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浮浪者 (23) 


翌朝、僕は素晴らしい快感に包まれながら目を覚ました。ペニスが熱い液体に包まれている感覚。目を開けたら、ブリアナの青い瞳が僕を見つめているのに気づいた。熱を帯びた瞳。その彼女の顔が上下に跳ねている。僕の勃起を咥えこみながら。

「良かった。目が覚めたのね」

ブリイは微笑みながら引きさがり、後ろ向きになり、片足を持ち上げて僕の肉柱の上にまたがった。その姿勢のおかげで、彼女の夢のように美形のお尻と、腰が沈むのにつれて、女陰が徐々に僕の分身を飲み込んでいく信じがたいほどエロティックな光景を存分に見ることができた。すっかり貫通すると、左右の陰唇が肉棒にぴっちりとまとわりつき、アルファベットのオーの文字そのものに姿を変える。

見ていると、やがてゆっくりと、彼女のお尻は上下の運動を始め、それに合わせて僕のペニスは出ては入ってを繰り返した。出る時と入る時で、僕を包む肉壁の圧力が微妙に異なり気持ちいい。ブリイはその調子で3回、オーガズムに達し、その3回目で、僕も我慢しきれなくなり、彼女の中に熱い溶岩を噴射したのだった。

その後、ふたり一緒にシャワールームに入り、高校生同士のようにくすくす笑いながら互いの体を洗い、シャワーを浴びた。シャワーを出て、タオルで体を拭いた後、なぜかブリイはパジャマを着た。

「何をしてるの?」と訊いた。

「あたしの勘違いでなければ、すぐに来客があるはずよ」と彼女は笑った。「だから、何か服を着た方がいいわね。あたしは、もう疲れちゃって、起きていられないの」

僕はトランクスとTシャツを着て、彼女と寝室に戻った。だが、寝室に入って10分もしないうちに、誰かがドアをノックした。

「どうぞ」とブリイが呼びかけると、ドアの隙間から、ストークリーが顔を出した。彼女は僕たちを見るとパッと顔を明るくし、部屋の中を駆け、僕たちのいるベッドに飛び乗った。残念なことに、ストークリーはドアを開けっぱなしにしてしまったので、まだら色の毛の塊も飛び上がってきて、恍惚とした顔でハアハアと息をしながら、僕たちの脚の上に横たわってしまった。さらに5分もしないうちに、マギーもやってきて、結果、僕とブリイ、ストークリーとマギーの4人でグラニーと即興のレスリングをする状態になってしまった。


[2021/01/01] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

A Bet is a Bet 「賭けは賭け」 

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A Bet is a Bet 「賭けは賭け」

「いいよ……だから、頼むから怖気ずくのやめてくれないかな、ララ。ただの賭けなんだからさ」

「なんでそんなこと言えるの? いや、真面目に訊いてるのよ、トレント」

「トリーシャ」

「な、なに?」

「今はトリーシャ。少なくとも、賭けの条件を満たすまでは、その名前。それについては話したはずだよ」

「あたし……分からないわ……あなたが、1年間、彼のメイドにならなくちゃいけないという話しは聞いたけど、てっきり、あなたが彼の家を掃除するとかだけだとばっかり思ってたのよ。でも、これは……」

「ああ。ボクもそんなふうに思っていた。でも、ハリーがどんなヤツか君も知ってるだろ? それに、ボクたちの賭けは、前から、ちょっと常識はずれな賭けだったし。ボクが勝って、ハリーにあのウルトラ・マラソンを走らせたのを覚えている?」

「これはそんなのじゃない。次元が違うわ。あなたの体、永久的に変えてしまってるじゃないの!」

「半永久的。でも、確か、これは整形手術についての賭けで負けた結果だと思うんだ。もし、このおっぱいをつけると分かっていたら、賭けに乗ったかどうか、自分でも分からなくなっているけどね。っていうか、このおっぱい、重すぎるんだよ」

「あたしがもっと気になってるのは、あなたのアレを取ってしまったんじゃと……分かるでしょ……」

「睾丸のこと? まだ残ってるよ、大丈夫。ただ、上手に体の中に押し込めてあるだけ。というか、少なくともハリーはそう言ってたよ。ボクが言いたいのは、ハリーは、1年過ぎたら、元通りに外に出してくれるということ。それまでは我慢して彼のメイドになってなきゃいけないけどね」

「あたしとの関係はどうなるのよ? ちょ、ちょっと待って。あなた、なんで脚を広げているの?」

「うん、ハリーが、ボクは女であるのに慣れる必要があるって言ったんだよ。だから、いくつかオモチャを買ってきた。分かるよね?……アレをするための……」

「ああ……なんてこと……これがストラップオンっていうの? あたしに、これをつけてほしいと?」

「郷に入らば郷に従え。女の子のふりをするなら、女の子のように振る舞えって。そうじゃない? まあ、演じるのはボクだけど。だから、ねえ、ヤッテ、お願い! でも優しくね。あたし、処女なの」

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[2020/12/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

A Raw Deal 「不当な取引」 

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A Raw Deal 「不当な取引」

「ここで?」とザックはガールフレンドのアイリスを驚いた顔で見つめた。公園の中、あたりを見回した。すぐ近くには誰もいなかったけれども、公共の場所であることには変わりはない。「誰かに見られたらどうするの?」

「それこそ重要な点と言えるけど?」とアイリスはニヤリとしながら、オモチャを振って見せた。水滴の形をしたモノで、根元部分が膨らんでいて、すぼまった先には人造の宝石がついている。「これを入れなさい」

ザックは震える指でそのアナルプラグ(参考)を受け取った。潤滑剤の薄い皮膜でテカテカ光っている。少なくとも彼女は彼がそれを乾いた状態で使うのは望まなかったようだ。それほど大きなものではないが、挿入を容易にするものを使わないと、痛みをもたらすのは確かだろう。「お願いだから、これについて、もっと話し合いたいんだけど。ダメ? もう、こんな変な服装でこの公園に出てきたんだよ。それで充分、満足できるはずだと思うんだけど……」

「これは全部あなたが考えたことでしょ、ザック」とアイリスは鼻にしわを寄せた。「いや、違うわね。ふさわしい名前じゃないもの。ザック。これは明らかに男の名前。一方、あなたはセクシーなシシー。そうでしょ? あなたを呼ぶのに適切な名前を考えなくちゃいけないわ」

「ボクが考えたことなんかじゃないよ! ボクはただ……」

「レイシーというのはどうかしら?」 そうアイリスは言い、ザックは心臓が止まりそうになった。「あたしが彼女の名前を知ってるとは思わなかった? そうみたいね。でもね、知ってるの。それにこの名前、あなたのような人にふさわしい愛らしい名前だと思うわ」

ザックは顔をそむけた。レイシーとは、彼がアイリスと付き合いだした頃に浮気した相手の女性の名前だった。それ自体、彼にとってはそんなに楽しい出来事でもなく、彼は罪を免れていたとばかり思っていたのだが、それが間違っていたのは明らかだった。

「そ、それについては……説明できるよ……」

「いいえ、その必要はないわ。過ぎたことだものね。いいから、さあ、それを入れなさい」

ザック……いや、今はレイシーか?……ともかく彼は階段に腰を降ろした。不安と恥辱と困惑でお腹のあたりが痙攣してヒクヒク言っていた。脚を広げ、ドレスの裾を腰まで手繰り上げた。あそこの部分が露出して丸見えになる。彼は、自分の男性器がみすぼらしいことをよく知っていた。特に、この前、アイリスの友達であるサマンサをふたりの寝室に招き入れた後からは、いっそうはっきりと自覚していた。今でもサマンサの笑い声が聞こえるようだ。露骨に指をさした彼女の姿が見えるようだ。それまでの人生で、あれほど恥ずかしい経験はなかった。

その夜の出来事を思い出すだけでも涙が溢れてきたけど、ぐっと我慢してこらえた。というのも、アイリスは彼の小さいペニスを気にしたことは一度もないし、サイズを重視してるのは、アイリスのバカな友だちの方だけだから。加えて、彼はいかに粗末な一物とは言え、男性性として残されたモノを守り続けたいと切に願っていた。ともかく今は、誰かが通りかかり、恥ずかしい行為をしているところを見られることだけは避けたかった。だから、もはや躊躇するのはやめ、深呼吸して、その玩具をアヌスの入り口にあてがい、中へと押し込んだ。ハアッと声が出た。痛みからではなく、つるんと滑らかに入ったことへの驚きからだった。

「いい娘ね!」とアイリスは猫なで声で言った。「それを入れると、ヒップをちょっと振って歩くようになるわよ」

レイシーは立ち上がり、めくれたドレスを直した。体を動かすたびに、あそこの中のプラグの存在をいちいち意識してしまうのに気づいた。

「これでいい?」と彼は訊いた。

「あら、まだよ。あなたは自分の楽しい夢を実現したわけでしょ? だから今度はあたしの夢の番。そういう取り決めよ」

レイシーは頭を左右に振った。確かにアイリスの言ったことは厳密には正しいけれど、ふたりの間での取引からは、アイリスの方がはるかに多くのことを要求することになるという現実から逃れることはできないのだった。実際、サマンサを交えて3Pプレーをしたものの、彼が望んでいたプレーとはかけ離れたもので、サマンサに小さなペニスを笑われ、少しも楽しめなかった。これまで、アイリスはどんどん自分に有利に事実を積み上げてきているようだ。女装でドレスアップすることから始まり、ニセ乳房の装着、化粧、そしてウイッグ。どんどん外見を女性に変えられてきた。そして、今はおもちゃをアヌスに入れるところまで来てしまった。それでも、試練は終わっていないと言う。

「あとは何?」と彼は訊いた。

アイリスは笑顔になった。「あのね……職場に男がふたりいるんだけど。ジェームズとトミーって言うの。これから、あたしとあなたとで、そのふたりとダブルデートしましょう!」

「ああ、なんて……」と彼は唸った。

「あなたが考えてること、分かるわよ。その人たちにバレたらどうなるんだろう、って。そうでしょ? まあ、心配はいらないわ! ふたりともあなたの秘密を知っているもの。知ってる上で、そんなの気にしないって。ふたりとも行儀よく振る舞うって約束してるの。いい人たちだと思わない?」

「アイリス、お願いだから……」

「ダメよ。あたしは、あなたが望むことをしてあげたんだから。あたしはしたくなかったけど、してあげたの。だから、拒否はさせないつもりだからね。さあ、パンティを履いて女の子らしくシャンとして、約束を遂行しなさい! もちろん比喩で言ってるわ。だって、そもそも、あなたが履くもの持ってきてないんだもの。ちゃんと約束を実行する。さもなければ、あたしたちの将来がどうなるのか、あたし、責任持たないわよ。分かった?」

彼は言うとおりにした。「いいよ、さっさとやってしまおう」

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[2020/12/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

The Point of No Return 「後戻りできない地点」 

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The Point of No Return 「後戻りできない地点」

「ちょっといいか? 俺は君のことを心配してるんだよ。分かってる? ほら。ちゃんと言ったからな。友達だから心配してるんだ。だからさあ、頼むから、俺に話してくれないか?」

「何も話すことなんかないと思うよ。もっと言えば、どこかおかしいって君がしつこく言うので、ボクは低レベルだけどちょっと気分を害されている気持ちになってるよ。ボクが男らしさについての君のヘテロ中心主義的な見方に組しないからってだけで、君はボクがどこかおかしいと思ってるんだろ? それって、ボクの人格より君の人格について、はるかに多くのことを語っているよ」

「だけど、その通りの現実じゃないか! 君は前はそんな話し方をしなかった。君が前のセメスターに受講したあの授業のせいじゃないのか? まるで、あの授業で君の脳が完全に組み替えられてしまったようだよ」

「っていうか、開眼させてもらった、と言いたいね。こういう問題、君は一度でも考えたことがある? アーバーナシー博士は天才だよ。先生はジェンダー研究の分野の第一人者のひとり。知識があやふやな男子寮の学生の忠告を聞く前に、まずは彼女の話しを聞くよ、ボクなら」

「ああ、ロバート……」

「今はボビーだよ。前にも言っただろ?」

「ああ、いいよ、ボビーと呼ぶよ。俺の話しを聞いてくれ。君があのバカげた授業を取ることに決めたのは、あの授業に出ると簡単に女の子たちと仲良くなれると思ったからだ。そうだよね? そう、君は言ってたんだよ。でも、君はあのクラスのドアをくぐった途端、考えを変え始めた。最初は、たいしたことじゃなかったさ。ちょっとした立ち振る舞いの変化だけ。でも、その後、君は減量を始めた。家父長制について話し始めた。ああ、そうだ! 菜食主義にも変わったんだ! で、今の君はどんな姿になってる? 自分で見てみろよ。賭けてもいいけど、紳士用の服はひとつも着ていないだろ? それに、君がおへそにピアスをして、化粧もしているのを、俺が気づかないなんて思わないでくれよな!」

「で?」

「『で?』 『で?』だって? レンガの壁に向かって話してるようだ。そんなの君らしくないって言ってるんだよ! 全然違う! そこんところ、君は自分でしっかり分かるべきだって!」

「ボクが分かったのは、君にひどくがっかりしてるということ。ボクが中性的な外見になったからって、ボクが……」

「いや『女性的』だよ。中性的じゃない。君は女に見える」

「まあいいよ。どっちでも。だからと言って、君がボクを助けなくちゃいけないわけじゃないだろ、チャド。っていうか、マジに言って、どう思ってるの? ボクは。、あの教室に入った途端、みんなに催眠術を掛けられたとかって? 魔法のように、ボクを変えてしまったとかって?……」

「分からない。本当に分からない、ボビー。ただ、俺が知ってる彼は、君が着てるような服を着たりなんか決してしないだろうということ。どんなことがあっても、そんなことはしないだろうって」

「チャド、多分、君はボクのことを理解してると思っていただけだったんだよ。それとも、ボクが本当のボクを表に出すのを恐れすぎていたのか、本当のボク自身に気づかなかったのか。そういうことを考えたことない?」

「正直に言う? ああ、考えたことはない。現実と行動の違いは分かっている。そして、これは行動であるということも分かっている。でも、俺は本当の君がするりとどっかに消えていこうとしてる気がしてるんだ。替わりに何かが乗っ取ってきてる気が。近々、ある時、君が境界を越えてしまうのじゃないかと、それを恐れているんだ。そこを超えてしまったら、もう俺には君を助けることはできなくなる」

「助けは必要としてないよ。さっき言った通り」

「ああ……分かっている……」

「それに、助けを欲してもいないんだよ。だから、もし君がボクと友だちでいたいなら、ボクをこのままの人間として放っておいてくれることだよ。このままのボクを受け入れること。そうしてくれたら、大いに助かるんだけど。まさか君が偏見の持ち主じゃないかって恐れてたけど、そうじゃないって示してくれることになると思うんだよ」

「ああ……いいよ……分かった。そうする他に道はないんだろ?」

「ない。それしかないんだよ」

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[2020/12/30] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (22) 

カレンのペニスのその姿、何かを語っている気がして、僕は、あたりがドロドロで汚れているのも忘れ、カレンのズボンが足首に丸まっているままであるから、彼女は僕から離れ逃げることはできないだろうと、それしか考えられなくなっていた。

素早くカレンの前に尻をついて座り、彼女のペニスを咥えこみ、吸いながら、片手でディルドを動かし始めた。もう一方の手は彼女の尻頬を掴み、彼女が引きさがっていかないよう、押さえ続けた。

彼女のペニスを覆う、僕たちふたりが分泌しあった体液のミックスは、僕にとって、神々のみが食することができる最高の美食のような味がした。もっともっと舐めようとするうちに、いつの間にか根元まですっかり口の中に入れていて、さらに喉奥の先まで飲み込んでいた。どんどん飲み込み続けて、ある意味、ディープスロートをする形になっていたけれど、苦しさは何も感じなかった。このおちんちんをもう一度、固くさせなくては居ても立ってもいられないという気持ちだった。どうしても、また、欲しい。

カレンは、射精後であまりに敏感になりすぎていたのか、僕から引きさがろうとしたけれど、僕はそうはさせなかった。片手で押さえていたディルドから手を放し、彼女を動けないようにするため、両手で押さえた。左右の手を彼女の丸い尻の頬肉にあて、できるだけの力で自分に引きつけた。鼻の先が彼女の恥丘に埋もれ、恥骨に当たりつぶれる。カレンの美味しすぎるおちんちんを1ミリ残さず、口の中に入れ、その愛しい下腹部に顔を埋めるのが嬉しくてたまらない。

「ああ、アンバーったら……」 彼女は僕から離れようとはするが、それができず、困ったふうな声を出した。「いったい、どうしちゃったの?」

彼女のペニスを咥えながら、懇願してるようにも聞こえる声を上げた。すると、喉の奥、それがピクッと跳ねて、ヒクヒクするのを感じた。僕は、AC/DCの「ビッグ・ボールズ」(参考)をハミングしながら、あごに当たっていた彼女自身の「ビッグ・ボールズ」を撫で始めた。

後から考えると、Wイェックスで彼女の性欲が増幅されていなかったら、多分、あんなに早く再び勃起させることはできなかっただろうと思う。でも、実際には、Wイェックスのおかげで、本当にすぐに勃起させることができたのだった。

ゆっくりと顔を引きつつ、その下辺部分に舌を走らせたり、残りのヌルヌルをきれいにすべく強く吸ったりしながら、口から吐き出した。

そして、大きく見開いている彼女の目を見つめながら、その長い肉棒を握って、下の部分を舐め続けた。「ねえ、もっとヤッて、お願いだよ」

「なんと……」 妻は、足首に絡まるズボンから抜けながら、小さな声だけど驚いた声をあげた。「いったい何があったの?」

僕は立ち上がり、彼女の小さな分身を握って引っ張りながら、寝室へと歩き出した。「分からない。一昨日あたりから……どうしても、おちんちんが欲しくなっていて。ごめんね」 そう謝ったけれど、寝室へ向かう歩みを止めたわけではなかった。

「まあ……」 彼女の声には喜んでいる調子がこもっていた。「じゃあ、良い意味での性欲増進が始まっていたわけね」

ベッドのそばまで来て、腰を降ろし、仰向けに倒れ込んだ。その間も、妻の股間に生える宝物を握ったままで、彼女を一緒に引きずり込んだ。

「それって、この状態のことなの? 気が変になってきてるのかもしれないって思っていたよ」

「うーん。あなたの肉体が、必要としていることを、あなたの心に伝えようとしているだけのこと。だから、それに逆らわないこと。たいていは、食べ物の好みが変わるとかだけど、こういうこともあるの」

僕は脚の間のドロドロの割れ目に彼女の分身を近づけ、入れるようにと引っ張った。カレンはその求めに応じて、ゆっくりとした滑らかな挿入で、奥まで入れてくれた。

「そう。そういうことなら、僕は本気で、完膚なきまでの荒々しいセックスを渇望している状態。だから、このベッドを壊す勢いでやって。いいね?」

妻は苦笑いして、さっそく、力強い小刻みな突きで僕を攻撃し始めた。


[2020/12/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

浮浪者 (22) 


すると彼女が言葉をかけてきた。とぎれとぎれで、かすれた声で。

「ああ、なんてこと、マック! あたし……あなたに……滅茶苦茶にされた!」

ブリイは、そう言ったきり、またしばらく震えていた。僕は彼女を抱きしめ、髪を撫で、背中のシルクのような肌を軽く叩き続けた。やがて、ブリイは顔を上げ、僕の瞳を覗き込んだ。

「マック、愛してる。ずっと愛してる。あたしは身勝手で嫌な女。それも分かってる。本当の意味で自分を誰かにゆだねることは一度もなかった。でも、今は、あなたにすべてをゆだねてしまったわ。マック、あたしのことが欲しい? 多分、生まれて初めて、あたしはそういう気持ちになったと思う。本当の意味でのあなたの友だち、あなたと愛し合える女、あなたの妻、そしてあの娘たちの母親になれる気持ちになったと。あたしに手を貸してくれる? あたしを愛してくれる? わがままなあたしを我慢してくれる? 神様に誓ってもいいけど、絶対、あなたにがっかりさせないから。あなたが手を貸してくれたら、そうできる気持ちになっているの、マック。それくらいあたしを愛している?」

僕は自分の唇を彼女の官能的な唇に押し付けた。「他の何より、君を愛しているよ。君も僕に手を貸してくれなきゃダメになるよ。僕が君に我慢するのと同じくらい、君も僕に我慢しなければならない。僕もずっと君を愛してきた。僕たちがチームを組んだら、何とかできるさ」

「あなたのためなら何でもするわ。それにあの娘たちのためにも、何でもする。こんな気持ちになるなんて、夢にも思っていなかった。あの娘たちがあたしの生活に入り込んできたら、どうしても自分を抑えることができなくなったの。怖いの、マック。自分がだらしない母親になるんじゃないかって、怖いの。ずっとそれを恐れていた。だから、子供を持つのを考えようとしなかったんだと思う。あの娘たちの人生を台無しにしてしまうんじゃないかと恐怖を感じているの。ああ、マック、どうしたら母親になれるのか、全然、分からないのよ、あたし」

「僕も分からないよ」とくすくす笑った。「多分、父親になるのも同じくらい難しいんだと思う。こういうことって、実際にやってみながら学んでいくことだと思う。誰でも、開始した時点では、どうしたらよいか知らないものだし。それに、僕は、どうしたら夫になれるかも知らないんだ。ともかく、良い夫になるにはどうしたらよいか。最初の時は、僕たち、失敗してしまったわけだし」

「ええ、そうね。大半はあたしのせいだった。あんな子供みたいに振る舞ってしまって。いろんな点で、あたしは依然として子供みたいだわよ、マック。もっと成長するよう一生懸命頑張るつもりだけど」

「ああ、僕もそのつもりだよ」 と僕は彼女を強く抱き寄せた。

いつの間にか、僕たちはそのまま眠りに落ちたようだった。


[2020/12/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Master and Me against the World 「ご主人様とあたし世間に歯向かう」 

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Master and Me against the World 「ご主人様とあたしで世間に歯向かう」

初めは、抵抗しようとした。分かってる……自分こそは最高の話を知っていると思うとは何て愚かなことか。でも、あたしはそうした。自分自身のストーリーを賭けると本気で信じていた。でも、言ったように、その点に関するあたしの間違いをご主人様に正してもらうまで、そんなに時間はかからなかった。

初めてご主人様が支配権を握ったときのことを覚えている。当時、あたしは、自分こそが仕切ってると思っていた。あたしは自分自身の特権、自分の人気の高さに盲目状態になっていた。それに、なんだかんだ言っても、彼はあたしの餌食だったし。彼は弱くて、あたしは強かった。じゃあ、なんで、あんなに容易くあたしは屈服してしまったのか? なんで、あんなに容易く彼に支配権を明け渡してしまったのか?

2年以上たった今でも、あたしには分からない。彼はあんなに物静かで控え目な男だ。彼を地べたにひれ伏させることができた時があったのは確実。だけど今は? 彼の足にキスをするのを許してもらえるだけで、ありがたいと感謝している。

確かに、彼の後ろを哀れな子犬のようについて回るようになった時は、ちょっと恥ずかしかった。あたしの友人たちはみんな、あたしは気が変になったと思った。みんな、あたしが彼に悪い冗談を仕掛けているのだろうと思った。でも、あたしには見えていたことが、どうして彼らには見えなかったのか、いまだに理解できない。どうして、彼はみんなに敬愛される価値がある人だと分からないのだろう?

でも、あたしが服装や立ち振る舞いについて、色々変え始めると、周りの抵抗はますます強くなっていった。授業に化粧をして出ると、友だちがハラスメントをしてきた。みんなで、あたしをバカにしたし、あたしに自分がしてることは本当にしたいことじゃないんだと納得させようとしてきた。あたしはそんな周りの意見を無視し、次の日には服の下にパンティを履いて出かけ、その翌日にはドレスを着て出かけた。ウイッグも被って。そう言うことが続き、やがてあたしの周りには誰も近寄らなくなった。でも、全然、気にしなかった。心の空白を埋めてくれるご主人様がいたから。

だから、彼がとうとう女性ホルモンを摂取し始めたらどうかと言った時、彼の提案に反対する人は誰もいなかった。あたしの周りには誰もいなかったから。それに、彼があたしに女みたいな姿になってほしいと思っているとしたら、あたしが反対するわけがないじゃない? 同じ理由で、あたしはちょっとした「修正」のための整形手術を受けた。結局、大学のための学資資金を全部それにつぎ込むことになったけれど、気にしない。ご主人様は、あたしが教育を受けていようがいまいが気にしなかったから。従順であるかどうかだけが問題だったから。

それが1年前までのこと。それ以来、あたしはご主人様の理想的なペットになるためにできることを何でもしてきた。裸でいる時間の方が、服を着ている時間より長いけれど、それも気にならない。ご主人様があたしを見せびらかすために、あたしの前の友だちやガールフレンドたちのところに何度も連れ出すけれど、それも気にならない。彼はずいぶん頑張ってあたしを変えてきたので、あたしの今の姿を自慢するのも当然といえるから。

昔の知り合いたちがあたしに放つ言葉や、恐怖に満ちた表情や、「助けてあげる」という申し出の数々。そんなのは全部、簡単に無視できる。ご主人様がいる限り、あたしは幸せだから。他のことは本当のところ何も重要じゃないから。

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[2020/12/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (21) 


カレンは、僕の腰の左右をぎゅっうと握り押さえながら、挿入を待ち望んでいた僕のアソコに一気に根元まで入れてきた。滑るように滑らかに入ってくる。

「ああ、いい……」

僕は無意識的にアソコで彼女の長く太い肉棒を締め付けていたようで、彼女はその感覚を堪能するかのように、太い声で唸った。

一方の僕は、自然と、女性的で泣きそうな声になっていた。「ううっ、やって! お願い、動いて。動いてください。あなたのおちんちんが欲しいの」 

ただ入れられたままで、動かないでいられると、気が変になりそうだった。かゆいところがあるのに、そこを掻かれずに、ただ触れられてるだけのようなむずがゆさ。

僕の妻はなんて素晴らしいのだろう。僕の求めに応じて、ゆっくりと腰を引き始め、あの丸太のような太いペニスがほとんど抜け出そうなところまで出したところで、ほとんど僕を突き倒すほどの力強さで一気に根元まで突き入れてきてくれた。カレンのペニスを何日も恋焦がれ続けてきた後だけに、安堵感が下腹部を満たし始めるのを感じ、思わず嬉し涙が溢れ出そうになった。「カレン、そう、その感じ。強くやっていいんだよ。ヤッテ、ヤッテ、もっと犯して!」

カレンはベストを尽くして僕の求めに応じてくれた。彼女の股間が僕のクッションのような尻肉とぶつかり、平手打ちするような音。この音は僕には素晴らしい交響曲にしか聞こえない。でも、すぐに彼女は体をこわばらせ、僕の中に子種液を発射してしまった。早すぎる。射精を受けて僕自身、オーガズムに突入できたし、カレンと一緒に絶頂を味わうことができたけれども、これだけじゃ物足りなかった。どうしても、もっとしてほしい。

カレンは息を荒げながら、体を引いた。それに合わせて僕の奥まった部分から彼女の長く太いモノが滑り出ていくのを感じた。

「ふうー、あたし、ずっとこれを……」

彼女は途中まで言いかけて、黙ってしまった。僕が前に手を伸ばして、ディルドを掴み、それを自分で、当たり前のように平然と根元まで突っ込んだから。それに押されて、彼女が僕の中に出していた精液が隙間からほとばしり、あたり一面に飛び散った。僕は、そんなことはお構いなしに、その青いシリコン製のおもちゃで狂ったように自分を犯し続けた。目にもとまらぬスピードで出し入れを続けた。

そんな僕を見て、カレンは何か言っていたのかもしれないけど、たとえ何か言っていたにしても、僕の唸り声の方がはるかに大きかった。室温の温かさのディルドは、妻の熱い肉棒には全然比べ物にならなかったし、自分で出し入れしなければならないのは、彼女に力強くえぐられることに比べて、色あせたことにしか感じられなかったけれど、どうしても欲求が収まらないときには、仕方なかった。

ディルドを使って、何とかもう一度だけ達した後、ディルドを突き刺したまま、カレンの方に向き直った。彼女はショックを受けたのか、唖然とした顔でそこに立っていた。ズボンとパンティを足首に絡ませ、医療従事者用のトップをたくし上げたまま、僕が飛ばしたスペルマで体の前を汚してる。濡れた半立ちのペニスは下を向き、その先端から残っていた白濁がとろりと床に糸を引いていた。


[2020/12/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

浮浪者 (21) 


いったん引き抜き、その後、ゆっくりと出し入れを始めた。ブリイは長い両脚で僕の腰を包み込んだ。彼女のヒールが僕の太ももに食い込むのを感じる。両手首を放すと、すぐに両腕が僕の体にしがみついてきた。何かすがりつくものを求めていたのだろう。

やがて、ふたりともリズムをつかみ、それに伴って、僕の打ち込に合わせて、彼女は、あっ、あっと喘ぎ声を発するようになった。しばらくそれを続けていると、突然、ブリイは目を閉じ、頭をぐいっと後ろに倒し、あごを突き上げた。激しく絶頂に達した瞬間だった。赤みが顔に広がり、次第に首、そして胸の上部へと広がっていく。その間にも彼女は2度目の絶頂へと突入した。体を震わせ、すすり泣くような声を上げて耐える彼女の愛しい体を、僕はきつく抱きしめた。

そのオーガズムが少しだけ落ち着くのを見計らって、僕はいったん彼女から抜け、その身体をうつ伏せにさせ、彼女の両脚にまたがる形で、後ろからのしかかった。

「ああ、ダメ! ダメよ!……また? あたし……もう無理!」

そう叫んだブリイだったが、もちろん、実際には、無理なんかではなかった。僕はその姿勢でたっぷりと10分は出し入れを続け、そして彼女は何度も繰り返し絶頂を味わっていた。最後には、体をぶるぶる震わせながら、本当に涙をこぼし、声をあげて泣いていた。そして僕はその彼女の美しい姿を見ながら、中に射精した。自分の魂を彼女の体内に注ぎ入れているような感覚がした。

こんなに燃え上がり、こんなに淫らに興奮したブリイを見たのは初めてだった。この時のブリイこそ、ずっと前から僕は、彼女の本当の姿であり、きっと、彼女ならそう変われるはずと踏んでいた女だった。彼女は、男に奪われ、所有されることを待ち望んでいる魅力と謎に満ちた生き物なのだ。この瞬間、僕はどれだけ彼女を愛しているかを本当に悟ったと思う。彼女のためならいつでも死ねるし、その犠牲を払っても自分は疑問を感じないと思った。

再びブリイの体を仰向けにし、きつく抱きしめた。ブリイは横寝になる形で僕に覆いかぶさり、胸に顔を埋めて、すすり泣きを続けた。


[2020/12/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

No Place to Hide 「隠れる場所がない」 

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No Place to Hide 「隠れる場所がない」

「あ、まずい」と僕はつぶやいた。階下でドアが開く音がしたから。誰かが家に帰ってくるのは、まだ何時間も先のことのはずだった。だから僕は、この機会を幸いに、僕の女性としての別人格であるステイシーになっていたところだった。「まずい、まずい、まずい」

「ジョン?」 と呼ぶ声がし、心臓が口から飛び出しそうになった。妹の親友であるヘザーの声だった。いま家に来られたら、妹が最悪だと言えるが……ちなみに、今はその妹のパンティを僕は「借りていた」のであるが……その妹を別とすれば、多分、その次にまずい人はヘザーだといえただろう。「着替えをしてるの? あなたの車が玄関前にあったから、家にいるのは分かってるのよ?」

まずい、まずいとさらに何回か意味もなく繰り返していた。隠れることなどできないだろう。それに、妹が帰ってくるまで充分時間があるから、それまでに元通りにすればよいとと思っていて、妹の部屋を散らかしっぱなしにしていた。その妹の部屋しか隠れるところがない。パニックどころじゃなく、不安のあまりお腹のあたりに痛みすら感じる。しかも、ヘザーが階段を上がってくる音が聞こえ、その不安感は一層悪化するばかり。

馬鹿げた格好に見えるかもしれない。こんな、まるでマンガのキャラみたいな格好でいるんだから。でも、ヘザーが二階に上がりきるまで、僕は不思議とほとんど動かずにいた。結局、この格好のままでいたのだった。妹のソングパンティとニーハイソックス(参考)を履き、ネットで買ったハイヒールの姿で。さらには長い髪をピッグテイル(参考)に結い、顔にはたっぷりと化粧を施して。

「あら、あら、あら……」とヘザーが言った。ヘザーは魅力的な女の子だ。……ブロンドの髪、大きな胸、まさにあらゆる点で完璧な容姿。実際、何年も前から僕は彼女に恋していた。「いったいこれは何なのでしょう?」

「せ……説明するよ!……こんな格好してるけど違うんだ!」

「本当?」とヘザーは頭の先からつま先まで僕を見ながら言った。「どう見ても、ちょっと、クローゼットのシシーのように見えるけど」

「違うよ……」

「それに、あたしには、この世でセクシーで可愛いシシーほど好きな人はあんまりないんだけど」と彼女は僕の言葉を遮って言った。「だから……もう一度聞いていい? 本当にその姿は違うの? もし、本当はその姿の通りだったら、あたしたち、たくさん楽しいことができるかもって思ってるんだけど。あたしとあなたのふたりで」

心臓が胸から飛び出しそうな勢いで鼓動した。ヘザーが言ってることは、本当に、その通りに受け取っていいのだろうか? それとも、何かの罠だろうか? ヘザーは僕をさらに辱しめたいと思っているだけかも?

ヘザーが前に進み出て、手を伸ばし、僕の丸い腰を押さえた。「うーん……。美味しそう。セクシーだわ。あなたのこと、何て呼べばいいの?」

「ス、ステイシー。あ、あたしのこと、ステイシーって呼んで」

「その名前、気に入ったわ」 彼女はそう答えると、僕の手を握り、妹の部屋へと向かい始めた。「あたしたち、たっぷり楽しめそうに思うわ、ステイシー」

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[2020/12/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (20) 


カレンが仕事を終え、家に戻ってくるのを待った。彼女が帰ってきた時、僕は着替えすらさせなかった。上着の襟をつかみ、ぐいっと彼女の顔を引き寄せ、その口に舌を突き入れた。

カレンは、訳が分からない様子で、びっくりして僕を見た。そんな彼女を責めることはできない。僕自身、この何か月か、とてもそっけなく振る舞ってきていたから。

「えーっと、アンバー? どういうこと?」

「ごめん。僕はずっと君を無視してきたと思う……」と僕は謝り始めた。でも、すぐに彼女は僕の言葉を遮った。

「いいえ、それはいいの。妊娠すると、どういうことが起こるか、分かってるから」

「それでなんだけど、今はそういう時期が過ぎたと思う。で、それが過ぎると同時に、すごくエッチな気分になっているんだよ。だから、どうしても頼みたいことなんだけど……。オプションその1は、これを使ってくれること」 僕は、そう言って、封を切った、少しだけ使用済みになってるディルドを片手に握って出して見せた。

「これを使ってふたりでちょっと楽しいことができると思う。で、オプションその2は、これを飲んでくれること」

そう言って、キーを置くところに置いておいたWイェックスのシリンダを握った。「……そして、近くにあるテーブルに僕をうつ伏せに押し倒して、僕を犯してくれること。僕が君をカンカンに怒らせてしまったかのように、めちゃくちゃに犯してくれるといいんだけど……」

カレンは、ちょっとだけシリンダを見つめていた。その後、やにわに僕の手から奪い取り、「ああ、ありがとう!」と叫んだ。そして、巧みな手つきで包装からWイェックスを取り出した。そして、片手で着ていた医療用のガウンをたくし上げ、あごのところで押さえて胸と胴体を露わにし、もう片手で、ズボンとパンティの腰ゴムのところを引き下げて、下腹部の肌も露出し、リビングルームにいるというのに、まさにその場でWイェックスを注入した。

注入し終わったシリンダをカウンタに置いた後、カレンは急いで上着を脱ぎ、ズボンと下着を足首まで降ろし、脱ぎ捨てた。僕は彼女の股間のアレが成長してくるところは見たくなかったので、後ろのカウンターの方を向き、ドレスの裾を腰まで手繰り上げ、足を大きく開いて、カウンターに覆いかぶさった。この時を予想してパンティは履いていなかったから、カレンには僕のツルツル肌のアソコが丸見えになっているはず。すでにびちゃびちゃに濡れていて、準備が整っていた。実際、あそこから体液が溢れ出て、脚を伝って流れるのを感じる。

「ヘーイ、相棒! お前に会いたかったぜ」

彼女がそう言うのが聞こえ、僕は肩越しに振り返ってカレンを見た。カレンは自分のペニスをしごきながら、それに話しかけていたのだった。思わず笑いだしそうになるのをこらえ、その代わりに、彼女のためにちょっとエッチなダンスをして見せることにした。

カウンターに覆いかぶさったまま、背中を反らし、太ももを前に後ろに動かし始めた。こうすると、お尻の左右の頬肉が閉じたり開いたりを繰り返し、あそこの口がパクパクするのが見えるはず。こんなことができるのをカレンに見せるのは恥ずかしすぎて、これまではできなかったし、うまくできるか分からず、誰かにして見せる気にはならなかったけれど、この時は、死ぬほどエッチな気分になっていたので、カレンが、ピエロの格好になった僕とエッチしたいと言っても、喜んでそれに応じただろうと思う。

「おお、おおっ、わーお」 と彼女は魅了されたような声を出した。「それ……すごくセクシーだよ、アンバー」

僕は動きを変え、今度は、腰を振り始めた。お尻の肉をプルプルと振動している。同時に、ドレスを押さえていた首の後ろの結び目を解いた。背を伸ばして直立すると、ドレスがスルスルと身体を伝って床に脱げ落ちた。

カレンを誘惑できるかもしれないと期待して、下着はナシでいた。当然、ブラもしていない。靴を除いて、すっかり裸の姿になり、カレンの方へと身体を近づけた。お尻をゆっくり回転させながら、彼女の固く勃起したペニスへと擦りつけていく。カレンはもう自制できなくなったようだ。執拗に僕の背中を押して、僕を前かがみにさせてくる。幸い、カウンターからそんなに離れていなかったので、カウンターの端を掴んで体を支えることができた。


[2020/12/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

浮浪者 (20) 

それを何度も繰り返していると、やがてブリイは僕の体の下、激しく身をよじらせだした。そして、何とか腰を回しくねらせ、慌てた様子で僕から逃れた。一瞬、ものすごく恐い目で僕を睨み付けた後、がっくりと力が抜けたようになってベッドに仰向けになった。頭だけは持ち上げて、僕を睨み付けている。

「いったいどうしたのよ、マック。あたしが上にのしかかられるのが嫌いだってこと、あなた、知ってるでしょ!」

「それは悪かったね」と言い、僕はベッドの上に跳ね上がり、再び、彼女を押さえつけた。またも片手で彼女の両手首を握り、頭上にねじり上げ、同時に再び息を吹き返した勃起を彼女の熱い女陰に押し付けた。

ブリイは激しく抵抗したけど、僕の方が少なくとも40キロは体重が重い。

「イヤっ!」と彼女は小さく鋭く苦情を訴えたが、その声も、僕が彼女の湿った陰部に埋め込むのに合わせて、腹の底から出すようなうめき声に変わった。

「ああ、ひどいわ、マック!……やって! でも優しくしてよ! こんな形であたしを犯すには、あなたのは大きすぎるの。分かってるくせに!」

僕は笑いながら、ちょっとだけ腰を引いた。するとブリイは緊張が和らいだのか、体から固さが抜ける。それを受けて、僕は彼女の熱く濡れた肉穴に、ゆっくりと滑らかにではあるが、一気に奥まで突き入れた。彼女のわずかなちじれ毛が僕の下腹部を擦るのを感じたし、ペニスの頭部が彼女の子宮の奥壁に当たるのを感じた。

完全に結合した状態になっている。天国にいるような感じだ。腰を動かし、恥骨で彼女のクリトリスをこね始めた。僕の分身が、ブリイの狭く、熱く、濡れた部分に、火山のような熱で包まれるのを感じる。出し入れの動きはせず、奥の行き止まりのところに留まって、腰を回転させる動きを続けた。やがて、ブリイの方も僕とは逆方向の回転で腰を動かし始めた。


[2020/12/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

A New World 「新しい世界」 

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A New World 「新しい世界」

「ちょっと待ってくれる? あたしたち一緒に過ごす時間が全然ないんだけど。いつもただセックスだけ」

「ごめんよ、リー。君といたいのはやまやまなんだけど、ジーナがどうなるか分かっているだろ? あまり長く家を空けてると、ジーナは僕を追跡し始めちゃうよ。そうなったらどんなことになるか、君も分かってるはず」

「でも、彼女はこれまで一度も追跡チップを使ったことがないわ。どうして、今になって使い始めるというの?」

「ああ、頼むよ。そんな子供っぽいこと言わないでくれ。リー、追跡チップができたのは、そういうことのためなんだよ。女性は、夫が監視なしで外をうろつくのを望まないから。正直言って、ジーナが、僕が一日の大半なにをしてたか僕に説明を求めないばかりか、車まで使わせてくれて、運がいいと思ってるんだから」

「そんなことどうでもいいわ。あなたが家をきれいにしてて、彼女が仕事から帰ったときに食卓に夕食を用意している限り、彼女はあなたが何をしてようが気にしないんだから。あなたは、彼女にとって、ただの住み込みのメイドみたいなものだもん。時々、セックスもできる住み込みメイド」

「だから、君も、毎日毎日、感謝すべきなんだよ。ジーナがそういう態度を取ってくれなかったら、僕たち一緒になれないんだから」

「やろうと思えば、ジーナと別れられるのに。あたしにはおカネがあるし……」

「国から出るだけのおカネ? 政府が国から逃げ出す男に何をするか知ってるだろう? あの『粛清』事件が起きてから10年になろうとしてる。君はそれよりも前のことを覚えていられるだけの記憶力があると思うけど?」

「あの事件では何千人もの男たちが逃げようとしたでしょ? でも、あたしが話してるのは、あたしとあなただけのことだもの。それに、あたしと一緒ならあなたも安全だと思うわよ」

「そんなの嘘だって分かって言ってるよね? こんなふうにふたりで会っているだけでも、すごいリスクなんだよ。もし、変な人たちに、僕たちがしてることが見つかってしまったら……」

「ただのセックスじゃないの! 自然なことだわ!」

「政府はそうは見てくれないよ。もし、ジーナが、僕はコックケージ(参考)を外せるのかもしれないと、ちょっとでも疑念を抱いたら……ジーナのことだ、即刻、僕のアレをちょん切ってしまうよ。僕には分かる。ジーナなら、そうする。それに、君のお姉さんは、僕がアレを使ってると分かったら、何をすると思う? ましてや、君を相手にしていたと知ったら、どんなことをすると? 僕を矯正施設に送り込むかも。でも、それは最良のケースのシナリオだよ。最悪のシナリオだと、僕はあの繁華街の安アパートに送り込まれて、夫を持つ経済的余裕がない女性たちに1時間2ドルくらいで体を使われる運命だろうな」

「そんなことは決して……」

「いや、彼女ならそうするよ。君も本当はそう思っている。いや……こんな世の中、最悪なのは分かってるんだ。この20年の間に世界がどんだけ変わってしまったか、本当に気が狂ってる。でも、僕も君も、世界を昔のように戻すことなんかできないんだ。逆には戻せない。だったら、現実の世の中で何とかして生きていかなければならないわけだし、そういう世の中でも何か楽しみを得られるなら、それを享受していくべきなんだよ。だから、お願いだ。僕のコックケージを返してくれないか?」

「こんな世の中、大嫌い」

「うん、分かる。でも他に選択肢はないんだよ。これが僕たちが生きている世界なんだよ」


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[2020/12/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

NuSkin 「ヌースキン」 

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Nuskin 「ヌースキン(参考)」

「オーケー。じゃあ、こいつはいずれはがれるって絶対に言えるんだよね? というのも、すごくぴったりとくっついてる感じだから……」

「ええ。何度も言ってきたけど、最後にもう一度。これは全部一時的なものなの。ほんと、キミイったら、あなた、あたしがずっとこういう人工物をつけてるのを見てこなかったように振る舞ってるわよ。例の特別な溶剤をあたしが持ってる限り、その接着剤は溶かすことができるし、以前の退屈なカラダのあなたに戻ることができるから」

「ふたりっきりでいる時は、僕のことをキミイって呼ぶの、頼むからやめてくれよ」

「その呼び方に慣れなくちゃダメよ。あたしのパパがいる時に間違ってあなたのことをケンと呼んでしまうことだけはイヤなんだから。まあ、パパの愛娘の処女を奪ったことで、パパに気を失うまで殴られたいのなら、話しは別だけど。知ってるでしょうけど、すべて、あなたにかかってるんだから」

「本当にお父さんがそんなことをすると思ってる?」

「そうするのは確かね。特に、あたしたちが同棲していると知ったらなおさら。パパは良い人よ。たいていの時は、良い人だと思う。でも、パパは本当に古臭い考え方をするところがあるの。男女の交際についての考え方だけど。分かるでしょ? 結婚前はセックスは禁止とか、同棲は持っての他とか、その他いろいろ」

「でも、お父さんは理解してくれると思うんだけどなあ。僕たち婚約してるんだし、それに……」

「いや、絶対、理解なんかしてくれないわよ。あたしたちが一緒にいるためには、これしか方法がないの。パパがあなたはただのルームメイトだと思ってくれさえすれば、すべてがうまくいくの。それに、たった半年だけなんだから。それが過ぎて、パパが別の地方に配置換えになったら、全部、元の普通の状態に戻れるのよ。それと、自分のおっぱいをいじるの、ヤメて。それって、ちゃんとした女性のすることじゃないわよ」

「ごめん。なんか、すごく変な感じだから。つなぎ目すら、全然、見えない」

「前にも言ったでしょ? そのヌースキンはあなたの皮膚に密着してるから。つなぎ目はゼロになるように作られているの。さあ、今度は、そのおちんちんをしまって、新しくバギナを作る作業に入りましょう」

「やっぱり、そうしなきゃダメなのかなあ……」

「ダメ。そのまんまにしておくわ。その変装、完璧でなくちゃ。そうじゃなきゃ、そんなことする意味ないもの。だから、リラックスして。いったんそれを身に着けたら、それと本物との区別がつかなくなるから、大丈夫。お医者さんを除けば、誰にも分からないわ。あたしを信じて」

「ああ、分かったよ。じゃあ、さっさとやってしまおう」

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[2020/12/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (19) 


妊娠が確実になったすぐあと、カレンはWイェックスを摂取するのを止めた。というのも、僕は吐き気や疲労感、それに乳房が極度に敏感になり、全然セックスをしたい気持ちがなくなっていたからである。これは妻にとっては拷問だった。Wイェックスを摂取することにより性欲が増加するため、彼女は一日中、非常にムラムラした気持ちになるのに対し、僕の方はその気がまったくなくなったからである。彼女がWイェックスの摂取を止めるのは当然のことだった。彼女はすぐに以前の女性の体に戻った。

しかし、3ヶ月ほど過ぎた頃になると、吐き気も疲労感も消え、乳房も普通に敏感な程度まで落ち着いてきた。そして、それに伴って、僕の性欲も、それまでの欠如に対して復讐するかのように激しく戻ってきたのだった。

そして僕は女性の体になって初めて自慰をした。片方の手の指でクリトリスを擦り、もう片方の手の指をあそこに出し入れする方法で。ああ、確かに、イクことができた。でも、何かが足りない気分だった。

カレンが仕事に行っている間、両手をせわしなく動かして欲求を晴らしてはいたものの、ますます不満が蓄積してしまう。それを何日か続けた後、僕は家の中をあっちこっちひっくり返しては、カレンがどこかにディルドっぽいものを隠していないかと探し回った。だが、何も見つからなかった。どうしても指だけでは物足りない。何かに貫かれなくては満足できない。

かすかに膨らんできたお腹が隠れるようにゆったりとしたトップを着て、ハンドバックを持ち、僕は近くの成人向けショップへと出かけた。

そういう場所には前に行ったことがあるが、そこで売っている様々なディルドには一度も注意を向けたことがなかった。でも、今は体内のホルモンが猛り狂っているせいか、その売り場は、貴重なお宝が壁いっぱいに陳列されるようにしか見えなかった。

ひと通り見て歩き、カレンが脚の間に備えていたものに近いものを見つけた。と同時に、別の物も目に入った。円筒状の容器に梱包されたWイェックスだった。タイプと持続期間で分類され、陳列されていた。

それもひと通り眺め、やがてひとつに注意が向いた。ブルー・Wイェックス7・ライトという商品。7日間はペニスが持続するタイプである。僕はそれを掴み、レジへと向かった。ディルドの方も手に持ったままだった。

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[2020/12/10] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)