トムが30秒ほど私の尻にディルドを抜き差しを続けていたら、妻がトムとセックスする前にトイレに行ってくると言いました。
するとトムは、「一緒に見に行こうぜ」と言い、私の尻からディルドを抜き、私たちは一緒に、妻の後をつけてバスルームに行ったのです。
妻はトイレに腰を降ろし、トムが見ている前で、小便を始めました。実に変な状況でした。三人で顔を合わせながら、ただ、小便をする音だけがなっていたからです。
やがて小便が終わり、妻がトイレット・ペーパーを取ろうとしました。するとトムは「いや、違う」と言ったのです。そして私を押して、床に四つん這いにならせ、私の頭を押して妻の股間へと近づけたのでした。それから、妻には脚を広げるよう命令したのです。
トムはまたも私の尻にディルドを突き入れました。今回は、前ほど痛みはありませんでした。
「ほら、奥さんをきれいにするんだ。旦那の役目だぜ」
私は言われたとおりに、妻の股間を舐めはじめました。その間ずっと、トムは言葉で私をいじめました。
「いいぞ、その調子だ……ケツにディルドを突っ込みながら、自分の奥さんのまんこから小便を舐め取るんだ。ちゃんときれいに舐めるんだぞ。俺がその中にスペルマをぶちまけられるようにな」
こういう事態になるとはまったく想像していませんでしたが、私にとって非常に興奮させられる状況でした。ここまでのところは、非常に満足のいく展開です。
やがて私は妻をすっかりきれいに舐め、妻も非常に喜んでいました。よがり声をあげながら便座から腰を浮かせて、私の顔に股間を押し付けていました。
「すっかりきれいになったわ…」
妻がそう言うと、トムは私からディルドを抜きました。私も妻も立ち上がり、三人で寝室に戻ったのです。
寝室に戻ると、トムは私に指で指図し、元のようにベッドわきに立たせました。
「旦那はそこに立ってな。それから奥さんは横向きになって寝ろ」
トムはすっかり支配的な役割に嵌まって、楽しんでいる様子でした。これは重要な点です。妻を抱かせる男を選ぶときは、状況をしっかりコントロールできるような精神的に強い人を選ぶことが肝心です。
妻が、命じられた通り横向きになると、トムは妻を押して私に近づけました。トムは妻の後ろぴったりと身体をくっつけて横になり、私に床にひざまずけと命じました。言われたとおりにひざまずくと、私の顔の前に横になった妻の顔がありました。
「片脚をあげて、そのままでいるんだぞ」
トムが妻にそう言うのが聞こえました。そして、その時こそ、トムが妻の中に挿入した瞬間だったのが分かりました。ほんの数センチしか離れていない妻の顔にあの時の表情が浮かび、ゆっくりと目を閉じていったからです。トムのもたらす快感に没頭しようとしてるのが分かりました。顔を赤らめ、他の男に与えられる快感によがり声をあげるのも、実に間近に聞くことができました。
トムは何時間も持続し、ありとあらゆる形でセックスを繰り広げたと… そう書きたいところですが、あいにく、これは実話なので、そうはなりません。それでも、トムが挿入した後、状況が性的に過熱し始め、やがて彼は激しい勢いで抽迭していました。トムも妻も、ハアハアと息を荒げていました。
やがて妻が目を開き、私の瞳を見つめながら言いました。
「ああっ… ううっ… 彼が中に出し始めてるわ。感じる… すごく熱いわ…」
妻は首を少し持ち上げました。私も同じように首を傾け、妻と唇を重ねました。
トムは射精を始めながらも激しく突き続け、妻の身体がぐらぐら揺れています。他の男に精液を注ぎ込まれている妻。その妻と私は互いに舌を絡めあい、唾液を吸いあってキスを続けました。
ときどき、妻は耐えられなくなって唇を離し、よがり声をあげましたが、すぐに私を求めて唇を戻してきました。それが何度も繰り返されました。
やがてトムはスピードを落としてきました。小さな噴射をまだ続けているようで、ゆっくりと抜き差しを続けていました。私たちは、その間、ずっとキスをしていました。トムは、名残惜しいのか、あるいはからかっているのか、ときどき、大きなストロークでズブリと妻を突き刺すような動きをしていました。そのたびに妻は、キスを解き、ああんっと声をあげましたが、またすぐに私に唇を寄せてきました。
こんな状態が二分ほど続いていたと思います。結婚してから、こんなに長く妻とキスをしていたのはなかったかもしれません。
ようやくトムはすべてを出し切り、妻から身体を離して仰向けになりました。私は小さな声で、妻に、イッたかどうか訊きました。妻は、「まだなの」と囁きました。