正直、黒人のペニスが妻の陰部に埋め込まれているのを見て、私自身、激しく興奮していました。そこで、妻が言うとおり、ペニスを出して、ゆっくり擦り始めたのです。リンダは、クククと笑いました。 「みんな、見て、アレ! あんな惨めな代物でも、ペニスって言えるのかしら? あんなモノだから、これから私があなたに抱かれているところを見るしか許されないのも当然でしょ? ね?」 惨めな勃起を擦る私を見て、黒人たちがいっせいに大笑いしました。 その後もかなり長時間、フィリックスは妻に打ち込みを続けました。妻は悲鳴をあげ、涙を流していました。はたから見ていると、フィリックスは嫌がる妻を乱暴になぶっているように見えます。ですが実際は、強烈な快感に泣き続けていたのでしょう。そして、ようやく、射精の時が来たようです。 「そろそろ、出してやるからな。エロおばさん、俺のクリーム、どこに欲しい? 言えよ! 口の中か? おっぱいの上か?」 「中に出して、フィリックス! 私の中に、黒いあなたのクリームを出して欲しいの。そうしてくれたら、私があなたのものになってると実感できるから!」 フィリックスは、体を強張らせました。彼の睾丸から、淫ら女になった妻の体内に精液が注ぎ込まれているのが分かりました。リンダの絶頂の声が轟きました。 フィリックスは射精を済ますと、もう用済みと言わんばかりの態度で妻から離れました。驚いたのは妻の反応でした。 「次の人、来て! もっとおちんちんをちょうだい!」 こんな品のないことを行う妻を見たことがありません。他の男たちは、一人ずつ順番に、リンダの上にのしかかり、それぞれ、激しくセックスを続けました。どの男が相手でも、妻は、中出ししてと頼み、激しく犯してくれるよう励ましていましたし、その合間に、しょっちゅう私を嘲る言葉を吐き続けました。 「セックスは下手だし、持ち物も情けないし! あなたなんか、これから永久に寝取られ亭主のままよ!」 とうとう全員が一通りリンダを抱き終えました。それを受けてフィリックスが宣言しました。 「ようし、今度は、夫婦のベッドに行こうぜ! そこで、このエロおばさんをやりまくることにしよう!」 男たちと一緒に2階に上がりながらリンダが言いました。 「あなたは予備の寝室に行って。私、今夜はずっとこの人たちと一緒にいたいから」 言うまでもないかもしれませんが、その夜、私はよく眠れませんでした。妻の淫らな声が家じゅうに轟いていたからです。男たちによって、何度もオルガスムに達しているのでしょう。声が途切れることがなかったのではと思います。それでも、いつしか私は眠りに落ちたのでしょう。目が覚めたときには、すっかり静かになっていました。 階下に降りると、妻は玄関ホールにいました。セクシーな黒いナイト・ドレスの姿で男たちを見送っているところでした。 彼らを送り出した後、リンダはふらふらの足取りで私の方に歩いてきました。満足しきった笑みを浮かべています。そしていきなり私のペニスを握りました。 「もう、ふらふら。一晩中、あのセクシーな黒人たちにやってもらったわ。12人だもの。でも、どの人をとっても、あなたより、ずっと上手で、気持ちいいったらなかったの」 妻の手の中、ペニスがピクリと反応し、勃起を始めました。私はこわごわ頼みました。 「お願いだ、リンダ、一緒にセックスしてくれないか?」 「絶対ダメ! アハハ!! 私はもう黒人専門なの。でも、いいこと教えてあげるわ。私と一緒に寝室に入って、あの子たちが私のあそこに出していったものをぺろぺろ舐め取るなら、手でいかしてあげる」 恥ずかしながら、私は妻の提案に従ったのです。彼女が吐き出す侮辱の言葉を聞きながら、白濁をすべて吸い取ったのでした。
アネットは両膝を立て、両腕で、その膝を包んだ。体育座りの格好だ。左右のかかとが、太ももの裏側についている。この姿勢になったため、僕がいるところから彼女の陰唇やあそこがはっきり見えるようになった。素晴らしい。どうしても目を吸い寄せられてしまうし、実際、僕はそこを見つめていた。すでに勃起を始めていた僕だったが、ますます、全身からペニスに血液が集結して来る。完全に勃起し、かなり大きくなっていた。水面の下、アネットの視界から見えないようにして、僕の右手が移動し、ペニスを握った。 この手は、僕のペニスのことをよく知っている。これまでも、数え切れないほど、握ってきた。当時、毎日、自慰をするようになっていた僕である。時には、一日2回したし、3回になるときもあった。回数の多寡は、主に、お母さんが家の中をうろちょろしているかどうかで変わった。お母さんは、よく、ノックをせずに僕の部屋を覗き込む習慣があったのである。これには本当に参った。 ともかく、僕の右手は上下に動き始めた。手の動きと視線の動きは連動している。視線の方はと言うと、最初はアネットの胸、次に彼女のあそこに下がって、その後、上にあがって、可愛い田舎娘の顔を見る。 当時の僕は、まだ子供で、ストリップ・クラブに入ったことなどなかった。裸の女の子といえば、雑誌のヌード写真と、その前の年にガールフレンドのマリルが、2度目のデートの時、1度だけブラウスの前を僕に開かせてくれた時しかなかった。それが今はどうだ! 美しく成長したいとこが、僕の目の前に裸で座っていて、しかも、まったく隠そうとしていないみたいなのだ。アネットは時々、視線を落として僕を見たが、大半は、体を広げて太陽の光を浴び、遠くの景色を眺めている。むしろ、そうしてくれることで、僕としては、水に浸った彼女のあそこをじっくり見る機会が得られたわけで、もちろん、僕がその機会を逃すことはない。 やがて、僕は、何度も擦らなくても、最終的にはオルガスムに至ることになる坂道を上り始めていた。このまま続けるかどうか、即刻決めなければ。というのも、もしこれをやってるのをアネットが知ったら、とてつもなく怒るだろうと知っていたから。だけど、裸の女の子の前でオナニーできるなんて、こんなチャンスはいつ巡って来るだろう? 僕は、最後まで行くことに決め、その決心どおり、水の中で射精したのである。アネットは、何事かが勃発した感じたようだ(駄洒落に聞こえたらごめん)。というのも、あの瞬間、僕は変な感じに体をブルブルさせたし、僕を中心に水面に小波が円形に広がったから。とは言え、アネットには何も見えおらず、気にしていないようだった。というか、そのはずだ、と僕は思った。
ジュークボックスからは、ゆっくりとした歌が流れた。 「まあ聞いて。この件は、明日、話し合うことにしましょう。今は、この前のパーティであなたのお父さんに邪魔されてしまったダンスの続きをしない?」 ジャネットはブースから出て、クリスに手を差し伸べた。 クリスは立ち上がり、両腕を広げて待っているジャネットの元に近づき、彼女の体を引き寄せた。抱き寄せるとすぐに、彼女の甘い香りに包まれるのを感じた。それに、柔らかな胸が胸板に押し付けられるのも感じる。歌が始まって半分も経っていないのに、クリスが興奮していることがはっきり分かるほどになっていた。 クリスの興奮を感じ取ったジャネットは、ちょっと顔を引き、彼の顔を見上げ、覗き込んだ。 「悪い子がいるわね」 そう言って微笑み、頭を振った。愛らしい目がキラキラ輝いていた。 クリスはジャネットの言葉を励ましと取った。もはや、自分の勃起が彼女の腹部を押していることを彼女が気づいているかもしれないなど気にせず、力強くジャネットの体を抱き寄せた。ダンスを続けながら、クリスの両手はゆっくりと下方へ降り、お尻の上部に来ていた。さらにゆっくりと下方へ向かっている。 「いけない手・・・」 ジャネットはうつむいたまま言った。それでも、体はクリスの体に溶け込んだままで、腰は彼の繊細な動きに合わせて動いていた。ジャネットの下着は、クリスの手紙を読んだときから湿っていたが、今や、はっきりと滴るほどになっていた。ああ、私は何をしているの? 2人はそれからもダンスを続け、パブを出るまでに数曲、踊っていた。この時も、ジャネットは少し飲みすぎてしまったらしい。店の外に出て、冷たい空気に当たったジャネットは、かなり酔っていることに気づいたし、足元も少しおぼつかなかった。 「もう、私ったら、あの最後の1杯は止めとくべきだと分かっていたのに」 「僕が車で送りますよ。明日の朝、仕事に行く途中、迎えにあがります」 クリスは、ジャネットが手に持っていた車のキーを取り上げた。騎士道精神を発揮してのことだったが、ジャネットともう少し一緒にいたいと思ってのことでもあった。 「お願いするわ」 運転を彼に任せるのが一番安全だろう。 クリスはジャネットの車のドアを開け、彼女を乗せた。彼は、ジャネットが助手席に腰を降ろし、美しい脚を車の中に入れるまでを見つめた。太ももまでのストッキングの先、白い太ももをちらりと見るだけを望んでいたクリスだった。だが、彼は、もっとすっかり見ることができたのだった。ジャネットの可愛い黄色のパンティまで。 ジャネットの家の前に着くと、クリスはエンジンを切り、改めてジャネットの顔を見つめた。
「お若いの、全財産、賭けておいた方が良かったね。というわけで、これから、私は、お前さんにしょっちゅう電話して、お前さんの奥さんからのメッセージを伝えるし、お前さんからのメッセージもバーバラに伝えると。そういうことさ」 そこまで言ってリディアは声の調子を急に変えた。「これが一番良いと思うが、どうだろう?」 スティーブは笑い出してしまった。リディアはテキサス南部で生まれ、育った。だが、彼女は、東部にある一流私立学校で教育を受けており、その気になればの話しだが、一流名門階級の者たちとも、お上品にティーを楽しむことができるのである(参考)。リディアが急に話し方を帰ることについて、呆気に取られる人がいるが、スティーブには、これは魅力を感じるところだった。そしてリディア自身、そのことを知っていた。 「アハハ・・・ええ・・・そうですねえ、今日のところはバーバラへの伝言はありませんが」 スティーブは笑いながら答えた。 「だが、彼女の方はあるんだよ」 リディアは素早く答えた。スティーブは沈黙した。 「どんな?」 ようやく言葉を発したスティーブだったが、ぶっきらぼうな声になっていた。 「私と話すとき、そんな声で話さんでくれないかの、お若いの・・・そんな風に身構える必要はないのだから」 リディアは再びテキサス訛りを使った。 スティーブは溜息をついた。「ごめんなさい、リディア。普通は、僕はあなたが会話を操っても気にならないのですが・・・いや、僕はむしろ楽しんでるのですが・・・でも、今、あなたは僕の傷口を突いているんです」 しばらく時を置いてリディアが答えた。「いつも言っている通り、お前さんのことを非常に頭が切れる男だと思っていますよ・・・」 口調には責めるニュアンスはなかった。「・・・お前さんが何も言わないので、お前さんのことを低く見ている者が何人かいるけど、私にはすぐに分かったものさ。お前さんは、引き下がって、落ち着いて腰を降ろし、他の皆がバカなことをしているのを観察するのが好きな人間だとね」 リディアは、またしばらく間を置いた。 「・・・つまりね、スティーブ。お前さんとバーバラは、お前さんがちょっと手綱を引き締める気になってくれたら、素晴らしいカップルになれるということなのさ。・・・私も、この老いぼれ婆さんの私に考えられる全てのことを試すまでは、仲直りしたお前さんたちを見たいと思うのを諦めないつもりなのだよ。聞いてるかい? お若いの」 「ええ、聞いてますよ、リディア」 スティーブは冷静に答えた。「でも、僕には、そうする理由がなくなっているのです。バーバラは、僕の前で絆を断ち切り、僕を傷つけたのです。男にそういうことをする女と一生をとげるなど、僕にはできないんです」 「えぇ、それは分かりますよ・・・分かります」 しばらく沈黙が続いた。沈黙が長すぎると感ぜられるほどになり、リディアが口を開いた。 「スティーブ?」 「はい・・・聞いてます。ただ、何を言ったら良いか、思いつかなくて・・・」 「私も、そろそろ、電話を切って、お前さんには仕事の続きをさせることにするよ。でも、その前に、一つ、頼みたいことがあるんだよ。さっき言ったバーバラからのメッセージというのが、これなんだけどね」 「ええ、どうぞ、おっしゃってください」 スティーブは事務的に答えた。バーバラが思っていることを聞かされても、何の支障もないだろう。 「スティーブ? ・・・一度、カウンセラーに面会するというのはどうだろう?・・・カウンセラーでなくても、誰でもいいのだけど、バーバラとの関係を修復する手助けをしてくれるけど、お前さんができないと感じてることを無理強いしたりはしない人物だよ。どうだろうか?」 「いや、ダメです」 スティーブは即座に断った。「リディア、それには何の意味もありません。バーバラと僕とは、あまりに多くの点で、大きくかけ離れてしまっているのです。もはや、修復などありえません」 「でも、ともかく、ちょっと考えてみておくれ、スティーブ」 2人は、その後、数分、話を続けた。リディアは、さらに2回ほど、スティーブに、個人カウンセリングや結婚カウンセリングを受けてみることを頼んだが、リディアが、どの方向からその件にアプローチしても、そのたびにスティーブはきっぱり断った。リディアも最後には説得を諦めたが、それでも、スティーブに、時々、彼女に電話をするという約束は引き出した。 「ただ、おしゃべりをするだけだから」 「ええ、分かりました」 つづく
ダニーによると、この本は、元来、メジャーな男性雑誌向けの自由契約による記事の執筆が始まりだったと言う(ダニーが女性化する前に言っていた『大きなプロジェクト』とはこのことだったに違いない)。ダニーは、この仕事に特に惹かれたらしい。思い出せるだけでも、このTガールたちの世界に、身内意識すら感じたと言う。だが、この仕事をつかまえることができ、運が良いと感じたものの、Tガールの世界は、外部者、特に男性に対して閉鎖的であることで悪名が高かった。執筆する話に正当性を持たせられるほど、この世界の人々に近づくにはどうしたら良いか、ダニーには分からなかった。ちょうどその頃、神の意思が働いたのか、ダニーの前に人生で最も愛する人物の形できっかけが出現した。私のことを言っているのだろう。そして、信じられない事態が連続し、ダニーは、易々と、このTガールという世界への入門を果たせたと言う。そして、男性のままだったら決して獲得できないユニークな視点を持ってTガールの世界を観察できるようになった、と。 記事の仕事にのめりこむほど、ダニーは、たった2500語の記事では、この世界を正しく描くことができないと感じた。そこでダニーは、書きかけの原稿を手に、雑誌社に行き、雑誌記事の執筆の契約は破棄し、替わりに本の執筆に切り替えてもらえるよう、交渉した。そして、ダニーは、他のTガールたちの話に加えて、自分自身の話を、詳しく描くことが可能になったのだった。 いくつかのトーク・ショーでダニーが語っていたことだが、このあたりの事情に関して、一つユーモラスな出来事があった。彼女が、今度は、女性として、雑誌社の本社に行ったときのいきさつである。ダニーが雑誌社に行くと、そのときの受付は勘違いしたのだった。受付の女性は、間違って、ダニーを、グラビアを飾るモデルのオーディションを行う部屋へと案内したのである。実際、最初の撮影が済むまで、この「間違い」には誰も気付かなかったらしい。後日、この話を聞いた出版部は、ダニーをもう一度、撮影部に行かせた。出版される本の宣伝に利用するためである。
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