このベティという子、本当に強引にされるのが好きなのね? あたしもそういう気があるけど…。でも、この子を見てると、こんなあたしでも強引にこの子を自分のモノにしてしまいたくなっちゃう。
あたしはこの子より背が高い。彼女はうつむいている。あたしは彼女の髪の毛をギュッと握って顔を上げさせた。それと同時に服のトップに指をかけ、お腹まで引きずり降ろした。
大きな胸! 大きくて、すごくいい形をしてる!
すぐに左側の乳首をつまんで、強く揉んだ。自分の経験から、こうされると気持ちいいのをあたしは知ってるの。そして、彼女のお口に強引にキスをした。舌を中に滑り込ませる。
彼女、すぐに反応して、「ううぅッ!」ってくぐもった声を上げた。お口に突き入れたあたしの舌を吸ってくる…。
あたしはいったん顔を離して、ベティのスカートに目を落とした。横にジッパーがついてるスカート。
髪を鷲づかみにして彼女の頭を押さえながら、左側の乳首をつまんだ。今度はつまんだまま、前に引っぱった。この大きなおっぱいからどれだけ引っぱれるか見ながら。
思い切り引っぱったところで、指を離した。ぶるぶるんと波を打って元に戻っていく。
今度は彼女のスカートのジッパーに手をかけた。ジッパーをつまみながらベティの顔を見つめた。えっ、何をするの? って驚いているのか、それとも興奮しているのか、ふたつの気持ちが混じったような顔をしてあたしを見てる。
その彼女の瞳を見つめながら、ジッパーを降ろしていった。スカートがするすると降りていって、彼女の足元に落ちた。
この娘、パンティを履いていないから、ほとんど素っ裸の姿で立ってることになった。
大きな乳房が興奮で大きく波打ってる。乳首がものすごく固くなっていて、今にも弾丸のように飛び出しそう。あそこの毛は濃い色で、きれいにトリムしてある。
「ああ、なんてこと…ああ、どうしよう…どうしたらいいの…」
ベティは、飢えた目をしてじろじろ見ている男たちを見まわしながら、小さな声で呟いた。
そのベティが男たちの向こう側へと急に視線を向けるのを見た。その視線を追ったら、バスを待ってる人たちだった。ここでどんなことが起きてるか全然気づいていない人たち。その人たちを見て、ベティが身体に緊張を走らせるのを感じた。…でも、その後、額に小さなしわを寄せて、ああんっ…と溜息をついた。
この娘の心の中で何を考えたんだろう? もう一度、彼女の視線を追ってみて分かった。こちらから見えるということは、向こうからも見えるということ。誰かがこっちを振り向けば、簡単に、彼女が素っ裸になっているのが見えるということ。そうなのね? だから緊張したのね? だけど、それがかえって興奮してしまうので溜息をついたのね?
ベティはあたしへと視線を戻した。大きく目を開いて見つめている。あたしは彼女の両手を握って、ぐいっと背中に回し、固定した。この格好にすると胸を突きだすことになるから、大きなおっぱいがさらに大きく見える。
それにしても本当に素敵な乳房。こういう公共の場所で見てるのも相まって、本当に涎れが出そうなくらい官能的。…あたしにいじってほしいとさし出してるように見える。
あたしは顔を下げて、乳首の片方をお口に含んだ。チューっと吸って、舌で転がしたり弾いたり……。若い女の子の柔らかい肉肌も気持ちいい。ベティは小さく泣き声を上げていた。でも、その声の意味はあたしには分かるのよ。もっとして欲しいという意味なのよね?
その乳首をしばらく愛撫した後、あたしは身体を起こして、彼女の肘を掴んだ。そして強引にベティを後ろ向きにさせた。お尻をみんなに見せてあげるため。
この時、あたしが何を考えていたか分からないわ。だけど、どうしても周りの男の人たちにベティの一番大切なところを見せてあげたかった。この娘のあそこの穴もお尻の穴も……何もかも、全部。
自分でも呼吸が荒くなっているのが分かる。ハアハアしながら、ベティの背中を押して、前のめりにさせ、両手でお尻の頬肉を掴んで、左右に広げ始めた。柔らかいつるつる肌のお尻。ゆっくりとだけど、彼女の茶色にすぼまったアヌスが見えてきた。彼女が身体を震わせるのを感じた。
あたしは振り向いて、すぐ近くにいた男を見た。
「あなた、この娘のアナル欲しい? そこにヤリたい?」
男は目をまん丸にして、身体を強張らせた。でも、ジーンズを見ると固い勃起の輪郭が浮き出ている。彼はゆっくりと頷いた。いやらしそうな表情が目に浮かんでる。
「ああ、そんな……」 ベティは小さな声でそう言ったけど、姿勢を変えようとはしなかった。
男は近寄り、ジッパーを降ろした。この男もあたしたちに負けず、ハアハア荒い呼吸をしていた。
あたしは男のズボンの中に手を差し入れ、おちんちんを引っぱりだした。あまり長くはなかった。多分、18センチくらい。でも、とても太い。あたしの手の中、ビクン、ビクンと脈動していた。そのベルベットのような感触を楽しみながら何回かしごいてあげた。
ふとベティが肩越しにこっちを振り返ってるのを感じた。多分、これからアナルに入れられる代物を見たいと思ったのね。でも、彼女の目を見ると、明らかに不安そうな表情をしている。
「ああ、お願いです。この人の大きすぎるわ…。私、一度も…一度もアナルをしたことないの…お願い、やめて…。身体を傷つけられちゃう…」
ベティが本当のことを言ってるのが分かった。美しい黒い瞳には恐怖の色がありありと浮かんでいる。
あたしはベティを支配したい気持はあったわ。だけど、彼女の身体を傷つけたいとは思っていない。
あたしは男の顔を見ながら、おちんちんの先をベティのアヌスでなく、あそこの穴へと導いた。彼は低い唸り声を上げながら、一突きでベティの中に挿入した。ベティも同時に声を上げて、あたしの顔を見た。感謝してる顔をしていた。
「あ、ありがとう……あ、ああん、すごいっ!」
太い肉棒に濡れたあそこを貫かれて、ベティはたまらず艶っぽい声を上げ始めた。
ノボルはウルドルモク[Uldolmok]海戦(鳴梁[めいりょう]海戦)のことを思い出し、微笑んだ。イ総督が無実の責で三道水軍統制使の役から降ろされ、投獄された後は、朝鮮水軍は、後任の無能なウォン・キュン[Won Kyun:元均]による指揮の元、ただ撃破されるのみだった。壊滅から逃れようと、悔恨した王朝はイ総督を再び三道水軍統制使に任用した。だが、深刻な打撃を受けた水軍では回復できた軍船はたった12隻にとどまった。このような逆境にもかかわらず、たった12隻のパネウクソン [paneukson:朝鮮水軍が用いていた平底の木船]を率いて、イ総督は一隻の損失も受けずに、日本水軍の全艦隊を打ち破った。彼が統率した23の海戦のうち、彼は一度も破れたことがない。彼が勝ち取った勝利は、伝説の話題となるだろうとノボルは確信した。彼の勇気と犠牲へのふさわしい賛辞となるだろうと。
「確かにその通りです。ですが、我々の安全にとって最も大きな脅威は、あなたのお国の人々によるものでは決してありません。むしろ我々自身の人々によるものです」 とクォン・ジュンは謎めいた返事をした。
クォンはノボルが理解してない様子を見て、説明した。「豊臣が我々の大地に侵略することができた理由は、腐敗し、自分のことばかり考える政府が、人々の安全と生活の向上よりも、自分たちのつまらぬ欲に関心を払っていることにあるのです。国を危機から守るには、トン・ジャエ・サー[Tong Jae Sah:水軍統制使総督] イ・スーン・シンほどの卓越した人間が必要だった。だが今は、総督はお亡くなりになってしまった。それに政府の腐敗しているという本質は、総督が生きていた時となんら変わりありません…」
クォンは木製の欄干にもたれかかり、遠い目をした。「…日本人以外の誰かが、再び我々の弱みに付け込み、利用しようとするのも時間の問題でしょう」
「あなたのおっしゃることが本当なら、総督は無駄に死んだことになってしまうではないですか!」 とノボルは顎を歪めながら叫んだ。「あれほどの戦士が無駄に命を落としたなど、私は思いたくありません!」
「いや、無駄というわけではないでしょう。総督は私たち民に伝説を与えてくれた。これからも決して忘れられることのない伝説です。ここの国民の心に今後何世紀にもわたって希望を与え続ける物語を残してくださったのです…」
クォン・ジュンはノボルを見て、悲しそうな笑みを浮かべた。「…総督は、あなたに会った最初からあなたのことを信頼していた。それに、ご自分のことをあなたの友人だと言っていつも自慢なさっておられた」
クォン・ジュンは決して容易く感情を露わにすることはしない。その点で彼は非常に日本人的なところがあった。その彼が心からノボルのことを認めるのを見て、ノボルは深く心を揺さぶられた。
ノボルは目から涙が溢れそうになるのを堪えた。「コ・マブ・ソ[Ko mabh so:ありがとう]。私があなたやあなたのお国の人々に手助けできることがあったら、声をかけてください」
クォン・ジュンは、それに返事をせず、一礼をし、その場を去った。ノボルはまた海に目をやり、この8年の間、親友であった人物が亡くなったことを思い、啜り泣いた。「総督、もし天国で私のジ・エウンに会うことがありましたら、是非、彼女にお伝えください。私が彼女の国の人々を守るためにできる限りのことをしたと。あなたの魂はようやく平穏を見出したことと願います。さらば、友よ」
ノボルは頭を下げ、頭頂のまげを刀で切り、波間へと投げ捨てた。そして陣営へと通じる階段を降りていった。