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ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (18) 


マリアが私にシャワーを誘ったのは、これが初めてだった。どうしてマリアが誘ったのか、私にはよく分からなかった。いつも、ほとんど、いつも、一緒にシャワーを浴びていたから。

「マリア? 私がマリアと一緒にシャワーを浴びるのが好きなのは、知ってるはずなのに・・・どうして?」

マリアは微笑んで、私の耳を触った。

「特に理由はないわ。シェイク2回するうちに、行くから、待ってて」

シェイク2回というのがどういう意味か分からなかったけれど、マリアが、とても早くくやって来たのは確かだった。というのも、彼女が私の寝室に入ってきたとき、私はまだ服さえ脱いでいなかったから。マリアは、素早く服を脱ぎ、先にバスルームに入っていった。私がバスルームに入った時には、彼女は自分用のエネマと私のエネマを用意していた。

前にも言ったことがあったけど、私はエネマをすることはプライベートなことと思っていて、他の人の前でするのはイヤだった。でもマリアと一緒にするのは、構わないと感じていた。一緒にしたことが何度もあったし、今回も、同じことだった。でも、この時は、一つ、他の時と違うことがあるのに気がついた。この時、マリアはエネマを入れながら、だんだん勃起していたことだった。それがどういうことなのか、私はよく分からなかったけれど、別に、それに不平を言うつもりはなかった。

2人とも、すっかり洗浄を済ませた後、マリアと2人でシャワーを浴びた。優しくキスをしながら、互いの前のところを洗い始める。私は、マリアと一緒にシャワーを浴びるのが大好きなのだけど、その理由は、彼女がシャワーではとても愛情豊かに接してくれるからだと思っている。私たちは、シャワーに入ると、ほとんどいつもキスをしてる。

2人とも前がすっかりきれいになると、マリアは私を後ろ向きにさせ、私の背中を洗い始めた。マリアは、優しく私の肌を擦り、何度も背中にキスをしてくれた。

「ねえ、私、ポルノの撮影で、嫌いなことが一つだけあるの。それは、撮影でのセックスが、あまり満足できないということ。確かに、そのセックスでも、いっちゃうし、気持ちも良いけど、カメラの前でいった後、どういうわけか、いく前よりも、もっとエッチな気持ちになっちゃうのよ」

私はくすくす笑った。

「うふふ・・・ということは、マリアは今、エッチな気持ちになっているの?」 私は、マリアの答えをすでに知っていながら、そう訊いた。

するとマリアは私を抱き寄せた。彼女のクリトリスが私のお尻をつついているのが感じられた。

「・・・ええ、とってもエッチな気分なの・・・」

私はお尻をくねらせ、マリアの固いクリトリスをお尻で擦った。

「マリア? ここで私にやりたい? それともベッドで?」

マリアは返事をするのももどかしかったのか、私の手を取って、シャワーから連れ出し、寝室へ向かった。

ベッドのところに来ると、マリアは両腕で私を抱きしめ、キスを始めた。そして、ほどなくして、私たちは、2人ともベッドに横向きに横たわり、キスをしながら、それぞれの手で互いの体を愛撫しあっていた。

マリアに胸を触られていたけれど、不思議な感じがした。というのも、私は、完全に裸の姿でマリアと愛し合うのは、この時が初めてだったから。これまでは、たいてい、私はナイティを着ていたか、胸にブラジャーをつけていた。でも、素肌の胸を触られ、不思議な感じだったけれど、この方がずっと気持ちいいのは確かだった。乳首が固くなっていて、それをマリアに吸われたり、甘く噛まれて、私は泣き声をあげた。

「あっ、あああん・・・ううん・・・」

自然に女の子のような泣き声になっていた。私は乳首を吸われ、楽しんでいたけれども、マリアは、そればかりに時間を使うことはしなかった。すぐに乳首を離れ、顔を下のほうへ動かしていった。ちょっとお腹のところで止まり、おへそを舐めてくれた後、さらに下へ移動し、すでにすっかり固くなっていた私のクリトリスへと降りていった。

マリアは私のクリトリスを口に入れて、吸ってくれたけれど、その吸い方は、まるでガツガツ食べるようなやり方で、私は、マリアは私を彼女の口に出させるつもりなのだろうと思った。でも、マリアは別のことを考えていたらしい。マリアの口に出してしまいそうと思ったちょうどその時、彼女は口から出して、今度は私の無毛の睾丸を舐め始めた。

でも、その部分にもマリアは時間をかけなかった。彼女の望むものは、そこの下のところにあったから。睾丸を舐め始めて、1分も経たないうちに、マリアは私の両脚を持ち上げ、その下にある私のエッチ穴を舐め始めた。

マリアの舌はとても気持ちよかった。穴の入り口のまわり全体を、気分を入れて、ねっとりと舐めてくれる。彼女が舌を差し込んでくるのを感じ、私も筋肉を緩め、舌が滑り込みやすいようにした。

マリアは舌を尖らせ、私の穴に出し入れを続けてくれた。2分くらい、そうされているうちに、私は気持ちが高ぶってきて、もっともっと欲しくなっていった。舌でなくて、彼女のクリトリスを入れて欲しい。その望みを伝えるのは、恥ずかしい感じもしたけれど、そんなプライドを、高ぶった気持ちは超えていた。

「お願い、マリア! 私にやって! マリアのクリトリスを入れて! マリアのが欲しいの! 入れて欲しいの! お願い!」 

私は、切羽詰った少女がおねだりするような声で叫んだ。

それを聞いて、マリアは、即座に、掲げた私の足の間にひざまずき、すばやく自分の唾液でクリトリスを湿らせた。そして、ゆっくりと私の中に入ってきた。私に痛みを与えないように注意してくれている。でも、私は、ペニスや、男クリトリスを入れられ痛みを感じるようなことは、ずいぶん前に過ぎていた。マークが私の慣らし運転を充分にしてくれていたから。マークの棍棒のようなペニスで慣れさせてもらった後は、どんなものでも快感だけになっていた。

マリアは根元まで私の中に入れ終わると、ゆっくり出し入れを始めた。最初はゆっくりで優しい動きだった。でも、この日の私はもっと激しいものを望んでいた。

「マリア、強くやって! やりたいように、激しくやって! お願い!」

マリアもそれを望んでいたようで、すぐに、激しい動きになってくれた。

普通だと、マリアは、私とするとき、かなり長い時間をかけてセックスしてくれていた。深く、ゆっくりとしたストロークで数分間続けて、その後、私かマリアのどちらかが、強く、速くするように求める、という風に進むのが普通だった。でも、この日はマリアはとても興奮していて、私の求めもあって、挿入してすぐに、私のあそこに対し、全力で激しい打ち込みをしていた。体がぶつかり合う音が鳴り響いていた。

マリアに激しく体を揺すぶられて、私も快感に最高の気分だった。マリアならもっと強くできると知っていた私は、彼女の顔を見つめながら、息を荒げて、おねだりし続けた。

「ああ、感じる! いいわよ、マリア! もっと、もっと、強くやって! お願い!」

マリアのクリトリスに裏門を激しく貫かれながら、私は両手を伸ばし、彼女のDカップの胸をいじった。赤いマニキュアの爪を使って、マリアの両乳首をつまんだり、指の間に挟んで転がした。

こういったセックスだと、長く持続するのは無理で、やがてマリアはオルガスムに近づいていった。それを察してマリアはピストン運動のリズムを緩め始め、その代わり私のクリトリスを握って、しごき始めた。彼女は、すごく強い力で握り締め、しごいた。まるで、私のクリトリスの息の根を止めようとしているように強く握り、命を搾り出そうとしているようにしごいた。

あそこにピストン運動を受け、同時にクリトリスをそんな風に愛されていた私は、ひとたまりもなかった。

「あっ、あっ、ああっ、あああぁぁぁぁん・・・!!!」

私は絶頂を迎えた女の子のように叫び声をあげた。同時に濃密な白い液体が私のクリトリスからロープのようになって飛び出し、私のお腹の上に着地した。マリアも、私の絶頂からすぐに、打ち込みがぎこちないリズムになっていった。

「ステフィー、私もいくわ!」

そう告げ、私が種液を出しきってすぐに、彼女のを私のお尻の中に放出した。

マリアは体を震わし、肩に抱えていた私の両脚を放すと同時に私の上に覆いかぶさってきた。ハアハアと息を荒げるマリアの体の下から、私は優しく彼女の体を抱きしめていた。やがて、マリアのクリトリスが私の中から滑り出て行くのを感じた。

マリアはゆっくりと体を転がし、私を抱いたまま横寝になった。2人ともキスをして、互いの呼吸が落ち着くのを待った。

やがて2人の息づかいが普通の状態に近づいた。マリアは私の顔を見つめて言った。

「ありがとう。とてもしたかったの」

私はマリアにすがり付いて、彼女の首筋にキスをした。

「私も同じだったのよ。今日の撮影を見てたら、すごく興奮しちゃってて・・・」

マリアは私の額に軽くキスをした。「でも、それって、ヘレンとでは興奮を鎮められなかったということ?」

私はマリアの左の乳首をいじりながら言った。「ヘレンとしたことはとても楽しかったけど、私、どっちかと言うと、今のように、受け手に回る方が好きみたいなの。誰が相手でも、セックスする方に回ると、自分が男になってる感覚が強くなってしまうのよ。私は、やっぱり、どちらかと言うと、女の子になっている方が好きで、だから、女の子のように、セックスされる方になった方が興奮するの」

マリアは私を抱きしめた。

「でも私はあなたにするのも大好きよ。・・・それに、一つ、あなたに言うけど、正直に言って、あなたとヘレンが一緒に出てきた時、ちょっと私、嫉妬を感じちゃったのよ」

「ごめんなさい。それがいけないことと思っていなかったから」

マリアは私のあごを軽く抑え、唇にキスした。

「謝ることは全然ないわ。あなたを所有しているわけでもないし、他の人とセックスしてはいけない関係にもなっていないんだから。私こそ、嫉妬心なんか感じちゃいけなかったのよね」

それからしばらくキスしていたら、部屋のドアをノックする音が聞こえた。


[2008/03/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)