2ntブログ



報復 第7章 (5) 

無意識的に、スティーブは背を丸め、キンバリーの肉付きの良い尻に体を寄せた。キムは片足を持ち上げ、足首をスティーブの尻の後ろへまわした。彼女の陰部が開かれた格好になったのを受けて、スティーブは腰を突き出した。亀頭がキムの外唇の中へと滑りこむ。そこは滴り濡れていた。ゆっくりとスティーブのペニスが彼女のバギナの中へと、一気に滑り込んでいった。

キムは、待ちに待っていたことがようやく叶えられた強い満足感に、深いため息をついた。腰をくねくねと揺すって、スティーブの分身をさらにしっかりと咥えこんでいく。確実に収まったと感じると、再び手をのばしてリモコンをつかみ、テレビに向けてスイッチを押した。

キムは、スティーブに向けて尻を動かしながら、脚と同じように、片手を彼の背後にまわし、尻肉をつかんで自分に引き寄せる動きも始めた。より深く、より強く押し入れるよう、スティーブにせかす。

「このまま続けて・・・やめないで・・・」

スティーブは、キムに促されて、次第により強く、より奥深くへと出し入れをし始めた。自分の妻の妹である。だが、スティーブは、それを考えてはいなかった。この女は、ただの淫乱女なのだ。ビデオに写ってるじゃないか。

何分も経たないうちに、スティーブの勃起は、これまでにないほど太く、硬くなっていた。キムも、ビデオに映る自分の姿を見ながらも、よがり声をあげて、スティーブに感謝の気持ちを表した。それから間もなくだった。二人とも、過剰に興奮していたのだろう。キムが切羽詰まった声をあげた。

「あっ、いく、いきそう!・・・中にして・・・お願い、スティーブ・・・私の中に・・・」

スティーブは、出し入れのペースを倍化した。キンバリーの女陰にペニスを力強く叩きつけ、深々とえぐった。

何秒か後、スティーブもキムも、身体を密着させたまま、激しく硬直させた。どちらも強烈なオルガスムに全身を洗われていた。ビデオを見続けていたキムは、初めて目を閉じ、苦痛に近い表情を顔に浮かべながら、身体を震わせた。その後、ぐったりと体から力が抜け、ソファのクッションに横たわった。頭はソファの枕に乗せ、顔をテレビ画面に向けたままの姿勢だった。

射精をしたばかりだったが、スティーブは再び腰を動かし始めた。最初はゆっくりと、しかし、次第に深々と力強い打ち込みへと変わり、義理の妹の女陰を突き上げていく。スティーブの動物的な欲望の発露は、キンバリーの欲望の発露とマッチし、二人とも互いに相手の性器に自分の性器を叩きつける動きになっていった。何ら愛情も、美的なものもない行為だった。二人とも、自分の欲望を満たすことにしか興味がない二匹の野生動物になっていた。

二人は、それから何時間か、どちらかが疲労のため続けられなくなった時だけ休憩したものの、それ以外はずっとセックスを続けた。やがて、二人とも限界に達し、転がるようにして相手の肉体から離れ、ソファの下、床の上へと横たわった。そして、ふんわりとしたカーペットの上、全裸のまま眠りに落ちたのだった。

夜中、スティーブは、一時、起き上がり、自分とキムがぬくもって眠れるよう、廊下のクローゼットから毛布を取り出した。キムに毛布を被せると、半分眠ったまま暖かい掛け布に丸まり、スティーブが彼女の横に身を横たえると、彼のところに寄り添い、すがりついたのだった。

* * *


[2008/08/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)