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心が望むものをすべて 6 (6) 

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初めて騒ぎについて耳にしたのは、地元のテレビ局での早朝ニュース・トークの番組でだった。出勤準備をしながら見ていたのだが、新刊のノンフィクションが書店に並ぶらしく、誰もが「必読の本」と褒めちぎっていたのである。皆、その本を『私のように黒い夜』(参考)の再来と呼んでいた。このアメリカという国で、差別、迫害、憎悪を加えても良いと世間一般に認められている最後の対象。その対象に対する法的、社会的な不寛容を、仮借なく暴露した、その生活を自ら行っている人物自らが語った本という。タイトルは『据え置かれた欲望:トランスジェンダーとしてアメリカで生きる』。著者はダニエル・ドゥボロー。

偶然などではありえない・・・

発売された朝、書店の前の行列の先頭に私はいた。裏表紙にあったダニーの写真に手を当て、かつて、彼女を抱いた時に感じた温かみを再び感じようとした。たとえ、本の裏表紙であっても、彼女の顔を再び見ることができてとても嬉しかった。たとえ数分でも、暇ができるとすぐに本を読んだ。その本は一人称で語られていたが、ダニーがこの物語のリサーチをしている時に出会った他のTガールたちの体験から収集された、引用や3人称の語りも含まれていた。

私はむさぼるように、一字一句読み進めた。第1章「初めて夢を抱いた時」から。ダニーは、たった2歳の時から自分の性同一性について何か変だと知っていたTガールたちや、成人してから初めて自分の別の存在に気づいた、「遅れてやってきた」Tガールたちについて語っていた。さらに、一生のすべてをクローゼットの中に隠れて暮らした女の子や、それとは逆に、胸を張って堂々と「カムアウト」した人たちのことも記している。ダニーは、年代を追って、自分の特別なアイデンティティを大切なパートナーと分かち合えた人々、同じTガール同士でしか分かち合えなかった人々、そして、誰もおらず孤独に隠し通した人々のことを記録していた。カムアウトし、少なくともある程度幸せを見出した人々のことも書いていたし、夢を追求した挙句、すべてを失ってしまった人々のことも書いていた。

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シルクの囁き、ラベンダーの香り 第2章 (2) 

「あ・・・あら・・・クリス。何・・・まあ、私の車!」

ジャネットは、車をマーフィー家に置いてきたことを思い出した。

「あの・・・私・・・まだ、ちゃんとしてなくて・・・」 ドアから差し込む太陽の光に眼を細くし、しばたかせている。

「お休みのところ、すみません。これが車のキーです」 クリスはドア越しにキーを手渡した。

「あ・・・ちょっと・・・私、失礼な態度だったわね。ちょっと待ってくれる? コーヒーを用意するわ」

クリスはコーヒーは飲まない人間だったが、ドクターとおしゃべりをするチャンスを断るつもりもなかった。ジャネットがドアを大きく開けるのを受けて返事した。

「ええ、ありがとうございます」

「まあ、あれ、私の車?」 ジャネットは、玄関前に止まっているピカピカのコンバーチブルを見て、ビックリした。

クリスは誇らしげに微笑んだ。

「その通り! ドクターの車ですよ。ちょっと、磨き上げる必要があったけど」

「まあ、本当にありがとう。ずっと、洗車しなくちゃと思っていたの」 ジャネットは、そう言いながらクリスを中に入れた。 「ごめんなさいね。家事を頼んでいる人は日曜日は休みなの。だから、私自身でしなければならないので」 そう、すまなそうに言う。

クリスは、ジャネットの後について、大きな家の中を進み、キッチンへ入った。彼は、ジャネットが、テリー地(参考)の丈の短い白いローブを身にまとっていること、そして裸足であることを見逃さなかった。髪の毛は少し乱れていたが、それでも彼女は美しいと思った。キッチンへと連れて行かれながら、クリスはジャネットの素肌の脚を見つめ、あのローブの下には何を着ているのだろうと考えていた。

ジャネットは、コーヒーを用意するのに必要なものを求めて、キッチンの中、いろいろ探し回った。ジャネットは、クリスに、アイランド式カウンター(参考)のそばの椅子に座るように指示した。ようやくコーヒーメーカーをセットし終えたジャネットは、振り返り、クリスがフランス式ドア(参考)を通して、大きなプールとガゼボ(参考)を備えた、広々とした庭を見ているのを見た。ジャネットは、昨夜、見知ったときと変わらず、クリスのことをハンサムな青年だと思った。タイトなブルージーンズを履き、上はVネックのTシャツ、そしてテニス・シューズを履いている。よく発達した胸板や腕の筋肉の様子から、体を鍛えていることも見て取れた。ジャネットは、思い浮かべたことについて、世間からは当然とみなされている罪悪感を感じると共に、少し求めていない興奮が体を駆け巡るのを感じた。

クリスは、振り返り、ジャネットが自分を見ていたことに気がついた。それに彼女が少し顔を赤らめているのにも気がついた。

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ポルノ・クイーンの誕生2 (10:終) 

マークのペニスの半分ほどを入れられた頃、彼が押し込むたびに、それに押されて僕のペニスがお腹の下のマットレスに擦れるのを感じだしていた。ペニスをマットレスで擦られる快感。そして彼の大きな男根にアヌスを貫かれる快感。その2つの快感に、僕はこの行為に夢中になり始めていた。快感だけが頭を支配し、他のことが意識から消えていく。やがて僕は、知らぬ間に声を上げていた。ひとりでに女の子の声になっていた。

「ああ・・・、気持ち良いです・・・もっと、深く入れてください・・・お願いです・・・」

マークは、少しずつペースをあげ、やがて、彼の太ももが僕の尻頬を叩くのを感じた。彼の持ち物をすべて入れてもらっているのが分かった。それでも、もっと欲しい気持ちになっている。マークは次第に力強く出し入れをし始めた。強く、激しくされることが気持ちいい。僕は、トレーシーの柔らかい太ももの間に顔を埋め、くぐもったうめき声を上げながら、マークの運動に合わせて、自分からお尻を上下に動かした。

トレーシーは、この僕の姿を見ていた。

「ステフィー? あなたがマークに愛されるのを喜ぶことになるのは、分かっていたわよ。さあ、今度は体を起こして、四つんばいの格好になってみて。エッチな淫乱女がするような格好に」

僕は、今のままの姿勢でセックスされるのが気持ちよかったので、正直、姿勢を変えたいとは思っていなかった。だけど、マークが動きを止め、僕の体を抱え僕に膝をつかさせた。四つんばいの姿勢になるとすぐに、マークは再び出し入れを始めた。トレーシーが言っていたことは正しかった。この姿勢のほうが快感が大きいし、マークもより深く入れられるようだった。そればかりでなく、この姿勢の方が、僕自身、前後に動きやすいという利点もあった。これのおかげで、さらに快感が増した。

「ああ、いい・・・マーク様、もっと強く、もっと深く犯してください。私のアヌスに強く打ち込んでください・・・お願いです」

トレーシーが体を傾け、僕の耳に囁いた。

「あそこは、あなたのアヌスじゃないわよ、女々しい可愛い子ちゃん。あそこは、あなたのおまんこ。そうでしょう? さあ、思い切り淫乱娘になりきって、マークにおねだりしなさい。おまんこやってって!」

僕は大きな声で叫んでいた。

「マーク様! 私にやってください。私のおまんこに! 淫乱女にするように激しくやってください! マーク様の太くて大きなもので私を思い切り犯して!」

マークが傷を負った雄牛のような唸り声を上げるのが聞こえた。同時に、腰の動きにスピードが増す。間もなく、激しく打ち込むたびに、彼の両太ももが僕の尻頬をぱんぱんと叩くようになった。その時に僕が受けている快感は、それまで味わったどんなものよりも強烈だった。僕は、暴力的に痛めつけられている少女のような泣き声でよがりながら、同時に、もっともっとと喘ぎ、求めていた。

その僕の求めに、マークはすべて応じてくれたし、いつまでも、この行為を続けていられるようにすら思えた。1時間も続いていたように思えたある時、彼がペニスを引き抜くのを感じた。次の瞬間、僕は仰向けになっていた。マークが僕の体を抱き上げ、いとも容易く、くるりと反転させたのだった。僕が何も考える間もなく、僕の両脚はM字に曲げられ、両膝が胸に押し付けられていた。そしてマークがペニスを再び僕の中に押し込んでくるのを感じる。この時は、まったく痛みを感じなかった。このとき感じたのは、この逞しい男性に貫かれる甘美な喜びだけだった。

僕には、四つんばいの姿勢より、この体位の方が好きだった。マークも前より深く僕を貫いていたし、この姿勢だと、僕も、僕に出し入れをするマークの顔を見ることができたから。マークは、僕を見下ろしながら顔に笑みを浮かべていた。その笑みから、マークが、このセックスのことを、僕と同じくらい楽しんでいることが分かった。それに、僕は自分自身のペニスも見ることができた。完全に勃起していて、壊れた蛇口のようにちろちろとプレカムを漏らしている。そこに手を伸ばし、いじりたいという衝動に駆られたが、それは我慢した。触っただけでいってしまいそうだったし、あまりに早く射精してしまうのは避けたい気持ちだったから。

マークは、それからもう20分ほど、その体位のまま僕に出し入れを続けた。そしてとうとう、こう言った。

「ステフィー! もうこれ以上は我慢できない。そろそろいくよ。おまんこに出して欲しいか、それとも口か。どっちがいい?」

僕は何も考えすらせず答えていた。

「おまんこに。私のおまんこに一杯出して!」

マークは唸り声をあげた。

「いくぞ、ステフィー! 俺の一発だ!」

次の瞬間、アヌスの中を温かいものが満たすのを感じた。マークがクリームを僕の中に注ぎ始めたのだ。それと同時に、僕自身のオルガスムが触発された。女の子が絶頂を告げるときのような甘い声で喘ぎながら、僕のクリトリスから熱い体液が噴出し、ビスチェに降りかかった。僕の人生で最高のオルガスムだった。決して忘れることはないだろう。

マークは、僕の胸に押し付けていた僕の両脚を離した。力が抜けた僕の脚は、だらしなくマークの体を挟んだままベッドに降りた。マークも力が抜けて、がっくりと僕の上に覆いかぶさった。ありがたいことに、マークは両肘で体を支えたまま、僕の上に覆いかぶさったので、全体重を乗せられて潰されることにはならなかった。だが、たとえ全体重を掛けかれても、僕は気にしなかったと思う。僕自身、マークの体をきつく抱き寄せていたから。マークは、僕の中に埋め込んだままのペニスが柔らかくなるまで、僕に長々とディープキスをしてくれた。やがて、アヌスの筋肉が彼の柔らかくなったペニスを押し出す。それを受けてマークは転がるようにして僕の横に横たわり、それから間もなくして、眠ってしまった。

僕も同じく眠りに落ちそうになっていたが、トレーシーが僕の頬にキスをするのを感じた。

「それで、どうだった? 女の子のようにセックスされて?」

「すごく良かった。またしてもらいたくて待ちきれない。マークは私にして楽しんだと思う?」

トレーシーはくすくす笑った。

「もちろん。楽しんだと思うわ。あなたがその気になって彼にさせれば、これから、何度もしてもらえると思うわよ。さあ、眠ってしまわないうちに、マークのをきれいにしてあげて。それからシャワーも浴びて。マークがどれだけたくさん出せるか私も知っているもの、そのまま寝ちゃったら、一晩中、ベッドに垂れ流し続けて、汚しちゃうことになるわよ」

トレーシーがどうして僕にエネマをさせたがったか、今にして理解できていた。トレーシーは僕がアヌスでマークを受け止めることになることを知っていて、その後、僕が口でマークを清めることになるのも知っていたのだろう。セックスをする前には、アヌスの中はきれいにしていたので、セックスの後にマークのペニスを舐め清めることに、僕はまったく抵抗感がなかった。僕は、大の字になって眠るマークの股間に顔を寄せ、その素晴らしいペニスをきれいに舐め、尿道に残っているものもすべて吸い取った。

マークのペニスをすっかりきれいにした後、トレーシーと2人でバスルームに行った。シャワーをセットすると同時に、トレーシーはエネマの洗浄液を用意した、僕は自分でエネマをした後、トレーシーと一緒にシャワールームに入った。

シャワーに入るや否や、トレーシーは両腕で僕を抱きしめ、キスをしてくれた。1分かそのくらいキスをした後、唇を離して僕に言った。

「今夜、あなたも楽しんだのを見て嬉しかったわ。こういうことを続けたいと思っているの。それに多分、もうちょっとあなたの女性化を進めたいとも思っているのよ。マークもそれを望んでいると思うし、あなた自身も、そうした方がずっと良いと思うはず」

シャワーを終えた後、彼女に訊いた。

「私の女性化はどこまでできるの? 何て言うか、女の子のような服装をする以外に、何か他のことがあるの?」

「うふふ。ホルモンとか手術とかで、ずっと先までいけるわよ」

僕にはトレーシーの言っていることが良く飲み込めないでいた。

「ホルモンや手術って、どんな?」

「うふふ。もちろん、女性ホルモンのことよ。それに豊胸手術」

トレーシーは、呆気に取られた僕の顔を見ていた。

「私が何を言っているか分かっていないみたいね。教えてあげるから、新しいナイティに着替えて、ローブを羽織って、マークの書斎に来て。擬似乳房はつけて来なくてもいいわ。明日になるまでは、マークがあなたにもう一度しようとはしないと思うから」

衣類を自分の寝室に持ち帰り、新しいナイティを着て化粧を直すのに、そんなに時間はかからなかった。書斎に行くと、トレーシーがコンピュータの前に座っていて、僕に手招きした。トレーシーの方が僕より背が高いので、僕がトレーシーの膝の上に座って、画面の前についた。その方が楽に画面を僕に見せながら説明ができるからだった。

コンピュータの画面にはウェブ・ページが映っていて、本当は男である女の子たちの写真が出ていた。そのサイトのどの女の子も、男として生まれた人たちだった。驚くほど可愛い人もいれば、女の子にしては筋肉がつきすぎている人もいた。そのサイトによって、トレーシーが言っていたことが可能であることがはっきりと分かった。

サイトをざっと見て周り、いくつか付随する記事を読んだ後、トレーシーに訊いた。

「ここにいる女の子たちのようになれると思いますか?」

トレーシーは僕の頬にキスをした。

「この人たちよりずっと可愛くなれると思うわよ。美容サロンではみんなをだませていたわけだし、フレデリックですら、危なくだまされそうになったほど。喉仏がなかったら、彼も確実にだませていたと思うわ。さあ、もうベッドに行きましょう。これについては良く考えてみて。どう思ったか後で私に教えて」

トレーシーはコンピュータをシャットダウンし、2人で寝室に戻った。僕はマークとトレーシーの間に寝た。もっとも、トレーシーの両腕に抱かれて眠ったのではあるが。最初は、トレーシーに見せられたものを考えながら、なかなか寝付けなかった。1時間以上は起きていたと思うが、やがて深い眠りに落ちた。

眠りに落ちる前に、僕はできる限り女の子になりたいと感じていた。気持ちから女の子に変わって、これからは自分のことも、「僕」ではなく、女の子のように「私」と呼ぼうと思った。「私」は、本当は男性とセックスするのが好きなのだと思ったし、女の子の服装を着るのも大好きなのだと思った。マークに私の女性化のことについて知られる前に、もう男物の服を着るのは嫌だと感じていた。それにマークも、私が男となっているときより女の子になっている時のほうが気に入っているように感じられた。何より、女の子の服を着ているときが、私は一番幸せだと感じているのだった。

つづく
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大きくて乱暴なのが好き (2) 

それから2、3日、この話題については何も話はありませんでした。が、ある晩、妻がかなり興奮して家に帰ってきたのです。私に座るように言いました。話しがあるというのです。

「今日、友達に話しかけたのね。彼女、街に良いクラブがあると言ったの。大きな体の黒人男がたくさんたむろしてるところらしいのよ。そういう黒人の中には、ダメな旦那を持つ妻たちとセックスして、同時に旦那を侮辱するのが趣味というか、そうするとすごく興奮する人がいるらしいの。あなた、今夜、私をそのクラブに連れて行くのよ。私が。あなたと結婚してから初めてまともなセックスをしてもらえるか、ちゃんと確かめるためにも」

「こんなこと、本気でしようとしてるの?」 私は訊きました。興奮もしてましたが、同時に恐ろしさも感じていました。

「ええ、当然! もちろんよ! 私、考えただけであそこがびちゃびちゃになっているもの。これから着替えするわ。30分で準備ができるから」

実際は、もう少しかかってから妻が降りてきました。圧倒的な姿でした。ぴちぴちの黒いドレスを着ていました。豊かな乳房がふんだんに露出し、形の良い美味しそうな脚も、かなり出ています。靴もヒールがとても高い黒のハイヒール。濃い化粧。妻の全体の姿は、文字通り、体全体で「私を犯して!」と叫んでいるようなものでした。とてもセクシーな姿に、私は思わず両腕を広げて抱きつき、キスをしようとしました。しかし、妻はそんな私を押しのけたのです。

「あなたのようなウインプ男を喜ばせて無駄にするために、こんな風にドレスアップしたわけじゃないわよ」

残酷な口調でピシャリと言われました。

「首尾よく行ったら、大きなおちんちんをした黒人男のために、この脚を広げてあげるつもり。ひょっとすると2人くらい相手にしても良いかな。アハハハハ!」

妻は、落ち込んだ私の顔を見て高笑いしていました。

そのおおよそ30分後、私たちは問題のクラブに着きました。中に入ると、少なからざる男たちが、私のゴージャスな妻のことを振り返って見ました。私たちはまっすぐバー・カウンターに行きました。そしてスデシュナは、わざと、背の高い、がっちりした体格の黒人男性、2人の横に立ったのです。すぐに、彼らがベンとトニーという名前であることが分かりました。それぞれ22歳と21歳の兄弟らしい。飲み物が出されるのを待っていると、年上のベンが妻に話しかけました。

「こんばんわ、可愛い子ちゃん。ここは初めてなのかな? 見たことがないけど」

妻は、うつむいて、はにかみました。

「ええ・・・初めてなの」

「そちらは旦那?」 トニーが聞きました。

「ええ」

「ちょっと弱っちい感じだね。旦那さんにはベッドで満足させてもらってるの?」

妻は大きな声で笑い出し、明るい声になって答えました。

「アハハ。正直言って、全然、役立たず。分かると思うけど、あそこがちっちゃいのよ。友達に、ここに来れば、本物の男を見つけられるかもしれないって言われたのよ。私を満足させられて、私が求めているように荒々しく扱ってくれる素敵な男をね」

「そう・・・じゃあ、奥さん、ここに来たのは正解だぜ」

ベンはそう言うと、いきなり妻の髪を鷲づかみにし、彼女の頭を後ろに倒し、荒々しくキスをしたのでした。

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