粋に身体的な変化に留まる。

1.白人男性は身体が縮小する。白人女性の身長・体重とほぼ同じ程度になるだろう。この点に関しては個々人にどのような変化が起きるかを予測する方法はほとんどないが、私が発見したところによれば、一般的な傾向として、女性として生れていたらそうなったであろう身体のサイズの範囲に収まることになるだろう(その範囲内でも、小さい方に属することになる可能性が高いが)。

2.白人男性はもともとペニスも睾丸も小さいが、身体の縮小に応じて、それらもより小さくなるだろう。

3.白人男性のアヌスはより柔軟になり、また敏感にもなる。事実上、新しい性器に変わるだろう。

4.声質はより高くなるだろう。

5.腰が膨らみ、一般に、女性の腰と同じ形に変わっていく。

6.乳首がふくらみを持ち、敏感にもなる。

7.最後に、筋肉組織が大きく減少し、皮膚と基本的な顔の形が柔らかみを帯びるようになるだろう。

基本的に、白人男性は、いわゆる男性と女性の間に位置する存在に変わる(どちらかと言えば、かなり女性に近づいた存在ではあるが)。すでに言ったように、こういう変化は恒久的で、元に戻ることはできない。(現在も未来も含め)すべての白人男性は、以上のような性質を示すことになる。

これもすでに述べたことだが、大半の人は、私が言ったことを信じないだろう。少なくとも、実際に変化が始まるまではそうだろう。もっとも変化はかなり近い時期に始まるはずだ。ともあれ、1年後か2年後には、世界はすでに変わっていることだろうし、私に言わせれば、良い方向に変わっているはずである。

親愛を込めて、

オマール・ベル博士


ビンセントは何度かその文章を読み返した。こんな変化なんてありえない……そう独りごとを言った。根拠のない恨みをもった、ただの狂人じゃないのか?

ビンセントは、こういう議論があることは知っていた。アフリカ系アメリカ人は、過去の抑圧と奴隷制に対して、それを埋め合わせる賠償を求めている。だが、たいていの理性的な人々は、祖先の行った行為に対して現在の人々を罰したり報償したりするのは馬鹿げているとして、無視している。明らかに、ベル博士は理性的ではない。だが、彼が世界の注目を集めていることはビンセントも認めた。(ベル博士が予言している他の変化がそもそもあり得るとはとても信じがたいし)仮にいま以上の変化が起きなくても、ベル博士は(困ったことをしでかしたが)天才的な男として語り継がれることになるだろう。

ビンセントは、180センチ、95キロの身体を椅子から立ちあげ、他の寮生に伝えに向かった。恐がっている寮生たちの顔を見て、彼は不必要に恐がらせることは言わないことに決めた。

「報道機関は、これはある狂った科学者が起こした大がかりな悪ふざけにすぎないと考えているようだ。それに、政府は、最長でも2週間くらいで解決法を開発するだろうとも言っている」

またも甲高い声に戸惑いつつ、ビンセントはみんなに説明した。

「だから、みんな、気にするなって。すぐに元通りになるさ」

そして彼はまた自分の部屋に戻って、ベッドに腰を降ろした。すぐにチャックが入ってきて、机に座った。チャックはビンセントよりもちょっと小柄で、赤い髪をしている。ビンセントは暗めの茶髪だ。

「本当はもっと深刻なんだろ?」 とチャックは訊いた。彼の声はビンセントのよりも甲高い声になっていた。

ビンセントが返事をしないのを見て、チャックは続けた。「おい、何が起きてるか、言ってくれよ」

「本当のことを言ったよ」

「でも、言ったこと以上のことがあるんだ。そうだな?」

ビンセントは頷いた。「パソコンにある記事を読んでみれば分かる」

チャックはさっそく読み始めた。彼は読みながら頭を何度も振った。そして読み終え、ビンセントの方を見た。

「こんなの狂ってる。どれもこれも、不可能なことばかりじゃないか」

「分かってる。だからこそ、みんなに言わなかったんだ。みんな、すでに恐がってるのに、いま以上、恐がらせたくないから」

「でも、本当にこれが起きたらどうする? もちろん、あり得ないのは分かってるが、もし、お前がここにあるような変化をしたら?」

ビンセントは肩をすくめた。「知らないよ。多分、そのまま人生を続けるだけだろうな。変化して、ちょっと小さくなっても、人間としては同じなままだろうし。何か他が変わる理由があるのかな、って思うんだ」

「相変わらずパーティを続けるとかな」 とチャックは笑った。笑い声が女の子のクスクス笑いのように聞こえた。

ビンセントも笑顔になった。「ああ、そうだな、続けるだろうな。何も変える必要がないんだから」

ふたりは一緒に笑い続けた。その笑い声は、女子高生ふたりが笑っているのとほとんど同じに聞こえた。ふたりとも、たとえ狂人のベル博士の言ってることが本当になっても、自分たちの生活は一切変わらないと自信を持っていた。

「それに、たとえどうなっても、女の子たちは相変わらずやってくるだろうしな」

ビンセントはそう締めくくり、チャックも、うんうんと頷いた。それからふたりは他の話題、例えば、どこの女子寮が可愛い子がそろっているかとか、どこの女子寮がエロい子が多いかとかの話題でおしゃべりを続けた。

そんなおしゃべりを続けているうちに、ふたりともベル博士と彼の狂った計画のことなど忘れていた。自分たちが女の子のような声をしていることすら忘れたようである。

*


[2014/07/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫虐のスチュワーデス (1) 

淫虐のスチュワーデス Manhandled Stewardess (m/f, i/r, n/c) by Black Demon
(「屈服のスチュワーデス2」の続編)

空港近くのホテルに向かうシャトルバスの中、メリッサはひとり静かに、さっき終わったばかりのフライト勤務のことを思い出していた。

夫のビルと結婚記念日を祝ったあの「クリフズ」の夜。あれ以来、あの男とは会っていない。

…ええ、確かに「クリフズ」の夜のことは忘れられない夜になったわ! あんな他人の目につく公の場所で、私は何てことをしたのだろう。今だに自分が信じられない。もし、あの時、ビルが外の夜景を見るためにバルコニーに出てきたりしたら、確実に私がしていたことを見てしまったはず! 他の人がいる場所で、黒人男の性器を握り、射精させていたところを!

…どうして? どうして私は飛行機の中であのメモを渡してしまったの? どうして私は乗務員がチェックインするホテルを教えてしまったの? どうして電話してと頼んでしまったの?

メリッサは自問し続けた。いくつも問いが出てきたが、そのいずれに対する答えも、彼女は知っていた。単純だった。もう一度、理性が吹っ飛ぶようなセックスをしてほしい! もう一度、娼婦のように、性玩具のように扱われたい! そういうことだった。でも、本当にあの男がホテルに現れるか、彼女には分からなかった。

シャトルバスが渋滞が晴れるのを待ち、その後、左に曲がり、ホテルの駐車場に入る時、メリッサはホテルの前にタクシーが停まるのを見た。見覚えのある黒い姿がタクシーから出て、ホテルのロビーへと入っていくのを見て、彼女の太ももの筋肉がキュッと緊張した。

他の乗務員とホテルのロビーへと入りながら、メリッサは、あの乗客がラウンジのソファに座り、夕刊紙を読んでるのを見た。

フロントでチェックインをし、メリッサも部屋の番号とキーを受け取った。仲間のスチュワーデスがメリッサに訊いた。

「メリッサ? 部屋は何号室? 後でカクテルでも飲まない?」

「605号室だわ。でもカクテルはパスさせて。すぐにベッドに入りたいの!」

メリッサは、新聞を読んでるフリをしているアーチーに聞こえる程度の声で返事した。実際、アーチーはこの時、メリッサの方を見ていた。彼女が「すぐにベッドに入りたい」と言う時、アーチーの方をちらりと見て、微笑むのを彼は見逃さなかった。

メリッサは、他のクルーたち数名と一緒にエレベータに乗り、おしゃべりをし、そして仲間のふたりのスチュワーデスと6階で降りた。部屋の前に来ると、彼女は他のスチュワーデスに手を振り、「私はすぐに寝ることにするわ。じゃあ、また明日の朝に!」と言って別れた。

ホテルの部屋に入ると、キャリーバッグを小さなクローゼットにしまった。そして壁に背中を預けて寄りかかった。期待で心臓がドキドキなっていた。

「私、どうしてこんなことしてるの?! 愛する夫と幸せな夫婦になっていて、小学生になる可愛い子がふたりもいる。なのに、今の私…。あの黒人男が部屋に来て、私を襲うのを待っている! ああ、私は病気に違いない! ほんとに、病気なのよ! あの男の名前すら知らないというのに!」

メリッサは呟いた。その直後、予想した通り、ドアをノックする音が部屋に響いた。

「出ちゃダメ! ドアを開けなかったら、あの人は帰っていくはずよ! ビルや子供たちを裏切るなんてダメ!」

そう言いながらも、彼女の手はドアノブへと近づいていた。

そしてまたノックの音が鳴った。メリッサはためらいながらも、ドアノブとロックに手を掛けた。呼吸を乱しながら、開けちゃダメと自分に言い聞かせる。ロックとドアノブに手を当てたまま、彼女は目をつむった。ドアを開けたいという誘惑を払いのけようとする。一瞬、愛する夫と幼い子供たちのことを頭に浮かべた。夫や子供たちにこんなことはできないはず! 夫婦関係も子供たちとの関係もリスクにさらせない。

「…今のあなたのすべてを危険にさらすことになるのよ! ドアを開けちゃダメ! ほんの束の間の身体の快楽のためなんかに、そんなことをしてはダメ。ましてや黒人男なのよ!」

そう自分に言い聞かせてはいても、次第に決心が薄らいでいく。衝動を堪えようと、メリッサは両脚の太ももを擦り合わせ、唇を噛んだ。そして自分で自分に与えた警告をかなぐり捨て、彼女はロックを外し、ドアノブを回し、男を迎え入れた。

ホテルの部屋の狭い入口の通路で、メリッサは夫以外の男の両腕に包まれた。目を閉じ、唇を開き、肉質の舌が口に入りこむのを許した。そして、自ら両腕を逞しい身体に巻きつけ、抱き寄せた。

メリッサは心の奥底では、男に支配的に振舞ってほしいと思っていた。自分の意志ではなく、男に強引に無理強いされて、男の言いなりにさせられたいと思っていた。

メリッサは失望することにはならないだろう。彼女は、男が両手を彼女の肩に当て、押し下げるのを感じ、そして粗野な声で命令するのを聞いたからだ。

「床にひざまずけ、メス犬! 本物の男の味を味わうんだ!」

帰りのフライト、メリッサは自分自身を責め続けた。自分の欲望を満たすためだけに夫を裏切ってしまったことを責め続けた。黒い肉棒への欲望、そして脚の間に湧き上がるあの疼きを癒したいという切なる欲望。それに自分は負けてしまったのだ。だが、それでも、彼女は認めざるをえなかった。昨夜は、まさに忘れられない一夜だったということを。ずっと癒されずにいた疼きが、まさにその疼く場所に直に熱いクリームを注がれ、この上なく癒されたと。

その日の朝、目を覚ました時のことをメリッサは思い出した。脚の間、奥深くに埋め込まれた長くて太いペニスがヒクヒクと痙攣している、あの甘美な快感を感じながら目を覚ましたのだった。

それを思い出した瞬間、彼女は反射的に左右の太ももにキュッと力を入れてしまった。その結果、熱いクリームが中から染み出てしまったのだった。パンティが濡れ、スチュワーデスの制服を汚してしまわぬようにと、余分にナプキンをつけていたにもかかわらず、あそこの穴が夜通し広げ続けられたせいからか、漏れ出てしまったのだった。

夕方になり、彼女の幼い娘ふたりが学校から帰り、メリッサに駆けよって抱きついた。夫のビルも愛情のこもったキスをし、彼女の帰宅を迎えた。

メリッサは小さなフライト用のバッグから中身を取り出し、汚れた衣類を洗濯室に運びこんだ。今回のフライトで着た制服は小さく丸めたままにした。ホテルの部屋のドアのところでつけられた精液で制服に染みを作ってしまったのである。彼女はその染みをビルに見られたくなかった。

洗濯室に入り、メリッサは汚れた制服を広げた。その瞬間、あの男をホテルの部屋へと入れた後の記憶がよみがえった。

あの時、メリッサはすぐにでもベッドに連れて行ってほしかった。早く抱いて、ずっと焦がれていたセックスをしてと、言葉に出して懇願もした。

男は彼女の肩を押して床にひざまずかせた後、こう言ったのだった。

「お前はその制服を着てるとなおさら綺麗に見えるしセクシーだ! 俺は綺麗なスチュワーデスをひざまずかせてフェラさせたいと、ずっと思っていたんだよ!」

メリッサは言いつけに従って、ひざまずき、長く太い男根に奉仕した。焦らすようにして、黒い男根に上下に舌を走らせ、舐め続けた。それから口を大きく開いて、バルブのような亀頭を口に入れ、頭を上下に振った。

何分か後、熱心に吸う彼女の口唇愛撫に応えて、男の分身がひくひく痙攣し始めるのを感じた。メリッサは長い肉茎を両手で握り続けながら、タンパク質充満の熱い白濁が撃ち出されるのを今か今かと待った。そして、喉奥で亀頭が一段と膨らみ、そして噴射するのを感じたのだった。

突然に噴射を始めたちょうどその時、肉棒が少し引きさがった。口の中をいっぱいにするつもりで引きさがったのだろう。粘っこい白濁が何発も何発もメリッサの喉奥を叩いた。あっという間に彼女の口の中は白濁でいっぱいになり、口元ぎりぎりまで溜まった。そして当然のことであるが、やがて口元からこぼれだし、あごを伝い流れ、彼女の青い制服に垂れたのだった。

その夜、ビルはメリッサが娘たちを寝かせるのを手伝った。彼女は家にいるときは普通、娘たちが寝つくまで一緒にいることにしているのである。ビルがそれを手伝ってくれているということは、彼が早くメリッサと愛し合いたいと思ってるからだと彼女には分かっていた。もちろん、メリッサも同じ気持ちで、愛する夫を喜ばせてあげたいと思っていた。特に、泊りがけの勤務を利用して夫を裏切ってしまったという罪悪感からも、そうしてあげたいと感じていた。

子供たちを寝かしつけた後、ビルとふたりでベッドに入った。暗闇の中、夫が両手で身体を撫で、愛撫するのを感じた。そして夫のいつも通りの優しい愛し方も。メリッサは自分からも腰を突き上げ、せっせと動く彼の身体を両腕、両脚で包み込んだ。だが、それはビルを興奮させ、期待していたよりもずっと早く愛の体液を噴出させる結果にしかならなかった。

「ダメな人ね! もっと本物の男らしくヤッテよ!」

メリッサは、そう叫び出してしまいそうなのを、唇を噛んで必死に堪えた。

しばらく経ち、メリッサはビルにしがみついていた両腕、両脚から力を抜いた。ビルは射精の後、今は眠りに落ちそうになっている。彼はちょっと横に身体をずらしただけで、その萎んで役立たずになったペニスが、メリッサの膣肉に絞られるようにして押し出された。

メリッサはビルの水っぽい精液が漏れてベッドを濡らさないようにと、両脚を固く閉じながら、起き上がり、バスルームに入った。夫が出した汚れを洗い流したいと思ったからである。

身体を洗いながら、メリッサは堪え切れなくなり、指を股間に這わせた。敏感なクリトリスを触り、夫のせいで火をつけられた疼きを癒さなければいてもたってもいられなくなったからだった。指で撫でながら、はあーっと安堵の溜息を漏らした。頭の中には、前夜のホテルの一室での行為の数々が浮かんでいた。

数か月後。メリッサはまたもあの疼きを癒したくて堪らない気持ちになっていた。この3ヶ月、定期的に、誰もいないバスルームで指で慰めその疼きを鎮め、何とか罪深い欲望を封じてきていた。一度など、街の下品な地域にひとりで行って、薄汚れたバーに入り、この疼きを消してもらおうと思ったことすらあったのである。

メリッサは、昨日の出来事を思い出し、ぶるっと身体を震わせた。昨日は週末で、滅多にないことだが、ビルと娘たちと一緒に過ごせる週末だった。

メリッサたちは、娘たちにブランコのセットを買おうとショッピングに来ていた。そして、ある店の前でメリッサたちは立ち止ったのである。この週末限定ですべてのブランコが特別価格で売られていたからだった。

店でセールスをしていた男は逞しい体つきの、40代後半と思われる黒人だった。メリッサは、その男が商品の説明をしに近づいてきた時、顔が火照り、気持ちがそわそわするのを感じた。そして、心の中に溢れてくる邪悪な考えを封じ込めようと、すぐに太ももを擦り合わせ始めた。彼女は、夫や子供たちが一緒のときに、そんなことを考え始めている自分に罪悪感を感じた。

ルイス・ハリスは、「あの表情」を前に見たことがあった。こちらが様々なセットの説明をする間、顔を火照らせながら、こっちを見まいと顔をそむけている若い人妻であり、幼い子供の母親。その表情だ。

こんな可愛い美女がまさか、黒人男を欲しがっている? ルイスはにわかには信じられなかった。ひょっとして、自分は表情を読み違えてるのかとも思った。

彼はこのような表情を見せる女を何人も見てきたが、これほど魅力的な女が「あの表情」を見せるのは初めて見た。しかも、旦那と幼い娘たちが一緒の場で!

もし本当だとしたら、これは絶対に逃すわけにはいかない。ルイスはブランコ・セットで破格の値段を提案し、しかも格安で設置まですると持ちかけてみようと決めた。

子供たちが、ブランコに乗ってみたいとセットに駆け寄った。旦那もその子供たちを追いかけて走り寄ってる。それを見て、ルイスは大きな声で言った。

「いいよ、お嬢ちゃんたち! いろんなブランコに乗ってみて!」

それからメリッサに大きな声で言った。

「奥様、ちょっとパンフレットを見ていただきたいんですが? あのブランコ・セットの特別なところがいろいろ載っているんです!」

そう言って彼はデスクに行きパンフレットを取りだした。横目で、美人人妻がゆっくりと、しかし、おどおどと自分の後についてくるのを見た。

パンフレットを開きながら、彼はこの美女がどれだけそわそわしているかを見てとった。ちょっとじっくり観察すれば、すぐに「あの表情」が本物かどうか分かるだろう。

この人妻は旦那に背中を向けている。だから旦那はこっちが見えないはずだ。そう踏んだルイスは、パンフレットを開き、彼女に手渡す時、わざと彼女の手首についているゴールドのブレスレットに触れた。そして何気なさを装って、人差し指で彼女の手をなぞり始めた。

「これは、これは! 何とも美しいブレスレットをつけておられる!」

ルイスは、指で手の肌を触れた瞬間、人妻がハッと息を飲む声を聞いた。だが、嫌がって反射的に手を引っ込めるわけでもない。やっぱり、「あの表情」は本当だったのだ!

それを知りルイスは大胆に彼女の手を握って言った。

「さあ、こちらに。私の隣に来てください。パンフレットの写真が良く見えますよ!」

そしてメリッサの美しい青い瞳を覗きこみながら、手を引っぱり、カウンター・デスクの内側、自分の隣に引き寄せた。

木製のカウンターで、内側に並んで立つふたりの腰から下は、外側からは見えない。ルイスは彼女の柔らかい手を自分へと引き寄せ、その細い指でズボンの前をなぞらせた。

「俺からブランコ・セットを買うように旦那を説得してくれるかな? そうしたら、俺が自分で奥さんの家に行って、ブランコを設置してやるよ! それに、そうしてくれたら、涎れが出そうなでかいボーナスも一緒についてる。奥さんなら絶対、気に入るはずだぜ!」

ルイスは彼女の呼吸が乱れ始めるのを見て、さらに大胆になった。

「あんた、アレが欲しいんだろ? いま思ってるはずだ。俺のでかい黒棒を口の奥に入れられたら、どんな感じなんだろうって。違うか? 今ここに旦那や子供たちがいなかったら、この場でしゃがみ込んでおしゃぶりするのにって。そうだよな?」

そう言われ身体を小刻みに震わせ始めた美女を見て、ルイスはニヤリと笑った。その美貌の内側に潜む、淫らな女の本性を読み取ったから。

その少し後、メリッサの娘たちがデスクに駆け寄ってきた。

「ママ! ママ!....................あの赤いブランコ・セットが欲しいの!」

そしてビルもやってきて、にんまり笑うルイスと値段の相談を始めた。ルイスとしては、この美人人妻のパンティの中に忍び込むチャンスのためなら、何ならタダでブランコをやってもいいとすら思った。

どうやら、この旦那は仕事が忙しくて、休みを取るのが難しいようだ。自分ならあっという間に設置できるので、すぐに配達を手配して、いつでも設置できるようにしておこうと、言ってみようか?

ルイスがそう思ったのは、旦那が妻にこう訊くのを聞いた時だった。

「今週、フライトがないのはいつだか分かるかい? ふたりでちょっと時間を作って、一緒に設置するというのはどうだろう?」

ほう、この美人の奥さん、スチュワーデスなのか。美人スチュワーデスの中に突っ込むのはヤッタことがねえな。そう思い、ルイスは股間がヒクヒクいうのを感じた。

さらに彼女がたどたどしくこう言うのを聞いて、またもヒクヒクする。

「す、すい……水曜日よ! 私 ...........火曜は夜間フライトがあって、水曜の朝に家に戻るの。た……多分、朝の8時ごろ!................一緒に設置するの、いい考えだと思うわ。あなた、あまり時間が取れないから特に!」

火曜日の夜、夜間フライトの勤務をしつつも、メリッサは仕事に集中できなかった。心が乱れ切っていた。あの逞しい黒人セールスマンには顔を合わせたくなかった。自分の弱さを知っていたから。顔を合わせてしまうと、もろく崩れてしまうかもしれないから。そう思ったメリッサは、フライトの直前にビルに電話をし、ブランコセットを置く場所に印をつけておくことと、その他の指示を書いておいてセールスマンに渡すだけでよいようにしておくことを頼んだ。


[2014/07/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

屈服したスチュワーデス  2 (6:終わり) 

ベッドのシーツを引き剥がし、生々しいセックスの匂いを消すために窓を開けた。そしてバスルームに行き、膣内洗浄を2回行った。危険な子種をすべて殺せるようにと願いながら。

そして熱いシャワーを浴びた。身体から汚れをすべて洗い流そうと、30分近くも浴び続けた。シャワーから出た時、ガレージのドアが開く音が聞こえた。夫が帰ってきたことを示す。

メリッサは、何か異常事態が起きたと勘繰られないよう、普通の表情を取り繕わなければならなかった。白いレースのブラジャーをつけ、それにマッチしたパンティを履き、その上にエレガントなイブニング・ドレスを着る。そして薄地の白いストッキングとヒール高8センチの白いハイヒールを履いた。首の周りに真珠のネックレスをつけ、あっという間に彼女は目を奪われる美女に変わった。だが、彼女は、心の底では、黒人に強姦された汚辱に今にも崩れ落ちそうな気分だった。

「クリフズ」の店は、市街全体を見渡せる新しいレストランだ。メインのホールの両サイドに窓があり、そのどちらにも外側にバルコニーが出ていて、外の夜景を楽しめる。客たちは食事をしながら夜景を楽しみ、新鮮な空気を吸いにバルコニーを歩くことができた。屋内には美しく装飾された大きなバーとメインのレストランがあった。

ウェバーの家からそこまでは車で30分で行ける。メリッサは、夫が仕事で新プロジェクトの担当になり、それに夢中で、その話を語り続けていることで、内心ほっとしていた。それに車で向かう時間も、彼女が平静を取り戻すのに役立った。だが、気がつくといつの間にか、物思いにふけってしまうのだった。

……夫には、今夜、興奮に満ちた時間を過ごさせてあげると約束したのを覚えている。ベッドで激しい時間を過ごし、家族を増やそうと、約束していた。でも、今の私には夫に愛してもらうことなんかできないわ。あの黒人の体液がまだあそこの奥に残っているのに……。

前菜もディナーも最高だった。夜景は夢のようとしか言えなかった。メリッサはうるみがちの目で愛する夫を見つめた。夫に大切な妻が今は「汚された」モノにされてしまったのよと言えたら…。そんな勇気が自分にあればと思った。打ち明けたい気持はあるのだけど、やはり真実を伝えるなどできないとも知っていた。家に帰った時、夫に今夜はダメと言う口実を探そうとした。

ディナーが終わり、記念日を迎えた夫婦は食後のお酒とデザートを注文した。ちょうどその時、メリッサは、バーカウンターの方でこっちに手を振っている男に気づいた。ビルはメリッサと向かい合っているので、その男の姿はビルには見えていない。メリッサは顔をあげ、男の存在に気づいた時、ハッと小さく息を飲んだ。叫び声をあげないようにと固唾を飲み込んだ。

バーカウンターには、まさに家で、夫と一緒になるべき夫婦のベッドで彼女を襲った強姦者がいたのだ。カウンターにいる黒人が手に持つビデオテープを指差し、その指をメリッサに向ける動作をするのを見て、彼女は下唇を噛んだ。あのレイプは録画されていたのだ! 何度もまばたきをし、その場で涙をこぼしてしまうのを何とか防ぐ。

男が自分の方に来るよう合図を送るのをメリッサは見た。そして立ち上がり、バルコニーに通じるドアに向かうのを見た。

メリッサはお化粧直しをしにトイレに行きたいと言い訳をし、テーブルを立った。そして夫の目を盗みながらバルコニーに通じるドアを出た。

バルコニーでは数組のカップルが手すりにもたれながら夜景を見ていた。左を見たら、大きな鉢植えの木の陰に、まさにその日の日中に彼女をレイプした男が立っていた。メリッサはゆっくりと彼に近づいた。

「何が望みなの? どうしてここにいるの?」 と恐る恐る問いかけた。

「今晩は、ミセス・ウェーバー! 結婚記念日おめでとう! 今日の午後は、奥さんに着替えをする時間をやるために、急いで済まさなければならなかったからねえ!」 とアーチーは恐がる若妻の肘を握り、街の夜景の方を向かせた。そして彼女の左側に並び、耳元に囁きかけた。「また、おっ立ってるんだよ、奥さん! あんたの綺麗な手で絞りだしてもらいてえんだ! 左手でしごいてくれよ! ぶっ放すとき、奥さんの結婚指輪がキラキラ光るとことを見たいからな!」

「な、何てことを! ………… 本気で言ってるの? ひとの目がつく、こんな場所で!」

ズボンのチャックを降ろし、中から黒蛇を出す。それがアーチーの返事だった。手すりとの間で、ぶらぶら揺らして見せる。

「あのビデオを旦那に見てもらいてえのか?」

メリッサは溜息をつき、手すりに身体を寄せるようにして、左手で、今や馴染みになっている黒い肉棒を掴み、しごき始めた。

「ああ、その調子だ、奥さん! どんどんやってくれ! 俺が早くいけば、それだけ早く旦那のところに戻れるぜ。月明かりの中、結婚指輪が光ってるな。自分の妻が目と鼻の先で黒人のちんぽを擦ってるのを知ったら、旦那は何て言うかな?」

アーチーは、可愛い手が自分の黒棒を擦り続けるのを見ながら、荒い息使いを始めた。すでに先端から先走りが溢れている。メリッサはヌルヌルの先走りが指につき、手のひらを覆い始めるのを感じ、顔を歪めた。手のひらがぬめるのにあわせて、しごく動きが次第に速くなっていく。

「おお、いいぜ! 奥さん! ぐうっ………うぅぅぅっ!」

アーチーが唸り、と同時に、そのペニスが夜の街に向かって砲撃を開始した。白い砲弾が夜空を飛ぶ。アーチーは素早くメリッサの手を握り、膨らんだ亀頭を覆うようにさせた。彼女の手のひら全体に擦りつけ、今だ溢れ出る白濁でベトベトにする。

射精させた後、メリッサはアーチーから離れ、急いでレストランへ戻った。だがテーブルに戻る前に、手を洗わなければならなかった。トイレの前に来た、ちょうどその時、反対側からビルが現れた。

「ああ、そこにいたのか。大丈夫かなって気になって、迎えに来たよ。ねえ、ちょっとバルコニーに出て歩かないかい?」

ビルはそう言ってメリッサの左の腕に寄り添い、バルコニーへとエスコートし始めた。手を握ろうとしているのか、夫の手が腕から手へと降りてくるのを感じ、メリッサは素早く手のひらをドレスの脇で拭った。

その直後、ビルの手は彼女の左手を握っていた。彼が握る、その美しい小さな手が、ついさっきまで長い黒ペニスを握っていたとは、彼は知らない。いかにドレスで拭ったからとはいえ、今だ、その手のひらは黒人の精液で汚れているのである。ビルは彼女の手を持ち上げ、自分の頬に当てさせた。メリッサは顔をしかめた。どうか、手のひらについた白濁の強烈な匂いに気づかないようにと祈った。

ビルは愛情をこめてメリッサにキスを始めた。その時、メリッサは近くを通る足音を聞き、また大きな手でお尻を揉まれるのを感じた。ビルの両腕は自分の身体を抱き包んでいる。お尻を揉む手は彼の手でないことは確かだった。

その夜、メリッサは夫を拒むことができなかった。拒むことに罪悪感を感じたからだった。とは言え、彼に愛されることには、もっと罪悪感を感じた。子宮の奥に黒人の精液を蓄えたまま、夫に愛されることは、この上なく辛かった。ビルはお酒を飲むといつもそうであるように、かなり速く絶頂に達し、そのまま眠ってしまった。メリッサはベッドに横たわりながら、どうしてもその日の午後に感じた、理性が粉々に砕け吹っ飛ぶような絶頂の数々のことを思い出さずにはいられなかった。

それから3週間がすぎた。メリッサは次第にフラストレーションを感じるようになっていた。もはや、夫と愛し合ってもまったく満足できる状態に達せなくなっていた。いつも、あのレイプの間に到達したクライマックスの数々のことを思うようになっていた。さらに悪いことに、夫とセックスするときは、いつも目をつむり、またレイプされていると想像して楽しむようになっていた。

次のシカゴ行きのフライト勤務の時だった。今回はシカゴに一泊しなければならない。幸いなことに、メリッサの両親は、彼女がそのような勤務スケジュールの時はいつも、喜んで彼女の子供たちを実家に呼び、相手をしてくれる。

安定飛行状態になり、メリッサは乗客にコーヒーを出し始めた。そして座席列の後方に、知った顔があるのを彼女は見た。黒人で大きな筋肉質の身体、そのニヤリと笑った顔。間違いなかった。

アーチーはその美しいスチュワーデスを見て、ニヤニヤ笑うだけだった。自分の席に来て、コーヒーを注いだが、少し緊張している様子だった。

しばらくした後、そのスチュワーデスがアーチーの席に戻ってきた。

「お客様、ナプキンです!」

アーチーはありがとうと言い、そのナプキンを見た。

「私たち、空港近くのシャーウッド・インにチェックインします。ホテルの内線電話で電話をください、お願い!」

アーチーは今夜は一晩中、楽しめそうだと苦笑いした。

おわり



[2014/07/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (23) 

俺はミセス・グラフの目を見つめながら、ただ微笑んだ。そして手を伸ばし、彼女の手を握った。ふたりの指が絡まり合う。

「ジェイコブはどこまで話したの?」 とミセス・グラフは俺の手を握り返しながら訊いた。

俺は咳払いをし、何を言うか考えた。俺の兄がミセス・グラフとどんなふうにセックスしたか、俺は知っている。だが、その艶めかしい話しのすべてを、直接、ミセス・グラフの口から聞きたいと思っていた。

「まあ、どんなことが起きたかは訊いてるけど、お前から話しを聞きたいな」 と俺は微笑んで彼女の指を揉んだ。

ミセス・グラフは大きく溜息をつき、辺りを見回した。ちょうどその時、ウェイトレスがパイを持ってやってきて、テーブルにそれを置いた。

「他にご注文は?」

「いいえ、今はこれで結構よ」

そんなやりとりをし、ミセス・グラフはウェイトレスが立ち去るまで待ち、その後、話し始めた。

「去年の夏、夫とふたりでカリフォルニアに休暇に出たの。天気は素敵で、暖かだったし、空には雲一つ浮かんでなかったわ。私たちは、ビーチにすぐ前の、海岸沿いのホテルに泊まっていた」

と彼女はパンプキンパイをひとかじりした。彼女がパイを飲み込むまで、しばらく間が空いた。俺もひとくち食べ、コーヒーで飲み下し、話しの続きを待った。

「あなたのお兄さんと出会ったのは、そこに行って3日目だったわ。彼が軍に入ることは知っていた。でも、軍に入る前に休暇を取る予定だったことは知らなかったの…」 と彼女はコーヒーをひとくち啜った。

「夫とプールに行って、泳いだりプールサイドでくつろいでいたのだけど、急に夫が具合が悪くなって、部屋に戻ったの。私もついて行って看病しようと思ったのだけど、夫はプールで楽しんでいなさいと言ってきかなかった」

「そこで兄に会ったんだね?」

ミセス・グラフはゆっくりと頷き、またパイをひとくち食べた。ウェイトレスが戻ってきて、様子を伺い、また立ち去った。

「私はただ自分のことだけ考えて、プールの端で日光浴をしていたわ。その時、ジェイコブが私のことを見たの。とても恥ずかしかったわ。私はソングのビキニを着ていて、そんな格好でいるところを受け持ちの生徒に見られたことがなかったから」 とミセス・グラフは顔をすこし赤らめた。

「兄はそこでお前に言い寄ったのかな?」 と俺はコーヒーを啜った。

「いいえ。彼は完全に紳士的に振舞っていたわ」 と俺のセックス・スレイブは俺の目を覗きこみ、指を握った。

「彼は私の隣の椅子に座り、ふたりでおしゃべりをした。私たちがまったく同じ時期に、まったく同じリゾート地で休暇を取ってるなんて驚きだと、ふたりともビックリしてた。ジェイコブは、他のところに行こうかと思ったけど、やっぱりカリフォルニアを見たかったからと言っていたわ」

ミセス・グラフはうつむき、テーブルを見ながら優しく微笑んだ。


[2014/07/08] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

オマール・ベルの世界 (10) 

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シンディは僕の親友だった。もう何年も前から。女の友人がいる男ならたいていそうであるように、僕も友情以上のことを求めていた。ただ、僕は憶病すぎて、先に進めなかった。先に進むきっかけを失ってしまっていたと思っていた。僕は死ぬまでずっと彼女の「お友達」の状態のままなのだろうと思っていた。

そんな時、オマール・ベルがアレを放出した…あれが何であれ、僕は変わり始めた。僕はそもそも身体の大きい方ではなかった。165センチで体重も65キロくらい。だけど、たった半年で僕は157センチ、50キロになったのだった。そして僕の身体は男の身体でなくなったのは確かだった。腰は大きく膨らみ、ウエストは細く締まり、身体から体毛が消えてしまった。

でも、この身体の変化にはいいこともあった。シンディはいつも僕のそばにいて、サポートしてくれるようになったのだ。僕が変化を遂げていた時期ほど、僕と彼女が親密になったことはそれまで一度もなかった。

僕が変化し始めてから8か月後、シンディは僕に裸になってどれだけ変化したか見せてと言った。彼女は僕を言うとおりにさせるのに、あまり説得する必要はなかった。ただ一言、「裸になって見せてくれたら、私も裸になって見せてあげるから」と言うだけで充分だった。僕はすぐに裸になり、彼女もすぐに僕の後に続いた。

(少なくとも僕には完璧な身体に見えたのだが)彼女の完璧な身体を見ながら、僕はたったひとつのことしか考えられなかった……

どうして彼女を見ても僕は興奮しないのだろう? どうして僕のペニスは(確かに小さいんだけど)勃起しないのだろう? シンディは腕を回して僕の肩を抱き寄せ、僕も彼女のウエストに腕を回した。僕は彼女の豊かな乳房を見おろした。でも……何も起きない。ぴくりともしない。

言うまでもなく、このすぐ後、僕はぽろぽろ涙を流し始めた。シンディは懸命に僕を慰めてくれた。でも彼女は本当には分かっていない。僕はもはや男ではなくなっていたのだ。僕はboiになっていたのだ。boiは女性には惹かれないものなのだ(どんなに頑張っても)。

多分、これからもずっと僕たちは「ただのお友達」のままであり続けると思う。

*****
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「みんな…どうしてそんな顔で僕を見てるの?」

「それってブラジャー?」

コリイは笑った。「もちろん違うよ。僕は女じゃないよ。これは乳首を刺激から守るものさ。放っておくと、薬を塗らなきゃならなくなるまで刺激を受けてしまうから」

「そうかなあ……どう見てもブラにしか見えないけど」

たいていの人は考えてもみないことだが、混血の男子にもオマール・ベルのウイルスの影響を受けた者が多数いた。彼らは、大半がアフリカ系アメリカ人であり、それゆえ他のboiよりも辛い目に会ったと言ってよい。

例えば、アイダホに住む混血のコリイ・ヘイスティングスは特に辛い目に会った。彼の通う高校では、(彼も含む)すべてのboiは女子用のロッカールームとトイレを使うよう義務付けていたが、彼はそれを拒み、男子用に設けられた施設を使い続けたのである。もちろん、これは少なからず問題を引き起こした。すなわち、彼がロッカールームでクラスメイトとセックスしているところを発見される事件が無数に起きたのである。

言うまでもなく、このことは高校の運動部のコーチたちをかなり落胆させた。特に、グレート・チェンジの前はコリイがアメフトのクォーターバックであったことゆえ、なおさらだった。

今、コリイはboiの権利を声高に主張する闘士になっており、高邁な政治的野心を持っている。

*****
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お馴染みのカメラのシャッター音を聞きながら、サムは振り向いた。彼は写真を見る必要すらなかった。彼は、自分がいかにセクシーか知っているのである。そして彼はそれがとても嫌だった…。しかし、今の姿は変えられない。どんなに自己憐憫(あるいは自己溺愛)しても何も変わらない。

かつて、グレート・チェンジの前は、彼は非常に独断的だった。同性愛、ポルノ、乱交…すべて純朴な彼には不道徳的なことだった。サムは、その偏狭な道徳観は彼だけのものかもしれないことすら考えていなかった。彼は、自分自身の道徳観がみんなに当てはまらなくても、気にも止めなかった。そして、彼自身の個人的な信念に基づいてなされる基準に従って、あらゆる人を独断的に判断してきた。しかも、彼の判断は手厳しかった。自分の判断に合わない人を口汚く罵り、バカにしてきた。要するに、サムは最悪のタイプの人間だったのである…独断的で自分自身が道徳的に優れていると完璧に信じて疑わないタイプの人間。

だが、その時、彼は世界中の他の白人男性同様、変化を始めた。最初、彼は抵抗した。初めて男性と寝たのは、グレート・チェンジの後ほぼ4年近くになってからだった。そして、その経験があったすぐ後、彼は写真家と名乗る男にアプローチされたのだった。サムが、ヌードの写真を撮られるためにその男のスタジオに入るまで時間はかからなかった。男はサムは天性の才能があると言い、何百ドルか報酬を与えた。

それから2ヶ月ほどの間に、サムは週単位でその写真家のモデルを行うようになった。他の仕事の口は少なかったし、報酬も良かったから。サムは、撮られた写真は最後にはインターネットのどこかのポルノ・サイトに上げられることになるのを知っている。だがおカネが必要だった。サムは今だにこれは間違ったことと思っているが、boiはboiがしなければならないことを、しなければならないのである。

彼の道徳観はそのうち変わるだろうか? 変わらないかもしれないし、変わるかもしれない。それは時が経たねば分からない。

*****
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新しい肉体。新しい服装。化粧。ハイヒール。グレート・チェンジはあらゆる白人男性の生活のあらゆる部分を変革することに他ならなかった。だが、中には、元の男性性にしがみつく者たちもいた。何か一つのことを変えるのを拒否することを通して、男性性にしがみつく者。もはや惹かれあうことがない妻と生活を共にし続けて、しがみつく者。さらには、boi用のブリーフ、すなわち男性用下着に似たデザインだがboiの身体にフィットする下着を着続けて、しがみつく者。そしてさらには、このパトリックのように、髪を伸ばすのを拒んでしがみつく者もいた。おかしなことである。否認というものは。四つん這いになり、アヌスに大きな黒いペニスを突きたてられていながらも、パトリックの少なくとも一部分は、今だに自分を男性を考えているのである。

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boiと女がひとりの男を共有。よくある光景だ。それで、このふたりの話しは? そんなの知りっこない。だけど、想像することはできる。もしかすると、ふたりはただの友達で、一緒にちょっとふざけてるだけかも。あるいは、ふたりは(グレート・チェンジの前は)恋人同士で、事実上、ふたりの間に愛の感情はなくなった後も関係は継続しようと決めたのかも。あるいは、そのいずれでもないかも。だが、boi(右側)がこれからみっちりしっかりセックスされる気でいることだけは否定できない。

*****
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ロニーはバスルームのドアが開く音を聞き、振り向いた。

「そんなところに私のバイブがあったわけね」 と彼の妻メアリの声が聞こえた。

「メアリ……」 と彼は言いかけたが、すぐに中断させられた。

「いいのよ、最後までやってて。boiはboiなりの欲求があるのは知ってるから。でも、今夜、ふたりで出かけて、あなたが本物を経験してみるというのはどうかしら?」 とメアリはドアを閉めた。

その数秒後、ロニーはさっきしていたことを再開した。だが、今回は、勃起した大きな黒人男たちの姿が頭の中、踊っていた。


[2014/07/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

普通の男 (12:終) 


*

その夜、3人はさらにセックスを繰り返した。だがビリーにとってはすべて夢の中のような感じがした。朝になり、ジョンはすでにいなくなっていた。

ビリーもメアリも、起きた後、服を着ることもせず、裸で家の中を動き回った。ビリーは自分の妻より自分の方がいい身体をしていると気づき、内心、自慢に思った。

キッチンでちょっと気まずい沈黙があった時、メアリが声をかけた。「で………楽しかったわよね?」

ビリーは頬を赤らめ、恥ずかしそうに微笑んだ。「ええ…」

ふたりともそれ以外は何も言わなかった。

*

それから2ヶ月ほどが経った。その間に、ふたりは同じようなデートを何度も行った。議会は、基本的に白人のboiと女性を同等扱いにする法律を可決した。例えば、boiと女性は、学校での体育の時間は同じクラスに属すること、共に男性と結婚することができること、そして共にわいせつ物陳列罪に関しては同じ扱いを受けること(乳首の露出禁止)などが含まれている。

そして、多くのboiにとって生活が落ち着きを見せ始めていた。彼らの性的欲望はかなり亢進していたのだが、このころになると少し衰え始め、いろいろなことが鎮まり始めていた。しかしながら、離婚訴訟が多発し、法廷が麻痺寸前になったことで、それに対処するため、白人boiと女性の婚姻はすべていったん無効とする措置が宣言された。

ビリーに関しては、新しい人生を極めてエンジョイしていた。基本的に、彼とメアリはレズビアンの恋人同士となっている。とは言え、毎週、3回か4回はふたりとも大きな黒ペニスを楽しんでいる。ふたりがひとりの男性を共有することは滅多になく、たいていは、同時に男性をふたり家に連れ帰って、互いに並んで横になり、セックスされるというのが普通だ。

ビリーとメアリが、今ほど親しい状態になったことはこれまでない。服のセンスから性交時に取る体位に至るまで、ほとんどすべてをあけすけに語り合う仲になっている。

ただ、ビリーの解雇手当が底をつき、おカネが乏しくなっていた。

そんなある日、メアリがビリーに訊いた。

「スミスさんが、仕事が欲しかったら、また来なさいと言ったと、言ってなかった? 別に、あそこで働きたくないのなら、それはそれでいいんだけど、でも仕事は必要だわ」

「いつでも裸になってもいいわよ」 とビリーは答えた。

「あなたたち、ほんとにエッチなんだから。自分たちのコントロールができないみたいね」 とメアリは明るく笑った。

「コントロールしたくなったら、いつでもコントロールできるわよ!」とビリーは毅然とした口調で言ったが、もちろんちょっと笑みを浮かべてではあった。

「そうよねぇ、あなたならできるわよねぇ…。うふふ」 と皮肉っぽい口調。

「んっ、もう! いいわよ、スミスさんに会うから」 とビリーは降参した。

*

そんなわけでビリーは、再びクラレンス・スミス氏の前に座っていた。今回は、タイトなミニ・スカート、ジャケット、そして胸元が開いたブラウスの姿だ。セクシーでゴージャスないでたちだし、ビリーもそれを自覚している。

「ああ、いま空きがあるか分からないんだよ、ビリー。今は仕事を探しているboiが多いんだ。いま空きがあるかもしれないのは秘書の仕事だけなんだがね」 とスミス氏は言った。

「それでパーフェクトです!」 とビリーは最高の無垢でセクシーな顔を作って、返事した。

「で、どんなことができて、君は自分が秘書の仕事に向いていると思うのかな?」

「あら、たくさんありますわ」 

そう言ってビリーは立ち上がり、スミス氏の元に近づき、彼の足元にひざまずいた。ゆっくりとズボンのチャックを降ろし、中からペニスを取りだした。大きくはなかったが、ビリーは、そもそもどんなペニスでも大好きなのである。

ビリーは美味しそうに先端を舐め、焦らした。彼はすでにエキスパートになっていたし、その効果は明らかだった。彼はスミス氏に、彼が味わったうちで最高のフェラをしてあげたのだった。

ビリーは口紅を塗り直しながら言った。「じゃあ、明日9時ですね?」

*

「まさか、本当に?」 とメアリが言った。

「いいえ、本当よ。そうしたらスミスさんは、口ごもりながら、『あ、ああ。もちろん』って言ってたわ。で、私はお尻をしっかり見せつけながらオフィスを出たわけ」

「じゃあ、あなた、秘書になるの? 給料はどれくらい?」

「分からない。まあ、スミスさんと一緒に何か捻りだすつもりでいるけど」 とビリーは悪戯そうな笑みを浮かべた。

*

ビリーは、あっという間に、その可愛い手でスミス氏を虜にしてしまった。今では会社で最も高額の給与を得る秘書になっているし、スミス氏は完全に彼にぞっこんになっている。

ビリーが秘書の仕事を初めて2ヶ月後、スミス氏は彼を公式的にデートに誘った。その3ヶ月後、クラレンスはビリーに結婚を申し込んだ。ビリーはイエスと答えた。

結婚式の日、ビリーは純白のランジェリを身につけ、その上に白の美しいウェディングドレスを着た。そして顔には手の込んだヴェール。メアリは花嫁の付き添いである。

「あなた、幸せ?」 とメアリが訊いた。

ビリーはためらわず答えた。「ええ、とても」

*

(後にこのように呼ばれるようになったのだが)グレート・チェンジの何年か後、オマール・ベルは政府のエージェントに殺害され、そのすぐ後に、治療法が発見された。しかしながら、すでに新しい生活に慣れ、元に戻ることを拒否するboiの数は多数に登った。さらに、治療を受けた者たちのかなりの人が、治療を受けたことを後悔した。新しく男性に戻っても、それに順応できなかったからである。

しかし、人生は続いて行く。人間には回復力があり、基本的にどんなことにも順応できるものだ。ジェンダーが3つに分かれた世界にすら順応できるのである。

ベル博士の怒りが、彼が想像すらできなかった世界をもたらす結果になったことは皮肉である。確かに、今だに憎しみは残っているし、偏狭な見方も残っている。だが、急激な社会変化は、人々に豊かな感情の増大を誘発し、すべての人種が相互に折り合いをつけるような社会に変わったのだった。

もっとも、偏狭というものが完全に消え去ったとは思わないでほしい。いや、そんなことは、いかなることを持ってしても、現実には不可能である。それを多くのboiたちが知った。boiたちは、仕事をする能力が縮小したわけでもないにも関わらず、以前のような仕事をする資格があるとはみなされなかったのである。それは、グレート・チェンジの直後、boiたちが当初、異常な性欲を感じた状態になったことがもたらしたステレオタイプ的な見方によるものだった。彼らの性欲はすぐに鎮静化し、他の人と少しも変わらぬ程度になったのであるが、人の見方は、そのような変化がなかったかのように、いつまでも残り続けたのである。そして、boiたちは、それまでの少数人種たちがそうであったように、そのような見方の犠牲者となったのであった。

だが、先に述べたように、人間というものは回復力があり、順応してきたのである。

ベル博士がどのように追跡され、殺害されるに至ったか……その話しは、また別の機会にしよう。

おわり


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屈服したスチュワーデス  2 (5) 


「アっ、アアっ………ああ、すごい………んッ……うぅぅぅぅぅ!」

メリッサの声の調子が明らかに変わっていた。侵入を繰り返す黒棒に、激しく腰を突き上げながら、ヨガリ始めている。

さらに何分かがすぎ、突然、メリッサは全身を痙攣させ、腰を激しく突き上げ、そして叫んだ。

「あっ、ダメッ …………………いっ、イクうぅぅぅぅぅッ!」

アーチーはメリッサの尻頬を両手で抱え、力強く自分に引きつけ、彼女の子宮奥深くにペニスを挿しこんだ。そのままじっと動かずにいる。彼が動かなくても、若い女体が生涯忘れることがないであろうオーガズムに、勝手にガクガクと震え、発作を繰り返すので刺激が途絶えることがないからだ。

それから3分ほど、アーチーはメリッサの身体を抱いたままじっとしていた。ようやく彼女の身体から緊張が抜け始め、力が抜けたように腰が再びベッドへと降りた。

アーチーは、ペニスを、亀頭だけが濡れた肉筒に包まれる状態へと引き抜いた。そしてメリッサのセクシーな両足を掴み、その柔らかな足裏に顔を埋め、足裏を舐めたり、小さな足指をしゃぶった。そして、ひとしきり足裏を堪能した後、細い白脚をベッドへと降ろした。自分の身体の両脇に。

メリッサは、激しい絶頂による疲労と余韻に、しばらくの間、意識が朦朧としていたが、その後、あの、長い肉棒がゆっくりと膣内から抜けては入ってくる刺激を感じながら、混濁した意識から元に戻る。そして、自分の身に何が起きたかを急に悟るのだった。

……ああ、私、何てことをしたの? 黒人にレイプされてしまった! しかも、その男の手にかかり、絶頂に達してしまった! 私がレイプされたなんて、警察にも夫にも、言えっこないわ……

そして今も、再び身体が反応し始めている。心では、無反応に横たわって、これが終わるのをじっと待つのよと言っているのに、身体が勝手に反応してしまっている。

長くゆったりとしたストロークでの出し入れが、やがて、次第にスピードを得てきた。メリッサは、この男がその薄汚い体液を自分の子宮の奥へ撒き散らすつもりであることを悟った。

……ああ、この男は、私の結婚記念日に私を妊娠させるつもりでいる! 今夜はビルが赤ちゃんを作ろうと私と愛し合いたがっていたのに!……

「お願い、ああ、お願いです…………………どうか、慈悲の気持ちを持って! お願い…………お願いだから、中に出さないで! 私 …………妊娠してしまうから、お願い! 夫の子が欲しいのよ!」

メリッサは必死に懇願した。だが、それはかえってアーチーの淫らな欲望に油を注ぐことにしかならなかった。ますますストロークが早くなっていく。

「奥さん、いいぜ、ほんとにいいカラダをしてるぜ。色っぽいし、キュッと締めつけもいい! 俺の黒ん坊の子種をいっぱい入れてやろうな! 黒い赤ちゃんを授けてやろうな! うおっ……くっ!……ほ、ほら、結婚記念日のプレゼントをやるぞ ………………うぐっ! うぐぐぅぅぅぅぅぅっ!」

アーチーは唸り声をあげた。黒肌の全身がきゅーっと緊張し、ぶるぶる震えた。メリッサの細い蜂腰を強く抱き寄せ、30センチを最奥に埋め込み、そして熱い精液を噴射した。
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ ……………………….!」

ペニスが体内で痙攣を始め、奥底で爆発的に噴射を始めたのを感じ、メリッサは悲痛なうめき声をあげた。強烈な射精で、それを受けて、メリッサは、またも望まぬオーガズムの高みへと舞い上げられる。

これほど奥で、これほど強烈に噴射するペニスは、彼女には初めての経験だった。あまりに熱く、その灼熱に中が溶かされていく。それに、これほど多量の精液を子宮に放出された経験も初めてだった。意識とは裏腹にメリッサの小さな身体は勝手に反応を始めた。ペニス全体を体内に取り込もうと、勝手に腰が突き上がり、細い白脚は、ギュッ、ギュッと収縮を繰り返す黒い尻の後ろで交差し、あたかももっと絞りだそうと尻の収縮に合わせて、リズミカルに締めつけた。

15分後。アーチーの巨体は今だに美しい人妻の上に覆いかぶさったままだった。彼のペニスはゆっくりと固さを失っていたが、今だにヒクヒクと痙攣を続けている。

「結婚記念日、おめでとう! ミセス・ウェーバー!」

その煽りの言葉に、メリッサは再び涙が目に溢れてくるのだった。

「おっと、時計を見た方がいいぜ、奥さん! 旦那が6時に帰ってくるんだよな? もう5時15分だ。旦那が愛しい奥さんに会いにくるまで45分しかねえぜ!…俺は、そんなに意地悪な男じゃねえからな。奥さんに、記念日のディナーに行く着替えをする時間くらいはやるよ!」

ニヤニヤ笑いながら、そう言って、アーチーは柔らかくなりつつあるペニスを一気に引き抜いた。抜ける時、スポンと音が鳴り、メリッサは恥辱に、ああっと声をあげた。

メリッサは時計を見た。もう5時半になっている。あと30分で夫が帰宅する。乱れ、汚れたベッドを見た。だが、それより悪いのは、自分の汚された身体だった。股間に手をやり、ベトベトになっている陰唇に触れる。指にドロドロの白濁がねっとりと絡みついてくる。あの強姦者の精子を子宮の隅々にまで注ぎ込まれ、中がそれで充満しているのは明らかだった。またも涙が溢れてくる。太ももの内側も擦れて痛かった。だけど、何とか力を振り絞って、起き上がった。レイプされた証拠を隠したかったから。夫は私のことを愛してくれている。そんな夫に妻が黒人に犯されたなんて…、黒人の子を身ごもったかもしれないなんて、言えっこない。


[2014/07/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

屈服したスチュワーデス  2 (4) 


アーチーは口元を歪めながら、メリッサを煽った。

「ほらほら、中を大きく広げてやろうな、奥さん! しっかり犯してやろうな! 俺のこの黒蛇をいったん喰らったら、もう、白人坊やのチビちんぽじゃ満足できなくなるぞ!……」

「……奥さんの愛する旦那が、黒ん坊のちんぽに大切にしてきた蜜壺の中を汚されたと知ったらどうだろうな? それでも旦那にまた愛してもらえるとでも思ってるのか? レイプされましたって、警察に言うといいぜ。そうしたら近所の連中が奥さんが黒ん坊にやられたって分かるだろうからな!」

アーチーは、愛らしい若妻が苦痛な表情を浮かべるのを見てニヤニヤ笑った。いま言ったことが本当で、彼女の脳裏に刻み込まれたことが確認できたからである。

それでもメリッサは自分の名誉を守ろうと必死に抵抗し、白く長い脚をばたつかせ、セクシーな足先で彼を蹴ろうとする。だが、それこそまさにアーチーを喜ばせることだった。簡単に落ちないところが彼には嬉しいのである。

さらに腰を突き出し、もう7センチほど突き入れた。

「ああぐぐぅぅぅぅぅぅ …ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ ……い、イヤぁぁぁぁぁぁッ!…し、死んでしまう ……………殺されちゃう …………お、大き過ぎるのよ………………お願い!」

痛みとレイプされてるという屈辱感で、泣きぬれつつも、メリッサは叫び、懇願し続けた。

美しい若妻のスチュワーデスが、自宅の夫婦のベッドでレイプされ汚される様子を、ビデオカメラはしっかりと記録していた。彼女の叫び声も懇願も、泣き声もすべて録音されている。このような実録のレイプの動画は闇の市場では大きな利益をもたらすのは事実だった。美人の女性が逞しい黒人にレイプされるモノは、外国市場だとさらに高く売れる。さらに、このように必死にもがき抵抗し、啜り泣きや涙を流す様子まで映っていると、この女性が実際にレイプされているところを撮られているのだと、はっきり分かるからなおさらだった。

アーチーはそろそろヤル時だと思った。さもないと、まだ半分しか埋め込んでいないにもかかわらず、間違って射精してしまいかねなかった。

大きな黒い手で白く細い蜂腰をがっちりとつかみ、いったん引き下がった後、全力を込めて、一気に叩きこんだ。

「あいいぃぃぃぃぃィィッ! ………………うぐぐぅぅぅぅぅ!」

予想通りの苦痛に満ちた叫び声が轟いた。アーチーはニヤニヤしながら、亀頭だけが収まるところまでゆっくりと引き抜き、また一気に叩きこんだ。啜り泣く美女に30センチを一気に埋め込む。

「あうぅぅぅぅぅぅ………………………おうぅぅぅぅぅ!」

メリッサは泣き続けた。これまでこんなに深く貫かれたことはなかった。夫のは、いま経験しているこの怪物に比べると長さも太さも半分にも行かない。

アーチーは暴れ動く彼女の両脚をぐいっと掴み、若妻の顔へと持ち上げた。苦しそうに左右に顔を振っているメリッサの顔に脚が押しつけられる。そして、その上に重い体重を乗せて覆いかぶさる。この姿勢だとペニスをまさに子宮の奥底まで入れることができるのだ。

泣き濡れる人妻をこのような姿勢にし、覆いかぶさると、アーチーは彼女の敏感な耳に鼻を擦りつけたり、舌で耳穴をいじったりを始めた。もっといじめてやろうと思い、アーチーは耳穴を舌でほじりながらも、言葉で煽り始めた。

「奥さん、あんたのまんこ、すげえキツイな。俺のちんぽを食いちぎりそうだ。この狭い峡谷を俺がしっかり開拓して広げてやろうな。その後だったら、旦那も悠々、峡谷を散歩できるようになるぜ。ほんとに、処女みてえに狭いぜ!」

アーチーはそう感嘆しながら、ゆっくりと引き抜いては、またゆっくりと挿しこむ、長く深いストロークで動き始めた。黒い幅広の肩に乗った左右の美しい白い足が、深々とえぐられるたびに、きゅーっと内側に反り返る。その様子もすべてビデオに撮られている。

約10分間、メリッサは邪悪な強姦者を突き離そうと必死で頑張った。しかし、長く深いストロークで膣の入り口から子宮に至るまでの肉筒を繰り返し、繰り返し太い肉棒で擦り続けられているうちに、望まぬ効果が生まれつつあった。彼女の身体が彼女の心を裏切りだしたのである。自然と膣肉が反応し始めていた。出し入れの動きに合わせて、長く太い肉棒を締めつけては、緩む動きを始めていたのだった。

「ああ、ダメ…いやっ………だ……ダメよ、ダメなのに ……………反応しちゃダメ!」

気がついたら、言葉に出して叫んでいた。彼女の白く小さな両手は、さっきまではアーチーを押し返そうとしていたのだが、今はそうはしていなかった。代わりに、強姦者の頭を包み込んでいた。さらには下腹部もアーチーの押し込みに合わせて上下にうねっていた。


[2014/07/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

オマール・ベルの世界 (9) 

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イアンは、かつて誰はばかることなく女好きを自認していた男であった。だから、ヤレそうな女を見つけてはベッドに連れ込んでいたものだった。

だが、変化があって以来、彼は大きい黒ペニスを持った本物のオトコが欲しくてたまらない、ただの、よくいるセクシーなboiになっている。

*****
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「いいよ」 とハンターは言い、タオルの前を広げ、女性化したboiの身体を見せた。「嬉しいか?」

彼の姉のキャンディスはくすくす笑って言った。「何それっ…ちっちゃいっ。何と言うか、学校のロッカールームでboiを見たけど、でも……ただ、普通より小さいだけかと思っていたわ」

ハンターはタオルを閉じ、皮肉まじりの声で言った。「とても理解を示してくれてありがとう」

そして彼は立ち去った。後に黙ったままの姉を残して。

彼は自分の部屋にいた。ほぼ服を着終えたところだった。その時、ドアをノックする音が聞こえた。

「どうぞ」

ドアを開けると、キャンディスがいた。ハンターが何か言う前に、キャンディスが一気にまくしたてた。「ごめんね。辛いのは分かるわ。大学に入った途端、こんなことが起きちゃって……」

「いいんだよ」とハンターは少し間をおいて答えた。「これに慣れなければならないとは知ってるんだ。こうなることを知らなかったわけじゃないしね」

その後、ふたりは長々と心のこもった話しあいをした。それは、それまで長年ふたりがおしゃべりしてきた、普通のおしゃべり以上の会話だった。後になって分かるが、この時の会話は、姉と弟という関係を超えた、生涯に渡る友情が生まれるきっかけになったのだった。

考えてみると不思議なものである。あの出来事、つまりグレート・チェンジは、ほぼ普遍的に恐ろしい犯罪と考えられているのだが、それが、ハンターとキャンディスの人生に、このようなポジティブな変化をもたらす結果になったのである。不思議と言えば不思議だ。

人生とはこういうものである。

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ディランは作り笑いをした。でも、不安な気持ちが今にも表に出てしまいそうな感じだった。この新しい水着にみんなどんな反応をするだろう? 確かに、法律によって、boiは乳首を隠さなければならなくなり、たいていの人は単純に女性の水着を着始めた。ではあるものの、ディランは違う。彼はboi用にデザインされたトップを着ているのだ。boiは乳房がないので、女性と違って胸を支える必要がないのだ。ただ乳首だけ隠せばいいのだ。そういうわけで、この新しい水着である。ディランは、こんなのを着て、自分のことをふしだらなboiだとか淫乱だとか思わないようにと、ただ祈る他なかった。もっとも、このルックスを彼は気に入っていた。それにもっと重要なこととして、男たちも気に入っていたのである……。

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オリバーはにっこり笑ってラマールに写真を撮ってもらった。だが、このboiは、どうしても、この男が本当にプロのカメラマンかどうか怪しいと思ってしまうのだった。

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一夫一婦制……それは過去の遺物、時代遅れの考え、昔の世界の残りかす、すでに過去となった文化規範である。グレート・チェンジの後すぐに、男性が恋人なり妻なりたった一人と一緒になるという考えは死滅した。どうしてそうなったかは難しいことではない。男性の数は圧倒的に少なくなり、男性がboiと女性の同伴者を持つのは2年ほどの間に一般的になったのである。グレート・チェンジの4年後、一夫多妻制が合衆国とヨーロッパで合法化された。今日、政府が提供する治療法があるにもかかわらず、boiと女性を合わせた数は男性の数より15%多く、ひとりの男性が5人もの妻を持つのは異常なことではないのである。

この写真に写ってる4人の妻たち(キャラ、ヒュー、リッキー、マンディ)にとって、一夫一婦制はほとんど常識外の概念である。「私はチェンジの前に結婚してたのよ」とマンディは言う。「もちろん、彼は変わったわ。そして私たちの夫婦生活は崩壊したの。でも私は、今の方が絶対、好き……私が、何と言うか、その気持ちになっていない時、私の妹妻かお兄さん妻がその気になってるかもしれないでしょ。そうすればリオンは不満のままでいなくてもいいから。加えて、私たちだけでちょっとお楽しみをすることもできるし。分かるでしょ? 私はリオンに嫁いだのと同じように、妹妻やお兄さん妻にも嫁いでいるの」

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クレイグは薄笑いを浮かべて振り返った。自分は何をしようとしてるんだろうと思いながら。確かに、よい考えのように思えた。それに、誰もが、それは当然のことだと言っている。でも、ロブの大きくて黒いペニスを見ながら、クレイグは不安になっていた。アレ、収まるのかしら? 痛くないかしら? みんなにバレたらどうなるだろう? 彼は、その反響を想像し、身震いした。

彼の年頃の多くのboiたち同様、クレイグは大学生2年生で、ごく典型的な学生である。彼は主義主張に執着する傾向があり、彼が最近嵌まっているのは「平等の権利を求めるboi」という運動グループだ。この名が示す通り、このグループは差別に対する抗議行動をするものだが、実際は、このグループはそれ以上のことを要求していた。そのメンバーの多くは、グループの要求を広く解釈し、男性とboiの関係に反対するキャンペーンを公然と行っている。いわく、たとえ人的原因による変化であれ、男性とboiは女性と共にいるのが自然であって、男性とboiとが共にいるのは許さないという主張である。そして、クレイグは、この主張を極めて声高に支持しており、boiと男性の結婚式に出向いて抗議行動をするほどであった。

だが、そんなクレイグも他のboiと異なるところはまったくないのである。彼はレスビアンではなく、実際は男性に非常に心を惹かれていた(そして男たちも彼に惹かれていた)。彼は、実際にその欲望に負けたことは一度もなかったが、大きな逞しい男に身体を奪われることを夢見ていたのである。彼自身、それを認めてはいなかったが、彼はそれを求めていた。

では、彼がこのようにベッドで裸になり、誘うようにお尻を高々を突き出し、見知らぬ男にバージンを奪われるのを待っているに至った経緯はどのようなものだったのだろうか? 彼は従兄のところに遊びに来ていた(彼の従兄はクレイグが住んでいる場所から国を半分ほど横断したところに住んでいる)。そしてふたりは遊びに出たところだった。ふたりとも可愛いboiである。会うといつも、ふたりとも酔っぱらうまで互いに酒をおごりあう間柄だった。ふたりが酩酊するまで長い時間はかからなかったし、クレイグが自分の欲望に従ったらどういう結果になるだろうと思いつつ、今の状況になるまでも時間がかからなかったのである。


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普通の男 (11) 

その男の名はジョンという。後でわかったことだが、彼は何かの競技をするスポーツマンだった。だがビリーは彼の名前にも、彼がスポーツをしてることにも別に注意しなかった。彼はこれから起きることを思って頭がいっぱいだったのである。

ジョンとビリー、そしてメアリが家に着いた。メアリはジョンとビリーをリビングに残して、すぐに寝室に入った。

リビングの中、ジョンはソファに座った。ビリーは部屋の真ん中に立っていた。そして、何も言わず、ドレスのホックをはずし、床に滑り落ちるままにした。ビリーの乳首はいつになく勃起していた。そこにメアリがブラジャーとパンティだけの姿で入ってきた。

ジョンが立ち上がると、メアリもビリーもいそいそと彼の前に近づき、床にひざまずいた。ビリーが手を伸ばし、片手でジョンのズボンのチャックを降ろし、もう片手で中からペニスを引っぱりだした。確かに怪物並みの一物だった。まだ半立ちなのに、すでにビリーが見たことがないほど大きいと言えた。ビリーが細い手でそれを握ると、メアリが舐めた。

ジョンのズボンが床に落ちるを、ビリーは負けてはならじと、すぐにジョンの睾丸に口を寄せた。その球体を舐めると、男の汗の味がした。ビリーは熱を込めて睾丸を舐め続け、その後、肉茎の底面に沿って舐め上げ、最後に亀頭を口に含んだ。

これって、メアリのシリコン・ディルドよりずっと舐め心地がいい! ビリーはそう思った。

ビリーは咽ることなしに、できるだけ多くを口に飲み込み、そして引き抜きながら、できるだけ強く吸引した。それを何回か繰り返したが、息が苦しくなって、いったん口から出した。するとメアリが後を引き継いだ。彼女の方が熟練のプロであるのは明らかだった。メアリがジョンのペニスをもう数分舐めしゃぶった後、再びビリーが交替した。

メアリもビリーもジョンの顔を見上げながら、彼を喜ばそうと最善を尽くした。交互に交替しては、ジョンの黒い肉茎を吸い、睾丸を愛撫し、舐めしゃぶった。それをさらにもう何分か続けただろうか。突然、ジョンはふたりから離れた。それが何を意味するか、ビリーには分かっていた。

ビリーもメアリも直ちに四つん這いになった。ジョンの素晴らしい男根にヤッテもらうのを、その姿勢で待つ。だが、どっちが先になるんだろうか?

がっかりしなかった方はビリーの方だった。何の前触れもなく、ジョンのペニスがアヌスに入ってくるのを感じたからである。ジョンはゆっくりなどしなかった。優しく挿入などしなかった。あの怪物を一気にビリーのアヌスに突き入れた。

「あっ、ああぁぁぁん!」 

ビリーは女のような声でよがり泣いた。

突き入れるとすぐにジョンは出し入れの動きを始めた。まさに削岩機のごとくガンガン打ち込んだ。しかもビリーの髪の毛をぐいぐい引っ張りながら突きまくる。ジョンに身体を叩きつけられながら、ビリーはエクスタシーの叫び声をあげた。メアリのストラップオンなんかよりずっと本物の感じがした。ずっと身体の奥底に響く感じがした。

ちょうどその時、ビリーは彼の小さなペニスをメアリの唇が包み込むのを感じた。見えてるわけではないが、その姿勢だとメアリはジョンの睾丸に顔面を叩かれているだろうと思ったが、メアリは気にしているようでもなかった。それにビリー自身もそれを気に止めもしなかった。彼はジョンが出し入れするのに合わせて肛門の筋肉をすぼめたり緩ませたりを繰り返した。ジョンに気持ち良くなり続けてほしいと思ってのことである。

狂ったようなピストン運動が2分ほど続いた後(そしてビリーが2回オーガズムに達した後)、ジョンが引き抜いた。その直後、ビリーは何か温かいものがお尻のすぐ上に当たるのを感じた。

「ど真ん中に命中!」 ジョンの声が聞こえた。

そして、その後はメアリの番だった。ジョンはメアリには時間をかけた。素晴らしいペニスをゆっくりと優しくメアリの女陰に挿入していく。

ビリーもふたりの役に立とうと、抜き差しをされるメアリの股間に顔を寄せ、ふたりがつながっている部分を舐めはじめた。舐める間、何度もジョンの睾丸に顔を叩かれたが、それは、それだけの価値があることだった。叩かれるたびに自分が淫らで下品な存在のような感じがしたが、それがかえって彼に甘美な興奮をもたらした。

しばらくメアリを犯した後、ジョンが引き抜き、ビリーに言った。

「こっちに来い」

言われた通りにジョンの前に行き、ひざまずいた。目の前には彼のペニスがあった。

「フィニッシュだ」

ビリーは吸い、舐めた。そして、その褒美として、熱くねっとりした精液を撃ち込まれた。ビリーは、良いboiならそうするように、出されたものをすべて飲み込んだ。


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ライジング・サン&モーニング・カーム 第10章 (8) 

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「マープ・ソー・サール…[Mahp sooh sahl...:まあ、これは大変]」

アンジェラは、彼女が出て行った時とまったく同じ姿勢でノボルがいるのを見て、こんなことではいけないと思った。

ノボルはアンジェラの声を聞いて、振り向いた。

「ナンダ[Nanda]?」 窓の外を見て、すでに暗くなっているのに気づいた。「私は一日中、眠っていたのか?」

「うん、うん」とアンジェラはそっけなく頷いた。

「そんなこと、あり得るんだろうか?」

アンジェラはノボルに水が入ったグラスを渡し、唇を歪め、頭をちょっと傾けた。

「いいですか? ナガモリさん? レム睡眠が記憶の固定に重要であるものの、実際の疲労回復のための睡眠は、睡眠サイクルの第二段階で起きるのです。これは充分に理解されている事実です。あなたはかなり多くの時間、夢を見ていたのでしょう。そのため、目が覚めた時、充分休んだと感じられるだけの睡眠を、実際には、得ていなかったということなのです」 とアンジェラは医師の言うような口調で説明した。

「ソウカ[So-ka]」 とノボルは呟いた。

アンジェラは指を鼻の下で振って、ノボルをからかった。「さあさあ、ちょっと臭いわよ。シャワーを浴びてきて。私は夕食の食べ物を注文するから。その後で、約束してあった話しをしてちょうだい」

「あなたが何かをしようと決めたら、あなたにいくら言っても無駄なのかなあ?」 とノボルは怪訝そうな顔で訊いた。

「当然よ!」 とアンジェラは明るい声で言った。「さあ、さあ、早く!」

ノボルがシャワーを浴びて出てくると、アンジェラはすでにテーブルの用意を済ませていた。

「イタリアンがお好きならいいけど」 と彼女は笑った。

ノボルは空腹になっていたと気がつき、早速、椅子に座ってパスタをがつがつと食べ始めた。

「うわっ、その調子! どんどん食べて」 とアンジェラは目を丸くして言った。

「ミ・ヤン[Mi yan:ごめん]。ベ・ゴープ・パー[Beh goph pah:お腹がすいてるので]」と食べながらもノボルは言った。

「アハハ、見れば分かるわ。でも、それが、これからの話し合いの良い前奏になるわ。さあ、包み隠さず白状して。どうしてあなたは韓国語を話せるの?」

だが、急にノボルが愁いを帯びた顔に変わり、うなだれ、アンジェラは驚いた。

「どういうこと?」

ノボルはうつむいたまま、小さな声で答えた。

「同じことを私に訊いた人がいたことを思い出したよ」

そしてノボルは顔をあげ、アンジェラを見つめた。

「李舜臣総督のことについて知っているかな?」

「私に訊いてるの?」とアンジェラは鼻で笑った。「李舜臣は私の二大ヒーローのひとりなの。いちばんはオプティマス・プライム(参考)だけど。言うまでもなく、李舜臣は韓国史上、最も偉大な歴史上の人物よ。私の見解ではね」

彼女が話す間、ノボルは何も言わず彼女を見つめるだけだった。それを見て、アンジェラはノボルが何を言おうとしているのかを察し、驚いた。

「李舜臣があなたにその質問を?!」

「その通り」 その時ほど真剣なノボルの顔をアンジェラは見たことがなかった。

「あの李舜臣総督に会ったなんて…」 アンジェラは畏怖に満ちた声で呟いた。

「たった2年間だけでも、友人と呼べる間柄になれたことは幸運だった」 とノボルは思い出しながら悲しそうに微笑んだ。「彼は並はずれた男だった」


[2014/07/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第9章 (20) 

みんな、レイブンのお尻の穴を見つめていた。リズも。

リズはそこがあんなふうになっているのを見てビックリしてるみたいで、驚いた顔でじっと見つめていた。でもレイブンは見られてるのを喜んでるみたいで、みんなの顔を見ている。

何だか彼女が羨ましかった。こんなふうに自分から進んで知らない人たちに身体を見せてることが羨ましくて仕方なかった。あたしには絶対できないと思うから。

レイブンは身体を起こし、前屈みになって床に落ちたパンティを拾った。お尻の穴はまだ広がっていたけど、少しずつ窄まりはじめている。みんな、催眠術にかけられたようになって、彼女のソコを見つめていた。

レイブンは見せびらかすように、わざと腰を曲げたままパンティを履いて、細い紐が広がった穴のところに来るところを見せた。すごくセクシー!

「皆さま、ありがとう。私はもう出るけど、ここには喜んで相手してくださる女性がふたりいますので、どうぞ、楽しんでくださいね。それと……フランク? 彼女たちなら、いつでも連れてきてくれていいわよ。じゃあ」

レイブンはそう言ってドアの方に歩いて行った。

彼女の言葉を聞いて、あたしは現実に戻され、急いでカウチの下に落ちてたあたしの携帯電話を拾った。クリスティの番号にかけたけど、出てくれない。

「ありがとう、レイブン。君はすごいよ。またプライベートなショーをして見せる気になったら、教えてくれ。ちゃんとセットアップするから」

まわりを見回しながら、もう一度、クリスティに電話した。変態どもの誰もが、素っ裸になっておちんちんを擦ってる。もう大変! 大変よ! この人たちこれからあたしを犯そうとしている。みんなに輪わされてしまうわ! 

パニックになりながら、電話が壊れていないか見てみた。すると小さなメッセージ・ランプが点滅していた。留守番電話が来てるんだわ! そこにかけてみると、スピーカーからクリスティの狂ったような声が聞こえてきた。

「ママ! 写真は全部消去したわ! 聞こえてる? 成功したのよ! 早くそこから逃げて! 家で待ってるから!」

温かな嬉しい気持ちが身体じゅうに広がった。クリスティたち、全部、片付けてくれた! 本当に成功したのね! 身体と心に力と断固とした気持ちが戻ってきた。欲求不満と怒りで消耗しきっていた身体のすべての筋肉に力がみなぎってきた感じ。

あたしはゆっくりと立ち上がり、両手を腰に当てて、フランクの前に立った。

「あなたの汚らしいソレなんか、絶対入れさせるもんですか!」 と憎しみを込めて言った。

フランクはおちんちんを擦りながらあたしを見てただけ。たぶん、あたしは、フランクの、あたしの身体を使う権利を否定する、怒り狂ったプリマドンナのような姿に見えていたに違いない。

「何、バカなこと言ってるんだよ」 とフランクはあたしの両腕を掴んだ。

あたしは身体を捩って手を振りほどこうとしたけど、彼の方が強かった。あたしは睨みつけた。

「離してよ!」

「俺たち全員があんたをヤルまではダメだな」

このやりとりをレイブンが見ていて、ゆっくりと部屋からすり抜けて出ていくのを見た。急に怖くなった。自分の意思に反して身体を使われてしまう。

「離して! こんなこと許されるわけないじゃないの!」 と必死で逃れようとした。

「うるせえ! 黙って俺たちにヤラれてればいいんだよ! おい、お前ら、ケイトを押さえろ!」

何本も腕が伸びてきて、あたしの身体を掴んだ。力ずくであたしを床のカーペットにねじ伏せようとする。あたしは必死でもがいた。頭を激しく揺すっていたので周りがかすんで見えた。いつの間にかフランクはあたしの脚の間に来ていた。あたしの脚を強引に広げ、あそこを見おろしている。

「うーむ…。こいつは、楽しめそうだぜ」

「ダメ! 絶対にさせない! あたしを離して!」 必死で叫んだ。

断固たる決意を持って、全力を使って身体を捩り、男たちから逃れようとした。だけど、ダメだった。男たちはあたしの両腕、両脚を広げて、大開きにして、あたしの身体を見ている。

リズの方を見たら、彼女は部屋の隅にしゃがみ込んで、両腕で自分の身体を包み、守ろうとしていた。何が起きようとしてるのか悟り、顔には涙が流れていた。

あたしはフランクに目を戻し、ただ、囁いた。

「ダメ、ダメ、ダメ……」


[2014/07/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)