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誰とやったか知ってるぜ 第5章 (25) 


先生の頬から耳にかけてキスをしながら、両手をゆっくりと肩から胸元へと這わせた。胸元の肌にじっとりと手を這わせながら胸へと近づいていく。目はステージ上に向けたままだ。ステージではカップルが持ち物を集めているところだった。指先で先生のドレスをなぞり、ゆっくりと服の中へと指を入れていった。

「ああ……」 切なそうな溜息を漏らすのを聞きながら、俺は手をさらに差し入れ、セクシーなブラジャーのところに触れた。

耳に唇を近づけ、キスをしながら、俺も小さくうめき声をあげ、息を吹きかける。同時に、ブラの中へ手を差し込んだ。両手の手のひらで温かく柔らかい乳房を包んだ。指に乳首が当たった。固く勃起している。

「ああんっ……」

片方の手をブラの中から抜き、ズボンのポケットに入れ、買っておいた鎖を取りだした。鎖の端の留め具を握り、先生の金髪を少し押して首を傾けさせ、先生の首輪へ鎖の留め具をつないだ。軽く引っ張るとカチンと音がして、首輪と鎖がしっかりつながったのが分かった。先生は麻痺したように両足を床にそろえて行儀よく座っていた。

鎖を引っ張り、立つように仕向けると、先生は小さな声で叫んだ。

「ああっ、なんてことを……」

ステージにいたカップルはすでに退場していた。俺は歩き出し、鎖を引っ張り、先生に俺の後についてくるようにさせた。

「ああ、いやあっ!」 さらに大きな声で叫び、抵抗しだした。

俺はもう2歩ほど進み、少し強く鎖を引っ張った。それを受けて、先生は前のめりにつまづきそうになりながら歩き出した。

「ああ、いやあっ! ひどい!」 

そう叫ぶものの、バランスを崩して俺の方に抱きついて身体を支える。

ステージへ上がるには3段ほど段を登らなければならないが、俺はその段の前で、一度、先生をきちんと立たせた。それから鎖を引っ張った。とたんに抵抗にあった。

「お願い、もうやめて!」 

先生は、セクシーな足を最初の段に乗せたところで、大きな声で叫び出した。

「どうして私にこんなことをするのよ?」 

そう叫ぶのを無視して鎖を強く引いた。先生はよろけながら階段を上がり、ようやく両足ともステージ上についていた。

客の方を見ると、ステージのそばまで来て立って見ている者がかなりの数になっているのが分かった。また数歩、進み、鎖を引っ張った。やはり、またも抵抗に会い、強く引っ張った。先生は首を引っ張られ、前につんのめりそうになりながら付いてきた。その反動であやうく目隠しが外れそうになって、少し慌てた。

ステージ前面の中央には、座る部分がパッドになっている小さな椅子が置いてある。俺はそこに向かって歩き始めた。先生は抵抗してたが、俺は鎖を引っ張り、先生を運命の場所へと引き連れ、ようやく小さな椅子の前に立たせた。

音楽が鳴り響き、スポットライトがぐるぐる回り続ける。まぶしい目をしながら、多数の客たちを見た。そして、先生を椅子に座らせる前に、まずは客たちに紹介しようと、ステージ際までゆっくりと引っ張って行った。



[2010/08/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)