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報復 第2章 (13:終) 

突然、スティーブが言った。

「君は、エレン・ポーターさんには、何か作り話しを用意したのか?」

突然の質問にバーバラは驚いた。

「い、いいえ・・・何を?・・・誰?・・・」 バーバラは困惑した声で答えたが、質問の途中で発言をやめてしまった。

「バーバラ。既婚の男と火遊びを始める前に、あれこれ調査をしておくべきだな。エレンは、誰に聞いても分かるが、ポーター夫人だ。あのバカ野郎の奥さんだ・・・」

スティーブは少し間を置いた。そして静かな口調で続けた。

「・・・2人には娘がいるが、その娘さんは自分の父親のことを、どう思うだろう?」

バーバラは体から力が抜け、再び、すすり泣きし始めた。スティーブは、バーバラが泣き止むのを待った。今のスティーブは彼女の涙に動かされることはなかった。あの歯科医院の待合室で新聞を読む前だったなら、彼女の涙にうろたえただろうが、今の彼は違った。

「今になってポーター氏の妻子のことが心配になったのかね?」

スティーブは質問はしたものの、答えを待たなかった。バーバラが泣くことで、スティーブの質問がいったん休止したが、それは次の質問に移るための適切な間となった。

「オーケー・・・それじゃ、あのバカ野郎は、既婚の女と行ったちょっとした火遊びについて、自分の妻に何と伝えたのかな?」 あざける調子がこもった声だった。

「わ、私は知らないわ・・・あなたが私たちに会ったあの日から、彼とは話してないから」

「ほお? あいつとは話していない?・・・会っていないのか? 電話で話してもいない・・・メモや手紙のやり取りもなし・・・メールもしてないと?」

バーバラは、そうよと言わんばかりに激しく頭を左右に振った。

スティーブは椅子に戻り、バインダーから紙を1枚取り出した。次に、玄関ドアの近くにある、3本足のテーブルへと急いで歩き、バーバラのハンドバックの中を覗き、素早く中から携帯電話を取り出した。

「黙っていろ!!」 スティーブの怒声が轟いた。それによりバーバラは反論できなくなってしまった。

「君は、俺に隠れて浮気をしようと決めた瞬間に、俺の家の中におけるすべてのものに関して、一切プライバシーを主張できなくなっているのだよ」

バーバラは立ち上がったものの、スティーブの目に浮かぶ表情に気おされ、再び椅子に腰を落とし、両手で頭を抱えた。再び泣き始める。

「それで?・・・どうかな・・・あ、オーケー」

スティーブは、私立探偵にもらったバインダーから取り出した紙を見た。そして、義理の父のところに進んだ。

「ここのところを見てくれますか? ロイド」

スティーブはロイドに携帯電話の画面を見せた。

「これはバーバラの送着信履歴です。最近行った電話が20件か30件でています。・・・正確な数字は忘れました。ともかく、上の方にある履歴が見えますね? 画面には4件しか出てませんが、スクロールすれば・・・ほら、山ほどあるのが見えますね。20から30くらい?」

「それで、最初の4件は、ラファエル・ポーターの携帯電話の番号です。それに、ここの2件は・・・これは彼の自宅の番号・・・次の3件は職場の番号です・・・どうです? 何が起きているか分かりますよね? この履歴は、一番上の2件を除いて、すべて昨日行われた通話なんですよ。この2件は今朝の通話だ。バーバラからかけた電話です。あなたたちがここに来る30分前に、バーバラはこの男に電話をしていたんですよ!・・・」

「・・・そして、たった30秒前に、彼女は、僕が2人が一緒になっているところをつかまえた日から、あの男とは話しをしていないと言ったのです・・・まったくのデタラメ、あからさまな嘘じゃないですか!」

スティーブは、パチンと音を立てて携帯を閉じた。そして、玄関ドアの方へ、力まかせに投げつけた。

「ロイド、僕がこの女性をもう一度信頼できるようになる方法など、あるとお思いですか?」

スティーブの義理の父は再びうな垂れることしかできなかった。下唇を噛んでいた。意味のあることなど何もできないし、何も言えない。

バーバラが死人のような声で口を挟んだ。

「スティーブ・・・お願いです・・・私は大変な間違いを犯してしまったけど、でもあなたのために償いができると思うの。約束するわ、もう二度と彼とは話さないから。二度と」

スティーブはバーバラを見ようともしなかった。

「スティーブ・・・愛しているの・・・今日、ここで起きたことをちゃんと考えてほしいの・・・過剰反応しないで・・・お願い、あなた」

「過剰反応?」 スティーブはあからさまに疑いきった声で訊いた。「過剰反応だって? 自分の妻がいそいそ出かけて他の男とセックスを続けていたと言うのに、過剰反応するなだと!?」

最後には怒声になっていた。バーバラは、行ってきたことを、できるだけ取るに足らないものに見せようとしている。そのことに対し、スティーブは突然怒りが湧き上がってきたのだった。スティーブは後ろを振り向いた。後になってから悔やむような行動だけはしたくないと思った。

その彼の背後からバーバラの低い声が聞こえた。声が震えていた。

「お願い・・・今はあなたが私を憎んでいるのは分かるわ・・・でも、もうこのようなことは二度としないから・・・お願い、スティーブ。元通りに私を家に入れて。・・・絶対、約束するから・・・」

「ここはすでに君の家ではないのだよ」 スティーブはバーバラの言葉を遮った。この言葉を聞いて、バーバラは目に鋭い怒りの表情を浮かべた。

「この家は、あなたの家であると同時に私の家でもあるわ!」

バーバラは激高して反撃に転じた。彼女の両親も意気を高めて、バーバラに加勢しかかったように見えた。

スティーブは、座ったまま黙って事態を見ていたリディアの方を向いた。

「みんなに言っていなかったのですか?」

リディアは頭を振った。

「あれが意味を持つことになる日が来るとは思ってもいなかったものでね」

「何なの?」 ダイアンが心配そうに訊いた。「何のことを言ってるの?」

スティーブは静かな口調で説明を始めた。

「リディアは、この家の権利証書にサインしたとき、僕の名前しか書かなかったのですよ。僕は、バーバラと結婚して1年後まで、そのことに気づかなかった。リディアはその後、それを変更する手間を取らなかったのです。僕がそうした方が良いと頼んでもしてくれなかった。現在、この家の所有者は僕なのです。バーバラとの共有財産とはなっていない」

しばし、部屋中、沈黙が続いた。バーバラ、ロイド、ダイアンの3人はリディアを睨んでいた。もっとも、当の老婦人はまったく悔やんでいる様子はなかった。

「まあ、そういうこと」 と肩をすくめ、それ以上、説明しようとすらしなかった。

「お母さん!」

「お母様!」

「おばあちゃん!」

老婦人は立ち上がり、玄関へと歩いた。

「まあ、してしまったことは、してしまったことだから。過去のことは誰にも変えられないし・・・できることは、今の状態から最善を引き出して、前に進むこと」

リディアは他の皆に向けて言った。

「もう、みんな、ここに集まって言うべきことは全部、言い終えたと思うけど?」

ロイドは頷き、立ち上がった。ロイドとリディアの例に倣って、バーバラとダイアンも立ち上がり、ゆっくりと玄関ドアへと向かった。

途中、ロイドは振り返り、半分、すまなそうな顔をした。何か言いかけたものの、結局は、うつむき、頭を振り、そして向きなおしてドアを出たのだった。4人が玄関前のポーチの先へ進むのを見届けて、スティーブは玄関ドアをしっかりと閉めた。その閉めたドアに背を預け、もたれかかった。

「前に進む?・・・いや、無理だ・・・・すまない、リディア・・・だけど、ここから前に進むなど不可能なんだ・・・とにかく今は・・・」

スティーブはそう囁いた。

つづく

[2007/01/30] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

アンソニー・ブラウン:甘い香りのする男(4) 

「気に入った?」

ブレンダはジャケットの前を広げ、僕に、あの素晴らしいバスとを見せてくれた。ビスチェの胸の部分は、いささかサイズが小さすぎのようだった。と言うのも、ブレンダの乳房の脇の部分が左右とも脇の下の近くではみ出ていたからである。それに薄地のレース生地を通して、彼女の大きな茶色の乳首も見えていた。胸の部分のレースのカップが覆っている部分は、ブレンダの乳房全体の半分にも満たない。

「気に入ったよ!」 さらに素早く付け加えた。「正直言って、僕はうっとりしている」

僕は、にっこり微笑むブレンダの顔を見た。そして、彼女がいつもより少し濃い目に化粧を施していることに気が付いた。何色か色を複合したアイシャドウ。頬は赤く染まっているように見せている。唇には明るい赤色の口紅。光沢のある濃い茶の髪を降ろし、ブラシで広げて、量感たっぷりに見せていた。頭を振ると、その長髪は両肩を滝のように流れ下り、胸元を覆った。まさに超高級コールガールのように見えた。決して悪い意味で言ってるのではない。まさに僕がブレンダに望んでいた姿がそこにあった。

「こんな格好で外に出ることがなくって良かったわ」

「どういう意味? 外に出ることがないって?」 僕はびっくりして訊いた。

「え? トム? 私、この格好では外に出られないわ!・・・まるで、あの手の女性のように見えるもの」

ブレンダは、売春婦とか娼婦と言った言葉を決して使わない。そのような言葉を口にするのは、彼女には似つかわしくないのは確かだ。

「娼婦のこと?」

「ええ」

「僕は、君はとてもセクシーに見えていると思うよ」

ブレンダは顔を赤らめた。妻は、愛の表現に関して情熱的な女性だが、セックスについて話しをするのを嫌っているのも本当だった。僕は、そんなブレンダのかたくななところを、少しだけ、柔らかくさせたいと思っていた。ひょっとして、ブレンダも、このセクシーな服装で公の場所を歩き回ったら、そういうことを気に入るようになるかもしれない。僕はそう思った。何とかして、妻を部屋から連れ出せるように話しを持っていかなくては。

「ちょっと、下にある、ホテルのバーに行って、飲み物を飲んでくるというのはどう?」

ブレンダは、少し、僕の提案を考えているようだった。僕の瞳に浮かんでいた懇願する表情は確かに見えていたはずだ。彼女にも、これが僕にとってどれだけ大事なことか理解できたのだと思う。とうとう妻はこう言ってくれたのだった。

「そうね、・・・ほんのちょっとだけね」

[2007/01/30] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Dress ドレス (7:終) 

僕はリサを連れてサッカー場の真ん中へ歩いた。リサは黙ったままだった。無言のまま服を脱ぎ、全裸になって、うつぶせに横たわった。僕は彼女を見下ろした。これまで一度も彼女のアヌスにしたことはない。

リサの横にひざまずき、指1本に潤滑剤を塗り、彼女の中に差し込んだ。リサが息を止めるのを聞く。その後、今度はペニスに潤滑剤を塗り、うつ伏せになる彼女に覆いかぶさった。ドレスの裾を捲り上げ、パンティの腰ゴムの中からペニスを引き出す。ペニスを彼女の裏穴にいきなり突き立てた。リサは息を止めていた。亀頭が入っていく。突然、リサは呼吸を荒げた。自分からお尻を僕に突き返し始める。うつぶせのまま両手を後ろに回し、僕の尻に手をかけ、自分へと引き寄せた。この動作だけで、リサが僕にあの部分へ打ち込みすることを望んでいるのが分かった。信じられなかった。あのリサが! 僕はしゃにむに腰を突き立てた。リサは、うめき、喘ぎ、大きな声でよがり泣き、ついに頂点に達した。僕も同時に達し、彼女のアヌスに放った。

その姿勢のまま1分ほど横たわったままでいた。リサは僕に体重をかけて覆いかぶさられていても、まったく不平を漏らさなかった。ようやく落ち着いた僕は、立ち上がり、ドレスを直した。リサも服を着た。2人で戻った時、スーザンは車の中で待っていた。にやりと笑みを浮かべていた。その後、車でリサを家に送ったが、リサは一言もしゃべらなかった。

その夜と翌日の朝も、いつもと変わらなかった。夕方、スーザンが帰宅すると、僕に別のセクシーな服を着せ、さらに念入りに僕のメイキャップを行った。それが済むと、僕とスーザンの2人は、ただリビングルームにじっと座ったままになった。しばらくそのままになる。

どうするのだろうと好奇心に負けた僕は、ようやくスーザンに訊いた。

「今夜はリサに会いに行かないのかい?」

「あら、行かないわよ。・・・リサは行っちゃったもの」

「行っちゃった?」

「サンフランシスコに行ったの。ポールを探しに」

僕は唖然として、開いた口が閉まらなかった。

「だけど、僕は、明日、家に帰ることになっているんだ!」

スーザンは肩をすくめて見せた。僕は、どういうことかさっぱり分からなかった。

「ポールは、今は結婚しているの。でも、ポールは、リサが喜んで彼の奥様に仕えるつもりなら、彼女を家に入れても良いって言ったのよ」

スーザンは立ち上がり、僕の背後に回った。突然、何かが口に詰め込まれ、顔の周りを締め付けられた。猿轡だった! 立ち上がったが、彼女は素早く僕の両手を後ろ手に拘束した。さらに体を押され、オットマンの上に覆いかぶさる姿勢にさせられた。同時に両脚も拘束される。その後、スーザンは僕のスカートを捲り上げ、パンティを引っ張って、お尻をあらわにさせた。彼女の指が2本、アヌスに入ってくるのを感じた。

「本物の女性になることがどんなことを意味するのか、あなたにしっかり教え込む時が来たようね」

部屋の中、別の人の声が聞こえた。首を回して見る。そこには男がいた。筋肉隆々で巨体の男だった。男はズボンを脱ぎ始めた。僕は体を起こすことができなかった・・・スーザンに押さえつけられていたからである。

おわり

[2007/01/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

バースデイ・プレゼント 5 (13) 

僕とドナは再び着替え室に入った。ドナは僕を見て、僕の足元の靴に目を落とし、次に自分自身の靴を見た。

「いま着ている服の上からシャツだけを羽織って。もう時間が遅いし、ここは家からも遠くないから。この靴を脱いだり、着替えをして時間を使いたくないわ」

「そうかな、分からないよ。もし何かで止まらなければならないことになったら、僕は困ったことになってしまう」

ドナは僕を見つめ、近寄り、乗馬用の鞭を手に取った。

「今夜のあなたは一夜に受けるには十分スパンキングされてきたと思うけど?」

僕は分かったよと同意し、ネグリジェの上にシャツを着た。ハイヒールを履いたままズボンを履くのはできないと思ったので、ズボンと靴とソックスは手に持って、姿勢を正した。

「それでいいわ」

妻は甘えた声でそう言い、彼女自身のシャツを取り、上に羽織った。それから残りの衣類を拾い上げ、僕に手渡した。

「私が支払いをして、買ったものを持っていくわ」

そう言ってドナは、ハンドバックを持って店の前のレジのところへ向かった。

僕もドナの後について歩いた。注意深く彼女の歩き方をまねる。ジェニーは、新しい女王様風の衣装、鞭、ブーツ、ディルドに皮のストラップなどの商品をすべて袋に詰め終えていた。

「いま身につけていらっしゃるガーターのセットのための包装紙も一緒にバッグに入れておきました。ひょっとして何かで必要になるかもしれないと思いまして。お買い求めになったものを、着たまま家に帰られるほど気に入ってくださったようですわね」

ジェニーは微笑みながら、レジを打ち、総額を出した。ドナはクレジットカードを出し、その後、受け取りにサインをした。ジェニーは、サインをした受け取りをドナから受ける時、少し長い時間、彼女の手に触れていた。

「また、あなたたちお2人の女性には当店に来てくださると嬉しいですわ。その時には、ぜひ、閉店間際の時間帯に来てください」

「ぜひ、そうします」 

僕が先導する形で、店の出口に向かった。ジェニーはドアのロックを外し、ドアを開け、先に顔を出して外を見た。

「危険はなさそうです」

ドナと2人、こっそりと外に出た。車につき、ドナが僕のために助手席側のドアを開けたときだった。一台車が通りかかり、スピードを落とした。男たちが2人、僕たちに狼のような遠吠えをし、その後、スピードを上げ、通り過ぎて行った。

ドナは僕に微笑みかけた。

「私たち2人とも素敵に見えているということね、ビクトリア」

僕は車に乗り込み、抱えていた衣類の中に隠れるようにして座った。ドナは、商品の包みをバックシートに置き、運転手側に回り、乗り込んだ。車のエンジンをかけながら、僕の方を振り返り、改めてじっくりと見ていた。

「今夜は、本当に信じられないような夜じゃなかった?」

「ああ、そうだね・・・でも、お尻がひりひりしているよ」

ドナはにっこり笑っていた。 「私のも同じだわ。でも、その痛みを感じるたび、すごく楽しい経験だったことを思い出すわ」

家に着き、玄関前の通路に車を入れた。道路に車が走っていないのを確認した。それに、幸い、近所の人たちも外に出ていなかった。僕は、再び、ドナがドアを開けてくれるのを待った。

車から出てハイヒールを履いた足で立った。そしてドナが荷物を取り出し、家の裏ドアを開けるのを辛抱強く待った。無事に家の中に入った後、滑るような足取りで寝室に急いだ。途中、靴を床に落とし、ズボンを椅子に置いた。ドナは荷物を降ろすとすぐに僕と対面した。シャツのボタンを外し、滑らすようにして僕の肩、そして腕から脱がしていく。そして、脱がせたシャツを椅子に放り投げ、今度は自分のシャツのボタンを外し、脱いだ。

「あなたの靴の鍵を外してあげる。靴は脱いでもいいわよ。でも、他の服はそのままで寝ること。いいわね? ミス・ビッキー?」

僕は、すぐに、ここでノーと返事したらどんなことになるのか思い出し、妻の命令に従った。ドナはにんまりと微笑み、僕の両腕を擦り、僕の体を引き寄せ、キスした。

「私、ここにいる新しい恋人が大好きになったわ、ビクトリア。これから楽しいことがたくさんありそうね」

[2007/01/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

心が望むものをすべて 6 (2) 

ドレスは、私の体に第2の肌のようにフィットしていただろうか? ローマ法王はカソリック信者だろうか?(参考) ステイアップ・ストッキングを選んだわけは、ドレスの官能的なラインを、ガーターベルトの線で台無しにしたくなかったからだ。ぎりぎりまで迷ったが、最後に大胆にもパンティも履かないことにした。私の女性的で官能的な体の起伏を別にすれば、肉感的なラバーのドレスを通して見えている唯一の目だった起伏は、硬く膨らんだ乳首と、盛り上がった恥丘だけだった。

この装いを、紺のエナメル製のプラットフォーム・サンダル(参考)で装飾した。つま先が覆われておらず、足首でストラップで留めるデザイン。靴底の厚さは5センチで、15センチという、そびえるようなスティレット・ヒール(参考)になっている。靴底も透明な蛍光樹脂のルーサイト製。耳には、大きなシルバー製のイヤリング、そして両方の前腕には、じゃらじゃらと飾り輪をたくさんつけて、仕上げとした。

レキシは、ビスチェとマイクロ・ミニスカートというツーピースのコンビネーションだった。ビスチェはハッと息を呑むような真紅のエナメル革製。彼女の赤毛の髪と透き通るような白肌と相まって、息が止まるほど素敵に決まっていた。脚には太ももまで覆う赤エナメルのブーツで、13センチのヒール。このブーツのために、いっそうエキゾチックなオーラが漂って見える。

2人で、居心地がよさそうな小さなイタリア料理店で食事をした。その店を選んだ理由は、何より、今夜の最終目的地に行くのに便利だという点だった。料理は美味しかったが、私の気持ちは実際には料理に向けられていなかったと言って良い。グッド・サービスと言うのだろうか? 何人ものウェイターたちが、まるで奴隷のごとく、私たちをちやほやもてなしてくれたのである。レキシも私も、私たちが座っている席を担当しているのがどのウェイターなのか、はっきりとは分からなかった。入れ替わり立ち替わり現れては私たちをもてなす。食事をしていた他の客のうち、一人で来ている人、そうでない人に関わらず、少なくもと6人は、その視線がはっきりとメッセージを送っていた。つまり、今夜、私たちの個人的ウェイターになれるなら魂を奪われても構わないと。私たちは十分すぎる気配りへの感謝として、たくさんチップを弾んだ。だが、多分、今夜、私たちがどこに行くつもりかを伝えさえすれば、チップなしでも通ったことだろう。ともかく、私とレキシは店を出て、目的地に向かった。

ゴーサムの入り口に立っていたチェック係は、私たちの姿を見るなり、何の問題もなくすぐにベルベットのロープの向こうへ招きいれてくれた。店内の雰囲気は、すでに電気的刺激で渦巻いていた。美しい人々でいっぱいの部屋の中でも、レキシと私は、対になったビーコンのようにみんなの注目を引き付けた。ずっと、飲み物をおごられ通しだった。もっとも、私は、バーテンダーの手から直接手渡されたのを目で確認できた飲み物だけに口をつけるよう注意していた。私たちはダンスもした。レキシと一緒に踊ることもあれば、それぞれ、尽きることのない男性の求愛者たちを相手に踊ることもあった。

[2007/01/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第1章 (10) 

クリスは、一刻も早く階下に行きたかった。そこで、ジョギング・パンツとTシャツを着た。あまりに急いでいたので、ジョギング・パンツの下に下着を履くこともしなかった。階下に降りると、父親が玄関にいて、レドモンド先生と話をしているのが見えた。

「だああいじょうぶですから・・・運転できますよお・・・」 

「いいえ、いけません。私の一番大事なお客様を、交通事故で失ったり、飲酒運転で逮捕されたりして欲しくないのですよ」 

そう言って、トムはジャネットから車の鍵を取り上げた。

「家のクリスが先生を送って差し上げます」

「まあ・・・」

ジャネットは振り返ってクリスを見た。燃えるような瞳で彼を見る。

「クリス、ワゴンを使いなさい。先生の車は明日、送り届けられるから」

クリスは急いでキッチンに行き、車の鍵を取り、すぐに戻ってじゃネットの横に付いた。片腕を彼女に巻きつけ、体を支えながら、玄関を出て、車へと向かった。

「注意するんだよ」 クリスの父は息子に囁いた。

「大丈夫だよ、お父さん。責任を持ってしっかり送ってくるから」

マーフィー家のファミリーカーは、あの大型のブイック社のビスタ・クルーザ・ワゴン(参考)だった。古い車だが、荷物を運ぶには素晴らしく、実に頼りがいのある車であった。クリスや彼の父が、どんなに新しい車に替えようと言おうとも、クリスの母親は決して耳を貸さないだろう。

クリスはジャネットの腰に腕を回して彼女の体を支え、連れ添いながら車へ向かった。ジャネットはクリスに体を預けるようにして歩いた。腰をぴったりと押し付け、上半身も彼の腕の中、しがみつくようにして歩いた。車のそばに寄ったクリスは、もがきながらも、何とか片腕でジャネットの体を支え、もう片手で車のドアを開けた。それからジャネットの向きを変えて、自分に対面させ、そのまま優しく助手席に腰を降ろさせた。

ジャネットは、腰を降ろすとすぐに、ずるりと体を滑らせ、大きなベンチ・シートに横たわってしまった。両脚とも、まだ、車の外。彼女自身はくすくす笑っている。

クリスは、ジャネットの足を車に乗せようと身を屈めた。ふと、ジャネットが脚を大きく広げているのに気づく。ミニのカクテル・ドレス(参考)の中が奥まではっきりと見えていた。薄青のパンティと、それが覆うぷっくりと盛り上がった恥丘。クリスは、必要以上に長く時間をかけて、ジャネットの脚を車に入れ、ドアを閉めた。急いで運転主席の側に回るクリス自身の性的な部分は、半立ちの状態になっていた。

[2007/01/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生2 (6) 


「分かった。罰として、膝上、裸の尻にスパンキングを行う。今回はそれで許そう。だが、二度と嘘は許さない。スティービー、これは本気だぞ」

「約束します。もう二度と嘘はつきません」

たった、2分足らずの時間だったが、僕は、ここを追い出されたら本当にどこにも行く場所がないことを悟っていたし、どうしようもないことも悟っていた。スパンキングをされるのは嫌だったが、他に方法はなかった。

トレーシーがマークの膝の上から降りると、マークが僕に言った。

「こちらに来なさい、スティービー。早速、片付けてしまおう」

僕はマークの横に立った。

「ズボンを降ろして、下着も降ろしなさい」

ベルトのバックルを外しながら、僕は、ズボンの下に、ストッキング、パンティ、そしてコルセットをつけていることを思い出した。僕はみるみる顔が赤くなるのを感じた。マークに、僕が女性の下着をつけているのがばれてしまう。だが、この場では、脱ぐほかない。

ズボンが床に落ちると同時に、マークがくすくす笑い出すのが聞こえた。

「おいおい、これは一体、どういうことなんだ? お前は男と女のどっちなんだ?」

トレーシーが僕の後ろに来て、両腕で包むように抱きついた。

「あなたがいない間、スティービーは、私の大好きな女友達になってくれていたの。あなたも女の子になった彼、というか彼女の姿を一度、見てみるべきだわ。女の子の格好になると、ものすごく可愛い娘になるんだから。それに、この子は、女の子のようにセックスされるのも大好きなの。そうでしょう? ステフィー?」

僕は嘘はつけないと分かっていた。このことはすでにトレーシーに何度か告白していることだったから。

「はい、ミス・トレーシー。大好きです」

トレーシーが僕の頭のてっぺんにキスをするのを感じた。

「それでいいのよ、可愛い子。じゃあ、パンティを脱いで、マークの膝の上に被さりなさい。嫌なことはさっさと片付けてしまいましょう」

僕はパンティを脱いで、マークの膝に覆いかぶさった。まだスパンキングはされていなかったものの、その時点ですでに、僕は泣き出しそうになっていた。僕は一度も尻を叩かれたことがなかったし、マークの力からすれば、ものすごく痛いだろうと確信していたから。

まだ、シャツ、コルセット、ストッキングを身に着けていたものの、マークに体の位置を調節されている間、僕は裸になってるような気持ちだった。マークの左手が僕の背中の真ん中に来ていて、僕を押さえつけるのを感じた。最初の1発目が来るまでの時間が永遠のように思えた。

マークはまったく容赦してくれなかった。強い右手で思い切り叩かれ、そのたびに、体の芯まで痛みが走った。5発目が過ぎる頃には、眼から涙がこぼれ始めた。大粒の涙が口に転がって入ってきて、その塩辛さを味わった。10発目を叩かれた頃には、僕は声を上げて叫んでいた。痛みはお尻だけじゃなく、体全体に与えられているように思われた。

12発目が終わり、ようやくスパンキングが終わった。トレーシーは僕を抱きとめ、僕が小さな女の子のように泣いている間、ずっと抱いててくれた。僕が泣き止むまで、赤ん坊をあやすように、僕をなだめ、揺すっててくれた。泣き終えた後でも、かなり長い時間、トレーシーは僕を抱いててくれた。

しばらくした後、トレーシーが言った。

「さあ、マークに、ごめんなさいって言って。もう嘘はつきませんって。彼に許してもらったら、あなたにはメイド服になって欲しいわ。マークにあなたがどれだけ可愛くなるか見てもらいたいの」

僕はマークに顔を向けた。

「マークさん、嘘をついてごめんなさい。もう二度と嘘はつかないと誓います。どうか許してください」

マークは僕を引き寄せて言った。

「ああ、許そう。だけど、もし、もう一度嘘をついたら、その時は、今よりもっと強くスパンキングするし、それだけじゃない、君にはすぐに家を出て、二度と戻ってこないよう命じるからね。・・・それじゃ、トレーシーに言われた通りにしてくれ。君がどれだけ可愛いか是非とも見てみたい」

僕のことを間抜けとか、馬鹿とか、女々しいとか、好きなように言ってくれても構わない。だけど、この時は、僕が望むのは、マークとトレーシーを喜ばすこと、それだけになっていた。二度とスパンキングはごめんだったし、それを避けるためならどんなことでもしようと自分に約束していた。

僕は素早くパンティとズボンを引き上げ、自分の寝室に走った。トレーシーが、僕は女の子のように愛されるのが好きだと言っていたことを思い出した。万が一に備え、エネマで洗浄した。今夜、トレーシーが僕にアレをしてくれたらと期待したが、マークにされたらと思うと気持ち悪くなった。なんにせよ、マークは大きすぎる。シャワーでは髪のムースをすべて洗い流した。すぐに髪には元のカールが戻った。

シャワーを浴び、新しいきれいなコルセットとブラジャーを着け、擬似乳房をブラの中に入れた。次に新しいストッキングを履き、コルセットについているガーターに吊るした。その後、新しいパンティを履き、化粧に取り掛かった。

メイキャップは、マークに初めて見てもらうときにベストの状態でいられるようにと、念入りに行った。それから、新しいメイド服を着て、ヒール高10センチのスティレット・パンプスを履いた。この靴は僕のメイド服姿に一番良く似合うとトレーシーが言っていた靴だった。

鏡の中の自分の姿を見て、トレーシーがこの靴について言ったことは正しいと分かった。驚くほどセクシーに見える。だが、鏡を見ながら、喉のところが心配になった。マークに喉仏を見られたくなかった。引き出しの中を探し、様々な女の子の衣類を調べ、やっと白いレースのチョーカーを見つけた。これだと喉仏が隠れるばかりでなく、メイド服の一部のように似合って見える。

香水をかけて気持ちを奮い立たせた後、もう一度、鏡を見てチェックし、寝室を出た。ほとんど、駆け足で書斎に戻ったと思う。ハイヒールを履いて走るのは、似つかわしいことではないのは分かっていたが、マークを待たせたいとは思わなかった。

書斎のドアの前に来て、軽くドアをノックした。「どうぞ」と声が聞こえ、僕は中に入った。

中では、トレーシーがマークの膝にまたがっていて、2人はキスをしていた。2人ともローブの前がはだけていた。

ドアを閉めると、トレーシーが振り向いて、僕に言った。

「彼女が私のステファニー。こちらに来て、ステフィー! マークにあなたの姿を見せてあげて」

僕は2人のところに近づいた。2人とも、体じゅうにうっすらと汗をかいていた。トレーシーはマークの上に乗ったまま僕の腰に手を回し、僕を引き寄せた。

「見て、マーク。彼女、セクシーじゃない? これだと、ステファニーが本当は男の子だなんて分からないんじゃないかしら? 違う? 私、彼女はずっと女の子のままいるべきだと思っているのよ」

マークが僕の手を握って、引き寄せた。それから、僕をくるりと回し、後ろ姿もしっかり見て、言った。

「うーん、確かに。本当だ。男の子にしては可愛すぎる。もっと言えば、最初に、彼女を見た時、耳のピアスの2つの穴とか、長いセクシーな爪を見て、本当は女の子なのではないかと思ったんだよ。もう、これからは、彼女のことを男の子とは見られなくなってしまったよ」

トレーシーは僕の背中に手を当て、滑らせるようにして降ろし、スカートの中に手を入れた。そして、裸になっている尻肉を触った。その尻頬の谷間に指を滑り込ませながら、マークに言った。

「私がステフィーがすることで一番好きなことが何か、知ってる? 彼女、私がセックスした後、あそこを舐めてくれるの。彼女、私のあそこを舐めるのが大好きなのよ。ねえ、そうでしょう? ステフィー?」

[2007/01/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

写真家 (11) 

テーブルの下はだんだん熱くなってきた。特に明るい照明が当てられているのでなおさらだった。クリスタルは、平泳ぎのかえる足のやり方で、脚をバタバタさせて、僕の方に風を送ろうとしてくれた。僕は、彼女のスカートの中を見るために頭を速く動かし、危うく首の筋肉を傷めそうになった。新しいフイルムを装着しようと手間取っていると、ボブが言うのが聞こえた。

「クリスタル? パンティを脱いだらどうだろう?」

僕は息を呑んだ。クリスタルはワイングラスを手に取り、また、ぐいっと飲んだ。

「仕切っているのはあなただから。それが望みなら・・・」 彼女は文を最後まで言わなかった。

僕は、不器用にカメラにフィルムを入れながらも、彼女の方にも視線を投げていた。クリスタルは、椅子から5センチくらい腰を浮かせ、両手をスカートの中に入れ、下着の左右の端に手をかけた。

彼女がそれを引き降ろし、脱ぎ去ろうとしたとき、僕は勇気を出して言った。

「いや、それはそのままにしておいて。つまり、足首のところに引っかかったままにしてくれ。その方が、下着がまったく見えないよりセクシーに見える」

「オーケー、ボス!」 クリスタルはそう言って、また椅子に腰を降ろした。白いパンティがふくらはぎから足首に向けて落ちかかったままになっている。彼女は再び足を広げた。その彼女の前に、僕は這って近づく。

パシャッ!

パシャッ!

「これはいいよ!」 自分の声がバカっぽく聞こえる。 「でも、鮮明度に欠けるなあ・・・えーっと、もう少し椅子の前の方に腰をずらしてくれないか?」

クリスタルは指示通りに腰をずらした。彼女の陰部が前よりはっきり見えてきた。

「いいよ、いいよ!」

パシャッ!

パシャッ!

「・・・うーん、でも何かが足りないなあ・・・」

パシャッ!

「そうだ、シャドウだ・・・」 僕は一旦撮影を止めた。「・・・分かった・・・メイクアップが必要なんだ」

「メイクアップ!」 クリスタルが叫んだ。まるでハリウッド映画の撮影現場にいる監督のようだ。

「メイクアップ!」 ボブも大きな声で返事した。そして僕にメイク用のパレットとブラシを持ってきた。

[2007/01/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

妻の情事(7:終) 

「私のことアバズレだと思うなら、それなりにやって! 私は、この通りの色狂いの淫乱女だわ。そんな私に見合うようなことをしてよ! できないの?!」

僕は妻の尻の下に両手を入れ、尻肉を左右に広げ、ペニスを強く叩き込んだ。

「そうよ、そうやって! 突き刺して! ずぶずぶ突き刺してよ!」

僕は、これまでなかったほど激しいピストン運動をした。

「お前の淫乱な脚を広げろ! 俺のチンポを深々と喰らうんだ!」

クリスティナの両脚を肩へと押し上げ、さらに深く貫いた。

「お前のおまんこから、喉まで届くほどズブリと貫いて、突き刺してやる。お前はふしだらなアバズレ女だ。そんなお前に見合ったセックスをしてやる!」

その時点ですでにクリスティナがオルガスムに達しているのが分かった。僕はペニスを引き抜こうとした。するとクリスティナは両脚で僕の腰を包み込み、逃すまいと抗った。体を小刻みに震わせ、呼吸も荒く、短い喘ぎ声を上げ続けた。中出しして欲しがっているのが分かった。だが僕は、彼女の両足首を握り、ペニスを引き抜いた。クリスティナを上から見おろし、亀頭でクリトリスを擦っていたぶった。

「こいつを入れなおして欲しいか? ええ? 欲しいなら、欲しいってお願いしろ!」

「お願い!」

「もっとちゃんとお願いしろ!!」

「お願い。入れて! 入れてください。中に出して。私の中をあなたのでいっぱいにして、お願いです!」

僕はペニスを入れなおし、前よりも激しく、強く妻を揺さぶった。クリスティナは喘ぎながら、僕の耳に囁いた。

「ああ、いい・・・やって、出して! 私の中にたっぷり出して・・・出して・・・欲しいの!」

クリスティナは、その後、ずっと同じことを喘ぎ続け、僕はそれを聞きながら、これまでにない強烈なオルガスムへと登っていった。それは彼女も同じだった。

激しいオルガスムを同時に迎えた。そして、その後、僕たちは互いに抱き合ったまま、横たわった。不思議に、前にはなかった親密感が2人の間に芽生えていた。ついさっきまで残虐で支配的だったクリスティナから、その強圧的な雰囲気が雪が融けるように消えうせていた。今は愛らしく可愛らしい女の子に変わっていた。クリスティナは抱かれながら僕に囁いた。

「あなた? さっき言ったことは全部、言葉だけというのは分かっているわよね? 私が一緒にいるのはあなたなの。リチャードじゃないわ。そして、どうして私があなたと一緒にいるのかというと、それは私があなたを愛しているからなの」

僕は頷いた。疲労感から深い眠りに落ちていくのを感じた。妻が僕に体を擦り寄せるのを感じた。

「・・・それに、念の為に言っておくけど、リチャードのセックスって、すごく未熟なの。あなたのようなセックスをできるようになるには、彼も、もっといろんなことを学ばなくちゃいけないわね」

「分かっているよ、クリスティナ。・・・分かってる・・・」

僕は優しく呟いた。クリスティナが頭を枕に沈めるのを感じた。彼女も眠りに落ちていくところなのだろう。僕は、すべて分かってることを伝えるため、もう一言付け加えた。

「・・・それに、いろいろ考えて、ベッドの中の君が最高だと改めて分かったんだ。君の妹よりも、いい」

おわり

[2007/01/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第2章 (12) 

「まあ・・・とにかく、このときはセックスしてないだろう」 スティーブが切り返した。「俺は、君にセックスする機会を与えなかったからな。そうだろう?」 侮蔑がこもった声だった。

「もう俺や他のみんなをバカにするのをやめたらどうだ。君はこの男と公園に行って、どこかでブラジャーを外したんだよ・・・朝、家を出るときには確かにつけていたのを知っていたからな・・・さらに、この男のために下着を脱いで、こいつとセックスしようとしていた。そいつは、どう見ても明らかだろう。俺が、あの場に現れなかったら、やっていたはずだ」

スティーブはバーバラが泣くのをしばらく見ていた。彼女の母親は、瞬時、どうしてよいか分からなかったようだが、少し後、娘に腕を差し伸べ、すすり泣く娘の背中を優しく叩いた。

バーバラが囁いた。

「彼とは一度もセックスをしてないわ。・・・あの日、ひょっとしてしたかもしれない・・・私はすっかり混乱していて・・・本当はしたいと思っていなかったの・・・でも彼が大丈夫だと言っていたから・・・彼とはセックスしたいなんて思っていなかったの・・・」

バーバラは2、3回深呼吸をした。肩を軽くすくめ、その動きで、自分を抱く母親の腕を振りほどいた。

バーバラの抗議を切り捨てるように、スティーブは、「ふんっ」と鼻を鳴らした。誰にも聞こえるような大きな音で、軽蔑しきった内面をあらわにしたものだった。

「本当よ!!」

「あいつとは何回やったんだ?」 スティーブの荒々しい声がとどろいた。

バーバラは頭を激しく左右に振った。

「だから、言ったでしょ・・・一度もないって」

「また、デタラメを。・・・あの男は一物を外に出していて、お前も、ほとんど裸同然だったわけなんだが。そんな状況が、『初めてのデート』で起こるわけがないだろう。何回、あいつとセックスしたのか、それを訊いているんだが」

再びスティーブは問いただし、バーバラは頭を振った。

「何回だ?」

スティーブは3回目の質問をした。バーバラは彼から視線をそむけたままだが、またも、頭を振った。

ロイドがぎこちなく間に入った。

「ああ・・・なんだ、スティーブ・・・その・・・ビデオを見れば、2人は、実際、全然セックスしていないわけだし・・・君自身もそれは認めているわけだろう?・・・ううん・・・それにあの写真も変だったのは確かだが、それでも、あのパーティでも2人がセックスなんかしていなかったわけだし・・・ちょっと聞いてくれ・・・みんな、落ち着いてはどうだろうか・・・一度、深呼吸して、解決する方法を考えよう、この・・・何と言うか・・・この問題を解決する方法だよ」

ロイドは、希望にすがるようにしてスティーブを見た。

「・・・なあ、スティーブ・・・どんな夫婦も、こういうことを何とか切り抜けていているもんなんだよ。君とバーバラもできるはずだ」

スティーブは義理の父を無表情な顔で見つめた。しばらく沈黙が続いた。ようやくスティーブは口を開いた。

「ロイド・・・あなたは、まるで、バーバラが街角のスーパーで風船ガムを万引きしたところを捕まえられたかのようにして片付けようとしている。彼女が、くすねた風船ガムを店に返して、ちゃんと謝れば、彼女も反省したことだし、すべては元通りで万事解決だと、そう考えている・・・でも違うんですよ。バーバラはもはや幼い子供ではないんです。それに、単に、ごめんなさいって謝ったからといって、この結婚を元通りにできるなどありえないんですよ」

スティーブは立ち上がって、テレビとリクライニング椅子の間をちょっと行ったりきたりした。

「考えてください・・・バーバラはずっと嘘をつきっぱなしでした。あの日のことについて、バーバラがどこに行ったか、行ったと僕に言った場所はまったく嘘でした。・・・何も間違ったことはしていないと言ったが、それも嘘。・・・まったく、あなたの目の前だと言うのに彼女は嘘をついたんです。あなたはバーバラの父親なんですよ。そのあなたの娘が、次々と真っ赤な嘘を話したんです。・・・はっきり言いますよ・・・僕は、僕たちの結婚自体、最初の最初から完全に嘘ばっかりだと思っているんです!」

スティーブは再び行ったり来たりを繰り返した。

[2007/01/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

妻の情事(6) 

クリスティナは、汚らわしいものを見る目つきで僕のペニスに目を落とした。

「でも、これって、とても男性のペニスって感じの大きさじゃないわね。どこをどう見ても。大きさは別としても、形が良いおちんちんってあるもの。そんなに大きくなくても、形が良くて、いつまでも触っていたり見つめていたりしたくなるもの、そういうのってあるわよ。リチャードのも、そういう形をしてたわ・・・」

「・・・リチャードは、私に口に入れろって言ったこと一度もなかったの。だけど、彼のを見てると、どうしてもお口に入れたくなってしまったのよね。他のところに入れられても、もちろん、ものすごく気持ちいいんだけど、それと同じくらい、お口に入れて、吸ってあげるのが気持ちよくてたまらなくなるのよ。本物の男性の持ち物っていうのは、そういう魅力があるものだと思うわ。あんまり気持ちが良いので、リチャードがいきそうになっても、口の中から抜いて欲しくなくて、何度も口に出してもらったわ・・・

「・・・あそこに入れられた時も同じ。どうしても抜いて欲しくなくて、中出ししてって何度もおねだりしたの。だけど、リチャードは外に出すって言い張って、中に出してもらえないときがあったわよ。ときどきだけど。・・・彼、私を妊娠させることにはあまり興味がなかったから・・・

「・・・でも、中出しするかどうかは、どこに入れてもらっているかで変わるのは当然よね。お口の場合は、妊娠する危険性がないから、リチャードも気がねなく出せたみたい。思いっきり出してもらったわ。私、嬉しくて・・・もっと言えば、私の方も、一種の避妊方法として、彼が出すのを飲むのを普通にしていたから・・・私主導でやっていたと言うことね・・・ところで、こういう話し聞いて、あなた、楽しんでる?」

突っ立ったまま自慰を続ける僕の周りを歩きながら、妻が訊いた。僕は、頷いた。するとクリスティナは、突然、僕の尻を平手で強く叩いた。ピシャリと音が響いた。

「もっと、しごく速さを落としなさいよ。まだ、あなたに射精を許すかどうか、まだ決めていないんだから。・・・他に男が誰もいなかったら、仕方ないから、あなたにセックスしてもらいたいって思うかも知れないけど。・・・ホント、ここに誰か男がいればいいのにに・・・あなた、私にやりたい? 私、固くて大きなおちんちんが大好きなの。あなたのは、って言うと、まあ、固くなっているのは確かだわね。どうしようかなあ・・・やってもらおうかしら?・・・」

そう言ってクリスティナは僕のペニスの先端を強く握った。

「・・・だけど、変態のあなたが、みじめな童貞男のように、突っ立ってオナニーしているのを見ていたいという気持ちもあるの。そうやってむなしく発射するのを私に見せて欲しいなあって。・・・どっちにしようか、ホントに迷うわ。もし、ここにリチャードがいてくれたら、全然、問題にならないのにね。そうでしょう? 彼だったら、一日に何回でもできちゃうから。一発出したら、終わり、なんてことないもの・・・

「なんにせよ、リチャードがいてくれたら、あなたは別にたいしたことしてくれなくてもいいわよ。私はリチャードに抱いてもらうから。あなたは私たちが愛し合うのを見ながら、突っ立ってオナニーしてればいいんじゃない? あなたのことだから、すぐに出しちゃうでしょ? 出した後は、寝室を出ていって。暇だったら、リチャードの靴でも磨いてくれたらいいわ。その間、私とリチャードは、延々とセックスをしているから・・・もう延々と・・・セックスばかりしているの。どっぷり、セックス三昧・・・あなた? どっちでもいいのよ。私とやる? それともオナニーしてる? どっちにせよ、私には・・・」

そこまでが僕の限界だった。クリスティナの体を乱暴に抱き上げ、文字通り、ベッドに放り投げた。その彼女の上に覆い被さり、赤毛の髪を鷲づかみにし、荒々しく口を奪い、同時に脚を大きく広げた。ペニスは、手を添えて導いたりする必要などなかった。簡単に彼女の中に滑り込んだ。クリスティナのその部分は、すっかり濡れきっていたからだ。そのこと自体、クリスティナがこのゲームを楽しんでいたことを示していた。

「このアバズレ女め!」

クリスティナは、笑顔を見せ、自ら股間を突き上げた。

[2007/01/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

アンソニー・ブラウン:甘い香りのする男(3) 

部屋から出て行くとき、ブレンダは実に心のこもったキスをしてくれた。

「びっくりプレゼント、ありがとう。今度は私があなたを驚かす番。30分したら戻ってきて」

部屋から出ながら、僕は、あの美しいけど、ずっと慎ましくしてきた彼女が、あの服を着たら、どんな風に変身するか、それを想像しようとした。だが、イメージを浮かべようとしても、非常に難しかった。ブレンダは、これまでずっと、服装に関しても、振る舞いに関しても、非常に保守的だったから。僕はホテルの中をぶらぶら歩きながら、今夜はどういう風になるだろうと考え、想像し続けた。だが、いろんなことを考えているうち、僕のペニスは反応してしまい、外から見ても状態がはっきり分かってしまうほどになってしまった。僕は、ズボンのポケットに手を入れ、位置の調節を行った。調節しないと、どうもいけない。

きっかり30分後、僕は部屋に戻った。先にブレンダが、僕の用意したびっくりプレゼントをしきりに見たがっていたが、それと同じくらい、僕もブレンダのびっくりプレゼントが見たくてたまらない気持ちになっていた。

ドアをノックした。ブレンダは、隙間程度にドアを開けた。

「トム? あなたなの?」

「そうだよ」

「目を閉じて。それから手を差し出して」

僕は言われた通りに目を閉じた。ブレンダがドアを大きく開いたのだろう、そよ風のように空気が流れるのを感じた。そして、彼女が僕の手を握るのを感じる。香水の香りがして、体中の血管で血が駆け回るのを感じた。ブレンダは僕の手を引いて、部屋の中に入れ、部屋の隅にある椅子に腰を降ろさせた。

「いいわよ。目を開けて!」

信じられないような光景が僕を出迎えてくれた。本当に、これは自分の妻なのかどうか、確かめるため、改めてじっくり見直さなければならないほどだった。全身、純白の衣装。だが、真っ白だからと言って、純粋無垢といった概念は、この服装とはまったく関係がない。彼女の姿を床から上へと紹介していこう。死んだ男でも勃起してしまうこと、請け合いだ。

足は、ヒール高13センチの白いハイヒール・パンプス(参考)。長い脚は、非常に薄地の白いストッキングに包まれている。スカートはラッフルド・スカート(参考)で、とても丈が短く、レースのような感じだ。スカートの裾の陰、ストッキングの付け根が垣間見える。このミニ・スカートのため、身長165センチのブレンダが、少し背が高くなった感じに見える。彼女の56センチのウエストには、幅5センチの白いベルト。その上方、白レースのビスチェ(参考)の下に、おへそと平らなお腹の一部が顔を出している。ビスチェの上半分は、必死になって、ブレンダの89センチDカップの胸を包み、押さえ込んでいた。驚くほど張りがある、あの弾頭のような形をした乳房が、左右から押さえつけられて、深い谷間を作っている。その谷間は、どんな男に対しても、その視線を引き付ける強力な磁石になるだろう。そのビスチェの上に、スカートとマッチした小さなジャケットを羽織っていた。前のボタンはすべて外したまま。この衣装を完璧にするため、両手には白いレースの手袋をはめ、小さな白いハンドバッグを持っていた。

[2007/01/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Dress ドレス (6) 

「彼女、フェラしてもらうのが大好きなの」

突然だった。スーザンがリサに言ったのである。

「彼女を店の裏に連れて行って、やるのよ!」

スーザンは立ち上がり、引っ張るようにしてリサを立たせた。そらから、彼女を僕の隣に連れて来て、僕の手を取り、彼女の手に握らせた。僕たちは唖然として突っ立ったままだった。

「さあ!」

リサはビクッとして、僕を引っ張り、僕も立ち上がった。

「服を全部脱いで、彼女の前にひざまずくこと」 スーザンは、まだリサに言っている。 「そして、これを着ける。後ろ手に!」 そう言って、手錠を渡している!

信じられなかったが、リサは言われたとおりにしたのだった。僕を連れて店の裏、暗影に行った。何秒もしないうちに衣類を全部脱ぎ、僕の前にひざまずき、僕のスカートを捲り上げ、パンティの上に顔を出していたペニスを引っ張り出した。リサは一言も喋らなかった・・・ただ、スーザンに命令されたとおりに行っていた。それから、リサは、片腕の手首に手錠をはめ、僕に鍵を渡し、その後、立ち上がって、両手を後ろにしたまま、僕に背を向けた。僕に、もう一方の手首に手錠を嵌めてもらうためである。

僕が手錠を嵌めてやると、リサは再びひざまずき、すぐに僕のペニスを口に咥えた。全然、信じられなかった。僕の妻が、あのリサが、僕の前にひざまずいて、フェラをしている。彼女はこれをしてくれたことは一度もなかった。リサは、僕だと知っていたのか? 知っていることを示す様子はまったくなかった。何か、必死になっているように見えた。しゃにむに吸っている。

僕は我慢ができなくなり、片手を彼女の頭の後ろに当て、ペニスを奥へ押し込んだ。リサは、まったく嫌がる様子は見せなかった。むしろ、いっそう興奮を高めているように見えた。あまりに興奮しているので、まるで、誰かがリサの後ろにいて、指で彼女を愛撫していると・・・あるいはクンニリングスをしていると思ったかもしれないだろう。まもなく僕は頂点に達した。リサは一滴残らず、すべて飲み下した。まるで、いくら飲んでも、飲み足りないような様子だった。

興奮が収まった後、僕はリサの手錠をはずした。リサは服を着て、その後、2人で店内に戻った。スーザンは、誰か知らぬ男とおしゃべりをしていたが、僕たちを見ると、すぐにその男と別れ、僕たちに、もう帰る時間と言った。僕は、スーザンが僕を家に連れていってくれるのはいつだろうと考えながら、ただ、おとなしく座っているだけだった。

その夜も、僕は薄地のナイティを着て寝た。翌日、スーザンは、僕に、日中、引き続き練習するようにと命じ、仕事に出た。彼女が帰宅し、夕食を終えた後、僕たちは再び外出した。

スーザンは、リサの家、つまり僕の家でもあるのだか、そこに立ち寄り、リサを車に乗せた。リサは、見たことがないような、体をぴっちり包むセクシーな服を着ていた。スーザンは、車を近くの高校へ走らせた。その学校は、夜は、まったくひと気がなかった。スーザンは僕たちを高校のサッカー場へ連れて行った。広々としているが、誰もいないし、真っ暗だった。

スーザンがリサに命令した。

「あそこに彼女を連れて行って、そこで裸になりなさい。地面にうつぶせになって、お尻に彼女のペニスを突っ込んでもらいなさい」

スーザンは、もう一度、リサに言い含めるように命令を繰り返した。そして僕には、KYゼリー(参考)を渡した。

[2007/01/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

バースデイ・プレゼント 5 (12) 

ジェニーにアヌスを貫かれ、その僕の肉筒の中、ディルドが振動を続けている。さらに妻のドナは、薄ピンク色のパンティの上から僕の勃起を擦り、舌を尖らせジェニーのアヌスの奥を突き続け、同時に激しくジェニーのクリトリスを擦っていた。たまらず、僕はクライマックスに達し、射精した。へその下、パンティの中から頭を突き出したペニスの先端から、激しくザーメンが噴出し、僕の前にある椅子のいたるところに降りかかった。

射精を終えた僕は、腰を前に出して押し込められているバイブから逃れ、ドナの背後に回った。僕と交代する形で、今度は、ジェニーが椅子の背もたれを握って体を支える。僕は床に膝をつき、パンティを履いたままのドナのお尻に顔を埋めた。スパンキングのせいで赤くなっている。

妻のアヌスに舌を突き入れ、中を掻き回す。ドナがジェニーにしてあげていることを、ジェニーに代わって、ドナにしてあげる格好だ。

やがて、ジェニーがうめき声をあげ、お尻をドナの顔面に突き返し始めた。今や、ジェニーは、僕にピストン運動するために腰を前へ突き出す必要がなくなっているので、自由に後ろに押し返すことができるようになっている。そして、ドナもうめき声をあげ、僕の顔面に愛らしいお尻を強く突き返してきた。僕は、できる限り激しく妻のアヌスを舌で突き続けた。

横に鏡があるのを知っていたが、その鏡に僕たち3人の姿がどのように映っているか、僕には想像できた。女王様の姿をした赤毛の美女が、アヌスを舌で愛されている。それを行っているのは、ピンクのネグリジェを着てハイヒールを履いた美しいブロンドの女性。そして、今度は、そのブロンド女性自身が、同じピンク色のネグリジェを着て、ハイヒールを履いた別のブロンド女にアヌスを舌で愛されている。

そのような光景を想像していたら、突然、ジェニーが片手を椅子から離し、ディルドを手にし、自分自身のバギナに差し込んだ。と同時にさらに強くお尻をドナの口に押し付ける。ドナも、それと同時に、開いている手を股間に移動し、自分でクリトリスをいじり始め、同時に、お尻を、探りまわる僕の舌へと強く押し付けてきた。そして、ジェニーとドナは2人とも、突然爆発するように体を痙攣させ、クライマックスに達したのだった。全身を硬直させた後、ぶるぶると小刻みに震わせ続ける。

クライマックスの後、3人は体を離した。ジェニーは後ろに向き直って、ドナにディープ・キスをした。それから僕に手を伸ばし、僕の顔を、2人の顔に引き寄せた。キスを続けている、ジェニーとドナの重なり合っている唇に、僕も唇を押し付ける。僕たち3人とも、舌を突き出しあって、絡めあい、それぞれの舌を別の2人の口の中に入れあって、3人の唾液を混ぜ合わせ、ねっとりとした3人キスを行った。ジェニーは、ちょっとだけ顔を引いて、言った。

「お客様、これらのアイテムは気に入っていただけましたか?」

ドナと僕は互いに顔を見合って、にんまりと微笑んだ。ドナが返事した。

「ええ、全部買うことにするわ。ディルドと鞭も一緒に」

「それは良かった。では、ラッピングをしますので、その間に、お2人は着替えてください」

[2007/01/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

妻の情事(5) 

僕が屈伏した瞬間があったとすれば、次の時だったと思う。クリスティナはこう言ったのだった。

「これからは、あの件のことで怒りがこみ上げてきたら、すぐにオナニーで吐き出して、さっさと別のことを考えることにすることね。・・・ところで、今は、そのおちんちんを触っちゃダメよ。私が触ってもいいと言うまで、触っちゃダメじゃない!」

実際、気がつくと、僕はクリスティナの話しを聞きながらペニスをしごいていたのだった。僕は、妻に言われて初めて、自分がしていたことに気づき、命令に従って手を離した。でも、ペニスはピンと突っ立ったまま、今にも爆発しそうになっている。僕は、クリスティナが完全に支配権を握っている事実を、むしろ喜んでいるのに気づいたのだった。

「どうやら、あなたにはリチャードに電話してもらわなければならないようね。リチャードに、自分の妻を満足させてくれてありがとうございましたと、ちゃんと感謝してもらわなくちゃ。でも、今日はもう夜も遅いから、リチャードを起こすのは申し訳ないわ。だから、電話は後回しにしましょう。でも、とりあえず、あの件について、グタグタうるさく言ったことを私に謝ってちょうだい。それから、私に感謝もすることね。私は、あなたのような変態男じゃなく、リチャードという本物の男性に抱かれに行ったの。だから、私はちゃんとまっとうな感覚をしていたってことなのよ。その点について、ありがたく思いなさい!」

「ああ、悪かった・・・これまでうるさく言って済まなかった・・・それに君にはありがたく感じているよ・・・」

「そう・・・じゃ、まあ、今は、それでいいでしょう。・・・それじゃあ、そのおちんちん、いじって見せて。ゆっくりとするのよ。それに、私がやめなさいと言ったら、すぐにやめるように。あなたがいくまでちゃんとやらせるかどうか、まだ決めてないけどね」

僕は寝室の真ん中に裸で立ったまま、自慰を始めた。妻は、その僕の周りをゆっくりと歩いて、じろじろ見ていた。

「男の人のおちんちんって、ずいぶんいろいろあるのね。面白いわ。リチャードのを初めて見た時は、ホントびっくりしたわよ。あんな大きなものを私の中に入れようとしている。そんなこと不可能だって思ったもの。でも、リチャードは私のあそこをものすごくびちゃびちゃに濡らしてくれたの。ソファの上で指でいじってね。もう私も興奮しきっていて、リチャードになら体を真っ二つに引き裂かれても構わないって気持ちになっていたの・・・。あ、ところで、こんなこと言っても、あなた怒っていないわよね? 怒っているなら、話しはやめるから、怒ってるって伝えて。でも、本当に怒ってるなら、あなた、そうやってシコシコしていないはずよね? そうでしょ? でも、あなたは、まだ、シコシコ、シコシコしてる。でしょ?」

[2007/01/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

妻の情事(4) 


ある晩、僕は、もはや後戻りできない一線を越えてしまったと思う。その夜、妻はこう訊いたのだった。

「あなた? 私がリチャードに抱かれていることを想像すると、興奮する?」

「ああ、興奮する」

「じゃあ、それを想像しながら、私の前でオナニーして。見てみたいわ」

最初、僕は乗り気ではなかった。

「もし、して見せてくれたら、私がリチャードとやったことすべて話すわ。それに彼のが本当のところ、どのくらい大きかったかも教えてあげるわよ」

自分でも恥ずかしいが、僕は、その場の熱情に負けて、クリスティナの要求に従ったのである。彼女は、正直に、僕の「払ったお金」に見合うだけの情報を与えてくれた。2人が何をどういう風に行ったかを鮮明に語ってくれたし、どこでしたか、そのセックスについてどう感じたかを語ってくれたのである。

「私、本当に、リチャードのアレがあなたのよりちょっと大きいって言った? それだけど、本当のことを言うと、ちょっとどころじゃないわ。すごく大きかったの」

「どのくらい大きかったんだ?」

「そうね、こういう言い方でいいのか、分からないけど、握りきるのに両手を使ったということ。実際、ほぼ2倍に近いんじゃなかったかしら」

「だけど、大きさは関係ないって言ってただろう?」

「私、そんなこと言った? もう、いろんなこと話してきたから、分からなくなってるわ。でも、知りたがったのはあなたなのよね。もう、やめる? これ以上、話さないことにしたほうがいい?」

僕は頭を振った。

「そう・・・それじゃあ、しかたないけど・・・私が言った通りにしてよね。それに、あなたのコレも、話しの続き聞きたがっているようだし」

クリスティナは僕のペニスを指差し。僕はペニスを握って、彼女に覆い被さろうとした。

「何するの?! ダメよ! やめて! セックスはダメ。ともかくまだダメ。まずは、そこに裸で立って、私の前でオナニーしてみせてよ。私に、あなたがどれだけ変態なのか、気持ち悪い短小男か見せてくれなきゃダメじゃない? それが終わったら、あなたがこの件についてグチグチ文句を言うのを聞いてあげてもいいわよ。でもそれは最後にしてね。さもなければ、私は元の私に戻るわ。前のように、リチャードに、しっかり、ちゃんとしたセックスをしてもらうことにする。リチャードでも誰でも構わない。誰でもいいから、ちゃんとしたセックスを、一時的な関係でなく、ずっと続く関係として、してもらうことにするから。私が言った意味、ちゃんと分かった? 女々しい弱虫?」

いま、クリスティナが、僕のことを「女々しい弱虫」と呼んだのは本当なのか? 一瞬、自分の耳を疑った。普通だったら、僕のことをそんな風に呼んだりしたら、すぐさま、クリスティナを、彼女の衣類の山と一緒に玄関の外に放り出しただろう。哀れ彼女はタクシーを待つ身になったことだろう。

だが、僕の中には、妻の高圧的な態度に対して、それを受け入れようとする奇妙な感情が浸透し始めていて、彼女の発する不愉快な言葉も、あの憎たらしい声の調子や緑色の瞳の鋭い視線に込められた心を突き刺ささるような侮蔑の表情も、僕を怒らせるものではなく、むしろ興奮を高めるものになっていた。

[2007/01/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

心が望むものをすべて 6 (1) 

「心が望むものをすべて」第6章 Whatever Your Heart Desires Ch. 06 by AngelCherysse

私はレキシと出かけるのをワクワクしながら待っていた。ダニーが去ってからの数ヶ月にあったどんなことより楽しみにしていた。愛する者のいない、たった独りで誕生日を過ごすことなど、考えただけでも気が沈む。自ら課した孤独な生活、それから引っ張り出されて、一夜、飲んだりダンスをしたりして過ごす。それは、気分転換として魅力的な案のように思えた。多分、時間が経ったということだけのことなのかもしれない。レイプのことは過去のこととして忘れ去ることにしていたし、レキシが言っていたこと、つまりダニーがまだ私と一緒になりたがっているということを聞いて、気持ちが高揚していたのは疑いようがない。ようやく、私は、希望を持ってポジティブになれることを得たのだ。生きることは楽しいことと再び思えるようになっていたのである。

私が美容サロンに着いたときには、レキシはすでに最後のお客さんへの仕事を終えていた。私をさっと椅子に招き、素早くヘアに手を入れてくれた。さらに助手の人2人にも手伝ってもらい、ネールとメイキャップもしてくれた。その手入れの完成品はと言うと、それは、私の成功したキャリア・ウーマンにとって必須の、注意深く洗練された専門職のイメージをはるかに超えたものだった。確かに専門職についている「プロ」の女性の姿であることには変わりないのだが、別のジャンルのプロの女性のように変身していたのである。

美容サロンを閉店した後、2人でレキシの豪勢なマンションに場所を移して、着替えをすることにした。私が持ってきた衣類のアンサンブルは、今の新しく変身した「私」に完全にマッチしたものだった。以前、ダニーと別れる少し前に、彼女と一緒にショッピングに出かけたことがあり、その時に、ラテックス製(参考)の紺青色のシース・ドレス(参考)を買ったのである。ホールター・ドレス(参考)のスタイルで、背中が深々と露出している。胸元のVラインも、ほとんどおへそに届きそうな程、割れていて、いつもの私よりも、ずっとミルク色の乳房の肉丘が露出して見え、見る者はいつはみ出すかと気が気でなくなるかもしれない。裾のラインも、それに応じた丈で、つやつやした薄地の黒いステイアップ・ストッキング(参考)の付け根がかろうじてスカートの中に隠れている。

[2007/01/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第1章 (9) 

クリスの手が、さまようように背中を滑り降り、腰に当てられるのを感じ、ジャネットは、堪えきれずに、小さく甘い溜息を漏らした。力強い体に抱き寄せられるのがとても気持ち良い。クリスの両手に力が入るのを感じた。腰を引き寄せられ、すでにはっきりとなっている硬い物に押し付けられる。ジャネットの体が溶け込むように彼に包まれる。2人の足はすでに動いていなかった。2人の腰と上半身だけが、音楽に合わせて揺れていた。

クリスも、ジャネットの手が首から後頭部へと上がり、髪をすくのを感じ、脊椎をゾクゾクとした電流が上下に走るのを感じていた。彼女の指に愛撫される。爪に優しく肌を引っかかれる。ジャネットの熟れて柔らかな体、そして甘い香りに、クリスは、これまでに想像したどんな甘く激しい夢よりも、興奮を高められていた。両手を腰から下へと滑らせ、柔らかい2つの尻肉を手にした。左右それぞれの手で、左右それぞれの肉丘を包み、優しく揉み始める。同時に強く彼女の体を引き寄せた。

「ああ、ここにいたのか!」

突然、パティオの開いたままのドアの向こうから大きな声がした。

クリスは、熱湯を浴びせかけられたかのように、さっとジャネットから離れた。すばやくテーブルのところに移動し、興奮している状態が父から見えないように隠れた。父の方には背中を向けていたことを幸いと思った。そうでなければ、レドモンド先生のお尻に両手を当てていたところを、父に見られてしまったことだろう。

「レドモンド先生、ちょっと会っていただきたい人がいるんですよ。・・・クリス? ちょっと彼女を借りてもいいかな?」

「あ、ええ、もちろん・・・僕はちょっと・・・飲み物をもう1杯もらってこようかな」

クリスはテーブルから自分のコーラを取り上げた。クリスは両手を前にしたままでいた。ズボンの前にできているテントを隠そうとしてである。幸い、彼の父は気づかなかったようだ。家の中へ連れ戻そうと、ジャネットに手を差し伸べている。

ジャネットは、家の中へ向かいながら、クリスに振り向いた。目には興奮による輝きが浮かんでいた。

「ありがとう。ダンス楽しかったわ。いつか絶対、続きをしましょうね」

そう言って彼女は来客たちの群れの中に隠れてしまった。

クリスも家の中に戻り、階段へと向かった。当面のズボンの中の問題を何とか片付ける、とそればかりを考えていた。だが、不運なことに、母親の友人数人に呼び止められ、話し相手をしなければならなかった。「最近どうしてるの?」、「ちゃんとやってる?」、「大学はどう?」など、など、質問にあう。ようやく、その場から離れられたのは、それから30分以上経った後だった。やっと、ズボンの中のものを落ち着けさせられるかもしれない。そう思ったものの、どうやらそうはならないようだった。というのも、部屋に戻り、服を脱ぎ捨てベッドに飛び込むとすぐに、部屋のドアをノックする音がしたからである。ドアが開き、父のトムが顔を見せた。幸い、クリスがシーツをかぶり、勃起を隠した直後だった。

「クリス、すまない。ちょっと頼みたいことがあるんだよ」 トムは部屋に入ってきて言った。

「あ・・・いいよ、お父さん。何?」 シーツを中から持ち上げ、勃起したペニスが分からないようにさせながらクリスは返事した。

「実は、レドモンド先生が、ちょっと飲みすぎてしまったようなんだ。先生が、あの状態で車を運転して帰るのは良くないと思ってね。それで、申し訳ないが、先生を車で送っていってくれないか? お父さんが送っていってもいいんだが、まだお客さんが3人ほど残っていてね。その人たちを残したまま、お父さんが家を出てしまったら、失礼だろう?」

「分かったよ、お父さん。着替えるからちょっと待ってて」 クリスは、むしろ喜んで、と言わんばかりに返事した。

「助かるよ。借りができたな」

「ああ、大きな借りだよ。僕の車の部品代くらいになる借りかな?」 クリスは冗談交じりに言った。

「いや、そんな大きな借りじゃないだろう? まあ、お前の学費の一部くらいの借りかも知れんが」

「分かった、分かったよ。お父さんの勝ちだ」

クリスは、あのセクシーな女性を家に送ることが、自分にとって面倒な仕事と言わんばかりに、返事し、明るい笑みを浮かべた。だが、たとえ荒馬でも、クリスに、レドモンドを家に送り届けるという仕事をやめさせることはできなかっただろう。実際、このチャンスのお礼として、自分こそ父に代償を払わなければ、とクリスは思った。
[2007/01/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生2 (5) 

3人とも食事を終えた後、僕はもう一度、2人にオイルを塗ってあげた。そして、空になった食器とグラスを持ってキッチンに戻った。

トレーシーとマークは、さらにもう1時間ほど日光浴を楽しみ、それからシャワーを浴びた。今回は、シャワー室に呼ばれることはなかった。2人は、シャワーの後、引き続いてセックスの時間になった様子だった。実際、僕が、2人に呼び出されたのは、夕方の5時過ぎになってからだった。

インターフォンが鳴った。マークからだった。

「スティービー、ちょっと書斎に来てくれるか?」

「はい、ただいま」

書斎に入ると、マークはデスクに座っていて、何か書類を読んでいた。シルクのローブを着ていた。その下には何も着ていないようだった。

マークは書類を脇に置いて、話し始めた。

「スティービー、正直に言って欲しいんだが、君とトレーシーは、俺がいない間、この家でヤリまくっていたのか?」

僕はマークの突然の質問に愕然とした。声になったのは一言だけだった。

「・・・ヤリまくって、ですか?」

マークが怒っているのが分かった。轟くような大声でマークは怒鳴った。

「ああ、そうだ。ヤリまくっていたのか、と訊いてるんだ。舐めあったり、嵌めあったりするのことだ。お前は、トレーシーのまんこを舐めたり、彼女がお前のちんぽをしゃぶったりと、そういうことだよ。答えるんだ。お前は、俺の妻とヤリまくっていたのか?」

トレーシーに、嘘をつくなと言われていたのは知っていた。だが、僕は、トレーシーが、僕たちの間で起きたことについて、僕に本当のことを言って欲しいと思っているとはどうしても思えなかった。僕はトレーシーが困るようなことはしたくなかったし、彼女とセックスをしたことで、マークに殴られるのも望まなかった。そもそも、もし、マークがすでに知っているなら、どうして改めて問いただすのか分からない。僕は、マークは本当のことはまだ知らないのだと思った。そして、僕は嘘をついてしまったのである。

「いいえ、そんなことなどしておりません」

「ほう、そうかね?」

マークはそう言って、インターフォンの受話器を手にした。ちょっと間を置いて彼は受話器に言った。

「トレーシー? ちょっと俺の書斎に来てくれるかな? ああ、すまない」

マークは受話器を置いた。

「お前は何も言うな」

1分ほどして、トレーシーが部屋に来た。丈の短いサテンのローブ姿で、とても楽しそうにして入ってきた。彼女は、まっすぐマークのところに行き、彼の膝の上に腰を降ろした。

「私に何かご用かしら? 私の大好きな、素敵なご主人様?」

「質問に1つだけ答えてくれればいいよ」

マークはトレーシーのローブの中に手を差し込んだ。

「俺がいない間、君とスティービーはセックスをしたのかな?」

トレーシーが大きな声で笑った。

「アハハ、もちろんよ。電話で言ったじゃない? あなたがいなくてとっても寂しいけど、替わりにスティービーが私を十分にもてなしてくれているって。それに、こうも言ったわ。スティービーのはあなたのようには大きくないけど、別のやり方で、私の性欲を満たしてくれているって」

トレーシーは僕の方に顔を向けた。そして、僕が眼を反らすのを見た。

「まあ、スティービー、あなた、まさか嘘をついたんじゃないでしょうね?」

僕が返事をする前に、マークが声を出した。

「スティービー! 荷物をまとめて、この家から出て行きなさい。1時間以内に出て行って欲しい」

「すみません。ぼ、僕はトレーシーに迷惑を掛けたくなかっただけなんです」 僕にはそれしか言えなかった。

「それは余計な心配なのだよ、スティービー。トレーシーは何ら困ったことにはなっていない。だが、俺は、嘘つきと一緒に同じ家で暮らすなど、我慢がならない。もう、出て行きなさい」

「ちょっと待って、スティービー!」

トレーシーが、口を挟んだ。そしてマークの方に顔を向ける。

「これは私が悪いのよ、マーク。スティービーには、あなたが私とスティービーのことについて知っていることを話していなかったし、私たち夫婦がオープンな夫婦生活をしていることも話していなかったの。だから、彼は私を守るために嘘をついたのよ。もう一度だけ、彼にチャンスをあげられない?」

「トレーシー、俺が嘘つきに対してどんな気持ちでいるか、分かっているだろう? 俺は、ビジネスでは、毎日のように、嘘つきどもを相手にし、我慢を続けているんだ。家に帰ってきてまで、嘘つきの相手をするなど、我慢がならないんだよ」

トレーシーはマークの胸にすがり付いた。

「あなたが嘘つきを憎んでるのは分かってるわ。でも、彼は私を守ろうとしてくれたの。それは、考えてあげるべきだと思うわ。もし、あなたが必要だと思うなら、お仕置きをしてもいいと思う。でも、お願い、もう一度だけ彼にチャンスを与えてあげて欲しいの」

マークはしばらく考えていた。

[2007/01/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

妻の情事(3) 

昼間、様々な時に突然怒りがこみ上げ、リチャードをひどく痛めつけてやろうかと思うことがあった。だが、それと同様の頻度で、夜になると、怒りが和らぎ、次第に甘美な苦悩に置き替り、その感情が、ベッドの中、僕を支配するようにもなっていたのである。浮気をしたクリスティナにとっては当然の報いとも言えたが、彼女は、僕の怒りやかんしゃくに苛立つようになっていた。昼間は僕の怒りに油を注ぐリチャードの話題が、夜になると逆に性的興奮を高めることにつながっていた。このことは、クリスティナにも明らかになっていたに違いない。

次第に、クリスティナは、僕のこの状態を利用するようになった。彼女は、情事のことについて、それまで話した以上のことは何も語らないと、話しを拒むようになったのである。さらに、自分の妻の浮気の話で興奮するなんて、まるで変態男だと僕のことを責めるようになった。それと同時に、ベッドに入ると、情事のことについて非常に巧妙に仄めかし、僕に、もっと話して欲しいと乞い願わせるように仕向けたのである。そうやって、一滴ずつたらすように僕に情報を漏らし、その効果を観察するようになった。

クリスティナは、僕が自分の感情に正直に対面しなければならないと考え、その段階になるよう、徐々にいろいろなことをするようになっていった。最終的には、彼女は僕をそういう段階へ誘導することができるだろうと思った。何だかんだ言っても、正直になれば、妻の非難は極めて正当だと思うし、僕自身、妻の浮気に対する奇妙にマゾヒスティックな感情で消耗しきっていたのも事実だったから。

クリスティナは、まるで本を読むように僕の心を読み取っていた。彼女は、少しずつではあるが、僕たち二人の間での支配権を握るようになっていった。ベッドの中、僕がリチャードのことについて質問するたび、妻は少しずつ新しい情報を語り、それに合わせて支配権を拡大していく。最初は、僕に、その話に興奮するということを認めさせることだけで満足していたクリスティナだったが、やがて、彼女は、より極端な方向へと進み始めたのである。

妻は、リチャードと行ったセックスについて、少しずつ、より詳しい、当人たちにしか分からない事柄を話すようになっていった。

例えば、彼女が「教えこまれた」と言う新しいフェラの仕方。クリスティナは、それについて話し、僕を相手に実演して見せてくれた。実際、このフェラチオは、普通に彼女がペニスを吸うというのとは異なり、むしろ口を提供し、荒々しく犯してもらうと言った方が近いものだった。彼女は、ベッドに仰向けに横たわり、ベッドの端から頭だけを逆さにさげた格好になる。そして、僕はベッド脇に立ち、逆さになった彼女の口にペニスを突き立てるといった格好だった。それから、後ろからつながって行うセックスについても。この体位について、クリスティナはよくこういう風に言った。

「この体位、好きだったわ! 彼の顔が見えないから、心が傷つかなくてすむの! エッチに没頭できるから!」

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妻の情事(2) 


「ああん、今夜のあなた、すごく激しくて、すごく固くなってるのね」

クリスティナは、咎めるような口調で言った。それに、どことなく勝ち誇った調子もこもっている。というのも、妻は、僕が何に興奮しているのか明らかに知っていて、それを口に出さずに明らかにしていたからだった。うまく僕を操れていることを誇らしげに思っているようだった。

「固いのは好きじゃないのか?」

「私が大きくて固いおちんちんが好きなのは知ってるくせに・・・何本でも・・・」

「・・・何本も!?」

妻は、肯定するような、よがり声をあげて応えたが、僕はすでに止めることができなくなっていた。

「・・・あいつのチンポはどれくらい大きかったんだ?」

「あああ、いや、もうその話は・・・」

「いいから、どのくらい大きかったか言えよ」

僕は、クリスティナが折れるまで、しつこく問い続けた。普通なら、クリスティナは、僕の気持ちを察して、安心させるような嘘をついただろう。だが、この時の彼女は、僕と同じく、この新しいゲームの意味を理解していたようだった。

依然として、はぐらかして、答えようとしない妻に対し、僕はさらに激しく打ち込みを続けた。それにクリスティナの方も、僕に強くしがみつき、僕の腰を包み込むように両脚を絡め、抱き寄せ、激しく動く僕の尻に両手の爪を立てて、引き寄せた。

「激しくやってよ、できないの? もっと、もっと強く、やってみせてよ!」

妻は、リチャードがどれだけ大きかったかという僕の問いを無視したまま、ただ、何度も繰り返しそう言い続けていた。挑戦的に、僕の心を逆なでするような口調で繰り返し喘いでいる。

「あいつのはどれだけ大きかったんだ? ええ?」

もう一度、訊くと、とうとうクリスティナは答えた。

「・・・あなたのよりちょっと大きかったかしら・・・」

そして、後から思い出したように、付け加えた。「・・・でも大きさは関係ないの」

でも、その付け加えられた言葉こそ、僕にとっては関係ないことだった。リチャードのが自分のより大きかった。ただそれだけがきっかけで、僕のペニスは爆発した。

あまりに多量に、あまりに強力な噴出力で撃ち出したので、クリスティナの肉筒の中、自分が出したザーメンが跳ね返り、亀頭に打ち返ってくるのを感じたほどだった。引き抜いた後、続けて自分の手でしごき、熱い精液を妻の白い体に撃ち、何筋か白い紐を描き、真っ白い下腹部から濃い色に変わった陰部へと滝のように流させた。

クリスティナは、体を起こし、僕の股間にすがりつき、片手で睾丸を握り、もう片手で肉茎をしごいた。最後の一発が上へ噴き出し、彼女の顎に当たった。

続く二週間ほど、僕たちの会話は、たびたび、妻の浮気の話しになった。僕は、クリスティナの浮気に関るすべてのことについて、品性の低い妄想にとり憑かれ、この件に関する感情は大きな軌道を描いてぐるぐる旋回するようになってしまった。これは婉曲的な言い方で、端的に言えば、僕は、文字通り、ときどき怒り狂ってしまったのである。嫉妬に狂った僕は、寝室のベッドを交換し、リチャードと妻が寝ていた元のベッドを庭に引きずり出し、すべてのシーツ類と一緒に火をつけ、大きな焚き火をしたのだった。それに、後から分かったことだが、あいつがクリスティナを後ろから犯した時に使ったソファも一緒に火にくべた。

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写真家 (10) 

「なんてこった!」

ボブが怒っているのか分からなかった。

「なんてこった!」 ボブは繰り返した。 「・・・まさに僕が願っていたことだ。すごいぞ。いい写真、撮ってくれよな、マイク! 彼女の脚、美味しそうだろ?」

どうやらボブは怒っていないようだ。

「ああ、頑張ってるところさ」 僕は、エッチな気分になった隣人ではなく、プロのカメラマンの言葉に聞こえるよう、精一杯だった。「でも、このアングルはちょっときついんだよ。床に這いつくばってるから。これまで、こんな姿勢で撮ったことは、ホント、一度もなかったからね」

「おいおい、頼むよ」 ボブはワインのコルクを抜きながら、大きな声で言っていた。「野生動物のカメラマンなんだろ? これまでビーバーを撮ろうとしたことはなかったのか?」

僕はニヤニヤした。だがクリスタルが割って入った。

「うげぇ! ビーバーだって! どうして男の人たちって、アレのことをそう呼ぶのかしら?」

「俺に訊いても無駄。ムダムダムダ・・・ムダムダムダム、ダム・・・。 アハハ、分かる? ダムとビーバー。分かる?」 ボブが洒落を言った(参考)。

僕はボブの下手な洒落にうめき声を上げた。ボブはクリスタルにワインの入ったグラスを渡した。クリスタルは一気に飲み、グラスをテーブルに置いた。ボブは、腰を屈めて、下に這っている僕にもグラスを渡してくれた。ボブは、そのとき、僕と同じ視線になって、クリスタルのスカートの中を覗き込んだ。

「クリスタル、もうちょっと足を広げないとダメだよ。これじゃあ、何も見えない」

彼女は言われた通りにした。だいたい15センチくらい、膝が開く。

「もっと」 とボブ。またクリスタルの膝が動き始めた。今は大体30センチくらい開いている。

「それがいいな・・・だけど、まだはっきり見えないよ」

そのボブのコメントには、ちょっと同意しかねたが、僕は口をつぐんでいることにした。今は、照明ライトが薄地の白いパンティを明るく照らしている。もちろん、生地の中までは見えないが、背後に隠れているものの輪郭は見えていた。僕はカメラを取り、シャッターを切り始めた。

カシャッ! カシャッ!

だいたい20枚くらい撮ったところで、フィルムがなくなった。僕は横に体をひねって、注意深くカメラを持ちながら、起き上がった。フィルムを巻き上げ、這いながらテーブルに行って、新しいフィルムを手にする。いや、やろうと思えば、立ち上がってテーブルのところに行ってもいいんだけど、すごい勃起になっていたので、頑張ってもまっすぐに立つことができないんじゃないかと思ったのだった。それにとにかく、この2人に僕の状態を見られたら、すごく恥ずかしいだろうと思った。たとえ、2人には想像できていることだとしても。

[2007/01/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第2章 (11) 

スティーブは、リモコンのボタンを押し、画像を拡大させた。徐々にズームインさせ、バーバラの手にある布切れが、白いビキニ・パンティであることがまったく疑念がなく見て取れるところまで拡大し、そこで止めた。スティーブは何も言わなかった。バーバラは、カウチの上、静かに啜り泣きを始めていた。

スティーブは、画像の静止ボタンを解除し、早送りをした。バーバラが背中を向けて、川の中からハンドバックを拾おうとしているところで止める。画面の中、バーバラは前かがみになって、川の中を探っていた。

「恐らく、バーバラは車から這い出たとき・・・あるいは穴か何かに躓いた後か、自分のスカートがこんなに捲れ上がっていたことに気づいていなかったのでしょう」

スティーブはそこまで言って、後は何も言わなかった。画面の中、バーバラのスカートはすっかり捲れ上がっていた。スカートの裾は、腰のベルトのところで丸まって引っかかっているようだった。明らかに何も履いていない、裸の白いお尻がすっかり見えていた。部屋の中の全員、見ているものに関して間違いようがなかった。スティーブは再生ボタンを押した。何秒か先にビデオを進める。

「そして、これが・・・前から見たところ」

スティーブはツアーの旅行客に名所を案内するガイドのような話し方になっていた。

「ご覧のように、愛する妻の乳房があられもなく揺れていますね。どういうわけか知りませんが、バービーはあの日、公園に行くとき、ブラジャーを着けずに行ったようです。ええっと・・・ポーター氏の夫婦問題の相談相手になれるよう、そうして行ったということなんでしょう」

スティーブは再び静止画像にした。バーバラの乳首が、冷たい水に触れたせいなのか・・・あるいはポーターに奉仕してもらっていたせいなのか・・・固くなって、ブラウスの濡れた生地の下、突き出ているのがはっきりと見えていた。スティーブは何も言わなかった。その代わり、再びテープを巻き戻した。今度は、ポーターが車の窓から這い出てくるところで止める。彼のボクサーパンツの開き口から、だらりと萎えたペニスがぶら下がっているのが見えた。

スティーブは、それ以上、何も言わずにビデオカメラのスイッチを切った。実際、これ以上、言葉は不要に思われた。

「とういうわけで、バーバラ・・・キスも、ペッティングも、セックスもなかったと? え?」

ロイドは両手で頭を抱えていた。彼は、最後のところは見ることができずにいた。ダイアンは、唾を飲み込んでいた。何を言っていいのか分からない。

バーバラは、打ちひしがれた声で言った。

「彼とはセックスしてないわ・・・決して!」

[2007/01/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

アンソニー・ブラウン:甘い香りのする男(2) 

僕は、ベッドの上、彼女の隣に腰を降ろし、あの細くくびれた腰に腕を回した。ブレンダは、キラキラ輝く緑色の瞳で僕を見つめていた。

「ねえ、ブレンダ。僕たちは結婚してからずっと、一生懸命働きっぱなしだったと思うんだ。この旅行は、僕たちが初めて息抜きをする機会だと思うよ。僕も考えたんだけど、何かちょっと大胆なことをやってみるのも面白いかなって。正直、僕は君がこういう服を着たところを見てみたいとずっと思っていたんだ。ちょっと、僕たち2人が初めて出会った振りをしてみるのも楽しいかなって思ったんだ。初めて君と出会い、そして僕は君を誘惑して、ベッドに誘い込む。そんなことをしたら面白いかなって」

ブレンダはにっこり微笑んだ。

「確かに面白そうね」

彼女は、僕の買ってあげたビスチェ(参考)を掲げ、サイズが書いてあるタグを見た。急に僕の方に振り返って、言った。

「どうやって私のサイズを知ったの?」

「ちょっと君のクローゼットの中を調べたんだ。それに君のお母さんにも訊いたんだよ」

「まさか、お母さんに、何を買うかまでは言わなかったでしょうね?」

ブレンダは大きな声で言い、見て分かるほど、心配そうな顔になった。ブレンダの育った家庭は、非常に保守的な家族だった。確かに、彼女の母親は、このタイプの服を見たら賛成しないだろう。

「いや、言っていない」

「ああ、よかった」

「で、これを着てくれるよね」

ブレンダは笑顔になった。「ええ、着てあげる。でも着替えが済むまで、あなたは部屋から離れていなきゃダメよ」

僕は反論しようとしたが、ブレンダは僕の口に指を立てて、それを制した。

「ちゃんと出来上がったところを見てくれた方が、あなたにとっても良いと思うから」

確かに、僕は彼女の論理に反論できなかった。

[2007/01/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Dress ドレス (5) 


翌日の夜もスーザンは現れ、僕を散歩に連れ出した。そして、僕に言ったのだった。

「今度、リサに、出張で2日ほど家を離れるって言いなさい」

断ろうとしても無駄だった。彼女はあの写真を僕の前に掲げて見せ、脅かしたからである。結局、その週の日曜日、僕はリサに嘘をつき、ボストンに出張に出るので空港に行くと言って家を出たのである。実際にはスーザンの家に車を走らせたのだ。

家の玄関に着くと、スーザンは僕を迎え入れ、直ぐにドレスを渡し、僕に練習をさせた。その夜、僕は薄地のナイトガウンを着て寝た・・・カウチでだった。

翌日、スーザンは、仕事に行っている間、練習するようにと命令した。彼女は、僕の普通の服を持って仕事に出てしまった。その夜、スーザンは、これから一緒にバーに出かけると言った。

「ありえない!」

僕は反射的に返事したが、考えが甘かったと言ってよい。スーザンを押しとどめることなど不可能なのだった。

結局、僕はスーザンに連れられ、街の繁華街に行き、あるバーのテーブルについていた。そして、そこでビールを飲んでいると、向こうからリサが歩いてくるのを見たのである。

僕は息が止まりそうになった。スーザンは手を振ってリサに知らせ、呼び寄せた。その瞬間、このことすべて、スーザンが仕組んだことだと悟った。

スーザンは僕の名をジャッキーと紹介し、ニヤニヤしながら座っていた。僕は、できるだけリサと目を合わせないよう注意し続けた。だが、僕が注意しそこなった時でも、リサは気が付いている様子を全く見せなかったのである。3人で、さらに2杯ほどビールを飲んだ。リサとスーザンは噂話のおしゃべりをしていた。僕は会話から外れたままだった。リサは、僕を会話から仲間はずれにしていることについて、2回ほど僕に謝っていた。

そしてとうとうスーザンがリサにこう言ったのだった。

「ねえ、分かる?」

「何が?」

「ジャッキーは男なのよ」

「やめてよ!」 リサは、明らかに、悪い冗談と思ったようだった。リサはちらりと僕を見た。

「ほら!」

スーザンはそう言ってリサの腕をつかみ、その腕を、スーザンの膝の先、僕の方へと引っ張ったのだった。リサの手を僕の股間へと押し付ける。リサは、スーザンがしたことにショックを受けているようだったが、スーザンはそのまま指で僕のペニスをいじっていた。リサの顔からはショックの表情が消えないままだった。

「どう思う?」

リサは僕の顔をじっと見つめたままだった。僕は、彼女がすぐに僕のことに気づくと思っていた。だが、何センチも離れていないところでじっと僕の目を見つめているにもかかわらず、リサは全く気が付いていないようだった。長い沈黙の後、リサが口を開いた。

「私、帰るわ」 

「あら、ダメよ。アハハ」

結局、リサは帰ることはなかった。リサは、スーザンが意地悪をするのを放っておくことにしたのだろうと思った。気まずい沈黙が続いた。リサは、居心地が悪そうな顔をしていた。

[2007/01/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

バースデイ・プレゼント 5 (11) 

一旦、着替え部屋から出たジェニーが戻ってきた。パンティは脱いでいて、代わりに股間にダブル・エンダのディルドを装着していた。その双頭のディルドの片方は、装着具の後ろにカーブを描いて上がっていて、彼女のバギナの中に入っているのが見えた。ジェニーは、もう一方の頭にコンドームを被せ、その上から透明なジェルを塗り始めた。僕は、内心、驚きながらそれを見ていた。・・・ジェニーはあれでドナにやるつもりでいるんだ。

そう思いながら見ていると、ジェニーは僕の後ろに回ってきて、鞭打ちされて熱くなっている僕の尻肉を左右に広げ始めたのだった。ヌルヌルになったディルドの頭部が僕のアヌスを割って入ってくる。

突然、ディルドがブーンと音を出し、力強く振動し始めた。それによってアヌスが急に大きく広げられていくのを感じる。ジェニーは、ゆっくりとその振動するディルドを僕のお尻に突き入れた。同時に、前に両手を回し、パンティの上から僕のペニスを撫で始めたのである。

とうとうバイブのシャフトを全部入れられてしまった。するとジェニーはペニスから手を離し、今度は僕の両乳首をつまんだ。ネグリジェの上から、強く乳首をつねり、同時に前かがみになっていた僕の体を起しにかかる。ハイヒールを履いたまま、僕は直立の姿勢にさせられた。直立してみると、左右の尻肉がすぼまり、バイブを強く締め付けることになるのが感じられた。ジェニーは、僕の体の向きを変え、ドナと対面させた。

「さあ、そこの淫乱女! ひざまずきなさい。何をすべきか分かるわね」

ドナは僕の前にひざまずき、僕の固く膨れた部分を吸い始めた。強烈な快感で、2分も経たないうちに、僕は射精しそうになった。すると、その間際で、ジェニーが手を出し、ドナの頭を後ろに押したのだった。ジェニーは、妻の頭を後ろに傾け、顔を上げさせた。その妻の目を見つめながら、言う。

「そこまで。今度は、私の後ろに来なさい、ドナ!」

ドナは、僕がまだクライマックスに達していないのを知っていたので、怪訝そうな顔をしたが、ジェニーに言われたとおり、従順に彼女の後ろに回り、床にひざまずいた。

ジェニーは再び僕の向きを変えさせ、先の椅子をつかんで体を支える姿勢にさせた。ジェニーは、その僕の背中に覆いかぶさる。前のめりになったので、さらにバイブが奥まで入ってきた。ジェニーがドナに命令する声が聞こえた。

「次にすることも分かってるわね。その素敵な舌を私に使ってちょうだい」

後ろを振り向くと、ドナがジェニーのお尻の中にゆっくりと顔を埋めていくのが見えた。舌を突き出し、頭を上下に振りながら、ジェニーのアヌスを尖らせた舌で繰り返し貫いているのが見えた。

「ああん、いいわあ・・・そうよ、上手よ!・・・綺麗な顔をしているのに、お尻の穴を美味しそうに舐めてる淫乱な女なのね、あなたは。私がいくまでやるのよ。その間、私は、綺麗な女の子になったあなたの可愛いご主人を、もうダメって叫ぶまで犯し続けてあげるから。もっと舌を使って、淫乱。奥深いところまで突き刺して。私をいかせて!・・・その素敵な指も使うと良いわ。指で私のバギナとクリトリスを擦るの。私がいくまで、するのよ! ビクトリアのペニスも握ってあげて。彼女もいかせてあげるの。・・・ビクトリア? あなたもお尻を私に突き返しなさい。自分でお尻を揺すって、私のペニスを貪欲に喰らうのよ!」

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妻の情事(1) 

「妻の情事」 HER AFFAIR yw509 by OpticPro

4、5ヶ月ほどの別居の後、僕は再び妻のクリスティナと寄りを戻すことにした。この別居自体、彼女の浮気が原因だったのだが、そのことはここでは話さない。妻は、別居の間、他の男と付き合ってはいなかったと言っていた。だが僕は疑っている。

そのわけはというと、クリスティナは、ベッドの中、いくつか新しいテクニックを覚えたように思えるし、それまでは興味がなかったオーラル・セックスに突然、情熱的になったようなのだ。こういうことや、彼女の発言のいくつかから、僕は、別居の間、ずっと貞淑にしていたと言うクリスティナの言葉が怪しいと感じ始めていたのである。

それに、妻のあそこが前より緩くなったようにも感じていた。だが、この点に関しては、自分でも自信がない。単に、僕が妻の浮気という妄念にとらわれ偏執狂的になってしまっているからかもしれないからだ。ただ、ある夜、セックスをしている時、クリスティナが僕に、「ほら、締まり具合は変わらないでしょう?」と訊いたけれども、そう言われても、僕の疑念が晴れたわけではないということだけは確かだ。

結局、僕は、抱いていた疑念をクリスティナにぶちまけた。どうしても、そうしなければ気持ちが治まらないというところまで来ていたのだ。クリスティナは、しばらく、のらりくらりと話しの核心から避けていたが、やがて、彼女も、いつまでもそうやって逃げ続けることもできないと悟ったのだろう。クリスティナは、リチャードという男と会っていたことを認めたのである。リチャードは隣家の次男で、20歳の若者だった。

僕はできるだけ冷静な態度と表情を保ちつつ、妻から話しを引き出した。二人の関係は、別居の少し前から始まり、別居の間ずっと続いていたこと、リチャードは、家に来て夜を過ごして行くのが習慣となっていたこと、特に、僕のベッドで妻と夜を過ごしていたということが分かった。

もちろん、最後には、僕も怒りを爆発させ、その後、激しい喧嘩になった。互いにののしり合い、怒鳴ったりわめいたり、食器を投げたり、大声で泣き出したり・・・。だが最後には、気持ちが治まり、和解に至り、二人とも互いに愛していると認め、許し合うことを宣言し、喧嘩が収まった。クリスティナは、リチャードとの関係はまったく心が入っていない無意味なものだったと言い、僕を安心させ、二度と繰り返さないと約束した。一方、僕は彼女の謝罪を受け入れ、今後はこのことを忘れることにしようと言った。結局、僕たちは、その家から引っ越しをし、リチャードとは二度と合うことはなかったのである。

だが、怒りが収まり、(さしあたりの時間とはいえ)妻を非難することをやめた後、僕は、気がつくと、妻の情事の詳細について思いをめぐらしていることが多くなってきたのだった。頭から払いのけようとしたが、できない。もっと言えば、少しでも暇な時間ができるといつも、僕の寝室のベッドの上でどのようなことが起きていたのか、その詳細を想像するようになっていたのである。妻とは、いつまでも際限なくこの話をするのはやめようと決めていたし、僕も口に出すのは何とかこらえていた。だが、生々しい光景がますます心に浮かぶようになっていて、それを抑えつけることができなくなっていたのである。

あの夜、クリスティナと愛し合っていた時だった。僕は、行為をしながら、リチャードが妻の上にのしかかっているところを思い浮かべていた。一旦想像を始めると、それしか考えられなくなっていた。あの苦々しくも甘美な思いを繰り返し味わいながら妻に行為を続けた。

リチャードは、今、僕がしているように、この愛しい妻の中にペニスを突き入れていたのだ。さぞかし気持ちよかったのだろうし、クリスティナもそれを喜んでいたのだろう。今、僕が触っている妻の体、そのさまざまな部分を、あの男も触っていたのだ。妻の最も大切な部分、その中にもあの男の指は入っただろうし、別の部分も入ったのだ。そして、このクリスティナも、今、僕の勃起を受け入れて悶えているのと同じように、あの男の勃起を受け入れ、それを喜んでいたのだ。クリスティナは、僕とリチャードとを比較しているに違いない。あの男のペニスと僕のペニスとを比べているのだ。

自分でも恥ずかしいことだが、こういうことを思い浮かべても、まったく興奮が醒めることがなかった。もっと言えば、その逆で、あの男と妻のことを思い浮かべれば思い浮かべるほど、僕のペニスは痛いほど固くなり、気がつくと、まるで獣のようになって妻の中に激しく打ち込んでいるのであった。

[2007/01/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

輪姦:お父さんのおもちゃ (5:終) 

私は、家の前の通りに出て、辺りを見回した。まったくひと気がない。どうしたらよいか考え始めた。電話を探し、助けてもらえると思われる人に電話しなければならないと考えた。両腕を前に組んで乳房を隠した。そうしても、寒いことに変わりがなかった。ほとんど全裸といってよい姿だったのだから。裸足のまま、ゆっくりと歩道を歩き続けた。

ともかく公衆電話を探さねばと思った。1、2ブロック先にガソリン・スタンドがあったのを思い出した。誰もいないようにと願った。多分、コレクトコールができると思うし、あるいは、途中で25セント硬貨を拾うかもしれない。たった一日で、これだけ狂ってるとしか言いようのない出来事が自分に起きたのだ・・・せめて、公衆電話が壊れていない位のことはあってもよさそうだと思った。

とぼとぼと歩き続けたが、何の問題もなく通りの突き当りまで来ることができた。だが、そこまでだった。ピンク色のオープン・カーが1台、向こうから走ってきて私の横を通り過ぎたのだった。中には、大学生風の男たちが3人乗っていた。もちろん3人とも18歳の私より年上だった。年上に見積もっても、せいぜい23歳くらいだろう。言ってみれば、私も含めて全員18歳以上なわけで、ある意味、成人と言える。

キーッ!!!!

その車が急ブレーキをかけた。私は、歩き続けた。少し早足になりながら。

ギュルルルル!!

車がバックしてきて、私の横に戻ってきた。私は車に乗っている人に目を合わさないようにしながら歩き続けた。

「ねえ、可愛い娘ちゃん!・・・そんな格好じゃ、寒いだろう?」

男の一人が、歩き続ける私に叫びかけた。車はバックで逆行しながら、私の横にくっついている。別の男が口を挟んだ。

「きれいなブロンド髪だね。君、ポーカーかなんかで身包み剥がれたの? なんなら、そいつにちょっとフェラしてやったら、いいんじゃね? 俺にしてくれてもいいんだぜ?・・・」

私は目を丸くした。・・・この男たち、なんていきなりなんだろう・・・本当に最低。

3人目の男も私の気を惹くために声をかけてきた。

「なあ、でかパイちゃん! それとも、ジェニファー・ロペスちゃんって呼んだ方が良いか?・・・なあ、巨乳で、でか尻の、素っ裸同然の彼女? 俺たちの方を見てくれよ!」

とうとう私も歩みを止めた。すると車も同時に止まった。

私は、腕で胸を隠したまま、車の方に向き直った。そして3人全員を見た。皆、冷たい夜風で少し震えている私の体を見ながら、ニヤニヤ笑っていた。

「いいわよ、これが見たいんでしょ?」

そう言って、腕を広げ、偽乳房を見せた。男たちは大騒ぎになった。

「おお! すげえ巨乳じゃんか!」

私はまた向きを変え、歩き始めた。改めて家からロックアウトされたことに少し腹を立てていた。車はまたバックしてきて、私の横につけてくる。

「なあ、可愛い娘ちゅあん・・・俺たちの車に乗らね? ちょっとパーティしようぜ。あんたを暖めてあげるぜ。すごくあっためてやるからさ」 赤毛の男がくすくす笑いながら言った。

このときの私は、自分の秘密をおどおどと隠し続けるような気分ではなかった。カッとなった私は、衝動的に歩みを止め、連中に向き直った。

「あなたたち・・・」

ちょっと焦らすような声で呼びながら、オープン・カーに近寄った。

「・・・パーティしたいの? ふ~ん・・・じゃあ、私もびっくりプレゼントをあげるわね・・・」

そう言って微笑みながら、赤いソング・パンティに手をかけ、少し降ろして、今は萎びているペニスを顕わにした。ちょっと可愛い姿になっているペニス。

男たちはぎょっとしたのだろう。突然、車が急発進し、あっという間に向こうに走り去ったのだった。

「何よ! あんたたちとやっても良いって気持ちになってきたところなのに・・・今はパーティの気分じゃないってことなのね」

走り去っていく車を見ながら私は独り言を言った。再び、腕で乳房を隠し、通りを歩き始めた。

「おまんこかあ・・・」

2分ほど経った。私は歩き続けていたが、後ろから車がエンジン音を鳴らしながらついてくるのに気が付いた。振り返って見ると、あのピンクのオープン・カーだった。

最初に考えたことは、走って逃げることだった・・・そして、実際、走り始めた。裸足だったので、足が痛い。後ろを振り返ることはせず、ただ走り続けた。風で髪の毛が振り乱れ、乳房が上下に激しく揺れた。

走り続けていると、車が止まり、中から男の一人が飛び出て、私の後ろを走ってきた。私よりずっと大きく強そうだった。だが結局、追いつかれてしまい、体を押さえられた。私の片腕をつかみ、あっという間に抱き上げられ、肩の上に担がれてしまった。私は足をバタバタさせながら、悪態をついた。

「降ろしてよ、この山猿! すぐに私を降ろして!」

男は私の叫びを無視して、車へ運んでいった。そして、車のバックシートに私を放り投げ、私に続いて、男も飛び乗ってきた。同時に車が轟音を立てて発進した。車が速く走るのにあわせて、冷たい夜風が私のブロンドの髪を流した。

バックシートの上に横たわったまま、私を覗き込んでいる茶色い瞳を見上げていた。私を担ぎこんだ男だ。にっこり笑っている。横に目を向けると、助手席に座る男も私を見ていた。「こいつにハメまくってやる」と言わんばかりの表情を目に浮かべている。

私と一緒にバックシートにいる男が言った。私の頭を膝の上に乗せて、私を見下ろしている。

「お前もパーティをしたいだろう?・・・一緒に楽しもうぜ」

男はそう言うと、ズボンのチャックを降ろし、中からペニスを取り出した。

「私は・・・」 そう言いかけたが、さえぎられた。

男は私の頭を押さえ、口にペニスを突き入れたのだった。ペニスで喉を塞がれ、私は目を閉じて耐えた。ぜんぜん呼吸ができない。男は、呼吸ができなくなっている私を見て笑っていた。私は彼のお尻をつかみ、離そうともがいた。それでも、男はペニスで私の喉を塞ぎ続けた。私は、咽て、咳をしつつも、窒息しそうになっていった。目が赤くなり、顔色も赤くなっていく。男の尻肉に爪を立てて、必死にこらえていると、ようやく男はペニスを引き抜いた。

ゲホ、ゲホ、ゲホ!!

咳をしながら男を突き放し、這うようにして体を起こした。風が顔に当たる。男はすでにプレカムを出していたらしく、咳と一緒に口からプレカムが出てきた。

男は、ズボンを脱いだ。すごく大きなペニスが姿を現した。男が私に這い寄ってくる。明らかに、あの男根を使って私に打ち込むつもりでいる。

心の中、再び私は自分に問いかけた。

「エリカ? あなたはいったい何をしているの?」

自分でも驚いたが、私は自分のことをエリカと呼び始めていることに気が付いた。まるで、本来の自分が消えていき、自分自身で作り上げた新しい人格に置き換わっていくような気持ちだった。まだ24時間も経っていないというのに、すでに私は元の自分をすっかり忘れてしまっていた。こんな短時間に、驚くほど多くの人たちとセックスを繰り返してきた新しい自分。私は、セックス狂いの、ちんぽ中毒の淫乱娘になったのだ。

元の自分は失っていた。だが、それは素晴らしい感覚だった。何か完全に違うもの・・・違う人間になること。誰とでも・・・どんなことでもできる、そんな人間。

私の上にのしかかってきた男の茶色い瞳を見つめていた。

私は、疾走するオープン・カーのバックシートで、男たちに犯され続けることになるのだろう。ひょっとすると、男たち2人に同時に打ち込まれることになるかもしれない・・・今日は、これまでも、十分、クレージーな一日だった。そして、これから、私の人生で、最もクレージーな夜が続くのだろう。

おわり
[2007/01/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

テッド 2 (14:終) 


ちょうど母に猿轡を縛りつけ終えたときだった。階下に、人が来た音が聞こえた。

「すぐに戻ってくるよ。そうしたらショーの始まりだ」

階下のキッチンに行くと、そこにはサンディが立っていた。こんなに美しいサンディは見たことがなかった。どこをとっても完璧だった。着ているイブニング・ドレスを見たら、どんな女性も、羨ましがることだろう。僕はサンディに近づき、抱いてキスをした。

「本当に、手伝ってくれる気でいる? 心積もりは大丈夫かな?」

サンディは僕の顔を両手で挟み、返事した。

「もちろんよ。でも、始める前に、2つほど知っていてほしいことがあるの。1つ目は、私はあなたをリードしないということ。これまで覚えたことを、ちゃんと思い出すことね。もし、私を満足させられなかったら、私は、大きな声で、私から離れてって言って、あなたを恥ずかしい目にあわせるつもり。もう一つは、私は演技をしないということ。もし、私が、何か言ったり、叫んだり、絶頂の声を上げたりしたとしたら、それは本当にそう感じたからとみなして。商売柄、本当の自分になって楽しむことはあまりなかった私だけど、今夜は違うわ。今夜の私は、自分の男との愛を楽しむただの女になるつもり。そして、その私の男には、ちゃんと立派にやって欲しいと思っている。彼ならできると私には分かるから」

サンディが話を終えたとき、僕はすっかり不安になっていたに違いない。サンディは、僕を勇気付けるように、キスをして、あなたなら大丈夫と言い、2階へと導いてくれた。

寝室に入った後、僕は母とシンディに言った。

「紹介するよ、こちらはサンディという人だ。サンディ? ここにいるのが僕の元妻と母親。・・・さて、シンディ、お母さん、あなたたち2人とも、僕がここへ連れてきたのは、セックスをするためだと思っていたのじゃないのかな。だが、僕が要求したのは、僕に奉仕しろということだけだ。今夜は、2人には、ただの傍観者になってもらう」

そう言った後、僕は振り向き、サンディの手を取って、一緒にベッドの上に座った。まずはキスから始める。ゆっくりと顔、そして首筋へと、唇で軽く愛撫しながらキスしていく。ゆっくりと下がり、肩まで唇を這わせたとき、歯を使って、ドレスの肩のストラップを解いた。そのまま肩からドレスを剥いていく。完璧といえる美しい乳房が姿を見せた。少し前の僕だったら、すぐに乳房を握り、荒々しく揉み始めていたことだろう。だが、僕はあわてず、ゆっくりと乳房へと降りていった。愛撫とキスを繰り返しながら、じわじわと降りていく。ようやく、乳房にたどり着くと、心をこめて愛撫を始めた。

この時点まで、サンディは何も言わないし、何もしていない。ひょっとして、僕はすべてを台無しにしているのかも知れないと思った。そもそも、こんな計画がダメだったのだと知るべきだったのだし、今もサンディが望むやり方をしていないに違いない。もうちょっとだけ、愛撫を続け、その後、別の方へ移ることにした。

ちょうど、別のところへ移動しようとしたときだった。サンディが、小さな喘ぎ声を漏らし、僕の後頭部を押さえ、引き付けた。僕の顔を自分の体に擦りつけようとしている。

やがて僕はドレスをすべて脱がせ、彼女を全裸にした。体中を愛撫し続けていると、サンディは次第に興奮を高め、激しく体を動かすようになっていったし、声も高くなっていった。彼女のあそこに指を入れ、ゆっくりと中をさすり続けていると、サンディはまさにロケットのようになった。ゆっくりとではあるが、どんどん火力が強くなっていく。ペニスをゆっくりと挿入した頃には、彼女はいつ打ち上がってもおかしくない状態になっていた。体を揺らしあい、出し入れを始めると、サンディは僕の背中に爪を立て、もっと強くやってと叫んでいた。やがて、彼女は背中を反らし、できる限りの力で股間を僕に押し付けるようになった。僕も、もう長くは持たないと感じたとき、彼女はオルガスムに突入し、こう言ったのだった。

「ああ、あなたが最高の男よ!」

どうやら、ウインプ男の僕ではあるが、うまい具合に事態が進んでいくようだ。

追記:
テッドは、ロスアンジェルスでとうとう当然の報いにあったらしい。ある、既婚の女性とセックスしている現場をその女性の夫に押さえられたのだ。夫は海兵隊の仲間数人を連れてきていた。皆、酒を飲んでいたらしい。テッドは力ずくでその場から逃れようとしたが、かなうわけがなく、男たちに打ちのめされ、さらには去勢されてしまったらしい。ポケットナイフで睾丸を切り取られるというのは、死ぬほど痛かったことだろう。ともかく笑えるのは、救急車を待っているとき、どこからか野良犬が現れて、地面に転がっていたテッドの睾丸を食べてしまったという話だ。ま、世の中にはユーモアのセンスがある人がいるものだ、ということだけのことかもしれないが。

おわり

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故障(6:終) 


一方、ローザの方は、ジュアンの顔面にまたがったまま、オルガスムに到達しようとしていた。

「もっと、もっと、舌で犯して!」

甲高い悲鳴でそう叫び、オルガスムを告げる。顔の上にまたがられているジュアンは、舌でローザのクリトリスを吸いつつ、片方の手の指はバギナに忙しそうに出入りを繰り返し、もう片方の手の指はアヌスの中を探っていた。

ローザがクライマックスを終え、ジュアンの上から降りると、ジェニーは、本格的に上下の動きを始めた。お尻をジュアンの恥丘部に叩きつけるように上下させる。その動きに合わせて、乳房も、僕の目の前、狂ったように跳ね回っていた。ジェニーの表情を見ると、彼女が今にも達しそうになっていることが見て取れた。動きはますますスピードが上がり、それにつれて呼吸も細かく途切れ、眉にしわを寄せた苦悶の表情を見せている。そしてとうとう、強烈なオルガスムに達したようだ。

肉棒を最奥に入れたままグリグリと股間をこねつけ、同時に自分で両乳首をつねり、精一杯、前に引っ張っている。オルガスムの荒波は30秒も続いていたと思う。ようやく、それが終わり、ジェニーはジュアンの道具に座ったまま、すっかり消耗して動きを止めた。

オルガスムから回復した妻は、ゆっくりと腰を上げ、ジュアンから離れた。そして、反対向きになって、再び彼のペニスを口に含んだ。飢えたように肉棒を口に頬張り、彼女自身が分泌した愛液を舐めとる。一通り舐めとった後は、再びディープ・スロートを始めた。一番やりやすい態勢になるため、床にひざまずき、お尻を後ろにいる僕に突き出していた。ジュアンの男根に荒らされた妻の女陰が僕の目の前に来ていた・・・熱く濡れて、そして、美しい・・・。

ふと、自分がすっかり勃起していることに気がついた。多分、しばらく前から勃起していたのだろう。

ジェニーは頭を上下させ、深飲みしながら、ジュアンの両脚を肩に担ぎあげた。それから、指を1本、自分のバギナに入れて潤滑を得た後、その指を彼のアヌスへと差し込んだ。ジュアンが深い唸り声をあげるのが聞こえた。ジュアンがオルガスムに達しているのが分かった。

ジェニーは頭の動きの速度を落とした。完全に止めたわけではない。ゆっくり上下させながら、ジュアンが放出した精液を一滴残らず、舐め、飲み込んでいる。ぴちゃぴちゃと舌鼓を打つ音や、ごくりごくりと喉の奥へと飲み下す音が聞こえた。

ジュアンのスペルマをすべて搾り取り、飲み下し終えた後、ジェニーは立ち上がって、僕の方に向き直った。僕のペニスを見てにっこりと微笑んでいる。射精を済ましたジュアンも、ローザも、いまは何も言わずに、平然と服を着始めている。

「これから何が起こるんだ?」

僕は声をかけたが、2人とも何も言わずにドアへと向かって行った。ジェニーは僕へ体を傾け、僕の後ろへ手を伸ばし、何かを掴んで、ジュアンへ放り投げた。ジュアンとローザはジェニーに頷いて見せ、ドアを開けて、出て行ってしまった。僕はまったくわけが分からず混乱していた。

僕の心には、混乱、怒り、疑問など様々な気持ちが入り乱れていた。その感情を目に浮かべてジェニーを見つた。

「ジェニー、いったい、何が起きてるんだ?」

妻は、僕の太ももにまたがり、ゆっくりと僕のペニスを熱いバギナへと導き入れた。乳房を僕の胸板に押しつける。そして、体を前に倒し、僕の耳元に囁いたのだった。

「結婚1周年。おめでとう」

おわり

[2007/01/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)