コニーとジャニーが寝室に上がってきた。コニーは、前もって、ワインをたくさん飲むように仕向けており、2人ともかなり酔っている様子だった。
「・・・ねえ、ジャニー? 昔のことを思い出して、ちょっとやってみない?」
コニーはそう言って、ジャニーにディルドを出して見せた。これも僕たちが前もって買っておいたディルドである。
2人の間ではジャニーが主導権を握っているらしい。ジャニーは、まず、コニーにキスを始めた。2人は10分近くキスをしていたに違いない。2人とも口を開き、濃密に舌を絡めあっているのが分かった。それに2人ともどんどん興奮してきているのも見えた。2人を見ている僕自身も興奮してきていた。
やがてジャニーは、キスをしながらコニーの服を脱がせ始め、何分も経たないうちに、コニーは全裸になっていた。2人は立ったまま、対面し、ジャニーは僕に背中を見せている。コニーは、2、3回、僕の方へ視線を向け、笑みを見せたが、大半は、ジャニーの熱のこもったキスに意識を乱されているようだった。
ジャニーは、コニーの口にキスをしながら、同時に股間に手を伸ばし、あそこを愛撫し始めた。コニーの息づかいが次第に乱れていく。それを見て、ジャニーはディルドを取り、KYゼリーを塗り、その先端をコニーの後ろの穴にあてがった。まだ2人は対面したままである。
ジャニーは、再びコニーにキスを始め、それと同時に偽ペニスをぐっと押し込んだ。とたんにコニーはほとんど狂ったようになった。がくがくと体をうねらせ、あえぎ声をあげる・・・いや、あえぎ声を出そうとしていると言った方が正確だろう。口の中をジャニーの舌で舐めまわられているので、声を出すのが難しくなっているのである。
やがて、とうとう、コニーは体全体をくねくねさせ、震え始めた。体のうねりを自分で制御できないようで、彼女がオルガスムに達したのが僕にも分かった。コニーは、僕とするときに、いつもあんな風にいくわけではない。いまの彼女の姿を見て、少し嫉妬心を感じた。でも、そう言えば、昨夜、コニーのアヌスにした時も、彼女はあんな風によがり狂ったではないか。
オルガスムが終わり、コニーは疲れきって、ベッドに横たわった。だが、1分ほど休むと、コニーは体を起こし、ジャニーに服を脱ぐよう、命令した。顔に少し邪悪そうな笑みを浮かべている。
ジャニーはきわめて従順になり、すぐに服を脱ぎ始め、やがて、2人とも全裸でベッドの上に横たわった。コニーは時間をかけたりしなかった。何秒もしないうちに、仰向けのジャニーの両脚を掲げさせ、アヌスにディルドを突っ込む。コニーは、ディルドを使いながら、同時にジャニーの小さな乳房の片方に口を寄せ、吸っていた。ジャニーはすぐに乱れた声を上げ始め、いやいやをするように頭を左右に振った。
次にコニーは彼女をうつぶせにさせ、いよいよ本格的にディルドでアヌスを攻撃し始めた。そうしながら、僕の方を見て、出てくるように合図を送る。
さっきから2人の行為を見ていた僕は、完全に勃起していた。コニーは、ディルドを出し入れしながら、僕の準備が整うのを待ち、その後、ディルドを引き抜き、替わりに僕を押して、ジャニーの足の間の位置につかせた。僕のペニスを握り、ぐっと中に差し込む。
コニーは挿入したことを確認すると、すぐにその場を離れ、ビデオカメラを手にした。僕は早速、ピストン運動を始めた。その様子をコニーはビデオに撮っている。ジャニーは、相変わらず、呼吸を乱しながら、あんあんと淫らなあえぎ声を上げ続けていた。
何分もかからぬうちに、ジャニーは頂点に達し、僕もそれと同時に、彼女のアヌスに射精した。僕たちが達するのを見届けて、コニーはカメラを止め、僕に立ち去るよう、合図を送った。ジャニーはぐったりと、うつぶせに横たわったまま。何が起きていたのか、彼女が知っていたかどうか、はっきりしない。
僕は、こっそり部屋を出たが、衣類がなかったので、裸のままだった。コニーとジャネットの2人は、その後、起き上がって、おしゃべりを続けていたので、ジャネットが夜に客間へ行くまで、何時間も僕は隠れ続け、衣類を取りに戻ることができなかった。実際、そんな長時間、隠れ続けてかなり退屈だったが、それでも、この計画は、なかなか楽しい結果になったと思っている。
翌日、ジャニーは帰っていった。その後、僕とコニーは、例のビデオを取り出し、2人で見た。ビデオが始まってすぐに、コニーは僕に、ビデオを見ながらアヌスにやってとねだった。ビデオには本当に興奮した。そして、それを見ながらアナルセックスをした時のコニーの燃え方もすさまじかった。いく時に、あんなに大きな声を上げるコニーを初めて見た。
翌日の夜も、コニーはビデオを見たがった。さらにその翌日も。毎回、コニーは、僕にアナルセックスをねだった。いまだに、週に1回以上は、このビデオを見ている。あの日から2週間ほど経ったある日、コニーはビデオのコピーをジャニーに送った。多分、ジャニーはショックを受けたことだろう。コニーは、ジャニーがアヌスを犯されているのを見てものすごく楽しんだといった旨の手紙をビデオに添えて送った。コニーが、こんなわがままで意地悪なことをする女だったとは。僕は全然知らなかった。
おわり
アネットの方を振り返った。彼女は仰向けになって水に浮いている。少なくとも、浮こうとしている。10代の娘らしく成熟した乳房が水面からつんと盛り上がって見えている。頭を僕の方へ向けていたので、残念ながら、下半身の方は反対側。それでも三角形のヘアの暗い茂みも、下腹部の全体像もよく見えていた。
気がつくと勃起し始めているのに気がついた。アネットは、くるりと体を反転し、僕の方に近寄ってきた。仰向けのまま、岩の端をつかみ、そこで腕を交差させ、枕がわりにして頭を乗せている。アネットの頭が僕の股間から60センチも離れていないところに来ていた。ペニスがビクンと反応した。彼女は、最初は気づいていなかったと思う。でも、みんなも分かると思うが、10代の頃というのは、いったん勃起が始まっちゃったら、それを止めるなど事実上、不可能なのだ。立つな、立つなと願えば願うほど、にょきにょき立ってしまう。
最大勃起に近づいた時、アネットが視線を落とし、そいつを見てしまった。
「ミッキイ! 何よ、それ! やめてよ!」
止めろと言われてできるなら、最初からやってるよ。アネットは言葉では怒りまくっていたが、視線の方は僕のペニスに釘付けになっているのが見えた。水面から5センチくらい下のところなので、はっきり見えていたはず。僕の心臓の鼓動に合わせて、ヒクヒクと跳ねていた。アネットは言葉の攻撃を続けていた。
「早く鎮めてちょうだい! こんなに他の人がいるのに、そんな格好になったまま、よく水の外に出ていられるわね! もー、早く、やめてよ、バカ!」
分かってるよ。正直、たった2、3分でいいから、アネットを、エッチな気分になってしまった若い10代の男子に変えられたらいいのにと願った。そうなったら、僕の状態がどんなに大変なことか分かってもらえるから。ちなみに、僕は、エッチな気分になってしまった若い10代の女子になれたらいいのにと願うことも多い。女の側の状態も経験してみたいなと・・・
ま、とにかく、僕は岩から滑り降り、水の中に戻った。水中で直立の姿勢を取っている限り、水面からは股間のところは遠すぎて見えないはず。
「僕は、しばらくこの姿勢でいるよ。ちょっと、上にはあがれないから。君が的確に指摘したとおり、僕はいま・・・」 言葉を濁さざるを得ない。
アネットは岩の上にあがり、そこに座った。僕の方は、彼女の前を、ちょこまかと手足を動かし、立ち泳ぎをした。まるで、飼い主の周りをちょこちょこ走り回る子犬のようだ。泳ぎながらも、彼女の胸を見ていた。本当に大きく成長している。それに形も完璧。乳首は、立ってはいないけど、周囲の部分もあわせて1ドル銀貨(
参考)ほどの大きさ。色は薄いピンクで、これなら、夕陽も赤さの点で勝ったと誇れるだろうが、初々しさでは圧勝だ。当時の僕は、まだ、乳房の大きさをちゃんと評価できるだけの経験がなかった。だが、アネットのは大きいというのは確かだと思った。女性であることを誇りにしているように、丸みを帯びた丘が、胸の前にどーんと飛び出ている。しかし、それほどの大きさにもかかわらず、垂れるような気配はどこにもなく、誇り高くそびえ立っている。彼女の胸の谷間に這い上がり、頬を擦りすりしたい。そんな衝動を覚えた。
その日、ジャネットは休憩時間が取れるまで待ち、クリスの家に電話をした。彼の母親が電話に出た。クリスの姿は見ていないと言う。そして、クリスがジャネットのところで働いていないと知り、心配になっていた。クリスが母親に仕事をやめたことを伝えていないのは明らかだった。ジャネットは、とっさに、クリスは用事があると言っていたと思うと言い、クリスの母親に謝った。そしてクリスの携帯電話の番号を聞き出した。
何度か通話を試みた後、ようやくクリスにつながった。
「クリス? ジャネットです」
「あ・・・こんにちは、レドモンド先生」 クリスは、ジャネットが、手紙のことで叱るつもりなのだろうと不安だった。
「クリス、どうしても話しをしなければならないと思うの。5時半に、大学通りのカレッジ・パブで会ってくれないかしら?」
「ええ・・・多分・・・」 クリスはまだ恐れていた。
ジャネットは電話を切り、椅子に深々と腰掛けた。それで、あなたは彼に何て話すつもりなの? ジャネットは自分の感情と戦っていた。あなたは、あの若者の気持ちをどう扱うつもり? 自分は、あのような若者と関わることなど、あってはならないこととは知りつつも、彼の気持ちを傷つけたくないとも思っていた。何とか、これを切り抜ける道があるはず。
高速道路での事故のため、クリスは時間より少し遅れてカレッジ・パブについた。バーの中に進み、ジャネットの姿を探した。店の奥にあるブースから彼に手を振っているジャネットを見つけた。ハッピー・アワー(
参考)で賑わう人々を掻き分けながら進み、ジャネットが座るブースに着き、彼女に対面する側に座った。それとなく彼女の目を見て、怒りの表情がないか探す。
「こんばんは、クリス」 ジャネットは少し笑みを浮かべて声をかけた。
「こんばんは」
「何か飲まない?」 ウェイトレスが来たのを受けてジャネットが訊いた。
「ええ。コークが良いです」
「いいわ。じゃ、コーラをひとつと、私にはウイスキー・サワー(
参考)をもうひとつお願い」 ジャネットは3杯目を注文した。
「クリス・・・。私、一日中、あなたの手紙について考えたの。それに、あなたに何て言うかも。どうしてこんなことになってしまったのか、分からないんだけど、どうしてもあなたに謝りたくて」
「僕に謝る? どうして・・・?」 クリスは驚いていた。
ジャネットはテーブル越しに手を伸ばし、クリスの手を取った。
「なぜなら、私はあなたを利用して楽しんでいたから。楽しい遊びと思っていたのよ。あなたを焦らすこと。でも、今は、それは間違いだと分かっているわ。して良いことと悪いことの境界線を越えてしまっていたの。そんなことすべきじゃなかった」
「先生・・・一体、どう考えたら、先生が僕を利用していたなんて考えられるんですか? むしろ、僕こそが・・・その・・・」 クリスは続きを言えなかった。ジャネットが手を伸ばし、彼の唇に指を当てて制したからだ。
「しーっ!・・・クリス、分別ある行動を取るべきだったのは私の方。私はあなたが好きよ。あなたは、セクシーでハンサムな若者ですもの。私、あなたが私のようなおばさんにどうして興味を持ったのか、そこから分からずにいるわ。あなたのような青年なら、ボーイフレンドにしたいと思う、素敵な女の子がたくさんいると思うのに」
「先生は、おばさんなんかじゃありません。あ、あなたは僕が知っている中で、一番セクシーで美しい女性です」
「ありがとう。やさしいのね」
ジャネットはそう言って、席から立ち、テーブルの脇を回って、クリスの隣に座った。彼の手を握る。
「クリス? あなたには仕事をやめて欲しくないの。私たち、とっても良いチームになると思うのよ。仕事に戻ってくれない? 明日、2人でいくつかルールについて話し合いましょう。あなたが私に惹かれてくれているのは分かったわ。正直に言って、私もあなたに魅力を感じているの。でも、私とあなたの関係は決して成就しないことも知ってるわよね?」
ジャネットはそこで一旦、話しを止め、クリスの目を覗き込んだ。2人、顔を寄せ合っているので、非常に間近に見える。クリスが返事をしないのを受け、ジャネットが言った。
「そういうことで、決めていい?」
クリスは溜息をつき、大きく深呼吸をした。またも、あの魅惑的な香水の香りがした。それに彼に押し付けられているジャネットの太ももの温かさも。
「レドモンド先生・・・」
「ジャネットと呼んで」
「ジャネット、ひとつだけ、教えておかなければならないことがあるんです。僕は・・・あの・・・あなたを家に送ったあの夜なんですが・・・あの時、僕はあなたを利用しました・・・つまり・・・」
クリスはつかえながらもはっきりと言った。そのクリスをジャネットは遮った。
「クリス? あの時、私は死んでいたわけじゃないわ。ただ酔っていただけ」
クリスは少し沈黙した。ジャネットが言ったことの意味を解釈しようとしてだった。突然、彼はあんぐりと口を開いた。
「分かっていたのですか?」
「一部は覚えているとだけ言っておきましょう」
クリスはすっかり唖然としていた。「ああ・・・」と、それしか言葉にできなかった。