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心が望むものをすべて 6 (6) 

***

初めて騒ぎについて耳にしたのは、地元のテレビ局での早朝ニュース・トークの番組でだった。出勤準備をしながら見ていたのだが、新刊のノンフィクションが書店に並ぶらしく、誰もが「必読の本」と褒めちぎっていたのである。皆、その本を『私のように黒い夜』(参考)の再来と呼んでいた。このアメリカという国で、差別、迫害、憎悪を加えても良いと世間一般に認められている最後の対象。その対象に対する法的、社会的な不寛容を、仮借なく暴露した、その生活を自ら行っている人物自らが語った本という。タイトルは『据え置かれた欲望:トランスジェンダーとしてアメリカで生きる』。著者はダニエル・ドゥボロー。

偶然などではありえない・・・

発売された朝、書店の前の行列の先頭に私はいた。裏表紙にあったダニーの写真に手を当て、かつて、彼女を抱いた時に感じた温かみを再び感じようとした。たとえ、本の裏表紙であっても、彼女の顔を再び見ることができてとても嬉しかった。たとえ数分でも、暇ができるとすぐに本を読んだ。その本は一人称で語られていたが、ダニーがこの物語のリサーチをしている時に出会った他のTガールたちの体験から収集された、引用や3人称の語りも含まれていた。

私はむさぼるように、一字一句読み進めた。第1章「初めて夢を抱いた時」から。ダニーは、たった2歳の時から自分の性同一性について何か変だと知っていたTガールたちや、成人してから初めて自分の別の存在に気づいた、「遅れてやってきた」Tガールたちについて語っていた。さらに、一生のすべてをクローゼットの中に隠れて暮らした女の子や、それとは逆に、胸を張って堂々と「カムアウト」した人たちのことも記している。ダニーは、年代を追って、自分の特別なアイデンティティを大切なパートナーと分かち合えた人々、同じTガール同士でしか分かち合えなかった人々、そして、誰もおらず孤独に隠し通した人々のことを記録していた。カムアウトし、少なくともある程度幸せを見出した人々のことも書いていたし、夢を追求した挙句、すべてを失ってしまった人々のことも書いていた。

[2007/02/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第2章 (2) 

「あ・・・あら・・・クリス。何・・・まあ、私の車!」

ジャネットは、車をマーフィー家に置いてきたことを思い出した。

「あの・・・私・・・まだ、ちゃんとしてなくて・・・」 ドアから差し込む太陽の光に眼を細くし、しばたかせている。

「お休みのところ、すみません。これが車のキーです」 クリスはドア越しにキーを手渡した。

「あ・・・ちょっと・・・私、失礼な態度だったわね。ちょっと待ってくれる? コーヒーを用意するわ」

クリスはコーヒーは飲まない人間だったが、ドクターとおしゃべりをするチャンスを断るつもりもなかった。ジャネットがドアを大きく開けるのを受けて返事した。

「ええ、ありがとうございます」

「まあ、あれ、私の車?」 ジャネットは、玄関前に止まっているピカピカのコンバーチブルを見て、ビックリした。

クリスは誇らしげに微笑んだ。

「その通り! ドクターの車ですよ。ちょっと、磨き上げる必要があったけど」

「まあ、本当にありがとう。ずっと、洗車しなくちゃと思っていたの」 ジャネットは、そう言いながらクリスを中に入れた。 「ごめんなさいね。家事を頼んでいる人は日曜日は休みなの。だから、私自身でしなければならないので」 そう、すまなそうに言う。

クリスは、ジャネットの後について、大きな家の中を進み、キッチンへ入った。彼は、ジャネットが、テリー地(参考)の丈の短い白いローブを身にまとっていること、そして裸足であることを見逃さなかった。髪の毛は少し乱れていたが、それでも彼女は美しいと思った。キッチンへと連れて行かれながら、クリスはジャネットの素肌の脚を見つめ、あのローブの下には何を着ているのだろうと考えていた。

ジャネットは、コーヒーを用意するのに必要なものを求めて、キッチンの中、いろいろ探し回った。ジャネットは、クリスに、アイランド式カウンター(参考)のそばの椅子に座るように指示した。ようやくコーヒーメーカーをセットし終えたジャネットは、振り返り、クリスがフランス式ドア(参考)を通して、大きなプールとガゼボ(参考)を備えた、広々とした庭を見ているのを見た。ジャネットは、昨夜、見知ったときと変わらず、クリスのことをハンサムな青年だと思った。タイトなブルージーンズを履き、上はVネックのTシャツ、そしてテニス・シューズを履いている。よく発達した胸板や腕の筋肉の様子から、体を鍛えていることも見て取れた。ジャネットは、思い浮かべたことについて、世間からは当然とみなされている罪悪感を感じると共に、少し求めていない興奮が体を駆け巡るのを感じた。

クリスは、振り返り、ジャネットが自分を見ていたことに気がついた。それに彼女が少し顔を赤らめているのにも気がついた。

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ポルノ・クイーンの誕生2 (10:終) 

マークのペニスの半分ほどを入れられた頃、彼が押し込むたびに、それに押されて僕のペニスがお腹の下のマットレスに擦れるのを感じだしていた。ペニスをマットレスで擦られる快感。そして彼の大きな男根にアヌスを貫かれる快感。その2つの快感に、僕はこの行為に夢中になり始めていた。快感だけが頭を支配し、他のことが意識から消えていく。やがて僕は、知らぬ間に声を上げていた。ひとりでに女の子の声になっていた。

「ああ・・・、気持ち良いです・・・もっと、深く入れてください・・・お願いです・・・」

マークは、少しずつペースをあげ、やがて、彼の太ももが僕の尻頬を叩くのを感じた。彼の持ち物をすべて入れてもらっているのが分かった。それでも、もっと欲しい気持ちになっている。マークは次第に力強く出し入れをし始めた。強く、激しくされることが気持ちいい。僕は、トレーシーの柔らかい太ももの間に顔を埋め、くぐもったうめき声を上げながら、マークの運動に合わせて、自分からお尻を上下に動かした。

トレーシーは、この僕の姿を見ていた。

「ステフィー? あなたがマークに愛されるのを喜ぶことになるのは、分かっていたわよ。さあ、今度は体を起こして、四つんばいの格好になってみて。エッチな淫乱女がするような格好に」

僕は、今のままの姿勢でセックスされるのが気持ちよかったので、正直、姿勢を変えたいとは思っていなかった。だけど、マークが動きを止め、僕の体を抱え僕に膝をつかさせた。四つんばいの姿勢になるとすぐに、マークは再び出し入れを始めた。トレーシーが言っていたことは正しかった。この姿勢のほうが快感が大きいし、マークもより深く入れられるようだった。そればかりでなく、この姿勢の方が、僕自身、前後に動きやすいという利点もあった。これのおかげで、さらに快感が増した。

「ああ、いい・・・マーク様、もっと強く、もっと深く犯してください。私のアヌスに強く打ち込んでください・・・お願いです」

トレーシーが体を傾け、僕の耳に囁いた。

「あそこは、あなたのアヌスじゃないわよ、女々しい可愛い子ちゃん。あそこは、あなたのおまんこ。そうでしょう? さあ、思い切り淫乱娘になりきって、マークにおねだりしなさい。おまんこやってって!」

僕は大きな声で叫んでいた。

「マーク様! 私にやってください。私のおまんこに! 淫乱女にするように激しくやってください! マーク様の太くて大きなもので私を思い切り犯して!」

マークが傷を負った雄牛のような唸り声を上げるのが聞こえた。同時に、腰の動きにスピードが増す。間もなく、激しく打ち込むたびに、彼の両太ももが僕の尻頬をぱんぱんと叩くようになった。その時に僕が受けている快感は、それまで味わったどんなものよりも強烈だった。僕は、暴力的に痛めつけられている少女のような泣き声でよがりながら、同時に、もっともっとと喘ぎ、求めていた。

その僕の求めに、マークはすべて応じてくれたし、いつまでも、この行為を続けていられるようにすら思えた。1時間も続いていたように思えたある時、彼がペニスを引き抜くのを感じた。次の瞬間、僕は仰向けになっていた。マークが僕の体を抱き上げ、いとも容易く、くるりと反転させたのだった。僕が何も考える間もなく、僕の両脚はM字に曲げられ、両膝が胸に押し付けられていた。そしてマークがペニスを再び僕の中に押し込んでくるのを感じる。この時は、まったく痛みを感じなかった。このとき感じたのは、この逞しい男性に貫かれる甘美な喜びだけだった。

僕には、四つんばいの姿勢より、この体位の方が好きだった。マークも前より深く僕を貫いていたし、この姿勢だと、僕も、僕に出し入れをするマークの顔を見ることができたから。マークは、僕を見下ろしながら顔に笑みを浮かべていた。その笑みから、マークが、このセックスのことを、僕と同じくらい楽しんでいることが分かった。それに、僕は自分自身のペニスも見ることができた。完全に勃起していて、壊れた蛇口のようにちろちろとプレカムを漏らしている。そこに手を伸ばし、いじりたいという衝動に駆られたが、それは我慢した。触っただけでいってしまいそうだったし、あまりに早く射精してしまうのは避けたい気持ちだったから。

マークは、それからもう20分ほど、その体位のまま僕に出し入れを続けた。そしてとうとう、こう言った。

「ステフィー! もうこれ以上は我慢できない。そろそろいくよ。おまんこに出して欲しいか、それとも口か。どっちがいい?」

僕は何も考えすらせず答えていた。

「おまんこに。私のおまんこに一杯出して!」

マークは唸り声をあげた。

「いくぞ、ステフィー! 俺の一発だ!」

次の瞬間、アヌスの中を温かいものが満たすのを感じた。マークがクリームを僕の中に注ぎ始めたのだ。それと同時に、僕自身のオルガスムが触発された。女の子が絶頂を告げるときのような甘い声で喘ぎながら、僕のクリトリスから熱い体液が噴出し、ビスチェに降りかかった。僕の人生で最高のオルガスムだった。決して忘れることはないだろう。

マークは、僕の胸に押し付けていた僕の両脚を離した。力が抜けた僕の脚は、だらしなくマークの体を挟んだままベッドに降りた。マークも力が抜けて、がっくりと僕の上に覆いかぶさった。ありがたいことに、マークは両肘で体を支えたまま、僕の上に覆いかぶさったので、全体重を乗せられて潰されることにはならなかった。だが、たとえ全体重を掛けかれても、僕は気にしなかったと思う。僕自身、マークの体をきつく抱き寄せていたから。マークは、僕の中に埋め込んだままのペニスが柔らかくなるまで、僕に長々とディープキスをしてくれた。やがて、アヌスの筋肉が彼の柔らかくなったペニスを押し出す。それを受けてマークは転がるようにして僕の横に横たわり、それから間もなくして、眠ってしまった。

僕も同じく眠りに落ちそうになっていたが、トレーシーが僕の頬にキスをするのを感じた。

「それで、どうだった? 女の子のようにセックスされて?」

「すごく良かった。またしてもらいたくて待ちきれない。マークは私にして楽しんだと思う?」

トレーシーはくすくす笑った。

「もちろん。楽しんだと思うわ。あなたがその気になって彼にさせれば、これから、何度もしてもらえると思うわよ。さあ、眠ってしまわないうちに、マークのをきれいにしてあげて。それからシャワーも浴びて。マークがどれだけたくさん出せるか私も知っているもの、そのまま寝ちゃったら、一晩中、ベッドに垂れ流し続けて、汚しちゃうことになるわよ」

トレーシーがどうして僕にエネマをさせたがったか、今にして理解できていた。トレーシーは僕がアヌスでマークを受け止めることになることを知っていて、その後、僕が口でマークを清めることになるのも知っていたのだろう。セックスをする前には、アヌスの中はきれいにしていたので、セックスの後にマークのペニスを舐め清めることに、僕はまったく抵抗感がなかった。僕は、大の字になって眠るマークの股間に顔を寄せ、その素晴らしいペニスをきれいに舐め、尿道に残っているものもすべて吸い取った。

マークのペニスをすっかりきれいにした後、トレーシーと2人でバスルームに行った。シャワーをセットすると同時に、トレーシーはエネマの洗浄液を用意した、僕は自分でエネマをした後、トレーシーと一緒にシャワールームに入った。

シャワーに入るや否や、トレーシーは両腕で僕を抱きしめ、キスをしてくれた。1分かそのくらいキスをした後、唇を離して僕に言った。

「今夜、あなたも楽しんだのを見て嬉しかったわ。こういうことを続けたいと思っているの。それに多分、もうちょっとあなたの女性化を進めたいとも思っているのよ。マークもそれを望んでいると思うし、あなた自身も、そうした方がずっと良いと思うはず」

シャワーを終えた後、彼女に訊いた。

「私の女性化はどこまでできるの? 何て言うか、女の子のような服装をする以外に、何か他のことがあるの?」

「うふふ。ホルモンとか手術とかで、ずっと先までいけるわよ」

僕にはトレーシーの言っていることが良く飲み込めないでいた。

「ホルモンや手術って、どんな?」

「うふふ。もちろん、女性ホルモンのことよ。それに豊胸手術」

トレーシーは、呆気に取られた僕の顔を見ていた。

「私が何を言っているか分かっていないみたいね。教えてあげるから、新しいナイティに着替えて、ローブを羽織って、マークの書斎に来て。擬似乳房はつけて来なくてもいいわ。明日になるまでは、マークがあなたにもう一度しようとはしないと思うから」

衣類を自分の寝室に持ち帰り、新しいナイティを着て化粧を直すのに、そんなに時間はかからなかった。書斎に行くと、トレーシーがコンピュータの前に座っていて、僕に手招きした。トレーシーの方が僕より背が高いので、僕がトレーシーの膝の上に座って、画面の前についた。その方が楽に画面を僕に見せながら説明ができるからだった。

コンピュータの画面にはウェブ・ページが映っていて、本当は男である女の子たちの写真が出ていた。そのサイトのどの女の子も、男として生まれた人たちだった。驚くほど可愛い人もいれば、女の子にしては筋肉がつきすぎている人もいた。そのサイトによって、トレーシーが言っていたことが可能であることがはっきりと分かった。

サイトをざっと見て周り、いくつか付随する記事を読んだ後、トレーシーに訊いた。

「ここにいる女の子たちのようになれると思いますか?」

トレーシーは僕の頬にキスをした。

「この人たちよりずっと可愛くなれると思うわよ。美容サロンではみんなをだませていたわけだし、フレデリックですら、危なくだまされそうになったほど。喉仏がなかったら、彼も確実にだませていたと思うわ。さあ、もうベッドに行きましょう。これについては良く考えてみて。どう思ったか後で私に教えて」

トレーシーはコンピュータをシャットダウンし、2人で寝室に戻った。僕はマークとトレーシーの間に寝た。もっとも、トレーシーの両腕に抱かれて眠ったのではあるが。最初は、トレーシーに見せられたものを考えながら、なかなか寝付けなかった。1時間以上は起きていたと思うが、やがて深い眠りに落ちた。

眠りに落ちる前に、僕はできる限り女の子になりたいと感じていた。気持ちから女の子に変わって、これからは自分のことも、「僕」ではなく、女の子のように「私」と呼ぼうと思った。「私」は、本当は男性とセックスするのが好きなのだと思ったし、女の子の服装を着るのも大好きなのだと思った。マークに私の女性化のことについて知られる前に、もう男物の服を着るのは嫌だと感じていた。それにマークも、私が男となっているときより女の子になっている時のほうが気に入っているように感じられた。何より、女の子の服を着ているときが、私は一番幸せだと感じているのだった。

つづく
[2007/02/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

大きくて乱暴なのが好き (2) 

それから2、3日、この話題については何も話はありませんでした。が、ある晩、妻がかなり興奮して家に帰ってきたのです。私に座るように言いました。話しがあるというのです。

「今日、友達に話しかけたのね。彼女、街に良いクラブがあると言ったの。大きな体の黒人男がたくさんたむろしてるところらしいのよ。そういう黒人の中には、ダメな旦那を持つ妻たちとセックスして、同時に旦那を侮辱するのが趣味というか、そうするとすごく興奮する人がいるらしいの。あなた、今夜、私をそのクラブに連れて行くのよ。私が。あなたと結婚してから初めてまともなセックスをしてもらえるか、ちゃんと確かめるためにも」

「こんなこと、本気でしようとしてるの?」 私は訊きました。興奮もしてましたが、同時に恐ろしさも感じていました。

「ええ、当然! もちろんよ! 私、考えただけであそこがびちゃびちゃになっているもの。これから着替えするわ。30分で準備ができるから」

実際は、もう少しかかってから妻が降りてきました。圧倒的な姿でした。ぴちぴちの黒いドレスを着ていました。豊かな乳房がふんだんに露出し、形の良い美味しそうな脚も、かなり出ています。靴もヒールがとても高い黒のハイヒール。濃い化粧。妻の全体の姿は、文字通り、体全体で「私を犯して!」と叫んでいるようなものでした。とてもセクシーな姿に、私は思わず両腕を広げて抱きつき、キスをしようとしました。しかし、妻はそんな私を押しのけたのです。

「あなたのようなウインプ男を喜ばせて無駄にするために、こんな風にドレスアップしたわけじゃないわよ」

残酷な口調でピシャリと言われました。

「首尾よく行ったら、大きなおちんちんをした黒人男のために、この脚を広げてあげるつもり。ひょっとすると2人くらい相手にしても良いかな。アハハハハ!」

妻は、落ち込んだ私の顔を見て高笑いしていました。

そのおおよそ30分後、私たちは問題のクラブに着きました。中に入ると、少なからざる男たちが、私のゴージャスな妻のことを振り返って見ました。私たちはまっすぐバー・カウンターに行きました。そしてスデシュナは、わざと、背の高い、がっちりした体格の黒人男性、2人の横に立ったのです。すぐに、彼らがベンとトニーという名前であることが分かりました。それぞれ22歳と21歳の兄弟らしい。飲み物が出されるのを待っていると、年上のベンが妻に話しかけました。

「こんばんわ、可愛い子ちゃん。ここは初めてなのかな? 見たことがないけど」

妻は、うつむいて、はにかみました。

「ええ・・・初めてなの」

「そちらは旦那?」 トニーが聞きました。

「ええ」

「ちょっと弱っちい感じだね。旦那さんにはベッドで満足させてもらってるの?」

妻は大きな声で笑い出し、明るい声になって答えました。

「アハハ。正直言って、全然、役立たず。分かると思うけど、あそこがちっちゃいのよ。友達に、ここに来れば、本物の男を見つけられるかもしれないって言われたのよ。私を満足させられて、私が求めているように荒々しく扱ってくれる素敵な男をね」

「そう・・・じゃあ、奥さん、ここに来たのは正解だぜ」

ベンはそう言うと、いきなり妻の髪を鷲づかみにし、彼女の頭を後ろに倒し、荒々しくキスをしたのでした。

[2007/02/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

写真家 (15:終) 

ボブは、手で僕に合図を送っていた。片手を挙げて親指と人差し指をつなげて、円を作っている。万国共通の「オーケー」のサインだ。いや違う。今度は別の手を挙げて、その中指を立て、円を貫いた。これも万国共通か? ボブは僕に彼女にやれと言っている。

パシャッ!

思わず、カメラのシャッターを押して、ボブの手を撮っていた。

「じゃあ、メイキャップだ。最初に、君の乳首にちょっとルージュの色をつけた方がいいな」

クリスタルは、ボブにフェラを続けたままで、こっちには顔を向けていない。僕はカメラを置いて、彼女の背後に回った。彼女の両脇から手を伸ばして、垂れる乳房の下、手のひらをおわんの形にして、あてがった。大きく垂れる2つの柔らかい肉丘が僕の手を満たす。そのまま、しばらくマッサージしながら立っていた。手のひらの中、彼女の両乳首がみるみる硬くなってくるのを感じた。さらに続けて、揉んだり、マッサージしたりを続けた。ついでに、溜息も漏らしていた。

「ああ・・・そして、もうちょっとメイキャップをしなきゃね・・・ここの部分に・・・」

僕は10センチほど前に進んだ。亀頭が彼女の陰唇に触れたのを感じた。その時点まで、クリスタルは僕がズボンから肉棒を出しているのを知らなかったが、いまや何が起きてるか分かってるはずだ。僕は、まだしっかりと彼女の乳房を両手で握ったまま。それにアレが彼女の湿った女陰を押している。僕は、彼女の陰唇を上下に亀頭で擦り続けた後、彼女の愛のトンネルの入り口を発見した。濡れた入り口。少し前に突き出し、その入り口に亀頭をちょっと入れた。先っちょだけ。

クリスタルは、ボブのペニスで口を一杯にしたまま、呟いた。

「メイキャップ係さん、いいわよ。もっと奥にして。奥までちゃんとメイキャップが来るようにしてね。すごくメイキャップをして欲しかったところだから」

クリスタルがお尻を押し返してきた。僕も突き出す。僕のペニスは、するりと半分ほど滑り込んだ。クリスタルが、溜息を漏らした。僕は、危うく、そのままいきそうになったが、何とかこらえる。彼女はさらに押し返してきた。いまや僕のはすっかり納まっている。その間、クリスタルはボブへのフェラのリズムをまったく崩していなかった。僕が挿入する間ずっと、巧みに吸ったり舐めたりを続けていた。

それから数分間、3人ともそのままの体勢でいた。僕は彼女に打ち込み続け、彼女はボブを吸い続けた。

「ああっと、それで、これが仕上げだけど・・・ほら、メイキャプの仕上げの化粧品をつけるよ。ちょっと白くて、クリームっぽいやつ・・・少し匂いもあるかも」

「ああ、いい。いいわあ」

ボブも大きな声で叫んだ。

「ああ、俺の方もちょっとメイキャップをしてやるぞ!・・・ほら、やるぞ・・・ああ、これだ!・・・」

僕は、できるだけ奥へ突き出した。僕の陰毛がクリスタルのお尻にくっつき、ぶるぶる震わした。精液を放ちながら、そのまま凍ったように体を固定した。彼女のあそこが熱を帯び、ひくひくと痙攣を始めるのを感じた。僕が熱い液を注ぎ込む間、ボブは、何発も熱いスペルマをクリスタルの口に撃ち出していた。クリスタルは背を反らせ、体全体を震わせた。そして、そのまま、3人とも床にがっくりと崩れた。

何分か経った。その間、クリスタルがボブのねっとりとした精液を飲み込む音がしていたが、その数分が経った後、ようやく彼女が言葉を発した。

「で、どうだった? 上品な写真が撮れたかしら?」

「うーん、どうかな。よくわからない。実は1時間前にフィルムを使い果たしていたんだ。これは来週、もう一度やり直さなければならないと思うんだ」

****

この話、気に入ってくれたら、M1KE@hilarious.comまでメールをくれ。他のストーリーもあるんだ。一気に出さずに、ばらばらで出して悪いと思っているよ。でも、AOLのニューズ・リーダーは、一度の投稿ではこの量しか許してくれないんだよ。今のところ、僕がアクセスできるのはAOLだけだし。ともかく、僕のストーリーは全部、実体験に基づいている。このストーリーはほぼすべて実話。もっとも、僕は会計士じゃないけど。エッチな話なので、会計士の役をしてるだけなんだ。

おわり

[2007/02/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第3章 (3) 

スティーブは疲れきっていたが、それでもなかなか眠れなかった。

「過剰反応」

この言葉は、最近、山ほど使われるようになっている。30分ほどベッドの中、絶え間なく寝返りを繰り返した後、スティーブは起き上がり、廊下を進み、書斎に入った。パソコンのスイッチを入れ、Eメールのソフトを立ち上げた。

過剰反応? 彼はすでに眼にしていたのである。これに対して過剰反応などありえない・・・ほとんど、ありえない。

バーバラは、依然としてポーター氏と連絡を取り合っているのだった。それがスティーブには我慢できないのである。土曜日、あの場に彼女はいたのに、あれを変えることは何も起きていなかったのだ。スティーブは分かっていた・・・証拠はないということを・・・・だが、依然としてバーバラがポーターと話しをしており、情報を伝えるために、おそらくどこかで会っていることは分かっていた。これをやめさせる、良い方法をスティーブは知っていた。この1週間ほど、彼は、その方法のことを考えては、内心喜んでいたところがある。

私立探偵事務所から渡された3穴リングのバインダーを取り出し、求めているページを開いた。手元にある情報をすべて打ち込むのは大変で、2時間ほど掛かった。だが、ようやくその作業を終えたときは、達成感で気分が良かった。明日は睡眠不足の影響が出てしまうだろうなとは感じていた・・・だが、今夜は、価値のあることを行ったという達成感で満足していた。

「過剰反応だと?」 スティーブは、クククと笑い声を出した。「みんな、これにも反応しろよ」

********

昨日の午後、彼女は有給で仕事を休んだ。そして再び、彼女は重圧に押しつぶされそうになる。白と黒の文字を眺める・・・スティーブとの離婚に関して裁判所に申請する法的書類を読むことは、彼女にとって、まったく準備をしていなかったことだった。

今朝、バーバラは心重く、集中できず、すっかり困惑していた。昨夜はずっと、自分がどうしてこのようになってしまったのかを考えようとしていた。だが無駄だった。心に濃く曇りが掛かっており、ほとんど何も考えられなかったのである。2時間ほどしか眠っていない。

仕事に行く途中、車のガソリンがほぼ空になっており、ガソリン・スタンドに立ち寄らなければならないことに気づいた。操作パネルで赤いライトを点滅させながら、職場まで何とかたどり着こうとするなど、恐くてできなかった。こういうことはすべてスティーブがしてくれていた。自分でガソリンを入れたのはずいぶん前だった。バーバラは、案内の指示を読まなければ、クレジットカードをスロットに正しく入れることすらできなかった。

混乱しつつも、何度試しても、カードがすぐに弾き出されてしまい、手順の最初の2操作ほどをやり直さなければならない。その後、ようやく、最初に、汚れから保護されたボックスのボタンを押し、燃料のドアのロックを外さなければならず、それをし忘れていたことに気づく。バーバラは、こういう経験はあまり繰り返さずにすめばいいのにと思った。

[2007/02/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

アンソニー・ブラウン:甘い香りのする男(7) 

僕は心配になってしまった。ブレンダは、少しやりすぎじゃないのか。これは、僕たちのバケーションだったのに、突然、彼女は僕を無視している。いったい、このアンソニーという男のどこがそんなに特別なんだ? 確かに彼はハンサムだ。だが、どうしてブレンダはこんな風に振舞っているのだ? アンソニーが、かなり香りのきついコロンをつけているのに気づいたが、だが、それが何だというのだ? ブレンダに何が起きているのだろう? 妻は、生まれて初めてお酒を飲んだ。僕に話しかけるとき、息にアルコールの匂いがした。そして、相変わらずアンソニーに触り続けている。まるで、とても親しい間柄の男にするように。

アンソニーは、引き続き会話を続けていた。

「ブレンダ。僕は、君のことをもっとよく知りたいな。それに僕も、君が知りたいと思うような資質を持っているんだよ」

ブレンダははにかみ笑いを見せた。

「まあ、どんな資質なのかしら?」

アンソニーは何も答えず、ただ、視線を、ブレンダの手が置かれている自分の太もも辺りに落とし、次に、股間へと視線を向けた。

その彼の視線のあとをつけてブレンダの視線も動いた。彼女が溜息を漏らすのが聞こえた。

「・・・これ、私のせい?」

「ああ、君のせいなのはほぼ確か」

僕は立ち上がって、ブレンダの肩に手を置いた。

「もう帰る時間だよ、ブレンダ」

妻の視線が、アンソニーのズボンの大きな盛り上がりから離れ、僕の顔に向いた。眼に怒りの表情が浮かんでいる。

「ちょっと、トム? あなたがわざわざここに来てくれたことには、すまないと思っているわ。でも、アンソニーが先だったの。彼のズボンの盛り上がり具合を見ると、アンソニーが先でほんとに良かったと思っているわ。もし、私の運が良ければ、彼、あれを使うところを私に見せてくれるかもしれないし」

ブレンダは立ち上がり、アンソニーの方を向いた。

「私の運は、良いことになるかしら?」

アンソニーも立ち上がった。

「ほぼ確実に!」

ブレンダはアンソニーの腕に抱きつき、2人はバーを出て行ってしまった。ブレンダが、素晴らしい身体を誇るように颯爽とドアを出て行くのを見ていた。慎ましく控えめな妻はどこに行ってしまったのだろう? 今のブレンダは、自分の体を見せびらかしている。大ショックだった。たった今、妻は僕から去り、僕の人生から姿を消してしまったと確信した。まるでトワイライト・ゾーンのエピソードのようだった。全然、意味が分からない。

どうすべきか、考えようとした。僕もバーを出て、部屋に向かった。そもそも、どうしてこうなったのか理由が分からないので、どうすべきかも、何も考えられない。僕の愛する慎ましい妻。その彼女が、何の前触れもなしに他の男と一緒になり、僕から離れて行ってしまったのだ。

自分の部屋に戻り、ドアを開けた。中に入り、またも驚かされた。たった1時間ほど前に僕が座っていた場所に、アンソニーが座っていたのだ。そして彼の膝にまたがってるのが、妻のブレンダ。彼女は頭を後ろに倒し胸を突き出している。その胸にアンソニーは顔を埋めている。ベルベットのような彼女の肌を舐め、キスをしている。その間、妻は肩をすくめるようにしてジャケットを脱ぎ、ビスチェのストラップを下げた。美しい白肌の乳房が姿を現す。アンソニーは、その乳房を自由に使える状態になった。乳首を口に含み、吸う。豊満な乳房の全体を舐め回る。ブレンダは、甘い溜息を漏らしながら、もっともっととねだっている。

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Drop 急落 (2) 

正直、これは僕が求めていた状態を超えていた。・・・ショックだった。

「ママは、どこでそんな考えを思いついたの?」

ママはようやく僕がショックを受けていることに気づいたらしい。少し面白がっている表情が顔に浮かんでいた。ママは、(僕が2歳のときに離婚した)僕のパパが、そういうのに興味を持っていたと話した。それを聞いて、僕は恐怖を感じた顔をしたのだろう。それを見てママが言った。

「親だからと言って、性的に清廉潔白な人間だと思い込むべきじゃないわよ。でも、大丈夫。ママはあなたのパパとそういうことをしたわけじゃないから。何もしなかったわ。ただ、あなたのパパが、お気に入りの成人向けの小説でどういうシーンを好んでいたか、たまたま知っていたというだけ。私も、そういう本を好奇心から、眺めたことがあったという、それだけよ」

ママはそう言って僕を落ち着かせた。その夜は、その後もずっとおしゃべりを続けた。

翌日、別の問題が姿を現した。ママとケンは、あるリゾート地に1週間のバケーションを計画していたのだった。ママは、すでに、その旅行の飛行機チケット代とホテル代を支払っていた。両方とも払い戻しが効かないという。

「前は、ケンにチケットをあげようと思っていたけど、もう今は、ケンとダルラには一切、親切にしてやらないと決めたの。だから、ママと一緒に行かない?」

でも、明らかに、そのホテルの部屋は、ベッドがカップル向けになっているはずで、その点をママに指摘した。

「ひょっとすると、ツインになってるかもしれないわ。それに、なんだかんだ言っても、私たち親子なんだから、問題ないわよ」

「でも、ホテルの人たちが変に思うかもしれないよ」

ママは少し考えているようだった。

「・・・そうねえ・・・じゃあ、こうしましょう。誰にも私たちが母と息子だと教えないの。それだったら、みんな、私たちのことカップルだと思うでしょう?」

多分、僕は困惑した顔をしていたのだと思う。ママは僕のことを見て笑い出した。

「うふふ。でも、その点さえ気にしてくれなければ、ママとしても、代役の彼氏を連れているという恥ずかしい気持ちもまぎれるから、助かるんだけど?」

僕はちょっとびっくりしたが、一週間、泳いだり日光浴をして、ママと一緒に遊びまわるというのは、楽しそうに思った。そこで、僕はママの計画に乗ることにした。

出発の日になるまでに、ママは僕を説得して、ママのことをスーザンと言う名前で呼ぶようにさせていた。僕自身、ママとカップルになって行動することが楽しみになっていた。笑える話になりそうに思ったから。ママは確かに僕より年上に見えるけれども、それでも、とても美人であることには変わりない。僕たちを見た人々は、僕が年上の女性をゲットしたのだと思うだろう。それに、1週間、代役の彼女を持ってデートするということに何の問題もないように思った。問題が生じる理由が見当たらない。

だが、旅行の2日目にして、僕はその理由を見つけたのである。

[2007/02/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

バースデイ・プレゼント 5 (16) 

私の心は、彷徨うように昨夜のことを思い出していた。なんと様々な出来事が起きたショッピング体験だったのだろう。ビクトリアがジェニーと行為をしたとき、私が嫉妬を感じなかったことに、我がことながら驚いた。嫉妬を感じなかったのは、多分、私自身があの行為で欠かせぬ役割を担っていたという理由もあったし、私自身、2人と同じくらい興奮していたからという理由もあったのだろう。もう一つ驚いたことは、私にとって初めての、実際の女性との経験であり、その経験の間に、甘んじて行った数々の行為だった。正直に言って、私はこれまで、他の女性のお尻にキスをしたいと思ったことは、まったくなかった。ほんの少しも、そう思ったことはない。だが、ジェニーが主導権を握り、私に命令したとき、それを行うのが正しいと感じられたのだった。セックスの点で様々なプレーをしようと決め、その成り行きを受け入れた場合、人は、どのような展開に連れて行かれるか分からないものだ。思うに、ビックに着飾らせ、気持ちの上で彼を女性とみなして、愛し合ったとき、私にとって、実際の女性との性体験に通じるドアを開いたことになったのだろう。私は、ビクトリアの肩越しにジェニーとキスをしたときのことを思い出し、次第に興奮し始めていた。

自分で自分を触り始めたとき、遅れそうになっていることに気が付いた。ゲイルとお昼にランチを一緒にする約束があったのだ。ふと気がつくとゲイルの顔がジェニーの顔に置き換わっている。・・・ここで、やめなきゃ。じゃないと、私、自制できなくなってしまう・・・と、そう思った。素早く、心の中、いろいろ想像することを禁止し、シャワーを浴びて、素早く着替えを済ました。多分、無意識的にだったと思うが、いつもよりセクシーな下着を身に付け、薄地のピンクと黒のブラウス、そして、身体をぴったりと包む生地のスラックスを履いた。昨夜、履いたピンクのハイヒールを眼にしたとき、「これもいいんじゃない?」と思った。スラックスの裾を捲り上げ、ハイヒールに足を入れ、素早くふくらはぎにレースを巻きつけ、結んだ。今日は、あの小さな南京錠はつける必要はないだろう。履いた後、スラックスの裾を元に戻し、立ち上がった。鏡に顔を向けると、そこには普段よりセクシーな私がいた。だが、私の脳のなかで燃え続けている想いがあったせいか、普段よりセクシーな格好であっても、何の問題もないだろうと判断した。

ビックの職場の前に車を寄せた後、ミラーで化粧をチェックした。正面玄関からオフィスに入っていくと、ゲイルが顔を上げた。ドアを閉めるために、一回転して見せる格好になったが、ゲイルがびっくりして私の姿を見直していたのに気がついた。そのとき気づいたのだが、明るい日光の中に立つと、側面から見た場合、薄地のブラウスを通して、胸とブラジャーのラインがはっきりと見えていたのであった。私はドアを閉め、彼女のデスクの前に行き、デスクにもたれかかって彼女の両手を握った。挨拶のつもりで、彼女の手を揉む。

「ゲイル、あなたお腹がすいていると嬉しいんだけど。私、ペコペコなの」

彼女も私の手を揉み返し、微かに笑みを浮かべながら私の目をまっすぐに見た。

「私もペコペコ。すぐに出られるわ」

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心が望むものをすべて 6 (5) 

彼女は、目を閉じ、快感に集中していた。その眼がゆっくりと開く。背中に私の身体がもたれかかるのを感じ、私があれほど愛した、固く、敏感な乳首を私の指の爪がつまむのを感じたからだろう。彼女は顔を横に向け、私の顔を見て微笑んだ。そして後ろ向きのまま、両手を後ろの回し、私の尻頬を押さえ、自分の体に強く引き寄せた。彼女の手が私の視界を過ぎるとき、彼女の爪をちらりと垣間見た。セリーヌの爪のように長く伸びているように見えた。でも、その爪のアートは、真紅にゴールドのネール・アートで、ダニーのお気に入りの色合いだった。あのエレガントな爪が、私のお尻の柔肌に食い込む。その甘美な感覚に、背筋にぞくぞくとした電流が走った。私と彼女は、その姿勢のまま、一緒に達した。何ヶ月ぶりだろう。お互いが、それぞれが相手としている逞しい男性に、打ち込まれながら、2人、身体を密着させてオルガスムに達したのだった。

私の想像の世界で、お菓子屋さん(参考)が再び、店を開いた。そんな感じだった。美味しそうなお菓子、甘い香り、きらびやかな様々な色に囲まれる感覚。最初は、それぞれの組でプレーを始め、次に4人プレーになっていたが、それが時々、駄洒落のつもりではないが、セックステット(sextet)、つまり6人プレーになることもあった。私も、いろいろワイルドな性的妄想をしてきたけれど、このときのようなことは思い浮かべたことがなかった。つまり、私が一人の男性の上にまたがって、彼の大きな男根であそこを満たしてもらい、同時に、私の後ろに、愛するダニーが膝を付き、私のアヌスを満たしてくれる。さらに、そのダニー自身も、彼女が相手している男性に後ろから打ち込まれているのだ。私を貫いている男性とダニー。その2人が同時に達し、私の中に激しく精を放ったとき、私は高台の崖を飛び越え、そのまま宙にとどまった。自分がどこにいるか、今いつなのか、自分が誰なのか、そしてどこまで先に落ちていくのか、そのすべてが意識から消えた。

どんなひと時もやがては過ぎ去ってしまう。その時も同じだった。やがてオルガスムが引いていくと、ダニーが後ろから私をきつく抱きしめてくれた。私の耳元に顔を寄せ、囁いた。

「夢に描いていたのと同じくらい良かった?」

私は、満足した笑顔を浮かべて、肩越しに振り返り、彼女の顔を見た。

「それよりずっと良かったわ」

彼女は私の頬に軽くキスをした。

「お誕生日、おめでとう」

私は、理解できずに彼女の顔を見つめた。それから頭を急に反対側に向け、レキシに視線をやった。レキシは、彼女自身が相手してる馬に乗っていたが、私のことをじっと見ていたようだった。私たちのことを見て、にんまりと笑い、ウインクしていた。その瞬間、今夜のことが仕組まれていたことを知った。私はダニーに関心を戻し、彼女にディープキスをした。彼女もキスを返してくる。

「ありがとう。あなたのことをとても愛しているの。この誕生日、完璧なものにするものは、あともう一つしか考えられないわ」

ダニーは目を落とし、軽く肩をすくめて見せた。それから再び頬に軽くキスしてくれた。

「それはできないわ。まだしなくちゃならないことが残ってるから。私があなたの誕生日を忘れてしまったとか・・・気にしていないと、そういう風に思って欲しくなかっただけだから・・・」

その瞬間、心が一気に沈んだ。ああ! 一瞬、希望を抱いたのに・・・。私は、本当に彼女の心を傷つけていたのだと思い知らされる。それでも、彼女は、私のことを考えてくれていて、誕生日に私の夢をかなえてくれた。私という人間は、本当に彼女には値しない人間なのだ。

でも、少なくとも、彼女と会っている間は、落ち込んでないふりをして、彼女と一緒に楽しもう。

レキシに説得され、それぞれの相手の男性を連れて、彼女のコンドミニアムに場所を変えることになった。もちろん簡単には説得されなかったが。場所を変えるため部屋を出るとき、私が愛する人は、再び、頑強な彼氏の上に乗馬する体位になっていた。私は、無言のまま、懇願の表情で彼女の目を覗き込んだ。彼女は、またがっている逞しい男性の顔を見下ろしていたが、私に気づき、顔を上げた。そして、かすかに微笑み、頭を左右に振った。

「・・・別のプランがあるの・・・」

私は、苦々しい落胆の気持ちが表に出ないように努めた。男性の上に乗ったままの彼女を優しく抱きしめ、頬に優しくキスをし、耳元に息を吹きかけるようにして囁いた。

「あなたがいなくて寂しかった」

部屋を出ながら、肩越しに振り返り、最後の見納めとして、彼女の姿を見た。いつも、いつまでも、私にとって、たった一人のあの人の姿。彼女も肩越しに振り返り、私を見ていた。

[2007/02/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第2章 (1) 

「シルクの囁き、ラベンダーの香り」 第2章 original

翌朝、クリスは早起きし、家の外、自分の車の整備をしていた。ドクター・レドモンドの車が家の前にあるのを見て、嬉しく微笑む。この日、朝食の席で、クリスの父は、この車をドクター・レドモンドの家に送り届けるのはクリスの役目だということをクリスに確認させた。クリスは、忘れていたフリをして見せた。だが実際は、昨夜、寝るまで、彼は、このこと以外何も考えていなかったのである。

率直に言って、クリスは、ドクター・レドモンドの車が、ツルツルのボディの真っ赤なオープンカーであるのを見て驚いた。BMW Z3のコンバーチブル(参考)である。彼女のような保守的な生活スタイルの人には似合わないと思った。だが、保守的な人ほど、時には、非常にワイルドになることもあるのである。

クリスは車に近づき、車内を見た。どうやら、ドクターは、美しい車に対する正しい感謝の気持ちを持っていないのは確かだ、と彼は思った。車の中が乱雑になっているのを見たからである。それに、外側のボディも、すぐにワックスがけをしなければならない状態になっているのを見た。クリスは溜息をつき、家の中に戻り、洗車とワックスがけに必要な用具を取った。このような美しい車をぞんざいに扱うのは、彼にとっては罪悪なのである。

車をすっかりきれいにし、ワックスをかけ、車内も掃除し終わるのに、2時間ほどかかった。レザーのシートにクリーナーを使い、光沢がでるようにした。それから窓を洗い、最後に屋根を畳み、オープンカーの状態にした。いまや、愛らしいオープンカーは、新車のようにぴかぴかになった。

クリスは11時になるのを待ち、父親に、ドクターの家に車を送りに出かけると伝えた。
「クリス、お父さんが、一緒に車でついて行って、戻る時に乗せてあげようか?」

「いや、いいよ。バスに乗るか、友達を呼び出すから」

そう返事したものの、本当は、ドクター・レドモンドと話すチャンスがあった場合、父親にはいて欲しくないと思ったクリスだった。

クリスにとって、このスポーティな車をドクターの家まで運転することは、実に楽しいひと時だった。ドライバーの操作に正確に反応する装置で、宣伝で言われている通りの操作性だった。

ドクター・レドモンドの家の前に着いたとき、クリスは思わずひゅうーと口笛を吹いた。昨夜は、よく家を見ていなかったのである。家の前、車を寄せる道が円を描くように通っていて、大きな屋根つきの玄関先へと通じている。まるで豪華な南部風のホテルのようで、大理石のステップをあがって大きな玄関ドアにつく形だった。眼の商売はかなり良いんだろうな、とクリスは思った。

クリスは、そのステップの前に車を寄せ、ひょいと車から降りた。ステップをあがり、ドアベルを鳴らした。かなり時間がかかってから、ようやくドアがかちゃりと音を立てて開いた。

[2007/02/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生2 (9) 

トレーシーとセックスしながら、僕はマークがいる方に目を向けてみた。マークは、僕たちを見ながらゆっくりとペニスを擦っていた。すでに、再び勃起の兆候を示していて、僕はマークの精力に圧倒された。マークの言っていたことが確かなら、今日はすでに5回は達しているはずなのだが、すでに半立ちの状態になっている。

でも、僕の意識が急にマークから引き離された。トレーシーのあそこが収縮を始め、僕のペニスをきつく絞り始めたからだ。目を戻した僕にトレーシーが言った。

「ステフィー、私と一緒にいって! あなたの女の子のお汁を私の中にぶちまけて。あなたのクリトリスが、女々しいお汁で私の中を一杯にするのを感じたいの」

トレーシーは、最大限の力を使ってあそこの筋肉を締め付け、僕のペニスからミルクを絞り取るような動きをした。僕はひとたまりもなく射精した。激しい射精で、このときほど激しかったことは僕の人生ではなかったと思う。まるで、止めることができないかのように、何発も噴射していた感じだった。トレーシーの熱い肉壷に発射するたび、僕は女の子の声でうめき声を上げていた。トレーシーも、再び頂点に達しながら、僕と同じように叫んでいた。

2人ともオルガスムから落ち着くと、トレーシーは僕から降り、仰向けになった。僕は、無意識的に、体を反転させ、トレーシーに覆いかぶさり、ゆっくりと下方へ移動し、彼女の濡れた割れ目に顔を寄せた。誰に命じられるわけでもなく、僕はトレーシーのあそこから、自分が出したスペルマを舐め取りし始めた。

僕が舐め始めるとすぐに、トレーシーは両手を僕の後頭部にあてがった。

「それでこそ、私の可愛いステフィーね。良い子。女々しいメイドらしく、私のあそこを舐めてきれいにして」

僕は、口に広がる味に驚いていた。これまで、僕のスペルマは、少し苦い味がしていた。マイクのも苦味はあったが、それとは違い、ただ苦いだけだったと思う。だが、今は、もっと甘みが多く、苦味があるにしても、ほんの少しだけだった。トレーシーの愛液と交じり合った味は、とても素晴らしく、僕は掃除機のように、すべてを口に入れようと吸い続けた。

その時には、僕はすでにマイクのことを気に留めていなかったが、彼がどこにいたかはすぐに分かった。トレーシーのあそこを舐め清めていた間、何かが僕の脚の間に動いてくるのを感じたのだった。振り返ると、マークが僕の後ろにひざまずいていた。この時までに、すでに彼のペニスは完全に勃起しており、僕は、次に何が待っているかはっきりと自覚したのだった。僕は、それに備えて覚悟を決め、再び、トレーシーを舐め清める仕事に戻った。

その何秒か後、マークが両手で僕の尻肉を広げるのを感じた。彼の指が1本、僕の穴に入ってくる。ありがたいことに、今回は潤滑剤を使ってくれていた。指が滑らかに僕の中に入ってくるのを感じる。マークは、1分ほど指を僕に出し入れしていたが、僕が苦痛を訴えないのを知り、もう1本、指を加えた。

彼の指に合わせて、僕がお尻を動かし始めたのは、それから、さほど時間が経っていなかったと思う。マークは、僕の反応を見て、さらに3本目の指も加えた。僕は、トレーシーに何度も指でアヌスを愛されていたし、そういうとき、気持ち良いと感じていたので、この時も、指の主が変わっただけで、僕が快感を感じていたことに驚きはなかった。トレーシーの指に比べれば、マークの指は大きいけれど、それでも、同じくらい気持ち良いと思った。

すでに、その時までにトレーシーの陰部はすっかり綺麗になっていたけれども、僕は舐めることをやめずにいた。舐め続けていると、マークが指を抜くのを感じた。そして、次に、彼のペニスの先端が僕のアヌスに触れるのを感じた。これから僕はマークに犯されるのだと悟る。こうなることはずっと前から分かっていたが、今や、それがはっきりと確証されたのだった。

マークが亀頭を押し入れてくるのを感じ、僕はできる限りリラックスしようとした。頭部にアヌスが押し広げられた瞬間、僕は苦痛のうめき声を上げた。トレーシーは、僕に対して様々なことを行い、この時に備えて、僕の準備を整えてくれていたにもかかわらず、それでもやはり痛かった。

トレーシーは体を起こし、両腕で僕の頭を包むように抱いた。

「リラックスするのよ。痛いのは私にも分かるわ。でも、それに慣れた後は、ものすごく気持ちよくなるから。それは約束するわ。私には、あなたが、そこの部分で愛されるのをどれだけ好きか分かってるのよ。そして、その点に関して言えば、マークは、あなたがいったん彼の大きさに慣れたら、最高の男性なの」

トレーシーが言ってることは、多分、正しいことなのだろう。だが、その時点では、僕には彼女が間違っているとしか思えなかった。

もう、これ以上は無理だと叫ぼうとした時だった。マークの大きく太った亀頭が、ポンと上手くはまるように僕のアヌスに入ったのだった。まるで、苦痛の大波が僕に打ち寄せ、その次の瞬間、さっと消えたような感覚だった。アヌスに亀頭が入ったからと言って、快感はまったく感じられない。だけど、苦痛から解放された感覚は、ほとんどオルガスムに近い快感だった。

安堵の溜息をつくと、トレーシーが声を掛けてきた。

「ステフィー、大丈夫?」

大丈夫だと返事すると、彼女はマークに向かって言った。

「あなた、彼女には優しくしてあげてね。この子が男を相手にするのは初めてなの。私が使ったディルドは、あなたのよりずっと小さいし」

マークは僕のお尻を軽く叩いて言った。

「痛かったかな? だったら、すまない。痛みを与えるつもりはなかったんだが。もし、嫌なら、抜くけど、どうかな?」

「いや、お願いです、やめないでください。私は、あそこを愛されるのが好きなんです。今、やってもらえなかったら、私は後できっと後悔することになると思うから」

マークは僕の背中を優しく撫でた。

「できるだけ優しくしてあげるからね。もし、痛くなったら、教えてくれると助かる」

マークはゆっくりと、5センチほど僕の中に入れてきた。すでに痛みはなかったが、かなり不快感が大きかった。まるで、マークのペニスは、深く入るにつれて、途上にあるものを動かして押しのけているような感覚だった。7、8センチ入ったところで、マークはゆっくりとしたピストン運動を始めた。最初は、トレーシーにアヌスをされた時に比べて、まったく気持ちよくないように感じた。しかし、そのすぐ後になって、快感が高まってきた。

3分ほど、マークは、その7センチほどを使って僕に優しい打ち込みを続けていたが、やがて、さらに奥へと入り始めた。間もなく、10センチが入り、そして13センチが入っていた。僕のアヌスが、マークの巨大なペニスに押し広げられることに慣れてくると、次第にかなり気持ちよくなってきたのだった。確かにトレーシーが言っていたように、大きさに慣れた後は、快感だけを感じるようになっていた。

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写真家 (14) 


「クリスタル、ハードコアをやりたいのかい?」 ボブが訊いた。

「あら、そんなのできっこないじゃない。そういうのに顔が出たら困るわ」

「それなら、何とかできるよ」 僕はとっさに思いつきを言った。「君の顔が写らない角度で写真を撮ることにするから」

本当に顔を写さないようにできるか分からなかったが、もちろん、彼女の写真の現像の時に、どの部分でも隠す処理はできるから、本当のところはクリスタルにばれないだろう。ボブは僕に頷いて合図を送った。

ボブは前に進み出た。歩むたびに、彼のペニスがぶるんぶるんと揺れる。そして、クリスタルの顔の数センチ先まで近寄った。クリスタルは手を出し、彼の男根を握り、口の中に引き寄せた。僕の目の前で起きているオーラル・セックスによる、ズルズルとした涎れ交じりの音が聞こえた。

パシャッ! パシャッ!

できるだけ前に回りこんでシャッターを押した。ある時点で、クリスタルがちょっと頭を回し、横目で僕を見た。その時もボブのペニスを口に咥えたまま、離そうとしない。また、後ろに戻ると、ボブは、手で変なジェスチャーを行い、僕に合図を送り始めた。最初、僕は何のことか分からなかったが、次にようやく彼の意図が分かったのである。ボブは、クリスタルに脈動する勃起をしゃぶらせながら、僕の股間を指差し、次に握った手を突き出し、ゆっくりと人差し指だけ伸ばし、それから、また僕の股間を指差して見せているのだった。ボブは、僕も一物を出すよう合図している。

クリスタルの後ろ、1メートル20センチ程、十分に後ろに下がって、僕はジッパーに手を掛けた。音がでないようにチャックを降ろしていく。もう一方の手では、カメラのシャッター・ボタンを押し続けていた。

パシャッ!

その時は、多分、カメラは天井を向いていたと思うが、そんなこと、誰が気にするだろう。ズボンの中に手をいれ、僕の分身を引っ張り出す。ヒュ~! 広々とした外に出られて気持ち良い。クリスタルが、夫にフェラチオをしている間、僕はペニスを出して、彼女の女陰と揺れる乳房をじっくり見ながら立っていた。

「ねえ、マイク! クリスタルに、ちょっとメイキャップをした方がいいと思うんだが?」 ボブが言った。

突然、クリスタルが、口を一杯にしながらも、声を出した。 「メイキャプ?!」

「そうだよ、メイキャップだ。クリスタルにメイキャップをしてあげてくれ。多分、彼女もそれを求めていると思うから。な、いいだろ、マイク?」

もちろん僕が断るわけはなかった。

[2007/02/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第3章 (2) 

「ああ・・・ちょっと良いかな、スティーブ。ちょっと時間をとって考え直してくれただろうか? バーバラは、ずっと泣き通しなんだ。それに私たち・・・ダイアンと私だが・・・いつか近々、ゆっくり腰を降ろして話し合うことができないかと期待しているんだよ」

「ああ、いや、義父さん。いやロイドと呼ばせてもらうけど、何も考える時間なんかありませんでしたよ。今週はずっと、周りにワニだらけの沼地に入ったようなもの(参考)で、現場で起きる山ほどの問題をこなすのに精一杯でしたよ。・・・でも、そんなことがなくても全然関係ないでしょう。要点は・・・バーバラは僕に隠れて浮気をする選択をしたということ、そして、今度でそれは最後だということです」

「ああ、スティーブ・・・」 ロイドは落胆した声の調子になった。「私は、君が怒りを鎮めて、少し理性的になる道を探ってくれるのを期待しているんだが・・・」

スティーブは返事をしなかった。自分が理性的になっていないという仄めかしにカッと頭に血が上るのを感じた。それでも、いつの日か言わなければよかったと後悔するような言葉だけは言いたくなかった。

スティーブは、気を使いながら、言葉を発した。

「いいえ、ロイド。私の『怒り』とおっしゃいますが、僕はそれを鎮めるつもりなどありません。もっと言えば、どうして僕がそうすべきだと思うのか、そちらの言い分の方が理解できない・・・

「考えてくださいよ。もし、ダイアンが突然、他の男性と逢い始めたら、どう思いますか? ある日、ダイアンが下半身を裸にしたまま、他の男の車から這い出てくるのを見たいと思いますか? 自分の妻が、他の男に愛撫されながら、その男にキスをしているところをどうして見たいと思うんですか? そんなことが、あなたが望むことのリストで上位に位置することなんですか?」

ロイドは、少し間を置いて、返事した。

「いや・・・そういうことは望まない。だけど、もし仮に、そういうことが再び起きることを防いだなら・・・そうなりそうなところを押さえたわけだからね・・・そうしたら、妻と一緒に、それを乗り越え、前進するだろうと思うんだよ」

そこまで言ってロイドは静かになった。スティーブも同じだった。

「・・・スティーブ、少し過剰反応してると思わないかね?」

長い沈黙の後、ロイドが尋ねた。本心では、この言葉を使いたくなかったのか、速い口調だった。だが、ともかく、無理をしてでも口に出して発したのだった。

スティーブは下唇を噛みしめ、子供の頃、母にそうするように強制されたように、心の中で10まで数えた。スティーブは、一度数えた後、もう一度10まで数えなければならなかった。時には、10まで数えるだけでは、足らない時があるのものだ。

スティーブは落ち着いた口調で答えた。

「ロイド・・・今度、誰かが『過剰反応』という言葉を言うのを聞いたら、僕は怒りを爆発させてしまうと思います。こんなことを言うのは、ただ、僕がそうなった場合、あなたがそばにいないようにと思ってのことです・・・」

返事はなかった。

「ロイド・・・僕は疲れています。仕事が大変だったし、いくらか睡眠をとる必要がある・・・ですから、お願いです、もう今夜は、僕に電話しないでください。いいですか?」

「ああ・・・分かった、スティーブ。すまなかった。こんなに夜遅くなっていることすら気づかなかったよ・・・ゆっくり休んで、明日は元気になってくれ。いいね?」

「そうします。ありがとう、ロイド。おやすみなさい」

********

[2007/02/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

アンソニー・ブラウン:甘い香りがする男(6) 

僕は、2人の会話が終わるまで座って待つことにした。ウェイトレスに飲み物を注文したが、そのウェイトレスが飲み物をカウンターから持ってくるとき、バーテンダーがブレンダと男に飲み物を出していたことに気がついた。妻がカクテルグラスを手にし、男が差し出したグラスと触れ合わせて乾杯し、威勢良く飲むのを見て、僕は本当に驚いてしまった。謎だった。妻はこれまで一度もアルコールを口にしたことがない。彼女は、飲酒に対して眉をひそめる両親の元で育ったのである。僕が知る限り、これはブレンダにとって生まれて初めてのお酒だ。ひょっとするとあれは一種のソフトドリンクかもしれないが、あのピンク色のものは、僕の知っているソフトドリンクのどれにも当てはまらないように見えた。

2人の会話は、さらにもう10分ほど続いた。確信はなかったが、ブレンダが体を男に近寄せたように思った。何か話しの論点を言いながら、彼女が男の手を2度触れたのを見て、再び驚いた。こんなことをするのはブレンダらしくない。妻は、気軽に人に触れるタイプの人間ではないからだ。男が腕を妻の肩に回したのを見たとき、僕は僕がいることを知らせる時が来たと判断した。

立ち上がり、バーカウンターの2人が座っているところへ歩き始めた。そして、そのとき、妻が手を男の太ももの上に乗せているのを見たのだった。事態はますます変な方向へと動いている。

僕は方向を変え、ブレンダが気づくようにと男の背後に回った。妻は僕と視線は合わせたものの、僕がまるで赤の他人のように振舞って、会話を続けた。信じられない思いだった。ふと、さっき僕が言った、2人は見知らぬ者同士のように振舞うというのを実行しているのかもしれないと悟った。でも、彼女が話しをする相手としてこの男を選んだことに、少し驚きを感じていた。ハンサムな男なのだが、黒人だからである。たいしたことではないとは思うが、それでも驚きではあった。僕は、先に歩み、ブレンダの左、空いていたスツールに腰を降ろした。バーは、2人の会話が聞き取れる程度に静かだった。

ブレンダは相手の男をアンソニーと呼んでいた。彼はブレンダがデミ・ムーア(参考)に似ていると話しているところだった。ブレンダは以前から同じようなことを言われているのを僕は知っている。だが彼女は、その言葉を聞いて驚いて、嬉しがっているようだった。

「本当に、私のことデミに似てると思ってるの?」

「ブレンダ、君がデミ・ムーアと同じくらい可愛いのは確か。でも、君の体の線を見たら、デミなんか男の子にしか見えないよ」 淀みない調子で話している。

僕が座っているところから、ブレンダが恥ずかしさにうつむき加減になるのが見えた。

「本当に、私の体、デミのより良いと思ってるの?」

「絶対に。見えてる部分に基づいて、確かにそう言える」 アンソニーは、さらに急いで付け足した。 「見えていないところも見たいんだけど」

「アンソニー? もしかして、あなたがほのめかしていると私が思っていることを、本当にほのめかしているのかしら?」

僕は、この会話の進み方が気に入らなかった。

妻の質問にアンソニーが返事する前に、僕はブレンダに体を持たれかけ、言った。

「やあ!」

ブレンダは、僕の方を向き、会話を邪魔されたことで迷惑しているような表情で僕を見た。

「あら、トム」

そう言うなり、再びくるりとアンソニーの方へ向き直ってしまった。僕は呆気に取られた。

「ブレンダ」 今度は少し大きな声で言った。

彼女はまた向き直って言った。

「トム? 遠慮できないの? 私はアンソニーとお話しているのよ」

[2007/02/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

大きくて乱暴なのが好き (1) 



「大きくて乱暴なのが好き」 She Needs Them Big and Rough (yw 1550) By WimpHub

こんにちは。私の名前はアニです。妻はスデシュナと言います。私たちはアメリカ在住のインド人夫婦です。妻は美人で、24歳。身長160センチ。肌は白く、96-71-96のプロポーション。Cカップです。妻はセックスが大好きで、しかも痛みが伴うような荒々しい行為を好みます。残念ながら、私は割りと弱い方で、持ち物も情けないのです。結婚してすぐに、私では妻の性欲を満足させることはできないと悟ったのでした。セックス以外の点では、2人はとても幸せです。ですが、スデシュナは次第に不満を募らせ、とうとう3ヶ月前に、頂点に達してしまったのです。

夕食の後、居間でくつろいでいた時でした。彼女が突然、言ったのです。

「アニ? ねえ、私、あなたのことをとても愛しているわ。それに全般的に言えば、私たちの生活は幸せだし。でも、どうしても言いたいの。つまり、セックスの点では、率直に言って、あなた完全なウインプだわ。あなたは小さすぎて私を満足させられないし、セックス自体も私にはあまりに優しすぎるの。もし、この夫婦関係を続けさせるのなら、私、ちゃんと立派なおちんちんをした本物の男に、定期的にセックスしてもらうことにするわよ」

当然、私は妻の突然の言葉にショックを受けました。でも、不思議なことですが、妻が巨大な一物を持つ男たちに犯されるのを想像して興奮もしたのです。私は妻に、どんなことを考えているのか訊いてみました。

「そうね・・・私、セックスと愛は別物だと考えているの。あなたのことは愛しているけど、セックスの点であまりに無能すぎるという理由で、あなたは、妻である私を寝取られてしかるべきだし、それなりの侮辱も受けるべきだと考えているわ。外に出て、大きなおちんちんを持ってる男を探したいと思ってるの。そして、その人に私を痛いほど犯してもらって、その後で、私の不貞の結果をあなたに見せびらかせたいと考えているわ。それに、私のこのセクシーな体で、あなたを焦らしたり、煽ったりして、だけど、あなたにはセックスの喜びを与えないっていうこともしたいとも思ってるの。私が感じていること理解できた?」

「うん・・・多分。でも、その計画をやって他の男たちを見つけたときだけど、僕が見るのは許可してくれるかな?」

「アハハ! やっぱりあなた、ウインプであるばかりでなく、変態でもあったのね。ええいいわ、見せてあげる。もっと言えば、嫌でも見させるわ。あなたが何を失おうとしているのか、本物の男なら私をどんな風に感じさせることができるのか、しっかり見せ付けられるようにね。でも、前もって言っておくけど、あなたを侮辱するように見せつけるつもりよ!」



[2007/02/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Drop 急落 (1) 

「Drop 急落」 by deirdre

ママは、この2年ほど、ケンとデートをしてきたが、最近、何か2人の関係がまずくなってきたようだった。ママが取り乱しているのが分かったし、ケンから一度も電話がかかってこないのに、いつも電話を気にしているようになった。そしてとうとう、ママは、ケンがダルラという20代前半の若い女とデートしていると聞かされたのだった。

そのことでママがぼろぼろになってしまったと言うだけでは、言い足りない。ママが家の中、どこかに腰を降ろし、じっと何かを見つめている姿をしょっちゅう見かけたし、そういう時、ママが目に涙を浮かべていることも多かった。ママは外出をやめ、家に閉じ篭りがちになってしまい、結局、食事の準備だけではなく、食品の買い物も僕がするようになってしまった。たまらなくなった僕は、とうとう、ある晩、僕と一緒に映画を見に行くようママを説得した。元気が出る映画でも見れば、ママもいろんなことから気持ちを解放することができると思ったからだ。でも、その晩は、それまでで最悪の夜になってしまった。映画が始まる前に、ダルラとケンが一緒にいるところを僕たちは目撃してしまったのである。それを見た瞬間、ママは、いたたまれなくなり、すぐに家に返らなければいられなくなったようだった。結局、僕たちは映画館にすらたどり着くことはできなかった。

その夜は、どんなに頑張ってもママを慰めることはできなかった。でも、少なくともママは僕に話しを始めてくれた。僕はワインをママに押し付け、話しを続けるように励ました。ひょっとして、話すことによってママがいくらか嫌なことを吹っ切ることができるかもしれないと思ったから。ママは、すっかり落ち込んでいた。ケンについては、彼のような男にはもう2度と出会うことができないと言い、ダルラについては、自分は決して彼女にかなわないと言い、そして自分自身については、何も魅力的なところはないし、求めすぎた行動をすることで、自分自身で何もかもダメにしてしまったと言った。ダルラについては、いかに彼女が完璧かを繰り返し何度も語っていた。僕も認めるけど、確かにダルラはものすごい美人だ。ママは、ダルラが洗練された服を着ていたと言ったが、確かに、ダルラがいつも男たちをイチコロにする服装をしているのは本当だ。洗練されたファッション感覚で、ベストの服だけを着て、それと同時に圧倒的にセクシーに見えるようにしている。

でも、ママもとても綺麗だし、とても40歳には見えないのも本当だ。ただ、ちょっと痩せ気味で、服装も保守的で、全身が木の棒のように見えてしまうような衣装を着る傾向があるけれど。でも、ともかく、僕は、ママがあんまり落ち込んでしまってることが心配だった。ママは、ケンとダルラがいかに完璧なカップルだったか、そして自分自身の欠点ばかり話してる。

そこで僕はママの絶望の気持ちを怒りに変えてあげようと思った。ママに元気をもたらしてくれるような、そういうママ自身の部分を外に出させてあげようと思ったのだった。そうすれば、ママも、より早く、自分の生活に戻ることに役立つと考えたから。

2人で腰を降ろし、ワインを飲みながら、僕はママにダルラとケンの悪口を言わせようとした。

「ママの方がダルラの10倍も良い女だよ・・・ダルラなんか、ママに侮辱されるだけの存在だね・・・ママは、ダルラにどんな目にあってるのを見てみたいと思う?」

ママが考えあぐねているのを見て、僕は例を出してみた。

「例えば、ダルラがケンに顔を引っ叩かれるのを見てみたいんじゃないかな?・・・」

やっとのことで、この言葉がママのダークな側面に火をつけたように見えた。・・・とうとう、ママの目に光が戻ってくるのが見えたのだった。座りながら、僕の言った言葉の光景を想像しながら目を輝かせたのである。僕はもう一度、訊いてみた。

「ねえ、ママはどういうのを見てみたいの?」

「そうねえ、確かにダルラが頬を叩かれるのは見てみたいわ」

「もっといろいろ言ってみて」

「それに、ダルラが鞭で叩かれるのも見たいわね」

僕はママが元気になってきたのを見て嬉しかったが、それと同時に、ママの中に解放してしまったものにたじろいでもいた。

「もっと言えば、ダルラに裸のお尻を出させて、私自身でベルトを取って鞭打ちしてやりたいわ!」

ママはどんどん話しを続けた。「あの淫乱あばずれが本性を出したところを見てみたいわね。知らない男のアレをしゃぶって、その男に後でアヌスに突っ込まれるところとか・・・私の前にひざまずかせて、足にキスをさせるのも良いわ。素っ裸にして両手を後ろに拘束したまま、私のあそこを舐めるよう命令するというのも良いわね」

[2007/02/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

バースデイ・プレゼント 5 (15) 

私は、新しくコーヒーを入れて、コンピュータをクリックした。ネットに接続した後、私は、ビックがどうしてこんなに簡単に女装することを許したか、そのわけをもう少し調べようと思った。夫が女装することで私たちが素晴らしいセックスを楽しめたということが、基本的な理由だというのは分かっていた。だが、パンティを履きたがる他の男性がどんなことを考えているのか、それを読みたいと思った。Pantiesetcのサイトに戻り、ゲストとしてログインし、記事を読み始めた。そこで読んで分かったことに私は驚いた。確かに、男性が好きな男性がいるのだが、その他に、隠れてパンティを履いている既婚男性や、女装の事実を妻に知られているものの、妻たちは知らないふりをしているような既婚男性が何十人もいたのである。私自身、ビックが私のところに来て、女性の下着を着たいと告白したら、どう反応したか分からない。多分、多少、戸惑ってしまうだろうと思う。読み進んでいくと、そういう男性の大半にとっては、妻に賛成してもらいたい、一緒に楽しんで欲しいということが、共通の望みとなっているのが分かった。だが、大半のそういう男性には、その望みはかなわぬことで、その結果、夫婦関係を保つために、妻の目を盗んだり、隠れてこそこそ行動したりする必要が求められる状況になっているのが分かった。彼らは、何らかの点で、妻を裏切っているという後ろめたい感情を持っているようだった。

私は画面から目を離し、顔を上げた。私と夫の場合、どのように展開してきたかを考えた。こうなる前に比べて、ビックと私の間の信頼要素は増えたという事実ははっきりしていた。実際の生活では、私は、いつも夫の判断を信頼し、リードを任せてきた。そして、思うに、性生活の方では、夫は私を信頼し、リードを任せるようになり始めているようだ。少なくとも、夫がそう感じていると私は期待している。私は、夫を女性に変えようなどとは思っていない。男性としての夫を愛しているのだし、心を寄せているのだから。ではあるが、この2日間の出来事で、きわどいことをしているという感覚や、性的にあぶなそうな味付けがあると、2人ともとても興奮することを教わった。たった2日間の間に、ビクター(ビクトリア)は5回もクライマックスに達したし、私も4回達したのである。そんなことは新婚の時期、毎日のようにセックスしていたときでも、ありえなかったことだった。まあ、これはただのゲームなのよ、とそう思うことにした。ゲームだとすると、あっという間に決まってしまう、ババ抜きの場合もあれば、長くプレーできるモノポリーの場合もある。このゲームは楽しい。だから、モノポリーの方に決めよう、と。

[2007/02/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

心が望むものをすべて 6 (4) 

こういったクラブのVIPルームに入って楽しんだことがある人なら、そこでのルールが一般客に対するルールとは少し異なっていることを知っているだろう。そのレベルの「プレーヤー」たちには、自由が許され、また、いろいろ大目に見てもらえるのである。・・・その部屋が、人数が限られた特定のVIPと、そのVIPたちが招いた特別の客に限定され、一般にはオープンになっていない場合、特に、自由が許される。今夜の私たちがまさにそうで、あの男性たちはVIPメンバーで私とレキシは彼らに招かれた客だった。

服を脱ぐなど必要なかった。自分で進んで認めたいと思っているかどうかは別として、レキシも私も、まさに「アレをするためにふさわしい服装」をしていたからである。2人とも、できる行為をすべて行った。

当初は、乗り気ではなかったけれども、セックスをするのはやはり気持ち良い。たとえ、私の相手となった魅力的な逞しい男性が、私が求めているパートナーの代役に過ぎないと分かっていても、それは同じだ。それに、この男性のペニスも目を見張るものだった。彼に与えられる快感と同じく、私も彼に快感を与えた。彫りの深い美しい顔、ギリシャの神のような肉体、滑らかなマホガニーの肌、そして大きくそり返った道具に、私は何度も繰り返し頂点に達した。レキシを見ると、彼女も、私に負けず劣らず強烈な経験をしていたようだった。私たちが織り成す2組の男女の組み合わせは、やがて、一種の4人プレーに変わり、そして再び元の組み合わせに戻った。

少し経ち、3組目のカップルが私たちに加わっているのに気がついた。彼らはもともと3人組だったのだが、その3番目の男性が女性を連れてやってきていたのだった。その女性も、多分、ダンスフロアにいた群れから選ばれた女性なのだろう。薄暗い明かりのなか、その3番目の男性を見てみた。彼も、私やレキシの相手の男性に勝るとは言えないものの、同じくらい逞しく素敵な男性だった。今は連れてきた女性の上に覆いかぶさっている。特に意識して彼の方を見たわけではなく、たまたま、レキシの視線を追って、新しいカップルの方に目を向けただけだった。レキシは、2人の方を見て、ウインクし、軽く肩をすくめて見せた。まるで、「まあ、いいんじゃない? 数が多い方が、もっと楽しくなるわ」と言っているような仕草だった。

そのとき、その3番目のカップルが体位を変え、彼女の方が上になった。後姿の彼女を見たが、砂時計を思わせる完璧と言えるプロポーションと、ストッキングを履いたままの、すらりと伸びた脚は見事な美しさだった。その足の先には、黒エナメルのプラットフォーム・スティレット・ハイヒール。上は裸になっていて、黒エナメルのスカートは、女性的な蜂腰の回り、ハート型の官能的なお尻の上に丸まっていた。

よく見ると、彼は、その彼女のアナルに入っていた。かなりの大きさのペニスにもかかわらず、彼女は根元まで受け入れている。彼女のカールした長い髪が揺れて、裸の背中をさわさわと撫でていた。後ろからなので、彼女の乳房は外側の輪郭しか分からなかったが、見事に豊かな乳房で、今は動きにあわせ乱れ動いているに違いない。彼女が頭を動かすたびに、天井からのビーム状の光線が、そのシルクのような髪を照らし、明るく磨いた銅のようにキラキラと輝くのが見えた。

心臓が止まり、もう二度と鼓動を始めないのではないかと思った。そんなはずがない! 意識せずに、突然、私のあそこが収縮し、中に入っていたペニスをきつく絞った。それを受けて、私の相手はピストン運動の途中で急ブレーキをかけた。私は、自分が先導して、素早く体位を変えた。私のアドニス(参考)には後ろから突いてもらうようにさせ、私自身は両膝をつき、上半身を上げ、あの赤毛の魅惑的な彼女の背中に体をもたれ掛けた。間違いなかった。彼女のオブセッション(参考)の香りさえ、変わっていない。何ヶ月も前と同じ。

でも、驚くべき変化もいくつかあった。頬骨が高くなっているし、唇もぷっくりとなっている。踊り跳ねる大きな乳房は、私の想像だけの姿ではなかった。彼女、豊胸手術を受けたのだ。 彼女は、こんなにも根本的なところで、こんな恒久的な形で、自分から責任を持って新しい存在へと生まれ変わったのだ。・・・それを思った瞬間、私はオルガスムに達した。

[2007/02/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第1章 (12:終) 


クリスは手を伸ばして、助手席で気を失っているジャネットの柔らかな手に重ねた。その手を握り、太ももから顔を出している膨らんだマッシュルーム状の頭部の上に乗せた。そして、非常にゆっくりとしたリズムで彼女の手を前後に動かし始めた。クリスにとっては、何度も繰り返してきたお馴染みの動きであるが、いま彼の分身を擦っているのは彼自身の手ではない。意識をなくしてはいるものの、成熟した女性の手なのだ。安全に家まで送り届けるよう責任を持たされた女性の手。だが、どんなに罪の意識を訴えようとも、今のクリスを押しとどめることはできなかっただろう。

クリスの手はジャネットの手をしっかりと握ったまま、プレカムでぬるぬるになっているペニスの肌をゆっくりと前後に動き続けた。そのスピードは徐々に速まり、やがて安定したリズムに変わった。突然、脚が震え、睾丸が緊張するのを感じた。延べ何十時間も実践をしてきたクリスにとっては、次に何が起きるかは自明だったが、彼にはそれを留める力はなかった。唇から喘ぎ声が漏れ、同時に膨らんだ亀頭が顔を歪め、大きく開いたスリットから熱い白濁を吐き出し始めたのだった。クリスは、必死になりながらも、車を道端に寄せた。肉竿がヒクヒクと痙攣を続け、太ももに体液を撒き散らし、その液が脚を伝って足首にまで流れていった。年若のクリスだったが、彼の人生の中で最も強烈なクライマックスのひとつだったことは間違いない。

ほとんど、始めたと同時に終わっていた。次の瞬間、罪悪感が心に忍び込んできた。萎み始めたペニスをズボンの中にしまいながら、クリスは思った。

・・・僕は何ということをしてしまったのだろう・・・

今や、彼の片方の肩に乗っている天使の方が元気をつけて、羞恥に戸惑う若者に罪悪感をせっせと積み上げ始めているのだった。

ジャネットの家の前に着いた。ジャネットがすっかり酔いつぶれたままであるのを見たクリスは、彼女の体を抱き上げ、家の中へ運んだ。両腕で抱きかかえたまま、階段を上がり、彼女に助けを求めずに、寝室を探した。ドアを開けて中を確かめていく。2つ目のドアを開けると、中は一番大きな寝室のように思われた。クリスはその部屋に入り、彼女の体をベッドに降ろした。ベッドに降ろすとすぐに、ジャネットは仰向けに横たわった。クリスはそのまま出て行こうとしたが、一度、立ち止まり振り返った。

・・・どう考えても、こんな格好のまま置いていくわけには行かないよね・・・

クリスはベッドに戻り、彼女の足元にひざまずいた。

・・・少なくとも、靴だけは脱がせて、ちゃんとベッドに寝せてあげるべきだ・・・

ジャネットの靴を脱がせる時、当然、彼女の脚を広げさせる形になった。クリスは、顔を上げ、下着に覆われた股間を目にした。これは今夜3回目になる。車の中では気づかなかったのだが、彼女のシルクの下着の中心部分に大きな湿った部分ができているのを見て、クリスは驚いた。同時に、シルクの下着を着けた女性の姿がとても美しく感じられたクリスだった。

ジャネットの足元にひざまずいている間、クリスは彼女の香水の香りに気づいていたが、別の香りも彼の鼻腔を刺激しているのにも気づいた。香水より、もっと生物にふさわしい匂いだった。大学での女子学生の友達との付き合いで覚えがある香りだった。女性が発する甘く、むっとした感じの香り。クリスは、彼女の太ももの間に頭を入れたくなる衝動を押さえ込むのに必死だった。

突然、ジャネットがうめき声を上げ、寝返りを打った。両脚を動かし、スカートが腰に捲れあがるまで脚を開いた。片足は膝を曲げて立たせ、もう片足はまっすぐ伸ばしたままになる。濡れた薄地の下着の股間部分を通して、クリスには彼女の陰唇の輪郭がはっきりと見えていた。

クリスは、今すぐ、ここを立ち去らなければならないと思った。さもないと、大変なトラブルを引き起こしかねない行動を取ってしまいそうだった。素早く立ち上がり、ジャネットの足をベッドに乗せ、慌てるようにして寝室から出た。文字通り駆けるようにして階段を降り、車へと向かった。この時ばかりは、天使の方が小さな勝利を収めたわけである。

つづく

[2007/02/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生2 (8) 

ベッドに這い上がった。マークは左腕を僕に回し、抱き寄せた。次の瞬間、僕の唇にマークの唇が被さっていた。僕が他の男とキスをしたのは、これが初めてだった。父ですら、僕にキスをしたことがなかったから。

最初は、奇妙で不自然な感じだった。マークの唇は力強かった。僕がそれまでキスしたどの女の子とも違っていた。彼の唇は僕のより大きく感じ、僕の唇全体が包み込まれるような感じだった。ではあるものの、優しく甘美なキスだった。何秒か後には、僕はマークのキスを好きになり始めていた。彼にキスされながら、自分がとても女性的になっていくような感覚だった。そして、1分か、2分もすると、まったく不自然な感覚はなくなっていた。彼の舌が口の中に入ってきた時も、喜んで受け入れ、それを吸い、自分の舌先を使って愛撫した。

唇からマークの唇が離れた時、僕は見捨てられた気持ちになった。マークの唇がなくて寂しい、もう一度キスして欲しい。とそう感じた。だがマークはトレーシーに関心を戻した。2人は情熱的にキスをし、その間、トレーシーはマークの固く勃起した25センチを優しく擦っていた。どうしてトレーシーが僕のペニスを小さいと言ったのか、そのわけが分かった。マークのペニスを握るトレーシーの手は、まるで小人の手のように小さく見える。僕のペニスの時には、そんな風に見えたことはなかった。

マークは完全に僕から離れたわけではなかった。手で僕の背中を上下に擦り続けていた。彼の手は、最初は、背中にいたままだったが、間もなく、だんだんとお尻の方へ降りてきた。僕は、自分がお尻が敏感だと分かっていた。トレーシーに触られたり、遊び半分で軽く叩かれたりすると、いつも、気持ちいいと思っていたから。でも、マークの手の方がもっと気持ちいいと感じた。僕の左の尻頬全体を手のひらで包まれている。マークが優しく尻頬を揉みながら、指をお尻の割れ目に滑り込ませてくるのを感じた。こらえようとしても、どうしても、唇から小さな喘ぎ声が漏れてしまう。僕は彼の逞しい肩に顔を埋めながら、喘いだ。

マークが僕の方に顔を向けたとき、僕は待ちかねていたように、すぐに唇を彼の唇に寄せた。キスを続ける間、彼の手がパンティの中に入ってきて、指が尻頬の谷間を滑り降りるのを感じた。

その指が僕のアヌスに触れた時、僕は彼の舌を強く吸いながら、体の奥から出すような喘ぎ声を上げた。マークが僕の穴に指を押し込んだ。彼の指も僕のアヌスも、どちらも乾いたままだったので、痛みが走った。僕は再び喘ぎ声を上げたが、この時は、前に感じたような快感からの喘ぎ声ではなく、痛みによる喘ぎ声だった。

マークは僕が痛がっているのを知り、指を僕の穴から引き抜き、キスを解いた。

「すまない。ちゃんとわきまえるべきだったね。でも君があんまり俺を興奮させるから、すっかり勘違いしてしまっていたよ」

マークが僕のことで興奮していると分かっただけで、僕は痛みを与えられたことを許していた。

「大丈夫です、マーク様。私こそ、ここに来る前にあそこを濡らしておくべきだったんです・・・」

マークは僕に言葉を最後まで言わせなかった。その前にマークは僕の唇に唇を押し付けてきたのだった。

マークとキスを続ける間、トレーシーが僕の手を取って、マークのペニスに押し付けるのを感じた。彼は、今日の午後にプールサイドにいた時と同じように、すっかり勃起していた。先端から先走りすら漏れ出ていて、そのため、擦るのが楽になっていた。ちょっとトレーシーの方に眼をやると、彼女はマークの胸板にキスをしていた。男乳首をぺろぺろと舐めている。

マークは僕の唇から離れ、再びトレーシーとキスを始めた。僕は顔を下に移動し、トレーシーがやっていたように、マークの胸板にキスを始めた。2分ほどそれをしていると、トレーシーも僕に加わり、2人一緒に、マークの逞しい筋肉の胸板や腹部を舐めた。僕たちが舌を這わせるたびにマークが筋肉をヒクヒクと硬直させるのを感じた。

僕がマークの腹部を舐め続けている間に、トレーシーの方はさらに下方へ移動し、彼のペニスを舐め始めた。僕に見せ付けるように、長大に勃起するシャフト全体を彼女の舌が上下に這い回っていた。ひとしきりそれをした後、今度は睾丸を舐め始め、1つずつ口に含んだ後、再び肉茎に戻った。

トレーシーは亀頭を口に含み、その後、ゆっくりと顔を沈めていった。彼女の唇が肉茎を上下に滑るのが見えた。上下するたびに、徐々に肉茎の多くを取り込んでいき、ペニスの半分ほどまで口に入ったところまで来た。すると、その後、一押ししたと思ったら、根元まで口の中に飲み込んだ。トレーシーの唇がマークのペニスの付け根に触れている。その瞬間、誰かの大きな溜息が聞こえた。マークの溜息だったのか、それとも僕の溜息だったのか、分からない。

トレーシーは、それから2分ほどマークのペニスを吸い続けていた。その間、幾度となくディープスロートを繰り返していた。マークは明らかに彼女の口唇愛撫を喜んでおり、深いうめき声を上げながら、自分からもペニスを彼女の口へと突き上げ始めた。トレーシーは、そのように喉奥を突かれても、まったく嫌がる表情を見せない。

5分ほど、それが続いたと思う。トレーシーはマークのペニスを口から出し、僕に言った。

「ステフィー、今度はあなたの番よ。マークには、あなたはとてもおしゃぶりが上手だって言ってあるの」

僕はトレーシーの期待を裏切りたくない気持ちだったが、フェラをすることはまったく頭に浮かんでいなかった。それでも、トレーシーをがっかりさせたくないという気持ちとは別に、僕は自発的に顔を下に移動し、マークのペニスを舐め始めた。

マークのペニスは非常に固く勃起していた。舌で触れると、肌の下を這う血管がごつごつと膨らんでいるのを感じる。2回ほど舐めしゃぶった後、亀頭を口に入れた。肉茎が非常にごつごつと硬かったことに比べると、亀頭は驚くほど柔らかく感じられた。ベルベットのような舌触りだった。

以前は、本物のペニスを口に入れたら、吐き気がするだろうと思っていた。だが、実際は、そうはならず、それが驚きだった。大きな亀頭を口に含み、口の中が一杯になっていたけれども、それにもかかわらず、とても気持ちよく感じられた。マークのペニスは自分の口の一部になっているような気持ちだった。

早速、亀頭をちゅうちゅうと吸い始めた。何秒もしないうちに、僕の口は、彼の大きな亀頭に慣れ始めた。そこで、徐々に、口の中に取り入れ始めた。一度に2センチくらいのペースで飲み込んでいく。深く飲み込んでは、亀頭部分だけが口に入っているところまで引き下がる。それを繰り返した。口の中では舌を使って、亀頭をぐるぐるとねぶった。マークがうめき声をあげ、腰を突き上げてくる。それと同時に、トレーシーが僕のお尻を触り、指をお尻の割れ目に這わせるのを感じた。マークが僕の行為に感じて声を上げていること、そして、トレーシーが僕のお尻を愛撫していること。この2つに興奮した僕は、口の苦痛も気にならなくなり、さらに激しくマークのペニスを吸い始めた。

それから2分くらい経っていた。僕はマークの肉茎を咥えて、顔を上下に動かしていたし、マークもわずかに、僕の動きに合わせて腰を動かしていた。すでに、できる限り、彼のペニスを口に入れていたけれど、さらに中に取り込むには、喉門の奥まで入れなければならないことは分かっていた。まだ12センチくらいしか入れていない。どうしても、全部飲み込みたい、全部飲み込めることをマークに見せてあげたいと感じていた。

自分に、力を抜くのだと言い聞かせた。そして、気持ちがリラックスしたのを受けて、口をさらに下に押した。亀頭が僕の喉を押し開ける。咽頭反射が起きるのを感じた。夕食に食べたものを戻しそうになる。でも、戻してしまう前に、さらに顔を下に押し付けた。亀頭がしっかりと喉門を過ぎるまで、我慢して押し付ける。喉門を過ぎたとたん、咽頭反射が消えた。胃のざわめきも落ち着く。この太く逞しいペニスを喉の奥まで入れられた。その達成感に、何か、とても大きな誇りが感じられた。呼吸が止まっていることすら忘れそうな喜びだった。

意識が少し薄れ、軽いめまいを感じ、ようやく喉からペニスを抜いた。でも、どうしてもマークのペニスを口から逃したい気持ちにはなれなかった。呼吸が落ち着くまで、そのまま舐め続け、もう一度、喉の奥に取り入れた。今度は、前よりもっと深く入れた。4分の3は口の中に入った。

そうしている間、トレーシーがベッドから降りる気配を感じた。次の瞬間、トレーシーが僕の両脚を手繰り寄せるのを感じた。マークの脚の間にひざまずく姿勢にさせられた。マークのペニスを吸い続けている間、トレーシーは僕のパンティを膝のところまで手繰り、降ろした。彼女が僕のお尻の頬を左右に広げるのを感じた。彼女の舌が、僕の割れ目を舐め始めるのを感じた。

トレーシーの舌先が僕のアヌスに入ってくる。その頃までには、僕の唇はマークの恥丘に触れていた。彼の逞しい男根をすべて口の中に入れていたのである。マークは低音の唸り声を上げているのが聞こえた。彼のペニスが一層、大きく膨れてくるのも感じた。それと同時に、マークが両手で僕の頭を押さえ、上下に導くのを感じた。すでに苦痛はなくなっていた。ただ、この行為を続けたいと、それしか考えなくなっていた。いつまでも終わらないで欲しいと。トレーシーの舌がアヌスに極上の快感をもたらしていたし、マークのペニスが美味しくてたまらないと感じていた。

どのくらいマークのペニスを吸い続けていたのか、自分でも分からない。だが、やがて、唇がしびれてきて、喉も痛くなり始めていた。やめたくはなかったけれども、やめなければならないと思った。マークは、その終結を容易くしてくれた。激しく唸る声がし、亀頭がさらに大きく膨れ上がるのを感じた。それから彼は僕の頭を引き上げ、亀頭だけが口に収まるようにさせた。次の瞬間、洪水のような射精の1発目が口の中に撃ち込まれるのを感じた。

射精の間、マークは自分でペニスの根元を握り、僕に咥えさせたまま、握った手を上下に動かし、最後の一滴まで絞るようにして、僕の口に注ぎ込んだ。僕は出されたものを一滴残らず飲み下したし、さらにもっと求めて、音を立てて吸った。マークのスペルマは僕のとは違った味がした。少し苦いし、濃度も濃かった。どろっとした甘苦い濃縮コーヒーのようだった。僕はこの味がとても気に入った。

マークは射精を終えると、僕の頭を離し、ベッドの上、ぐったりと仰向けになった。いつの間にかトレーシーは僕に指を使って出し入れしていた。彼女がいつから指を使っていたのか、覚えていない。ただ、いつまでもやめないで欲しいと、それだけを思っていた。

マークがぐったりとなった後も、僕は彼のペニスを舐め続け、やがてすっかりきれいにした。マークは僕を引き寄せ、逞しい両腕で抱き、キスしてくれた。

「素晴らしかったよ。トレーシーとほとんど同じくらいおしゃぶりが上手だね」

トレーシーは僕のアヌスから指を抜いて、マークと僕の隣に横たわった。

「マーク? 言ったでしょう? 彼女、おしゃぶりがとっても上手なの。女々しい淫乱ちゃんなんだから。彼女におしゃぶりをやりなおすチャンスを上げて、良かったでしょう?」

「ああ、まったくだ。これをしてもらうチャンスを逃してたら、後悔していたよ」

マークはそう言って、また僕の唇にキスをしてくれた。

マークと僕がキスを終えると、トレーシーが言った。

「もう、あなたは、硬いものをこの淫乱ちゃんに溶かしてもらったから、今度は私の番よ。ちょっと楽しませてね。あなたは充電してて。その間、私とステフィーはお楽しみをしているから」

トレーシーは僕を引き寄せた。事実上、彼女の上に覆いかぶさる姿勢をとらされる。その姿勢のまま僕にキスをした。その間、マークが横に動き、ベッドの上、スペースを作ってくれたのを感じた。スペースは作ってくれたけど、ベッドから降りたわけではない。スペースができると、トレーシーと僕は、キスをしたまま、互いに横寝になり、お互いの体をまさぐりあった。トレーシーの脚の間に手を入れたら、ものすごく濡れているのが感じられた。文字通り、びちゃびちゃに濡れている。

その時、僕は、何より、彼女のあそこをオルガスムに至るまで舐めたいと思っていたが、彼女は別のことを考えていたようだ。トレーシーは僕の体を反転させ、仰向けにした。そして、何度もしていて練習してあると思われる巧みな動きで僕の腰にまたがり、僕のペニスをあそこに導きいれた。

トレーシーのあそこが熱くなっているのを感じ、僕は長くは持続できないだろうと思った。この日、一日中、興奮し続けていたようなものだったし、このセックスで射精することになるだろうと思った。ありがたいことに、トレーシーは、前のように僕のペニスをぎゅっと締め付ける技は使わなかった。あの技を使われたら、僕はひとたまりもなく、あっという間に出してしまっていただろう。トレーシーは、ほんの少し締め付けられた感じが出る程度に、膣肉を制御し、僕の腰の上で上下に動き始めた。

僕はトレーシーの乳房をいじったり、さらには手を2人の結合部に滑り込ませ、クリトリスを擦ったりした。それによって、ある意味、与えられている快感から意識を逸らすことができ、早すぎる射精はまぬかれていたし、トレーシーもその方が良い様子だった。

片手で、左の乳房を揉み、もう一方の手の指でクリトリスをいじっていたら、トレーシーが突然、身を強張らせ、大きな声で叫んだ。

「ああ、いい! 続けて! おっぱいとクリをいじって! 私も、こうやって、あなたの大きなクリトリスの上に乗ってるから! ねえ、クリトリス感じてる? 可愛い子ね、私をいかせて! あなたのクリトリスでいかせて!!」

彼女は、そのままバウンドを続けていたが、何回か達していたと思う。何回かというか、むしろ、1回の、長時間にわたる大きなオルガスムになっているようだった。

[2007/02/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

写真家 (13) 

ボブは続けてクリスタルに言った。

「クリスタル、椅子から立ち上がって、テーブルに両手をついて、覆いかぶさってくれるかな?」

ボブの指示を受けて、クリスタルがお尻を高く突き上げた。スカートは尻頬の上までめくりあがって、腰の所で丸まっている。陰部がすっかり丸見え。それに、前のめりの姿勢になっているので、美しい乳房があらわになって、さくらんぼうのように硬くなった先端部も見えている。クリスタルは、もはや、一切、羞恥心を持っていないようだった。

ボブが、僕と位置を交換するよう手で合図を送ってきた。僕は彼女の後ろに回り、ボブが前に出た。目の前、彼女のお尻とあそこが来ている。実に良い眺めだ。

パシャッ! パシャッ!

床に膝を付いて、パシャッ! パシャッ!

一方、クリスタルの前では、ボブはベルトのバックルに手をかけ、解いていた。チャックを下ろす音が聞こえる。次の瞬間、ボブのズボンは彼の足首のところに丸まって落ちていた。ボブの声が聞こえた。

「これなら、どうだい?」

「ずっと良くなったわ」 クリスタルはそう言って、片足をあげ、パンティから抜けて、両脚を広げた。 「ううん・・・いいわ・・・これで私にも目を楽しませるものができた。何時間でも楽しめそう!」

貌をあげると、クリスタルの向こう、ボブのペニスがぶらぶら揺れているのが見えた。ボブは、クリスタルの前、1メートルほど離れたところに立っていた。クリスタルの眼は、彼のひくひく脈動している勃起に釘付け。先端にはプレカムの滴が現れていた。

パシャッ! パシャッ!

クリスタルのお尻、陰部、そして垂れ下がる大きな乳房のショットを撮った。

パシャッ! 

[2007/02/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第3章 (1) 

「報復」第3章 Chapter 3 - Last Week of June

6月第4週

あの土曜日の後の週末は静かだった。翌日曜日、スティーブは、庭のデッキの仕上げとジャクージの清掃をして過ごした。そのように忙しく雑用をすることで、物思いに沈むことなく過ごせたし、そもそも家の雑用が片付いていくという利点もある。

日曜日の夕方、彼は、バーバラの荷物をいくつか、彼女の両親の家へ運んだ。彼らは、土曜日に来たとき、荷物を持ち帰ることを忘れてしまったのである。

その家には誰もいないようだったので、スティーブは、箱を車から降ろし、ガレージのドア前の通路に積み上げるだけにしてきた。スティーブは、荷卸を終え、車で帰るとき、通りの先の角をロイドの車が曲がってくるのを見たような気がした。本当にロイドの車かどうか確かではなかったが、彼は気にしなかった。

その週の火曜日までには、バーバラの両親も、自分の娘が行った不実に関する映像証拠を見たショックから立ち直っているように思われた。スティーブは、電話の呼び出しが再び始まったのを受けて、そう推測した。火曜日の午後、バーバラから3本電話の呼び出しがあり、彼女の両親からそれぞれ1本ずつ呼び出しがあった。スティーブは、バーバラからの電話は無視したが、ロイドとダイアンからの電話には、折り返し返事をした。

水曜日になると、電話の数は2倍に増えた。そして、木曜日、スティーブが帰宅すると、18本のメッセージが彼を待っていた。この他にも、彼は携帯電話の方にも2本ほど呼び出しを受けていた。携帯の番号にはかけないでくれと頼んでいたにもかかわらず、である。

電話やメッセージの内容はおおむね同じだった。バーバラが、彼を裏切ったことを心から悔やんでいるということ。スティーブが写真やビデオの価値を誇張しているということ。そして、どうかお願いだから、みんながこれまで通りにやっていけるように、バーバラが行いそうになっていたことを心の中に留め、許してあげられないか、という懇願。 

********

「スティーブ?」

「ああ、義父さん」

スティーブはうんざりした声で答えた。携帯電話が鳴ったとき、相手の番号をチェックせずに反射的に開けてしまったのである。その時にはすでに遅く、彼はうんざりしてしまった。誰からの電話なのかを知っていたら、決して出なかったのに。

[2007/02/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

アンソニー・ブラウン:甘い香りのする男(5) 

僕はブレンダに跳ぶようにして抱きつき、激しくキスをした。感触も香りも素晴らしい。僕の興奮は伝染性があったようだ。妻の喉奥から小さくあえぎ声が漏れるのを聞こえたからだ。長々とキスを続けた後、ようやく僕はブレンダの柔らかく肉感的な唇から唇を離した。

「わあ・・・こういう服を着るとあなたがこんな風になると分かっていたら、ずっと前からこうしていたと思うわ」

僕は大喜びだった。ブレンダはすでに気持ちをほぐし始めているようだ。僕は気持ちを込めて妻の体を抱きしめた。彼女の大きな乳房が僕の胸板に押し付けられる感触が大好きだ。いつもブレンダが着る服装だと、彼女の体の曲線を隠し、一種、効果的な緩衝装置として働く。ともかく、いま着ている服装のレースの感触が気持ちよかった。僕は、いったん引き下がり、美しい妻の天使のような顔を見つめた。

「ねえ、先に下に降りて、バーで僕を待ってくれないかな。僕は5分位したら行くよ。そういう風にすれば、僕たちは見ず知らずの間柄であるように振舞うことができる。僕は、君を口説いて、僕の部屋に連れてくる。そういう風にしたいんだ」

それを聞いていたブレンダの唇がゆがみ、笑みに変わった。

「トム? あなた、私をすごくエッチな気分にさせてるわ。困っちゃう。・・・でも、私、独りで下に行けるか分からないわ。とてもドキドキしてるの」

僕は答えを知っていたが、あえて訊いた。

「エッチな気分と、ドキドキした気分、どっちが大きいのかな?」

ブレンダは、小娘のようにくすくす笑い、僕の頬に、頬を擦りつけ、僕の耳に息を吹きかけるようにして質問に答えた。そして、ふいに向きを変え、何も言わずにドアへと向かった。

「部屋の鍵を忘れないで!」

僕が呼びかけると、ブレンダはハンドバックを軽く叩いて見せ、ドアを出て行った。

可愛い悪魔め。ブレンダは、最初から、独りで出て行くつもりだったんだ。妻は、かなり、気持ちをほぐしている。今夜は、ちょっとした夜になりそうだ。

ブレンダが出て行った5分後、僕も部屋を出た。エレベーターを降り、ロビーの前を通って、バーに入った。僕は、5分前の光景を想像した。僕のセクシーな妻が、このフロアを颯爽と歩き入った時の様子を。

バーは薄暗かったが、少し経つと、目も慣れて、歩くのに困らないくらいは見えるようになった。右手に進んだが、ブレンダの姿はなかった。そこで戻って、左手に進んだ。そしてようやくブレンダがバーのカウンターに座り、コーラを啜っているところを見つけた。ブレンダはアルコールは飲まない。突然、隣のスツールに座る男が、彼女に話しかけるのを見て、驚いた。僕は、妻のところに近づくのを少し待とうと思った。男との会話を終えるまで、待ってあげたいと思ったのだった。だが、奇妙なことに、すぐに終わると思った会話は、5分近くにまで続き、妻の方も会話をやめようとする素振りを見せないのだった。実際、ブレンダは、自分の座っているスツールの向きを、少し、男の方向へ回しさえしている。

[2007/02/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

バースデイ・プレゼント 5 (14) 

彼女の側から

私は、ビクトリアに、スーツの下、新しいピンク色のパンティと、新しいピンク色のガーターベルトとストッキングを身につけて職場に送り出した。彼は、ストッキングの上にソックスを履きたかったようだけど、私はそれを許さなかった。とは言え、私自身、夫が過剰なほど女性の服装になじんでしまうのも求めていなかった。何年も前は、女性は、公衆の場では足首でさえあらわにすることが許されなかった。その時代に女性が味わったことを夫にも経験させたかったという意識が働いていたのだと思う。

私はさらに夫を説得して、ピンクのリップ・グロスもつけさせた。非常に薄くではあるが。彼には、もし誰かに万がいち気づかれて、何か言われたら、唇が荒れたので潤滑クリームを塗ったんだと言えばよいと伝えた。夫は、ピンク色の爪については、文句を言わなかったし、そもそも何も言及しなかった。非常に薄いピンク色なので、正直、夫自身、爪に色を塗っていること自体、忘れていたのではないかと思う。ただ、彼の本来の爪よりも大きく色を塗っておいた。一つだけ、夫に言っていなかったことがあって、それは、パンティーをバスルームに持って行って、カウンターに置きてくる前に、それにちょっとだけ私の香水をスプレーしておいたことだった。同じ香水を私の胸の谷間にもスプレーしたので、もし夫が下着から出てくる女性的な香りに気づいたとしても、私からの移り香と思うようにさせた。あの香水は体温によって温まると活性化する香水なので、日中、働いて体を動かし、体温が上がると、かなり香りが目立ってくるはずだということも知ってのことだった。
[2007/02/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

心が望むものをすべて 6 (3) 

そのうち、レキシと私は、たくましい男性3人組の目を引きつけたようだった。3人とも有名なプロのスポーツ選手だった。チャンピオンシップのシーズンが終わって何ヶ月か経っていたものの、街全体が、その余韻でいまだ湧き上がってた。この3人組は、シーズン中のヒーローで、店内の皆にもてはやされていた。ちょうど、私とレキシがディナーの時にレストランでもてはやされていたのと同じだった。3人のうち1人が分かれ、店の奥へと向かった。残りの2人が私たちの方へ来て、ダンスを求めてきた。ダンスは1回が2回、2回が3回になり、やがて私も回数を数えるのをやめてしまった。2人のマナーは紳士的だったが、性的なアピールは野生的と言えた。私は、この出会いがどこに向かっているか分かっていたが、そこに向かうことに対してためらいを感じていた。私は席をはずさせてもらい、レキシを誘って、化粧を直すためにトイレに行った。

化粧をチェックし、口紅を塗りなおした後、私は鏡の前、立ち止まってじっと自分を見つめた。レキシは、その私の様子にすぐに気がついた。彼女は落ち着いた声で私に話しかけた。

「話してみて」

「今の、やれるかどうか、自信がないの。自分自身、求めていることなのかも分からない」

「あの事件のこと? それともダニーのこと?」

「前に比べて、知らない人とセックスすることについては、ずっと用心深くなったわ・・・でも、自分が男たちに求められる魅力的な女だということは否定するつもりはない。だから、セックスの問題じゃないの。ダニーのことが大半ね。今のような辛い状況になってしまったそもそもの原因が、私の男遊びだったわけだから。もし今度も大変なことになってしまったら、ダニーとは二度と・・・」

レキシは私の両腕を押さえ、じっと見つめた。

「もし本当にその気になれないなら、2人で戻って、あの人たちにバイバイすればいいのよ」 そこまで言ってにっこり笑い、付け加える。「・・・でも、後で、このことであなたに文句を言って痛めつけることにするから。うふふ・・・真面目に言うけど、私は、あなたが心の準備ができていないことはどんなことでも一切、強制するつもりはないの。だけど、ちょっと考えてみてほしいの。あなた自身、もうダニーについて独占権はなくなったって私に認めたでしょう? 彼女の方も、あなたと寄りを戻すことについて胴感じていようとも、あなたと同じように感じていると思わない? あなたとダニーが寄りを戻すと決めたら、いろいろ修復するのはその時になってからでいいのよ。大丈夫。あなたが幸せになって一番嬉しいのは、誰でもない私なのよ・・・」

「・・・それに、あなたにはあなたの人生があるの。もう一度、人生を楽しみ始める時期が来ているのよ。あの男たち、危険だと思う? もちろん危険よ! アブナイ男じゃなかったら、全然つまらないじゃない? でも、今日でなくてもいいの。あの2人、会いたくなったら、会う方法を知っているから。彼らの連絡先を教えてもらったしね」

レキシは、笑顔で私を説得しながら、ウインクをして見せた。それから私の腕に腕をかけ、トイレの出口へと私を連れて行った。

「・・・それに、なんとなく予感がするんだけど、今日のことをダニーが考えたら、彼女、あなたに、さあ、先に進んで楽しんできなさいって言うような気がするわ。何と言っても、今日はあなたの誕生日。ダニーも、あなたには元通りの完全なあなたになって欲しいって思っているの。そうなるチャンスじゃない? クリステン? ダニーは、それだけあなたのことを愛しているのよ。それにあなたが彼女のことを愛していることも、誰も疑っていないわ」

私は、レキシが言うことを考えながら、うつむいて床を見つめ、唇を噛み締めた。それからゆっくりと頭を縦に振った。レキシは、頭を下げ、下から見上げるようにして、私の目を覗き込んだ。

「いいわね?」 いたずらそうな笑みを見せている。

私も笑顔になった。 「ええ、いいわ」

「オーケー!」

レキシは明るい声になり、私を抱き寄せながら、ダンスフロアへ向かった。

「そうとなったら、思いっきりエッチになりましょう!」

[2007/02/05] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第1章 (11) 

レドモンドの家までは車で少なくとも45分はかかる。だが今回はもっと時間がかかるだろう。というのも、クリスは、この先、こんなに夜遅くにジャネットを送っていくチャンスは、今回を置いて、ないだろうと思っていたから、ゆっくりと行きたかったのである。それに、車の運転も容易ではなかった。肩にレドモンド先生がもたれかかっており、彼女の香水で頭がくらくらしそうだった。

始めの15分ほど、ジャネットは、酔った調子であれこれ呟いていた。クリスは運転に集中していたので、ほとんど彼女の言葉を聞いていなかった。もっとも、もたれかかっている彼女の体が発する温かさは、はっきりと自覚していた。しばらくすると、車内が静かになっていることに気がついた。レドモンド先生は気を失ってしまったか、眠りに落ちてしまったのだろう。クリスは助手席に目を落として微笑んだ。彼女のドレスの裾が、下着が見えそうになるまで太ももをめくりあがっていた。両脚も大きく広がったままで、その度合いは、レドモンド先生が生活している社会では容認可能な度合いを超えている。ドレスのトップに目をやると、豊満な胸の谷間が奥まではっきりと見えていた。助手席に何度も目を向けることなく、クリスは再び興奮し始めていた。彼自身は自制しなければと思っているのだが、ペニスの方は勝手に長さを増してくるのを感じていた。ジョギング・パンツの中、みるみる伸びているのを感じる。

いいか、運転に集中するんだ、と自分に言い聞かせ、興奮しまいと意志の力で自分を制しようと努めた。だが、そんな努力はほとんど役に立たなかった。何分もしないうちに、彼は完全に勃起してしまっていた。太もものところ、ショートパンツの中から押し上げていて、居心地の悪さを感じる。もう何センチか大きくなってしまったら、ショートパンツの裾から亀頭が顔を出してしまうだろう。

このようなことをすべきではないとは分かっていたものの、クリスはレドモンド先生のデザイナー・ドレスの裾に手を伸ばしていた。震える手で、ゆっくりとシルクの生地を引き上げ、下着があらわになるのに必要なだけめくり上げた。そして、ドレスの裾をその位置にしたまま、手を戻し、ハンドルを握った。手は戻したものの、視線は、目にしている光景からなかなか戻せなかった。運転席からの薄明かり、それに町の街灯を通り過ぎるたびにもたらされる明かりの中、彼女の太ももとその奥の下着に覆われた部分が目に入った。さらに、その下着の伸縮性がある生地の縫い目から何本か縮れた陰毛が出ているのも見えるようにさえ思った。クリスは、ペニスがぴくぴくと痙攣し、透明なよだれを出し太ももを濡らすのを感じた。

赤信号になり、クリスはブレーキを踏んだ。そのとたん、それまで彼の太ももに置かれていたジャネットの手が反動により浮き上がり、彼の脈動する肉茎の上にじかに降りるのを感じた。いまやクリスは本当にジレンマに陥ってしまった。彼女の手を取って元に戻すべきなのか、それともそのままにしておくべきなのか? 彼の片方の肩には、あの純真で可愛い天使が座っていて、もう一方の肩には、あの悪魔が座っている。不幸なことに、20歳という年齢では、悪魔が勝利を収めることが多い。クリスは、彼女の手をそのままにしておいたのだった。

車は、何度かカーブを曲がったり、信号での停車と発進を繰り返しながら先を進んだ。そのたびにジャネットの手はクリスの太ももの上を跳ねるように動き、さらにいっそう彼の興奮を高めていた。やがて、彼女の手が、ショートパンツの上、ちょうど彼の亀頭を覆っている近くに来ていた。クリスは心臓を高鳴らせながらも、腰を、ほとんど分からないほどわずかに上げ、ジャネットの手が2センチほど移動し、亀頭を覆っている部分に滑り来るようにさせた。古い車なので振動が大きい。そのバイブレーションによりジャネットの手は小刻みに動いていた。それを受けて、クリスの勃起は、ショートパンツの中、文字通り痙攣し続けていた。

彼は、もはや興奮を自分でコントロールすることはできなくなっていた。手を降ろし、ジョギング・パンツの裾を引き上げ、ペニスの膨らんだ頭部を外に出し、ジャネットの手に触れさせたのだった。プレカムで濡れ、熱く熱せられた頭部を、彼女の手の柔らかく、ひんやりとした肌に触れられ、思わず、彼の唇からうめき声が漏れた。自分のその器官が、切実に何かを求めるようにひくひくと脈動し、壊れた蛇口のように水漏れを起し、漏れたジュースが太ももを伝い、運転席のシートへと滴るのを感じた。

可愛い天使と邪悪な悪魔が再び現れた。悪魔がすべてのカードを手にしていた。

[2007/02/05] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生2 (7) 

トレーシーとマークが体じゅう汗をかいているところから、僕は2人がセックスを終えたばかりであるのを知っていた。だから、いま、この瞬間、トレーシーのあそこにはマークの体液でいっぱいになっているはず。もし、僕が、イエスと言ったら、トレーシーは、僕にあそこを舐めさせる展開になる。それは分かっていた。実際、僕はこれまで、彼女の中に出した後、喜んで、トレーシーのあそこを舐めてきていた。そのことをトレーシーが知っている以上、僕は嘘をつくことはできなかった。僕があそこを舐めるのが好きなのは事実なのだから。実際、僕は嘘をつくことすら考えもしなかった。誰がトレーシーの中に出したとしても、僕は喜んで彼女のあそこを舐めるだろう。

僕は、まったく躊躇することなく答えた。

「はい、ミス・トレーシー。僕はあなたのあそこをきれいにするのが大好きです。今、お清めしてもよろしいでしょうか?」

トレーシーは笑った。

「ステフィー? ステフィーになっている時は、女の子らしい言葉づかいにならなきゃいけないわよ。それと、分かっているとは思うけど、マークはあなたが舐めとれるようにと、素敵にたっぷりと出してくれたの。大丈夫ね?」

それからマークに向かって続けた。

「言った通りでしょう? ステフィーはとっても女々しくて、とっても可愛い淫乱娘なの」

トレーシーがマークの膝から立ち上がった。マークのぺニスがぬるりと滑るように彼女の中から抜け出てくるのが見えた。トレーシーはデスクの上に腰を降ろした。

「急いで、ステフィー。マークの大切なクリームを一滴も取り逃して欲しくないから」

僕がデスクの前にひざまずくと、トレーシーは脚を大きく広げた。トレーシーのあそこは、激しく犯されたように赤く腫れ上がっていた。そのぱっくりと口を開いた中から、濃い白濁が染み出てくるのが見えた。僕は、すでに漏れ出ているものを素早く舐めとり、それから口をトレーシーの穴に当て、できる限り、吸引力を強くして、ズルズルと吸い始めた。

もはやスペルマが出てこなくなるまで、吸い続け、舐め続けた。それが終わった後、今度はクリトリスを舐め始め、トレーシーがぶるぶる体を震わせてオルガスムに達するまで続けた。この時のオルガスムのおかげで、トレーシーの中に残っていたスペルマがすべて、彼女の美味しい愛液と一緒に押し出され、流れてきた。

トレーシーはオルガスムを終え、がっくりと力を抜くと、僕の頭を押して自分から離した。

「さあ、女々しい可愛い子、今度はマークをきれいにしてあげなさい。あなたが舐められるように、素晴らしいもてなしを残してくださったのよ。美味しかったでしょう? だから、そのお礼をするの」

僕はひざまずいたまま、マークの方を向いた。

「お清めさせていただけますか?」

マークは脚を広げた。

「もちろんだ、女々しい娘。君は女々しいんだよな?」

この時が、僕が女々しい男かどうか、自分ではっきり言わなければならなかった初めての時だった。以前は、女々しいと呼ばれて腹を立てた。だが、実際、僕は何者なのだろうか。非常に女性的でセクシーな服を着た男の子ではないか。お化粧をし、ハイヒールを履いて、得意げに歩く。こういう人間を女々しいと言わずに、一体誰を言うのだろう。

僕は意を固めて、返事した。

「はい、私は女々しい娘です。あなたがお望みなら、私はあなたの女々しい娘になります」

マークは笑顔で僕を見下ろしながら言った。

「もちろん、君が俺の女々しい娘になって欲しいものだ。ぜひとも、常時、そうなっていて欲しいな。男の服装にはもはやならない。着るものは、今後ずっと、セクシーな女用の服のみ。君は、それを望むかな? いつも俺たちの女々しい娘になりたいかな?」

僕は、まったくためらうことなく返事した。

「はい、マーク様。いつも女々しい娘になりたいです。フルタイムで、あなたとミス・トレーシーの女々しい娘にならせてください」

マークは大きな手のひらで僕の頭を押さえた。

「じゃあ、本物の男のペニスだ。きれいに舐めなさい」

この時も僕はためらわなかった。上半身を前に傾け、マークのペニスを舐め始めた。僕にとって生まれて初めてのことだった。

マークのペニスは完全に柔らかくなっていた。トレーシーの中に出した後であるから当然といえた。白濁の大半はトレーシーの中に注がれたのだが、それでも彼のペニスは全体が濃いクリームで覆われていた。マークの男根からはトレーシーのあそこから出る女の匂いがしていた。だが、その味はまぎれもなく、僕にとってはおなじみとなっているマークのスペルマの味だった。

僕は、ぬるぬるした体液が消えるまでマークのペニスを吸い続け、その後、彼の玉袋を舐めた。マークの睾丸は、袋の中、ゆるく垂れたままになっていたので、口に含んで転がすことができた。もっとも、大きくて2つ一緒に口に含むことはできなかった。体液の味がなくなるまで、無毛の玉袋を舐め続け、それからまたペニスに戻った。

舐め残しがないよう確かめながら、あらゆる部分を舐め、二人の体液の味が一切なくなるまで舐め続けた。その後、口に亀頭を含み、強く吸って、尿道に残っている最後の一滴まで吸い取った。それが終わった後、マークの長大な竿に沿って口を這わせた。

マークはずっと柔らかなままだった。全然、勃起させることができなかった。マークには僕がおしゃぶりの上手な淫乱娘であることを是非、示してあげたかったのだが、全然、勃起しようとしなかった。一度は、口の中に根本まで入れたのだけど、それでも固くさせることはできなかった。

マークはとうとう僕の頭を引いてペニスから離した。

「ああ、すまないなあ。だけど、さっきのは、今日、4発目だったんだよ。回復するためにもう少し時間をくれ。そうしたら、後で、俺を吸わせてあげるから。約束するよ。今日、君が眠る前に必ず、一回は君の口の中に出してやるよ」

トレーシーは僕の体を引上げ、立たせ、唇にキスをした。

「お化粧を直して、夕食のテーブルを準備するといいわ。3人分のセットをするよう忘れないでね。食事の配達の人が来たら、あなたが玄関に出て。お金は払わなくていいわ。すでにクレジットカードで支払いを済ませてあるから。配達の人のチップのお金も私が済ましておいたわ」

僕は、トレーシーにお尻を軽く叩かれ、マークの書斎を後にした。

自分の寝室に戻り、お化粧を直した。トレーシーのセックスしたばかりの女陰を舐めた時に、メイクの大半を台無しにしてしまっていたようだった。それに、口紅もマークのペニスに少し移して残してきたはず。僕は顔をきちんと直した後、ダイニング・ルームに行き、テーブルに3人分のセットをした。

ちょうどテーブルのセッティングが終わった時、玄関のベルが鳴った。食事の配達人だった。にっこり微笑んで、ありがとうと言うと、彼はしどろもどろになりながら、自分が配達人であることと、誰からの注文かを告げた。その時には僕には分からなかったが、彼はとてもキュートな若者だった。その時には、そういう風に他の男の子を見ることがなかった。もう一つ、知らなかったこととして、彼はその時、僕にものすごく惹かれたらしい。

配達人から食事を受け取った後、食事を給仕用のボールに入れ、ダイニングルームに持っていった。トレーシーは中華料理を注文していた。チキンのスペアリブと野菜の料理が何種類かあった。

料理をテーブルに乗せた後、書斎に戻った。トレーシーとマークはソファに座って、大画面のテレビを見ていた。2人は、映画を見ながら、抱き合っていた。驚いたことに、テレビの映画はポルノ映画だった。トレーシーは片手でマークのペニスを握り、僕が部屋の中に入るまで、しごいていたようだった。マークの方も手をおろそかにしていたわけではない。トレーシーの胸はあらわになっていて、乳首は赤く、勃起していた。

僕は2人を見ていなかったフリをし、視線を逸らせながら言った。

「ご夕食の準備が整いました」

マークはテレビを消し、立ち上がった。

「良かった。お腹がぺこぺこだよ。さあ、女の子たち、食いにいこう」

マークはトレーシーを助けて立たせた。3人で書斎を出たが、マークもトレーシーもローブの前を閉じようとしなかった。

食卓についた。マークがテーブルの真ん中に座り、その右にトレーシー、左に僕が座った。

「肉の料理はマークのためのね。やせた体を維持したいと思ってる女の子は肉は食べないものなの」

トレーシーがそう言い、彼女と僕はライスと野菜を食べた。マークは好きなものを自由に食べていた。

夕食では、3人で日本酒を飲んだ。この時も、僕はすぐに酔いが回るのを感じた。食事の間、ずっと冗談を言い合ったりおしゃべりを続け、最後の頃には、僕はすっかり酔ってしまい、どんな言葉が言われても、くすくす笑うようになっていた。

食事の後、トレーシーは食器の後片付けを手伝ってくれた。それが終わると彼女が言った。

「マークも私も、今夜はあなたに私たちのベッドで過ごして欲しいと思っているの。シャワーを浴びて、外ばかりでなく中もきれいにしてきてちょうだい。そして、セクシーなナイティを着て、私たちの寝室に来るように」

この言葉が、僕が2人とセックスをすることになることを意味しているのは分かっていた。そして、お酒に酔っていた状態だったからかも知れないが、2人のうちのどちらとセックスをすることになるのか、不思議と気にならなかった。

今日起きたすべてのことを考えた。2人の体を拭いてあげたこと。プールで、マークを手でいかせたこと。さまざまな出来事のため、僕はすっかりエッチな気持ちになっていて、何が起きようとも、喜んでそれを受け入れたい気持ちになっていた。酔っているせいで、ためらいう気持ちが和らいでいるのだろう。そのことも十分認識していた。

自分の部屋に戻り、バスルームに入った。2回エネマをして清め、シャワーを浴び、ありとあらゆる、隙間、割れ目がきれいになるよう、しっかりと洗った。赤のビスチェを着て、擬似乳房を押さえ、その上に赤いベビードールのナイティを着た。それから、もう一度、化粧をした。普段より少しだけ濃い目につけた。そのため、いつもより、わずかに淫らっぽい表情になった。

着替えをした後、2人の寝室に向かった。そのドアをノックする時まで、僕は自分がどれだけナーバスになっていたか自覚できていなかったと思う。ドアをノックする手が震えていたし、手に力が入らず、ノックの音もほとんど聞こえなかったかもしれない。だが、トレーシーがすぐに気づいて、入ってくるように言った。

マークはベッドの中央に大の字に横たわっていて、トレーシーが肩を抱かれて彼に寄り添っていた。トレーシーの右手はマークのペニスを握っていた。すでに勃起していて、それを彼女はゆっくりと擦っていた。マークの右腕はトレーシーの背中に回っていて、そこから彼女の右の乳房を触っていた。

部屋に入った僕を2人とも見つめた。ベッドの脇に着くと、マークはベッドの上、彼の左側のスペースを軽く叩いた。

「さあ、おいで。一緒に寝よう」

トレーシーもマークも全裸になっているのを見て、訊いた。

「私も、ナイティを脱いだ方がいいでしょうか?」

マークは微笑んだ。

「いや、そのままで。君には本物のおっぱいがないから。幻想を台無しにしたくないんだ」


[2007/02/01] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

写真家 (12) 


もう、凄い写真になっていた。僕は這いながらクリスタルの脚の間に入っていった。

「もうちょっと広げてくれるかな? ・・・そう、いいよ・・・」

それから手を伸ばして、ブラシを取り、彼女の陰唇に少しだけ色を塗った。クリスタルは、座ったまま、天井にぶつかりそうな勢いで体を跳ねらせた。

「それ、くすぐったいわ~」

言葉の最後の方を少しだらしなく伸ばす言い方。3人とも、すでにそれぞれの限界量を超えたワイン飲んでいた。だからと言って、この流れが止まることはない。

「あ、ごめん。・・・それじゃあ、このやり方を試させて」

そう言って、僕は、人差し指にメイクアップの赤色をつけ、その指をクリスタルのあそこに近づけた。陰唇に触れたとたん、クリスタルはぶるぶると震えた。どことなく、彼女が椅子の前の方に腰をずらしたように感じた。僕の指から受ける圧力を増やそうとしているようだった。僕は、その反応を合図と解釈し、大きな楕円を描くように色を塗り始めた。ラビアの上から下まで全体を円を描くようにして塗っていく。最上部のところで、少し立ち止まり、クリトリスを中心に小さな円を描き始めた。

「ちょっと、ここに色を足してるところなんだ」 もちろん、嘘だが。

クリスタルの方も、腰を突き出し圧力を加え続けているし、それは僕の指も同じだった。後ろにいるボブが、だんだん呼吸が荒くなっているのを感じた。クリスタルの呼吸も荒くなっている。そう言えば、僕自身の呼吸も荒くなっていた。

僕自身の感覚では、かなり短すぎる時間だったのだが、色を塗り始めてから、かなり長すぎる時間が経っていた。僕はいったん引き下がり、カメラを手にした。ボブはすっかり夢中になっているし、それはクリスタルも同じ。

パシャッ! パシャッ!

両膝をついた低姿勢になって、パシャッ!

素晴らしいショットになっている。照明も十分。メイクアップも十分。クリスタルのあそこが、もろに写ってる写真だ。スカートの中、両膝の向こう、顔を覗かせている。

パシャッ!

クリスタルは、また、ワインをくいっと飲んだ。

「これって、すごく、フェアじゃないわ。2人ともずるいわよ。私は脚を広げて、こんな風になって見せているのに、あなたたち2人とも服を着たままじゃない。私にも、何か見せてよ」

ボブが笑った。

「そうだな、マイク。フェアにならなくちゃ」

[2007/02/01] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)