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寝取られの輪 3 (4) 


翌日、リンダは再びサラと飲みに出た。前夜にあったことをサラに教えるためである。

「すごいじゃない! ブルースがあなたの下着の匂いを吸いながら、オナニーしたなんて! ほんとなの?」

「ええ、ほんとよ。それに、私がそうしてって言ったわけじゃないのに、そうしたのよ。そうしないといられなかったみたい。それにね、ブルースは私のことを奥様って何度も繰り返して呼んでいたわ。別に、私は促したりしなかったのに」

「もう最高! ああ、ハエになって壁に止まって見ていたかったわ。ブルースがあなたのパンティを顔に当てながら、ひざまずいてしごいているところ。すごいわよ。ブルースも、私の旦那のレベルまで来るのは時間の問題ね」

「どういうこと? 旦那さんのレベルって?」

「そうね… ここだけの話しだって約束してくれる? 少なくとも今は」

「ええ、約束するわ。ビルとはどうなっているの?」

「私、ビルにベルトをつけたの!」

リンダは、理解できない顔でサラを見つめた。

「ベルトをつけた? どういう意味?」

「つまり、貞操帯をつけさせたのよ」

「まさか! 冗談でしょ!」

「いいえ、ほんと。冗談はまったくなし」

「信じられないわ」 リンダはそう言ったものの、内心、信じていた。

「信じて。ビルは、今はもう2週間つけているわ。気が狂いそうになってるんじゃないかしら」

「想像できるわ。それってすごいじゃない? ビルは自発的に貞操帯をつけたの?」

「そうねえ… 最初は、そうじゃなかったわ。私ね、ビルにオナニーしすぎだって文句を言ったのよ。私を困らせてることが分からないの? って。オナニーされちゃうと、彼がやりたい気持ちになっている時に比べて、私に対する愛情が薄れることになるから。私の言っている意味が分かるかしら」

「ええ、よく分かるわ。クラブに行くようになってから、ブルースは自慰をせずにいるようにしてるの。だから、パーティから戻った後は、彼はものすごく簡単に私の言う通りになるわ」

「その通り。そういうの楽しいでしょ?」

「知ってるくせに。もう本当に大好き。ああいうふうにブルースを操ると、私、ものすごく興奮してくるの。そんなことが可能だなんて思ってもいなかったわ」

「貞操帯もそれと同じことよ。初めてクラブの男性のひとりがウチに来てビルの前で私とセックスした時、ビルは発狂寸前になっていたわ。ああいうのを見たことがなかったみたい。私があんなふうに狂ってしまうところとかね。私がベッドで本物の男にされている間、ビルは部屋の隅に座ってズボンの上からアレを擦っていたわ…

「…ともかく、その夜、後になってから、私、ビルに文句を言ったの。せっかく『本物の男性』にセックスしてもらっているのに、その横でオナニーしてるなんて、私、死ぬほど恥ずかしかったわってね。そうしたらビルは慌てて私に謝ったの。よっぽど恥ずかしかったのかしら。私は、すでに貞操帯を買って家に置いていたんだけど、ビルはそれは知らなかったの。それでね、私はもうカンカンに怒ったフリをして、そんなにすまないって思うなら、私の頼みを聞いてくれる? って言ったのよ。つまり、貞操帯をつけてくれるかってね。私に恥をかかさないようにちゃんと我慢できるか、確かめてみるから、24時間だけつけてくれるか、って訊いたの」

「それで? ビルは同意したの?」

「ええ。しぶしぶだったけれどね。ビルは、貞操帯自体がどうして家にあるのかはもちろんだけど、そもそも、どこでそんな考えを吹き込まれたのかを、おもに気にしていたわ」

「で、サラは、どこで知ったの?」 リンダは、この話題にどんどん引き込まれていた。

「そうねえ… 話せば長くなるんだけど… ま、要点だけ言うと、しばらく前から、旦那たちの何人かは既に貞操帯をつけていたの。今は、どの旦那がつけているのかは私に訊かないでね。秘密なの。貞操帯をつけているのを秘密にしていない人が一人だけいて、それはあのパーティの主催者。彼はもう1年も貞操帯をつけっぱなしになっているわ」

「一年も! 冗談でしょ!」

「いいえ、ほんと。とにかく、ビルはようやく同意してくれたわ。そうなるまで私の方から、女の武器を使って、何度も焦らしたり、なだめたり、説得したりしたんだけどね。その貞操帯は、ピカピカに磨いた鉄でできていて、彼の突き棒を完全に中に閉じ込める仕組みになっているの。自分で触ることはまったくできない。かなり居心地が悪いはずよ」

「本当に信じられない話しだわ… いろんな人がいるのに、まさか、あのビルが…」

「そんなに信じられないことでもないわよ。ビルは、私たちがあのクラブに入ってから、かなり、何と言うか、私に従属的に変わってきていたから。ほとんど、私を怖がっていると言ってもいいんじゃないかしら? 私とセックスする男たちに対して、平身低頭でぺこぺこするようになっているのは、確実ね」



[2010/08/04] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)