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デス・バイ・ファッキング 第16章 (4) 


ドニーの話し

去年アンドリューがテレビに出て以来、彼の奉仕の依頼が殺到し、私たちはそれに悩まされることになった。彼の奉仕、つまり性交渉を求める依頼のこと。ある意味、世界中からこのような依頼を受けるなんて笑える話ではあるけど、ちょっと悲しいことでもある。そういう依頼の大半は、普通の平均的な女性からのもので、アンドリューに子種を植え付けてほしいと思っているか、あるいは単に彼と寝てみたいと思ってるかのどちらか。

こういう依頼はすぐに破棄する。ただ、特に異様な依頼に関してはアンドリューが読むまで取っておくことにしている。彼は写真付きの依頼が好き。それとなく暗示するようなポーズの写真もあれば、あからさまな姿態の写真もある。まあ、彼にちょっとくらい代償として楽しみを与えても、いいかなとも思う。

しかし、IAMの双子姉妹からの依頼もたくさんある。この依頼については、真面目に取り扱っている。そういう双子姉妹からの依頼のリストは、すでに1000以上になっている。そして、これがアンドリューにとっては苦痛になり始めていると思う。この「雑用」は、アンドリューがしたいことのリストに載ったことは一度もないのは確か。それが、今は、これだけの数になってしまい、いつまでたってもきりがなくなっている。

こういう話しを聞いて、まさに夢が叶ったような話しじゃないかと思う男性が多いのは知っている。1000人もの女たちが、子種を授かろうと好き放題にセックスしてもらうのを待っているなんて…。でも現実は夢の話しほど魅力的ではないこともある。

そこで私たちはアンドリューに「一挙両得」(参考)の提案をした。つまり、双子姉妹のふたりとも子種を欲しい場合は、一回のセッションで済ますという提案。渋々だったけど、この提案をしたのは、これだとアンドリューのための時間を節約できるから。一回でふたつゲットできるなら、午後を自由に使えることになるかもしれない。

デビーとデリラという双子姉妹がいた。とても美人な姉妹でモデル・レベルと言ってよいほど。年は20代後半か30代になったばかり。私たちはアンドリューを書斎から呼び出し、彼をこの双子姉妹に紹介した。私の目には、彼女たちがアンドリューをひと目で気に入ったのがはっきり分かった。ふたりが望むすべてを備えた男だと思ったみたい。本当に涎れを流しそうな感じで彼を見ていた。

いつもの通り、私とディアドラも交え、みんなでちょっと雑談をした。アンドリューは、この若くて美人の姉妹をときどきチラチラ見ていた。だけど、内心、ほっとしたのだけど、彼の関心は、やっぱり主として私とディ・ディに向けられていた。

こういうとき、ときどき、アンドリューは私たちに普段よりもずっと愛情深くなるように思う。おしゃべりが終わり、例の双子姉妹がそれぞれグラスのワインを飲みほすと、アンドリューは私たちに近寄って、私たちそれぞれに情熱的にキスをし、ハグをし、そして愛情豊かに頬に軽くキスをしてくれた。

そして彼は双子姉妹を「アンドリューを犯す部屋」に連れて行った。そして続く2時間、私たちはその部屋からときどき悲鳴がするのを聞いた。たいていはその悲鳴の後にアンドリューの名前を呼ぶ声が聞こえる。彼は、いつものことだが、注文通りの仕事をしているのだ。私たちの素敵な彼氏は、誰に対してもがっかりさせたりはしない。


[2013/09/05] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (3) 

俺はまたトリスタと見つめあった。美しい緑の瞳。見てるだけでうっとりしてくる。

「私、今日は何もできないの。タミーが休むって連絡入れてきたので、早めにバイトを終えることができないし、夜も教会でビンゴ大会を開くからってお父さんの手伝いをしなくちゃいけないの」 とトリスタは顔をしかめながら言った。

「それはいいよ。しょうがないよ」 と俺は言い、彼女の指をぎゅっぎゅっと握った。

「多分、明日の午後なら、一緒に何かできると思う」 と、トリスタは店の客たちを見回した。

「ああ」 と返事し、俺はコーヒーを一口すすった。

その時、俺の脚のふくらはぎあたりを誰かの足が優しく愛撫するのを感じ、俺は危うくコーヒーを吹き出しそうになった。俺はカップを置いて、両手を腿のあたりに降ろした。そうするついでにテーブルクロスを少し動かし、下をチラリと覗いた。

驚いたことに、バルが足で俺の足首を擦ってる。バルは顔を上げ、俺を見てニヤリと笑い、何食わぬ顔でコーヒーを啜った。俺はトリスタに気づかれないようにと、顔を上げ、再び彼女の瞳を見つめた。

「今日は、一緒にビーチに行けたらいいなと思っていたんだ」 と手を握りながらトリスタに言った。

「ああん、一緒に行けたら面白そうなのに…」 とトリスタはがっかりした顔になった。
「うん、そうだね…。でも、また別の日に絶対…」 と俺はコーヒーを注ぎ足しするトリスタに言った。

「トリスタ? もう休憩時間は終わりだよ」 とカウンターの向こうに立っていた店主がトリスタを呼んだ。

トリスタは素早くブースから出て、立ち上がった。そして向こうで手を振って呼んでいる店主を振り返った。それからまた俺の方に向いて、手でキスを送る仕草をした。本当はキスしたかったのだろうが、俺とトリスタの間にバルがいたので、できなかったようだ。

「今夜、電話して」 と言い残して、トリスタはカウンターの向こうへ戻って行った。

その後、俺は座ったままコーヒーを飲んでいたが、隣にバルが座っているのが、何だか変と言うか、居心地が悪い感じだった。バルは俺の隣に座ってるばかりか、俺の方に身体をもたれかかってもいたからだ。足はまだ俺の脚の上に乗せてるし、俺の瞳を覗きこんでくる。

「もし連れが欲しいなら、私が一緒にビーチに行ってもいいわよ」 とバルは笑顔で言った。

俺はすぐに返事をせず、ひとくちコーヒーを啜って間を置いた。コーヒーを飲み、カップを置いてからバルの目を見つめた。

「ちょっとやめておこうかな」

そう答えると、バルの顔が笑顔から、しかめつらに変わった。

「おねがーい」 とコーヒーに指を入れて、指でかき混ぜながら言う。

返事しようとした時、バルがその指を口に入れ、唇をすぼめて、ちゅーっと吸い、そしてゆっくりと出すのを見て、一瞬、声を出せなくなってしまった。

「ほんとに、お願いだからーん」 と頭を俺の方に傾け、下から俺を見上げる。

この交換留学生が、こんなふうに誘惑遊びをするのを受け、俺の分身がズボンの中で息を吹き返してくるのを感じた。トリスタの姿を探したが、どこにも見えなかった。昨日会ったとき、ひょっとしてバルは俺に気があるのかもしれないと思ったが、今日のこの態度で、その印象は確信に変わった。

「たぶんね」 と答えながら、俺は視線をバルの美しい茶色の瞳から、彼女の胸の谷間へと移動させた。


[2013/09/05] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)