僕はリサを連れてサッカー場の真ん中へ歩いた。リサは黙ったままだった。無言のまま服を脱ぎ、全裸になって、うつぶせに横たわった。僕は彼女を見下ろした。これまで一度も彼女のアヌスにしたことはない。
リサの横にひざまずき、指1本に潤滑剤を塗り、彼女の中に差し込んだ。リサが息を止めるのを聞く。その後、今度はペニスに潤滑剤を塗り、うつ伏せになる彼女に覆いかぶさった。ドレスの裾を捲り上げ、パンティの腰ゴムの中からペニスを引き出す。ペニスを彼女の裏穴にいきなり突き立てた。リサは息を止めていた。亀頭が入っていく。突然、リサは呼吸を荒げた。自分からお尻を僕に突き返し始める。うつぶせのまま両手を後ろに回し、僕の尻に手をかけ、自分へと引き寄せた。この動作だけで、リサが僕にあの部分へ打ち込みすることを望んでいるのが分かった。信じられなかった。あのリサが! 僕はしゃにむに腰を突き立てた。リサは、うめき、喘ぎ、大きな声でよがり泣き、ついに頂点に達した。僕も同時に達し、彼女のアヌスに放った。
その姿勢のまま1分ほど横たわったままでいた。リサは僕に体重をかけて覆いかぶさられていても、まったく不平を漏らさなかった。ようやく落ち着いた僕は、立ち上がり、ドレスを直した。リサも服を着た。2人で戻った時、スーザンは車の中で待っていた。にやりと笑みを浮かべていた。その後、車でリサを家に送ったが、リサは一言もしゃべらなかった。
その夜と翌日の朝も、いつもと変わらなかった。夕方、スーザンが帰宅すると、僕に別のセクシーな服を着せ、さらに念入りに僕のメイキャップを行った。それが済むと、僕とスーザンの2人は、ただリビングルームにじっと座ったままになった。しばらくそのままになる。
どうするのだろうと好奇心に負けた僕は、ようやくスーザンに訊いた。
「今夜はリサに会いに行かないのかい?」
「あら、行かないわよ。・・・リサは行っちゃったもの」
「行っちゃった?」
「サンフランシスコに行ったの。ポールを探しに」
僕は唖然として、開いた口が閉まらなかった。
「だけど、僕は、明日、家に帰ることになっているんだ!」
スーザンは肩をすくめて見せた。僕は、どういうことかさっぱり分からなかった。
「ポールは、今は結婚しているの。でも、ポールは、リサが喜んで彼の奥様に仕えるつもりなら、彼女を家に入れても良いって言ったのよ」
スーザンは立ち上がり、僕の背後に回った。突然、何かが口に詰め込まれ、顔の周りを締め付けられた。猿轡だった! 立ち上がったが、彼女は素早く僕の両手を後ろ手に拘束した。さらに体を押され、オットマンの上に覆いかぶさる姿勢にさせられた。同時に両脚も拘束される。その後、スーザンは僕のスカートを捲り上げ、パンティを引っ張って、お尻をあらわにさせた。彼女の指が2本、アヌスに入ってくるのを感じた。
「本物の女性になることがどんなことを意味するのか、あなたにしっかり教え込む時が来たようね」
部屋の中、別の人の声が聞こえた。首を回して見る。そこには男がいた。筋肉隆々で巨体の男だった。男はズボンを脱ぎ始めた。僕は体を起こすことができなかった・・・スーザンに押さえつけられていたからである。
おわり
僕とドナは再び着替え室に入った。ドナは僕を見て、僕の足元の靴に目を落とし、次に自分自身の靴を見た。
「いま着ている服の上からシャツだけを羽織って。もう時間が遅いし、ここは家からも遠くないから。この靴を脱いだり、着替えをして時間を使いたくないわ」
「そうかな、分からないよ。もし何かで止まらなければならないことになったら、僕は困ったことになってしまう」
ドナは僕を見つめ、近寄り、乗馬用の鞭を手に取った。
「今夜のあなたは一夜に受けるには十分スパンキングされてきたと思うけど?」
僕は分かったよと同意し、ネグリジェの上にシャツを着た。ハイヒールを履いたままズボンを履くのはできないと思ったので、ズボンと靴とソックスは手に持って、姿勢を正した。
「それでいいわ」
妻は甘えた声でそう言い、彼女自身のシャツを取り、上に羽織った。それから残りの衣類を拾い上げ、僕に手渡した。
「私が支払いをして、買ったものを持っていくわ」
そう言ってドナは、ハンドバックを持って店の前のレジのところへ向かった。
僕もドナの後について歩いた。注意深く彼女の歩き方をまねる。ジェニーは、新しい女王様風の衣装、鞭、ブーツ、ディルドに皮のストラップなどの商品をすべて袋に詰め終えていた。
「いま身につけていらっしゃるガーターのセットのための包装紙も一緒にバッグに入れておきました。ひょっとして何かで必要になるかもしれないと思いまして。お買い求めになったものを、着たまま家に帰られるほど気に入ってくださったようですわね」
ジェニーは微笑みながら、レジを打ち、総額を出した。ドナはクレジットカードを出し、その後、受け取りにサインをした。ジェニーは、サインをした受け取りをドナから受ける時、少し長い時間、彼女の手に触れていた。
「また、あなたたちお2人の女性には当店に来てくださると嬉しいですわ。その時には、ぜひ、閉店間際の時間帯に来てください」
「ぜひ、そうします」
僕が先導する形で、店の出口に向かった。ジェニーはドアのロックを外し、ドアを開け、先に顔を出して外を見た。
「危険はなさそうです」
ドナと2人、こっそりと外に出た。車につき、ドナが僕のために助手席側のドアを開けたときだった。一台車が通りかかり、スピードを落とした。男たちが2人、僕たちに狼のような遠吠えをし、その後、スピードを上げ、通り過ぎて行った。
ドナは僕に微笑みかけた。
「私たち2人とも素敵に見えているということね、ビクトリア」
僕は車に乗り込み、抱えていた衣類の中に隠れるようにして座った。ドナは、商品の包みをバックシートに置き、運転手側に回り、乗り込んだ。車のエンジンをかけながら、僕の方を振り返り、改めてじっくりと見ていた。
「今夜は、本当に信じられないような夜じゃなかった?」
「ああ、そうだね・・・でも、お尻がひりひりしているよ」
ドナはにっこり笑っていた。 「私のも同じだわ。でも、その痛みを感じるたび、すごく楽しい経験だったことを思い出すわ」
家に着き、玄関前の通路に車を入れた。道路に車が走っていないのを確認した。それに、幸い、近所の人たちも外に出ていなかった。僕は、再び、ドナがドアを開けてくれるのを待った。
車から出てハイヒールを履いた足で立った。そしてドナが荷物を取り出し、家の裏ドアを開けるのを辛抱強く待った。無事に家の中に入った後、滑るような足取りで寝室に急いだ。途中、靴を床に落とし、ズボンを椅子に置いた。ドナは荷物を降ろすとすぐに僕と対面した。シャツのボタンを外し、滑らすようにして僕の肩、そして腕から脱がしていく。そして、脱がせたシャツを椅子に放り投げ、今度は自分のシャツのボタンを外し、脱いだ。
「あなたの靴の鍵を外してあげる。靴は脱いでもいいわよ。でも、他の服はそのままで寝ること。いいわね? ミス・ビッキー?」
僕は、すぐに、ここでノーと返事したらどんなことになるのか思い出し、妻の命令に従った。ドナはにんまりと微笑み、僕の両腕を擦り、僕の体を引き寄せ、キスした。
「私、ここにいる新しい恋人が大好きになったわ、ビクトリア。これから楽しいことがたくさんありそうね」
ドレスは、私の体に第2の肌のようにフィットしていただろうか? ローマ法王はカソリック信者だろうか?(
参考) ステイアップ・ストッキングを選んだわけは、ドレスの官能的なラインを、ガーターベルトの線で台無しにしたくなかったからだ。ぎりぎりまで迷ったが、最後に大胆にもパンティも履かないことにした。私の女性的で官能的な体の起伏を別にすれば、肉感的なラバーのドレスを通して見えている唯一の目だった起伏は、硬く膨らんだ乳首と、盛り上がった恥丘だけだった。
この装いを、紺のエナメル製のプラットフォーム・サンダル(
参考)で装飾した。つま先が覆われておらず、足首でストラップで留めるデザイン。靴底の厚さは5センチで、15センチという、そびえるようなスティレット・ヒール(
参考)になっている。靴底も透明な蛍光樹脂のルーサイト製。耳には、大きなシルバー製のイヤリング、そして両方の前腕には、じゃらじゃらと飾り輪をたくさんつけて、仕上げとした。
レキシは、ビスチェとマイクロ・ミニスカートというツーピースのコンビネーションだった。ビスチェはハッと息を呑むような真紅のエナメル革製。彼女の赤毛の髪と透き通るような白肌と相まって、息が止まるほど素敵に決まっていた。脚には太ももまで覆う赤エナメルのブーツで、13センチのヒール。このブーツのために、いっそうエキゾチックなオーラが漂って見える。
2人で、居心地がよさそうな小さなイタリア料理店で食事をした。その店を選んだ理由は、何より、今夜の最終目的地に行くのに便利だという点だった。料理は美味しかったが、私の気持ちは実際には料理に向けられていなかったと言って良い。グッド・サービスと言うのだろうか? 何人ものウェイターたちが、まるで奴隷のごとく、私たちをちやほやもてなしてくれたのである。レキシも私も、私たちが座っている席を担当しているのがどのウェイターなのか、はっきりとは分からなかった。入れ替わり立ち替わり現れては私たちをもてなす。食事をしていた他の客のうち、一人で来ている人、そうでない人に関わらず、少なくもと6人は、その視線がはっきりとメッセージを送っていた。つまり、今夜、私たちの個人的ウェイターになれるなら魂を奪われても構わないと。私たちは十分すぎる気配りへの感謝として、たくさんチップを弾んだ。だが、多分、今夜、私たちがどこに行くつもりかを伝えさえすれば、チップなしでも通ったことだろう。ともかく、私とレキシは店を出て、目的地に向かった。
ゴーサムの入り口に立っていたチェック係は、私たちの姿を見るなり、何の問題もなくすぐにベルベットのロープの向こうへ招きいれてくれた。店内の雰囲気は、すでに電気的刺激で渦巻いていた。美しい人々でいっぱいの部屋の中でも、レキシと私は、対になったビーコンのようにみんなの注目を引き付けた。ずっと、飲み物をおごられ通しだった。もっとも、私は、バーテンダーの手から直接手渡されたのを目で確認できた飲み物だけに口をつけるよう注意していた。私たちはダンスもした。レキシと一緒に踊ることもあれば、それぞれ、尽きることのない男性の求愛者たちを相手に踊ることもあった。
クリスは、一刻も早く階下に行きたかった。そこで、ジョギング・パンツとTシャツを着た。あまりに急いでいたので、ジョギング・パンツの下に下着を履くこともしなかった。階下に降りると、父親が玄関にいて、レドモンド先生と話をしているのが見えた。
「だああいじょうぶですから・・・運転できますよお・・・」
「いいえ、いけません。私の一番大事なお客様を、交通事故で失ったり、飲酒運転で逮捕されたりして欲しくないのですよ」
そう言って、トムはジャネットから車の鍵を取り上げた。
「家のクリスが先生を送って差し上げます」
「まあ・・・」
ジャネットは振り返ってクリスを見た。燃えるような瞳で彼を見る。
「クリス、ワゴンを使いなさい。先生の車は明日、送り届けられるから」
クリスは急いでキッチンに行き、車の鍵を取り、すぐに戻ってじゃネットの横に付いた。片腕を彼女に巻きつけ、体を支えながら、玄関を出て、車へと向かった。
「注意するんだよ」 クリスの父は息子に囁いた。
「大丈夫だよ、お父さん。責任を持ってしっかり送ってくるから」
マーフィー家のファミリーカーは、あの大型のブイック社のビスタ・クルーザ・ワゴン(
参考)だった。古い車だが、荷物を運ぶには素晴らしく、実に頼りがいのある車であった。クリスや彼の父が、どんなに新しい車に替えようと言おうとも、クリスの母親は決して耳を貸さないだろう。
クリスはジャネットの腰に腕を回して彼女の体を支え、連れ添いながら車へ向かった。ジャネットはクリスに体を預けるようにして歩いた。腰をぴったりと押し付け、上半身も彼の腕の中、しがみつくようにして歩いた。車のそばに寄ったクリスは、もがきながらも、何とか片腕でジャネットの体を支え、もう片手で車のドアを開けた。それからジャネットの向きを変えて、自分に対面させ、そのまま優しく助手席に腰を降ろさせた。
ジャネットは、腰を降ろすとすぐに、ずるりと体を滑らせ、大きなベンチ・シートに横たわってしまった。両脚とも、まだ、車の外。彼女自身はくすくす笑っている。
クリスは、ジャネットの足を車に乗せようと身を屈めた。ふと、ジャネットが脚を大きく広げているのに気づく。ミニのカクテル・ドレス(
参考)の中が奥まではっきりと見えていた。薄青のパンティと、それが覆うぷっくりと盛り上がった恥丘。クリスは、必要以上に長く時間をかけて、ジャネットの脚を車に入れ、ドアを閉めた。急いで運転主席の側に回るクリス自身の性的な部分は、半立ちの状態になっていた。