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バースデイ・プレゼント 第11章 (3) 

彼女の側から

私たちは、みんな、床の上にぐったりと横たわっていた。誰もが、乱れた服のまま。みんなの下着が、あたりに散らかっている。激しい行為のせいで、ビクトリアも含めて、みんな、お化粧が乱れていた。

ビクトリアは、ソファに背中を預けて、ぐったりとなっていた。お腹にドレスを巻きつけたまま、酷使されたペニスがかろうじて隠れている。顔には満足した表情を浮かべ、口元から、彼女自身が出した精液や私たちの体液を、だらしなく垂らしている。とてもセクシー。

ジェニーが、そのビクトリアの元に擦り寄った。ストッキングに包まれたままの太腿に優しく手を這わせている。私がビクトリアの顔を見ているのに気づくと、彼女は私の方を見て微笑んだ。そしてビクトリアに顔を近づけ、口からとろりと流れ出ている体液をぺろりと舐めた。

「もったいないわよ」 とジェニーは言って、ビクトリアの脇腹を軽く小突いた。

「ああ、流れてると知らなかったから」 と、ビクトリアは力なく微笑んで応えた。

ビクトリアは、だるそうにしながらも、手を伸ばして自分のピンク色の可愛いパンティを拾い、スパイク・ヒールに引っ掛けないよう注意しながら、ストッキングの脚を、それに入れた。ソファに背中を押し付け、軽く腰を持ち上げて、パンティを履いていく。そして股間の位置を調節。彼女が、あのシルクの肌触りを気持ちよいと感じているのは明らかだった。

ビックが、女性化への道を進むこととそれに伴う性的悦びを、心から気に入り始めているのだろうなと私が感じたのは、多分、このときのビクトリアを見たときだったと思う。

ゲイルとジェニーは、ビクトリアが服の乱れを整えるところを見ていた。スパイク・ヒールで美しさが強調されている、見事な脚。スカートの裾を正して、きれいに整える。それから、頭を軽く振って、ブロンドの髪の毛が自然な感じに顔を包むようにさせる。長い髪よりも、このショート・ヘアの方が彼には似合っているように思った。

私自身、彼の美しくてセクシーな姿を見ながら、興奮して、軽く身震いしていた。グラマー写真館は、確かに、彼に素晴らしいお化粧を施してくれたのだと、改めて思う。今はちょっと乱れてしまっているが、それでも、そう思った。特に、目の回り。彼の瞳は、今は、女性的なセクシュアリティーを湛えて、輝いていた。彼のペニスを目にしていなかったら、多分、決して彼を男性だとは思わなかっただろう。

ゲイルが私に擦り寄ってきた.私がビクトリアを見て、ゾクゾクとしているのに気づいたよう。妖しい光を目に浮かべながら、私の顔を両手で優しく押さえてくる。そして、二人、見つめあった後、私たちは唇を重ねていた。目を閉じて、彼女のキスを受け止めた。柔らかな舌が口の中に滑り込んできて、私の舌を探し出し、絡ませてくるのを感じる。

私も積極的に舌を絡ませ、ゲイルのキスに応えた。彼女が漏らす官能的な吐息を吸いこむ。ゲイルは私の胸に両手を伸ばし、ブラジャーの中に指を入れ、乳首を指で転がしたり、つねったりを始めた。

誰かが私の腰に手をかけるのを感じ、私は目を開いた。ビクトリアが膝をついて座っていて、私の股間へ顔を近づけている。彼女の舌が私のラビアに触れたのを感じ、それを迎え入れるために、私は腰を押し付けた。すぐにクリトリスを見つけ出し、舌先でこねり始めている。

ジェニーも、仲間はずれになるまいと、私の後ろに来て、ブラウスのボタンを外し始めた。さらにブラのホックを外し、胸を露わにする。ゲイルと私がキスに夢中になっている間、ジェニーは私の前に来て、胸に口を寄せた。歯で乳首を捉え、軽く噛んだり、吸ったりを繰り返してくる。

3人がかりで責められるのは、今度は私の番ということ? 私は、体のどこか一箇所に意識を集中させることが、ほとんどできなくなっていた。ゲイルにキスされ、ジェニーに胸を愛撫され、ビクトリアに陰部を攻められている。私も、ゲイルのキスに答え、股間をビクトリアの口へ押し付け、同時に、ジェニーの口へと胸を押し付けたりを繰り返していた。

ジェニーがもう一方の乳房に手を伸ばしてきた。乳首をつねってくる。電流のような快感が走り、私はソファの背もたれに背中を押し付け、胸を突き出して、それに耐えた。もう一方の乳首は、ジェニーの歯に挟まれている。ジェニーは、さらに強く乳首をつねると同時に、歯の方でも痛いほどに噛んできた。痛みが、熱い炎となって乳房から全身に苦しい快感が走った。

[2008/10/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)